JP2002310403A - バックアップ用ボイラを設けた蒸気供給システム - Google Patents

バックアップ用ボイラを設けた蒸気供給システム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主蒸気供給装置とバックアップ用ボイラを設
けた蒸気供給システムにおいて、主蒸気供給装置停止時
に蒸気が不足することを防止する。 【解決手段】 主蒸気供給装置4と、複数台のバックア
ップ用ボイラ1を設けた蒸気供給システムにおいて、主
蒸気供給装置4が供給している蒸気量に見合うバックア
ップ用ボイラ1の台数を算出し、算出台数分のバックア
ップ用ボイラに対して予熱指令を送る運転制御装置2を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主蒸気供給装置のほか
にバックアップ用ボイラを設けた蒸気供給システムにお
いて、蒸気供給が不足することを防止するものである。
【0002】
【従来の技術】エネルギーの有効活用のため、電気と共
に蒸気を発生するコージェネレーションシステムが普及
してきている。コージェネレーションのシステムでは、
コージェネレーションで発生させている電気及び蒸気を
ベースとし、不足した場合やコージェネレーション停止
時には商用電力やバックアップ用ボイラの蒸気を使用す
る。コージェネレーション停止時、電力供給は電源を切
り換えることで、それまでと変わりない容量の電力を瞬
時に供給することができる。主蒸気供給装置であるコー
ジェネレーション停止時の蒸気供給は、それまで停止し
ていたバックアップ用ボイラを燃焼させることで行う。
【0003】バックアップ用ボイラへの燃焼指令は、蒸
気圧力が設定圧力まで低下した時点で行うため、蒸気供
給の開始がその時点から遅れると蒸気が不足することに
なる。停止していたバックアップ用ボイラの燃焼を開始
して蒸気供給を行う場合、ボイラは冷えているためにバ
ックアップ用ボイラが蒸気供給を開始するまでには一定
の時間が必要である。その間は蒸気圧力が低下し続ける
ことになるため、厳密な蒸気供給制御が必要な食品工場
や薬品工場などでは、蒸気の不足によって製品の品質に
影響を与えることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、主蒸気供給装置とバックアップ用ボイラを
設けた蒸気供給システムにおいて、主蒸気供給装置停止
時に蒸気が不足することを防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、主蒸
気供給装置と、複数台のバックアップ用ボイラを設けた
蒸気供給システムにおいて、主蒸気供給装置が供給して
いる蒸気量に見合うバックアップ用ボイラの台数を算出
し、算出台数分のバックアップ用ボイラに対して予熱指
令を送る運転制御装置を設けたことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、主蒸気供給装置と、複
数台のバックアップ用ボイラを設けた蒸気供給システム
において、主蒸気供給装置とバックアップ用ボイラに共
通のスチームヘッダにおける蒸気圧力値を計測する圧力
検出装置と、計測した蒸気圧力値に基づいてバックアッ
プ用ボイラの燃焼台数を決定する運転制御装置を設けて
おり、運転制御装置には、通常時台数制御と、通常時台
数制御よりもバックアップ用ボイラの燃焼台数を多くす
る緊急蒸気供給時台数制御を設定しておき、主蒸気供給
装置の作動を行っている時には通常時台数制御に基づい
てバックアップ用ボイラの燃焼台数を制御し、主蒸気供
給装置の作動が停止もしくは蒸気供給急減または停止を
予告する信号を出力した時には緊急蒸気供給時台数制御
に基づいてバックアップ用ボイラの燃焼台数を制御する
ことを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、前記のバックアップ用
ボイラを設けた蒸気供給システムにおいて、複数台設置
したバックアップ用ボイラには、予熱運転対象のボイラ
と台数制御対象のボイラを設定しておき、予熱運転対象
のボイラの中から前記算出台数分のボイラに対して予熱
指令を送り、通常時台数制御は台数制御対象のボイラを
対象に燃焼台数を制御するものであり、緊急蒸気供給時
台数制御は、予熱運転対象のボイラと台数制御対象のボ
イラの両方を合わせたものを対象に燃焼台数の制御を行
うものであることを特徴とする。
【0008】請求項1の発明によれば、主蒸気供給装置
が供給していた蒸気量に見合うだけのバックアップ用ボ
イラを予熱しているため、主蒸気供給装置を停止して
も、予熱していたボイラの燃焼を開始するとすぐに蒸気
供給を開始することができるため、蒸気供給が遅れて蒸
気が不足するということを防止できる。請求項2に記載
の発明によれば、主蒸気供給装置の作動が停止もしくは
蒸気供給急減または停止を予告する信号を出力した時に
は、緊急蒸気供給時台数制御とし、バックアップ用ボイ
ラの燃焼台数を通常よりも多くしておくことで、蒸気圧
力は下がらなくても、それまでより多いボイラに対して
燃焼指令を送り、燃焼指令を受けたボイラは燃焼を開始
