JP2002307875A - 追記可能な筆記用領域を有するカード及びその製造方法 - Google Patents
追記可能な筆記用領域を有するカード及びその製造方法Info
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Abstract
筆記用領域とその他の領域との間に段差の生じない追記
可能な筆記用領域を有するカードと、カード毎にそれぞ
れ異なる領域に追記可能な筆記用領域を有するカードを
簡単に作製することができる追記可能な筆記用領域を有
するカードの製造方法を提供する。 【解決手段】 カード基材上に印刷層と透明保護層とを
順次設け、カード基材上の一部に印刷層を設けない領域
を設け、前記領域からカード基材面が目視可能となるよ
うに形成したカードと、支持体シート上に剥離可能に設
けた透明保護層と、透明保護層上に筆記用領域を残して
設けた印刷層と、印刷層上に設けた接着剤層とからなる
熱転写シートを、熱転写シートの接着剤層表面が接する
状態でカード基材上に載置させた後、これに熱圧を加え
てカード基材上に前記透明保護層と前記印刷層とを転写
させることを特徴とするカードの製造方法。
Description
具による記入を行うことができる追記可能な筆記用領域
を有するカード及びその製造方法に関する。
ドやキャッシュカードなどの従来のプラスチックカード
20には、一般的にカード使用者の名前などを記入する
ための領域として、所謂サインパネルやシルクパネル等
の筆記用パネル21が設けられている場合が多く、この
筆記用パネル21上に筆記により記入事項22を表示し
ていた。従来、この筆記用パネル21のうち、サインパ
ネルは、カード基材上の一部の領域にサインパネル用の
シート部材を貼り付け、またシルクパネルは、カード基
材上の一部の領域に白色のインキによりシルクスクリー
ン印刷により設けるなどしていた。
クパネルをカード基材上に設けた場合には、いずれにし
てもカードの表面の一部が凸状となり、カード表面の平
滑性が失われる。このため、カードの表面に直接印字を
行うダイレクト方式のCPプリントに対しては、印字エ
リアに制限が発生したり、またサーマルヘッドへの悪影
響などのマイナス面があり問題である。
リントに対しては、パネルにもインクや再転写層がのっ
てしまう為に、筆記適性が悪くなるという問題がある。
また、カードの表面の一部が凸状となるために、この凸
状の部分が擦れたり、他の物に引っかかったりすること
で、カード基材上からサインパネルやシルクパネルが次
第に無くなる危険性もあり問題である。
を解決するため、カード表面の平滑性が失われることが
なく、筆記用領域とその他の領域との間に段差の生じな
い追記可能な筆記用領域を有するカードと、カード毎に
それぞれ異なる領域に追記可能な筆記用領域を有するカ
ードを簡単に作製することができる追記可能な筆記用領
域を有するカードの製造方法を提供する。
ードは、カード基材上に少なくとも印刷層と透明保護層
とを順次設けたカードにおいて、前記カード基材上の一
部に印刷層を設けない領域を設け、前記領域からカード
基材面が目視可能となるように形成したことを特徴とす
る。
を有していることを特徴とする。
するカードの製造方法は、支持体シート上に剥離可能に
設けた透明保護層と、前記透明保護層上に筆記用領域を
残して設けた印刷層と、前記印刷層上に設けた接着剤層
とからなる熱転写シートを、前記熱転写シートの接着剤
層表面が接する状態でカード基材上に載置させた後、こ
れに熱圧を加えてカード基材上に前記透明保護層と前記
印刷層とを転写させることを特徴とする。
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の追記可能
な筆記用領域を有するカードに係る実施形態の斜視図、
図2は、図1のA−A線断面図、図3は、本発明の製造
方法に使用する熱転写用シートの断面図、図4は、本発
明の製造方法において、熱転写用シートをカード基材に
重ねる前の状態を示す断面図、図5は、本発明の製造方
法において、熱転写用シートとカード基材を重ねた状態
を示す断面図、図6は、本発明の製造方法において、熱
転写用シートとカード基材を重ね加熱加圧した後、熱転
写用シートの支持体シートだけを剥離した状態を示す断
面図、図7は、本発明の追記可能な筆記用領域を有する
カードの筆記用領域上に保護シートを貼付した状態を示
す斜視図、図8は、従来の筆記用パネルを有するカード
の斜視図である。
ード1は、図1,図2に示すように、カード基材2の少
なくとも一方の表面上において、追記可能な筆記用領域
3となる領域部分だけを除いた他の領域に対して、絵柄
などからなる印刷層4が形成され、更に印刷層4上及び
印刷層4が設けられていない追記可能な筆記用領域3上
に透明保護層5が積層されている。また、カード基材2
と印刷層4とは、接着剤層6により接着されている。そ
して、追記可能な筆記用領域3に、筆記具により記入事
項7を書込み表示することで、記入事項7が書き込まれ
た部分の下面側が印刷されていないので、記入事項7を
