JP2002316683A - 自転車用巻込み防止カバー - Google Patents

自転車用巻込み防止カバー

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JP2002316683A
JP2002316683A JP2001124748A JP2001124748A JP2002316683A JP 2002316683 A JP2002316683 A JP 2002316683A JP 2001124748 A JP2001124748 A JP 2001124748A JP 2001124748 A JP2001124748 A JP 2001124748A JP 2002316683 A JP2002316683 A JP 2002316683A
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Masayuki Masamizu
政之 正瑞
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OGK Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 後車輪や泥除けの大きさが異なる場合や、泥
除けの側縁部裏面に折り返し等によるリブが設けられて
いない場合でも、一対のカバー体を後車輪や泥除けにフ
ットさせてガタ付かないように確実に取り付けることが
できるようにする。 【解決手段】 自転車1の後車輪2の左右両側を覆う左
右一対のカバー体9を備え、左右一対のカバー体9が、
後車輪2の外周を覆う泥除け6の外面に沿うように配置
される連結体16により連結された自転車用巻込み防止
カバーにおいて、前記連結体16とカバー体9との間
に、弾性材43が介在されている。また、連結係合片2
8の鋸歯部31を連結係止片29の係止部37に係脱自
在に係合するようにした自転車用巻込み防止カバーにお
いて、前記連結係合片28と連結係止片29とに、摘み
39,40が互いに対向して対をなすように突設されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車の後車輪に
スカート等の衣類が巻込まれるのを防止するために取付
けられる自転車用巻込み防止カバーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、スカート、オーバー、コート等
を着用して自転車に乗った場合、スカート等の裾の部分
が風に煽られて後車輪に巻込まれ、汚損したり破損する
ことがしばしばある。そこで、最近の自転車では、かか
る衣類の巻き込みを防止するために、合成樹脂製の自転
車用巻込み防止カバーを後車輪の左右両側を覆うように
に取り付けている。この種の自転車用巻込み防止カバー
として、従来より、自転車の後車輪の左右両側を覆う左
右一対のカバー体を備え、左右一対のカバー体を、車輪
の外周を覆う泥除けの外面に沿うように配置される連結
体により一体又は着脱自在に連結するようにしたものが
あり、従来の自転車用巻込み防止カバーでは、図13に
示すように、カバー体51に、係合片52を泥除け53
の裏面側に向けて突設し、この係合片52を、泥除け5
3の裏面側の側縁部55に係脱自在に係合して、カバー
体51の端縁リブ54との間で泥除け53の側縁部55
を挟持し、これによりカバー体51の端縁リブ54が泥
除け53から不測に脱落しないようにしている(例え
ば、実公昭7−47274号公報)。
【0003】しかし、従来の場合、自転車の機種等によ
って、後車輪の外径や泥除け53の大きさが異なってい
るため、左右一対のカバー体51が後車輪の外径や泥除
けの大きさに適合せず、このため、左右一対のカバー体
51を、後車輪や泥除け53にフットさせてガタ付かな
いように取り付けることが困難になることがあった。例
えば、泥除け53が金属板により形成されたものでは、
一般的に、図13に示すように金属板の折り返し等によ
り、泥除け53の側縁部55に、肉厚になったリブが形
成されているため、泥除け53の裏面側の側縁部55
に、前記係合片52を確実に係合させて、カバー体51
