JP2554479B2 - アブソリユ−ト位置検出装置 - Google Patents

アブソリユ−ト位置検出装置

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JP2554479B2
JP2554479B2 JP61263924A JP26392486A JP2554479B2 JP 2554479 B2 JP2554479 B2 JP 2554479B2 JP 61263924 A JP61263924 A JP 61263924A JP 26392486 A JP26392486 A JP 26392486A JP 2554479 B2 JP2554479 B2 JP 2554479B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
この発明は、位置決めシステム等で用いられるアブソ
リュート位置検出装置に関し、特に、アブソリュートで
検出し得る範囲を拡大すると共に、そのことを可能にす
るための構造を簡単化したことに関する。
【従来の技術】
本出願人の出願に係る実開昭58−136718号には、ロッ
ド部において磁性体と非磁性体を長手方向に所定ピッチ
で交互に繰返し設け、このロッド部に近接して1次コイ
ル及び2次コイルを含む磁気式センサ(検出ヘッド)を
設け、検出対象たる機械的直線変位に応じてロッド部を
センサに対して相対的に変位させ、センサに対するロッ
ド部のアブソリュート位置に応じた出力信号をセンサか
ら得るようにしたものが開示されている。しかし、そこ
において、アブソリュートで検出し得る範囲は、ロッド
部における磁性体と非磁性体の繰返しの1ピッチ分の長
さに限定されてしまうという問題点があった。 そこで、本出願人の出願に係る特開昭59−79114号に
おいては、複数本のロッド部を設け、各ロッド部におけ
る磁性体と非磁性体の繰返しのピッチを異ならせるよう
にし、各ロッド部に関するアブソリュート位置検出デー
タを演算処理することにより、広範囲にわたるアブソリ
ュート位置検出を可能にしたことが開示されている。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の特開昭59−79114号においては、アブ
ソリュート位置検出可能範囲を拡大することができる
が、ロッド部を複数本必要とするため、構成が複雑とな
るという問題点があった。 この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、複数本
のロッド部を必要とすることなく、アブソリュート位置
検出可能範囲を拡大することができるようにしたアブソ
リュート位置検出装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
この発明に係るアブソリュート位置検出装置は、互い
に異なるピッチで長手方向に変化を繰返す複数のパター
ンを、磁束に応答する所定の物質により、前記長手方向
に沿って夫々別々の領域に配置したロッド状の部材と、
前記複数のパターンの夫々に対応して設けられてなり、
各パターンの1ピッチの変位を1周期とする周期的な位
置検出信号を発生するための複数の検出ヘッドであっ
て、各検出ヘッドは、該複数のパターンのうち自己に対
応するパターン以外のパターンに対面する箇所が前記所
定の物質と同様な作用を磁束に対して及ぼす物質により
覆われたコイルを夫々含んでおり、前記ロッド状部材を
該コイルの空間内に挿入してなり、該ロッド状部材に対
する位置関係に応じて対応する前記パターンとの対応関
係が変化し、該各パターンの1ピッチの変位を1周期と
する周期的な誘導出力信号が前記各検出ヘッド部の前記
コイルに夫々誘導され、この誘導出力信号に基づき前記
位置検出信号を発生する前記複数の検出ヘッド部とを具
えたことを特徴としている。
【作用】
異なるピッチの複数のパターンを共通の部材に併合し