明確に表示することができるようにしてある。
が、具体的にはポリ塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ブタジエン樹
脂、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体
樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド系樹脂、セル
ロース系樹脂、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロ
ピレンなどのポリオレフィン、ポリビニールアルコー
ル、アクリル樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂、スチ
レン樹脂、ウレタン樹脂、フッ素樹脂またはこれらの混
合物などの合成樹脂を挙げることができる。
とが特に好ましく、カード基材を白色とすることで、追
記可能な筆記用領域3上にサインなどの記入を行った場
合に、記入事項が鮮明に表示できる効果がある。しかし
ながら、必ずしも白色に限定されるものではなく、筆記
具の色との関係において、少なくとも記入事項が読み取
れる色であればよい。
及び透明保護層5は、熱転写シートを用いた熱転写方式
により形成される。本発明に使用する熱転写シートは、
図3に示すように、支持体シート9上に離型層10、透
明保護層5、印刷層4、接着剤層6とが順次積層された
構成をしている。尚、熱転写シート8の構成のうち、支
持体シート9上の透明保護層5と印刷層4は必ず必要で
あるが、離型層10と接着剤層6については、各層を形
成しないでも剥離及び接着可能であれが省略することも
できる。
が有り、また被転写面に凹凸が有る場合は更に、凹凸へ
の形状追従性が有るものであれば、従来公知のもので良
く特に限定はない。従って、被転写面が平面或いは二次
元的凹凸表面であれば、延伸性が無い紙等を利用する事
も可能である。また、被転写面が三次元的凹凸表面の場
合には、少なくとも転写時には延伸性の有る支持体シー
トを用いる。
ば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリメチルペンテ
ン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピ
レン−ブテン3元共重合体、オレフィン系熱可塑性エラ
ストマー等のオレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレート等の熱可塑性ポリエ
ステル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂、或い
は、ウレタン系熱可塑性エラストマー等のエラストマー
等の樹脂からなる、好ましくは低延伸又は無延伸の樹脂
フィルム(シート)を用いる。
種材料からなる複層構成としても良い。例えば、被転写
面が平面的の場合には、上質紙にポリプロピレンを積層
した構成の支持体シートは転写性に優れ且つ安価である
点で好ましい支持体シートの一つである。なお、支持体
シートの厚みは、通常は20〜200μm程度である。
層側に転写層との剥離性を向上させる為、支持体シート
の構成要素として離型層10を設けても良い。この離型
層10は支持体シートを剥離時に、支持体シートの一部
として転写層から剥離除去される。離型層10として
は、例えば、シリコーン樹脂、メラミン樹脂、ポリアミ
ド樹脂、ウレタン樹脂、ポリオレフィン樹脂、ワックス
等の単体又はこれらを含む混合物が用いられる。
性等の表面物性を向上させる為の層である。透明保護層
5は、その樹脂成分に、架橋剤にシランカップリング剤
を用いてアクリルポリオールを架橋させる2液硬化型樹
脂を使用する。アクリルポリオールに対する架橋剤とし
ては一般的には、イソシアネート化合物でも使用できる
が、本発明ではイソシアネート化合物は使用せずに、シ
ランカップリング剤を架橋剤として使用する。これによ
って、熱転写シートを被転写体に積層後、支持体シート
を剥離する時の剥離力が適正であり、且つ経時的に変化
する事なく一定で安定化する。
定は無く、従来公知のものの中から用途、要求物性に応
じて選択使用すれば良い。ポリオールの中でも、アクリ
ルポリオールを使用する事によって、表面物性及び耐候
性等に優れた転写品が得られる。なお、アクリルポリオ
ールは、例えば、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリ
ル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アク
リル酸−n−プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピ
ル、(メタ)アクリル酸−n−ブチル、(メタ)アクリ
ル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸オクチル等の(メ
タ)アクリル酸アルキルエステル等の1種又は2種以上
