JPH09287704A - ボイラ制御装置 - Google Patents

ボイラ制御装置

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JPH09287704A
JPH09287704A JP12225396A JP12225396A JPH09287704A JP H09287704 A JPH09287704 A JP H09287704A JP 12225396 A JP12225396 A JP 12225396A JP 12225396 A JP12225396 A JP 12225396A JP H09287704 A JPH09287704 A JP H09287704A
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和彦 鈴木
Masahiro Okada
正宏 岡田
Kimihiro Nakao
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 貫流ボイラと他の形式のボイラとを併用する
ボイラプラントにおいて、負荷変動に対する追従性を良
くし且つボイラを効率良く運転できるようにする。 【構成】 ボイラプラントは、貫流ボイラ1〜3と炉筒
煙管ボイラ4とを統合し、蒸気ヘッダ5から共通負荷に
蒸気を供給する。ボイラ制御装置は、貫流ボイラ制御装
置11、21、31、圧力検出器6、炉筒ボイラ制御装
置41、その中の燃料量対応信号を発信する比例制御部
41a、この信号の上下値を決める蒸発量増減決定部
7、運転順位決定部9、燃料量対応信号が決定した上下
値を超えるとその順位に従って貫流ボイラを順次増減運
転させる運転台数制御装置8、等を備えている。 【効果】 負荷変動に対して追従性が良く又ボイラを効
率良く運転できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貫流ボイラと該貫
流ボイラとは異なった形式の異種ボイラとを統合して共
通蒸気供給部から共通負荷に対して蒸気を供給するよう
にしたボイラプラントのボイラ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工場等における需要に基づいて蒸気を供
給するボイラプラントには、多数のボイラの発生蒸気を
統合して供給するようにしたものがある。その中には、
貫流ボイラと、水管ボイラや炉筒煙管ボイラ等の貫流ボ
イラとは異なった形式のボイラとが並設されたボイラプ
ラントがある。又、水管ボイラや炉筒煙管ボイラ等が既
に設置されていて、運転の容易な貫流ボイラを追加又は
一部置換して設置したボイラプラントもある。このよう
なボイラプラントでは、従来、種類の異なったそれぞれ
のボイラ群が独立して運転制御されていた。そして、通
常、貫流ボイラは三位置制御で運転され、水管ボイラ等
の異種ボイラは比例制御又は比例積分制御で運転されて
いた。
【0003】しかしながら、このような制御では、それ
ぞれのボイラが勝手な制御を行うので、貫流ボイラが頻
繁にオン/オフしたり低燃焼/高燃焼を繰り返し、安定
した運転が行われなかったり、その反対に、異種ボイラ
に余力がなくなってから貫流ボイラを運転することにな
り、負荷追従性が悪くなるという問題があった。又、異
種ボイラが比例積分制御されている場合には、異種ボイ
ラの蒸発量が最大もしくは最小になってもはや負荷変動
に追従できなくなり、蒸気圧力の低下もしくは上昇が生
じてから貫流ボイラがオン/オフしたり高燃焼/低燃焼
に切り換わることになり、その時期が一層遅れるという
問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術に於
ける上記問題を解決し、貫流ボイラと他の形式のボイラ
とを併用するボイラプラントにおいて、負荷変動に対す
る追従性が良く且つボイラを効率良く運転できるボイラ
制御装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、請求項1の発明は、貫流ボイラと該貫流ボ
