JP2002313880A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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JP2002313880A JP2001121176A JP2001121176A JP2002313880A JP 2002313880 A JP2002313880 A JP 2002313880A JP 2001121176 A JP2001121176 A JP 2001121176A JP 2001121176 A JP2001121176 A JP 2001121176A JP 2002313880 A JP2002313880 A JP 2002313880A
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semiconductor integrated
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体集積回路装置の生産ラインにおける製
造時間を短縮する。 【解決手段】 ロットL内の複数枚のウエハを、製造装
置M1〜M4の台数に応じて同数枚ずつに分割する。分
割されたウエハの一群の各々を複数の分割キャリアSC
の各々に収容した状態で、複数の製造装置M1〜M4の
各々に割り当てて、複数の製造装置M1〜M4で並列的
にウエハに対して枚葉処理を施すようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置の製造技術に関し、特に、半導体集積回路装置の生産
ラインにおける生産管理技術に適用して有効な技術に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置の生産は、一般に、
ロットをもとに管理する。1ロットは、通常、例えば2
5枚程度の複数枚のウエハの集合体で構成されている。
半導体集積回路装置の生産ラインでは、ロット単位で、
すなわち、1ロットを構成する複数枚のウエハを1つの
キャリアに収納した状態で、製品の生産進行管理や処理
装置割付制御の他、製造装置間の搬送を行うようになっ
ている。そして、本発明者らが検討した生産管理技術で
は、1ロット(1キャリア)をそのまま1台の製造装置
に割り当てて、その製造装置でロット内の各ウエハに対
して1枚ずつ処理を施すようにしている。
【0003】なお、半導体集積回路装置の生産ラインに
係る技術については、例えば特開2000−33208
0号公報に記載があり、複数の異なった処理部を枚葉搬
送機構で結び、個々の処理部に半導体基板を1枚ずつ搬
送できるようにした構成が開示されている。
【0004】また、例えば特開平5−343497号公
報には、カセットストック部の所定のカセットに収納さ
れた検査対象の複数枚のウエハを、一枚ずつ取り出して
複数のウエハ検査部に搬送し、ウエハ検査部で検査が終
了したウエハを元のカセットに搬送して収納するウエハ
搬送技術が開示されている。
【0005】また、例えば特開平3−289152号公
報には、カセットに収容されたウエハを搬送手段によっ
て1枚ずつ取り出した後、その搬送手段をコンピュータ
制御によって搬送路に沿って駆動させ、その搬送路の両
側に配置されている複数の測定部の各々に自動的に搬入
し検査する一連の検査工程技術について開示がある。
【0006】また、例えば特開平5−136219号公
報には、ストッカと検査装置との間に半導体ウエハを搬
送する搬送機構と、その半導体ウエハの電気的特性を検
査するためのプローブカードを搬送する搬送機構とを設
け、検査対象の半導体ウエハに応じた検査を行えるよう
にする技術が開示されている。
【0007】また、例えば特開平11−45916号公
報には、半導体ウエハを試験するプロービングステーシ
ョンを複数個備え、各プロービングステーションにおい
て半導体ウエハを1枚ずつ試験する技術が開示されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、半導
体集積回路装置の生産ラインにおいては、如何にして半
導体集積回路装置の製造時間の短縮(QTAT;Quick
Turn Around Time)を図るかが重要な課題となってい
る。
【0009】本発明者らが検討した半導体集積回路装置
のQTAT技術としては、ロットサイズ(キャリア内に
収容されるウエハの枚数)を小さくする方法がある。こ
れにより、ロット内のウエハの処理待ち時間を短縮で
き、1工程当たりの製造時間を短縮することができる。
そこで、半導体集積回路装置の製造装置における枚葉処
理装置ではウエハを1枚ずつ処理することから、ロット
サイズが1枚となるようにすることで、さらに製造時間
を短縮することが期待できる。しかし、ロットサイズを
1枚にあるいは極端に小さくすると、次のような課題が
生じることが本発明者によって初めて見い出された。す
なわち、生産ライン内のキャリア数が増え、製造装置間
(工程間)のキャリア搬送の負荷が増大し、かえって生
産効率を阻害する場合がある等のような課題である。
【0010】本発明の目的は、半導体集積回路装置の生
産ラインにおける製造時間を短縮することのできる技術
を提供することにある。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0013】すなわち、本発明は、管理単位内の複数枚
のウエハを分割して、複数の同一枚葉処理装置に割り当
てて、複数の同一枚葉処理装置で並列的にウエハに対し
て処理を施す工程を有するものである。
【0014】また、本発明は、管理単位内の複数枚のウ
エハを、異なる製造工程毎に、その製造工程で決められ
る規則で分割する工程、その分割されたウエハを各製造
工程における複数の同一枚葉処理装置に割り当てて、そ
の複数の同一枚葉処理装置で並列的にウエハに対して処
理を施す工程を有するものである。
【0015】また、本発明は、管理単位の複数枚のウエ
ハを製造工程に搬送する工程、前記管理単位の複数枚の
ウエハを、前記製造工程で用いる複数の同一枚葉処理装
置の一群に応じて分割する工程、前記分割されたウエハ
を、前記複数の同一枚葉処理装置に割り当てて、その複
数の同一枚葉処理装置で並列的にウエハに対して処理を
施す工程を有するものである。
【0016】また、本発明は、前記分割されたウエハを
搬送容器に収容した状態で前記複数の同一枚葉処理装置
に割り当てるものである。
【0017】また、本発明は、前記分割処理後に用いる
空の搬送容器の管理および動作制御を行うものである。
【0018】また、本発明は、前記分割処理後の1また
は複数枚のウエハを収容するための空の搬送容器を管理
するものである。
【0019】また、本発明は、前記分割処理後の1また
は複数枚のウエハを収容するための空の搬送容器を管理
し、その空の搬送容器を、前記分割処理を行う装置に自
動的に搬送するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】本願発明を詳細に説明する前に、
本願における用語の意味を説明すると次の通りである。
【0021】1.半導体集積回路装置というときは、特
に単結晶シリコン基板上に作られるものだけでなく、特
にそうでない旨が明示された場合を除き、SOI(Silic
on On Insulator)基板やTFT(Thin Film Transistor)
液晶製造用基板などといった他の基板上に作られるもの
を含むものとする。
【0022】2.ウエハとは、半導体集積回路装置の製
造に用いる単結晶シリコン基板(半導体ウエハまたは半
導体基板とも言い、一般にほぼ円板形)、SOS(Sili
conOn Sapphire)基板、ガラス基板、その他の絶縁、半
絶縁または半導体基板などやそれらを複合した基板をい
う。
【0023】3.半導体集積回路チップまたは半導体チ
ップ(以下、単にチップという)とは、ウエハ工程が完
了したウエハを単位回路群に分割したものを言う。
【0024】4.枚葉処理とは、ウエハに対して各種の
処理を行う場合に、ウエハを1枚または2枚ずつ処理す
る方式を言う。処理条件をウエハ毎に制御できるので、
処理の精度や再現性に優れ、さらに、装置自体の小型化
に有利である。
【0025】5.管理単位とは、等しい条件下で処理が
成される複数枚のウエハまたは所定の目的をもって取り
まとめられた複数枚のウエハの集合体で構成された半導
体集積回路装置の生産管理の単位である。一般的にはロ
ットが管理単位とされている。工完管理単位、生産進行
単位、生産単位、処理単位、注文単位または搬送単位と
同等またはこれらを含むものである。
【0026】6.ロットサイズとは、ウエハを搬送する
