JP3248478B2 - 分岐接続箱の取付構造 - Google Patents

分岐接続箱の取付構造

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JP3248478B2
JP3248478B2 JP34959897A JP34959897A JP3248478B2 JP 3248478 B2 JP3248478 B2 JP 3248478B2 JP 34959897 A JP34959897 A JP 34959897A JP 34959897 A JP34959897 A JP 34959897A JP 3248478 B2 JP3248478 B2 JP 3248478B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等の車両
における分岐接続箱の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の分岐接続箱の取付構造と
しては、例えば図5,図6に示すようになっている。す
なわち、車両11の一部にブラケット12が立設され、
その先端両側には2つ挿入片13,14が突設されてい
る。ブラケット12の中央部付近にはその強度の向上を
図るために曲げ部12aが形成されている。そして、こ
の挿入片13,14が分岐接続箱10の一側面に形成さ
れたブラケット取付孔15,16に挿入されることによ
り、分岐接続箱10はブラケット12の先端に対して支
持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術の分岐接続箱10はブラケット12の先端のみで支持
されているので、車両11から振動を受けると揺動し易
い。そのため、ブラケット12の曲げ部12a付近で折
損するおそれがあった。
【0004】そこで、分岐接続箱10の揺動を抑制する
ために、複数のブラケット12を設け、分岐接続箱10
の両側で支持することも考えられる。しかしながら、こ
の構成を採用すると、ブラケット12が大型化するのに
伴い、車両11に対するレイアウトに制約が生まれるの
で、汎用性に乏しくなる。
【0005】この発明は、前述した事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、分岐接続箱の揺動を抑えること
により、ブラケットの折損を防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、車両にブラケットを介し
て固定される分岐接続箱の取付構造において、ブラケッ
トは平板状をなし、その先端両側には挿入部を間隔をお
いて突設すると共に、該挿入部間におけるブラケットの
先端縁には係合凹部を形成し、分岐接続箱の一側面には
前記挿入部を取付可能なブラケット取付部を一対設ける
と共に、前記挿入部の挿入位置よりもブラケットの基端
側に配置され前記係合凹部と係合する被係合部としての
押さえ片を設け、分岐接続箱の揺動を抑えるための前記
係合凹部と前記押さえ片とからなる揺動防止手段を設け
たことを要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の分岐接続箱の取付構造において、前記各挿入部には係
合孔が形成され、前記各ブラケット取付部内には係合孔
に係合可能なロック爪が突設された有弾性のガイド部が
形成されていることを要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の分岐接続箱の取付構造において、前記係合凹
部及び前記ブラケットの周縁には補強リブが形成されて
いることを要旨とする。
【0009】
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3に示すよう
に、車両19の一部には平板状をなすブラケット21が
立設され、その先端両側には2つ挿入片22,23が間
隔をおいて突設されている。挿入片22,23には係合
孔22a,23aがそれぞれ形成されている。両挿入片
22,23の間におけるブラケット21の先端縁には係
合部としての係合凹部21aが形成され、その係合凹部
21a及びブラケット21の周縁には補強リブ24が形
成されている。
【0012】ブラケット21の先端には分岐接続箱20
が取り付けられており、この分岐接続箱20の一側面に
はブラケット取付部としてのブラケット取付孔25,2
6が間隔をおいて形成されている。各ブラケット取付孔
25,26内には有弾性のガイド部27がそれぞれ形成
され、各ガイド部27の外側面には前記各挿入片22,
23の係合孔22a,23aに係合可能なロック爪27
aがそれぞれ突設されている。各ロック爪27aの下部
には傾斜面27bが形成されている。そして、係合孔2
2a,23aがロック爪27aに係入されることによ
り、ブラケット12に分岐接続箱20が支持される。
【0013】分岐接続箱20の側面には鉤状をなす被係
合部としての押さえ片29が分岐接続箱20の外方へ張
り出すように形成されている。この押さえ片29は各挿
入片22,23の挿入位置よりも車両19側、すなわち
ブラケット21の基端側に配置されている。また、押さ
え片29は両ブラケット取付孔25,26の中間に配置
されている。そして、ブラケット取付孔25,26にブ
ラケット21の挿入片22,23が挿入されることによ
り、分岐接続箱20の押さえ片29とブラケット21
係合凹部21aとが係合される。なお、本実施形態では
押さえ片29とブラケット21の係合凹部21aとによ
り揺動防止手段が構成されている。
【0014】さて、ブラケット取付孔25,26にその
