JPH075034Y2 - 自転車用チェーンケース - Google Patents

自転車用チェーンケース

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JPH075034Y2
JPH075034Y2 JP6740090U JP6740090U JPH075034Y2 JP H075034 Y2 JPH075034 Y2 JP H075034Y2 JP 6740090 U JP6740090 U JP 6740090U JP 6740090 U JP6740090 U JP 6740090U JP H075034 Y2 JPH075034 Y2 JP H075034Y2
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JP
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plate
case
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bent
side inclined
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五十吉 濱田
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五十吉 濱田
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は自転車用チェーンケース、特に全ケース型チ
ェーンケースに関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、全ケース型チェーンケースは、前面板と後面板
の周縁相互において一体に結合する構成が採用される。
この場合、前面板と後面板の周縁相互の結合構造を工夫
することにより、ケースの外観をすっきりさせ、デザイ
ン的にも優れたものにすることが必要である。このた
め、この出願人は、第6図に示すチェーンケースを先に
提案している(実開昭62-103680号公報参照)。
上記チェーンケースは、前面板21の周側面22の先端縁を
内向きに屈曲して屈曲縁23を形成し、この屈曲縁23を後
面板24の折返し部25に形成したU形の嵌合溝26に嵌合
し、プレスにより結合一体化したものである。このよう
に結合することにより、ケースを外部から見た場合結合
部分が目につき難く、いわゆるシームレスとなり、外観
がすっきりし、デザイン的にも優れたものとなる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記チェーンケースの周側面22の先端縁
を単に内向きに屈曲させただけであるので、このチェー
ンケースを周側面22側から見た場合、折返し部25の厚み
幅Xがケース全周に現われる。また、後面板24側から見
た場合、後面板24と折返し部25の間の屈曲部27外周か
ら、屈曲縁23の立ち上がり幅Yが現われる。したがっ
て、これらの厚み幅X及び立ち上がり幅Yがあるため、
まだ完全なシームレスということができず、この点に改
良を加える余地がある。
そこで、この考案は、従来のチェーンケースに改良を加
えたチェーンケースを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するためにこの考案は、ケース前面2
と側面3を形成する前面板4と、ケースの後面5を形成
する後面板6とから成り、前面板4の側面3及び後面板
6の後面5の周縁相互を結合一体化してなる自転車用チ
ェーンケースにおいて、上記前面板4の側面3の中央部
に前面2と直角の中央平坦面7を形成すると共に、その
中央平坦面7の両側に前面側傾斜面8と後面側傾斜面9
とを形成し、後面側傾斜面9の周縁を前面2側に屈曲し
て係止段部10を形成し、その係止段部10に、後面板6に
平行かつ内向きに屈曲した差込み部11を形成し、上記後
面板6の周縁にその内面に沿って折返した折返し部12を
形成し、その折返し部12を更に外向きに折り返してU形
の嵌合溝13を形成し、上記後面側傾斜面9と係止段部10
の間の屈曲部15を後面5の延長線上に形成すると共に、
後面5と折返し部12の間の屈曲部14に前記の係止段部10
を当て、上記嵌合溝13に前記の差込み部11を挿入し、そ
の挿入部分をプレスにより結合一体化した構成としたも
のである。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第3図に示す実施例のチェーンケースは、前
面板4、後面板6、フリーホイールを覆う後部カバー16
及び前面板4に形成しためがね穴17を閉じる蓋18とから
成る。
前面板4は、ケースの前面2と側面3を形成するもので
ある。この側面3の中央部に、前面2に対して直角の中
央平坦面7を形成し、この中央平坦面7の両側部分に前
面側傾斜面8と後面側傾斜面9とを形成している。この
両傾斜面8、9は、ケースの内方に向って徐々に広がる
台形状に形成されている。
後面側傾斜面9の周縁には、ケースの前面2側に屈曲し
た係止段部10が形成されている。この係止段部10の内端
に、後面板6に平行かつ内向きに屈曲した差込み部11を
形成している。
後面板6は、その周縁に内面に沿って折返した折返し部
12が形成され、その折返し部12を更に外向きに折返して
U形の嵌合溝13が形成されている。
上記の折返し部12に前記係止段部10を当てる。次に、嵌
合溝13に前記の差込み部11を挿入して嵌合させたのち、
ケースの後部カバー16を外した状態の開口部からケース
内にプレス用受板を挿入し、外側面からプレスする。こ
れにより、後面側傾斜面9の周縁と、後面板6の周縁と
が結合され、係止段部10と折返し部12との接触部分に一
本の接合筋19が現われる。
なお、結合部分において、後面側傾斜面9と、係止段部
10の間の屈曲部15は、後面板6の後面5延長線上に形成
されている。また、中央平坦面7から前面側傾斜面8と
前面2との交差する線20までの幅と、中央平坦面7から
上記接合筋19までの幅とが同一に形成されている。これ
により、前面2側及び後面5側から見た場合、チェーン
ケースの外観が同一になる。
上記の折返し部12と、後面板6の間の屈曲部を第5図に
示すように、できるだけ平坦面にすると、後面板6と後
面側傾斜面9との間のすき間が小さくなるので、接合筋
19が一層細くなる。
〔効果〕
以上のようにこの考案の自転車用チェーンケースは、前
面板4の側面3に前面側傾斜面8と後面側傾斜面9を形
成し、この後面側傾斜面9の周縁に係止段部10を形成
し、この係止段部10を後面板6の折返し部12を形成する
屈曲部14に当てた状態で結合しているので、ケースを側
面から見た場合は、側面3のみが現われ、それ以外の部
分は現われない。またケースを後面側から見た場合、結
合部分において1本の接合筋19が見えるだけである。従
って、完全なシームレスケースであるということができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の正面図、第2図は背面図、第3図は平
面図、第4図は第1図のIV−IV拡大断面図、第5図は他
の実施例の一部拡大断面図、第6図は従来例の一部拡大
断面図である。 2……前面、3……側面、4……前面板、5……後面、
6……後面板、7……中央平坦面、8……前面側傾斜
面、9……後面側傾斜面、10……係止段部、11……差込
み部、12……折返し部、13……嵌合溝、15……屈曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースの前面2と側面3を形成する前面板
    4と、ケースの後面5を形成する後面板6とから成り、
    前面板4の側面3及び後面板6の後面5の周縁相互を結
    合一体化してなる自転車用チェーンケースにおいて、上
    記前面板4の側面3の中央部に前面2と直角の中央平坦
    面7を形成すると共に、その中央平坦面7の両側に前面
    側傾斜面8と後面側傾斜面9とを形成し、後面側傾斜面
    9の周縁を前面2側に屈曲して係止段部10を形成し、そ
    の係止段部10に、後面板6に平行かつ内向きに屈曲した
    差込み部11を形成し、上記後面板6の周縁にその内面に
    沿って折返した折返し部12を形成し、その折返し部12を
    更に外向きに折り返してU形の嵌合溝13を形成し、上記
    後面側傾斜面9と係止段部10の間の屈曲部15を後面5の
    延長線上に形成すると共に、後面5と折返し部12の間の
    屈曲部14に前記の係止段部10を当て、上記嵌合溝13に前
    記の差込み部11を挿入し、その挿入部分をプレスにより
    結合一体化したことを特徴とする自転車用チェーンケー
    ス。
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