JP2000316217A - 電気接続箱の取付構造 - Google Patents

電気接続箱の取付構造

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JP2000316217A
JP2000316217A JP11121792A JP12179299A JP2000316217A JP 2000316217 A JP2000316217 A JP 2000316217A JP 11121792 A JP11121792 A JP 11121792A JP 12179299 A JP12179299 A JP 12179299A JP 2000316217 A JP2000316217 A JP 2000316217A
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達也 岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気接続箱をステーに確実に固定する。 【解決手段】 電気接続箱10にステー取付用ロック部
11を突設し、該ステー取付用ロック部の可橈片11c
にロック爪11dを突設し、ステー5の係止孔に可橈片
を撓ませて挿入し、ロック爪を係止孔の周縁に係止する
と共に、可橈片の自由端に形成したカバー用ロック部1
1fをステーと電気接続箱の隙間に突設させ、電気接続
箱に被せるカバー12の周壁より下部にロック孔14を
あけたロック枠13を下向きに突設し、ロック枠を電気
接続箱とステーの隙間に挿入して、ロック孔14に、ス
テーに係止されているステー取付用ロック部の可橈片先
端のカバー用ロック部11fを挿入係止し、ステー取付
用ロック部をカバーのロック部として兼用する構成とし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に搭載する
電気接続箱の取付構造に関し、詳しくは、カバーを被せ
る電気接続箱を、車体側のステーに確実に固定するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、自動車に搭載
する電気接続箱1を車体側のステー2に取り付ける場
合、電気接続箱1の外面にステー取付用ロック部3を突
設し、該ステー取付用ロック部3に設けた可橈片3aを
撓ませて、ステー2の係止孔2aに挿入し、挿入後に可
橈片3aを原状復帰させ、可橈片3aの上面に突設した
ロック爪3bを係止孔2aの上縁に係止して、電気接続
箱1をステー2に取り付けている。
【0003】上記電気接続箱1に別体のカバー3を取り
付けている場合、該カバー3は予め電気接続箱1にロッ
ク結合されている。即ち、カバー3の周壁3aよりロッ
ク枠3bを下向きに突設する一方、電気接続箱1の外面
にロック爪4を突設し、ロック枠3bをロック爪4に係
止することにより、カバー3を電気接続箱1にロック結
合している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記電気接続箱1はス
テー2に対して、ステー取付用ロック部3の可橈片3a
を撓ませてステー2の係止孔2aに通過させ、その後、
復帰させてロック爪3bを係止孔2aの上縁に係止する
可動型のロック構造であるため、ステー用ロック部3を
ステー係止孔2aに挿入してロックしやすい利点はある
が、ステー用ロック部3が係止孔2aから抜け易い問題
がある。
【0005】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、電気接続箱をステーに取付易くすると同時に抜け
にくくして、電気接続箱をステーに確実に取り付けるこ
とを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、電気接続箱の外面にステー取付用ロック
部を突設し、該ステー取付用ロック部に設けた可橈片に
ロック爪を突設し、該ステー取付用ロック部をステーの
係止孔に可橈片を撓ませて挿入し、ロック爪を係止孔の
周縁に係止すると共に、該係止状態でステーと電気接続
箱の間の隙間に突出するカバー用ロック部を上記可橈片
の自由端に形成する一方、上記電気接続箱に被せるカバ
ーの周壁より下部にロック孔をあけたロック枠を下向き
に突設し、該ロック枠を電気接続箱とステーの隙間に挿
入し、上記ロック孔に、ステーに係止されているステー
取付用ロック部の可橈片先端のカバー用ロック部を挿入
係止し、ステー取付用ロック部をカバーのロック部とし
て兼用する構成としている電気接続箱の取付構造を提供
している。
【0007】上記カバーに設けるロック枠にはロック孔
を2つ等の複数個を並列に設ける一方、上記ステー取付
用ロック部の可橈片の先端にカバー用ロック部を並列に
突設し、ロック結合部を複数箇所としてもよい。
【0008】上記のように、電気接続箱をステーに取り
付ける場合には、従来と同様の可動型ロックとし、ステ
ー取付用ロック部の可橈片を撓ませて、ステーの係止孔
に挿入し、挿入後に可橈片を原状復帰させて、可橈片の
上面のロック爪を係止孔の周縁に係止している。このス
テーへの電気接続箱の取付後に、電気接続箱にカバーを
被せ、このカバーのロック枠を電気接続箱の外面とステ
ーとの間に挿入し、ロック枠の先端で、ステーより突出
しているステー取付用ロック部のカバー用ロック部を撓
ませて、ロック枠のロック孔に挿入係止している。
【0009】このように、電気接続箱のステーへの取付
は従来と同様に可動型ロックとしているため、電気接続
箱をステー取付用ロック部を介してステーへ容易に取り
付けることができる。また、ステー取付用ロック部で電
気接続箱に被せるカバーをロックする構成としているた
め、ステー取付用ロック部の可橈片は撓みにくくなり、
ステーとのロックが外れることが防止でき、電気接続箱
をステーに強固に取り付けることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0011】図1に示すように、電気接続箱10のステ
ー固定側の側壁は上部10aを下部10bより段状に突
出させており、窪ませた下部10bよりステー取付用ロ
ック部11をステー固定側へ水平方向に突設している。
図2に示すように、ステー取付用ロック部11は、電気
接続箱10の外面より左右支持部11aを突設し、該左
右支持部の先端を連結部11bで連結し、該連結部11
bより可橈片11cを左右支持部11aの間に突出さ