の端縁リブ54との間で泥除け53の側縁部55を比較
的強固に挟持することができるが、近年では泥除け53
を合成樹脂により形成したものもあり、このように泥除
け53を合成樹脂により形成するようにしたものにあっ
ては、泥除け53の裏面側の側縁部55に折り返し等に
よるリブが設けられていないため、係合片52を泥除け
53の裏面側の側縁部55に係合することが困難にな
り、このため、係合片52がた易く泥除け53の裏面側
から外れてしまい、従って、従来では、カバー体51の
端縁リブ54との間で泥除け53の側縁部55を確実に
挟持することができず、カバー体51の端縁リブ54が
泥除け53から不測に脱落するおそれが生じていた。
【0004】また、従来の自転車用巻込み防止カバーに
は、図14に示すように、カバー体51の一方に連結係
合片58を突設すると共に、他方に連結係止片60を突
設し、これら連結係合片58と連結係止片60とで一対
のカバー体51を着脱自在に連結する連結体61を構成
し、連結係合片58の両側縁部に鋸歯部59を形成し、
連結係止片60に、連結係合片58を挿通可能な挿通孔
を有する先端挿通部63と基端挿通部64とを互いに間
隔をおいて設けると共に、両挿通部63,64間に、先
端側から前記挿通部63,64に挿通した連結係合片5
8を抜止めするように、該連結係合片58の鋸歯部59
を幅方向両側から係合する一対の係止部65を設け、前
記連結係止片60と連結係合片58とを介して左右一対
のカバー体51を着脱自在に連結するようにしたものが
ある(例えば、実公昭7−47274号公報)。
【0005】しかし、従来の場合、連結係合片58と連
結係止片60との接続を深くして連結体61を縮小する
ように調整し、一対のカバー体51を、後車輪又は泥除
け等に締め付けて強固に取り付ける場合、例えば、連結
係止片60を手で把持すると共に、連結係合片58を摘
んで連結係止片60に対して矢印a方向に強く引っ張る
必要があるが、このように連結係合片58と連結係止片
60とを縮小するように調整する作業は非常に面倒であ
り、このために一対のカバー体51を後車輪や泥除け等
にガタ付かないように確実に取り付けることが困難な場
合もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑み、後車輪や泥除けの大きさが異なる場合や、泥除け
の側縁部裏面に折り返し等によるリブが設けられていな
い場合でも、一対のカバー体を後車輪や泥除けにフット
させてガタ付かないように確実に取り付けることができ
るようにしたものある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
る本発明の技術的手段は、自転車1の後車輪2の左右両
側を覆う左右一対のカバー体9を備え、左右一対のカバ
ー体9が、後車輪2の外周を覆う泥除け6の外面に沿う
ように配置される連結体16により連結された自転車用
巻込み防止カバーにおいて、前記連結体16とカバー体
9との間に、弾性材43が介在されている点にある。
【0008】本発明の他の技術的手段は、自転車1の後
車輪2の左右両側を覆う左右一対のカバー体9を備え、
左右一対のカバー体9が、後車輪2の外周を覆う泥除け
6の外面に沿うように配置される連結体16により連結
された自転車用巻込み防止カバーにおいて、前記連結体
16と左右一対のカバー体9とがそれぞれ別体に構成さ
れ、連結体16の一部又は全部が弾性材により形成され
て、該連結体16が左右一対のカバー体9にそれぞれ連
結されている点にある。
【0009】本発明の他の技術的手段は、前記カバー体
9に、泥除け6の裏面側に向けて突出する突出片44が
設けられ、前記弾性材43の弾性復元力によって、突出
片44を泥除け6の裏面側に接当又は接近させるべく、
弾性材43を弾性変形させて一対のカバー体9を連結体
16で連結するようにした点にある。本発明の他の技術
的手段は、前記左右一対のカバー体9、連結体16及び
弾性材43が一体に形成されている点にある。本発明の
他の技術的手段は、自転車1の後車輪2の左右両側を覆
う左右一対のカバー体9を備え、一対のカバー体9の一
方に、鋸歯部31を有する連結係合片28が突設され、
