JP2002311318A - レンズ鏡筒 - Google Patents
レンズ鏡筒Info
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- JP2002311318A JP2002311318A JP2001114171A JP2001114171A JP2002311318A JP 2002311318 A JP2002311318 A JP 2002311318A JP 2001114171 A JP2001114171 A JP 2001114171A JP 2001114171 A JP2001114171 A JP 2001114171A JP 2002311318 A JP2002311318 A JP 2002311318A
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Abstract
提供する。 【解決手段】 摺動ピン114を外径の異なるものと交
換することにより、ステータ113の光軸方向の位置を
変えてウェーブワッシャ15の潰し量を変更し、前側固
定筒101とステータ113との間のスリップトルクを
調整する。
Description
するレンズ鏡筒に関するものである。
である。図3に示す従来のレンズ鏡筒は、連動リング1
1を手動又は電動(超音波モータ)によって回転するこ
とにより、後群レンズL2を移動してピント合わせを行
う。まず、従来のレンズ鏡筒において、手動でピント合
わせを行う場合のレンズ鏡筒の動作を説明する。ピント
合わせのためにフォーカスリング6を回転する。その回
転は、ウェーブワッシャ20にて加圧された摩擦力によ
って連結リング19に伝わる。連結リング19の回転
は、ステータ13に伝わった後、ウェーブワッシャ26
によって加圧されたロータ25との摩擦力によってロー
タ25に伝わり、連動リング11を回転させる。
合わせを行う場合のレンズ鏡筒の動作を説明する。オー
トフォーカス時には、超音波モータのステータ13とロ
ータ25に相対回転を発生させる。ステータ13は、ウ
ェーブワッシャ15により光軸方向に加圧されており摩
擦力によって前側固定筒1とは相対回転しにくくなって
いる。そのため、ステータ13とローター25との相対
回転では、ステータ13が前側固定筒1に対して回転し
ないで、ロータ25が前側固定筒1に対して回転し、連
動リング11を回転させる。
続けると、前側固定筒1に存在する回転制限1aによっ
て連動レバー10の回転が制限され、連動リング11
は、制限位置以上の回転ができない。この場合は、超音
波モータのステータ13とロータ25との接触面を保護
するために、フォーカスリング6と連結リング19との
間に滑りが発生するようにし、ロータ25とステータ1
3の間に滑りが発生しないようにする必要がある。そこ
で、ワッシャ21の厚みを調節してウェーブワッシャ2
0の潰し量を調節し、フォーカスリング6と連結リング
19のスリップトルクを調節している。このように、従
来のレンズ鏡筒では、各部の摩擦力の大小関係が所定の
関係にあることが必要であり、そのために、フォーカス
リング6と連結リング19とのスリップトルクを調節す
ると共に、前側固定筒1とステータ13のスリップトル
クを調節する必要がある。従来、前側固定筒1とステー
タ13のスリップトルクの調節は、ワッシャ16の厚み
を調節しウェーブワッシャ15の潰し量を調節すること
により行われていた。
鏡筒では、スリップトルクの調整作業が繁雑であった。
具体的には、図4に示すような状態にして前側固定筒1
とステータ13のスリップトルクを測定し、測定値が所
望の値でない場合は、摺動ピン14を前側固定筒1から
外してステータ13を前側固定筒1から外す。そして、
ウェーブワッシャ15を前側固定筒1から外し、ワッシ
ャ16を厚みの異なるものに変更して、再びウェーブワ
ッシャ15を前側固定筒1に組み込む。次に、ステータ
13を前側固定筒1に組み込み、摺動ピン14を前側固
定筒1にねじ込んで組み上げて、再度スリップトルクを
測定して確認する必要があった。したがって、スリップ
トルクの調整を行うときには、一度組み立てたユニット
をばらして、再度組み立てる必要があり、その後の確認
で、所望の値になっていない場合には、もう一度ばらし
て組み立てる必要があった。このように、従来のレンズ
