JP2002310606A - 位置検出方法および位置検出装置 - Google Patents

位置検出方法および位置検出装置

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JP2002310606A JP2001121644A JP2001121644A JP2002310606A JP 2002310606 A JP2002310606 A JP 2002310606A JP 2001121644 A JP2001121644 A JP 2001121644A JP 2001121644 A JP2001121644 A JP 2001121644A JP 2002310606 A JP2002310606 A JP 2002310606A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成にもかかわらず検出精度が向上さ
れてなる位置検出方法および位置検出装置を提供する。 【解決手段】 駆動軸に沿って移動させられる被駆動体
の位置検出を、前記被駆動体の移動に伴って、一方のs
in信号およびcos信号の対と、他方のsin信号お
よびcos信号の対との周波数が同被駆動体の移動範囲
において1異なるようにしてsin信号およびcos信
号の対を2組生成させ、前記2組のsin信号およびc
os信号の対から1対のsin信号およびcos信号を
合成し、得られた合成sin信号および合成cos信号
から合成tan信号を生成し、その合成tan信号に基
づいて被駆動体の絶対位置を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位置検出方法および
位置検出装置に関する。さらに詳しくは、簡易な構成に
もかかわらず検出精度が向上されてなるリニア駆動にお
ける位置検出方法および位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スライドテーブルなどの被駆
動部材を直線運動、つまりリニア駆動させる1軸ガイド
ユニットとして、高価なリニアモータではなく回転型モ
ータを用い、その回転出力を例えばボールねじにより直
線駆動力に変換する方式のガイドユニットが用いられて
いる。このような回転型モータを用いたガイドユニット
には、被駆動部材の位置・速度を制御するために、被駆
動部材の位置をリニアスケールにより直接的に検出し、
この検出結果に基づきモータを制御するいわゆるフルク
ローズド制御の他、モータの回転位置をロータリエンコ
ーダにより検出し、この検出信号を用いて被駆動部材の
位置を間接的に検出するいわゆるセミクローズド制御に
よるものが多い。
【0003】これは、高精度なリニアスケールが非常に
高価であるため、被駆動部材の位置を直接的に検出する
ものとした場合、その検出機構が非常に高価なものにな
ってしまうという理由による。そこで、検出機構の安価
なセミクローズド制御によることが多いが、この場合に
は制御精度がボールねじなどの駆動機構の精度に直接的
に依存することになる。
【0004】ところが、高精度なボールねじは高価であ
り、したがってセミクローズド制御で高精度な位置制御
を実現しようとすると、駆動機構が高価になってしまう
という問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の課題に鑑みなされたものであって、簡易な構成にも
かかわらず検出精度が向上されてなる位置検出方法およ
び位置検出装置を提供することを主たる目的とし、その
位置検出方法を用いた駆動方法およびその位置検出装置
を用いた駆動装置を提供することも目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1形態たる位
置検出方法は、駆動軸に沿って移動させられる被駆動体
の位置検出方法であって、前記被駆動体の移動に伴っ
て、一方のsin信号およびcos信号の対と、他方の
sin信号およびcos信号の対との周波数が同被駆動
体の移動範囲において1異なるようにしてsin信号お
よびcos信号の対を2組生成させ、前記2組のsin
信号およびcos信号の対から1対のsin信号および
cos信号を合成し、得られた合成sin信号および合
成cos信号から合成tan信号を生成し、その合成t
an信号に基づいて被駆動体の絶対位置を検出すること
を特徴とする。
【0007】本発明の第1形態たる位置検出方法におい
ては、得られた絶対位置を、一方のsin信号もしくは
cos信号または他方のsin信号もしくはcos信号
により修正するのが好ましい。
【0008】また、本発明の第1形態たる位置検出方法
においては、sin信号およびcos信号は、例えばN
Sが交互に着磁された軸部材に対向配置された磁気抵抗
