JP4124256B2 - 直線位置検出装置 - Google Patents
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Description
更に、従来の位相シフトタイプの誘導型直線位置検出装置では、差動トランスに比べて多くの点で利点を持っているが、少なくとも2相の交流信号(例えばsin ωtとcos ωt)を用意しなければならないため、励磁回路の構成が複雑になるという問題点があった。また、温度変化等によって1次及び2次コイルのインピーダンスが変化すると、2次出力信号における電気的位相ずれに誤差が生じるという欠点もあった。
また、別の実施の形態として、前記コイル部が、前記磁気応答部材の1ピッチ内のアブソリュート位置に応答する第1の検出信号を出力する第1のコイル部と、前記磁気応答部材の1ピッチよりも長い範囲にわたって設けられてなり、該磁気応答部材の侵入量に応答する第2の検出信号を出力する第2のコイル部とを含むようにしてもよい。これによっても、磁気応答部材の1ピッチを越えるアブソリュート位置の検出を行うことができる。
その場合、前記金属片としてスプリングピンを用いると、かしめ止め加工作業も楽になり、しかも安価であるから、極めて有利である。また、前記金属片として略円形乃至楕円形の金属片を使用してもよく、略円形乃至楕円形の形状により、直線位置に応じた磁気結合係数の変化を三角関数に近似した理想的なものにし易くなるので、有利である。
また、所定のサイズの前記金属片を1乃至複数個連続して前記芯部の周囲にかしめ止めするようにすれば、磁気応答部材の繰り返し配列の所定の1ピッチの長さが任意に変化できるので、製造及び加工に際して、材料の共用化を図ることができるので、有利である。
図1は本発明の一実施例に係る直線位置検出装置を用いたシリンダ位置検出装置をシリンダ軸方向に沿う断面図で示すものである。このシリンダ位置検出装置が適用されるシリンダ装置1は、油圧又は空気圧シリンダなど、どのようなタイプのシリンダであってもよい。このシリンダ装置1は、通常知られるように、シリンダ本体2と、このシリンダ本体2に対して相対的に直線変位可能に挿入されたピストン部3とを含んでいる。なお、図1において、シリンダ本体2に関連する油圧又は空気圧回路の図示は省略してある。
シリンダ本体2の内部においては、該シリンダ本体2の閉鎖端2a側にて一端が片持ち支持され、他端が該シリンダ本体2の開口端2bの方に延びた、第1の支持体4が設けられている。図示の例では、この第1の支持体4は、2重筒状の筒状体からなっている。
ピストン部3においては、その内部に設けられた空間6内において、一端がピストン部3の適宜箇所にて片持ち支持され、他端がシリンダ本体2の閉鎖端2aの方に延びた、第2の支持体5が設けられている。図示の例では、この第2の支持体5は、棒状体からなっており、筒状体からなる第1の支持体4の筒内に侵入している。
上記第1及び第2の支持体4,5は、検出部を構成するコイル部10と磁気応答部材20とを夫々適切に搭載して支持するためのものである。
電磁誘導式の検出部は、コイル部10と、このコイル部10に対して相対的に変位可能に非接触的に配置される磁気応答部材20を含んで構成されており、該磁気応答部材20の該コイル部10に対する相対的位置に応じた検出信号を前記コイル部10から出力するようになっている。
図示の例では、シリンダ本体2の側に設けられた第1の支持体(2重筒)4の側にコイル部10が配設され、ピストン部3の側に設けられた第2の支持体5(棒状体)の側に磁気応答部材20が配設される。この場合、第1の支持体(2重筒)4は、非磁性体からなる。
図1において、第1の支持体4を構成する筒状体は2重筒からなっていて、該2重筒の筒間スペース4c内にコイル部10が気密又は液密に収納されている。すなわち、内側筒4aと外側筒4bの間のスペース4cにコイル部10が嵌入して所定位置で固定され、該スペース4cがシーリング4dで封印されて気密又は液密となっている。コイル部10の配線(図示せず)は、2重筒スペース4c及びシリンダ閉鎖端部2a内に適宜穿たれた通り道7を通って、コネクタ8に接続され、外部とコンタクトする。