他方に、係止部37を有する連結係止片29が突設さ
れ、連結係合片28と連結係止片29とを伸縮調整自在
に接続すべく、連結係合片28の鋸歯部31を連結係止
片29の係止部37に係脱自在に係合するようにした自
転車用巻込み防止カバーにおいて、前記連結係合片28
と連結係止片29とに、摘み39,40が互いに対向し
て対をなすように突設されている点にある。
【0010】本発明の他の技術的手段は、自転車1の後
車輪2の左右両側を覆う左右一対のカバー体9を備え、
左右一対のカバー体9が、後車輪2の外周を覆う泥除け
6の外面に沿うように配置される複数の連結体15,1
6により連結され、一方の連結体16は一対のカバー体
9に一体に形成され、他方の連結体15は、一対のカバ
ー体9の一方に突設された連結係合片28と、一対のカ
バー体9の他方に突設された連結係止片29とを有し、
連結係合片28と連結係止片29とを伸縮調整自在に接
続すべく、連結係合片28の鋸歯部31を連結係止片2
9の係止部37に係脱自在に係合するようにした自転車
用巻込み防止カバーにおいて、前記他方の連結体15の
連結係合片28と連結係止片29とに、摘み39,40
が互いに対向するように突設され、前記一方の連結体1
6とカバー体9との間に、弾性材43が介在され、カバ
ー体9に、泥除け6の裏面側に向けて突出する突出片4
4が設けられ、前記弾性材43の弾性復元力によって、
突出片44を泥除けの裏面側に接当又は接近させるよう
にした点にある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1及び図10において、自転車1
の後車輪2は、フレーム3の一部を成すリヤホーク4に
車軸5を介して支持されており、後車輪2の上部外周は
円弧状の泥除け6で覆われている。なお、泥除け6は合
成樹脂により形成され、図5に示すように、泥除け6の
側縁部6Aの裏面側には、折り返し等によるリブが設け
られていない。
【0012】自転車用巻込み防止カバー8は、前記後車
輪2の左右側面のリヤホーク4前後を覆うようになって
おり、合成樹脂材により一体的に形成された左右一対の
カバー体9を備えている。左右一対のカバー体9は互い
に左右対称な形状に形成されている。図1に示すよう
に、左右一対の各カバー体9は、リヤホーク4の前後に
それぞれ配置される前カバー本体11と後カバー本体1
2とを有している。左右一対のカバー体9の前端(下部
前端)、即ち左右に対応する前カバー本体11同士は、
前連結体(ジョイント部)15により着脱自在に連結さ
れると共に、左右一対のカバー体9の上端(後部上
端)、即ち左右に対応する後カバー本体12同士は、後
連結体(アーチ部)16により一体に連結されている。
また、各カバー体9の前カバー本体11と後カバー本体
12とは、一対の連結係合体17,18により一体に連
結されている。
【0013】各カバー体9を構成する前カバー本体11
及び後カバー本体12は、略台形状を呈し、外周に端縁
リブ19A,19B,19C,19Dが形成され、この
各リブ19A〜19D内が網状とせられている。前カバ
ー本体11及び後カバー本体12のリヤホーク4側の端
縁リブ19Dは、前記連結係合体17,18により連結
一体化されている。連結係合体17,18は、図2又は
図3に示すように、表側に突出しかつ略U字形を呈し、
前カバー本体11及び後カバー本体12の裏側に対向状
に突設した係合爪21との間で係合機構22を構成して
おり、リヤホーク4に対して、係合爪21を押し拡げて
嵌入係合しうるようになっている。また、この係合機構
22の配設位置は、リヤホーク4の上下方向中間部より
も車軸5寄り即ち下方寄りであって、しかもリヤホーク
4の各種形状においても殆んど変化のない共通部分に選
定されており、各種形状のリヤホーク4に嵌入係合しう
るようになっている。
【0014】図1に示すように、前カバー本体11及び
後カバー本体12のリヤホーク4とは反対側の端縁リブ
19Cは、泥除け6の側縁部6Aと略同じ曲率を有する
円弧状に形成され、この円弧状の各端縁リブ19Cの外
側に、円弧状の前補助リブ25と後補助リブ26とがそ
れぞれ一体に設けられている。図6〜図9に示すよう