鏡筒は、スリップトルクの調整作業が難しく、調整を行
う作業者に組み立て技術が必要であると共に、調整に時
間がかかるという問題があった。
容易なレンズ鏡筒を提供することである。
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。すな
わち、請求項1の発明は、撮影光学系(L1,L2)
と、固定筒(2,101)と、手動で操作可能な操作部
材(6)と、前記固定筒に嵌合し、前記操作部材によっ
て光軸を中心として回転可能であって、表面波を発生可
能なステータ(113)、及びそのステータに摩擦接触
し、前記表面波により光軸を中心に回転して前記撮影光
学系を駆動可能なロータ(25)とを有する表面波モー
タと、前記ロータが回転するときに前記ステータが前記
固定筒に対して回転しないように作用する摩擦力を生ず
る加圧力を前記固定筒と前記ステータとの間に与える加
圧部材(15)と、前記ステータの光軸方向の位置を変
更することによって、前記加圧部材の加圧力を調整する
加圧力調整部(113a,114)と、を備えるレンズ
鏡筒である。
ズ鏡筒において、前記加圧力調整部は、前記ステータの
前記固定筒との嵌合面側にあって円周方向に設けられた
ガイド溝(113a)と、前記ガイド溝に入り込むガイ
ド部を有し、前記固定筒に植設されるガイドピン(11
4)と、を備え、前記加圧力調整部は、前記ガイド部の
外径を変更することにより、前記加圧力を調整するこ
と、を特徴とするレンズ鏡筒である。
ズ鏡筒において、前記加圧力調整部は、前記ステータの
前記固定筒との嵌合面側にあって円周方向に設けられた
ガイド溝と、前記ガイド溝に入り込み、複数の偏心した
接触面を有するガイド部を有し前記固定筒に植設される
ガイドピンと、を備え、前記加圧力調整部は、前記ガイ
ド溝に接触する前記接触面を変更することにより、前記
加圧力を調整すること、を特徴とするレンズ鏡筒であ
る。
ズ鏡筒において、前記ガイドピンは、前記接触面が連続
した偏心ピンであること、を特徴とするレンズ鏡筒であ
る。
までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、前記
ステータ(113)は、前記ステータの外周から前記ガ
イド溝(113a)に達し、前記加圧力調整部を調整す
ることができる貫通孔(113b)を有すること、を特
徴とするレンズ鏡筒である。
発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。図1
は、本発明によるレンズ鏡筒の実施形態の断面図であ
る。本実施形態におけるレンズ鏡筒は、前群レンズL
1,後群レンズL2,前側固定筒101,後側固定筒
2,前群レンズ室3,外観筒4,セットビス5,フォー
カスリング6,後群レンズ室7,移動枠8,カムピン
9,連動レバー10,連動リング11,ビス12,ウェ
ーブワッシャ15,連結キー17,ビス18,連結リン
グ19,ウェーブワッシャ20,ワッシャ21,押え環
22,連動ピン23,摺動ピン24,ロータ25,ウェ
ーブワッシャ26,ステータ113,摺動ピン114等
を備えている。
され、フォーカシング動作によっては、移動しない撮影
レンズの一部である。
って、後群レンズ室7に保持され、フォーカシング動作
によって光軸方向へ移動する合焦レンズである。
動せずベースとなる部材であり、後側固定筒2に固定さ
れている。
取り付けるマウントを有した固定部材であり、後述する
移動枠8に植設された後述するカムピン9を移動するた
めのリード穴2aを有している。前側固定筒101と後
側固定筒2が接続されて、1つの固定筒としての役割を
果たしている。
するとともに、前側固定筒101に螺合され固定されて
いる枠部材である。
であり、先端にフィルターを取り付けるためのフィルタ
ーネジ4aを有し、前側固定筒101に螺合され固定さ
れている。
ジ4aへのフィルターの取り付け/取り外し時に外観筒
4と前側固定筒101の螺合が弛まないように取り付け
られているビスである。
観筒4の間に光軸周りの回転のみ可能に取り付けられて
いる操作環であり、手動で回転させることで、ピント合
わせが可能になる。
するとともに、後述する移動枠8に螺合されている枠部
材である。
述のカムピン9が植設されている可動部材であり、フォ
