JP2002316228A - 車両用サスペンションアームの製造方法 - Google Patents

車両用サスペンションアームの製造方法

Info

Publication number
JP2002316228A
JP2002316228A JP2001120257A JP2001120257A JP2002316228A JP 2002316228 A JP2002316228 A JP 2002316228A JP 2001120257 A JP2001120257 A JP 2001120257A JP 2001120257 A JP2001120257 A JP 2001120257A JP 2002316228 A JP2002316228 A JP 2002316228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
top wall
spring receiving
press
halves
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001120257A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4698873B2 (ja
Inventor
Yasuto Ijichi
八洲人 伊地知
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tech Kk F
F Tech Inc
Original Assignee
Tech Kk F
F Tech Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tech Kk F, F Tech Inc filed Critical Tech Kk F
Priority to JP2001120257A priority Critical patent/JP4698873B2/ja
Publication of JP2002316228A publication Critical patent/JP2002316228A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4698873B2 publication Critical patent/JP4698873B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/10Mounting of suspension elements
    • B60G2204/12Mounting of springs or dampers
    • B60G2204/124Mounting of coil springs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/10Mounting of suspension elements
    • B60G2204/12Mounting of springs or dampers
    • B60G2204/124Mounting of coil springs
    • B60G2204/1244Mounting of coil springs on a suspension arm
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2206/00Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
    • B60G2206/01Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
    • B60G2206/10Constructional features of arms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2206/00Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
    • B60G2206/01Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
    • B60G2206/10Constructional features of arms
    • B60G2206/11Constructional features of arms the arm being a radius or track or torque or steering rod or stabiliser end link