に、前連結体15は、左右一対のカバー体9の一方に突
設された連結係合片28と、他方に突設された連結係止
片29とを備え、連結係合片28の先端側に鋸歯舌片3
0が突設され、鋸歯舌片30の上面に鋸歯部31が突出
方向に凹凸状に形成されている。連結係止片29の先端
側中途部に、厚み(上下)方向の貫通孔32が設けら
れ、貫通孔32の底面(下面)側に、貫通孔32の内側
壁同士を連結する連結部33が設けられ、これにより、
連結係止片29に、先端挿通孔35と基端挿通孔36と
が設けられている。
【0015】また、連結係止片29の先端部の上面側
に、連結係合片28の鋸歯部31に係脱自在(係合位置
調整自在)に係合する係止部37が突設されている。連
結係合片28の鋸歯舌片30を、連結係止片29の先端
挿通孔35及び基端挿通孔36に、図9に矢印bで示す
ように挿入して、連結係合片28の鋸歯部31を連結係
止片29の係止部37に係脱自在に係合することによ
り、連結係合片28と連結係止片29とを伸縮調整自在
に接続するようになっている。また、連結係合片28の
鋸歯部31よりも基端側と、連結係止片29の先端部と
に、摘み39,40が互いに対向して対をなすように突
設され、一対の摘み39,40を挟持することによっ
て、連結係止片29の係止部37の連結係合片28の鋸
歯部31に対する係合位置を、深くなるように簡単に変
更でき、これにより、連結係合片28と連結係止片29
とを縮小するように接続して、前連結体15の長さを簡
単に縮小調整できるようになっている。
【0016】図1、図4及び図5に示すように、後連結
体16は、各カバー体9の左右に対応する後補助リブ2
6同士を一体に連結するように、該各後補助リブ26の
中央部間に一体に設けられ、泥除け6の外面に沿うよう
にアーチ状に形成されている。各後補助リブ26は、そ
の両端部が、U字状に屈曲されると共に細く形成される
ことによって弾性変形し易くなっており、後補助リブ2
6の両端部の弾性によって、後補助リブ26が後車輪2
の径方向に伸縮するように構成されている。即ち、各カ
バー体9と後連結体16との間に、後補助リブ26の両
端部にて構成した弾性材43が介在され、この弾性材4
3の弾性により、後連結体16が、カバー体9(後カバ
ー本体12)に対して離間する方向(後車輪2の径方
向)に移動調整可能に構成されている。
【0017】左右一対のカバー体9の各後カバー本体1
2の円弧状の端縁リブ19Cに、泥除け6の裏面側に向
けて突出する突出片44が設けられている。この突出片
44は、端縁リブ19Cと後補助リブ26との間に配置
されている。前記後連結体16は、泥除け6の外面に沿
うように配置され、弾性材43を伸長させるように弾性
変形させて一対のカバー体9(後カバー本体12同士)
を連結しており、弾性材43の弾性復元力によって、突
出片44を泥除け6の裏面側に接当又は接近させるよう
に付勢している。
【0018】その結果、図5に示すように、突出片44
は、カバー体9(後カバー本体12)の端縁リブ19C
との間で泥除け6の側縁部6Aを挟持し、これによりカ
バー体9の端縁リブ19Cが泥除け6から不測に脱落し
ないようになっている。図1及び図6に示すように、左
右一対のカバー体9の各前カバー本体11の円弧状の端
縁リブ19Cに、泥除け6の裏面側に向けて突出する突
出片46が設けられている。この突出片46は、端縁リ
ブ19Cと前補助リブ25との間に配置されている。前
記前連結体15の連結係合体28と連結係止片29とを
接続して、前連結体15を縮小するように調整すること
により、突出片46は、泥除け6の裏面側に深く接当又
は接近して、カバー体9(前カバー本体11)の端縁リ
ブ19Cとの間で泥除け6の側縁部6Aを挟持し、これ
によりカバー体9の端縁リブ19Cが泥除け6から不測
に脱落しないようになっている。
【0019】上記実施の形態によれば、自転車用巻込み
防止カバー8を後車輪2の左右外側に装着する場合、ま
ず、カバー体9を例えば自転車1の荷台7と後車輪2の
泥除け6との間に挿通して後連結体16を泥除け6の外
面に沿うように配置し、各カバー体9の係合爪21を押
し拡げて、連結係合体17,18を、リヤホーク4に対