イラとは異なった形式の異種ボイラとを統合して共通蒸
気供給部から共通負荷に対して蒸気を供給するようにし
たボイラプラントのボイラ制御装置において、前記貫流
ボイラの運転を制御する貫流ボイラ個別制御部と、前記
共通蒸気供給部の蒸気圧力を検出する圧力検出部と、前
記圧力検出部の検出圧力に対応して前記異種ボイラの燃
料量を制御する異種ボイラ制御部と、前記燃料量に対応
する量である燃料量対応信号を発信する燃料量対応信号
発信部と、前記燃料量対応信号の下方値と上方値とを決
定する蒸発量増減決定部と、前記蒸発量増減決定部の決
定値と前記燃料量対応信号発信部の発信値とを入力して
これらを比較して前記発信値が前記上方値より大きくな
ると前記貫流ボイラの蒸発量を増加し前記発信値が前記
下方値より小さくなると前記貫流ボイラの蒸発量を減少
するように前記貫流ボイラ個別制御部に信号を発信する
貫流ボイラ運転指令部と、を有することを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、上記に加えて、前記貫
流ボイラは複数台設けられていて、該複数台の貫流ボイ
ラの運転順位を決定する運転順位決定部を有し、前記貫
流ボイラ運転指令部は前記運転順位決定部の決定した順
位に従って前記貫流ボイラの蒸発量を増減することを特
徴とする。
【0007】請求項3の発明は、上記に加えて、前記運
転順位を自動的に変更できることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明を適用したボイラ制
御装置を含むボイラプラントの一例を示す。ボイラプラ
ントは、貫流ボイラとしての第1乃至第3貫流ボイラ
1、2、3と、貫流ボイラとは異なった形式の異種ボイ
ラとしての炉筒煙管ボイラ4とを統合し、共通蒸気供給
部である蒸気ヘッダ5から共通負荷に対して蒸気を供給
する。ボイラ制御装置は、貫流ボイラ個別制御部として
のそれぞれの貫流ボイラ制御装置11、21、31、圧
力検出部としての圧力検出器6、異種ボイラ制御部とし
ての炉筒ボイラ制御装置41、その中の比例制御部41
a、蒸発量増減決定部7、貫流ボイラ運転指令部として
の運転台数制御装置8、運転順位決定部9等を備えてい
る。
【0009】貫流ボイラ1、2、3は、本例では同じ構
成のものである。従って、第1貫流ボイラ1について説
明する。第1貫流ボイラ1は、停止、低燃焼、高燃焼の
3状態のうちの1つの状態に制御される三位置制御のボ
イラで、低燃焼用の燃料弁12、高燃焼用の燃料弁1
3、三位置のそれぞれに対応した開度に設定されるダン
パ14等を備えている。貫流ボイラ制御装置11は、低
燃焼させるときには、燃料弁12を開き燃料弁13を閉
じてダンパ14を低燃焼位置に設定し、高燃焼させると
きには、燃料弁12、13を開いてダンパ14を高燃焼
位置に設定する。運転は、停止−低燃焼−高燃焼の順に
行われ、停止−低燃焼間ではプレパージ及びポストパー
ジが行われる。
【0010】炉筒煙管ボイラ4は、前記炉筒ボイラ制御
装置41、その中の比例制御器41a、燃料弁42、空
気ダンパ43、サーボモータ44等を備えている。圧力
検出器6は蒸気ヘッダ5の圧力を検出し、炉筒ボイラ制
御装置41は、圧力検出器6が検出した圧力に対応して
燃料量を制御するが、本例では比例制御部41aによっ
て比例制御する。従って、例えば図2に示す如く、蒸気
圧力として7kgf/cm2と8kgf/cm2 との間において、7k
gf/cm2 では最大信号100%を出力し、8kgf/cm2
は最小信号として10%を出力し、この間ではリニアー
に信号Fpvを出力し、この信号がサーボモータ44に与
えられ、サーボモータ44が例えば0°から90°の範
囲でリニアーに回転する。この回転がリンク機構等によ
って燃料弁42及び空気ダンパ43に伝達され、結局蒸
気圧力に反比例的に対応して燃料量が制御され、それに
必要な空気量が供給されることになる。
【0011】燃料量に対応する量である燃料量対応信号
