JP2002313157A - クランプ取付用治具 - Google Patents

クランプ取付用治具

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JP2002313157A
JP2002313157A JP2001111460A JP2001111460A JP2002313157A JP 2002313157 A JP2002313157 A JP 2002313157A JP 2001111460 A JP2001111460 A JP 2001111460A JP 2001111460 A JP2001111460 A JP 2001111460A JP 2002313157 A JP2002313157 A JP 2002313157A
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JP
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clamp
support shaft
guard band
hole
holding portion
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JP2001111460A
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Inventor
Tamiyuki Makido
民幸 牧戸
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 起伏操作されるクランプ取付治具と組立作業
台との間に電線が入り込むのを防止できるようにする。 【解決手段】 ワイヤハーネスの組立作業台11上に起
伏可能に取り付けられる支軸12と、その上端に固定さ
れてワイヤハーネスに装着すべきクランプを保持可能な
クランプ保持部13とを備え、このクランプ保持部13
の近傍に帯状のガード帯18の一端を固定し、他端を支
軸12の倒伏方向に延出すると共に、組立作業台11に
形成した貫通孔11bに出入り自在に挿通している。こ
のガード帯18は支軸12の起立姿勢および倒伏姿勢い
ずれの状態においてもクランプ保持部13の近傍と組立
作業台11との間に渉って配置されるようにして電線の
引っ掛かりを防止している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クランプ取付用治
具に関し、ワイヤハーネスの組立作業時において布線さ
れた電線が引っ掛かるのを防止して組立作業性の向上を
図るものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等に用いられるワイヤハーネスW
/Hは、図4(A)に示すように、組立作業台1上に立
設した電線保持具2に沿って電線Waを所要経路に布線
することによって組み立てられる。この組立工程には、
布線されて所要形態に整えられた電線束Wに対し、ワイ
ヤハーネスW/Hを車体パネルに固定するためのクラン
プ3を取り付ける工程が含まれる。
【0003】そして、電線束Wの所要位置にクランプ3
を取り付けるには、クランプ取付用治具4が用いられ
る。この種のクランプ取付用治具4としては、特開平1
1−35006号公報に記載のものが知られおり、図4
(B)に示すように、組立作業台1上に起伏可能に取り
付けられる支軸4aと、この支軸4aの上端に固定され
てクランプ3を保持可能なクランプ保持部4bとを備え
ている。そして、電線Waが布線される間は、布線作業
に邪魔にならないように倒伏状態とされ、布線完了後に
起立させてクランプ保持部4bに保持されたクランプ3
を電線束Wの外周所要位置に沿わせて位置決めすると共
に、テープまたはベルトによりクランプ3を電線束Wに
取り付けるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように電線Wa
の布線時においては、クランプ取付用治具4は倒伏状態
とされて電線Waの布線作業に支障なきようにしている
が、倒伏状態であってもクランプ保持部4bと組立作業
台1の表面との間に隙間が存在する。このため、布線作
業中において、図4(A)に示すように、この隙間に電
線Waが入り込んで引っ掛かりを生じることがある。こ
の場合、引っ掛った電線Waを外すために作業を中断し
なければならず、ワイヤハーネスW/Hの組立作業効率
低下の要因となっていた。
【0005】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、起伏操作されるクランプ取付用治具と組立作業台
との間に電線が入り込むのを防止できるようにすること