せ、この可橈片11cの上面に左右一対のロック爪11
dを設けている。
【0012】上記可橈片11cの電気接続箱の外面側に
対向する可橈片11cの自由端中央にはカバー用ロック
部11fを突設している。該カバー用ロック部11f
は、電気接続箱10をステー5に取り付けた時に、ステ
ー5と電気接続箱10の下部10bとの間に突出する寸
法設定としている。
【0013】図2に示すように、上記電気接続箱10の
上方に被せる別体のカバー12を設け、該カバー12の
周壁12aを電気接続箱10の上面10cに突き当てる
ようにすると共に、ステー固定側の周壁12aよりロッ
ク枠13を下向きに突設している。
【0014】上記ロック枠13は、下部の中央に縦方向
のロック孔14を穿設した形状で、該ロック孔14は上
記ステー取付用ロック片11の可橈片先端のカバー用ロ
ック部11fが挿入係止する寸法に設定している。ロッ
ク枠13の長さは、周壁12aを電気接続箱10の上面
10cに突き当てた状態で、ロック枠下端13aがステ
ー取付用ロック片11の可橈片11cの下部に位置する
長さとしている。
【0015】上記電気接続箱10は、図3(A)に示す
ように、別体のカバー12を取り付ける前に、自動車の
ステー5に従来と同様に取り付けている。即ち、ステー
取付用ロック部11をステー5の係止孔5aの挿入し、
可橈片11cを撓ませてロック爪11dを係止孔5aに
通過させる。通過後、可橈片11cが原状復帰してロッ
ク爪11dが係止孔5aに上縁に係止して、電気接続箱
10はステー5に取り付けれる。この状態で、可橈片1
1cの自由端側先端のカバー用ロック部11fはステー
5と電気接続箱10の外面との隙間Cに突出した状態と
なっている。
【0016】電気接続箱10をステー5に取り付けた
後、図3(B)に示すように、カバー12を電気接続箱
10の上部に被せ、そのロック枠13をステー5と電気
接続箱10の隙間Cに挿入する。ロック枠13の下端1
3aは隙間Cに突出しているカバー用ロック部11fに
当接し、該カバー用ロック部11fを撓ませながら通過
し、ロック孔14がカバー用ロック部11fと一致する
と、図3(C)に示すように、カバー用ロック部11f
は原状復帰してロック孔14に挿入係止する。
【0017】このように、電気接続箱10より突設した
ステー取付用ロック部11はロック爪11dがステー5
にロックすると共に、カバー用ロック部11fがカバー
12にロックして、ステー5とカバー12の両方のロッ
ク用として兼用されることとなる。
【0018】言い換えれば、ステー取付用ロック部11
の可橈片11cはロック爪11dがステー5に係止して
いるため、上方への傾きが規制された状態となると共
に、可橈片11cの先端のカバー用ロック部11fがカ
バー12のロック枠13に係止しているため、下方への
傾きが規制された状態となる。よって、可橈片11cは
上下いずれの方向にも撓んで傾斜できなくなり、その結
果、電気接続箱10のステー取付用ロック部11はステ
ー5に抜ける可能性なく強固にロック結合できると共
に、カバー12が容易に外れないように確実にロック結
合できる。
【0019】上記実施形態では、カバー12のロック枠
13に係止孔14を1つだけ設けているが、図4に示す
ように、ロック枠13を幅広とし、係止孔14を並列に
2個設ける一方、電気接続箱10から突設するステー取
付用ロック部11の可橈片11cの自由端側に、2個の
カバー用ロック部11f、11gを並列に設け、左右の
2カ所でカバー12を電気接続箱10にロック結合して
もよい。
【0020】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、電気接続箱を車両側のステーに可動型のロッ
ク部で係止しているため、ステーに取り付けやすいと共
に、ステーへの取付後に、電気接続箱に別体のカバーを
被せ、このカバーをステー取付用ロック部でロックし
て、ステーとカバーとのロックを兼用しているため、ス
テーからロックが外れにくくでき、電気接続箱を確実に
ステーに固定することができる。同時に、カバーのロッ
クも外れにくくすることができ、電気接続箱にカバーを
確実に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は本発明の実施形態の電気接続箱の要
部概略側面図、(B)は側面図はステー取付用ロック部
の拡大平面図である。
【図2】 (A)は上記実施形態のカバーの要部概略側
面図、(B)は要部拡大正面図である。
【図3】 (A)(B)(C)は取付工程を示す要部側
面図である。
【図4】 (A)(B)は変形例を示す要部拡大図であ
る。
【図5】 従来例を示す図面である。
【符号の説明】
5 ステー 5a 係止孔 10 電気接続箱 11 ステー取付用ロック部 11c 可橈片 11d ロック爪 11f カバー用ロック部 12 カバー 13 ロック枠 13 ロック孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気接続箱の外面にステー取付用ロック
    部を突設し、該ステー取付用ロック部に設けた可橈片に
    ロック爪を突設し、該ステー取付用ロック部をステーの
    係止孔に可橈片を撓ませて挿入し、ロック爪を係止孔の
    周縁に係止すると共に、該係止状態でステーと電気接続
    箱の間の隙間に突出するカバー用ロック部を上記可橈片
    の自由端に形成する一方、 上記電気接続箱に被せるカバーの周壁より下部にロック
    孔をあけたロック枠を下向きに突設し、該ロック枠を電
    気接続箱とステーの隙間に挿入し、上記ロック孔に、ス
    テーに係止されているステー取付用ロック部の可橈片先
    端のカバー用ロック部を挿入係止し、ステー取付用ロッ
    ク部をカバーのロック部として兼用する構成としている
    電気接続箱の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004053768B4 (de) * 2003-12-12 2006-11-09 Yazaki Corp. Fixierungsstruktur für einen Kasten
CN101877468A (zh) * 2009-04-28 2010-11-03 住友电装株式会社 电接线盒
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