ための搬送手段(キャリア)内に収容されるウエハの枚
数をサイズとして表現している。例えばロットサイズが
12枚とは、1ロットが12枚のウエハで構成されてい
ることを意味している。
【0027】7.ロットの分割とは、ロット生産から枚
葉生産に移行する際に、ロット(またはロットキャリ
ア)管理から、それとは別の細分化された管理単位に分
けることを言う。ロットの分割後(再びロットに編成さ
れる前)の半導体集積回路装置の生産管理は、分割後の
1または複数枚のウエハを搬送するための搬送手段(分
割キャリア)の単位またはウエハの単位で管理される。
【0028】8.ロットキャリアとは、ロットを構成す
るウエハの集合体を収納するキャリアを言う。
【0029】9.分割キャリアとは、ロットを分割して
得た1または複数枚のウエハを収納するキャリアを言
う。本実施の形態では、特に限定されるものではない
が、分割キャリア内の1または複数枚のウエハ群のこと
を分割体と言う(分割ロットまたはグループとも言
う)。ウエハが収容された分割キャリアを分割体と見る
こともできる。
【0030】10.連続搬送とは、キャリアを、搬送路
から製造装置へ搬送する工程中において、ストッカ等の
ようなキャリア保持部を介することなく、連続的に自動
搬送することを言う。
【0031】11.前工程とは、ウエハプロセスともい
い、一般的に、鏡面研磨を施したウエハの主面上に素子
を形成し、配線層を形成し、表面保護膜を形成した後、
ウエハに形成された複数のチップの各々の電気的試験を
プローブ等により行える状態にするまでの工程を言う。
【0032】12.後工程とは、前工程後の工程であっ
て、前工程の完了したウエハをチップ毎に分割し、良品
のチップの微小電極からリード線に配線を取り出す工程
と、これらを周囲環境から保護する封止工程等とを経
て、最終製品の形にするまでの工程を言う。
【0033】13.工程間搬送とは、半導体集積回路装
置の製造工程において、各製造プロセス群を1つの工程
ととらえ、それら工程を結ぶ搬送を言う。一般に、工程
には、その工程用のストッカ(保管設備)が存在する。
工程間搬送は、そのストッカ間の搬送となることが多
い。
【0034】14.工程内搬送とは、半導体集積回路装
置の製造工程において、各製造プロセス群を1つの工程
ととらえ、それら工程内における搬送を言う。一般に、
工程には、その工程用のストッカ(保管設備)が存在す
る。工程内搬送は、そのストッカと製造装置または製造
装置間の搬送となる。
【0035】以下の実施の形態においては便宜上その必
要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に
分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それら
はお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部ま
たは全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。
【0036】また、以下の実施の形態において、要素の
数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場
合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数
に限定される場合等を除き、その特定の数に限定される
ものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。
【0037】さらに、以下の実施の形態において、その
構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場
合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合
等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまで
もない。
【0038】同様に、以下の実施の形態において、構成
要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示
した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられ
る場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似
するもの等を含むものとする。このことは、上記数値お
よび範囲についても同様である。
【0039】また、本実施の形態を説明するための全図
において同一機能を有するものは同一の符号を付し、そ
の繰り返しの説明は省略する。
【0040】また、本実施の形態においては、電界効果
トランジスタを代表するMIS・FET(Metal Insula
tor Semiconductor Field Effect Transistor)をMI
Sと略し、pチャネル型のMIS・FETをpMISと
略し、nチャネル型のMIS・FETをnMISと略
す。
【0041】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て詳細に説明する。
【0042】(実施の形態1)図1は、半導体集積回路
装置の生産ラインにおける処理工程A〜Fにおける処理
能力、製造装置台数およびロットサイズ毎の工程別TA
Tの一例を示している。半導体集積回路装置の生産ライ
ンにおいては、通常、各処理工程A〜Fの能力(時間当
たりのウエハの処理枚数)が均等化するようにライン能
力を設計している。しかし、各処理工程A〜Fの処理時
間は、例えば処理工程Aではウエハ処理時間が30分か
かるのに対して、処理工程Eではウエハ処理時間が2時
間かかる等、均等化していないのが一般的である。そこ
で、処理能力の均等化を図るべく、各処理工程A〜Fに
応じて使用する製造装置台数を変えることが必要とされ
ている。例えば処理工程Eの製造装置は、処理工程Aの
4倍となるようにライン設計がなされる。
【0043】製品製造の全体のTATは、各処理工程A
〜FのTATに依存し、処理時間の長い工程のTATを
短縮することが製品の全体のTATを短縮するのに有効
である。その方法として、ロットサイズを小さくする方
法がある。例えばロットサイズを25枚とした場合、製
品全体のTATが125×k1時間となるのに対して、
ロットサイズを12枚または2枚とした場合には、それ
ぞれ製品の全体のTATを60×k2時間、10×k3
(k1〜k3は、待ち時間等のような変数)時間とする
ことができる。しかし、半導体集積回路装置の実際の生
産ライン内において、ロットサイズを1枚にあるいは極
端に小さくすると、生産ライン内のキャリア数が増え、
製造装置間(工程間)のキャリア搬送(すなわち、生産
ライン全体で見たときのキャリア搬送)の負荷が増大
し、かえって半導体集積回路装置の全体的な生産効率を
阻害する場合がある等のような新たな課題が生じること
を本発明者が初めて見出した。
【0044】本実施の形態は、半導体集積回路装置の生
産ラインにおいて、上記課題が生じないように、半導体
集積回路装置の全体のQTATを可能とする方法を説明
するものである。
【0045】図2は、本実施の形態の半導体集積回路装
置の一製造工程における基本的な構成を例示している。
符号のLはロット、M1〜M4は製造装置を示してい
る。ここでは、ロットサイズが12枚、製造装置M1〜
M4が4台の場合を例示している。製造装置M1〜M4
は、基本的に同一の処理能力を持ち、同一の処理を施す
ことが可能な枚葉処理装置である。
【0046】まず、本実施の形態では、着工に先立っ
て、1つのロットLを分割する。具体的には、1つのロ
ットLを複数のキャリア(分割キャリア、分割体)に分
ける。分割数は、通常、当該製造工程で着工可能な製造
装置台数とする。例えば製造装置M1〜M4の全てで着
工可能であれば、4つの分割キャリアに分ける。各分割
キャリアには、基本的にウエハを均等に分ける。ここで
は、ロットサイズが12枚なので、例えば各分割キャリ
アには、3枚ずつウエハを収容する。ただし、均等に分
けない方が効率的な処理が可能な場合は、各分割キャリ
アに配分されるウエハの枚数が異なるようにすることも
可能である。
【0047】このように各分割キャリアを各製造装置M
1〜M4に割り当てて、各分割キャリアのウエハに対し
て1枚ずつ処理を施す。この際、複数の分割キャリアが
同時に着工され、複数の分割キャリア内のウエハが並列
的に処理されるように、各分割キャリアを各製造装置に
割り当てる。ここで言う同時に着工するとは、分割キャ
リアを、各製造装置の待ち行列に並べることなく、とい
う意味である。あるいは各分割キャリア間で着工時刻が