素子ブロックにより生成される。その場合、一方のsi
n信号およびcos信号が着磁された一方の軸により生
成され、他方のsin信号およびcos信号が着磁され
た他方の軸により生成されてもよく、また一方のsin
信号およびcos信号が着磁された軸の一方の側面によ
り生成され、他方のsin信号およびcos信号が着磁
された軸の他方の側面により生成されてもよい。
【0009】一方、本発明の第2形態たる位置検出装置
は、駆動軸に沿って移動させられる被駆動体の位置検出
装置であって、前記被駆動体の移動に伴って、一方のs
in信号およびcos信号の対と、他方のsin信号お
よびcos信号の対との周波数が同被駆動体の移動範囲
において1異なるようにしてsin信号およびcos信
号の対を2組生成させ、前記2組のsin信号およびc
os信号の対から1つのsin信号およびcos信号を
合成し、得られた合成sin信号および合成cos信号
から合成tan信号を生成し、その合成tan信号に基
づいて被駆動体の絶対位置を検出するように構成されて
なることを特徴とする。
【0010】本発明の第2形態たる位置検出装置におい
ては、得られた絶対位置を、一方のsin信号もしくは
cos信号または他方のsin信号もしくはcos信号
により修正するように構成されてなるのが好ましい。
【0011】また、本発明の第2形態たる位置検出装置
においては、例えばsin信号およびcos信号が、N
Sが交互に着磁された軸部材に対向配置された磁気抵抗
素子ブロックにより生成されるように構成されてなるも
のとされる。この場合、一方のsin信号およびcos
信号が着磁された一方の軸により生成され、他方のsi
n信号およびcos信号が着磁された他方の軸により生
成されるように構成されてもよく、一方のsin信号お
よびcos信号が着磁された軸の一方の側面により生成
され、他方のsin信号およびcos信号が着磁された
軸の他方の側面により生成されるように構成されてもよ
い。
【0012】そして、本発明の第1形態たる位置検出方
法は、リニア駆動方法に適用され、また本発明の第2形
態たる位置検出装置は、リニア駆動装置に備えられる。
【0013】本発明の第3形態たる駆動方法は、駆動軸
に沿って移動させられる被駆動体を位置検出装置による
検出位置を用いて駆動する駆動方法であって、前記位置
検出装置が、運転時に、該被駆動体の位置に応じて変化
するsin信号またはcos信号に基づきインクリメン
タル式に同被駆動体の絶対位置を検出するとともに、運
転停止時に、駆動軸の絶対回転位置を検出するエンコー
ダ出力と前記インクリメンタル式に検出される被駆動体
の絶対位置との対応関係に関する情報を保持し、再起動
時に、前記保持された情報を参照して前記エンコーダ出
力に基づき被駆動体の絶対位置を演算し、該演算された
絶対位置を基準として前記インクリメンタル式に被駆動
体の絶対位置を検出することを特徴とする。
【0014】本発明の第4形態たる駆動装置は、駆動軸
に沿って移動させられる被駆動体の位置検出装置を備え
た駆動装置であって、前記位置検出装置が、運転時に、
被駆動体の位置に応じて変化するsin信号またはco
s信号に基づきインクリメンタル式に被駆動体の絶対位
置を検出するとともに、運転停止時に、駆動軸の絶対回
転位置を検出するエンコーダ出力と前記インクリメンタ
ル式に検出される被駆動体の絶対位置との対応関係に関
する情報を保持し、再起動時に、前記保持された情報を
参照して前記エンコーダ出力に基づき被駆動体の絶対位
置を演算し、該演算された絶対位置を基準として前記イ
ンクリメンタル式に被駆動体の絶対位置を検出すること
を特徴とする。
【0015】
【作用】本発明は前記の如く構成されているので、安価
な構成により軸に沿って駆動されている被駆動体の位置
を精度よく検出できる。また、本発明の位置検出方法お
よび位置検出装置をリニア駆動などに適用すれば、位置
決め精度のよい駆動装置を安価に構成できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる
実施形態のみに限定されるものではない。
【0017】実施形態1 図1に、本発明の実施形態1に係る位置検出方法が適用
されているガイドユニットの概略構成をブロック図で示
す。
【0018】ガイドユニットAは、具体的には、回転型
モータMと、このモータMの回転出力を直線駆動力に変
換して被駆動体としてのテーブルTを直線駆動する駆動
機構(リニア駆動機構)10と、駆動機構10により駆
動されるテーブルTの位置を検出し、検出された位置を
表す信号を位置検出信号として出力する位置検出機構2
0と、位置検出機構20の出力信号に基づいてテーブル
Tが適切な加速運動、等速運動および減速運動を行って