て配置したため、この部材の構造を簡単化することがで
きる。すなわち、1本のロッドに複数のパターンを併設
することにより、各パターン毎にロッドを設ける必要が
なくなり、構造が極めて簡単となる。 各検出ヘッド部では、パターン構成物質と同様な作用
を磁束に対して及ぼす物質によって、対応するパターン
以外のパターンに対面するコイル箇所が覆われているこ
とから、対応するパターン以外のパターンには応答せ
ず、対応するパターンにのみ応答する。したがって、各
検出ヘッド部から、対応するパターンにのみ応答した出
力信号を取り出すことができる。 このようにして取り出された出力信号により、部材を
検出ヘッド部との相対的位置関係に応じた位置情報を、
各パターンの1ピッチを1サイクルとする周期性を持つ
情報として、得ることができる。こうして得られる各パ
ターンに対応する位置情報の組合せにより、拡大された
範囲で精度の良いアブソリュート位置検出を行うことが
できる。
【実施例】
以下、添付図面を参照してこの発明の一実施例を詳細
に説明しよう。 第1図において、このアブソリュート位置検出装置
は、所定の配置で相互に固定された第1及び第2の検出
ヘッド1,2と、このヘッド内の空間に挿入され、該ヘッ
ドに対して相対的に長手方向(軸方向)に変位可能なロ
ッド部3とを具備している。第1の検出ヘッド1は、所
定の配置で軸方向にずらして配された4相分のコイルを
含んでおり、このコイル内空間にロッド部3を挿入し、
コイルによる磁束がロッド部3の長手方向(軸方向)を
指向するようになっている。各相を便宜上A,B,C,Dなる
符号を用いて区別するものとする。第4図によく示され
ているように、各相A〜Dのコイルは1次コイル1A1〜1
D1と2次コイル1A2〜1D2を含んでおり、同じ相の1次コ
イルと2次コイルは同じ位置で巻かれており、個々のコ
イルの長さはP1/2(P1は任意の数)であり、A相とC相
のコイルが隣合って配置されており、B相とD相のコイ
ルも隣合って配置されており、A,C相のコイルグループ
とB,D相のコイルグループの間隔は「P1〔n±(1/
4)〕」(nは任意の自然数)である。4はクロストー
ク防止用の磁気シールド材である。 第2の検出ヘッド2は、第1の検出ヘッド1と全く同
様の構成であるが、ただ、個々のコイルの長さがP2/2と
なっており、A,C相のコイルグループとB,D相のコイルグ
ループの間隔が「P2〔n±(1/4)〕」となっている。
ここでP1とP2は幾分異なっており、P1×n=P2×(n−
1)なる関係にある。 第1の検出ヘッド1,第2の検出ヘッド2のコイルの内
側には、夫々マスキング5,6が施されている。マスキン
グ5,6についてはロッド部3を説明した後で説明する。 ロッド部3は、第2図及び第3図に示すように、円筒
側面が4チャンネルに分割されており、対向する2つの
チャンネルCH1,CH3には同じ第1のパターンが配置さ
れ、別の対向する2つのチャンネルCH2,CH4には同じ第
2のパターンが配置されている。ここでチャンネルと
は、パターン配置部材すなわちロッド部における長手方
向に沿うパターン配置領域のことである。第1のパター
ンは、矩形パターン3aを1ピッチ長P1で等間隔に繰返し
設けたものである。すなわち、1つの矩形パターン3aの
長さはP1/2であり、各パターン片の間にはP1/2の開きが
ある。第2のパターンは、矩形パターン3bを1ピッチ長
P2で等間隔に繰返し設けたものである。すなわち、1つ
の矩形パターン3bの長さはP2/2であり、各パターン片の
間にはP2/2の開きがある。パターン3a,3bを構成する物
質は、検出ヘッド1,2の磁界に対するその物質の侵入度
に応じて異なる磁気抵抗変化を生ぜしめるような物質で
ある。そのような物質としては、ロッド部3の他の部分
3cよりも相対的に良導電体から成るもの、あるいは磁性
体から成るもの、を用いるとよい。 第1の検出ヘッド1のマスキング5は、コイルの内側