異なっても最終的には、最も速く処理が終了した分割キ
ャリアの時刻から時間的に大きな差が生じないように処
理が終了するように、という意味である。分割キャリア
を単純に製造装置の待ち行列に並べるならば、TAT短
縮の効果は低減してしまう。例えば複数の分割キャリア
を全て同じ製造装置で着工するならば、分割を施さない
場合と同等となってしまう。そこで、複数の分割キャリ
アを同時に着工し、複数の分割キャリア内のウエハが並
列的に処理されるようにすることにより、各製造装置に
おいて、ロット内のウエハの処理待ち時間を短縮できる
ので、当該工程でのロット当たりのTATを短縮するこ
とができる。したがって、この方法は、半導体集積回路
装置の製造工程中で、特に、相対的に処理時間の長い工
程や処理時間の短縮が要求される工程に適用することが
好ましい。これにより、半導体集積回路装置の全体的な
QTATを実現することが可能となる。
【0048】処理が終了した後、各分割キャリアのウエ
ハを一纏めにし(以下、キャリアを合成するとも言
う)、ロットに戻して次の製造工程に搬送する。このよ
うに処理後に、分割キャリアを合成することにより、上
記課題であるキャリア数の増大を防ぐことができ、生産
効率の低下を回避できる。この場合の合成は、もとのロ
ット体系に合わせてキャリアを合成しても良いが、必ず
しもそうしなくても良い。すなわち、別のロットキャリ
アに合成しても良い。図2では、製造装置M4が何らか
の理由(状況)で処理が遅れた場合に、製造装置M1〜
M3で着工した分割キャリアを合成する場合が例示され
ている。
【0049】このようなロットを分割する方法は、その
製造工程に仕掛かっているロットの数が複数の場合も効
果的である。図3は、これを例示するもので、例えば4
つのロットLが製造工程に不規則に一群となって到着し
た場合を示している。また、図4は、本発明者らが検討
した方法であって、1ロットを1つの製造装置に割り当
てる方法を比較のために示した図である。図3では、各
ロットL毎に、3枚のウエハずつに4分割し、その分割
したものを製造装置M1〜M4に割り当てる。この場
合、製造装置M1〜M4の処理能力が0.5時間(30
分)とすると、1ロット目は1.5時間かかる。2ロッ
ト目は、1.5+1.5=3.0時間、3ロット目は、
4.5時間、4ロット目は6時間かかることになる。こ
の場合、この製造工程における1ロットの処理時間は
1.5時間となる。これに対して、図4の場合では、1
ロット(12枚のウエハ)を1つの製造装置で処理する
ので、この製造工程における1ロットの処理時間は6時
間になる。また、図3の場合では、1つの製造装置で処
理が遅くなるようなら、他の製造装置に、続く他のロッ
トの分割キャリアを割り当てて処理することで処理の滞
りを小さくすることができ、その製造工程の処理時間を
遅延を小さくできる。これにより、半導体集積回路装置
の製造工程全体での流れをスムーズにすることができ
る。これに対して、図4の場合では1つのロットが1つ
の製造装置に対応しているので、1つの製造装置で処理
が遅くなれば、その最も遅くなったロットの時間がその
製造工程の処理時間に反映されてしまう。
【0050】次に、図5は、本実施の形態の半導体集積
回路装置の製造システムの基本構成の一例を示してい
る。また、図6は、図5の製造システムにおける工程内
搬送の説明図を示している。さらに、図7は、図5の製
造システムにおける各種情報テーブルの説明図を示して
いる。なお、図5および図6においては、ウエハが収容
されてない空の分割キャリアSC(SC1)にはハッチ
ングを付さず、ウエハが収容された分割キャリアSC
(SC2)にハッチングを付すことで、これらが分かり
易くなるように区別した。
【0051】この製造システム1は、図5に示すよう
に、生産ラインコントローラMLC、分割管理コントロ
ーラSLC、ロット搬送コントローラLCC、分割搬送
コントローラSCC、製造装置コントローラMC、ロッ
トキャリアLC、ソータS、工程内搬送手段CI、分割
キャリアSCおよび製造装置M1〜M4を有している。
【0052】生産ラインコントローラMLCは、製造シ
ステム1の全体の動作を制御している。この生産ライン
コントローラMLCは、図7(a)に示すロット情報テ
ーブルを管理している。ロット情報テーブルには、ロッ
ト番号、ロットキャリアID(Identification Numbe
r)、ウエハID等のようなロットの情報が記されてい
る。
【0053】分割管理コントローラSLCは、ロット分
割後のキャリアの動作を管理している。この分割管理コ
ントローラSLCは、図7(b)に示す分割情報テーブ
ルおよび図7(c)に示す分割管理テーブルを管理して
いる。分割情報テーブルには、ロット番号、ロットキャ
リアID、ウエハID等の他、これに対応するようにウ
エハの分割情報が記されている。また、分割管理テーブ
ルには、ロット番号、ロットキャリアID、ウエハID
等の他、これに対応するように分割キャリアの情報が記
されている。
【0054】ロット搬送コントローラLCCは、ロット
キャリアLCの搬送動作を制御している。ロットキャリ
アLCは、ロットを構成する複数枚のウエハを収容する
ための搬送容器である。分割搬送コントローラSCC
は、空の分割キャリアSCおよびウエハを収容した分割
キャリアSCの搬送動作を制御している。すなわち、本
実施の形態では、分割管理コントローラSLCおよび分
割搬送コントローラSCCを導入し、分割キャリアSC
(分割ロット、分割体)を工程内搬送可能な構成とされ
ている。分割キャリアSCは、ロットを分割することで
得られた1または複数枚のウエハ群(分割体)を収容す
るための搬送容器である。分割キャリアSCに収容され
るウエハは、本実施の形態の趣旨から言ってロット内の
ウエハの枚数より少ない。本実施の形態では、空の分割
キャリアSCの情報(所在、ID等)を自動的に管理
し、これをソータSに自動搬送する機能を有している。
これにより、搬送経路中における空の分割キャリアの搬
送動作を良好にでき、かつ、ウエハを収納するときの収
納処理を円滑に行うことが可能となっている。ソータS
は、前記のようにロットを分割し、分割して得られた1
または複数枚のウエハ(分割体)を、別々の空の分割キ
ャリア内に収容する機能を有している。製造装置コント
ローラMCは、各製造装置M1〜M4の処理動作を制御
している。
【0055】次に、この製造システム1の動作を説明す
る。まず、ロットLが当該製造工程に到着すると、分割
管理コントーラSLCは、製造装置M1〜M4の一群の
中から着工可能な製造装置をN台選択する。続いて、分
割搬送コントローラSCCは、分割管理コントローラS
LCから伝送された分割情報テーブルに基づき、ソータ
Sを動作させてロットを分割する。この時、ソータS
は、ウエハIDと分割キャリアIDとの整合を取り、そ
の情報を分割搬送コントーラSCCから分割管理コント
ーラSLCに伝送して分割管理テーブル内に記憶する。
【0056】また、分割搬送コントローラSCCは、ロ
ット分割数分の空の分割キャリアSC1(図6参照)を
用意し、これを工程内搬送手段CIを通じてソータSに
搬送する。そして、ソータSでは、ロットLを分割する
ことで得られたウエハを、その空の分割キャリアSC1
に所定個ずつ移す。その後、分割搬送コントローラSC
Cは、ウエハを収容した複数の分割キャリアSC2を、
工程内搬送手段CIを通じて各製造装置M1〜M4に搬
送する。これ以降は、前記したように各製造装置M1〜
M4において並列的にウエハに対する処理を進める。
【0057】上記ロットの分割は、分割管理コントロー
ラSLCが製造装置群の情報に応じて指示するようにな
っている。基本的には、各分割キャリアSC内のウエハ
の枚数が同数となるように分割する。例えば製造装置M
1〜M4が着工可能であれば、1ロットの12枚のウエ
ハを、3枚、3枚、3枚、3枚に分割する。ただし、製
造装置群の各々の製造装置の稼働状況や仕掛かり状況に
応じて分割することもできる。例えば製造装置M1〜M
4に、それぞれ2枚、0枚、1枚、1枚のウエハが仕掛
かっている場合には、1ロットの12枚のウエハを、2
枚、4枚、3枚、3枚に分割する。これにより、この製
造工程における各製造装置M1〜M4の負荷が均等にす
ることが可能となる。また、例えば製造装置M4が計画
的に停止する場合には、1ロットの12枚のウエハを、
4枚、4枚、4枚というように、3分割して3台の製造
装置M1〜M3で処理を施すようにすることもできる。
これにより、製造装置の状況に応じて柔軟な対応が可能
となる。
【0058】次に、本実施の形態の半導体集積回路装置
の製造方法を適用した具体的な製造工程の一例を図8〜
図12により説明する。