と、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシエチル、(メ
タ)アクリル酸−2−ヒドロキシプロピル、(メタ)ア
クリル酸−2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル等
の水酸基含有のアクリルモノマーを共重合させた、水酸
基を複数有するポリオールである。なお、(メタ)アク
リル酸とは、アクリル酸又はメタクリル酸の意味であ
る。
コキシ基の他に更に、アミノ基、ビニル基、エポキシ
基、メルカプト基、クロル基等を有する公知のシランカ
ップリング剤を使用すれば良い。例えば、γ−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメ
チルジメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルジ
メチルメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルト
リエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルジメチ
ルエトキシシラン、γ−アクリロキシプロピルトリメト
キシシラン、γ−アクリロキシプロピルメチルジメトキ
シシラン、γ−アクリロキシプロピルジメチルメトキシ
シラン、γ−アクリロキシプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−アクリロキシプロピルメチルジエトキシシラ
ン、γ−アクリロキシプロピルジメチルエトキシシラ
ン、ビニルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリ
メトキシシランなどである。なお、アクリルポリオール
に対する架橋剤としてのシランカップリング剤の添加量
は、ポリオール100重量部に対してシランカップリン
グ剤を5〜15重量部程度である。
ールとシランカップリング剤とからなる2液硬化型樹脂
のみで構成しても良いが、必要に応じ適宜、各種添加剤
を添加しても良い。
充填剤を添加すると、耐摩耗性を大幅に向上させる事が
出来る。充填剤としての金属酸化物粒子は、例えば、ア
ルミニウム、チタニウム、珪素、ジルコニウム、マグネ
シウム等の金属の酸化物が挙げられる。具体的には、例
えばα−アルミナ等のアルミナ等である。この様な、金
属酸化物粒子は、例えば、平均粒径2〜3μmで、粒径
分布の最小値が0.01μm、最大値が6μmの範囲に
入るものが、良好な耐摩耗性が得られる点で好ましい。
球形に近い形状、例えば回転楕円体等が塗工適性が良く
(筋などが発生しない)、また熱転写シートが成形され
る場合に、成形時に透明保護層に亀裂や破断も生じ難
く、好ましい。なお、形状としては、その他、鱗片状、
多角形状等の形状のものも使用し得る。また、金属酸化
物粒子の添加量は、要求物性により異なるが、上記2液
硬化型樹脂100重量部に対して0.1〜30重量部程
度である。
しては、体質顔料等の充填剤、ワックス等の滑剤、紫外
線吸収剤、光安定剤、着色剤等の公知の添加剤を適宜用
いる。
刷、シルクスクリーン印刷等の印刷法、グラビアコー
ト、ロールコート等の塗工法等の公知の形成法で形成す
れば良い。また、透明保護層の厚みは、用途、要求物性
等に応じて適宜厚さとすれば良く、通常は1〜100μ
m程度で設ける。
る。離型層としては、特に限定は無く従来公知の材料及
び方法で形成すれば良い。例えば、ポリメチル(メタ)
アクリレート、ポリブチル(メタ)アクリレート、メチ
ル(メタ)アクリレート−ブチル(メタ)アクリレート
共重合体等のアクリル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体、セルロース系樹脂等の単独又は混合物が挙げら
れる。離型層は上記した透明保護層同様の公知の形成方
法で形成すれば良い。なお、離型層は、表面保護が目的
では無い為に、厚みは薄い方が良く、例えば0.1〜4
μm程度とする。厚過ぎると、その下の透明保護層の効
果が低下する。
ーン印刷、オフセット印刷等の従来公知の印刷等による
形成方法及び材料で絵柄などを形成した層である。この
印刷層4には、熱転写シート8を用いてカード基材上に
透明保護層5と印刷層4を転写した際に、カード基材に
追記可能な筆記用領域3を設ける領域に対応する領域の
部分だけ、印刷層を設けない領域部分11を備えるよう
にしてある。これにより、熱転写シート8を用いてカー
ド基材上に透明保護層5と印刷層4を転写した場合で
も、外部からカード基材2の表面を目視できる。印刷層
形成用のインキ(又は塗液)は、一般的なインキ(又は
塗液)同様に、バインダー等からなるビヒクル、顔料や
染料等の着色剤、これに適宜加える各種添加剤からな
る。
リル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエス
テル樹脂、セルロース系樹脂、ポリウレタン樹脂等の単
