JP2003299226A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2003299226A
JP2003299226A JP2002098747A JP2002098747A JP2003299226A JP 2003299226 A JP2003299226 A JP 2003299226A JP 2002098747 A JP2002098747 A JP 2002098747A JP 2002098747 A JP2002098747 A JP 2002098747A JP 2003299226 A JP2003299226 A JP 2003299226A
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JP
Japan
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clip
electric
wire harness
band
junction box
Prior art date
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Application number
JP2002098747A
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English (en)
Inventor
Kazutomo Machijiri
一智 町尻
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤハーネスの電線群が電気接続箱に対し
て位置ズレしないようにし、かつ、作業工数も低減す
る。 【解決手段】 電気接続箱10の内部から多数の電線群
W/Hを該電気接続箱10の外部に突出させたガイド片
13に沿って引き出し、該ガイド片13で電線群W/H
の位置決め固定をしている電気接続箱10において、ガ
イド片13にクリップ穴13a−1を空けると共に、電
線群W/Hをバンドクリップ20で締結し、バンドクリ
ップ20のクリップ22をクリップ穴13a−1に挿入
係止して電線群W/Hをガイド片13に位置決め固定し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気接続箱に関し、
詳しくは、電気接続箱から導出されるワイヤハーネスの
該電気接続箱に対する位置ズレをなくすものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、リレーやヒューズを
搭載する電気接続箱1のケース2内に、外部のワイヤハ
ーネスW/Hの一端側が直接収容されており、ワイヤハ
ーネスW/Hの電線wをリレーやヒューズ(図示せず)
に接続すると共に、ワイヤハーネスW/Hの余長部分を
押し込むようにして、アンダーカバー3を被せている。
該アンダーカバー3には半管状のガイド片3aを所要の
位置に突出させており、該ガイド片3a内にワイヤハー
ネスW/Hをガイドさせた状態で固定している。
【0003】ワイヤハーネスW/Hのガイド片3aへの
固定の具体的手順は、図5(A)に示すように、半管状
のガイド片3aの凹部内にワイヤハーネスW/Hをガイ
ドさせ、図5(B)に示すように、ワイヤハーネスW/
Hをガイド片3aに対して位置合わせを行いながらガイ
ド片3aの外面よりまとめてテープT巻きして仮固定す
る。そして、この状態から、図5(C)に示すように、
さらにテープTの外面よりタイバンド4を締結すること
により、ワイヤハーネスW/Hをガイド片3aに対して
固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
5(B)に示すテープT巻きによる仮固定の状態では、
ワイヤハーネスW/Hの保持力が弱く、しかも、ワイヤ
ハーネスW/Hは電気接続箱1のケース2内に押し込ん
で収容しており、外方へ出ようとする力が働き易いの
で、タイバンド4を締結するまでの間に軸線方向に位置
ズレし易く、ワイヤハーネスW/Hの導出寸法が設定値
より変わってしまう問題がある。
【0005】また、タイバンド4の締結後であっても、
タイバンド4はガイド片3aおよびテープTの外面より
締結しているため滑り易くなっており、上記位置ズレを
起こす恐れがあり、タイバンド4が横ズレしたり緩んだ
りすると、実車搭載時に車体のエッジ等と干渉する場合
もある。さらに、テープT巻きによる仮固定では保持力
が弱いため、タイバンド4による締結を行っているが、
巻き付け作業が2度手間となり、作業工数に無駄が生じ
ている問題もある。
【0006】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、ワイヤハーネスの電線群が電気接続箱に対して位置
ズレしないようにし、かつ、作業工数も低減することを
課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、電気接続箱の内部から多数の電線群を、
該電気接続箱の外部に突出させたガイド部に沿って引き
出し、該ガイド部で上記電線群の位置決め固定をしてい
る電気接続箱において、上記ガイド部にクリップ穴を空
けると共に、上記電線群をバンドクリップで締結し、該
バンドクリップのクリップ部を上記クリップ穴に挿入係
止して電線群をガイド部に位置決め固定していることを
特徴とする電気接続箱を提供している。
【0008】上記構成とすると、上記バンドクリップを
上記電線群を直接締結しているので、バンドクリップが
横滑りしにくく、かつ、上記バンドクリップのクリップ
部を上記電気接続箱の上記ガイド部のクリップ穴に挿入
係止して位置決めしているので、上記電線群は電気接続
箱に対して位置ズレすることを防ぐことができ、寸法管
理を容易に行うことが可能となる。
【0009】さらに、上記バンドクリップの上記ガイド
部への固定は、上記クリップ部を上記クリップ穴にワン
タッチで挿入係止するだけであり、従来のようなテープ
巻き作業を不要とすることができると共に、上記ワイヤ
ハーネスを上記ガイド部へ固定する際の位置合わせも不
要となるので、作業工数を低減させることができる。
【0010】また、上記電気接続箱はリレーおよびヒュ
ーズを搭載しているケースにアンダーカバーを被せる構
成で、上記リレーおよびヒューズに接続している電線群
を押し込みながら上記アンダーカバーを被せ、該アンダ
ーカバーに突設した断面凹形状の上記ガイド片の内部を
通して電線群を引き出し、該ガイド片の底壁に上記クリ
ップ穴を設けている。
【0011】特に、上記電線群を上記ケースに押し込み
ながら上記アンダーカバーを被せる構成の場合は、押し
込まれた電線群はガイド部となる上記ガイド片を通じて
外部へ出ようとする力が働き易いが、上記のようにバン
ドクリップのクリップ部を上記ガイド片のクリップ穴に
挿入係止することで、そのような場合にも好適に上記電
線群を上記ガイド片に位置決め固定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
て説明する。図1は実施形態のリレー・ヒューズボック
スからなる電気接続箱10を下方から見た分解斜視図で
あり、ケース11の上面側にリレーおよびヒューズ(図
示せず)を搭載している。そして、電線群となるワイヤ
ハーネスW/Hの電線wを上記リレー、ヒューズに接続
し、該電線wの余長部分をケース11内に押し込みなが
らアンダーカバー12を被せている。
【0013】アンダーカバー12には、所定の位置にお
いて断面凹形状のガイド片13を突出させており、ガイ
ド片13の底壁外面には円形状の平坦面を形成する台座
部13aを設けていると共に、該台座部13aの中心に
クリップ穴13a−1を穿設している。
【0014】ワイヤハーネスW/Hには、バンドクリッ
プ20を所定の位置に予め締結している。バンドクリッ
プ20は、図2に示すように、箱状の基部23からバン
ド部21を延出しており、基部23の上面には皿部24
を設けていると共に、該皿部より上方にクリップ部22
を突出させている。クリップ部22は、皿部24の中心
より突出する軸部26の両側に係止羽根部25を折り返
し状に連続させており、該係止羽根部25の外面には係
止爪25aを突出させている。上記バンドクリップ20
のワイヤハーネスW/Hへの締結は、バンド部21をワ
イヤハーネスW/Hに巻き付け、バンド部21を箱状の
基部23に挿通して該基部23内の被係止部(図示せ
ず)に係止することで締結している。
【0015】次に、電気接続箱10の組み付け手順につ
いて説明する。電気接続箱10のケース11に搭載され
たリレー、ヒューズにワイヤハーネスW/Hを接続し、
その接続されたワイヤハーネスW/Hの電線wの余長部
分をケース11内に押し込みながらアンダーカバー12
を被せ、図2(A)(B)に示すように、ガイド片13
の凹部内にワイヤハーネスW/Hを通して引き出しなが
ら、バンドクリップ20のクリップ部22をガイド片1
3のクリップ穴13a−1に挿入する。すると、図2
(B)に示すように、バンドクリップ20の係止爪25
aがガイド片13の台座部13aに係止され、ガイド片
13の内面は皿部24により押圧されて係止される。
【0016】上記構成とすると、バンドクリップ20を
ワイヤハーネスW/Hに直接締結しているので、バンド
クリップ20が横滑りしにくく、かつ、バンドクリップ
20のクリップ部22を電気接続箱10のガイド片13
のクリップ穴13a−1に挿入係止して位置決めしてい
るので、ワイヤハーネスW/Hは電気接続箱10に対し
て位置ズレすることを防ぐことができる。したがって、
図3に示すように、ワイヤハーネスW/H上の別の箇所
までの設定寸法Lに誤差が生じてしまうことがなく、電
気接続箱10のガイド片13より導出されるワイヤハー
ネスW/Hの寸法管理を容易、かつ、確実に行うことが
できる。
【0017】特に、ワイヤハーネスW/Hをケース11
に押し込みながらアンダーカバー12を被せているの
で、押し込まれた電線wはガイド部となるガイド片13
を通じて外部へ出ようとする力が働き易いが、上記のよ
うにバンドクリップ20のクリップ部22をガイド片1
3のクリップ穴13a−1に挿入係止するだけの構成と
しているので、固定作業中にワイヤハーネスW/Hが出
てきて位置ズレすることも防止できる。
【0018】また、バンドクリップ20のクリップ部2
2をクリップ穴13a−1にワンタッチで挿入係止する
だけで、従来のようなテープ巻き作業を不要とすること
ができ、ワイヤハーネスW/Hをガイド片13へ固定す
る際の位置合わせも不要となるので、作業工数を低減さ
せることができる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、上記バンドクリップを上記電線群に直接締結
しているのでバンドクリップが横滑りしにくく、かつ、
上記バンドクリップのクリップ部を上記電気接続箱の上
記ガイド部のクリップ穴に挿入係止して位置決めしてい
るので、上記電線群が電気接続箱に対して位置ズレする
のを防止でき、寸法管理を容易に行うことが可能とな
る。さらに、上記バンドクリップの上記ガイド部への固
定は、上記クリップ部を上記クリップ穴にワンタッチで
挿入係止するだけであり、従来のようなテープ巻き作業
を不要とすることができると共に、上記ワイヤハーネス
を上記ガイド部へ固定する際の位置合わせも不要となる
ので、作業工数を低減させることができる。
【0020】特に、上記電線群を上記電気接続箱のケー
スに押し込みながら上記アンダーカバーを被せる構成の
場合は、押し込まれた電線群はガイド部となる上記ガイ
ド片を通じて外部へ出ようとする力が働き易いが、その
ような場合にも、固定作業中および固定後において上記
電線群が位置ズレすることなく好適に位置決め固定する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の電気接続箱の分解斜視図
である。
【図2】 (A)(B)はワイヤハーネスのガイド部へ
の取り付けを示す断面図である。
【図3】 電気接続箱から導出されたワイヤハーネスの
概略図である。
【図4】 従来の電気接続箱の分解斜視図である。
【図5】 (A)(B)(C)は従来のワイヤハーネス
のガイド部への取付工程を示す図面である。
【符号の説明】
10 電気接続箱 11 ケース 12 アッパーカバー 13 ガイド片(ガイド部) 13a 台座部 13a−1 クリップ穴 20 バンドクリップ 21 バンド部 22 クリップ部 23 基部 24 皿部 25 係止羽根部 25a 係止爪 26 軸部 w 電線 W/H ワイヤハーネス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E352 AA09 BB02 BB10 CC13 CC40 CC43 CC52 DD02 DD05 DD06 DD15 DD16 DR07 DR14 DR17 DR26 DR34 DR40 DR42 GG12 GG16 GG17 5G361 AA06 AC03 AC09 BC02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気接続箱の内部から多数の電線群を、
    該電気接続箱の外部に突出させたガイド部に沿って引き
    出し、該ガイド部で上記電線群の位置決め固定をしてい
    る電気接続箱において、 上記ガイド部にクリップ穴を空けると共に、上記電線群
    をバンドクリップで締結し、該バンドクリップのクリッ
    プ部を上記クリップ穴に挿入係止して電線群をガイド部
    に位置決め固定していることを特徴とする電気接続箱。
  2. 【請求項2】 上記電気接続箱はリレーおよびヒューズ
    を搭載しているケースにアンダーカバーを被せる構成
    で、上記リレーおよびヒューズに接続している電線群を
    押し込みながら上記アンダーカバーを被せ、該アンダー
    カバーに突設した断面凹形状の上記ガイド片の内部を通
    して電線群を引き出し、該ガイド片の底壁に上記クリッ
    プ穴を設けている請求項1に記載の電気接続箱。
JP2002098747A 2002-04-01 2002-04-01 電気接続箱 Withdrawn JP2003299226A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1962116A2 (en) 2003-08-22 2008-08-27 Olympus Corporation Optical multi-layer filter with periodical variation of the high and low refractive index and optical instrument
JP2009069641A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Ricoh Co Ltd ハーネスガイド装置、電子機器及び画像形成装置
CN112201974A (zh) * 2020-09-22 2021-01-08 国网浙江省电力有限公司温州供电公司 一种耐挤压抗开裂低电压电力电缆

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Effective date: 20050607