所望の位置まで移動するようモータMを制御する制御部
30とを主要構成要素として備えてなる。
【0019】図2に、本ガイドユニットの概略構成を示
す。なお、図2において、同(a)は側面図を示し、同
(b)は平面図を示す。
【0020】駆動機構10は、図2に示すように、モー
タMにより回転されるシャフト11と、このシャフト1
1に嵌装されシャフト11の回転に応じてシャフト11
の軸方向に移動してテーブルTを駆動するベアリング1
2と、テーブルTの移動をガイドする2本のガイド部材
13,14とから構成される。
【0021】シャフト11は、滑らかな外周表面を有す
る丸棒状部材であり、モータMの回転軸と接続されモー
タMの回転出力により回転駆動される。
【0022】ベアリング12は、フリクション式のベア
リングとされ、シャフト11外周表面との間に発生する
摩擦力によってシャフト11の回転に応じて軸方向に移
動するものとされる。かかる機能を有するベアリングと
して、例えば旭精工製のロータリーライナーを好適に用
いることができる。
【0023】各ガイド部材13、14は、丸棒状もしく
は角棒状部材とされ、テーブルTと係合してテーブルT
の移動をガイドするとともに、次に説明する位置検出機
構20の構成要素として機能するものとされる。
【0024】次に、図3も参照して位置検出機構20の
構成を説明する。
【0025】位置検出機構20は、テーブルTの位置に
応じた信号を出力するセンサ部21と、センサ部21の
出力信号に基づき特にシステムの起動時にテーブルTの
概略的な絶対位置を演算する概略絶対位置演算部22
と、概略絶対位置演算部22により演算される概略的な
絶対位置に関する情報を参照してセンサ部21の出力信
号に基づき、より精確なテーブルTの絶対位置を演算す
る修正絶対位置演算部23とから構成される。
【0026】センサ部21は、駆動機構10の各ガイド
部材13、14のそれぞれにテーブルTの可動範囲Lに
亘って設けられる磁界発生部24A、24Bと、各磁界
発生部24A、24Bのそれぞれと対向するようにテー
ブルTに設けられる一対の磁気抵抗素子ブロック25
A,25Bとから構成される。
【0027】より具体的には、図4に示すように、ガイ
ド部材13(14)にはテーブルTの可動範囲Lに亘っ
て一対のN極およびS極からなる磁石片15が複数形成
される。各磁石片15は、ガイド部材13(14)の一
側でN極およびS極が軸方向に等間隔で交互に並ぶよう
に着磁されており、これにより磁界発生部24A(24
B)がガイド部材13(14)の一側に形成されるもの
とされる。
【0028】また、磁界発生部24A(24B)におけ
る各磁石片15の着磁は、磁界発生部24A(24B)
に平行な所定の直線R上で磁界が精確に正弦波状に変化
するようになされるものとされる。
【0029】さらに、各磁界発生部24A、24Bに形
成される磁石片15の個数は偶数個とされ、かつ各磁界
発生部24A、24Bの磁極の数は互いに数2異なるよ
う形成される。したがって磁界発生部24A、24Bの
軸方向に並ぶ一対のN極およびS極からなる磁極の組の
数(以下、磁極組数という)は、各磁界発生部24A、
24Bの間で数1相違するものとされるとともに、いず
れかの磁界発生部24A、24Bの磁極組数は、モータ
Mの電気的サイクルの整数分の1となるように形成され
る。例えば、モータMの電気的サイクル数が50であれ
ば、一方の磁界発生部24Aの磁極組数が50(50/
1)、25(50/2)、10(50/5)、5(50
/10)などとなるように形成され、他方の磁界発生部
24Bの磁極組数が、51または49、26または2
4、11または9、6または4などとなるように形成さ
れる。
【0030】次に、図5を参照して、磁気抵抗素子ブロ
ック25の構成を説明する。なお、各磁気抵抗素子ブロ
ック25A,25Bは同様の構成とされるため、一方の
磁気抵抗素子ブロック25Aについてその構成・動作を
説明し、他方の磁気抵抗素子ブロック25Bについては
対応する構成要素の符号を()付で示して付帯的に説明
するものとする。
【0031】磁気素子ブロック25A(25B)は、テ
ーブルTが移動するとき前記直線Rに沿って移動するよ
うに設けられる2個の磁気抵抗素子(以下、単に素子と
いう)26A(26C)、26B(26D)を備えてな
るものとされる。ここで、この素子26は、よく知られ
ているように、透過する磁束の変化に応じて電気抵抗が
変化する特性を有する素子とされる。
【0032】そして、この第1素子26A(26C)お
よび第2素子26B(26D)は、直線R上の磁界変化
を1/4周期ずらして検出するように配設されるものと
される。また、第1素子26A(26C)および第2素
子26B(26D)は、磁界変化に応じた電圧波形を出
力するように公知のブリッジ回路(例えば特許3058