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アーム本体が,頂壁部と,該頂壁部の左右両
側縁より下方に延出する左,右側壁部とを備え,頂壁部
の中間部にはバネ受け孔が形成され,該孔に対応して
左,右側壁部には平断面円弧状の左,右湾曲部が形成さ
れたサスペンションアームにおいて,材料の歩留りを良
好とし且つ高張力材料の使用を可能とする。 【解決手段】 アーム本体のうち頂壁部Tの幅方向中央
部Tkよりも左側部分に相当する左アーム半体2と,右
側部分に相当する右アーム半体3とを中間接続部Kを挟
んで一体に連ねたプレス成形品Aを,両アーム半体が一
平面上で中間接続部Kを挟んで略対称的に展開する展開
形態となるように,単一の板状ブランクよりプレス成形
し,次いでその中間接続部Kを,該中間接続部を縦通す
る直線tに沿って折曲げて,アーム本体Lmの最終形態
が得られるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,アーム本体が,ア
ーム長手方向に延びる頂壁部と,その頂壁部の左右両側
縁より下方に延出する左,右側壁部とを備え,その左,
右側壁部の長手方向一方側の各端部には同軸線上に並ぶ
第1取付孔が,またその他方側の各端部には同軸線上に
並ぶ第2取付孔がそれぞれ形成され,頂壁部の長手方向
中間部にはバネ受け孔が形成され,そのバネ受け孔に対
応して左,右側壁部には平断面円弧状の左,右湾曲部が
それぞれ形成されてなる構造の車両用サスペンションア
ームの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記構造のサスペンションアームは,自
動車のマルチリンク式サスペンション等において車輪を
上下動可能に支持するために用いられる。その使用に際
しては例えば,アーム本体の長手方向両端の取付孔にゴ
ムブッシュ等を介して車体側および車輪側の各取付軸を
それぞれ嵌合支持させるようにし,またそのアーム本体
頂壁部のバネ受け孔に嵌着した有底円筒状バネ受け座部
材と車体との間に懸架コイルバネを介装して,車輪を懸
架支持するようにしている。そして上記サスペンション
アームには,車両走行時に路面の凹凸,車両の旋回,車
輪の制動等により絶えず大きな荷重が入力されるため,
その荷重に耐えるだけの充分な剛性を持たせる必要があ
る。
【0003】ところで単一の板状ブランクをプレス加工
して上記構造のサスペンションアームを成形する技術は
従来公知であり,その一例の構造と主要な成形過程を図
15により示す。即ち,板状ブランクをドロー,リス
ト,トリム,ピアス,バーリング等の多段階に亘るプレ
ス工程により徐々にアーム本体の最終形態に近づけるよ
うにプレス成形し,そのプレス成形品の頂壁部の長手方
向中間部に形成されるばね受け孔に,他の板状ブランク
を上記工程とは別のドロー,リスト,トリム等の多段階
に亘るプレス工程でプレス成形して製作した円筒状ばね
受け部材を後付けで嵌合,溶接するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のものでは,板状ブランクの左,右側壁部の長手方向中
間部を,比較的大径の前記ばね受け孔に対応して概ね円
筒状に絞る深絞り加工を行う必要があり,この深絞り加
工に際して,絞り用の皺押さえ材料が少なからず必要で
あり,これが最終的には切断除去されて比較的大きなス
クラップロス(図15の符号50を参照)となってしま
う。その上,別々にプレス成形されたアーム本体とばね
受け部材とには,ばね受け孔に対応した円形の比較的大
きな材料カット部分(図15の符号51,51′を参
照)がそれぞれ存在し,これらにより,全体として材料
の歩留りが悪くなって(即ち歩留り率が65%前後),
コストが嵩むという問題がある。
【0005】また板状ブランクを上記のように深絞り加
工する関係から,高張力鋼板等の高張力材料の使用が困
難となり,そのような高張力材料の使用によるアームの
軽量化を図り得ない等の問題もある。
【0006】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で,板状ブランクをプレス成形してアームの所定展開形
態に相当するプレス成形品を製作し,次いでそのプレス
成形品に対し,これを所定部位で曲げるベンド加工を施
すことにより,従来構造の上記問題を一挙に解決できる
ようにした車両用サスペンションアームの製造方法を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に,請求項1の発明は,アーム本体が,アーム長手方向
に延びる頂壁部と,その頂壁部の左右両側縁より下方に
延出する左,右側壁部とを備え,その左,右側壁部の長
手方向一方側の各端部には同軸線上に並ぶ第1取付孔
が,またその他方側の各端部には同軸線上に並ぶ第2取
付孔がそれぞれ形成され,頂壁部の長手方向中間部には
バネ受け孔が形成され,そのバネ受け孔に対応して左,
右側壁部には平断面円弧状の左,右湾曲部がそれぞれ形
成されてなる車両用サスペンションアームの製造方法に
おいて,アーム本体のうち頂壁部の幅方向中間部よりも
左側部分に相当する左アーム半体と,同中間部よりも右
側部分に相当する右アーム半体とを,該頂壁部の幅方向
中間部を形成するための中間接続部を挟んで一体に連ね
たプレス成形品を,その両アーム半体が一平面上で該中
間接続部を挟んで略対称的に展開する展開形態となるよ
うに,単一の板状ブランクよりプレス成形するプレス工
程と,そのプレス成形品の中間接続部,または該中間接
続部と左,右アーム半体との境界部を,該中間接続部ま
たは境界部を縦通する直線に沿って折曲げることで,該
中間接続部と左,右アーム半体とからアーム本体の最終
形態が得られるようにしたベンド工程とを少なくとも含
むことを特徴としている。
【0008】また請求項2の発明は,請求項1の発明の
上記特徴に加えて,前記ベンド工程の終了後,バネ受け
孔の開口上縁部に,バネ受け座を有して別工程で製作さ
れた有底円筒状のバネ受け座部材を嵌着するようにした
ことを特徴とし,また請求項3の発明は,請求項1の発
明の上記特徴に加えて,前記プレス工程は,左,右アー
ム半体の左,右側壁部対応部分に左,右受け座半体をそ
れぞれ一体にプレス成形する工程を含み,前記ベンド工
程の前記折曲げにより,左,右受け座半体が互いに協働
してバネ受け座を形成するようにしたことを特徴とす
る。
【0009】各請求項の発明の上記特徴によれば,アー
ム本体には,これを円筒状に絞り加工すべき深絞り加工
部位が無くなって皺押さえ材料を無くし或いは少なくで
き,その上,アーム本体には,ばね受け孔形成のための