において、ロッド部3の第2のパターン3bに対応する位
置において、ロッド部3の長さ方向に関する検出ヘッド
1の全長にわたって施されている。第2の検出ヘッド2
のマスキング6は、コイルの内側において、ロッド部3
の第1のパターン3aに対応する位置において、ロッド部
3の長さ方向に関する検出ヘッド2の全長にわたって施
されている。マスキング5,6は、矩形パターン3a,3bを構
成する物質と同じような作用を磁束に対して及ぼす材質
から成るもので、通常は矩形パターン3a,3bと同じ材質
であることが好ましいが、必ずしも全く同一材質でなく
てもよい。このマスキング5,6の作用は、その部分で検
出ヘッド1,2が矩形パターン3b,3aの周期的変化に対して
反応しないようにし、事実上、その矩形パターン3b,3a
の変化に応答する電圧が誘起されないようにする。即
ち、マスキング5の存在により、第1の検出ヘッド1
は、第1のパターンにのみ応答し、第2のパターンには
応答しない。また、マスキング6の存在により、第2の
検出ヘッド2は、第2のパターンにのみ応答し、第1の
パターンには応答しない。 次に、このアブソリュート位置検出装置の検出動作の
一例を、ロッド部3における矩形パターン3a,3bを銅の
ような良導電体により構成し、他の部分3cをこの良導電
体に比べて導電性の低いもの(例えば鉄)により構成し
た場合について考える。第1のヘッド1の各相の1次コ
イル1A1〜1D1による磁束は、各々のコイル長P1/2の範囲
でロッド部3の軸方向に生じる。ロッド部3が軸方向に
変位し、この変位量に応じて第1のパターンの矩形パタ
ーン3aが第1のヘッド1の各コイルの磁界内に侵入する
と、その侵入量に応じて良導電体から成る矩形パターン
3aに渦電流が流れる。この矩形パターン3aがコイル内に
より多く侵入している状態(例えば最大では第4図のA
相コイル1A1,1A2に対応している状態)ほどより多くの
渦電流が流れる。反対に矩形パターン3aがコイル内に全
く侵入していない状態(例えば第4図ではC相コイル1C
1,1C2に対応している状態)ではほとんど渦電流が流れ
ない。こうして、第1のヘッド1の各相コイルに対する
ロッド部3の矩形パターン3aの侵入度に応じて該矩形パ
ターン3aに渦電流が流れ、この渦電流損による磁気抵抗
変化が第1のヘッド1の各相コイルの磁気回路に生ぜし
められる。各相の2次コイル1A2〜1D2にはこの磁気抵抗
に応じたピークレベルを持つ交流信号が誘起される。各
相のコイル1A1〜1D2の配置のずれにより、各相の磁気抵
抗変化は90度づつずれるようになっており、例えばA相
のコサイン相とすると、B相をサイン相、C相をマイナ
スコサイン相、D相をマイナスサイン相とすることがで
きる。磁気抵抗の変化は、第1のパターンの1ピッチ長
P1を1サイクルとしている。すなわち、第1の検出ヘッ
ド1におけるマスキング5によって、第2のパターン3b
による磁気抵抗変化がキャンセルされ、第1のパターン
3aによる磁気抵抗変化だけがこの第1の検出ヘッド1に
よって検知されることになる。この第1のパターン3aの
1ピッチ長がP1であり、各パターン片がP1/2の長さで、
P1/2の間隔を開けて並んでいるので、長さP1/2で隣合っ
たA相コイル1A1,1A2とC相コイル1C1,1C2は逆相の磁気
抵抗変化を示し、A相をコサイン相とするとC相はマイ
ナスコサイン相となる。また、A,C相とB,D相の間隔は、
前述のように、P1〔n±(1/4)〕であるから、A相に
対してB相はサイン相となり、B相に対して逆相のD相
はマイナスサイン相となる。第1のパターン3aの1ピッ
チ長P1に対応する磁気抵抗変化が1サイクル=360度で
あるから、従って、各相の磁気抵抗変化は90度づつずれ
るものとなる。すなわち、P1〔n±(1/4)〕のずれ
は、±90度の磁気抵抗変化のずれに対応している。 この磁気抵抗の大きさに応じて、第1のヘッド1に対
するロッド部3の相対的位置を、第1のパターンの1ピ