することになる。実際に蒸気の供給が必要となる前に燃
焼を開始することになるため、その間にボイラ内の温度
を高めることで、冷缶状態からの起動であっても、蒸気
供給が遅れて蒸気が不足するということを防止できる。
請求項3の発明によれば、前記の両方の効果を組み合わ
せることができ、蒸気が不足することをより確実に防止
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面を用いて
説明する。図1は本発明を実施するボイラの設置状況、
図2は蒸気圧力値と燃焼台数の関係を示している。蒸気
の発生は、主蒸気供給装置4と、バックアップ用ボイラ
1で行う。主蒸気供給装置4は、コージェネレーション
設備など優先的に稼働するものであり、バックアップ用
ボイラ1は、主蒸気供給装置4のみでは蒸気量が不足す
る場合や、主蒸気供給装置4の蒸気供給急減または停止
時に蒸気を供給するためのものである。バックアップ用
ボイラ1には、起蒸時間の短い小型貫流ボイラを使用す
る。バックアップ用ボイラ1は、1台当たりの蒸気発生
量は主蒸気供給装置4よりも小さいために複数台設置し
ており、A〜Fの6台のボイラを並列に設置している。
【0010】主蒸気供給装置4及び6台のバックアップ
用ボイラ1は、共通のスチームヘッダ5に接続してお
り、スチームヘッダ5には圧力検出装置3を設けてい
る。主蒸気供給装置4とスチームヘッダ5を結ぶ蒸気配
管には、主蒸気供給装置4が供給している蒸気量を計測
する蒸気量計測装置6を設ける。バックアップ用ボイラ
1に対する運転指令は、各ボイラと接続している運転制
御装置2で行う。運転制御装置2には、主蒸気供給装置
4、蒸気量計測装置6、圧力検出装置3とも接続してお
き、運転制御装置2へは、圧力検出装置3で検出した蒸
気圧力値、蒸気量計測装置6で検出した蒸気量、主蒸気
供給装置4における運転有無の情報を送る。
【0011】バックアップ用ボイラ1のうち、A〜Cの
3台のボイラを予熱運転対象のボイラとし、D〜Fの3
台のボイラを台数制御対象のボイラとする。予熱運転対
象のボイラは、主蒸気供給装置4の停止時に主蒸気供給
装置4に代わって蒸気を発生するものであり、台数制御
対象のボイラは、主蒸気供給装置4からの蒸気供給を行
っていても蒸気が不足する場合に蒸気を発生するもので
ある。
【0012】主蒸気供給装置4の運転を行っている場
合、運転制御装置2は、蒸気量計測装置6で検出した蒸
気量からそれに見合うバックアップ用ボイラ1の台数を
算出し、算出した台数分のボイラを予熱する。例えば算
出したバックアップ用ボイラ1の台数が3台であった場
合、運転制御装置は予熱運転対象のボイラから3台のボ
イラに対して予熱指令を送る。この場合はボイラA〜C
の3台とも予熱指令を受けることになり、予熱指令を受
けた3台のボイラは、緊急時には必要な時間内に蒸気供
給可能となるようにボイラ内部における蒸気圧力が、蒸
気供給圧力より低い値(例えば0.5MPa)を保つように
運転を行う。
【0013】また、運転制御装置2は、圧力検出装置3
で検出した蒸気圧力値に応じて、バックアップ用ボイラ
1の燃焼台数を制御する。運転制御装置2には、通常時
台数制御、緊急蒸気供給時台数制御、バックアップ時台
数制御の3通りの制御基準を設定しておく。
【0014】通常時台数制御では、台数制御対象の3台
のボイラを用いて、蒸気圧力値が0.75MPa〜0.85MPaの
範囲を保つように燃焼台数を制御する。つまり、蒸気圧
力値が0.75MPaを下回っていればボイラD〜Fの3台の
ボイラを燃焼、蒸気圧力値が0.75〜0.80MPaの範囲内に
あれば、ボイラD・Eの2台のボイラを燃焼、蒸気圧力
値が0.80〜0.85MPaの範囲内にあれば、ボイラDのみを
燃焼、蒸気圧力値が0.85MPaを上回ればボイラD〜Eの
3台のボイラは全て停止とする。
【0015】緊急蒸気供給時台数制御では、予熱運転対
象のボイラを優先順位の最優先としておき、ボイラA〜
Fの6台のボイラを用いて燃焼台数を制御する。蒸気圧
力値が0.81MPaを下回っていればボイラA〜Fの6台の
ボイラを燃焼、蒸気圧力値が0.81〜0.83MPaの範囲内に
あれば、ボイラA〜Eの5台のボイラを燃焼、蒸気圧力
値が0.83〜0.85MPaの範囲内にあれば、ボイラA〜Dの
4台のボイラを燃焼、蒸気圧力値が0.85〜0.87MPaの範
囲内にあれば、ボイラA〜Cの3台のボイラを燃焼、蒸
気圧力値が0.87〜0.89MPaの範囲内にあれば、ボイラA
・Bの2台のボイラを燃焼、蒸気圧力値が0.89〜0.91M
Paの範囲内にあれば、ボイラAのみを燃焼、蒸気圧力値
が0.91MPaを上回ればボイラは全て停止とする。
【0016】バックアップ時台数制御では、緊急蒸気供
給時台数制御と同じ6台のボイラを用い、通常時台数制
御と同じ0.75〜0.85MPaの範囲を保つように燃焼制御を
行う。蒸気圧力値が0.75MPaを下回っていれば6台のボ
イラを燃焼、蒸気圧力値が0.75〜0.77MPaの範囲内にあ
れば5台のボイラを燃焼、蒸気圧力値が0.77〜0.79MPa
の範囲内にあれば4台のボイラを燃焼、蒸気圧力値が0.