材料カット部分も無くなり,これらにより,全体として
材料の歩留りが頗る良好となる。しかもアーム本体の構
成材として高張力材料の使用が可能となり,従ってアー
ムの必要な剛性強度を確保しながら,その軽量化を図る
ことができる。さらにアーム本体の左,右側壁部は,こ
れらを上記の展開状態でプレス成形できることから,そ
の左,右側壁部には比較的高い成形自由度を以て湾曲部
を無理なく一体成形でき,例えば各側壁部の一部をアー
ム幅方向(左右方向)内方に窪ませた所謂インバースと
なる断面形状も無理なく成形可能である。
【0010】また特に請求項3の発明の上記特徴によれ
ば,バネ受け座をアーム本体(左,右側壁部)に一纏め
に一体成形できる上,そのバネ受け座の成形に際しても
材料カット部分が殆ど発生しなくなるため,材料の歩留
りが一層良好となって更なるコスト節減が図られる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を,添付図面
に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説
明する。
【0012】添付図面において,図1〜図6は本発明の
第1実施例を示すものであって,図1は,サスペンショ
ンアームを示す平面図及び正面図ならびにそのX−X線
断面図及びY−Y線断面図,図2は,第1実施例に係る
サスペンションアームの車両へのセット状態の一例を示
す,一部を破断した簡略説明図,図3〜図5は,前記サ
スペンションアームの成形過程を順次簡略的に示す工程
説明図であり,また図6は,第1実施例に係るサスペン
ションアームの車両へのセット状態の他の一例を示す,
一部を破断した簡略説明図である。さらに図7〜図9
は,本発明の第2実施例を示すものであって,図7は,
サスペンションアームを示す平面図,正面図及び側面図
ならびにそのX−X線断面図,図8及び図9は,サスペ
ンションアームの成形過程を順次簡略的に示す工程説明
図である。さらにまた図10〜図14は,本発明の第3
実施例を示すものであって,図10は,サスペンション
アームを示す平面図及び正面図ならびにそのX−X線断
面図,図11〜図14は,サスペンションアームの成形
過程を順次簡略的に示す工程説明図である。
【0013】先ず,図1〜図5を参照して第1実施例に
ついて説明する。図1においてサスペンションアームと
してのロアアームLは,そのアーム本体Lmの全体が高
張力材料(図示例では高張力鋼板)より構成されてお
り,そのアーム本体Lmは,アーム長手方向に延びる頂
壁部Tと,その頂壁部Tの左右両側縁より下方に垂下,
延出する左,右側壁部SL,SRとにより,基本的には
ストレート形状に形成される。
【0014】前記左,右側壁部SL,SRの長手方向一
方側の各第1端部E1はそれらの内面相互が平行に対面
しており,その各第1端部E1には,同軸線上に並ぶ第
1取付孔H1がそれぞれ形成される。また左,右側壁部
SL,SRの長手方向他方側の各第2端部E2もまた,
それらの内面相互が平行に対面しており,その各第2端
部E2には,同軸線上に並ぶ第2取付孔H2がそれぞれ
形成される。前記左,右側壁部SL,SRの長手方向中
間部(図示例では第1取付孔H1の近く)には,底壁相
互が背中合わせに衝合する連結用窪みg,gが形成さ
れ,その両窪みg,gの底壁相互は溶接により一体に結
合される。
【0015】前記頂壁部Tのアーム長手方向中間部に
は,略円形のバネ受け孔Hsが形成されており,そのバ
ネ受け孔Hsに対応して(即ち同孔Hsを左右より挟む
ようにして)左,右側壁部SL,SRには,平断面円弧
状の左,右湾曲部SLc,SRcがそれぞれ形成され
る。そのバネ受け孔Hsの一端部からは,該孔Hsに直
接連通してアーム長手方向に沿って第2取付孔H2側に
延びるダンパー挿通孔Hsdが形成されている。
【0016】またバネ受け孔Hsの開口上縁部には,ア
ーム本体Lmとは別工程で製作されて該バネ受け孔Hs
に上方より挿通される有底円筒状のバネ受け座部材1の
上端部(上端外向きフランジ1uf)が係合,溶接され
ており,このバネ受け座部材1の上端部により,上記バ
ネ受け孔Hsとダンパー挿通孔Hsdとの間が仕切られ
る。またバネ受け座部材1の下端部には,内向きフラン
ジ1dfが一体に連設されており,このフランジ1df
の平坦な上面が円環状のバネ受け座sを構成する。
【0017】さらに前記左,右側壁部SL,SRには,
ダンパー挿通孔Hsdの下方において,同軸線上に並ぶ
ダンパー連結孔d1がそれぞれ形成される。このダンパ
ー連結孔d1は,左,右側壁部SL,SRにそれぞれ形
成されて底壁相互が平行に対面するダンパー取付用窪み
g′,g′の各底壁に形成される。
【0018】図2に示すようにロアアームLの第1及び
第2端部E1,E2は,それら端部の取付孔H1,H2
をそれぞれ貫通する取付軸P1,P2及びゴムブッシュ
B1,B2を介して,車体側および車輪側の各取付部B
F,BWにそれぞれ相対回動可能に連結される。
【0019】またロアアームLは,前記バネ受け座sと
車体側のバネ受け座s′との間に介装したコイルスプリ
ングよりなる懸架ばねSPを介して車体に弾性的に連結
支持されており,さらに前記ダンパー連結孔d1と車体
側のダンパー取付孔dとの間に介装されて前記ダンパー
挿通孔Hsdを上下に貫通するダンパーDを介しても車
体に連結支持されている。
【0020】尚,ダンパーDは,図6に示すように懸架
ばねSP内でそれと同心状に配置してもよく,この場合
には,前記ダンパー連結孔d1及び車体側のダンパー取
付孔dに代えて,バネ受け座部材1直下の左,右側壁部
SL,SRに形成したダンパー連結孔d2及びその上方
の車体側ダンパー取付孔d′との間にダンパーDを介装
する。
【0021】次に図3〜図5を参照して前記ロアアーム
Lの成形工程を説明する。この工程は,アーム本体Lm
のうち頂壁部Tの幅方向中間部Tkよりも左側部分に相
当する左アーム半体2と,同中間部Tkよりも右側部分
に相当する右アーム半体3とを,該頂壁部Tの幅方向中
間部Tkを形成するための中間接続部Kを挟んで一体に
連ねたプレス成形品Aを,その両アーム半体2,3が一
平面上で前記中間接続部Kを挟んで略対称的に展開する
展開形態(図5の(e)を参照)となるように,単一の
板状ブランクBを多段階に亘りプレス成形するプレス工
程(a)〜(e)と,そのプレス成形品Aを前記中間接
続部Kの縦中心線tに沿って折曲げることにより,該中
間接続部Kと左,右アーム半体2,3とからアーム本体
Lmの最終形態が得られる(従って両アーム半体2,3
の左,右側壁部SL,SRを,それらの内面相互を対向