して嵌合すると共に、泥除け6の裏面側に前後の突出片
44,46を挿入する。その後、連結係合片28の鋸歯
舌片30を、連結係止片29の先端挿通孔35及び基端
挿通孔36に挿入し、鋸歯部31を係止部37に係脱自
在に係合して、連結係合片28と連結係止片29とを伸
縮調整自在に接続した後、一対の摘み39,40を挟持
することによって、前連結体15の長さが縮小するよう
に調整すればよく、一対の摘み39,40を利用して、
簡単に、前連結体15を縮小するように調整して締め付
けることができる。この締め付け作業によって、突出片
46を泥除け6の裏面側に深く接当又は接近させて、突
出片46と、カバー体9(前カバー本体11)の端縁リ
ブ19Cとの間で、泥除け6の側縁部6Aを挟持し、こ
れにより、カバー体9の端縁リブ19Cが泥除け6から
不測に脱落しないように、一対のカバー体9を後車輪2
や泥除け6等に確実に取り付けることができる。
【0020】また、このとき、後連結体16は、泥除け
6の外面に沿うように配置されて、弾性材43を伸長さ
せるように弾性変形させて一対のカバー体9(後カバー
本体12同士)を連結した状態になっており、弾性材4
3の弾性復元力によって、突出片44を泥除け6の裏面
側に接当又は接近させるように付勢している。その結
果、突出片44は、カバー体9(後カバー本体16)の
端縁リブ19Cとの間で泥除け6の側縁部6Aを挟持
し、これにより後カバー本体12の端縁リブ19Cが泥
除け6から不測に脱落しないようになっている。
【0021】また、自転車の機種等によって、後車輪2
の外径や泥除け6の大きさが多少異なっていても、弾性
材43の弾性変形や前連結体15の長さ調整によって、
左右一対のカバー体51を後車輪2の外径や泥除け6の
大きさに十分適合させることができ、この点からも、左
右一対のカバー体9を、ガタ付かないように後車輪2や
泥除け6にフットさせて確実かつ簡単に取り付けること
ができる。従って、後車輪2や泥除け6の大きさが異な
る場合や、泥除け6の側縁部裏面に折り返し等によるリ
ブが設けられていない場合でも、一対のカバー体9を後
車輪2や泥除け6にフットさせてガタ付かないように確
実に取り付けることができる。
【0022】図11は他の実施の形態を示し、後補助リ
ブ26の両端部を、コイルバネにより構成した弾性材4
3により、後カバー本体11の端縁リブ19Cに連結
し、これにより、後連結体16とカバー体9との間に、
弾性材43を介在するようにしたものである。その他の
点は前記実施の形態の場合と同様の構成である。図12
は他の実施の形態を示し、突出片44を後カバー本体1
2の端縁リブ19Cの両端部に突設するようにしたもの
である。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構
成である。
【0023】なお、前記実施の形態では、突出片46を
前カバー本体11の端縁リブ19Cの中央部に突設して
いるが、これに代え、突出片46を、図10に示す突出
片44の場合と同様に、前カバー本体11の端縁リブ1
9Cの両端部に突設するようにしてもよい。また、前記
実施の形態では、左右一対のカバー体9、連結体16及
び弾性材43を一体に形成し、連結体16とカバー体9
との間に、弾性材43を介在しているが、これに代え、
連結体16と左右一対のカバー体9とをそれぞれ別体に
構成し、連結体16の一部又は全部を弾性材により形成
して、該連結体16を、左右一対のカバー体9に、フッ
クで着脱自在に係止したり結んで止めたりすることによ
り、それぞれ連結するようにしてもよい。
【0024】また、前記実施の形態では、連結体16と
カバー体9との間に、弾性材43を左右一対介在してい
るが、介在する弾性材43の数は一対に限定されず、連
結体16とカバー体9との間に1個のみ設けるようにし
てもよいし、弾性材43を3個以上介在するようにして
もよい。また、弾性材43は、合成樹脂やコイルバネに
限定されず、ゴムその他で形成するようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、後連結体16とカバー体9