を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ワイヤハーネスの組立作業台上に起伏可
能に取り付けられる支軸と、該支軸の上端に固定されて
ワイヤハーネスに装着すべきクランプを保持可能なクラ
ンプ保持部とを備えたクランプ取付用治具において、上
記クランプ保持部の近傍に長尺なガード帯の一端を固定
し、該ガード帯の他端を上記支軸の倒伏方向に延出する
と共に、上記組立作業台に形成した貫通孔に出入り自在
に挿通し、上記支軸の起立状態および倒伏状態いずれの
状態においても上記ガード帯が上記保持部の近傍と上記
組立作業台との間に渉って配置されていることを特徴と
するクランプ取付用治具を提供している。
【0007】上記構成によれば、支軸が倒伏した状態に
おいて、クランプ保持部と組立作業台との間に電線の引
っ掛かりを防止する帯状のガード帯が配置されているた
め、布線作業中にクランプ保持部と組立作業台との隙間
に電線が入り込むのを確実に防止することができる。ま
た、クランプの取付作業時に支軸を起立姿勢に操作する
と、これに連動してガード帯が組立作業台の貫通孔を通
して繰り出され、この起立姿勢においてもガード帯が貫
通孔から抜け出さないので、次の布線作業に備えて支軸
を倒伏する際、ガード帯を確実に貫通孔へ挿入連動する
ことができる。
【0008】具体的には、ガード帯は樹脂製からなり、
支軸の起伏操作に伴って組立作業台の貫通孔からの繰り
出し、挿入操作の反復に追従しやすいように貫通孔に遊
びをもって挿入するようにしている。また、クランプ保
持部へのガード帯の取り付けは、クランプ保持部自体が
電線の引っ掛かり部とならないように、クランプ保持部
の最外縁部に一端を取り付けるのが好ましい。
【0009】また、上記貫通孔に挿通したガード帯の先
端に上記組立作業台の裏面側において貫通孔の周縁に係
合可能な抜け止め用の係止部を形成するのが好ましい。
このようにすれば、貫通孔の周縁に対する係止部の係止
作用によって、支軸の起立操作時に貫通孔からガード帯
が完全に繰り出されてしまい、次回の倒伏操作時にガー
ド帯が貫通孔から外れて機能しなくなるのを防止でき
る。係止部としては、具体的にはガード帯の先端をL字
状に折り返したり、係止孔を設けて先端をこの係止孔に
嵌合する等の手段によって構成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態クラ
ンプ取付用治具の本体10を示し、ワイヤハーネスW/
Hの組立作業台11上に立設される支軸12と、この支
軸12の上端に固定されてクランプCを保持可能なクラ
ンプ保持部13とを備えている。支軸12の下端基部は
組立作業台11にナット14にて固定される固定部15
に対しピン15aにより回動可能に支持され、このピン
15aを支点として支軸12は垂直な起立姿勢(図2
(B))と、組立作業台11の表面に平行な倒伏姿勢
(図2(A))との間を起伏可能としている。
【0011】クランプ保持部13は合成樹脂製からな
り、位置決め保持すべきクランプCを着脱可能に嵌合保
持するための嵌合凹部13aが形成されている。このク
ランプ保持部13は、支軸12の上端部に金属製のヘッ
ド台13bを介してネジ16、ナット17にて固定して
いる。
【0012】クランプ保持部13の最外縁をなす上面一
端部に、合成樹脂製の長尺細幅の帯状部材からなるガー
ド帯18の一端をクランプ保持部13の固定用のネジ1
6によって固定すると共に、その他端を支軸12の倒伏
方向に延出するようにしている。一方組立作業台11に
おいて、治具の本体10を立設すべき取付孔11aから
クランプ保持部13の倒伏する位置まで隔てた部位にガ
ード帯18の先端を遊びをもって挿通可能な貫通孔11
bを形成している。そして、図2(B)に示すように、
ガード帯18は、固定部15を取付孔11aに固定して
支軸12を起立姿勢とした状態で、ガード帯18の先端
が貫通孔11bを通して組立作業台11の裏面側へ至る
に十分な長さに設定している。なお、本実施形態におい
ては、ガード帯18の一端をクランプ保持部13の上面
に固定するようにしたが、その固定個所はクランプ保持
部13の近傍であるクランプ保持部13の下面とヘッド
台13bとの間に挟み込むようにして固定してもよい
が、図1の上面に固定した状態がもっとも電線Waの引
っ掛かり難い状態となり、より好ましい。
【0013】次に、 上記構成からなるクランプ取付用治
具の作用について説明すると、図2(A)に示すよう
に、支軸12を倒伏姿勢とした状態で組立作業台11上
に立設された電線保持具(図示せず)に沿って電線Wa
が布線される。このとき、クランプ保持部13と組立作
業台11の表面との間には通常は隙間Xが存在し、ここ
に布線経路中の緩んだ電線Waが入り込む可能性がある
が、本発明においては、ガード帯18が隙間Xの入り口
を塞いだ状態となるため、電線Waの引っ掛かりを防止