させるように並列させる)ようにしたベンド工程(f)
とを含むものである。
【0022】ここで左アーム半体2は,アーム本体Lm
の左側壁部SLと,頂壁部Tの左側縁部TLとより構成
され,その左側縁部TLは,バネ受け孔Hs及びダンパ
ー挿通孔Hsdの左半周部を有して左側壁部SLの上縁
に略直角をなして連なっている。また右アーム半体3
は,アーム本体Lmの右側壁部SRと,頂壁部Tの右側
縁部TRとより構成され,その左側縁部TRは,バネ受
け孔Hs及びダンパー挿通孔Hsdの右半周部を有して
右側壁部SRの上縁に略直角をなして連なっている。
【0023】そして前記多段階に亘るプレス工程は,図
示例では,帯板状ブランクをアーム本体Lmの前記展開
形態に概ね対応した所定の平板形状に打ち抜いてラフブ
ランクBを得るラフブランク加工工程(a)と,そのラ
フブランクBをアーム本体Lmの前記展開形態に順次,
段階的に近似させて形を整えてゆくドロー工程(b)・
トリム工程(c)・リスト工程(d)・ピアスバーリン
グ工程(e)とを含んでいる。
【0024】前記ラフブランク加工工程(a)では,ラ
フブランクBの,頂壁部Tに対応する部分に,その縦中
心線tに沿って縦走するスリット4が形成される。
【0025】また前記ドロー工程(b)では,ラフブラ
ンクBの左アーム半体2となるべき左半部において,左
側壁部SLとなるべき左側壁対応部分SL′のアーム長
手方向中間部に,上方へ略円弧状に膨出した左湾曲部S
Lc′が成形されると共に,頂壁部Tの左側縁部TLと
なるべき左側縁部対応部分TL′が,前記左側壁対応部
分SL′の内側縁より略直角をなして垂下していて,前
記スリット4の左側縁部がバネ受け孔Hs及びダンパ挿
通孔Hsdの左半周部の形態となるように成形される。
それと同時に,ラフブランクBの右アーム半体3となる
べき右半部において,右側壁部SRとなるべき右側壁対
応部分SR′のアーム長手方向中間部に,上方へ膨出し
た右湾曲部SRc′が成形されると共に,頂壁部Tの右
側縁部TRとなるべき右側縁部対応部分TR′が,前記
右側壁対応部分SR′の内側縁より略直角をなして垂下
していて,前記スリット4の右側縁部がバネ受け孔Hs
及びダンパ挿通孔Hsdの右半周部の形態となるように
成形される。そして,ラフブランクBの前記左,右側縁
部対応部分TL′,TR′は,それらの下端縁部相互
が,頂壁部Tの幅方向中間部Tkを形成するための中間
接続部Kを介して一体に接続される。その中間接続部K
は,図示例では横断面U字状に形成され,その中間接続
部Kの湾曲した底部bが,後述するベンド工程でベンド
部となるものである。
【0026】また前記トリム工程(c)では,先のドロ
ー工程で得られた成形品の各部に必要なトリミングを施
すと共に凹凸形状を付し,更に前記リスト工程(d)で
は,トリミング後の成形品の各部に対し必要なフランジ
曲げを施す等して更に形を整え,前記プレス成形品Aの
最終形態に近づける。
【0027】また前記ピアスバーリング工程(e)で
は,以上の工程を経た成形品の左右側壁部対応部分S
L′,SR′に必要な孔(第1,第2取付孔H1,H
2,ダンパー連結孔d1,d2等)が打ち抜き成形され
る。
【0028】また前記ベンド工程(f)では,以上のプ
レス工程を経たプレス成形品Aを,左,右アーム半体
2,3相互の中間接続部Tkの前記湾曲底部bにおい
て,該中間接続部Tkを縦通する縦中心線tに沿って,
約180°反転させるように折曲げることにより,該中
間接続部Kと左,右アーム半体2,3とからアーム本体
Lmの最終形態が得られるようにする。即ち,前記湾曲
底部bの折り曲げにより,左,右アーム半体2,3の
左,右側壁部対応部分SL′,SR′は,それらの内面
相互を対面させて並列するようになって,アーム本体L
mの左,右側壁部SL,SRとなり,また左,右アーム
半体2,3の前記左,右側縁部対応部分TL′,TR′
は,折り曲げられて平坦となった前記中間接続部Kを挟
んで相互間が略面一に連続するようになって,アーム本
体Lmの頂壁部Tとなる。
【0029】その後,前記左,右側壁部SL,SRの連
結用窪みg,gの底壁相互を溶接して左,右側壁部S
L,SR間を一体に結合する。尚,本発明では,上記溶
接を省略して左,右側壁部SL,SRの連結用窪みg,
gの底壁相互を単に当接させるだけでもよく,また前記
連結用窪みg,gを省略してもよい。
【0030】前記ベンド工程(f)の終了後は,その成
形品たるアーム本体Lmの頂壁部Tにおけるバネ受け孔
Hsに,別工程で製作されて有底円筒状のバネ受け座部
材1を上方より挿通させ,その部材1の上端フランジ1
ufを該孔Hsの開口上縁部に係合させ,溶接等の固着
手段により固着する。これにより,バネ受け座部材1の
下部はアーム本体Lm内に没しており,その下端内向き
フランジ1dfがアーム本体Lm内でバネ受け座sを構
成する。
【0031】上記各工程により製造されたロアアームL
は,これを介して車輪Wを車体Fに上下揺動自在に枢支
する。この場合,車輪Wの上下振動及び衝撃は,懸架ば
ねSPの弾性力とダンパーDの減衰力とにより適度に緩
衝,吸収され,車体側への振動及び衝撃の伝達が極力抑
制される。
【0032】而して上記ロアアームLの製造工程におい
ては,アーム本体Lmの略左半分に相当する左アーム半
体2と略右半分に相当する右アーム半体3とを,頂壁部
Tの幅方向中間部Tkを形成するための中間接続部Kを
挟んで一体に連ねたプレス成形品Aを,その両アーム半
体2,3が一平面上で前記中間接続部Kを挟んで略対称
的に展開する展開形態となるように,単一の板状ブラン
クよりプレス成形するプレス工程(a)〜(e)と,前
記中間接続部K及び左,右アーム半体2,3によりアー
ム本体Lmの最終形態が得られるよう,前記中間接続部
Kをその縦中心線tに沿って折曲げるベンド工程(f)
とを組み合わせるようにしている。
【0033】このため,アーム本体Lmには,これを円
筒状に絞り加工すべき深絞り加工部位が無くなるから,
スクラップロスとなってしまう皺押さえ材料を無くし或
いは少なくでき,その上,アーム本体Lmには,ばね受
け孔Hs形成のための材料カット部分も無くなり,これ
らにより,全体として材料の歩留りが頗る良好(従来例
に比べ,図示例のものでは歩留り率が18%向上)とな
ってコスト節減が図られる。しかもアーム本体Lmに深
絞り加工部位が無くなる関係で,アーム本体の構成材と
して高張力材料の使用が可能となるため,ロアアームL
の必要な剛性強度を確保しながら,その軽量化を図るこ
とができる。さらにアーム本体Lmの左,右側壁部S
L,SRには比較的高い自由度を以て湾曲部SLc,S
Rcを一体成形でき,内方を窪ませたような所謂インバ