第2の支持体5は、棒状の磁性体例えば適宜の太さのピアノ線からなっていて、その周囲に直線変位方向に沿って所定のピッチpで複数の磁気応答部材20が繰り返して配置されている。このように磁気応答部材20を設けた第2の支持体5の一端がピストン部3に固定され、他端が直線変位方向Xに延びて、第1の支持体4の内側筒4a内に侵入している。第1の支持体4に設けられたコイル部10の磁界が内側筒4a内を移動する磁気応答部材20によって影響され、該コイル部10の誘導結合が変化し、該コイル部10に対する磁気応答部材20の相対的位置関係に応じた検出信号がコイル部10から出力される。
図示された例においては、コイル部10は、1相の交流信号によって励磁される1次コイルと、ピストン部3の直線変位方向Xに関して異なる位置に配置された複数の2次コイルSW1〜SW4とを含む。これらの1次及び2次コイルの構成を明示するために、図2ではコイル部10は断面を含んで示されているが、実際は、点線で補って示されているように、磁気応答部材20を配置してなる棒状の第2の支持体5の周囲にて適宜のギャップを空けて、コイル巻線が巻回された状態を成している。1相の交流信号によって共通に励磁されるが故に、1次コイルPW1〜PW5の数は、1又は適宜の複数であってよく、その配置も適宜であってよい。しかし、複数の1次コイルPW1〜PW5を適宜に分離して、例えば図2に示されるように各2次コイルSW1〜SW4をそれぞれの間に挟むように、配置することは、1次コイルによって発生する磁界を個別の2次コイルSW1〜SW4に対して有効に及ぼし、かつ磁気応答部材20による磁場への影響を有効に及ぼすことができるので、好ましい。
なお、本発明の要点は、各コイル部10の構成として、1次コイルと2次コイルの対を含むように構成せずに、1つのコイルのみによって構成し、該1つのコイルを所定の交流信号によって定電圧駆動し、該コイルへの磁性体(磁気応答部材20)の侵入量に応じて生じるインダクタンス変化に基づく電流変化を計測することにより検出データを得ることにあるが、説明の便宜上、1次コイルと2次コイルの対を含む例を先に説明する。
また、上記のように、4つの2次コイルSW1〜SW4を磁気応答部材20の繰り返しピッチの1ピッチpの範囲内において所定の間隔で配置した構成は、コイル部10全体のサイズを磁気応答部材20の1ピッチの範囲に略対応する比較的小さなサイズに収めることができるので、位置検出装置全体の構成を小型化することに役立つ。
例えば、図7は、そろばん玉のような断面略菱形のテーパ部材25(又は2つの台形を逆向きにくっつけたもの)の長さを1ピッチpとして、これを複数個連続して非磁気応答性物体からなる筒(第2の支持体)5の中に配置するようにした例を示している。この場合も、筒状の支持体5を使用せずに、テーパ部材25の中心軸に孔を穿ち、線状の支持体5(ピアノ線)を差し込むようにしてもよい。テーパ部材25は、磁性体又は導電体からなり、これが磁気応答部材20に相当する。勿論、テーパ部材25の傾斜は直線的なものに限らず曲線的でもあってもよい。
勿論、コイル部10の構成は図2及び図8に図示の例に限らず、その他の設計変更が可能である。また、図9に示すように、コイル部10の端部寄りに位置する2次コイルSW1,SW4の誘導出力特性を良好にするために、該コイル部10の両端において適宜の間隔を空けて更に1次コイルPW6,PW7をそれぞれ付加するとよい。
なお、順次位相発生回路32をアップダウンカウンタ及びVCOを含んで構成し、引算器34の出力によってVCOを駆動してアップダウンカウンタのアップ/ダウンカウント動作を制御するようにすることが知られており、その場合は、周期的なリセットトリガは不要である。
ところで、上記のような従来のR−Dコンバータからなる位相検出回路は、追従比較方式であるため、φを追従カウントするときのクロック遅れが生じ、応答性が悪い、という問題がある。
そこで、本発明者等は、以下に述べるような新規な位相検出回路を開発したので、これを使用すると好都合である。
図11において、検出回路部41では、カウンタ42で所定の高速クロックパルスCKをカウントし、そのカウント値に基づき励磁信号発生回路43から励磁用の交流信号(例えば−cosωt)を発生し、コイル部10の1次コイルPW1〜PW5に与える。カウンタ42のモジュロ数は、励磁用の交流信号の1周期に対応しており、説明の便宜上、そのカウント値の0は、基準のサイン信号sinωtの0位相に対応しているものとする。例えば、カウンタ42のカウント値が0から最大値まで1巡する間で、基準のサイン信号sinωtの0位相から最大位相までの1周期が発生されると想定すると、その基準のサイン信号sinωtより90度遅れた位相で励磁用の交流信号−cosωtが、励磁信号発生回路43から発生される。コイル部10の2次コイルSW1〜SW4から出力される2相の出力交流信号A=sinθ・sinωtとB=cosθ・sinωtは、検出回路部41に入力される。