ッチ長P1の範囲内でアブソリュート値にて検出すること
ができる。この検出を位相方式によって行う場合につい
て説明すると、A及びC相の1次コイル1A1,1C1を正弦
信号sinωtによって励磁し、B及びD相の1次コイル1
B1,1D1を余弦信号cosωtによって励磁する。すると、
各2次コイル1A2〜1D2の誘起電圧を合成した検出ヘッド
出力信号Y1として、 Y1=Ksin(ωt+φ) ……(1) なる交流信号を得ることができる。ここで、φは第1
のパターンの1ピッチ長P1の範囲内でのロッド部3の位
置xに対応する位相角であり、φ=2πP1/xなる関係
にすることができる。Kは諸条件に応じて定まる定数で
ある。こうして、第1の検出ヘッド出力信号Y1の基準交
流信号sinωtに対する位相シフト量φが、第のパ
ターンの1ピッチ長P1の範囲内でのロッド部3の直線位
置xを示すものとなる。この位相シフト量φは、適宜
の手段によってディジタル又はアナログ的に測定するこ
とができる。 ところで、マスキング5の存在により、第1の検出ヘ
ッド1は第2のパターンには応答しない。したがって、
第1の検出ヘッド1の出力信号Y1には、第2のパターン
の影響は全く現われず、上述のように第1のパターンの
影響のみが現われる。 一方、第2の検出ヘッド2からも、第1の検出ヘッド
1について上述したのと全く同様にして、各2次コイル
の誘起電圧を合成した検出ヘッド出力信号Y2として、 Y2=Ksin(ωt+φ) ……(2) なる交流信号を得ることができる。ここで、φは第2
のパターンの1ピッチ長P2の範囲内でのロッド部3の位
置xに対応する位相角であり、φ=2πP2/xなる関係
にすることができる。こうして、第2の検出ヘッド出力
信号Y2の基準交流信号sinωtに対する位相シフト量φ
が、第2のパターンの1ピッチ長P2の範囲内でのロッ
ド部3の直線位置xを示すものとなる。この位相シフト
量φも、適宜の手段によってディジタル又はアナログ
的に測定することができる。 ところで、マスキング6の存在により、第2の検出ヘ
ッド2は第1のパターンには応答しない。したがって、
第2の検出ヘッド2の出力信号Y2には、第1のパターン
の影響は全く現われず、上述のように第2のパターンの
影響のみが現われる。以上の通り、第1のヘッド1と第
2のヘッド2は、実質的に相互干渉せず、自己に対応す
るパターンにのみ実質的に応答して出力信号Y1,Y2を発
生する。第1のヘッド出力信号Y1に基づき得られる位置
検出データDxp1と第2のヘッド出力信号Y2に基づき得ら
れる位置検出データDxp2の一例を第5図(a),(b)
に示す。これらのデータDxp1,Dxp2から拡大された範囲
のアブソリュート位置データDxを求めるためには、特開
昭59−79114号に示されたような演算処理によって求め
るものとする。その詳細については特に説明しないが、
要するに2つのパターンのピッチ長P1,P2の違いによ
り、P1×n=P2×(n−1)の範囲における各パターン
に対応する位置検出データDxp1(これは1ピッチ長P1
1サイクルとしてサイクリックに変化する)及びDxp
2(これは1ピッチ長P2を1サイクルとしてサイクリッ
クに変化する)の値と原点から現位置までのそのサイク
ル数との間に相関関係が生じることに着目して、所定の
演算を実行するものである。こうして求めた現位置に対
応する一方のパターンのサイクル数(ピッチ数)とその
パターンに対応する位置検出データDxp1又はDxp2との組
合せにより拡大された範囲のアブソリュート位置データ
Dx(第5図(c))を得る。こうして、現位置が精度の
良いアブソリュート値によって特定され、しかもそのア
ブソリュート検出可能範囲は1ピッチ長P1,P2よりもは
るかに拡大されたP1×n又はP2×(n−1)である。 尚、この実施例ではロッドにパターンを配置している
が、パターンを配置する部材は、ロッドに限らず、平板
あるいは任意の物体の平面領域若しくは曲面領域などで