406号公報参照)に組み込まれるものとされる。
【0033】したがって、第1素子26A(26C)お
よび第2素子26B(26D)の出力信号波形は、互い
に位相がπ/2ずれた正弦波状波形となる。なお、前掲
の特許3058406号公報と同様に、第1素子26A
(26C)および第2素子26B(26D)とそれぞれ
1/2周期ずらして直線R上の磁界変化を検出するよう
に、第3、第4の磁気抵抗素子26E、26Fを設け、
これらを前記公知のブリッジ回路に組み込むようにして
検出精度の向上を図ることも可能である。
【0034】次に、概略絶対位置演算部22の動作を説
明する。
【0035】概略絶対位置演算部22は、センサ部21
の出力信号に基づきテーブルTの絶対位置を概略的に把
握する概略絶対位置演算処理を行う。以下、概略絶対位
置演算処理につき説明する。
【0036】概略絶対位置演算処理 各磁気抵抗素子ブロック25A,25Bの第1素子26
A、26Cが、対応する磁界発生部21A、21Bの一
方の端点P(図4参照)にあるときのテーブルTの位置
を基準位置(原点)O(図6参照)として設定する。こ
こで、第1磁界発生部24Aの磁極組数をmで表し、第
2磁界発生部24Bの磁極組数をnで表すものとする
(以下、n−m=1であるものとして説明する)。ま
た、テーブルTの可動範囲Lの長さを値L1とし、テー
ブルTの基準位置Oからの距離をLtで表すものとす
る。
【0037】また、図6に示すように、円周が長さL1
である円O´において円周上の一点を基準位置Oとし、
点Oから反時計回りに円周上で距離Ltを計るものとし
て、距離(円弧)Ltに対応する内角θを定義する。
【0038】ここで、テーブルTが可動範囲Lの一方の
端点Pにあるときに、第1磁気抵抗素子ブロック25A
の第1素子26Aが同様に端点Pに対向する位置に配設
されているものとすると、その出力信号V1は下記式
(1)のように表すことができる。
【0039】 V1=αsin(mθ)+β (1)
【0040】但し、αおよびβは、素子26の出力特性
や各素子26A、26B、26C、26Dが組み込まれ
るブリッジ回路の構成などに応じて決まる係数である。
以下、説明の簡単化のためにα=1、β=0として説明
する。すなわち、
【0041】 V1=sin(mθ) (2) とする。
【0042】このとき、第1磁気抵抗素子ブロック25
Aの第2素子26Bが第1素子26Aよりも位相がπ/
2進んだ磁界変化を検出する位置に配設されているもの
とすると、その出力信号V2は下記式(3)のように表
すことが可能である。
【0043】 V2=cos(mθ) (3)
【0044】同様に、第2磁気抵抗素子ブロック25B
の第1素子26Cおよび第2素子26Dの出力信号V3
およびV4はそれぞれ下記式(4)および式(5)のよ
うに表すことができる。
【0045】 V3=sin(nθ) (4)
【0046】 V4=cos(nθ) (5)
【0047】式(2)〜式(5)によく知られている三
角関数の公式を適用して、 sinθ=sin(n−m)θ=sin(nθ)cos(mθ)−cos(nθ)sin(mθ) =V3・V2−V4・V1 (6)
【0048】 cosθ=cos(n−m)θ=cos(nθ)cos(mθ)+sin(nθ)sin(mθ) =V4・V2+V3・V1 (7)
【0049】式(6)および式(7)より、 tanθ=sinθ/cosθ=(V3・V2−V4・V1)/(V4・V2+V3・V1) (8)
【0050】したがって、式(8)に三角関数の逆変換
を適用して、各信号V1、V2、V3、V4の具体的な信号
値を用いてその時点の距離Ltに対応する角度(以下、
絶対位置角度という)θtを演算することが可能とな
る。
【0051】このようにして、センサ部21の各素子2
6A、26B、26C、26Dの出力信号V1、V2、V
3、V4を用いて、例えばガイドユニットAの起動時にテ
ーブルTの絶対位置Ltをある程度の精度で演算するこ
とが可能となる。
【0052】図7に第1磁界発生部21Aの磁極組数m
を5とし、第2磁界発生部21Bの磁極組数nを6とし
た場合の、各出力信号V1,V3の波形と、各出力信号V
1、V2、V3、V4から前記式(6)、(7)を用いて導
かれる関数sinθ、cosθの波形とを比較して示す。
【0053】同図に示すように、各信号V1,V3はテー
ブルTが可動範囲Lの一端点P(θ=0)から他端点P
´(図4参照、θ=2π)まで移動する間に正弦波状に
5周期または6周期で変化する。これに対して、前記関
数sinθ、cosθはそれぞれ可動範囲Lで1周期変化する
だけであるから、これら2つの関数sinθ、cosθを用い
て絶対位置角度θtを演算することが可能である。
【0054】ところが、このように可動範囲Lで1周期