【0059】ここでは、本発明の技術思想を、例えばウ
エハテスト工程に適用した場合について説明する。ウエ
ハテスト工程は、図8(a)に示すように、前工程の
後、後工程の前に、ウエハ上のチップの外部端子上にプ
ローブ針を当てて、そのチップの電気的特性を試験する
工程である。この工程に、本実施の形態を適用したの
は、例えば次の理由からである。すなわち、ウエハの大
口径化に伴い、1枚のウエハに形成されるチップの数が
増えた結果、1枚のウエハにかかるテスト時間が長くな
るからである。
【0060】図8(b)は、本実施の形態のウエハテス
ト工程部1Tの構成例を示している。ウエハテスト工程
部1Tは、ロットキャリアストッカLCS1,LCS
2、ソータS、分割キャリア移載機SCM1,SCM
2、工程内搬送手段CI1,CI2および複数台のウエ
ハテスタ部WTMの一群を有している。ウエハテスト工
程部1Tは、清浄度が中程度(例えばクラス100)の
クリーンルーム内に構築されている。
【0061】ロットキャリアストッカLCS1は、前工
程が終了した複数枚のウエハを収容するロットキャリア
を一時的に保管する自動倉庫である。また、ロットキャ
リアストッカLCS2は、テストが終了した複数枚のウ
エハを収容するロットキャリアを一時的に保管する自動
倉庫である。1つのロットキャリアには、例えば12枚
のウエハが収容されている。
【0062】図9(a)は、この段階のウエハ2の全体
平面図、(b)は(a)のウエハ2に形成されたチップ
2Cの拡大平面図、(c)は(b)に対する変形例であ
るチップ2Cの拡大平面図をそれぞれ示している。ウエ
ハ2は、例えば直径300mm程度の平面略円形状の単
結晶シリコン基板を基本構成としてなり、その主面(デ
バイス形成面)には、例えば平面四角形状の複数のチッ
プ2Cが形成されている。この段階の各チップ2Cに
は、既に、例えば8M(メガ)−SRAM(Static Ran
dom Access Memory)等のような所定の半導体集積回路
が形成されており、図9(b)または図9(c)に示す
ように、複数個の外部端子3が規則的に並んで配置され
ている。外部端子3は、例えばアルミニウム等のような
金属からなり、チップ2Cに形成された半導体集積回路
の電極を引き出すための端子である。図9(b)、
(c)は外部端子3の配置が異なるものを例示してお
り、図9(b)では、外部端子3がチップ2Cの外周に
沿って配置されている場合が示され、また、図9(c)
では、外部端子3がチップ2Cの中央に配置されている
場合が示されている。外部端子3には、ボンディングワ
イヤが接続される場合やバンプ電極が形成される場合が
ある。
【0063】また、本実施の形態では、工程間搬送で用
いるロットキャリアと、工程内搬送で用いる分割キャリ
アとで異なるものを用いている。図10(a)はロット
キャリア(第1搬送容器)LCを示し、(b)は分割キ
ャリア(第2搬送容器)SCを示している。ロットキャ
リアLCとしては、例えばフープ(FOUP;FrontOpe
ning Unified Pod)と呼ばれる搬送容器が使用されてい
る。このフープは、ウエハ収納部を外部の雰囲気から遮
断して密閉状態とすることが可能なウエハ搬送容器であ
り、ウエハ2を支持する支持部4aと、これを支持し、
かつ、ウエハ収納部を形成する筐体部4bと、ロットキ
ャリアLCの情報を識別可能とするための識別ID部4
cとを有している。識別ID部4cの情報を、光センサ
等のような非接触型センサによって読み取ることによ
り、ロットキャリアLCの管理が可能となっている。
【0064】また、分割キャリアSCとしては、例えば
オープンカセットと呼ばれる搬送容器が使用されてい
る。このオープンカセットは、ウエハ収納部が、外部の
雰囲気から完全には遮断されず、開放状態とされている
ウエハ搬送容器であり、ウエハ2を支持する支持部5a
と、これを支持し、かつ、ウエハ収納部を形成する筐体
部5bと、分割キャリアSCの情報を識別可能とするた
めの識別ID部5cとを有している。識別ID部5cの
情報を、光センサ等のような非接触型センサによって読
み取ることにより、上記分割管理コントローラや分割搬
送コントローラによる分割キャリアSC(空の分割キャ
リアSCおよびウエハ2が収容された分割キャリアSC
の両方)の管理が可能となっている。
【0065】分割キャリアSCは、ウエハ収納枚数がロ
ットキャリアLCに比べて少なくて済むので、図10に
示すように、その高さ方向(複数枚のウエハ2が積み重
ねられる方向)の寸法が、ロットキャリアLCの高さ方
向の寸法に比べて小さくなっている。また、分割キャリ
アSCは、工程内搬送手段CI1,CI2の搬送動作に
対応可能になっている。工程内搬送手段において、この
ような小型の分割キャリアSCを用いることで空間効率
の向上を図ることが可能となる。これにより、分割キャ
リアSCの数の増大にも対応可能である。ただし、分割
キャリアSCとしてフープを用いることも可能である。
また、カセット形式のものに代えて、1または複数枚の
ウエハを保持可能な搬送アームを有する搬送手段を用い
ることもできる。
【0066】また、図8(b)の分割キャリア移載機S
CM1は、空の分割キャリアSCをソータSに自動的に
移し換え、かつ、ウエハ2が収容された分割キャリアS
Cを、ソータSから工程内搬送手段CI1に自動的に移
し換える装置である。また、分割キャリア移載機SCM
2は、テストが収容したウエハ2を収容する分割キャリ
アSCを工程内搬送手段CI1からソータSに自動的に
移し換える一方、空になった分割キャリアを工程内搬送
手段CI1に自動的に移し換える装置である。
【0067】工程内搬送手段(連続型の第1搬送手段)
CI1は、例えば床上型のクリーンコンベアで構成され
ており、ループ状の搬送経路を形成している。分割キャ
リアSCは、この工程内搬送手段CI1に沿ってループ
状に循環移動が可能となっている。工程内搬送手段CI
1の後段には、工程内搬送手段(直線移動型の第2搬送
手段)CI2が図8(b)の上下方向に沿って互いに平
行になるように複数経路設けられている。この工程内搬
送手段CI2は、例えば移動型移載機からなり、図8
(b)の横方向に直線状に延在する搬送経路を形成して
いる。工程内搬送手段CI2に受け取られた分割キャリ
アSCは、その直線状に移動し、ウエハテスタ部WTM
に搬送されるようになっている。
【0068】工程内搬送手段CI1,CI2は、その一
部が交差するように設置されており、その重なり部分C
Aを通じて工程内搬送手段CI1,CI2間での分割キ
ャリアSCの送受が、人手を介することなく、またスト
ッカを介することなく、自動的かつ連続的に行われるよ
うになっている。これにより、工程内における分割キャ
リアSCの搬送を、スムーズに、かつ、短時間に行うこ
とが可能となっている。また、工程内搬送ではストッカ
を不要とすることができるので、ウエハテスト工程部1
Tの面積の縮小を図ることができ、コストの低減が可能
となる。
【0069】また、工程内搬送手段CI1は、どの経路
(行)の工程内搬送手段CI2とも交差するように配置
されているので、工程内搬送手段CI1に搬入された分
割キャリアSCを、どの経路(行)の工程内搬送手段C
I2にも自由に自動搬送することが可能となっている。
【0070】図11は、その工程内搬送手段CI1,C
I2の一例を示している。図11(a)は工程内搬送手
段CI1,CI2の側面図、(b)は工程内搬送手段C
I1の一部の斜視図、(c)は(b)の構成の説明図、
(d)は工程内搬送手段CI2の上面図をそれぞれ示し
ている。
【0071】工程内搬送手段CI1は、互いに平行に延
在する2本の経路形成部6a,6aと、これに対して直
交する方向に延びる回転シャフト6bと、この回転シャ
フト6bの一端に機械的に接続されたモータ6cと、こ
れらを床面から離間させた状態で支持する支持部6dと
を有している。経路形成部6a,6aは、分割キャリア
SCの搬送経路を形成している。また、回転シャフト6
bは、経路形成部6aの延在方向に沿って所定の間隔毎
に配置され、左側のプーリを突き抜けて左側の経路形成
部6aにサポートされた状態で、分割キャリアSCの進
行方向に回転可能な状態で支持されている。回転シャフ
ト6bの回転動作は、その一端に機械的に接続されたモ
ータ6cによって制御されている。この回転シャフト6
bの回転動作によって分割キャリアSCが搬送されるよ
うになっている。このような工程内搬送手段CI1は、
分割キャリアSCの搬送機能の他に、工程内の処理速度
制御やタイミングコントロール等を行うためのバッファ
機能をも有している。これにより、工程内での搬送部と
ウエハテスタ部との時間的な整合を良好に取ることがで
きるので、工程内での分割キャリアSCの滞りを抑制ま
