JPS591010Y2 - 自転車の衣類巻込み防止カバ− - Google Patents

自転車の衣類巻込み防止カバ−

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JPS591010Y2
JPS591010Y2 JP994981U JP994981U JPS591010Y2 JP S591010 Y2 JPS591010 Y2 JP S591010Y2 JP 994981 U JP994981 U JP 994981U JP 994981 U JP994981 U JP 994981U JP S591010 Y2 JPS591010 Y2 JP S591010Y2
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JP
Japan
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rear wheel
cover
backbone
bicycle
covers
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Expired
Application number
JP994981U
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English (en)
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JPS57122490U (ja
Inventor
景雨 木村
Original Assignee
大阪グリツプ化工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 大阪グリツプ化工株式会社 filed Critical 大阪グリツプ化工株式会社
Priority to JP994981U priority Critical patent/JPS591010Y2/ja
Publication of JPS57122490U publication Critical patent/JPS57122490U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自転車の後車輪にスカート等の衣類が巻込ま
れるのを防止すべく、後車輪に被覆される衣類巻込み防
止カバーに係るものであり、バックボーンの前後の広範
囲で後車輪を被覆でき且つ着脱操作が極めて簡単に行な
い得る自転車の巻込み防止カバーを提供することを目的
とする。
スカート等をはいて自転車に乗る場合にあっては、スカ
ートの裾の部分が後車輪に巻込まれて汚損することがあ
る。
この巻込みを防止するカバーとしては、実公昭48−2
8211号公報に開示された自転車におけるスカート等
衣類の巻込み防止カバーがあるが、この防止カバーはバ
ックボーンの前方範囲だけ後車輪の側面を覆うものであ
り、バックボーンの後方でスカートが巻込まれることが
あり、巻込み防止が不十分である。
この従来カバーの欠点を解消するには、防止カバーをバ
ックボーンの後方まで延設すれば良いが、連杆により一
体に連成された左右カバ一体ではバックボーンが障害と
なって自転車に着脱自在にすることは困難であり、また
嵌合凹部をバックボーンに嵌合するだけでは外れ易いと
いう問題点がある。
本考案は、このような問題点を解決したものであり、そ
の特徴とるところは、自転車の後車輪の円周と略同−の
円弧状外周部を有して後車輪の左右側面を覆う左右1対
の合成樹脂製カバ一体に、その前後方向中途部でバック
ボーンに嵌脱自在に嵌合する嵌合部と、この嵌合部の前
方で左右カバ一体の前部を連結し且つ後車輪泥除は部材
に跨って配置される前連結部とを一体成形した自転車の
巻込み防止カバーにおいて、前記左右カバ一体の一方に
は嵌合部の後方に被保合片が一体成形され、他方には嵌
合部の後方に後車輪泥除は部材に跨って前記被保合片と
係合位置調整自在に係合可能な係合片が一体成形され、
前記左右カバ一体はその外周部をバックボーンより内側
で後車輪泥除は部材に近接すべく嵌合部を外周部よりも
外側に形成した点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、自転車1の後車輪2はフレーム3に支
持されており、後車輪2の上部仲周は泥除は部材4で被
覆され′Cいる。
5はフレーム3の一部を形成するバックボーンで、サド
ル6近傍から後車輪軸7近傍間に設けられており、Bは
キャリアで、キャリアステー9によって支持されており
、10はチェーンカバーで゛ある。
第1図乃至第5図において、12は本考案の衣類巻込み
防止カバーで、全構成部分が合成樹脂で一体成形されて
いる。
カバー12は左右1対のカバ一体13.14を有してお
り、各カバ一体13.14は後車輪2の円周と略同−の
円弧状外周部15と、チェーンカバー10に略沿ってい
る前下端部16と、泥除は部材4のステー17に略沿っ
ている後縁部1Bと、前記前下縁部16に略平行な複数
本の横桟19と、前記後縁部1Bに略平行な■本の縦桟
20とを有して成る。
前記後縁部18はキャリアステー9と平行であっても良
い。
前記各カバ一体13.14はバックボーン5の前方から
その後方まで延設されていて、チェーンカバー10とキ
ャリアステー9とで区切られる扇形の後車輪2の側面を
覆う扇形状に形成されている。
各カバ一体の13.14の前後方向中途部にはバックボ
ーン5に嵌脱自在に嵌合する嵌合部22と、その離脱を
阻止する締結部23とが形成されている。
嵌合部22はカバ一体13.14を前部Aと後部Bとに
2分割して上下円弧部分24.25で連結して形成して
おり、上下円弧部分24.25はバックボーンに嵌脱自
在に嵌合すべく2分の1円弧又は4分の3円弧である。
前記嵌合部22は第3図から明らかなように、外周部1
5よりも外側に突出形成されており、バックボーン5に
嵌合したときに、外周部15がバックボーン5よりも泥
除は部材4に近接するように形成されている。
締結部23は下円弧部分25の延長上に設けられた突起
26と、この突起26の近傍の前下縁部1Gに設けられ
た締結片27とを有しており、この締結片21には2つ