との間に、弾性材43を介在し、前連結体15とカバー
体9との間に、弾性材43を介在していないが、これに
代え、後連結体16とカバー体9との間に、弾性材43
を介在すると共に、前連結体15とカバー体9との間に
も弾性材43を介在するようにしてもよいし、また、前
連結体15とカバー体9との間のみに、弾性材43を介
在し、後連結体16とカバー体9との間に弾性材43を
介在しないようにしてもよい。
【0025】また、前記実施の形態では、前連結体15
は、左右一対のカバー体9の一方に突設された連結係合
片28と、他方に突設された連結係止片29とを備え、
連結係合片28と連結係止片29とを伸縮調整自在に接
続するようになっており、また、後連結体16は、各カ
バー体9の左右に対応する後補助リブ26同士を一体に
連結するようにアーチ状に形成されているが、これに代
え、前連結体15を、、各カバー体9の左右に対応する
前補助リブ26同士を一体に連結するようにアーチ状に
形成し、後連結体16を、左右一対のカバー体9の一方
に突設された連結係合片28と、他方に突設された連結
係止片29とを具備するように構成し、この連結係合片
28と連結係止片29とを伸縮調整自在に接続するよう
にしてもよい。また、前連結片15と後連結片16の両
方を、左右一対のカバー体9の一方に突設された連結係
合片28と、他方に突設された連結係止片29とを具備
するように構成し、この連結係合片28と連結係止片2
9とを伸縮調整自在に接続するようにしてもよい。
【0026】また、カバー体9の形状は上記実施例に限
定されるものではないこと勿論である。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、後車輪2や泥除け6の
大きさが異なる場合や、泥除け6の側縁部裏面に折り返
し等によるリブが設けられていない場合でも、一対のカ
バー体9を後車輪2や泥除け6にフットさせてガタ付か
ないように確実に取り付けることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す自転車用巻込み防
止カバーの展開図である。
【図2】図1のA線矢視図である。
【図3】図1のB線矢視図である。
【図4】後補助リブ及び後連結体部分の正面図である。
【図5】後補助リブ及び後連結体部分の断面図である。
【図6】前補助リブ及び前連結体部分の断面図である。
【図7】前連結体部分の斜視図である。
【図8】連結係合片と連結係止片とを接合した状態の前
連結体部分の斜視図である。
【図9】前連結体部分の断面図である。
【図10】自転車に巻込み防止カバーを装着した状態の
側面図である。
【図11】他の実施の形態を示す後補助リブ及び後連結
体部分の正面図である。
【図12】他の実施の形態を示す後補助リブ及び後連結
体部分の正面図である。
【図13】従来例を示す一方の連結体部分の側面図であ
る。
【図14】従来例を示す連結係合片及び連結係止片の斜
視図である。
【符号の説明】
1 自転車 2 後車輪 6 泥除け 8 自転車用巻込み防止カバー 9 カバー体 15 前連結体 16 後連結体 28 連結係合片 29 連結係止片 31 鋸歯部 37 係止部 39 摘み 40 摘み 43 弾性材 44 突出片

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車(1)の後車輪(2)の左右両側
    を覆う左右一対のカバー体(9)を備え、左右一対のカ
    バー体(9)が、後車輪(2)の外周を覆う泥除け
    (6)の外面に沿うように配置される連結体(16)に
    より連結された自転車用巻込み防止カバーにおいて、 前記連結体(16)とカバー体(9)との間に、弾性材
    (43)が介在されていることを特徴とする自転車用巻
    込み防止カバー。
  2. 【請求項2】 前記左右一対のカバー体(9)、連結体
    (16)及び弾性材(43)が一体に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の自転車用巻込み防止カ
    バー。
  3. 【請求項3】 自転車(1)の後車輪(2)の左右両側