ースとなる断面形状も無理なく成形可能である。
【0034】次に,図7〜図9に基づいて本発明の第2
実施例を説明する。この実施例のロアアームLは,左右
の側壁部SL,SRを,バネ受け孔Hsに対応した平断
面円弧状の湾曲部SLc,SRcや下端縁の断面円弧状
フランジ部f等を除いて極力平坦に形成したものである
が,そのロアアームLの製造工程では,先の実施例と同
様,多段階に亘るプレス工程と,ベンド工程とが組み合
わされる。
【0035】即ち,図8の(a)がラフブランク加工工
程であり,(b),(c)がドロー工程とトリム工程で
ある。また図9の(d)がリスト工程(d)であり,
(e)がピアスバーリング工程(e)であり,(f)が
ベンド工程である。尚,この第2実施例の各構成要素に
は,第1実施例中の対応する構成要素と同じ参照符号を
それぞれ付した。
【0036】而してこの第2実施例でも,第1実施例と
同様の作用効果が達成される。
【0037】次に,図10〜図14に基づいて本発明の
第3実施例を説明する。この実施例のロアアームLもそ
の製造工程で,多段階に亘るプレス工程と,ベンド工程
とが組み合わされる点は先の実施例と同様であるが,こ
の実施例では,特にプレス工程により,アーム本体Lm
にバネ受け座sを一体成形できるようにしている。
【0038】次に図11〜図14を参照して第3実施例
のロアアームLの成形工程を説明する。この工程は,ア
ーム本体Lmのうち頂壁部Tの,比較的幅広で且つ平坦
な幅方向中間部Tkよりも左側部分に相当する左アーム
半体2と,同中間部Tkよりも右側部分に相当する右ア
ーム半体3とを,該幅方向中間部Tkを形成するための
中間接続部Kを挟んで一体に連ねたプレス成形品Aを,
その両アーム半体2,3が一平面上で前記中間接続部K
を挟んで略対称的に展開する展開形態(図13の(f)
を参照)となるように,単一の板状ブランクBを多段階
に亘りプレス成形するプレス工程(a)〜(f)と,そ
のプレス成形品Aを前記中間接続部Kと左,右アーム半
体2,3との各境界部Z′,Z″を,該境界部Z′,
Z″を縦通する直線t′,t″に沿ってそれぞれ略90
度ずつ折曲げることにより,該中間接続部Kと左,右ア
ーム半体2,3とからアーム本体Lmの最終形態が得ら
れるようにしたベンド工程(g)とを少なくとも含むも
のである。
【0039】ここで左アーム半体2は,アーム本体Lm
の左側壁部SLと,頂壁部Tの左側縁部TLとから構成
され,その左側縁部TLは,バネ受け孔Hs及びダンパ
ー挿通孔Hsdの左半周部を有して左側壁部SLの上縁
に略直角をなして連なっている。また右アーム半体3
は,アーム本体Lmの右側壁部SRと,頂壁部Tの右側
縁部TRとから構成され,その左側縁部TRは,バネ受
け孔Hs及びダンパー挿通孔Hsdの右半周部を有して
右側壁部SRの上縁に略直角をなして連なっている。
【0040】そして前記多段階に亘るプレス工程は,図
示例では,帯板状ブランクをアーム本体Lmの前記展開
形態に概ね対応した所定の平板形状に打ち抜いてラフブ
ランクBを得るラフブランク加工工程(a)と,そのラ
フブランクBをアーム本体Lmの前記展開形態に順次,
段階的に近似させて形を整えてゆくラフドロー工程
(b)・フォーム工程(c)・トリム工程(d)・リス
ト工程(e)・ピアスバーリング工程(f)とを含んで
おり,特にフォーム工程(c)以降で,左,右アーム半
体2,3の左,右側壁部対応部分SL′,SR′(特に
左,右湾曲部対応部分SLc′,SRc′)に左,右受
け座半体SLa,SRaが一体に現れる。
【0041】またベンド工程(g)では,プレス成形品
Aの前記中間接続部Kと左,右アーム半体2,3との各
境界部Z′,Z″を,該境界部Z′,Z″を縦通する直
線t′,t″に沿ってそれぞれ略90度ずつ互いに反対
方向に折曲げることにより,該中間接続部Kと左,右ア
ーム半体2,3とからアーム本体Lmの最終形態が得ら
れるようにしているが,その折り曲げと同時に,前記
左,右受け座半体SLa,SRaが略同一平面上に並ぶ
ようになって,その両者が互いに協働して環状のバネ受
け座sを形成する。
【0042】而してこの第3実施例によれば,前記プレ
ス工程でバネ受け座sをアーム本体Lmに一体成形でき
るようにしてバネ受け座成形の際に材料カット部分が殆
ど発生しないようにしたため,材料の歩留りが一層良好
(従来例に比べ,図示例のものでは歩留り率が25%向
上)である。
【0043】この第3実施例のその他の工程手順,作用
効果は,先の実施例と基本的に同様であるので,説明を
省略する。尚,この第3実施例の各構成要素には,第1
実施例中の対応する構成要素と同じ参照符号をそれぞれ
付した。
【0044】以上,本発明の実施例を詳述したが,本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0045】例えば,前記実施例では,サスペンション
アームとしてロアアームLが例示されたが,本発明の車
両用サスペンションアームとしては,少なくともアーム
本体Lmが,アーム長手方向に延びる頂壁部と,その頂
壁部の左右両側縁より下方に延出する左,右側壁部とを
備え,その左,右側壁部の長手方向一方側の各端部には
同軸線上に並ぶ第1取付孔が,またその他方側の各端部
には同軸線上に並ぶ第2取付孔がそれぞれ形成され,頂
壁部の長手方向中間部にはバネ受け孔が形成され,その
バネ受け孔に対応して左,右側壁部には平断面円弧状の
左,右湾曲部がそれぞれ形成されてなる構造であればよ
く,ロアアームに限定されない。
【0046】
【発明の効果】以上のように各請求項の発明によれば,
アーム本体の左半分に略相当する左アーム半体と,右半
分に略相当する右アーム半体とを一体に連ねたプレス成
形品を,その両アーム半体の左,右側壁部が一平面上で
頂壁部の縦中心線を挟んで略対称的に展開する展開形態
となるように,単一の板状ブランクよりプレス成形する
プレス工程と,そのプレス成形品を左,右アーム半体の
境界線に沿って折曲げることにより,その両アーム半体
の左,右側壁部を,それらの内面相互を対向させるよう
に並列させるベンド工程とを組み合わせて,アーム本体
を製造できるようにしたので,アーム本体には,これを
円筒状に絞り加工すべき深絞り加工部位が無くなって皺
押さえ材料を無くし或いは少なくでき,その上,アーム
本体には,ばね受け孔形成のための材料カット部分も無
くなり,これらにより,全体として材料の歩留りが頗る
良好となってコスト節減が図られる。しかもアーム本体
に深絞り加工部位が無くなる関係で,アーム本体の構成
材として高張力材料の使用が可能となるため,アームの
必要な剛性強度を確保しながら,その軽量化を図ること