を発信する燃料量対応信号発信部としては、本例では、
前記炉筒ボイラ制御装置41内の比例制御部41aが用
いられる。即ち、比例制御部41aの発信する前記信号
Fpvは、サーボモータ44の回転角度を介して燃料量を
制御するので、結果的にその信号は燃料量に対応した信
号になっている。但し、燃料量対応信号発信部として
は、上記の比例制御部41aに限らず、例えばサーボモ
ータの回転角度、実際の燃料流量、蒸気圧力の変換値等
を検出して発信する検出器等の適当なものでもよい。
【0012】蒸発量増減信号決定部7は、図2に示す如
く、10%〜100%の範囲の燃料量対応信号Fpvの下
方値Fsv1 として例えば40%と上方値Fsv2 として例
えば80%を決定する。この決定は、通常、調整可能な
設定器を設けて人が設定することによって行われるが、
初めから一定値に定められていてもよく、又、比例制御
帯の値から自動的に決定されるようになっていてもよ
い。
【0013】運転順位決定部9は、複数台のボイラの運
転順位を決定するが、この決定も上記と同様に、通常、
調整可能な設定器を設け、本例では例えば貫流ボイラ
1、2、3をこの順に運転するように人が設定すること
によって行われるが、初めから一定の順位が定められて
いてもよい。但し、それぞれの貫流ボイラの運転時間を
均一化するために、例えばカレンダータイマー等によっ
て1週間毎に運転順位を自動的にローテーションさせる
ことが望ましい。
【0014】運転台数制御装置8は、例えばマイコン等
で形成され、蒸発量増減決定部7の決定値Fsv1 (前例
では40%)、Fsv2 (前例では80%)と炉筒ボイラ
制御装置の比例制御部からの発信値Fpv(前例では10
%〜100%の範囲)とを入力してこれらを比較し、発
信値が上方値Fsv2 より大きくなると貫流ボイラの蒸発
量を増加し、発信値が下方値Fsv1 より小さくなると貫
流ボイラの蒸発量を減少するように、運転順位決定部9
の決定に従って貫流ボイラ制御装置11、21、31に
信号を発信する。この場合、本例の如く三位置制御され
ている貫流ボイラでは、蒸発量の増減は、停止−低燃焼
(以下「L」という)−高燃焼(以下「H」という)の
3状態に段階的に行われる。なお、図1では、運転台数
制御装置8が蒸発量増減決定部7及び運転順位決定部9
を包含している例を示したが、運転台数制御装置8をボ
イラの機側に設置し、決定部7、9を遠隔で設定できる
ようにボイラプラントの運転監視室等に設置するように
してもよい。
【0015】図3は、以上のような制御によるボイラプ
ラントの運転状態を示す。例えば、ある運転状態Aで
は、貫流ボイラ1、2、3の運転順位がこの順に決定さ
れていて、炉筒ボイラ4及び貫流ボイラ1が低燃焼Lで
運転されていて、圧力検出器6で検出した蒸気圧力が
7.5kgf/cm2 であり、炉筒ボイラ4は60%の燃料量
で安定して比例制御運転されている。このときの運転状
態を「A:R+1L」で示す。
【0016】次に、工場等における蒸気需要側での蒸気
消費量が急増したとすると、蒸気圧力が80%燃料量に
相当する約7.2kgf/cm2 以下に低下し、炉筒ボイラ4
の燃料量が80%以上になると共に、蒸発量を増加する
ように三位置制御されている貫流ボイラ1がLから高燃
焼Hとなり、蒸気需要に対応しようとする。この制御に
よれば、炉筒ボイラの比例制御による迅速な蒸発量増
加、保有水量が多く時定数の大きい炉筒ボイラの保有水
の蒸発による蒸発量の補充、及び貫流ボイラの瞬時の蒸
発量の増加により、負荷の急増に対して極めて効果的に
両ボイラが対応することになる。このときの運転状態を
「B:R+1H」で示す。
【0017】負荷の急増の程度が大きく、更に蒸気圧力
が低下するか又は燃料量80%に相当する圧力7.2kg
f/cm2 まで回復しない場合には、優先順位に従って、更
に蒸発量を増やすように貫流ボイラ2が運転される。こ
の場合、貫流ボイラ1のLからHへの切換等による蒸発
量増加の効果を反映するために、タイマー等で例えば2
0秒位の或る程度の時間を設定し、この時間が経過した