下側から挿入片22,23を挿入すると、各挿入片2
2,23がロック爪27aの傾斜面27bに摺動されな
がら、各係合孔22a,23aが各ロック爪27aに係
入される。この係入により、分岐接続箱20はブラケッ
ト21に取り付けられる。又、挿入片22,23の挿入
時において、分岐接続箱20の押さえ片29とブラケッ
ト21の係合凹部21aが係合され、この係合により、
車両19の振動を受けても分岐接続箱20の揺動が抑制
される。
【0015】本実施形態によれば、以下に示す効果を有
する。 ・ブラケット21の各挿入片22,23を挿入可能なブ
ラケット取付孔25,26を分岐接続箱20に形成し、
ブラケット21と分岐接続箱20との間に、ブラケット
21の揺動を抑える揺動防止手段としての係合凹部21
a及び押さえ片29を設けた。そのため、車両19が振
動しても分岐接続箱20の揺動を抑えることができ、ブ
ラケット21の折損を防止できる。
【0016】・揺動防止手段としての係合凹部21a及
び押さえ片29を各挿入片22,23の挿入位置よりも
車両19側(ブラケット21の基端側)に配置した。す
なわち、揺動防止手段21a,29を各挿入片22,2
3の挿入位置よりもブラケット21の基端に近い位置に
配置した。従って、車両19が振動しても分岐接続箱2
0の揺動をいっそう確実に抑えることができる。
【0017】・揺動防止手段としての係合凹部21a及
び押さえ片29により分岐接続箱20の揺動を抑えるこ
とができるので、ブラケット21を補強するために同ブ
ラケット21に曲げ加工を施したり、ブラケット21に
補強部材等を取り付ける必要がない。従って、分岐接続
箱20を取り付けるためのコストを低減できる。
【0018】・ブラケット21に各挿入片22,23の
挿入方向に沿って開口している係合凹部21aを設ける
とともに、分岐接続箱20に押さえ片29を設けた。そ
のため、分岐接続箱20にブラケット21の挿入片2
2,23を挿入した際に、係合凹部21aを押さえ片2
9に簡単に係合できる。
【0019】・一対の挿入片22,23は所定の間隔を
おいて設けられ、両挿入片22,23の間の領域に係合
凹部21a及び押さえ片29を配置した。従って、車両
19の振動に伴って分岐接続箱20が揺動するのをいっ
そう確実に防止できる。
【0020】なお、本発明の前記実施形態は、次のよう
に構成してもよい。 ・図4に示すように、ブラケット21の係合凹部21a
の内奥部に下方が開放された揺動防止手段を構成する係
合部としての係合爪32を設ける。その係合爪32に対
応する分岐接続箱33の側面に、上方が開口された揺動
防止手段を構成する被係合部としての被係合爪34を形
成する。この構成によれば、ブラケット取付孔25,2
6に各挿入片22,23が挿入された際に、係合爪32
と被係合爪34とが凹凸の関係で係合されるので、分岐
接続箱33の揺動がいっそう確実に防止される。
【0021】・ブラケット21に補強用の曲部を形成す
ること
【0022】
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、分岐接続箱の揺動を抑
えることができるので、ブラケットの折損を防止するこ
とができる。また、係合凹部をブラケットに設け、押さ
え片を分岐接続箱に設けたため、分岐接続箱にブラケッ
トの挿入部を挿入した際に、係合凹部を押さえ片に簡単
に係合できる。
【0024】
【0025】
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態を示すブラケットに分岐接続箱を取
り付けた正面図。
【図2】図1のX−X断面図。
【図3】ブラケットの先端側を示す斜視図。
【図4】他の実施形態を示す一部切欠き側面図。
【図5】従来技術において分岐接続箱の組付構造を示す
正面図。
【図6】同じく、その側面図。
【符号の説明】
19…車両、21…ブラケット、21a…係合凹部(揺
動防止手段)、33…分岐接続箱、22,23…挿入片
(挿入部)、25,26…ブラケット取付孔(ブラケッ
ト取付部)、29…押さえ片(揺動防止手段としての被
係合部)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両にブラケットを介して固定される分岐
    接続箱の取付構造において、ブラケットは平板状をなし、その先端両側には挿入部を
    間隔をおいて突設すると共に、該挿入部間におけるブラ
    ケットの先端縁には係合凹部を形成し、 分岐接続箱の一側面には前記挿入部を取付可能なブラケ
    ット取付部を一対設けると共に、前記挿入部の挿入位置
    よりもブラケットの基端側に配置され前記係合凹部と係
    合する被係合部としての押さえ片を設け、 分岐接続箱の揺動を抑えるための前記係合凹部と前記押
    さえ片とからなる 揺動防止手段を設けた分岐接続箱の取
    付構造。
  2. 【請求項2】前記各挿入部には係合孔が形成され、前記
    各ブラケット取付部内には係合孔に係合可能なロック爪
    が突設された有弾性のガイド部が形成されている請求項
    1に記載の分岐接続箱の取付構造。
  3. 【請求項3】前記係合凹部及び前記ブラケットの周縁に
    は補強リブが形成されている請求項1または2に記載の
    分岐接続箱の取付構造。
JP34959897A 1997-12-18 1997-12-18 分岐接続箱の取付構造 Expired - Lifetime JP3248478B2 (ja)

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