ができる。さらにアーム本体の左,右側壁部には比較的
高い自由度を以て湾曲部を一体成形でき,内方を窪ませ
た所謂インバースとなる断面形状も無理なく成形可能で
ある。
【0047】また特に請求項3の発明の上記特徴によれ
ば,バネ受け座をアーム本体に一体成形できる上,その
バネ受け座の成形の際に材料カット部分が殆ど発生しな
いため,材料の歩留りが一層良好となって更なるコスト
節減が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るサスペンションアー
ムを示す平面図及び正面図ならびにそのX−X線断面図
及びY−Y線断面図
【図2】第1実施例に係るサスペンションアームの車両
へのセット状態の一例を示す,一部を破断した簡略説明
【図3】前記サスペンションアームの成形過程を順次簡
略的に示す工程説明図
【図4】前記サスペンションアームの成形過程を順次簡
略的に示す工程説明図
【図5】前記サスペンションアームの成形過程を順次簡
略的に示す工程説明図
【図6】第1実施例に係るサスペンションアームの車両
へのセット状態の他の一例を示す,一部を破断した簡略
説明図
【図7】本発明の第2実施例に係るサスペンションアー
ムを示す平面図,正面図及び側面図ならびにそのX−X
線断面図
【図8】第2実施例に係るサスペンションアームの成形
過程を順次簡略的に示す工程説明図
【図9】第2実施例に係るサスペンションアームの成形
過程を順次簡略的に示す工程説明図
【図10】本発明の第3実施例に係るサスペンションア
ームを示す平面図及び正面図ならびにそのX−X線断面
【図11】第3実施例に係るサスペンションアームの成
形過程を順次簡略的に示す工程説明図
【図12】第3実施例に係るサスペンションアームの成
形過程を順次簡略的に示す工程説明図
【図13】第3実施例に係るサスペンションアームの成
形過程を順次簡略的に示す工程説明図
【図14】第3実施例に係るサスペンションアームの成
形過程を順次簡略的に示す工程説明図
【図15】従来のサスペンションアームの成形工程の一
例を示す斜視図
【符号の説明】
A プレス成形品 H1 第1取付孔 H2 第2取付孔 Hs バネ受け孔 K 中間接続部 L ロアアーム(サスペンションアーム) Lm アーム本体 T 頂壁部 Tk 幅方向中間部 SL 左側壁部 SLa 左受け座半体 SLc 左湾曲部 SR 右側壁部 SRa 右受け座半体 SRc 右湾曲部 s バネ受け座 t 縦中心線(直線) t′,t″ 直線 Z′,Z″ 境界部 1 バネ受け座部材 2 左アーム半体 3 右アーム半体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーム本体(Lm)が,アーム長手方向
    に延びる頂壁部(T)と,その頂壁部(T)の左右両側
    縁より下方に延出する左,右側壁部(SL,SR)とを
    備え,その左,右側壁部(SL,SR)の長手方向一方
    側の各端部には同軸線上に並ぶ第1取付孔(H1)が,
    またその他方側の各端部には同軸線上に並ぶ第2取付孔
    (H2)がそれぞれ形成され,頂壁部(T)の長手方向
    中間部にはバネ受け孔(Hs)が形成され,そのバネ受
    け孔(Hs)に対応して左,右側壁部(SL,SR)に
    は平断面円弧状の左,右湾曲部(SLc,SRc)がそ
    れぞれ形成されてなる車両用サスペンションアームの製
    造方法において,アーム本体(Lm)のうち頂壁部
    (T)の幅方向中間部(Tk)よりも左側部分に相当す
    る左アーム半体(2)と,同中間部(Tk)よりも右側
    部分に相当する右アーム半体(3)とを,該頂壁部
    (T)の幅方向中間部(Tk)を形成するための中間接
    続部(K)を挟んで一体に連ねたプレス成形品(A)
    を,その両アーム半体(2,3)が一平面上で該中間接
    続部(K)を挟んで略対称的に展開する展開形態となる
    ように,単一の板状ブランク(B)よりプレス成形する
    プレス工程と,そのプレス成形品(A)の中間接続部
    (K),または該中間接続部(K)と左,右アーム半体
    (2,3)との境界部(Z′,Z″)を,該中間接続部
    (K)または境界部(Z′,Z″)を縦通する直線
    (t,t′,t″)に沿って折曲げることで,該中間接
    続部(K)と左,右アーム半体(2,3)とからアーム
    本体(Lm)の最終形態が得られるようにしたベンド工
    程とを少なくとも含むことを特徴とする,車両用サスペ
    ンションアームの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ベンド工程の終了後,バネ受け孔
    (Hs)の開口上縁部に,バネ受け座(s)を有してア
    ーム本体(Lm)とは別工程で製作された有底円筒状の
    バネ受け座部材(1)を嵌着するようにしたことを特徴
    とする,請求項1に記載の車両用サスペンションアーム
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記プレス工程は,左,右アーム半体
    (2,3)の左,右側壁部対応部分(SL′,SR′)
    に左,右受け座半体(SLa,SRa)をそれぞれ一体
    にプレス成形する工程を含み,前記ベンド工程の前記折
    曲げにより,左,右受け座半体(SLa,SRa)が互
    いに協働してバネ受け座(s)を形成するようにしたこ
    とを特徴とする,請求項1に記載の車両用サスペンショ
    ンアームの製造方法。
JP2001120257A 2001-04-18 2001-04-18 車両用サスペンションアームの製造方法 Expired - Fee Related JP4698873B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001120257A JP4698873B2 (ja) 2001-04-18 2001-04-18 車両用サスペンションアームの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001120257A JP4698873B2 (ja) 2001-04-18 2001-04-18 車両用サスペンションアームの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002316228A true JP2002316228A (ja) 2002-10-29
JP4698873B2 JP4698873B2 (ja) 2011-06-08