しか変化しない関数sinθ、cosθを合成により求め、こ
れにより絶対位置角度θtを演算するものとすると、元
の単独の信号V1、V2、V3、V4の信号値から位置を演
算する場合よりも精度自体は低下するという問題がある
(後述の精度に関する説明参照)。このため、本実施形
態では、概略絶対位置演算処理で得られた絶対位置(以
下、概略絶対位置という)Ltをそのまま用いるのでは
なく、修正絶対位置演算部23が概略絶対位置Ltを参
照して、さらに高精度な絶対位置(以下、修正絶対位置
という)Laを演算するための修正絶対位置演算処理を
実施し、この修正絶対位置Laを用いて制御部30がモ
ータMを制御するものとされる。
【0055】以下、修正絶対位置演算処理を説明する。
【0056】修正絶対位置演算処理 概略絶対位置演算処理により演算される絶対位置角度
(以下、概略絶対位置角度という)がθ1であるものと
する。また、このとき、第1磁気抵抗素子ブロック25
Aの第1素子26Aの出力信号V1の信号値がV1Aであ
るものとすると、下記式(9)の方程式を解くことによ
り各修正絶対位置角度候補θA1,θA2,…が得られる。
【0057】 V1A=sin(mθ) (θ:0≦θ≦2π) (9)
【0058】こうして得られる各修正絶対位置角度候補
θA1,θA2,…の中で概略絶対位置角度θ1に一番近い
ものを修正絶対位置角度θAとして選択する。
【0059】このようにして、修正絶対位置角度θA
同定されると、これを用いてその時点の精確なテーブル
Tの絶対位置Lt、つまり修正絶対位置Laが演算さ
れ、後はこの点を基準に信号V1を用いてインクリメン
タル式にテーブルTの絶対位置Ltが演算される。
【0060】このようにして、信号V1を用いて演算さ
れる絶対位置Ltの精度は、例えば、正弦波状信号V1
の1波長を8ビットのディジタル信号で表し得るだけの
精度があれば、磁極組数mを50として1/(50×2
56)=1/12800の分解能を備えさせることがで
きる。
【0061】したがって、シャフト11とフリクション
式のベアリング12とを用いた安価な駆動機構10によ
りテーブルTを駆動するものとした場合にも、テーブル
Tの位置を精確に検出することができるので、結果とし
て高精度なテーブルTの位置制御・速度制御を実施する
ことが可能となる。また、本実施形態の位置検出機構2
0も例えば着磁用の高精度な治具を一度製作するだけで
高精度な磁界発生部を簡単に繰り返し製造することがで
きるから低コストなものとすることが容易である。
【0062】実施形態2 図8に本発明の実施形態2に係るガイドユニットの概略
構成を示す。このガイドユニットA1は、実施形態1の
被駆動部(テーブルT)を駆動するための駆動方法およ
び磁界発生部の設置態様を改変してなるものであり、そ
の余の構成は実施形態1と同様とされる。
【0063】すなわち、ガイドユニットA1は、被駆動
部材としての平板状部材T1と、モータM1と、実施形
態1と同様構成の位置検出機構20および制御部30
(共に、図示省略する)とを備えてなるものとされる。
【0064】平板状部材T1は、モータM1の回転軸6
1が例えば油圧機構(不図示である)により平板状部材
T1の一方の表面62に押し付けられて、回転軸61外
周部との間で働く摩擦力により回転軸61により直接的
に駆動されるものとされる。
【0065】また、平板状部材T1の両側面63A、6
3Bには、可動範囲L2に亘って実施形態1の磁界発生
部24A、24Bと同様構成の磁界発生部64A、64
Bが設けられている。ここで、各磁界発生部64A、6
4Bの磁極組数は、実施形態1と同様に互いに1異なる
ものとされる。
【0066】位置検出機構20の磁気抵抗素子ブロック
25A、25Bは、各磁界発生部63A、63Bのそれ
ぞれと対向する位置に設けられており、各磁気抵抗素子
ブロック25A、25Bの第1素子26A、26Cおよ
び第2素子26B、26Dが、各磁界発生部63A、6
3Bの磁界変化をそれぞれ1/4周期ずれた位置で検出
し得るよう配設されている。
【0067】この構成により、ガイドユニットA1にお
いては、モータM1として例えば安価なDCモータを用
いて平板状部材T1を駆動するよう構成することも可能
となる。すなわち、回転半径の小さい回転軸61により
直接的に平板状部材T1を駆動するものとされるため、
回転トルクの小さいDCモータを用いて容易に平板状部
材T1を駆動することができる。しかも駆動機構も回転
軸61を平板状部材T1に押し付けるだけの極めて単純
な構成とすることができるので、モータM1を含めた駆
動系を極めて低コストなものとすることができる。
【0068】このように、実施形態2のガイドユニット
A1においては、駆動系は滑りが発生する比較的精度の
低い構成とされるが、平板状部材T1の位置自体は位置