たは防止することができ、効率的なウエハテストが可能
となっている。
【0072】一方、工程内搬送手段CI2としては、例
えばRGV(Rail Guided Vehicle)が使用されてい
る。工程内搬送手段CI2は、床に施された軌道(レー
ル)に沿って走行可能な構造となっている。レールでガ
イドされるため、安定性、高速走行性および停止精度性
に優れている。この工程内搬送手段CI2は、アームA
Rを有している。このアームARの先端に設けられた把
持部AR1によって分割キャリアSCを把持することが
可能となっている。アームARは、床面に対して水平な
方向に360°回転可能となっている。把持部AR1
は、直線方向に移動可能となっている。把持部AR1
は、分割キャリアSCを、そのウエハ取り出し口5d側
が外側を向くように把持する。
【0073】この工程内搬送手段CI2としては、RG
Vに代えて、例えば無軌道型搬送車(AGV:Automati
c Guided Vehicle)、天井軌道走行型搬送方式(OH
T:Overhead Hoisting Transfer)または床下走行型搬
送方式を使用しても良い。AGVは、バッテリを原動力
とした無人搬送車である。軌道レールを必要とせず、例
えば床に貼られたガイドテープ(磁気、光学)、カメ
ラ、レーザ、超音波等に従って追従可能な構造となって
いる。AGVを採用した場合には、レイアウトや物流フ
ローの変更あるいは長く複雑な搬送経路の構築に柔軟に
対応できる。
【0074】OHTは、軌道レールを必要とし、天井レ
ベルの空間を走行する無人搬送車である。その軌道レー
ルは、天井から吊り下げられることが多い。スペースフ
ァクタやフレキシビリティの点で優れているため、コス
トの低減が可能となる。また、RGVと同様に、レール
でガイドされるため、安定性、高速走行性および停止精
度性に優れている。
【0075】本実施の形態においては、工程内搬送手段
CI1,CI2の床面からの高さが等しい。特に、工程
内搬送手段CI1における床面から分割キャリアSCの
底面までの高さと、工程内搬送手段CI2における床面
から把持部AR1で把持された分割キャリアSCの底面
までの高さ、すなわち、図11(a)の高さ(授受高
さ)hが、ほぼ等しくなるように設計されている。工程
内搬送手段CI2をOHTとした場合には、工程内搬送
手段CI1とOHTの間に昇降機を設けて分割キャリア
SCを、工程内搬送手段CI1からOHTの高さ位置に
上昇させて搬送させなければならず時間的な遅延が生じ
る。これに対して、本実施の形態では、工程内搬送手段
CI1,CI2の高さhを同等としたことにより、工程
内搬送手段CI1,CI2間の分割キャリアSCの授受
を、工程内搬送手段CI1,CI2間に昇降機を設ける
ことなく、スムーズに短時間で行うことが可能となって
いる。なお、高さhは、例えば900mm程度である。
【0076】また、本実施の形態においては、図8
(b)に示すように、各々の工程内搬送手段CI2の搬
送経路方向に沿って、その近傍に複数台のウエハテスタ
部WTMが配置されている。工程内搬送手段CI2は、
各ウエハテスタ部WTMに対して分割キャリアSCを自
動的に移し換える機能を有している。図12は、ウエハ
テスタ部WTMの一例を示している。ウエハテスタ部W
TMは、テストヘッド7a、プローブカード7b、測定
部7cおよびコントローラ7dを有している。ウエハ2
は、テストヘッド7a上に載置(セッティング)されて
いる。プローブカード7bのプローブ針7b1を、上記
ウエハ2の各チップ2Cの外部端子3(図9(b)参
照)に接触することで、ウエハ2の各チップ2Cの電気
的特性を測定部7cで測定できるようになっている。コ
ントローラ7dは、ウエハテスタ部WTMの全体制御を
行う。ここでは、ウエハ2を1枚ずつテストする。
【0077】次に、このウエハテスト工程部1Tの処理
動作を説明する。前工程が終了した複数枚のウエハを収
容したロットキャリアは、ロットキャリアストッカLC
S1に収容される。このロットキャリアストッカLCS
1に収容されたロットキャリアは、ソータSに運ばれ
る。ソータSでは、前記のようにロットの分割処理を行
い、ウエハを空の分割キャリアSCに移し換える。すな
わち、1ロットを複数の分割キャリアSCに分割する。
ここでは、1ロットの12枚のウエハ2を、3枚ずつ4
等分する。その他の分割の規則は、前記したので説明を
省略する。続いて、その複数の分割キャリアSCを工程
内搬送手段CI1に自動的に移し換える。分割キャリア
SCは、工程内搬送手段CI1を通じて移送され、その
後、工程内搬送手段CI2に移し換えられ、さらにその
分割キャリアSCに割り当てられた所定のウエハテスタ
部WTMに送られる。この割り当ての仕方も前記したの
と同じなので説明を省略する。ウエハテスタ部WTMで
は、分割キャリアSC内のウエハ2を1枚ずつ取り出
し、ウエハ2の各チップ2Cに対して電気的特性を試験
する。ここでは、各ウエハテスタ部WTMでは、3枚の
ウエハ2を1枚ずつテストすれば良い。1個の分割キャ
リアSCのテストタイムは、約6時間程度であった。こ
のようにして分割キャリアSC内の全てのウエハ2に対
して試験が終了した後、そのテスト後のウエハ2を分割
キャリアSCに収容した後、その分割キャリアSCを工
程内搬送手段CI2,CI1を通じて分割キャリア移載
機SCM2に戻し、さらにソータSに戻す。ソータSで
は、分割キャリアSC内のテスト終了後のウエハを取り
出し、そのウエハ2を再びロットキャリアLCに収容す
る。また、空になった分割キャリアSCは、分割キャリ
ア移載機SCM2に戻され、分割キャリア移載機SCM
2により工程内搬送手段CI2に戻される。ウエハテス
トが終了した複数枚のウエハ2を収容するロットキャリ
アLCは、ロットキャリアストッカLCS2に搬入さ
れ、その後、後工程に進む。ここでは、テスト終了後の
ウエハ2を再度ロットキャリアLCに集める方法につい
て説明したが、これに限定されるものではなく、分割し
たものをそのままの状態(枚数)で別のキャリアに収容
して後工程に搬入することもできる。
【0078】後工程においては、ウエハ2の裏面を研磨
した後、ダイシングソーを用いてウエハ2をチップ2C
に分割する。そして、上記ウエハテストで合格とされた
チップ2Cを取り出して、チップ2Cの外部端子3とリ
ード線とを接続した後、パッケージングする。パッケー
ジングの方法は、例えば樹脂封止パッケージでも良い
し、セラミックパッケージでも良い。
【0079】(実施の形態2)本実施の形態2において
は、本発明の技術思想を、前工程に適用した場合につい
て説明する。
【0080】図13は、これを例示する図であり、洗浄
処理工程P1、拡散処理工程P2および成膜処理工程P
3が図13の左から順に示されている。洗浄処理は、相
対的に短い時間で処理できることやバッチ処理も可能で
あることから本発明の技術思想を適用していない。ここ
では、本発明の技術思想を、拡散処理工程P2および成
膜処理工程P3に適用した場合を例示している。拡散処
理工程P2では、例えば2台の拡散処理装置(不純物導
入処理装置)DFM1,DFM2が用意されている。ま
た、成膜処理工程P3では、例えば4台の成膜処理装置
DPM1〜DPM4が用意されている。成膜処理装置D
PM1〜DPM4は、例えば1回の成膜処理で2枚のウ
エハに対して成膜が可能な低圧CVD(Chemical Vapor
Deposition)装置が用いられている。なお、拡散処理
装置に代えてイオン注入装置を用いることもできる。
【0081】拡散処理工程P2および成膜処理工程P3
でのロットLの分割の仕方は前記実施の形態1で説明し
たのと同じである。例えば成膜処理工程P3では、処理
に先立って、ロットLの複数枚のウエハ1を、成膜処理
装置DPM1〜DPM4の一群の状況等に応じて分割す
る。例えばロットL内に12枚のウエハ2が収容されて
いるとすると、これを4分割して3枚ずつに分ける。続
いて、その分割したもの(例えば3枚のウエハ2を収容
する分割キャリアSCを4個)を各成膜処理装置DPM
1〜DPM4に割り当てる。各成膜処理装置DPM1〜
DPM4の各々では、分割キャリアSCからウエハ2を
2枚ずつ取り出して成膜処理を施す。その後、処理が終
了したウエハ2を空のロットキャリアLCに戻し、その
ロットキャリアLCを続く製造工程に搬送する。ここで
のロットキャリアも前記したフープを使用している。ま
た、工程内搬送で用いる分割キャリアSCは、前工程で
もあり高い清浄度(例えばクラス1程度)を必要とする
ことからフープを使用することが好ましい。
【0082】このような本実施の形態2によれば、前記
実施の形態1と同様に、半導体集積回路装置の前工程の
製造工程での処理時間を短縮にすることができ、半導体