あってもよい。 パターンを配置したロッド部又はその他部材は、位置
検出対象である機械又は装置の一部であってよい。例え
ば、流体圧シリンダのピストンロッド位置を検出する装
置に本発明を応用する場合、ピストンロッドを本発明に
おけるパターン配置部材として利用する。あるいは、機
械の移動体をガイドするためのガイド棒を本発明におけ
るパターン配置部材として利用し、移動体に連動して検
出ヘッドの方が該ガイド棒(つまりパターン配置部材)
に沿って移動するようになっていてもよい。 また、この実施例ではロッド部に第1のパターン及び
第2のパターンの2つのパターンを配置してこれらの夫
々に対応する検出ヘッド部を設けているが、3以上のパ
ターンを配置してこれらの夫々に対応する検出ヘッド部
を設けるようにしてもよい。
【発明の効果】
以上の通り、この発明によれば、ロッドその他のパタ
ーン配置部材に2種類以上のパターンを併設し、該部材
に対する検出ヘッドの位置関係に応じた位置検出信号を
各パターン毎に夫々求めるようにしたので、パターン配
置部材を各パターン毎に別々に設ける必要がなくなり、
広範囲にわたる精度の良いアブソリュート位置検出を簡
単な構成の装置によって実現することができる、という
優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を検出ヘッド部に関して示
す斜視図、 第2図は同実施例をロッド部に関して示す斜視図、 第3図は第2図のロッド部の横断面図、 第4図は同実施例の検出ヘッド部のうちの第1の検出ヘ
ッドを縦断面で、ロッド部を側面で示す断面側面図、 第5図は同実施例における第1の検出ヘッド及び第2の
検出ヘッドの出力に基づき得られる位置検出データの一
例を示すと共にこれを演算処理して得られる拡大された
範囲のアブソリュート位置データの一例を示すグラフで
ある。 1……第1の検出ヘッド、2……第2の検出ヘッド、3
……ロッド部、3a……第1のパターンを構成する矩形パ
ターン、3b……第2のパターンを構成する矩形パター
ン、3c……ロッド部の他の部分、4……磁気シールド
材、5,6……マスキング、1A1〜1D1……1次コイル、1A2
〜1D2……2次コイル。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに異なるピッチで長手方向に変化を繰
    返す複数のパターンを、磁束に応答する所定の物質によ
    り、前記長手方向に沿って夫々別々の領域に配置したロ
    ッド状の部材と、 前記複数のパターンの夫々に対応して設けられてなり、
    各パターンの1ピッチの変位を1周期とする周期的な位
    置検出信号を発生するための複数の検出ヘッドであっ
    て、各検出ヘッドは、該複数のパターンのうち自己に対
    応するパターン以外のパターンに対面する箇所が前記所
    定の物質と同様な作用を磁束に対して及ぼす物質により
    覆われたコイルを夫々含んでおり、前記ロッド状部材を
    該コイルの空間内に挿入してなり、該ロッド状部材に対
    する位置関係に応じて対応する前記パターンとの対応関
    係が変化し、該各パターンの1ピッチの変位を1周期と
    する周期的な誘導出力信号が前記各検出ヘッド部の前記
    コイルに夫々誘導され、この誘導出力信号に基づき前記
    位置検出信号を発生する前記複数の検出ヘッド部とを具
    えたアブソリュート位置検出装置。
  2. 【請求項2】前記所定の物質は、磁性体から成るもので
    ある特許請求の範囲第1項記載のアブソリュート位置検
    出装置。
  3. 【請求項3】前記所定の物質は、前記部材の他の部分の
    材質よりも相対的に良導電体から成るものである特許請
    求の範囲第1項記載のアブソリュート位置検出装置。
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