Family

ID=18970330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001120257A Expired - Fee Related JP4698873B2 (ja) 2001-04-18 2001-04-18 車両用サスペンションアームの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4698873B2 (ja)

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004003151A1 (de) * 2004-01-21 2005-08-11 Volkswagen Ag Federlenker für eine Radaufhängung eines Kraftfahrzeugs
JP2005313689A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Nippon Steel Corp 車両のサスペンションリンク及びその製造方法
DE102004032471A1 (de) * 2004-07-05 2006-01-26 Volkswagen Ag Verzinktes Fahrwerksbauteil
JP2006096305A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Fuji Heavy Ind Ltd サスペンションリンク
US7261307B2 (en) 2003-07-03 2007-08-28 Aisin Keikinzoku Co., Ltd. Suspension arm
US7387307B2 (en) 2004-02-19 2008-06-17 Mazda Motor Corporation Suspension system
JP2010247757A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Yorozu Corp 車両用のアーム部品とその製造方法
JP2010254255A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Suzuki Motor Corp サスペンションアーム及びサスペンションアームの製造方法
JP2011502792A (ja) * 2007-11-08 2011-01-27 レーダー インダストリーズ インコーポレイテッド 車両用サスペンション装置及び方法
EP2000335A3 (de) * 2007-06-06 2011-02-23 Benteler Automobiltechnik GmbH Achskomponente und Verfahren zur Herstellung einer Achskomponente
WO2011023871A1 (fr) * 2009-08-28 2011-03-03 Peugeot Citroën Automobiles SA Vehicule comportant un ensemble ressort amortisseur
DE102011000462A1 (de) * 2011-02-02 2012-08-16 Gmf Umformtechnik Gmbh Einschaliger Federlenker
WO2012124733A1 (ja) 2011-03-14 2012-09-20 株式会社ヨロズ 車両用のアーム部品とその製造方法
WO2013113591A1 (de) * 2012-01-30 2013-08-08 Gmf Umformtechnik Gmbh Einschaliger federlenker
WO2013124972A1 (ja) 2012-02-21 2013-08-29 株式会社ヨロズ 車両用のサスペンションアーム
DE202014103182U1 (de) 2014-07-09 2014-07-31 Ford Global Technologies, Llc Federlenker für ein Fahrzeug
JPWO2013124972A1 (ja) * 2012-02-21 2015-05-21 株式会社ヨロズ 車両用のサスペンションアーム
EP2960086A1 (de) * 2014-06-27 2015-12-30 Benteler Automobiltechnik GmbH Radaufhängung
DE102014213274A1 (de) 2014-07-09 2016-01-14 Ford Global Technologies, Llc Federlenker für ein Fahrzeug
DE102014213273A1 (de) 2014-07-09 2016-01-14 Ford Global Technologies, Llc Federlenker für ein Fahrzeug
US10343473B2 (en) 2016-01-15 2019-07-09 Benteler Automobiltechnik Gmbh Spring link made of steel

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5013293Y1 (ja) * 1970-08-29 1975-04-23
JPS63165204U (ja) * 1987-04-20 1988-10-27
JPH0661513U (ja) * 1993-02-12 1994-08-30 本田技研工業株式会社 車両のサスペンションアーム
JPH07315279A (ja) * 1994-05-26 1995-12-05 Zeniya Alum Seisakusho:Kk スイングアーム用パイプとその製造方法
JP2000344130A (ja) * 1999-06-03 2000-12-12 Futaba Industrial Co Ltd サスペンションメンバ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5013293Y1 (ja) * 1970-08-29 1975-04-23
JPS63165204U (ja) * 1987-04-20 1988-10-27
JPH0661513U (ja) * 1993-02-12 1994-08-30 本田技研工業株式会社 車両のサスペンションアーム
JPH07315279A (ja) * 1994-05-26 1995-12-05 Zeniya Alum Seisakusho:Kk スイングアーム用パイプとその製造方法
JP2000344130A (ja) * 1999-06-03 2000-12-12 Futaba Industrial Co Ltd サスペンションメンバ