79〜0.81MPaの範囲内にあれば3台のボイラを燃焼、蒸
気圧力値が0.81〜0.83MPaの範囲内にあれば2台のボイ
ラを燃焼、蒸気圧力値が0.83〜0.85MPaの範囲内にあれ
ば1台のボイラを燃焼、蒸気圧力値が0.85MPaを上回れ
ばボイラは全て停止とする。
【0017】運転制御装置2は、主蒸気供給装置4の運
転を行っている場合は、通常時台数制御に基づいて燃焼
台数の制御を行う。例えば、圧力検出装置3で検出して
いる蒸気圧力値が0.84MPaであったとすると、圧力検出
装置3はボイラDのみに燃焼指令を出力し、ボイラDは
燃焼を行って蒸気を発生する。発生した蒸気は、主蒸気
供給装置4からの蒸気と共にスチームヘッダ5に入り、
スチームヘッダから蒸気使用側へ送る。
【0018】通常は主蒸気供給装置4を優先的に運転す
るが、主蒸気供給装置4に異常が発生するなどして運転
を停止した場合には、バックアップ用ボイラ1によって
蒸気供給を行う必要がある。主蒸気供給装置4が蒸気供
給急減または運転を停止した場合、主蒸気供給装置4か
ら運転制御装置2へ緊急蒸気供給信号が発せられ、運転
制御装置は通常時台数制御から緊急蒸気供給時台数制御
に切り換える。
【0019】緊急蒸気供給時台数制御では、それまでは
予熱運転対象のボイラであったボイラA〜Cを台数制御
対象に加え、より高い圧力で燃焼を行う。蒸気量計測装
置6より、バックアップ用ボイラ1のうち3台が予熱対
象となった際、蒸気圧力値が0.84MPaであってボイラD
のみを燃焼していた場合に、主蒸気供給装置4が蒸気供
給急減または停止したとすると、運転制御装置2は0.84
MPaでの燃焼台数である4台のボイラに対して燃焼指令
を出力する。この時ボイラDは既に燃焼を行っているた
め、新しく燃焼を開始するのは、ボイラA〜Cの3台の
ボイラとなる。ボイラA〜Cの3台のボイラは予熱を行
っていたため、燃焼を開始すると短時間で蒸気を発生す
ることができ、すぐに蒸気圧力を安定させることができ
る。
【0020】バックアップ用ボイラ1の予熱を行ってい
なかった場合、バックアップ用ボイラ1の燃焼を開始し
てもすぐには蒸気供給を開始できないため、蒸気圧力が
低下し続けて蒸気の不足を招くことがあった。しかし、
主蒸気供給装置4が供給していた蒸気量に見合う分とし
てボイラA〜Cのボイラを予熱しておいたことにより、
ボイラA〜Cのボイラでは燃焼を開始するとすぐに蒸気
の供給を開始することができる。
【0021】また、緊急蒸気供給時台数制御により台数
制御を行う圧力範囲を高くし、バックアップ用ボイラ1
の燃焼台数が多くなるようにしたため、蒸気圧力が低下
しなくてもそれまでより多いボイラに対して燃焼指令を
送ることになり、実際に蒸気圧力が低下する前に燃焼を
開始することになる。主蒸気供給装置4の蒸気供給急減
または停止によって発生する蒸気圧力の低下に先駆けて
燃焼を開始することになるため、主蒸気供給装置4の停
止に伴う蒸気圧力の低下を防ぐことができる。
【0022】予熱を行っておくことと、主蒸気供給装置
4の蒸気供給急減または作動を停止した時には燃焼台数
を増加することのいずれか一方のみであっても、蒸気圧
力の低下を防ぐ効果を得ることができるが、組み合わせ
ることによって蒸気の不足をより確実に防止できる。そ
のため、予熱ボイラの設定蒸気圧力を0.5MPaとした場
合、バックアップ用ボイラの燃焼準備時間を含めても、
主蒸気供給装置4の作動停止から90秒以内に定格蒸気
量を発生することができる。
【0023】主蒸気供給装置4停止時の蒸気圧力変動に
対応するために、緊急蒸気供給時台数制御では制御圧力
範囲を高くしたが、蒸気圧力が安定している場合には、
0.75〜0.85MPaの範囲で良いため、蒸気圧力が安定する
と運転制御装置2はバックアップ時台数制御に切り換え
る。主蒸気供給装置が蒸気供給急減または停止した場合
は、主蒸気供給装置4の分も蒸気供給を行う必要がある
ためにバックアップ用ボイラ1の燃焼台数は多くなり、
予熱を行う必要はないため、ボイラA〜Fの6台のボイ
ラで台数制御を行う。
【0024】主蒸気供給装置4の作動を開始した場合に
は、バックアップ用ボイラ1の燃焼台数は少なくてよ
く、代わりに予熱を行うボイラが必要である。そのた
め、バックアップ用ボイラ1を予熱運転対象と台数制御
対象に分け、通常時台数制御による台数制御と、主蒸気
供給装置4による蒸気供給量に応じた予熱運転を行う。
なお、燃焼優先順位の変更や、予熱運転対象または台数
制御対象の指定は定期的に変更し、各バックアップ用ボ
イラの運転時間を平均化する。
【0025】
【発明の効果】本発明を実施することにより、主蒸気供
給装置とバックアップ用ボイラを設けている蒸気供給シ
ステムにおいて、主蒸気供給装置の停止によって蒸気圧
力が低下し、蒸気使用側に影響を与えることを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例でのボイラ設置状況図
【図2】 本発明の一実施例での蒸気圧力値と燃焼台数
の関係説明図
【符号の説明】
1 バックアップ用ボイラ 2 運転制御装置 3 圧力検出装置 4 主蒸気供給装置 5 スチームヘッダ 6 蒸気量計測装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 国分 一郎 大阪市西区千代崎三丁目南二番三十七号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 中務 泰成 大阪市西区千代崎三丁目南二番三十七号 大阪瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 3L021 DA04 EA04 FA21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主蒸気供給装置と、複数台のバックアッ
    プ用ボイラを設けた蒸気供給システムにおいて、主蒸気
    供給装置が供給している蒸気量に見合うバックアップ用
    ボイラの台数を算出し、算出台数分のバックアップ用ボ
    イラに対して予熱指令を送る運転制御装置を設けたこと
    を特徴とするバックアップ用ボイラを設けた蒸気供給シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 主蒸気供給装置と、複数台のバックアッ
    プ用ボイラを設けた蒸気供給システムにおいて、主蒸気
    供給装置とバックアップ用ボイラに共通のスチームヘッ
    ダにおける蒸気圧力値を計測する圧力検出装置と、計測
    した蒸気圧力値に基づいてバックアップ用ボイラの燃焼
    台数を決定する運転制御装置を設けており、運転制御装
    置には、通常時台数制御と、通常時台数制御よりもバッ
    クアップ用ボイラの燃焼台数を多くする緊急蒸気供給時
    台数制御を設定しておき、主蒸気供給装置の作動を行っ
    ているときには通常時台数制御に基づいてバックアップ
    用ボイラの燃焼台数を制御し、主蒸気供給装置の作動が
    停止もしくは蒸気供給急減または停止を予告する信号を
    出力した時には緊急蒸気供給時台数制御に基づいてバッ
    クアップ用ボイラの燃焼台数を制御することを特徴とす
    るバックアップ用ボイラを設けた蒸気供給システム。
  3. 【請求項3】 請求項1及び2に記載のバックアップ用
    ボイラを設けた蒸気供給システムにおいて、複数台設置
    したバックアップ用ボイラには、予熱運転対象のボイラ
    と、台数制御対象のボイラを設定しておき、予熱運転対
    象のボイラの中から前記算出台数分のボイラに対して予
    熱指令を送り、通常時台数制御は台数制御対象のボイラ
    を対象に燃焼台数を制御するものであり、緊急蒸気供給
    時台数制御は、予熱運転対象のボイラと台数制御対象の
    ボイラの両方を合わせたものを対象に燃焼台数の制御を
    行うものであることを特徴とするバックアップ用ボイラ
    を設けた蒸気供給システム。
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