後に貫流ボイラ2の蒸発量を増加することが望ましい。
【0018】貫流ボイラ2は、停止から起動されてLに
なるが、このときには例えば30秒程度のプレパージ時
間が必要になる。本例の蒸気プラントでは、時定数の大
きい炉筒ボイラがあるので、このようなプレパージ時間
があっても、蒸気圧力が余り低下しない場合もある。但
し、プレパージのための時間遅れを防止するために、貫
流ボイラ1がHになると、直ちに貫流ボイラ2のプレパ
ージを開始させるような制御にしてもよい。このときの
状態を「C:R+1H+2L」で示す。なお、制御が多
少複雑になるが、前記Bの状態、即ち貫流ボイラ1がH
になると、次の貫流ボイラの蒸発量を直ちに増加できる
ように、貫流ボイラ2を起動してLにすると共に、貫流
ボイラ1をHからLにして、常にLボイラを確保し、プ
レパージの必要なく蒸発量を増加できるような制御方法
を用いることもできる。
【0019】このように、負荷の急増の程度の大きい場
合でも、本例の制御によれば、炉筒ボイラの燃料量が1
00%になる前に、即ち炉筒ボイラが蒸発量を増加でき
る余力のある間に、貫流ボイラを急速起動して対応して
いることと、炉筒ボイラの大きな時定数とによって、蒸
気圧力の低下が極めて効果的に抑制される。
【0020】このような制御によって、更に「E:R+
1H+2H+3L」後に蒸気圧力が例えば7.5kgf/cm
2 まで上昇回復してF点で安定したとすると、この運転
状態が維持される。ボイラ負荷が減少する場合には、上
記と同様な経過をたどり、今度は貫流ボイラが順次蒸発
量を下げていく。この状態を、図3(b)のG、H、
I、J、Kで示す。この場合にも、迅速に負荷を減少で
きる貫流ボイラによって、蒸気圧力の過度な上昇が効果
的に防止される。更に、以上のような制御によれば、貫
流ボイラを運転しつつ炉筒ボイラを低負荷で長時間運転
する状態が回避されるので、ボイラプラントを全体的に
効率良く運転することができる。
【0021】なお以上では、炉筒煙管ボイラが比例制御
されている例について説明したが、比例積分制御されて
いる場合にも全く同様に本発明を適用できる。この場合
には、圧力検出器6で検出した蒸気圧力が一定になるよ
うに燃料量の制御信号PIDが発信されてそのように制
御される。従って、比例制御の場合と同様に、このPI
D信号の上方値及び下方値を用いて、貫流ボイラの蒸発
量を増減させることができる。
【0022】なお、炉筒ボイラ4が運転されていないと
きには、炉筒ボイラ制御装置41により燃料対応量の信
号が発信されないので、貫流ボイラ1、2、3による貫
流ボイラのみの運転状態になる。この場合には、例えば
上記のような優先順位を用いる方法等によって、通常の
貫流ボイラ群の制御が行われる。そのために、図1に示
すように、圧力検出器6の圧力が運転台数制御装置8に
導入され、この圧力を用いた制御が行われる。なお、炉
筒ボイラ4のトリップなどの突然の停止時にも制御が混
乱しないように、炉筒ボイラ4の運転信号を運転台数制
御装置8に導入し、運転が停止すると、直ちに貫流ボイ
ラ群のみの運転に切り換えるようにすることが望まし
い。
【0023】又以上では、貫流ボイラが3台設けられて
いる例を示したが、本発明は当然このような台数には限
られず、例えば貫流ボイラが1台のみである場合にも適
用できる。この場合には、運転台数制御装置8は、蒸発
量切換制御装置となる。この装置は、貫流ボイラ制御装
置11と一体化されてもよい。
【0024】更に、以上では、異種ボイラが1台の炉筒
ボイラである場合について説明したが、炉筒ボイラが複
数台あっても同様に本発明を適用できる。この場合に
は、何れか1台の運転されている炉筒ボイラの制御装置
から、運転台数制御装置8に燃料対応量信号を送ること
になる。更に、異種ボイラは水管ボイラ等の他の形式の
ボイラであってもよい。この場合、異種ボイラが異なっ
た複数の形式のものであってもよい。何れの場合にも、
本発明の適用により既述のような効果が発揮される。
【0025】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、請求項1の
発明においては、貫流ボイラと異種ボイラとを備えたボ
イラプラントにおいて、燃料量対応信号発信部と蒸発量
増減信号決定部とを設け、貫流ボイラ運転指令部が、両
信号を比較して、前者が後者の上下方値を超えると貫流
ボイラの蒸発量を増減するように制御するので、負荷変
動に対して、時定数の大きい異種ボイラの蒸発量増減能
力と共に、貫流ボイラの迅速な蒸発量増減能力を有効に
活用し、負荷変動に対して極めて追従性の良い制御を行
うことができる。又、貫流ボイラを運転しつつ炉筒ボイ
ラを長時間低負荷で運転することがなくなるので、ボイ
ラプラントを効率良く運転することができる。
【0026】請求項2の発明においては、貫流ボイラが
複数台設けられている場合に、これらのボイラの運転順
位を決定する運転順位決定部を設け、その決定に従って
貫流ボイラの蒸発量を増減するので、複数台の貫流ボイ
ラが円滑に制御され、上記効果を得ることができる。
【0027】請求項3の発明においては、上記の運転順
位が自動的に変更されるので、複数台の貫流ボイラの運
転時間を平均化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボイラ制御装置を適用したボイラプラ
ントの説明図である。
【図2】上記制御装置における燃料量対応信号とその上
下方値との関係を示す説明図である。
【図3】上記制御装置を用いたボイラプラントの運転状
態を示し、(a)はボイラ負荷が増加する場合で(b)
はボイラ負荷が減少する場合である。
【符号の説明】
1、2、3 第1乃至第3貫流ボイラ(貫流ボ
イラ) 4 炉筒煙管ボイラ(異種ボイラ) 5 蒸気ヘッダ(共通蒸気供給部) 11、21、31 貫流ボイラ制御装置(貫流ボイラ
個別制御部) 6 圧力検出器(圧力検出部) 7 蒸発量増減信号決定部 8 運転台数制御装置(貫流ボイラ運
転指令部) 9 運転順位決定部 41 炉筒ボイラ制御装置(異種ボイラ
制御部) 41a 比例制御部(燃料量対応信号発信
部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫流ボイラと該貫流ボイラとは異なった
    形式の異種ボイラとを統合して共通蒸気供給部から共通
    負荷に対して蒸気を供給するようにしたボイラプラント
    のボイラ制御装置において、 前記貫流ボイラの運転を制御する貫流ボイラ個別制御部
    と、 前記共通蒸気供給部の蒸気圧力を検出する圧力検出部
    と、 前記圧力検出部の検出圧力に対応して前記異種ボイラの
    燃料量を制御する異種ボイラ制御部と、 前記燃料量に対応する量である燃料量対応信号を発信す
    る燃料量対応信号発信部と、 前記燃料量対応信号の下方値と上方値とを決定する蒸発
    量増減決定部と、 前記蒸発量増減決定部の決定値と前記燃料量対応信号発
    信部の発信値とを入力してこれらを比較して前記発信値
    が前記上方値より大きくなると前記貫流ボイラの蒸発量
    を増加し前記発信値が前記下方値より小さくなると前記
    貫流ボイラの蒸発量を減少するように前記貫流ボイラ個
    別制御部に信号を発信する貫流ボイラ運転指令部と、 を有することを特徴とするボイラ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記貫流ボイラは複数台設けられてい
    て、該複数台の貫流ボイラの運転順位を決定する運転順
    位決定部を有し、前記貫流ボイラ運転指令部は前記運転
    順位決定部の決定した順位に従って前記貫流ボイラの蒸
    発量を増減することを特徴とする請求項1に記載のボイ
    ラ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記運転順位を自動的に変更できること
    を特徴とする請求項2に記載のボイラ制御装置。
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