    を覆う左右一対のカバー体(9)を備え、左右一対のカ
    バー体(9)が、後車輪(2)の外周を覆う泥除け
    (6)の外面に沿うように配置される連結体(16)に
    より連結された自転車用巻込み防止カバーにおいて、 前記連結体(16)と左右一対のカバー体(9)とがそ
    れぞれ別体に構成され、連結体(16)の一部又は全部
    が弾性材により形成されて、該連結体(16)が左右一
    対のカバー体(9)にそれぞれ連結されていることを特
    徴とする自転車用巻込み防止カバー。
  4. 【請求項4】 前記カバー体(9)に、泥除け(6)の
    裏面側に向けて突出する突出片(44)が設けられ、前
    記弾性材(43)の弾性復元力によって、突出片(4
    4)を泥除け(6)の裏面側に接当又は接近させるべ
    く、弾性材(43)を弾性変形させて一対のカバー体
    (9)を連結体(16)で連結するようにしたことを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自転車用巻込
    み防止カバー。
  5. 【請求項5】 自転車(1)の後車輪(2)の左右両側
    を覆う左右一対のカバー体(9)を備え、一対のカバー
    体(9)の一方に、鋸歯部(31)を有する連結係合片
    (28)が突設され、他方に、係止部(37)を有する
    連結係止片(29)が突設され、連結係合片(28)と
    連結係止片(29)とを伸縮調整自在に接続すべく、連
    結係合片(28)の鋸歯部(31)を連結係止片(2
    9)の係止部(37)に係脱自在に係合するようにした
    自転車用巻込み防止カバーにおいて、 前記連結係合片(28)と連結係止片(29)とに、摘
    み(39,40)が互いに対向して対をなすように突設
    されていることを特徴とする自転車用巻込み防止カバ
    ー。
  6. 【請求項6】 自転車(1)の後車輪(2)の左右両側
    を覆う左右一対のカバー体(9)を備え、左右一対のカ
    バー体(9)が、後車輪(2)の外周を覆う泥除け
    (6)の外面に沿うように配置される複数の連結体(1
    5,16)により連結され、一方の連結体(16)は一
    対のカバー体(9)に一体に形成され、他方の連結体
    (15)は、一対のカバー体(9)の一方に突設された
    連結係合片(28)と、一対のカバー体(9)の他方に
    突設された連結係止片(29)とを有し、連結係合片
    (28)と連結係止片(29)とを伸縮調整自在に接続
    すべく、連結係合片(28)の鋸歯部(31)を連結係
    止片(29)の係止部(37)に係脱自在に係合するよ
    うにした自転車用巻込み防止カバーにおいて、 前記他方の連結体(15)の連結係合片(28)と連結
    係止片(29)とに、摘み(39,40)が互いに対向
    するように突設され、前記一方の連結体(16)とカバ
    ー体(9)との間に、弾性材(43)が介在され、カバ
    ー体(9)に、泥除け(6)の裏面側に向けて突出する
    突出片(44)が設けられ、前記弾性材(43)の弾性
    復元力によって、突出片(44)を泥除け(6)の裏面
    側に接当又は接近させるようにしたことを特徴とする自
    転車用巻込み防止カバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011213173A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Bridgestone Cycle Co ドレスガード連結構造

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JP2011213173A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Bridgestone Cycle Co ドレスガード連結構造

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