ーカシング動作によって光軸に沿った方向に移動する。
aに入り込んでいるピンである。カムピン9に光軸周り
に力を加えると、リード穴2aにガイドされ螺旋を描く
ように光軸周りに回転しながら光軸方向に移動する。カ
ムピン9は、移動枠8に植設されているので、移動枠8
は、カムピン9同様に光軸周りに回転しながら光軸方向
に移動する。移動枠8は、後群レンズ室7に螺合してい
るので、後群レンズ室7は、移動枠8同様に光軸周りに
回転しながら光軸方向に移動する。後群レンズ室7は、
後群レンズL2を保持しているので、後群レンズL2
は、光軸周りに回転しながら光軸方向に移動する。した
がってカムピン9に光軸周りに力を加えると、後群レン
ズL2は、光軸方向に移動を行うのでピント合わせが可
能になる。
1に固定され、連動リング11と共に回転する部材であ
り、カムピン9を嵌入する光軸と平行な連動穴10aを
有する。
設される後述の摺動ピン24にガイドされて光軸周りの
回転のみ可能な部材である。連動リング11は、後述す
る連動ピン23を嵌入するための切り欠き11aを有し
ている。
11に固定するビスである。連動リング11は、光軸周
りに回転可能なので連動レバー10も光軸周りに回転
し、連動穴10aによってカムピン9に光軸周りに力を
加えることが可能になり、後群レンズL2は、光軸方向
に移動可能になりピント合わせが可能となっている。
を光軸方向に押している加圧部材(ばね座金)である。
したがってステータ113が回転するには、ウェーブワ
ッシャ15によって発生する摩擦力より大きな力が必要
になる。
てステータ113に固定されているキーである。
3に固定するビスである。
る切り欠き19aを有し、ステータ113の回転が伝達
されるリングである。
とフォーカスリング6が一体に回転するように摩擦力を
与える加圧部材である。
潰し量を調節する座金である。
シャ21とウェーブワッシャ20と連結リング19を挟
み込む環状の部材である。押え環22とフォーカスリン
グ6との間にワッシャ21とウェーブワッシャ20と連
結リング19を設けることにより、フォーカスリング6
と連結リング19は、ウェーブワッシャ20の摩擦力で
一緒に回転し、連結リング19の切り欠き19aから連
結キー17に回転が伝わってステータ113が回転す
る。
動リング11の切り欠き11aに嵌入されているピンで
ある。
され、連動リング11を光軸周りの回転のみ可能なよう
に保持するピンである。
タ)の回転子であり、ステータ113に対し回転可能に
保持され後述のウェーブワッシャ26により光軸方向の
ステータ113側に押されてロータ25の光軸方向の移
動が阻止される。
転するのに必要な加圧力をステータとの間に与えるばね
座金である。
波モータの移動子であり、ガイド溝として円周溝113
aを有している。円周溝113aには、後述する摺動ピ
ン114が入り込んでおり、この摺動ピン114にガイ
ドされて光軸周りの回転が可能となっている。
するガイドピンであり、前側固定筒101に植設されて
いる。摺動ピン114は、円周溝113aに入り込むガ
イド部の径が異なるものを何種類か用意し、後述するス
リップトルクの調整を行うときに適宜選択して使用す
る。なお、円周溝113aの幅は、摺動ピン114のガ
イド部の径が最大のものでも円周溝113aに入るよう
に設定されている。
方向から見た図である。ステータ113の円周溝113
aは、一部に貫通孔113bが空いており、摺動ピンの
組み付けや交換を行うときには、ステータ113を回転
して、貫通孔113bから摺動ピン114の取付・取り
外しを行う。上記のように、ステータ113の円周溝1
13aと摺動ピン114によって、ウェーブワッシャ1
5の加圧力を調整する加圧力調整部が形成されている。
動について説明する。まず、手動でピント合わせを行う
場合を説明する。ピント合わせのためにフォーカスリン
グ6を回転する。その回転は、ウェーブワッシャ20の
加圧力によって生じた摩擦力により連結リング19に伝
わる。連結リング19の回転は、連結リング19の切り
欠き19aから連結キー17に伝わり、ビス18に固定
されたステータ113に伝わる。フォーカスリング6よ
り伝わったステータ113の回転は、ウェーブワッシャ
26によって加圧されたロータ25との摩擦力によって
ロータ25に伝わり、ロータ25に植設された連動ピン
23から連動リング11の切り欠き11aに伝わり連動