A=sinθ・sin(ωt±d)
A’=sinθ・cos(ωt±d)
B=cosθ・sin(ωt±d)
Y1=sin(ωt±d+θ)
Y2=sin(ωt±d−θ)
D1=±d+θ
D2=±d−θ
(D1+D2)/2={(±d+θ)+(±d−θ)}/2
= ±2d/2 = ±d
により、位相変動誤差「±d」を算出することができる。
D1−(±d)=±d+θ−(±d)=θ
となり、位相変動誤差「±d」を除去した正しい検出位相差θを示すディジタルデータが得られる。このように、本発明によれば、位相変動誤差「±d」が相殺されて、検出対象位置xに対応する正しい位相差θのみが抽出されることが理解できる。
(D1+D2)/2={(+d+θ)+(+d−θ)}/2
= +2d/2 = +d
により、位相変動誤差「+d」を算出する。そして、減算回路52により、
D1−(+d)=+d+θ−(+d)=θ
が計算され、正しい位相差θが抽出される。
(D1+D2)/2={(−d+θ)+(−d−θ)}/2
= −2d/2 = −d
により、位相変動誤差「−d」を算出する。そして、減算回路52により、
D1−(−d)=−d+θ−(−d)=θ
が計算され、正しい位相差θが抽出される。
なお、減算回路52では。「D2−(±d)」の減算を行なうようにしてもよく、原理的には上記と同様に正しい位相差θを反映するデータ(−θ)が得られることが理解できるであろう。
Y1=sin{ωt±d+θ(t)}
Y2=sin{ωt±d−θ(t)}
となる。すなわち、基準信号sinωtの周波数に対して、進相の出力信号Y1は+θ(t)に応じて周波数が高くなる方向に周波数遷移し、遅相の出力信号Y2は−θ(t)に応じて周波数が低くなる方向に周波数遷移する。このような動特性の下においては、基準信号sinωtの1周期毎に各信号Y1,Y2の周期が互いに逆方向に次々に遷移していくので、各ラッチ回路49,50における各ラッチデータD1,D2の計測時間基準が異なってくることになり、両データD1,D2を単純に回路51,52で演算するだけでは、正確な位相変動誤差「±d」を得ることができない。
しかし、検出対象位置xが時間的に変化している最中であっても時々刻々の該検出対象直線位置xに対応する位相差θを正確に検出できるようにすることが望ましい。そこで、上記のような問題点を解決するために、検出対象直線位置xが時間的に変化している最中であっても時々刻々の該検出対象位置xに対応する位相差θを検出できるようにした改善策について図13を参照して説明する。
D1=±d+θ(t)
D2=±d−θ(t)
となる。
この場合、±d+θ(t) は、θの時間的変化に応じて、プラス方向に0度から360度の範囲で繰り返し時間的に変化してゆく。また、±d−θ(t) は、θの時間的変化に応じて、マイナス方向に360度から0度の範囲で繰り返し時間的に変化してゆく。従って、±d+θ(t) ≠ ±d−θ(t) のときもあるが、両者の変化が交差するときもあり、そのときは±d+θ(t) = ±d−θ(t) が成立する。このように、±d+θ(t) = ±d−θ(t) が成立するときは、各出力信号Y1,Y2の電気的位相が一致しており、かつ、夫々のゼロクロス検出タイミングに対応するラッチパルスLP1,LP2の発生タイミングが一致していることになる。
誤差計算回路51と減算回路52との間にセレクタ55が設けられており、上記時変動モード信号TMが発生されていないとき、つまりTM=“0”すなわち検出対象直線位置xが時間的に変化していないとき、セレクタ入力Bに加わる誤差計算回路51の出力を選択して減算回路52に入力する。このようにセレクタ55の入力Bが選択されているときの図13の回路は、図11の回路と等価的に動作する。すなわち、検出対象直線位置xが静止しているときは、誤差計算回路51の出力データがセレクタ55の入力Bを介して減算回路52に直接的に与えられ、図11の回路と同様に動作する。
(D1+D2)/2
と等価である。このことは、
(D1+D2)/2=[{±d+θ(t)}+{±d−θ(t)}]/2
=2(±d)/2=±d
であることを意味し、ラッチ回路56にラッチされたデータは、位相変動誤差「±d」を正確に示しているものであることを意味する。