できる。
【0014】電線Waの布線作業が完了した後は、図2
(B)に示すように、支軸12を起立姿勢にしてクラン
プ保持部13に保持されたクランプCを布線された電線
束Wの外周所要位置にあてがい電線束Wの外周に固定す
る。なお、クランプCとしては、テープにて電線束Wに
固定する板状クランプまたはクランプCに一体成型した
ベルトにより固定するベルトクランプが用いられる。ま
た、ガード帯18は、支軸12が起立姿勢にある状態に
おいても先端部が貫通孔11bを通して組立作業台11
の裏面側に位置しているので、次回の布線準備に際し、
支軸12を倒伏姿勢に操作することで、ガード帯18を
再び貫通孔11bを通して順次組立作業台11の裏面側
へ押し込むことができる。このように、ガード帯18は
支軸12の起伏操作に連動して貫通孔11bから繰り出
され、若しくは押し込むことができるので、特別な操作
を必要としない。また、いずれの姿勢においてもクラン
プ保持部13と組立作業台11との間に渉ってガード帯
18を配置することができるので、クランプ保持部13
への電線Waの引っ掛かりを確実に防止できる。
【0015】図3は、第2実施形態を示し、組立作業台
11の貫通孔11bに挿通したガード帯28の先端に組
立作業台11の裏面側において貫通孔11bの周縁に係
合可能な抜け止め用の係止部29を設けている。この係
止部29の係止作用によって貫通孔11bからのガード
帯28の抜け出しを確実に防止することができる。な
お、係止部29としては、図3(A)に示すように、ガ
ード帯28の先端にL字状の係止片29aを屈曲形成し
たもの、若しくは図3(B)に示すように、ガード帯2
8の先端方に設けた係止孔28aに嵌合する係止突起2
9bを突設したものから構成している。なお、その他の
構成は第1実施形態と同様のため、同一符号を付してそ
の説明を省略する。
【0016】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、ワイヤハーネスの組立作業における電線の布
線作業時に倒伏状態にあるクランプ取付用治具のクラン
プ保持部と組立作業台との間の隙間がガード帯によって
塞がれるので、布線作業中の電線がクランプ保持部へ引
っ掛かるのを防止できる。よって、電線の布線作業時に
クランプ取付用治具が障害とならず、ワイヤハーネスの
組立作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るクランプ取付用治具の第1実施
形態の斜視図である。
【図2】 (A)は支軸が倒伏姿勢にある状態を示す
図、(B)は起立姿勢にある状態を示す図である。
【図3】 (A)(B)は第2実施形態におけるガード
帯の係止部と組立作業台との関係を示す図である。
【図4】 (A)(B)は従来例を示す図である。
【符号の説明】
W/H ワイヤハーネス W 電線束 Wa 電線 C クランプ 11 組立作業台 11b 貫通孔 12 支軸 13 クランプ保持部 18、28 ガード帯 29 係止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスの組立作業台上に起伏可
    能に取り付けられる支軸と、該支軸の上端に固定されて
    ワイヤハーネスに装着すべきクランプを保持可能なクラ
    ンプ保持部とを備えたクランプ取付用治具において、 上記クランプ保持部の近傍に長尺なガード帯の一端を固
    定し、該ガード帯の他端を上記支軸の倒伏方向に延出す
    ると共に、上記組立作業台に形成した貫通孔に出入り自
    在に挿通し、上記支軸の起立状態および倒伏状態いずれ
    の状態においても上記ガード帯が上記保持部の近傍と上
    記組立作業台との間に渉って配置されていることを特徴
    とするクランプ取付用治具。
  2. 【請求項2】 上記貫通孔に挿通したガード帯の先端に
    上記組立作業台の裏面側において貫通孔の周縁に係合可
    能な抜け止め用の係止部を形成している請求項1に記載
    のクランプ取付用治具。
JP2001111460A 2001-04-10 2001-04-10 クランプ取付用治具 Withdrawn JP2002313157A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101964816B1 (ko) * 2017-12-06 2019-04-02 주식회사 유라코퍼레이션 와이어링 하네스 고정 지그

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Legal Events

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Effective date: 20080701