リング11に伝わる。
された連動レバー10に伝わり、連動レバー10の連動
穴10aを介してカムピン9に伝わる。カムピン9に伝
わった回転により、カムピン9は、後側固定筒2のリー
ド穴2aにガイドされて螺旋を描き光軸周りを回転しな
がら光軸方向に移動する。カムピン9は、移動枠8に植
設されているので、同様に移動枠8は、光軸周りを回転
しながら光軸方向に移動する。後群レンズ室7は、移動
枠8に螺合されているので移動枠8と同様光軸周りを回
転しながら光軸方向に移動する。後群レンズL2は、後
群レンズ室7に保持されているので後群レンズ室7同様
光軸周りを回転しながら光軸方向に移動する。後群レン
ズL2は、光軸方向に移動するので、ピント位置が移動
する。したがって、フォーカスリング6を手動で回転す
ることによってピント位置が移動しピント合わせができ
る。
フォーカスでのピント合わせも可能であり、その動作を
次に説明する。オートフォーカス時には、超音波モータ
のステータ113とロータ25に相対回転を発生させ
る。ステータ113は、ウェーブワッシャ15により光
軸方向に加圧されており、摩擦力によって前側固定筒1
01とは相対回転しにくくなっている。そのため、ステ
ータ113とローター25との相対回転では、ステータ
113が前側固定筒101に対して回転しないで、ロー
タ25が前側固定筒101に対して回転する。ロータ2
5の回転は、ロータ25に植設された連動ピン23から
連動リング11の切り欠き11aに伝わり連動リング1
1に伝わり、前述した手動の場合と同様にして、後群レ
ンズL2が光軸方向に移動し、超音波モータのステータ
113とロータ25との相対回転によってピント位置が
移動しピント合わせができる。
わせ可能範囲は、前側固定筒101に存在する回転制限
101aによって連動レバー10の回転が制限された範
囲である。この回転制限101aに連動レバー10が当
たった状態で、更にフォーカスリング6を回したとする
と、どこかに滑りが生じることが必要となる。例えばロ
ーター25とステータ113の間で滑りが発生した場合
は、甲高い耳障りな金属音が発生するとともに、無理に
滑りを発生させると、ローター25とステータ113の
接触面が荒れモータの性能を落とすことになってしま
う。
せて回転制限101aに達し、更に同じ方向にフォーカ
スリング6を回転させようとした場合は、フォーカスリ
ング6と連結リング19との間に滑りが発生するように
し、ローター25とステータ113の間に滑りが発生し
ないようにする必要がある。このため、ワッシャ21の
厚みを調節してウェーブワッシャ20の潰し量を調節
し、フォーカスリング6と連結リング19とのスリップ
トルク(加圧力)の調節を行っている。
ップが発生しない条件は、フォーカスリング6と連結リ
ング19のスリップトルクT20から前側固定筒101
とステータ113のスリップトルクT15を引いたトル
クがステータ113とロータ25のスリップトルクT2
6よりも小さいことである。数式にすると、 T26>T20−T15 …(式1) を満たす必要がある。
ップトルクT26は、超音波モータとしての性能を決め
るパラメータであるので、(式1)を満たすための調整
においては、スリップトルクT26の調整は行わない。
したがって、フォーカスリング6と連結リング19のス
リップトルクT20を調節すると共に、前側固定筒10
1とステータ113のスリップトルクT15を調節する
必要がある。
ップトルクT15の調節は、摺動ピン114の径を変え
てステータ113の光軸方向の位置を変更することによ
って、ウェーブワッシャ15の潰し量を変化させて行
う。例えば、前側固定筒101とステータ113のスリ
ップトルクT15が所望より小さい場合は、ウェーブワ
ッシャ15の潰し量を増せば加圧力が増加して、摩擦力
を増やすことができるので、摺動ピンの径がより大きい
ものに組み替えればウェーブワッシャ15の潰し量が増
えてスリップトルクT15が増加する。
ときに、摺動ピン114の径の変化によってステータ1
13の位置が光軸方向に変化するが、ステータ113に
固定された連結キー17と連結リング19の切り欠き1
9aの係合関係と、ロータ25に固定された連動ピン2
3と連動リング11の切り欠き11aの係合関係は、ス
テータ113の光軸方向の移動に影響を受けない構成で