集積回路装置の前工程の全工程での流れの速度を均等に
することができるので、半導体集積回路装置のQTAT
を実現できる。
【0083】成膜処理工程P3後のウエハ2の要部断面
図の一例を図14に示す。ウエハ2を工程する基板2S
は、例えば単結晶シリコンからなり、その主面(デバイ
ス形成面)側の上部には、nウエルNWLおよびpウエ
ルPWLが形成されている。また、基板2Sの主面側上
部には、溝型の分離部8が形成されている。この溝型の
分離部8は、基板2Sに掘られた溝内に酸化シリコン膜
が埋め込まれて形成されている。
【0084】この溝型の分離部8に囲まれた活性領域に
おいて、nウエルNWLにはpMISQpが形成され、
pウエルPWLにはnMISQnが形成されている。p
MISQpは、ソースおよびドレイン用の半導体領域
9,9と、ゲート絶縁膜10と、ゲート電極11とを有
している。半導体領域9には、例えばホウ素が導入され
ている。また、nMISQnは、ソースおよびドレイン
用の半導体領域12,12と、ゲート絶縁膜10と、ゲ
ート電極11とを有している。半導体領域12には、例
えばリンまたはヒ素が導入されている。ゲート絶縁膜1
0は、例えば酸化シリコン膜からなる。また、ゲート電
極11は、例えば低抵抗ポリシリコン膜上にコバルトシ
リサイド等のようなシリサイド層が形成されてなる。こ
のような基板2Sの主面上には、例えば酸化シリコン膜
からなる層間絶縁膜13a、13bが下層から順に堆積
されている。上記nウエルNWL、pウエルPWLおよ
び半導体領域9,12は、上記拡散処理装置DFM1,
DFM2等により形成されている。また、上記層間絶縁
膜13a,13bは、上記成膜処理装置DPM1〜DP
M4等により形成されている。
【0085】(実施の形態3)本実施の形態3において
は、ロットの分割規則の変形例を図15により説明す
る。
【0086】図15には、1個のロットキャリアLC内
に、例えば12枚のウエハ2が収容されている場合が示
されている。このうち、上から6枚のウエハ2は、JA
という同一条件(または同一製品)の一群であり、次の
3枚のウエハ2は、JBという他の同一条件(または同
一製品)の一群であり、次の3枚のウエハ2は、JCと
いうさらに他の同一条件(または同一製品)の一群とな
っている。
【0087】すなわち、半導体集積回路装置の製造工程
(特に試作期や多品種少量生産工程等)においては、同
じ製造工程(テスト工程を含む)であっても、条件が若
干異なる場合がある。その場合、1個のロットキャリア
LCの中には、異なる条件のウエハ2が混在した状態で
収容される場合がある。ここでいう条件とは、例えば不
純物の導入条件、膜の厚さ等のようなプロセスレシピで
あったり、抵抗値、容量値あるいは入力信号のクロック
周波数等のようなテスト条件であったりする。また、多
品種少量生産工程では、品種は多いが、生産量が少ない
ので、1個のロットキャリアLC内に、多品種の製品用
のウエハ2が混在した状態で収容される場合がある。
【0088】このような場合には、ロットの分割に際し
て、ロット内の複数枚のウエハ2を、その同一条件(ま
たは同一製品)毎に分割する。ここでは、製造装置M1
〜M3に対して、それぞれ6枚、3枚、3枚のウエハ2
を割り当てる。このようにすることで、例えば製造装置
M1はJAという条件(または製品)専用の製造装置、
製造装置M2はJBという条件(または製品)専用の製
造装置、さらに製造装置M3はJCという条件(または
製品)専用の製造装置というように、各製造装置M1,
M2,M3を専用化することができる。これにより、製
造装置M1,M2,M3において、条件等の切り換えを
無くすことができるので、その製造工程(テスト工程を
含む)における処理時間(テスト時間を含む)を短縮す
ることができる。
【0089】(実施の形態4)本実施の形態4において
は、ロットの分割規則のさらに他の変形例を図16によ
り説明する。
【0090】図16には、1個のロットキャリアLC内
に、例えば13枚のウエハ2が収容されている場合が示
されている。このうち、例えば一番下の1枚のウエハ2
は、特急で処理することが要求されているウエハである
とする。
【0091】このような場合には、ロットの分割に際し
て、特急処理が要求されているウエハ2を1台の製造装
置M4に割り当てて、残りの12枚のウエハ2を、製造
装置M1〜M3の台数に合わせて3等分に、または製造
装置M1〜M3の処理状況に応じて負荷が均等になるよ
うに、あるいは前記実施の形態3のように条件が同じも
の同士となるように分ける。ここでは、製造装置M1〜
M4に対して、それぞれ4枚、4枚、4枚、1枚のウエ
ハ2を割り当てる。
【0092】このようにすることで、製造装置M4を特
急処理用のウエハ2に対して専用の製造装置にすること
ができるので、特急処理用のウエハ2に対する処理を素
早く終了させることができる。すなわち、特急処理要求
に対応することが可能となる。応用例として、割り込み
が生じた場合には、その割り込みウエハを、1台の製造
装置に割り当て、残りのウエハを前記種々の規則で分割
することもできる。これにより、半導体集積回路装置の
製造工程における割り込み処理に対しても柔軟に対応す
ることが可能となる。
【0093】(実施の形態5)本実施の形態5において
は、前記製造装置の構成の変形例を説明する。
【0094】前記実施の形態1〜4では、製造装置が、
1つの処理部を有する単体の製造装置とされている場合
について説明している。しかし、本実施の形態における
製造装置の概念は、これに限定されるものではなく、例
えば製造装置が、複数台の同一製造装置の一群を有する
構成とされる場合もある。
【0095】図17は、その一例を示している。ここで
は、製造装置M1〜M4の各々が、搬送手段CIAと、
その両側に配置された同一処理用の複数台の製造装置M
Aの一群とを有している。この場合は、前記ロットの分
割処理によって得られた複数枚のウエハを、さらに複数
台の製造装置MAの各々に割り当てて搬入し、並列的に
処理することができる。例えばロットキャリア内に12
枚のウエハがある場合に、その12枚のウエハを4枚ず
つに分けて製造装置M1〜M4に割り当てたとする。各
製造装置M1〜M4では、その4枚のウエハのそれぞれ
を4台の製造装置MAに割り当てて並列的に処理を施す
ことができる。これにより、製造装置M1〜M4での処
理時間をさらに短縮することができる。
【0096】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0097】例えば前工程を経てウエハに形成された複
数のチップに対して、ウエハの状態のまま一括してパッ
ケージ・プロセスを施す、いわゆるウエハプロセスパッ
ケージ(Wafer Process Package;以下、WPPと略
す)処理後におけるウエハ上の各チップのテストに、本
発明の技術思想を適用しても良い。
【0098】前記実施の形態2では、本発明の技術思想
を拡散処理工程および成膜処理工程に適用した場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではなく種々適
用可能であり、例えば露光工程に適用することもでき
る。上記大口径のウエハに対応する露光装置は非常に高
額であるため、稼働率およびスループットを高めること
が必須となるからである。
【0099】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である半導体
集積回路装置の製造方法に適用した場合について説明し
たが、それに限定されるものではなく、例えば液晶基板
の製造方法、マイクロマシンの製造方法にも適用でき
る。
【0100】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0101】すなわち、管理単位内の複数枚のウエハ
を、搬送路で結ばれる複数の同一枚葉処理装置に分割し
て割り当てて、複数の同一枚葉処理装置で並列的に処理
を施す工程を有することにより、各製造工程において、
管理単位内のウエハの処理待ち時間を短縮でき、1工程
当たりの製造時間を短縮することができるので、半導体
集積回路装置の全体の製造時間を短縮することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体集積回路装置の生産ラインにおける処理
能力、製造装置台数、工程別TATの説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態である半導体集積回路装
置の製造方法における一製造工程における基本的な構成
の説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態である半導体集積回路装
置の製造方法の効果の説明図である。
【図4】本発明者らが検討した1ロットに対して1製造
装置を割り当てる製造方法の説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態である半導体集積回路装
置の製造システムにおける基本構成例の説明図である。
【図6】図5の製造システムにおける工程内搬送の説明
図である。
【図7】(a)〜(c)は図5の製造システムにおける
各種情報テーブルの説明図である。
【図8】(a)は本発明の一実施の形態である半導体集
積回路装置の製造工程のフロー図、(b)は(a)の製
造工程部における構成の説明図である。
【図9】(a)は図8の半導体集積回路装置の製造工程
におけるウエハの平面図、(b)は(a)の半導体チッ
プの拡大平面図、(c)は(b)の変形例を示す半導体
チップの拡大平面図である。
【図10】(a)は図8(b)の半導体集積回路装置の
製造工程部で用いるロットキャリアの説明図、(b)は
分割キャリアの説明図である。
【図11】(a)は図8(b)の半導体集積回路装置の
製造工程部における工程内搬送手段の説明図、(b)は
(a)の右側の工程内搬送手段の要部斜視図、(c)は
(b)の工程内搬送手段の説明図、(d)は(a)の左
側の工程内搬送手段の上面図である。
【図12】図8(b)の半導体集積回路装置の製造工程
部における検査装置の説明図である。
【図13】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置の製造工程(前工程)の説明図である。
【図14】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置の製造工程中におけるウエハの要部断面図であ
る。
【図15】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置の製造工程におけるロットの分割規則の説明図で
ある。
【図16】本発明のさらに他の実施の形態である半導体
集積回路装置の製造工程におけるロットの分割規則の説
明図である。
【図17】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置の製造工程における製造装置の変形例の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 製造システム 1T ウエハテスト工程部 2 ウエハ 2C 半導体チップ 2S 基板 3 外部端子 4a 支持部 4b 筐体部 4c 識別ID部 5a 支持部 5b 筐体部 5c 識別ID部 5d ウエハ取り出し口 6a枠体部 6b 回転シャフト 6c モータ 6d 支持部 7a テストヘッド 7b プローブカード 7b1 プローブ針 7c 測定部 7d コントローラ 8 溝型の分離部 9 半導体領域 10 ゲート絶縁膜 11 ゲート電極 12 半導体領域 13a,13b 層間絶縁膜 L ロット M1〜M4 製造装置 MA 製造装置 MLC 生産ラインコントローラ SLC 分割管理コントローラ LCC ロット搬送コントローラ SCC 分割搬送コントローラ MC 製造装置コントローラ S ソータ CI,CI1,CI2 工程内搬送手段 CIA 搬送手段 LC ロットキャリア SC,SC1,SC2 分割キャリア LCS1,LCS2 ロットキャリアストッカ SCM1,SCM2 分割キャリア移載機 WTM ウエハテスタ部 DFM1,DFM2 拡散処理装置 DPM1〜DPM4 成膜処理装置 AR アーム AR1 把持部 Qp pチャネル型のMIS・FET Qn nチャネル型のMIS・FET NWL nウエル PWL pウエル

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の工程を有することを特徴とする半
    導体集積回路装置の製造方法; (a)管理単位の複数枚のウエハを製造工程に搬送する
    工程、(b)前記管理単位の複数枚のウエハを、前記製
    造工程で用いる複数の同一枚葉処理装置の一群に応じて
    分割する工程、(c)前記分割された1または複数枚の
    ウエハを、前記複数の同一枚葉処理装置に割り当てる工
    程、(d)前記複数の同一枚葉処理装置において並列的
    にウエハに対して処理を施す工程。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置の製
    造方法において、前記(b)工程に際して、前記管理単
    位内の複数枚のウエハを、前記複数の同一枚葉処理装置
    の台数毎に均等になるように分割することを特徴とする
    半導体集積回路装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体集積回路装置の製
    造方法において、前記(b)工程に際して、前記管理単
    位内の複数枚のウエハを、前記複数の同一枚葉処理装置
    での稼働状況または仕掛かり状況に応じて分割すること
    を特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体集積回路装置の製
    造方法において、前記(b)工程に際して、前記管理単
    位内の複数枚のウエハを、前記複数の同一枚葉処理装置
    での負荷が均等になるように分割することを特徴とする
    半導体集積回路装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の半導体集積回路装置の製
    造方法において、前記(b)工程に際して、前記管理単
    位内の複数枚のウエハを、同一条件で処理するもの同士
    の集合体となるように分割することを特徴とする半導体
    集積回路装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の半導体集積回路装置の製
    造方法において、前記管理単位内の複数枚のウエハの中
    でも特急処理を要するものを、前記複数の同一枚葉処理
    装置の1つに割り当て、前記特急処理を要するウエハを
    除く残りの複数枚のウエハを、前記複数枚の同一枚葉処
    理装置の残りの一群に応じて分割することを特徴とする
    半導体集積回路装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の半導体集積回路装置の製
    造方法において、前記管理単位の複数枚のウエハを第1
    搬送容器に収容して搬送する工程と、前記分割された単
    位のウエハを第2搬送容器に収容して搬送する工程とを
    有することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の半導体集積回路装置の製
    造方法において、前記第2搬送容器の外形寸法は、前記
    第1搬送容器の外形寸法よりも小さいことを特徴とする
    半導体集積回路装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の半導体集積回路装置の製
    造方法において、前記分割された1または複数枚のウエ
    ハを第2搬送容器に収容した後、その第2搬送容器を連
    続型の第1搬送手段およびこれに搬送経路が結ばれた直
    線移動型の第2搬送手段を通じて、前記複数の同一枚葉
    処理装置に搬送することを特徴とする半導体集積回路装
    置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の半導体集積回路装置の
    製造方法において、前記第1搬送手段と、前記第2搬送
    手段との高さが同じであることを特徴とする半導体集積
    回路装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の半導体集積回路装置の
    製造方法において、前記複数の同一枚葉処理装置が、前
    記ウエハにおける複数のチップの電気的特性を検査する
    ための検査装置であることを特徴とする半導体集積回路
    装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の半導体集積回路装置の
    製造方法において、前記複数の同一枚葉処理装置が、不
    純物導入処理装置または成膜処理装置であることを特徴
    とする半導体集積回路装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 以下の工程を有することを特徴とする