の突起26に同時に嵌合するための長孔28が形成され
ており、第3図に示すように、バックボーン5に嵌合部
22を嵌合した状態で、締結片27を突起26に嵌合す
ることにより、下円弧部分25でバックボーン5を締め
付け、これによってカバ一体13.14をバックボーン
5に固定する。
尚、締結部23は上円弧部分24と対応する位置にも設
けても良い。
カバ一体13,14の前端には両者を連結している前連
結部29が形成されている。
この前連結部29は左右カバ一体13.14の前下縁部
16の延長上の1、本の連杆であり、それらを一体に連
成しており、泥除は部材4に跨がる部分となっている。
カバ一体13.14の嵌合部22より後方には2組の後
連結部30.31が設けられており、各後連結部30、
31はカバ一体14と一体に形成された保合片32と、
カバ一体13と一体に形成された被係合片33とから成
り、係合片32と被係合片33とは係合位置調整自在で
且つ係脱自在である。
被係合片33は棒状でその両側縁に鋸歯部34を形成し
ており、係合片32は被係合片33を挿入可能な孔35
を有して間隔において位置する2つの挿入部36と、両
押入部36に形成されていて且つ挿入部36に挿入され
た被係合片33の鋸歯部34と係合してその抜止めを行
なう係止部37とが形成されており、この係止部37は
鋸歯部34から離れる方向に変形可能である。
前連結部29を介して一体に連成された左右カバ一体1
3.14を泥除は部材4に跨がらせた後、前記被保合片
33を挿入部36の孔35に挿入し、その鋸歯部34を
係止部37に係合すると、両刃バ一体13.14はその
後部Bでも連結される。
後連結部30゜31の離脱は鋸歯部34と係止部37の
係合を解除しながら挿入部36から被係合片33を抜く
ことによって行なわれる。
前記後連結部30.31は1組でも良く、またカバ一体
13.14の前部Aにも設けても良い。
前記前連結部29は前部Aの中間部分に設けても良く、
また複数箇所に設けることも可能である。
前記左右カバ一体13,14、嵌合部22、締結部23
、前後連結部29.30.31は総て合成樹脂で一体成
形されており、少なくとも嵌合部22、締結部23及び
前後連結部29.30.31は弾性変形可能であり、左
右カバ一体13.14に付設の嵌合部22及び締結部2
3は、左右対称となっている。
このように構成された衣類巻み防止カバー12は、フレ
ーム3、泥除は部材4及びチェーンカバー10で形成さ
れる空間Cから挿入し、前連結部29が泥除は部材4に
当接するように跨がらせ、嵌合部22をバックボーン5
に外側から嵌合すると共に締結部23の締結片27をバ
ックボーン5の内側から廻して突起26に嵌合し、これ
によって、左右カバ一体13.14を後車輪2の側面に
沿わせた後、後連結部3G、31の係合片32と被係合
片33とを係合し、この後連結部30.31を泥除は部
材4に当接して、第1図に示す安定セット状態に装着す
る。
以上、詳述した本考案においては、左右1対のカバ一体
に嵌合部、前連結部、被保合部、係合部を一体成形して
いるので、自転車の後車輪の左右側面をバックボーンの
前後に亘る広範囲で覆う衣類巻込み防止カバーを合成樹
脂で一体物として形成でき、部品点数が最少であると共
に安価に製作でき、且つ着脱が極めて容易にでき、また
左右カバ一体は前部を前連結部により連結され、後部を
被係合部と係合部との係合位置調整自在な保合によって
連結されるので、各種幅の後車輪泥除は部材に最適状態
に跨って配置でき、そして嵌合部を含めて前後方向3点
で支持されているので、取付けが確実にでき、且つ後車
輪に対して内外方向の振らつき及び変形が極めて少なく
、合成樹脂でも強固にでき、更に左右カバ一体は嵌合部
を外周部よりも外側に形成して外周部をバックボーンよ
り内側で後車輪泥除は部材に近接させているので、バッ
クボーンに嵌合して取付けた状態で外周部と後車輪泥除
は部材との間の間隙をほとんどなくすことができ、その
間隙からの衣類等の侵入を確実に阻止することができる
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示しており、第1図は自転車に
装着した使用状態側面図、第2図は内側より見た展開図
、第3図は組立ての状態の平面図、第4図は嵌合部及び
締結部の斜視図、第5図は後連結部の斜視図である。 1・・・自転車、2・・・後車輪、4・・・泥除は部材
、5・・・バックボーン、12・・・衣類巻込み防止カ
バー、13・・・カバ一体、14・・・カバ一体、22
・・・嵌合部、23・・・締結部、29・・・前連結部
、30.31・・・後連結部、A・・・前部、B・・・
後部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自転車の後車輪の円周と略同−の円弧状外周部を有して
    後車輪の左右側面を覆う左右1対の合成樹脂製カバ一体
    に、その前後方向中途部でバックボーンに嵌脱自在に嵌
    合する嵌合部と、この嵌合部の前方で左右カバ一体の前
    部を連結し且つ後車輪泥除は部材に跨って配置される前
    連結部とを一体形成した自転車の巻込み防止カバーにお
    いて、前記左右カバ一体の一方には嵌合部の後方に被保
    合片が一体成形され、他方には嵌合部の後方に後車輪泥
    除は部材に跨って前記被係合片と係合位置調整自在に保
    合可能な保合片が一体成形され、前記左右カバ一体はそ
    の外周部をバックボーンより内側で後車輪泥除は部材に
    近接すべく嵌合部を外周部よりも外側に形成したことを
    特徴とする自転車の衣類巻込み防止カバー
JP994981U 1981-01-24 1981-01-24 自転車の衣類巻込み防止カバ− Expired JPS591010Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS57122490U JPS57122490U (ja) 1982-07-30
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ID=29808057

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