なお、図13において、アンドゲート57を省略して、一致検出パルスEQPを直接的にラッチ回路56のラッチ制御入力に与えるようにしてもよい。
また、ラッチ回路56には、カウンタ42の出力カウントデータに限らず、図13で破線で示すように誤差計算回路51の出力データ「±d」をラッチするようにしてもよい。その場合は、一致検出パルスEQPの発生タイミングに対して、それに対応する誤差計算回路51の出力データの出力タイミングが、ラッチ回路49,50及び誤差計算回路51の回路動作遅れの故に、幾分遅れるので、適宜の時間遅れ調整を行なった上で、誤差計算回路51の出力をラッチ回路56にラッチするようにするとよい。
また、動特性のみを考慮して検出回路部41を構成する場合は、図13の回路51及びセレクタ55と図1の一方のラッチ回路49又は50を省略してもよいことが、理解できるであろう。
コイル部10の2次コイルSW1〜SW4から出力されるレゾルバタイプの前記第1及び第2の交流出力信号A,Bは、検出回路部60に入力され、図11の例と同様に、第1の交流出力信号A=sinθ・sinωtが位相シフト回路44に入力され、その電気的位相が所定量位相シフトされて、位相シフトされた交流信号A’=sinθ・cosωtが得られる。また、減算回路46では、上記位相シフトされた交流信号A’=sinθ・cosωtと上記第2の交流出力信号B=cosθ・sinωtとが減算され、その減算出力として、B−A’=cosθ・sinωt−sinθ・cosωt=sin(ωt−θ)なる略式で表わせる電気的交流信号Y2が得られる。減算回路46の出力信号Y2はゼロクロス検出回路48に入力され、ゼロクロス検出に応じてラッチパルスLP2が出力され、ラッチ回路50に入力される。
しかし電圧レベル値を位置検出情報とする方式では、温度変化等によって電圧レベル値が変動するので、誤差が出易いという欠点がある。
図22は、図21の各コイルの接続例を示す回路図である。各バランス用コイル部93,94は、夫々1次コイル93p,94pと2次コイル93s,94sの対からなる。各1次コイル93p,94pは1次コイル90と同相接続され、所定の交流信号(例えばsinωtとする)によって励磁される。検出対象範囲Lにわたって設けられた一方の2次コイル91に対応するバランス用コイル部93の2次コイル93sは、該2次コイル91とは逆相に接続される。他方の2次コイル92に対応するバランス用コイル部94の2次コイル94sも、該2次コイル92とは逆相に接続される。検出対象範囲Lにわたって設けられた各2次コイル91,92の巻き数は同じであり、一方、バランス用の2次コイル93s,94sは、夫々適切に巻き数が異なるように設定される。なお、バランス用コイル部93,94の位置までは、支持体5(すなわち磁気応答部材20)の先端は侵入しない。
このような構成によって、各2次コイル91,92から出力される信号O1,O2は、ちょうど、公知のレゾルバの出力のような2相の信号となる。
O1=sinα・sinωt
O2=cosα・sinωt
なお、磁気応答部材20は支持体5に沿って断続的に設けられているので、検出範囲Lにおけるコイル91,92への支持体5の侵入に伴うコイル90,91,92のインダクタンス変化(結合係数変化)は、きれいなサインカーブ又はコサインカーブとはならず、多少凹凸を伴うが、これは出力波形を適宜なまらせる処理をすれば問題ないし、また、そのような処理をしなくても、αの測定精度は上述の通り粗いものであってさしつかえないので、一向に問題のない測定を行うことができる。
また、上記実施例では、シリンダ本体2側の支持体4にコイル部10を設け、ピストン部3側の支持体5に磁気応答部材20を設けているが、この関係は、逆であってもよい。その場合は、ピストン部3の側にコイル部10の配線引き出し用のコネクタ8を設けなければならないので、それが可能であればさしつかえない。しかし、図示実施例のようにシリンダ本体2側の支持体4にコイル部10を設けるようにした方が、シリンダ本体2が固定されていることにより、コネクタから出た配線が動かないので有利である。
また、精密な検出分解能を要求しない場合は、図21の例において、コイル部10を省略し、長いコイル90,91,92とそれに対応するバランス用コイル部93,94のみを設けるようにしてもよい。図23は、その場合の一例を示す。その場合、所定ピッチpの磁気応答部材20を複数個繰り返し設ける必要はなく、支持体5そのものが1つの磁気応答部材(20)であってよい。すなわち、支持体5として磁性体金属を使用すれば、それがそのまま1つの磁気応答部材(20)となる。図23では、コイル部10が省略された分だけ、各コイル90,91,92の長さL’が図21の例よりも長くなっている。その動作は、図21,図22を参照して説明したものと同じである。