検出機構20により高精度に検出することができるの
で、結果として平板状部材T1の位置制御を高精度に行
うことが可能となる。
【0069】実施形態3 図9に本発明の実施形態3に係るガイドユニットの概略
構成を示す。このガイドユニットA2は、実施形態1の
ガイドユニットAのモータMを含めた駆動系および磁界
発生部の設置態様を改変してなるものであり、その他の
構成は実施形態1と同様とされる。
【0070】すなわち、ガイドユニットA2は、被駆動
部T2と、実施形態1と同様構成の位置検出機構20A
および制御部30(不図示である)とを備えてなるもの
とされる。
【0071】被駆動部T2は、N極およびS極が交互に
着磁された丸棒状もしくは角棒状のガイド部材71と係
合する各電磁コイル72A、72Bを備えるものとされ
る。各電磁コイル72A、72Bは、ガイド部材71の
各磁極との間で働く電磁力によりガイド部材71の軸方
向の推力を得るように配置および配線がなされるリニア
モータ型の推進機構とされる。
【0072】また、被駆動部T2には、各電磁コイル7
2A、72Bに駆動用の交流電流を供給する交流電源7
3が設けられる。
【0073】位置検出機構20Aは、実施形態1の各磁
気抵抗素子ブロック25A、25Bと同様構成の各磁気
抵抗素子ブロック74A、74Bを備えてなり、一方の
磁気抵抗素子ブロック74Aの第1素子75Aおよび第
2素子75Bは、ガイド部材71の各磁極に対して実施
形態1と同様にして対向配置されるとともに、他方の磁
気抵抗素子ブロック74Bの第1素子75Cおよび第2
素子75Dは、補助ガイド部材76の磁界発生部77に
実施形態1と同様にして対向配置されるものとされる。
【0074】補助ガイド部材76は、ガイド部材71と
平行に設けられる棒状部材とされ、その磁界発生部77
には、ガイド部材71の磁極組数と一組相違する組数の
磁極が設けられる。
【0075】この構成により、ガイドユニットA2は、
被駆動部T2を駆動するためにガイド部材71に設けら
れる各磁極を磁界発生部の一つとして利用して、被駆動
部T2の絶対位置を検出することが可能となる。したが
って、実施形態1および実施形態2と比較しても、位置
検出機構をさらに低コストに構成することが可能とな
る。
【0076】実施形態4 図10に本発明の実施形態4に係る駆動方法が適用され
ているガイドユニット(駆動装置)の概略構成を機能ブ
ロック図で示す。このガイドユニットA3は、実施形態
1のガイドユニットAを改変してなるものであって、実
施形態1のモータMにアブソリュート式のエンコーダ8
0を設けるとともに、改変された位置検出機構20´お
よび制御部30´を備えてなるものとされる。
【0077】すなわち、実施形態4のガイドユニットA
3においては、実施形態1と同様の駆動機構10を備え
る一方、位置検出機構20´は、センサ部21が、一方
の磁界発生部24Aおよびこの磁界発生部24Aに対応
する一方の磁気抵抗素子ブロック25Aのみを備えるよ
うに改変される。また、概略絶対位置演算部22は下記
のように動作が改変される一方、修正絶対位置演算部2
3は実施形態1と同様に動作するものとされる。
【0078】また、制御部30´は、ガイドユニットA
3の運転停止時に、停止直前におけるテーブルTの絶対
位置に関する情報を記憶・保持する絶対位置情報保持部
31が付加して設けられるものとされる。
【0079】以下、本ガイドユニットA3の動作を説明
する。
【0080】制御部30´は、ガイドユニットA3の運
転時、常にアブソリュート式エンコーダ80が出力する
絶対位置情報をトレースするものとされる。そして、ガ
イドユニットA3の運転停止時には、停止直前における
エンコーダ80の出力とテーブルTの絶対位置との対応
関係、つまりエンコーダ80により検出されるモータM
の回転位置がテーブルTの絶対位置とどのように対応す
るかに関する情報を絶対位置情報保持部31に記憶・保
持させる。
【0081】また、再起動時には、概略絶対位置演算部
22が、絶対位置情報保持部31に保持されている、エ
ンコーダ80の出力とテーブルTの絶対位置との対応関
係を示す情報を参照して、エンコーダ80の出力に基づ
き概略絶対位置角度θ1を演算する。修正絶対位置演算
部23は、この概略絶対位置角度θ1を用いて、実施形
態1と同様の修正絶対位置演算処理によりテーブルTの
絶対位置Ltを演算する。
【0082】このように、実施形態4のガイドユニット
A3は、絶対位置情報保持部31が、ガイドユニットA
3の停止直前における、エンコーダ80の出力とテーブ
ルTの絶対位置との対応関係に関する情報を記憶・保持
するものとされるので、エンコーダ80の出力とテーブ
ルTの絶対位置との対応関係が固定していないフリクシ
ョン式ベアリング12を用いたガイドユニットA3にお