Cited By (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7261307B2 (en) 2003-07-03 2007-08-28 Aisin Keikinzoku Co., Ltd. Suspension arm
DE102004003151A1 (de) * 2004-01-21 2005-08-11 Volkswagen Ag Federlenker für eine Radaufhängung eines Kraftfahrzeugs
DE102004003151B4 (de) 2004-01-21 2019-01-17 Volkswagen Ag Federlenker für eine Radaufhängung eines Kraftfahrzeugs
US7387307B2 (en) 2004-02-19 2008-06-17 Mazda Motor Corporation Suspension system
JP2005313689A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Nippon Steel Corp 車両のサスペンションリンク及びその製造方法
JP4528020B2 (ja) * 2004-04-27 2010-08-18 新日本製鐵株式会社 車両のサスペンションリンクの製造方法
DE102004032471A1 (de) * 2004-07-05 2006-01-26 Volkswagen Ag Verzinktes Fahrwerksbauteil
JP2006096305A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Fuji Heavy Ind Ltd サスペンションリンク
JP4523374B2 (ja) * 2004-09-30 2010-08-11 富士重工業株式会社 サスペンションリンク
EP2000335A3 (de) * 2007-06-06 2011-02-23 Benteler Automobiltechnik GmbH Achskomponente und Verfahren zur Herstellung einer Achskomponente
JP2011502792A (ja) * 2007-11-08 2011-01-27 レーダー インダストリーズ インコーポレイテッド 車両用サスペンション装置及び方法
JP2010247757A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Yorozu Corp 車両用のアーム部品とその製造方法
JP2010254255A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Suzuki Motor Corp サスペンションアーム及びサスペンションアームの製造方法
WO2011023871A1 (fr) * 2009-08-28 2011-03-03 Peugeot Citroën Automobiles SA Vehicule comportant un ensemble ressort amortisseur
FR2949384A1 (fr) * 2009-08-28 2011-03-04 Peugeot Citroen Automobiles Sa Vehicule comportant un ensemble ressort amortisseur
DE102011000462A1 (de) * 2011-02-02 2012-08-16 Gmf Umformtechnik Gmbh Einschaliger Federlenker
CN103415408A (zh) * 2011-03-14 2013-11-27 株式会社万 车辆用臂构件及其制造方法
US8752850B2 (en) 2011-03-14 2014-06-17 Yorozu Corporation Arm component for vehicles and its manufacturing method
WO2012124733A1 (ja) 2011-03-14 2012-09-20 株式会社ヨロズ 車両用のアーム部品とその製造方法
US20150008654A1 (en) * 2012-01-30 2015-01-08 Gestamp Umformtechnik Gmbh Single-Shell Spring Arm
WO2013113591A1 (de) * 2012-01-30 2013-08-08 Gmf Umformtechnik Gmbh Einschaliger federlenker
CN104203607B (zh) * 2012-01-30 2016-08-24 海斯坦普金属成型有限责任公司 单壳式弹簧导杆
CN104203607A (zh) * 2012-01-30 2014-12-10 海斯坦普金属成型有限责任公司 单壳式弹簧导杆
EP2809531B1 (de) 2012-01-30 2016-08-10 Gestamp Umformtechnik GmbH Einschaliger federlenker
US9090138B2 (en) * 2012-01-30 2015-07-28 Gestamp Umformtechnik Gmbh Single-shell spring arm
CN104114384A (zh) * 2012-02-21 2014-10-22 株式会社万 车辆用悬挂臂
JPWO2013124972A1 (ja) * 2012-02-21 2015-05-21 株式会社ヨロズ 車両用のサスペンションアーム
EP2818342A1 (en) * 2012-02-21 2014-12-31 Yorozu Corporation Vehicle suspension arm
EP2818342A4 (en) * 2012-02-21 2014-12-31 Yorozu Jidosha Kogyo Kk TRANSMITTER FOR A VEHICLE
WO2013124972A1 (ja) 2012-02-21 2013-08-29 株式会社ヨロズ 車両用のサスペンションアーム
EP2960086A1 (de) * 2014-06-27 2015-12-30 Benteler Automobiltechnik GmbH Radaufhängung
US9463677B2 (en) 2014-06-27 2016-10-11 Benteler Automobiltechnik Gmbh Wheel suspension
DE102014213274A1 (de) 2014-07-09 2016-01-14 Ford Global Technologies, Llc Federlenker für ein Fahrzeug
DE102014213273A1 (de) 2014-07-09 2016-01-14 Ford Global Technologies, Llc Federlenker für ein Fahrzeug
DE202014103182U1 (de) 2014-07-09 2014-07-31 Ford Global Technologies, Llc Federlenker für ein Fahrzeug
US10343473B2 (en) 2016-01-15 2019-07-09 Benteler Automobiltechnik Gmbh Spring link made of steel

Also Published As

Publication number Publication date
JP4698873B2 (ja) 2011-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002316228A (ja) 車両用サスペンションアームの製造方法
US8752850B2 (en) Arm component for vehicles and its manufacturing method
CA2704643C (en) Suspension system for a vehicle and method
US6434907B1 (en) Closed channel structural member having internal reinforcement for vehicle body and frame assembly
US9956838B2 (en) Method for obtaining a suspension arm for automotive vehicles and suspension arm
CN106457940B (zh) 车辆用臂构件的制造方法及车辆用臂构件
JP4119919B2 (ja) ステアリングコラムブラケット
WO2014148513A1 (ja) サスペンションリンク及びその製造方法
CN104114384A (zh) 车辆用悬挂臂
KR20160126178A (ko) 승용차용 멀티링크 타입의 일체형 로어 링크 제조 방법 및 승용차용 멀티 링크 타입의 일체형 로어 링크
CA2738374A1 (en) Stabilizer bar
US6769178B1 (en) Method of manufacturing a vehicle frame assembly including hydroformed side rails having integrally formed mounting areas
US20200031186A1 (en) Link for a wheel suspension
US9102210B2 (en) Suspension system for a vehicle and method
KR101910991B1 (ko) 단조압출 복합공법을 이용한 로워암 제조방법 및 그 제조방법이 적용된 로워암
JP4859833B2 (ja) 横揺れ防止機能を組み入れた横梁を含む自動車のフレキシブルアクスルと、対応する横梁および自動車の製造方法
US6681488B2 (en) Method of manufacturing a vehicle body and frame assembly
JPH09169204A (ja) サスペンションアーム
JP4939223B2 (ja) 少なくとも1つのスプリング受け皿形成部品により増加される横剛性を備えるフレキシブルアクスル、スプリング受け皿、及び対応する車両
JP6360623B2 (ja) 車両用サスペンションアーム
CN104118296A (zh) 扭矩梁悬架
EP0822106B1 (en) Spring carrier arm for a vehicle spring system
JPH1071429A (ja) 型鋼の曲げ加工方法と型鋼からなるサスペンションアーム
JP4200869B2 (ja) 車両用a形サスペンションアーム
JP2004299663A (ja) サスペンションアーム、鍛造サスペンション部材および鍛造金型

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101220

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20101220

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110302

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees