JPH0945153A - バンドクリップ用治具 - Google Patents

バンドクリップ用治具

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Publication number
JPH0945153A
JPH0945153A JP7194918A JP19491895A JPH0945153A JP H0945153 A JPH0945153 A JP H0945153A JP 7194918 A JP7194918 A JP 7194918A JP 19491895 A JP19491895 A JP 19491895A JP H0945153 A JPH0945153 A JP H0945153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
clip
tip
jig
insertion hole
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7194918A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Sugiyama
政司 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP7194918A priority Critical patent/JPH0945153A/ja
Publication of JPH0945153A publication Critical patent/JPH0945153A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤハーネスにバンドクリップを取り付け
る時の取付作業性を向上させる。 【解決手段】 布線図板5の上に所定の高さで立設され
た保持ブロック10で、ワイヤハーネスW/Hのバンド
状クリップAのクリップ部1dを着脱自在に保持し、ク
リップ部1dに後端1bが一体化されたバンド1をワイ
ヤハーネスW/Hの外周に下から上に巻き付けて、バン
ド1の先端1aを、後端1bのバンドロック部2の挿通
穴2aに上から下に挿通させ、挿通穴2a内の係止爪2
bにバンド1の鋸歯状部1cを係合させて、ワイヤハー
ネスW/HにバンドクリップAを取り付けるための治具
9A,9Bであって、治具9A,9Bの保持ブロック1
0の下部に、結束具Aのバンド1の先端1aをバンドロ
ック部2の挿通穴2aに挿通させた後、先端1aを布線
図板5と略平行に手前にガイドする第1ガイドレール部
10dが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤハーネスに
バンドクリップを取り付けるための治具に関し、詳しく
は、布線図板状の保持治具でクリップ部を保持した状態
でバンドをワイヤハーネスに巻き付け固定する時の作業
性を向上するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用ワイヤハーネスは、所
要の経路に沿って正確に配索するために、車体パネル等
に固定する必要がある。このため、図3及び図4に示す
ように、バンドクリップAのバンド1をワイヤハーネス
W/Hの外周に巻き付け、バンド先端1aを、バンド1
の後端1bに設けたバンドロック部2の挿通穴2aに挿
通させ、該挿通穴2a内に突設した係止爪2bにバンド
1の鋸歯状部1cを係合させて、ワイヤハーネスW/H
に取り付けている。上記バンドクリップAを取り付けた
ワイヤハーネスW/Hはバンドロック部2に突設したク
リップ部1dを車体パネル等のクリップ穴に差し込んで
ワイヤハーネスを車体に固定している。
【0003】上記ワイヤハーネスW/Hにバンドクリッ
プAを取り付ける作業は、図5(A)(B)に示すよう
に、まず、布線図板5の上に所定の高さで立設された治
具6の保持ブロック7の凹部7aにバンドクリップAの
クリップ部1dを差し込む。該凹部7aに差し込まれた
クリップ部1dの先端は、図4(A)の示すように、凹
部7aの底穴7bに浅く係合して位置決めされると共
に、底穴7b内の検出スイッチ8をオンして、治具6で
バンドクリップAが保持されていることを検出してい
る。クリップ部1dは、柔軟なツバ部1eが凹部7aの
リブ7c,7cに係止されて抜け止めされることによ
り、差し込み位置に保持される。
【0004】その後、図5(C)に示すように、バンド
1の上にワイヤハーネスW/Hを直交方向に配索し、該
バンド1をワイヤハーネスW/Hの外周に下から上に巻
き付けて(矢印a参照)、図5(D)に示すように、バ
ンド1の先端1aをバンドロック部2の挿通穴2aに上
から下に挿通させ(矢印b参照)、バンド1の先端1a
をペンチ等の工具で下向きに引っ張りながら、挿通穴2
a内の係止爪2bにバンド1の鋸歯状部1cを係合させ
て、ワイヤハーネスW/Hに取り付ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4
(B)に示すように、治具6の保持ブロック7と布線図
板5との間の隙間Tは狭いことから、作業者がバンド1
の先端1aをペンチ等の工具で下向きに引っ張る作業が
困難であり、結束作業性が悪いという問題があった。
【0006】本発明は上記問題を解消するためになされ
たもので、ワイヤハーネスにバンドクリップを取り付け
る時の作業性が向上させることを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、請求項1で、布線図板の上に所定の高さ
で立設された保持ブロックで、ワイヤハーネスに取り付
けられるバンドクリップのクリップ部を着脱自在に保持
し、該クリップ部に一端が連結されたバンドをワイヤハ
ーネスの外周に下から上に巻き付けて、バンドの先端を
上記一端側に設けたバンドロック部の挿通穴に上から下
に挿通させ、該挿通穴内の係止爪にバンドの鋸歯状部を
係合させて、ワイヤハーネスにバンドクリップを取り付
けるための治具であって、上記治具の保持ブロックの下
部に、バンドの先端をバンドロック部の挿通穴に挿通さ
せた後、該先端を布線図板と略平行に手前にガイドする
第1ガイドレール部が設けられていることを特徴とする
バンドクリップ用治具を提供している。
【0008】上記治具の保持ブロックの上部に、バンド
の先端をバンドロック部の挿通穴に挿通させるときに、
バンド先端を挿通穴の入口にガイドする第2ガイドレー
ル部が設けられていることが好ましい。(請求項2)
【0009】請求項1に記載の発明によれば、布線図板
に立設した治具の保持ブロックにバンドクリップのクリ
ップ部を保持した後、バンドをワイヤハーネスの外周に
下から上に巻き付けて、バンドの先端をバンドロック部
の挿通穴に上から下に挿通させる。バンドの先端が挿通
穴の出口から下方に出ると、第1ガイドレール部によ
り、バンドの先端が布線図板と略平行に手前に、つま
り、下向きから方向を変えて横向きにガイドされる。こ
れにより、作業者がバンドの先端を、ペンチ等の工具
で、従来にような下向きではなく、横向き(手前)に引
っ張ることができ、引っ張り作業が容易に行えるので、
バンドクリップの取付作業性が向上する。
【0010】また、請求項2のように、治具の保持ブロ
ックに、バンドの先端をバンドロック部の挿通穴の入口
にガイドする第2ガイドレール部を設けると、バンド係
止作業も容易となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。なお、図3以下の従来技術
と同一構成・作用の箇所は同一番号を付して詳細な説明
は省略する。
【0012】図1は第1実施の形態のバンドクリップ用
治具9Aである。治具9Aは布線図板5の上にポール1
2で所定の高さで立設された保持ブロック10を有し、
該保持ブロック10には、バンドクリップAのクリップ
部1dを差し込む凹部10aが形成されている。
【0013】該凹部7aに差し込まれたクリップ部1d
の先端は、従来と同様に、凹部10aの底穴10bに浅
く係合して位置決めされると共に、底穴10b内の検出
スイッチ8をオンして、治具9AにバンドクリップAが
保持されていることをランプ等で検出する。また、具体
的に図示しないが、クリップ部1dは、従来と同様に、
柔軟なツバ部1eが凹部10aのリブに係止されて抜け
止めされることにより、差し込み位置に保持される。
【0014】上記保持ブロック10の下部には、上記バ
ンドクリップAのバンドロック部2の挿通穴2aの方向
と略平行に下向きに伸長し、途中から湾曲して、布線図
板5と略平行に横向き(手前)に伸長する溝状の第1ガ
イドレール部10dが一体的に設けられている。該第1
ガイドレール部10dの溝幅は、上記バンド1の横幅よ
りも僅かに広く設定されている。
【0015】上記第1実施形態の構成とすると、まず、
布線図板5の上にポール12で立設した治具9Aの保持
ブロック10の凹部10aにバンドクリップAのクリッ
プ部1dを差し込む。該クリップ部1dは、上述したよ
うに、凹部10aの底穴10bで位置決めされると共
に、ツバ部1eが凹部10aのリブに係止されて抜け止
めされることにより、差し込み位置に保持される。
【0016】その後、バンド1の上にワイヤハーネスW
/Hを直交方向に配索し、該バンド1をワイヤハーネス
W/Hの外周に下から上に巻き付けて、バンド1の先端
1aをバンドロック部2の挿通穴2aに上から下に挿通
させる。このとき、バンド1の先端1aが挿通穴2aの
出口から下方に出ると、第1ガイドレール部10dに当
接して、先端1aが下向き(矢印c参照)から自然に方
向を変えて、横向き(手前…矢印d参照)にガイドされ
るようになる。
【0017】そして、作業者がバンド1の先端1aをペ
ンチ等の工具で横向きに引っ張りながら、挿通穴2a内
の係止爪2bにバンド1の鋸歯状部1cを係合させて、
ワイヤハーネスW/Hに取り付ける。上記バンド1の先
端1aは、ペンチ等の工具で横向き(手前)に引っ張る
ことができるから、引っ張り作業が容易に行えるので、
取付作業性が向上する。
【0018】図2は第2実施形態のバンドクリップ用治
具9Bである。治具9Bは、基本的には第1実施形態の
バンドクリップ9Aと同構造であるが、保持ブロック1
0の上部には、上記バンドロック部2の挿通穴2aの方
向と略平行に上下方向に伸長する溝状の第2ガイドレー
ル部10fが一体的に設けられている。
【0019】上記第2実施形態では、上記バンド1をワ
イヤハーネスW/Hの外周に下から上に巻き付けて、バ
ンド1の先端1aをバンドロック部2の挿通穴2aに上
から下に挿通させるとき、第2ガイドレール部10fに
より先端1aが挿通穴2aの入口に自然にガイドされる
ので、バンド1の挿通作業性も向上するようになる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のバンドクリップ用治具は、治具の保持ブロックに保
持した結束具のバンドロック部の挿通穴にバンドの先端
を上から下に挿通させて、バンドの先端が挿通穴の出口
から下方に出ると、第1ガイドレール部により、先端が
下向きから方向を変えて横向きにガイドされるようにな
るから、作業者がバンドの先端を、ペンチ等の工具で横
向き(手前)に引っ張ることができ、引っ張り作業が容
易に行えるので、結束作業性が向上する。
【0021】また、保持ブロックに、バンドの先端をバ
ンドロック部の挿通穴の入口にガイドする第2ガイドレ
ール部を設けると、バンドの挿通作業性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の治具であり、(A)
は斜視図、(B)は(A)のB−B線断面図である。
【図2】 第2実施形態の治具であり、(A)は斜視
図、(B)は(A)のB−B線断面図である。
【図3】 従来の治具の斜視図である。
【図4】 (A)は図3のC−C線断面図、(B)は治
具の側面図である。
【図5】 (A)〜(D)は、治具を用いて結束具でワ
イヤハーネスを結束する作業手順を示す斜視図である。
【符号の説明】
W/H ワイヤハーネス A バンドクリップ 1 バンド 1a 先端 1b 後端 1c 鋸歯状部 1d クリップ部 2 バンドロック部 2a 挿通穴 2b 係止爪 5 布線図板 9A,9B バンドクリップ用治具 10 保持ブロック 10a 凹部 10d 第1ガイドレール部 10f 第2ガイドレール部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布線図板の上に所定の高さで立設された
    保持ブロックで、ワイヤハーネスに取り付けられるバン
    ドクリップのクリップ部を着脱自在に保持し、該クリッ
    プ部に一端が連結されたバンドをワイヤハーネスの外周
    に下から上に巻き付けて、バンドの先端を上記一端側に
    設けたバンドロック部の挿通穴に上から下に挿通させ、
    該挿通穴内の係止爪にバンドの鋸歯状部を係合させて、
    ワイヤハーネスにバンドクリップを取り付けるための治
    具であって、 上記治具の保持ブロックの下部に、バンドの先端をバン
    ドロック部の挿通穴に挿通させた後、該先端を布線図板
    と略平行に手前にガイドする第1ガイドレール部が設け
    られていることを特徴とするバンドクリップ用治具。
  2. 【請求項2】 上記治具の保持ブロックの上部に、バン
    ドの先端をバンドロック部の挿通穴に挿通させるとき
    に、バンド先端を挿通穴の入口にガイドする第2ガイド
    レール部が設けられている請求項1に記載のバンドクリ
    ップ用治具。
JP7194918A 1995-07-31 1995-07-31 バンドクリップ用治具 Withdrawn JPH0945153A (ja)

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JPH0945153A true JPH0945153A (ja) 1997-02-14

Family

ID=16332516

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JP7194918A Withdrawn JPH0945153A (ja) 1995-07-31 1995-07-31 バンドクリップ用治具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107742550A (zh) * 2017-10-09 2018-02-27 青海欧耐特线缆有限公司 一种抗紫外线光伏电缆及其绞合设备

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021001