いて、ガイドユニットA3の停止によって、位置検出機
構20´によりインクリメンタル式に検出されるテーブ
ルTの絶対位置情報がキャンセルされても、再起動時
に、前記対応関係に関する情報を参照してエンコーダ8
0の出力に基づきテーブルTの絶対位置を把握すること
が可能となる。
【0083】また、運転中は、エンコーダ80の検出出
力ではなく位置検出機構20´により直接的に検出され
るテーブルTの絶対位置情報に基づきモータMを制御す
るので、前記各実施形態におけると同様に、すべりの生
じるフリクション式ベアリング12を用いた構成におい
ても精確にテーブルTの動作を制御することが可能とな
る。
【0084】以上、本発明を実施形態に基づいて説明し
てきたが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるも
のではなく、種々改変が可能である。例えば、各実施形
態においてはリニア駆動を例に採り説明されているが、
カーブしている軸に沿って移動させられる被駆動体に対
しても適用可能である。
【0085】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
安価な構成により軸に沿って駆動されている被駆動体の
位置を精度よく検出できるという優れた効果が得られ
る。
【0086】また、本発明の位置検出方法および位置検
出装置をリニア駆動などに適用すれば、位置決め精度の
よい駆動装置を安価に構成できるという優れた効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る位置検出方法が適用
されるガイドユニットの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図2】同ガイドユニットの概略構成を示す図であっ
て、同(a)は側面図を示し、同(b)は上面図を示
す。
【図3】位置検出機構の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図4】位置検出機構の詳細な構成を説明するための模
式図である。
【図5】位置検出機構の詳細な構成を説明するための模
式図である。
【図6】概略絶対位置演算処理を説明するための模式図
である。
【図7】修正絶対位置演算処理を説明するための模式図
である。
【図8】本発明の実施形態2に係る位置検出方法が適用
されるガイドユニットの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図9】本発明の実施形態3に係る位置検出方法が適用
されるガイドユニットの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図10】本発明の実施形態4に係る駆動装置のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10 駆動機構 11 シャフト 12 ベアリング 20 位置検出機構 21 センサ部 22 概略絶対位置演算部 23 修正絶対位置演算部 24 磁界発生部 25 磁気抵抗素子ブロック 26 磁気抵抗素子 30 制御部 L 可動範囲 M モータ T テーブル
フロントページの続き Fターム(参考) 2F063 AA02 CA09 CB03 CB04 CC05 DA01 DA05 DA24 DA25 DB04 DC08 DD05 EA03 GA52 KA04 LA03 LA22 LA29 2F077 JJ09 QQ06 RR03 TT21

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸に沿って移動させられる被駆動体
    の位置検出方法であって、 前記被駆動体の移動に伴って、一方のsin信号および
    cos信号の対と、他方のsin信号およびcos信号
    の対との周波数が同被駆動体の移動範囲において1異な
    るようにしてsin信号およびcos信号の対を2組生
    成させ、 前記2組のsin信号およびcos信号の対から1対の
    sin信号およびcos信号を合成し、得られた合成s
    in信号および合成cos信号から合成tan信号を生
    成し、その合成tan信号に基づいて被駆動体の絶対位
    置を検出することを特徴とする位置検出方法。
  2. 【請求項2】 得られた絶対位置を、一方のsin信号
    もしくはcos信号または他方のsin信号もしくはc
    os信号により修正することを特徴とする請求項1記載
    の位置検出方法。
  3. 【請求項3】 sin信号およびcos信号が、NSが
    交互に着磁された軸部材に対向配置された磁気抵抗素子