体又はこれらを含む混合物を用いる。着色剤としては、
チタン白、カーボンブラック、弁柄、黄鉛、群青等の無
機顔料、アニリンブラック、キナクリドン、イソインド
リノン、フタロシアニンブルー等の有機顔料、二酸化チ
タン被覆雲母の箔粉等の光輝性顔料、或いは、その他染
料等を用いる。
接着させるための層で、従来公知の熱可塑性樹脂、硬化
性樹脂等を用いれば良い。例えば、酢酸ビニル樹脂、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体、アクリル樹脂、熱可塑
性ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、アイオノマー、
塩素化ポリオレフィン等の熱可塑性樹脂、或いは、フェ
ノール樹脂、ブロックイソシアネート硬化型ウレタン樹
脂等の熱硬化性樹脂等を1種又は2種以上の混合物とし
て用いる。
(又は塗液)をグラビア印刷(又はロールコート)等の
公知の印刷法(又は塗工法)等で形成すれば良い。接着
剤層6の厚さは特に制限は無いが、通常は1〜100μ
m程度である。なお、バインダー樹脂自体が、被転写体
との接着力が十分であり、且つ全面に形成されている場
合には、接着剤層は省略し得る。
するカードの製造方法について、図3乃至図6に基づい
て説明する。まず、図3に示すような、あらかじめ透明
保護層5上に筆記用領域を残して設けた印刷層4を有す
る熱転写シート8を用意する。そして、この熱転写シー
ト8の接着剤層6側を、図4に示すように、カード基材
2の表面に重ねる。
の支持体シート9上から熱圧を加えた後、図6に示すよ
うに、支持体シート9を離型剤層10により透明保護層
5から剥離して、カード基材2上に印刷層4と透明保護
層5を積層させる。
領域を有するカード1は、図1に示すように、熱転写シ
ート8の印刷層4が形成されていない領域に対応した転
写領域において、外部から印刷されていないカード基材
面の白色の無地を目視できる状態で形成される。したが
って、このカード基材上の印刷層が設けられていない領
域の透明保護層上に、追記情報としてカード使用者のサ
インなどを例えば油性の筆記具で書き込むことで、その
記入事項を明瞭に表示させることができる。更に、この
記入事項の改ざん防止として、図7に示すように、必要
に応じて改ざん防止用シール12を貼付させておくこと
が好ましい。
な筆記用領域を有するカードは、カード基材の全面を透
明保護層で覆っているので、カード表面の平滑性が失わ
れることがなく、また筆記用領域とその他の領域との間
に段差が生じないので、カードの表面に直接印字を行う
ダイレクト方式のCPプリントに対する適性もあり、ま
たサーマルヘッドへの悪影響などが無いなどの効果があ
る。特に、カード基材を白色とすることにより、筆記具
で記入した色がより明確に表示することができ好まし
い。
するカードの製造方法は、熱転写シートを作製する段階
で印刷層を設けない領域を任意に設定することで、追記
可能な筆記用領域を自由に定めることができるので、必
要に応じて種々の筆記用領域の熱転写シートを作製し、
カード基材に転写することで、カード毎にそれぞれ異な
る領域に追記可能な筆記用領域を有するカードを簡単に
作製することができ精算効率が良いという効果がある。
に係る実施形態の斜視図である。
断面図である。
カード基材に重ねる前の状態を示す断面図である。
カード基材を重ねた状態を示す断面図である。
カード基材を重ね加熱加圧した後、熱転写用シートの支
持体シートだけを剥離した状態を示す断面図である。
の筆記用領域上に保護シートを貼付した状態を示す斜視
図である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 カード基材上に少なくとも印刷層と透明
保護層とを順次設けたカードにおいて、前記カード基材
上の一部に印刷層を設けない領域を設け、前記領域から
カード基材面が目視可能となるように形成したことを特
徴とする追記可能な筆記用領域を有するカード。 - 【請求項2】 前記カード基材が、白色を有しているこ
とを特徴とする請求項1記載の追記可能な筆記用領域を
有するカード。 - 【請求項3】 支持体シート上に剥離可能に設けた透明
保護層と、前記透明保護層上に筆記用領域を残して設け
た印刷層と、前記印刷層上に設けた接着剤層とからなる
熱転写シートを、前記熱転写シートの接着剤層表面が接
する状態でカード基材上に載置させた後、これに熱圧を
加えてカード基材上に前記透明保護層と前記印刷層とを
転写させることを特徴とする追記可能な筆記用領域を有
するカードの製造方法。
Priority Applications (1)
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- 2001-04-11 JP JP2001112940A patent/JP4826024B2/ja not_active Expired - Fee Related
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