図24において、シリンダ本体2の側に設けられる第1の支持体4は、後述するような所定の配置からなる複数の1次及び2次コイルを所定の検出範囲Lにわたって含んでいる。ピストン部3の側に設けられる第2の支持体5すなわち線状の磁気応答部材20は、検出範囲Lと同程度の所定長を持ち、その端部から検出範囲L内に進入したり、退出したりするもので、磁性体からなっている(又は導電体でもよい)。支持体4においては、所定の検出範囲Lに対応して、所望の三角関数の1周期(0度〜360度)にわたるインダクタンス変化が支持体5の先端の進入位置に応じて得られるように、複数のコイルが、その巻数と巻方向が適宜制御されて、設けられている。図25(a)〜(d)はサイン関数特性のインダクタンス変化を得る例を示し、図26(a)〜(d)はコサイン関数特性のインダクタンス変化を得る例を示す。換言すれば、このようなインダクタンス変化は、支持体5(磁気応答部材20)の一方的な進入度合いに従う累積的なインダクタンスを示す(正方向巻きのインダクタンス分は加算され、逆方向巻きのインダクタンス分は減算される)。
図25(b)は、横軸正方向への磁性体の進入に伴い、図25(a)のようなサイン特性の合成インダクタンス特性を累積的に得ることができるような、Lの範囲における各点でのコイル巻数を縦軸にプロットした一例を示す。xマークのプロット位置は巻数N、oマークのプロット位置は巻数N/2である。勿論、プロット位置は、(b)に図示した関数線に沿う位置のどこでもよく、また、巻数もそのプロット位置に対応した巻数であってよい。なお、このプロット例は、理論値ではなく、経験値である、従って、所望するインダクタンス変化(sinθやcosθ)が、累積的に得られるように、試行錯誤的に、任意の位置で任意の巻数としてよい。
図25(c)は、巻数Nの4つの2次コイル101,102,103,104を図25(b)のxマークの各プロットに対応してLの範囲内で分散して配置してコイル部10を構成する例を示している。各コイル101〜104の出力は加算的に合成されて、所望のサイン出力信号A=sinθ・sinωtが得られる。−Nの“マイナス”は巻方向が逆であることを示す。磁性体からなる支持体5(磁気応答部材20)の先端が、一番左側の2次コイル101から順に右方向に移動していくと、2次コイル101から順に、102,103,104と磁性体が進入していくので、累積的に出力信号が得られ、図25(a)のようなLの範囲で1回転するサイン特性の出力信号A=sinθ・sinωtが得られる。
図25(d)は、2次コイルの配置をより密にして、出力信号A=sinθ・sinωtのサインカーブがより滑らかになるように、コイル部10を構成する例を示している。すなわち、xマークのプロット点に対応して巻数Nの2次コイルを配置し、oマークのプロット点に対応して巻数N/2の2次コイルを配置する。勿論、これらの巻数NやN/2は、厳密なものではなく、所望する理想的なインダクタンス変化(sinθやcosθ)が、累積的に得られるように、試行錯誤的に、これらの巻数を適宜増減してよい。
ところで、図25(c)と図26(c)のコイル配置を採用した場合は、サイン出力用2次コイル101〜104とコサイン出力用2次コイル201〜204が同じ位置に来ることになるが、これは2重巻きにすればよい。あるいは、所定の位置にサイン出力用2次コイル101〜104を配置し、その両側に密接してそれぞれ2分割したコサイン出力用2次コイル201〜204を配置すればよい。
こうして、図24〜図26の例によれば、ピストンストロークの全長にわたる長い範囲Lでのアブソリュート位置を1個の検出部(第1及び第2の支持体4,5に設けたコイル部10と磁気応答部材20からなる検出部)を用いて精密な分解能で(Lの範囲を1回転分の位相変化に相当する分解能で)検出することができる。