    ブロックにより生成されることを特徴とする請求項1記
    載の位置検出方法。
  4. 【請求項4】 一方のsin信号およびcos信号が着
    磁された一方の軸ににより生成され、他方のsin信号
    およびcos信号が着磁された他方の軸により生成され
    ることを特徴とする請求項3記載の位置検出方法。
  5. 【請求項5】 一方のsin信号およびcos信号が着
    磁された軸の一方の側面により生成され、他方のsin
    信号およびcos信号が着磁された軸の他方の側面によ
    り生成されることを特徴とする請求項3記載の位置検出
    方法。
  6. 【請求項6】 駆動軸に沿って移動させられる被駆動体
    の位置検出装置であって、 前記被駆動体の移動に伴って、一方のsin信号および
    cos信号の対と、他方のsin信号およびcos信号
    の対との周波数が同被駆動体の移動範囲において1異な
    るようにしてsin信号およびcos信号の対を2組生
    成させ、前記2組のsin信号およびcos信号の対か
    ら1つのsin信号およびcos信号を合成し、得られ
    た合成sin信号および合成cos信号から合成tan
    信号を生成し、その合成tan信号に基づいて被駆動体
    の絶対位置を検出するように構成されてなることを特徴
    とする位置検出装置。
  7. 【請求項7】 得られた絶対位置を、一方のsin信号
    もしくはcos信号または他方のsin信号もしくはc
    os信号により修正するように構成されてなることを特
    徴とする請求項6記載の位置検出装置。
  8. 【請求項8】 sin信号およびcos信号が、NSが
    交互に着磁された軸部材に対向配置された磁気抵抗素子
    ブロックにより生成されるように構成されてなることを
    特徴とする請求項6記載の位置検出装置。
  9. 【請求項9】 一方のsin信号およびcos信号が着
    磁された一方の軸ににより生成され、他方のsin信号
    およびcos信号が着磁された他方の軸により生成され
    るように構成されてなることを特徴とする請求項8記載
    の位置検出装置。
  10. 【請求項10】 一方のsin信号およびcos信号が
    着磁された軸の一方の側面により生成され、他方のsi
    n信号およびcos信号が着磁された軸の他方の側面に
    より生成されるように構成されてなることを特徴とする
    請求項8記載の位置検出装置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし請求項5のいずれかに
    記載された位置検出方法により検出された位置を用いて
    被駆動体の位置決めをなすことを特徴とするリニア駆動
    方法。
  12. 【請求項12】 請求項6ないし請求項10のいずれか
    に記載された位置検出装置を備えてなることを特徴とす
    るリニア駆動装置。
  13. 【請求項13】 駆動軸に沿って移動させられる被駆動
    体を位置検出装置による検出位置を用いて駆動する駆動
    方法であって、 前記位置検出装置が、 運転時に、該被駆動体の位置に応じて変化するsin信
    号またはcos信号に基づきインクリメンタル式に同被
    駆動体の絶対位置を検出するとともに、運転停止時に、
    駆動軸の絶対回転位置を検出するエンコーダ出力と前記
    インクリメンタル式に検出される被駆動体の絶対位置と
    の対応関係に関する情報を保持し、再起動時に、前記保
    持された情報を参照して前記エンコーダ出力に基づき被
    駆動体の絶対位置を演算し、該演算された絶対位置を基
    準として前記インクリメンタル式に被駆動体の絶対位置
    を検出することを特徴とする駆動方法。
  14. 【請求項14】 駆動軸に沿って移動させられる被駆動
    体の位置検出装置を備えた駆動装置であって、 前記位置検出装置が、 運転時に、被駆動体の位置に応じて変化するsin信号
    またはcos信号に基づきインクリメンタル式に被駆動
    体の絶対位置を検出するとともに、運転停止時に、駆動
    軸の絶対回転位置を検出するエンコーダ出力と前記イン
    クリメンタル式に検出される被駆動体の絶対位置との対
    応関係に関する情報を保持し、再起動時に、前記保持さ
    れた情報を参照して前記エンコーダ出力に基づき被駆動
    体の絶対位置を演算し、該演算された絶対位置を基準と
    して前記インクリメンタル式に被駆動体の絶対位置を検
    出することを特徴とする駆動装置。
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