あり、調整によるステータ113の光軸方向の移動によ
り回転の伝達に不具合が生じることはない。また従来の
ように、調整のためにステータ113を前側固定筒10
1から取り外すことなく、摺動ピン114を取り替える
ことにより調整可能であるため、作業性が格段に向上す
る。
を調整することによりウェーブワッシャ15の潰し量を
調整し、前側固定筒101とステータ113のスリップ
トルクT15を調整できるため、従来のように、調整の
ためにステータ113を前側固定筒101から取り外す
必要がなく、スリップトルクT15の調整を容易にする
ことができる。
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。例えば、本実施形
態において、外径が異なる摺動ピン114を複数用意す
る例を示したが、例えば、複数の(例えば4つの)偏心
した接触面を同一の摺動ピンに設けて、ウェーブワッシ
ャ15の加圧力を受けてステータ113と接触する接触
面を選択するようにしてもよいし、この接触面が連続し
た偏心ピンとしてもよい。
発明によれば、ステータの光軸方向の位置を変更するこ
とによって、加圧部材の加圧力を調整する加圧力調整部
を備えるので、加圧力を簡単に調整することができる。
イドピンとを備え、加圧力調整部は、ガイド部の外径を
変更することにより、加圧力を調整するので、ガイドピ
ンを交換するだけで加圧力を変更することができ、ユニ
ットをばらす必要がない。
イド溝に入り込み、複数の偏心した接触面を有するガイ
ド部を有し固定筒に植設されるガイドピンとを備え、加
圧力調整部は、ガイド溝に接触する接触面を変更するこ
とにより、加圧力を調整するので、ガイドピンを複数種
類用意することなく、更に簡単に加圧力を調整すること
ができる。
接触面が連続した偏心ピンであるので、加圧力の調整を
無段階で行うことができる。
テータの外周からガイド溝に達し、加圧力調整部を調整
することができる貫通孔を有するので、作業性をよくす
ることができる。
ある。
図である。
調整を行うときのユニットを示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 撮影光学系と、 固定筒と、 手動で操作可能な操作部材と、 前記固定筒に嵌合し、前記操作部材によって光軸を中心
として回転可能であって、表面波を発生可能なステー
タ、及びそのステータに摩擦接触し、前記表面波により
光軸を中心に回転して前記撮影光学系を駆動可能なロー
タとを有する表面波モータと、 前記ロータが回転するときに前記ステータが前記固定筒
に対して回転しないように作用する摩擦力を生ずる加圧
力を前記固定筒と前記ステータとの間に与える加圧部材
と、 前記ステータの光軸方向の位置を変更することによっ
て、前記加圧部材の加圧力を調整する加圧力調整部と、 を備えるレンズ鏡筒。 - 【請求項2】 請求項1に記載のレンズ鏡筒において、 前記加圧力調整部は、前記ステータの前記固定筒との嵌
合面側にあって円周方向に設けられたガイド溝と、 前記ガイド溝に入り込むガイド部を有し、前記固定筒に
植設されるガイドピンと、 を備え、 前記加圧力調整部は、前記ガイド部の外径を変更するこ
とにより、前記加圧力を調整すること、 を特徴とするレンズ鏡筒。 - 【請求項3】 請求項1に記載のレンズ鏡筒において、 前記加圧力調整部は、前記ステータの前記固定筒との嵌
合面側にあって円周方向に設けられたガイド溝と、 前記ガイド溝に入り込み、複数の偏心した接触面を有す
るガイド部を有し前記固定筒に植設されるガイドピン
と、 を備え、 前記加圧力調整部は、前記ガイド溝に接触する前記接触
面を変更することにより、前記加圧力を調整すること、 を特徴とするレンズ鏡筒。 - 【請求項4】 請求項3に記載のレンズ鏡筒において、 前記ガイドピンは、前記接触面が連続した偏心ピンであ
ること、 を特徴とするレンズ鏡筒。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
項に記載のレンズ鏡筒において、 前記ステータは、前記ステータの外周から前記ガイド溝
に達し、前記加圧力調整部を調整することができる貫通
孔を有すること、 を特徴とするレンズ鏡筒。
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