各極11,12,13,14は、コイル部10−1における各相のコイルをそれぞれ分離して配置したものである。各極11,12,13,14は、それぞれの鉄心(図示せず)に1次コイル及び2次コイルを同軸状に巻回してなるもので、直線変位方向に所定の間隔で(1ピッチP1を4等分した間隔で)、配置される。図2との対応関係を示すと、例えば、極11をサイン相(s)とすると、この極11には1次コイルPW1と2次コイルSW1を同軸状に巻回し、極12をコサイン相(c)とすると、この極12には1次コイルPW2と2次コイルSW2を同軸状に巻回し、極13をマイナス・サイン相(/s)とすると、この極13には1次コイルPW3と2次コイルSW3を同軸状に巻回し、極14をマイナス・コサイン相(/c)とすると、この極14には1次コイルPW4と2次コイルSW4を同軸状に巻回するようにすればよい。図示を省略しているが、各極11〜14の鉄心は共通の基部に固定され、所定の相互配置関係が固定される。
あるいは、コイル部10と磁気応答部材20による検出部の構成を、公知の差動トランス型の直線位置検出器のように構成してもよい。
その他、コイル部10と磁気応答部材20による検出部の構成は任意の変形が可能である。
そのほか、上記実施例で示した新規かつ有意義な構成の一部を選択的に採用してシリンダ位置検出装置を構成してもよい。
更に、コイル部において、定位置検出用のピックアップコイルを適宜設けることにより、定位置の検出若しくは粗い精度でのピストンロッド位置検出を容易に行うことができる。
2 シリンダ本体
3 ピストン部
4 第1の支持体
4a,4b 筒
5 第2の支持体
6 ピストン部内の空間
10 コイル部
PW1〜PW5 1次コイル
SW1〜SW4 2次コイル
20 磁気応答部材
41,60 検出回路部
80,81 ピックアップコイル
90 1次コイル
91,92 2次コイル
93,94 バランス用コイル部
Claims (1)
- コイル部と磁気応答部材とを具え、検出対象の変位に応じて前記コイル部と前記磁気応答部材の一方が他方に対して非接触的に相対的に直線変位し、これに応じた出力信号を前記コイル部より得ることにより該検出対象の変位を検出する直線位置検出装置であって、
前記コイル部は、所定の交流信号によって定電圧駆動される中空のコイルを含み、該コイルの空間内への磁気応答部材の侵入量に応じて生じるインダクタンス変化に基づく電流変化を計測し、これに基づき前記コイル部に対する前記磁気応答部材の相対的直線位置検出データを得るように構成してなり、かつ、
前記コイル部は、前記所定の交流信号によって定電圧駆動される複数のコイルでなる第1及び第2のコイルグループを含み、各コイルグループは前記直線変位の方向に沿って異なる配置で設けられており、これにより、前記第1のコイルグループは、前記コイル部に対する前記磁気応答部材の相対的直線位置に応じて、サイン関数の振幅関数特性を示す出力交流信号を生ずるよう配置され、また、前記第2のコイルグループは、前記磁気応答部材の相対的直線位置に応じて、コサイン関数の振幅関数特性を示す出力交流信号を生ずるよう配置されてなり、
かつ、第1のコイルグループは、前記磁気応答部材の相対的直線位置に関してそれぞれサイン関数及びマイナスサイン関数の磁気抵抗変化特性を示すよう配置された2極の前記コイルで構成され、第2のコイルグループは、前記ピストン部の直線位置に関してそれぞれコサイン関数及びマイナスコサイン関数の磁気抵抗変化特性を示すよう配置された2極の前記コイルで構成され、
前記各コイルグループにおける前記各コイルに対する前記磁気応答部材の相対的直線位置に応じたインダクタンス変化に基づく電流変化を計測することにより、該インダクタンス変化に基づく振幅変化を示す出力交流信号を前記各1つのコイルから取り出し、これに基づき、前記第1のコイルグループの2つのコイルから出力されるサイン関数とマイナスサイン関数の出力を差動合成して前記サイン関数の振幅関数特性を示す出力交流信号を生成し、また、前記第2のコイルグループの2つのコイルから出力されるコサイン関数とマイナスコサイン関数の出力を差動合成して前記コサイン関数の振幅関数特性を示す出力交流信号をそれぞれ生成することを特徴とする直線位置検出装置。
Priority Applications (1)
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2006
- 2006-12-11 JP JP2006333890A patent/JP4124256B2/ja not_active Expired - Lifetime
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