    半導体集積回路装置の製造方法; (a)管理単位の複数枚のウエハを第1搬送容器に収容
    した状態で製造工程に搬送する工程、(b)前記第1搬
    送容器内の管理単位の複数枚のウエハを、前記製造工程
    で用いる複数の同一枚葉処理装置の一群に応じて分割す
    る工程、(c)前記分割によって得られたものであっ
    て、1または複数のウエハを有する複数の分割体を複数
    の第2搬送容器の各々に収容する工程、(d)前記複数
    の第2搬送容器の各々を、前記複数の同一枚葉処理装置
    に割り当てる工程、(e)前記複数の同一枚葉処理装置
    において並列的にウエハに対して処理を施す工程。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記(b)工程に際して、前記管
    理単位内の複数枚のウエハを、前記複数の同一枚葉処理
    装置の台数毎に均等になるように分割することを特徴と
    する半導体集積回路装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記(b)工程に際して、前記管
    理単位内の複数枚のウエハを、前記複数の同一枚葉処理
    装置での稼働状況または仕掛かり状況に応じて分割する
    ことを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記(b)工程に際して、前記管
    理単位内の複数枚のウエハを、前記複数の同一枚葉処理
    装置での負荷が均等になるように分割することを特徴と
    する半導体集積回路装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記(b)工程に際して、前記管
    理単位内の複数枚のウエハを、同一条件で処理するもの
    同士の集合体となるように分割することを特徴とする半
    導体集積回路装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記管理単位内の複数枚のウエハ
    の中でも特急処理を要するものを、前記複数の同一枚葉
    処理装置の1つに割り当て、前記特急処理を要するウエ
    ハを除く残りの複数枚のウエハを、前記複数枚の同一枚
    葉処理装置の残りの一群に応じて分割することを特徴と
    する半導体集積回路装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記第2搬送容器の外形寸法は、
    前記第1搬送容器の外形寸法よりも小さいことを特徴と
    する半導体集積回路装置の製造方法。
  20. 【請求項20】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記第2搬送容器を連続型の第1
    搬送手段およびこれに搬送経路が結ばれた直線移動型の
    第2搬送手段を通じて、前記複数の同一枚葉処理装置に
    搬送することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記第1搬送手段と、前記第2搬
    送手段との高さが同じであることを特徴とする半導体集
    積回路装置の製造方法。
  22. 【請求項22】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記複数の同一枚葉処理装置が、
    前記ウエハにおける複数のチップの電気的特性を検査す
    るための検査装置であることを特徴とする半導体集積回
    路装置の製造方法。
  23. 【請求項23】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記複数の同一枚葉処理装置が、
    不純物導入処理装置または成膜処理装置であることを特
    徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  24. 【請求項24】 (a)半導体集積回路装置を製造する
    ための第1製造工程、(b)前記半導体集積回路装置を
    製造するための第2製造工程、(c)前記第1、第2製
    造工程間において、管理単位の複数枚のウエハを第1搬
    送容器に収容した状態で搬送する工程を有し、 前記第1、第2製造工程の各々においては、 前記第1、第2製造工程の各々で用いる複数の同一枚葉
    処理装置の一群に応じて、前記第1搬送容器内の管理単
    位の複数枚のウエハを分割する工程、 前記分割によって得られたものであって、1または複数
    のウエハを有する複数の分割体を複数の第2搬送容器の
    各々に収容する工程、 前記複数の第2搬送容器の各々を、前記第1、第2製造
    工程における複数の同一枚葉処理装置に割り当てて、そ
    の複数の同一枚葉処理装置で並列的にウエハに対して処
    理を施す工程。
  25. 【請求項25】 請求項24記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記分割工程に際して、前記管理
    単位内の複数枚のウエハを、前記複数の同一枚葉処理装
    置の台数毎に均等になるように分割することを特徴とす
    る半導体集積回路装置の製造方法。
  26. 【請求項26】 請求項24記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記分割工程に際して、前記管理
    単位内の複数枚のウエハを、前記複数の同一枚葉処理装
    置での稼働状況または仕掛かり状況に応じて分割するこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  27. 【請求項27】 請求項24記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記分割工程に際して、前記管理
    単位内の複数枚のウエハを、前記複数の同一枚葉処理装
    置での負荷が均等になるように分割することを特徴とす
    る半導体集積回路装置の製造方法。
  28. 【請求項28】 請求項24記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記分割工程に際して、前記管理
    単位内の複数枚のウエハを、同一条件で処理するもの同
    士の集合体となるように分割することを特徴とする半導
    体集積回路装置の製造方法。
  29. 【請求項29】 請求項24記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記管理単位内の複数枚のウエハ
    の中でも特急処理を要するものを、前記複数の同一枚葉
    処理装置の1つに割り当て、前記特急処理を要するウエ
    ハを除く残りの複数枚のウエハを、前記複数枚の同一枚
    葉処理装置の残りの一群に応じて分割することを特徴と
    する半導体集積回路装置の製造方法。
  30. 【請求項30】 請求項24記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記第2搬送容器の外形寸法は、
    前記第1搬送容器の外形寸法よりも小さいことを特徴と
    する半導体集積回路装置の製造方法。
  31. 【請求項31】 請求項24記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記第2搬送容器を連続型の第1
    搬送手段およびこれに搬送経路が結ばれた直線移動型の
    第2搬送手段を通じて、前記複数の同一枚葉処理装置に
    搬送することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
  32. 【請求項32】 請求項31記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記第1搬送手段と、前記第2搬
    送手段との高さが同じであることを特徴とする半導体集
    積回路装置の製造方法。
  33. 【請求項33】 請求項24記載の半導体集積回路装置
    の製造方法において、前記第1製造工程の複数の同一枚
    葉処理装置が、不純物導入処理装置であり、前記第2製
    造工程の複数の同一枚葉処理装置が成膜処理装置である
    ことを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
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