JP2002306094A - 加工食品用品質改良剤組成物 - Google Patents

加工食品用品質改良剤組成物

Info

Publication number
JP2002306094A
JP2002306094A JP2001119345A JP2001119345A JP2002306094A JP 2002306094 A JP2002306094 A JP 2002306094A JP 2001119345 A JP2001119345 A JP 2001119345A JP 2001119345 A JP2001119345 A JP 2001119345A JP 2002306094 A JP2002306094 A JP 2002306094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glucan
processed food
extracted
present
quality improving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001119345A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazufumi Tsubaki
和文 椿
Hiroshi Sugiyama
宏 杉山
Yoshikazu Shoji
義和 東海林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adeka Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Denka Kogyo KK filed Critical Asahi Denka Kogyo KK
Priority to JP2001119345A priority Critical patent/JP2002306094A/ja
Priority to DE60219600T priority patent/DE60219600T2/de
Priority to AU2002233639A priority patent/AU2002233639B2/en
Priority to DK02700585T priority patent/DK1361264T3/da
Priority to NZ521894A priority patent/NZ521894A/en
Priority to CN02800308A priority patent/CN1457357A/zh
Priority to EP02700585A priority patent/EP1361264B1/en
Priority to US10/257,247 priority patent/US20030165604A1/en
Priority to PCT/JP2002/001264 priority patent/WO2002064714A1/ja
Publication of JP2002306094A publication Critical patent/JP2002306094A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Noodles (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • Grain Derivatives (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 経時変化や、冷凍、解凍、電子レンジ調
理等による食味、食感、外観の低下を防ぎ、優れた健康
機能性を、澱粉を主成分とする加工食品に付与できる品
質改良剤組成物を提供すること。 【解決手段】 本発明は、イネ科植物から抽出された
βグルカンを含有することを特徴とする、澱粉を主成分
とする加工食品の品質改良剤組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、澱粉を主成分とす
る加工食品の品質改良剤組成物に関する。詳しくは、イ
ネ科植物から抽出されたβグルカンを含有することを特
徴とする、澱粉を主成分とする加工食品の品質改良剤組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、うどん、蕎麦、スパゲティ等の麺
類、あんまん、肉まん等の饅頭、コロッケ、カツ等の揚
げ物、米飯、餅、ドリア等の米加工品等、澱粉を主成分
とする加工食品が提供されている。これら加工食品は、
栄養価のみならず、その風味や食感、外観等が重要であ
る。特に、時間の経過とともに、水分が失われ、シット
リ感が失われたり、パサツキ感を生じたり、表面の硬
化、ひび割れ等の外観の変化が生じるなどの問題があ
る。
【0003】また加工食品が、冷凍食品や、電子レンジ
調理食品の場合、冷凍、解凍、調理、加温時に、水の分
離や、パサツキ、乾燥、ひび割れ、しわ、食感や風味の
低下等が生じる問題がある。
【0004】また、これら加工食品は、その製造工程に
おいても、生地等の調整や成形などの作業性改善や、生
地の軟化あるいは硬化の調整のための改良剤が必要とさ
れている。
【0005】上記課題の解決のために、従来各種の添加
剤が使用されてきた。例えば、ポリグリセリン脂肪酸エ
ステル、脂肪酸モノグリセライド、レシチンなどの乳化
剤、グルテンネットワークの強化に働く酸化剤、グルテ
ンネットワークの改質に役立つαアミラーゼやプロテア
ーゼなどの酵素類、あるいは上記成分を含んだ油脂、ソ
ルビット、トレハロースなどの糖類、キサンタンガムや
ペクチンなどの増粘多糖類、α化加工デンプンなど、各
種食品添加物が使用されてきたが、その効果は不充分で
あり満足のいくものはなかった。
【0006】一方、最近では、消費者は、製品に対し
て、食味食感が良好で「美味しい」ことはもちろんのこ
と、安全性に対する関心は高く、合成添加物を敬遠し、
天然物指向が顕在化している。
【0007】また、食事の西欧化や高齢化の進展によっ
て、生活習慣病の罹患率が増加しており、消費者が自身
の健康へ配慮し、生体調節機能性が付与された食品を積
極的に摂取しようとの意識が浸透しつつある。
【0008】このような状況の中で、食味食感や風味発
現の低下につながる上記に挙げた従来の添加物の利用、
特に合成乳化剤の使用量を低減し、なるべく天然物のみ
を使用することで、澱粉を主成分とする加工食品にかか
かわる上記課題を改善する方法や、そのような天然物を
中心とした添加剤の開発が強く望まれている。また、健
康機能性が従来の食品よりも高められた加工食品に対す
るニーズも高まっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、経時変化や、冷凍、解凍、電子レンジ調理時等の食
味、食感、外観の低下を防ぎ、優れた食味、食感を与
え、製造時の作業性を向上し、さらに優れた健康機能性
を有する、澱粉を主成分とする加工食品の品質改良剤組
成物及び該品質改良剤組成物を用いた加工食品を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
を重ねた結果、イネ科植物から抽出されたβグルカンに
着目した。イネ科植物から抽出されたβグルカンは、1
−2−β−D−グルコピラノース結合、1−3−β−D
−グルコピラノース結合、1−4−β−D−グルコピラ
ノース結合及び1−6−β−D−グルコピラノース結合
のうちの少なくとも2種類以上の結合を有するβグルカ
ンであり(以下、本発明ではこれを抽出βグルカンと言
う)、該βグルカンは、近年その優れた生体調節機能
性、例えば、脂質代謝改善作用・整腸作用・血糖値上昇
抑制等が解析され、利用が注目されている素材である。
このような素材を加工食品にて広く利用することは、加
工食品の機能性増強(高付加価値化)に寄与するのみな
らず、広く国民の健康維持への貢献が期待され、きわめ
て有意義なことである。
【0011】本発明者らは、更に検討を進めた結果、抽
出βグルカンが、健康機能性はもとより、澱粉を主成分
とする加工食品に対して、同様の吸水力アップ機能を有
する増粘多糖類に比較して食味食感が非常に優れている
こと、乳化剤や酸化剤に起因した風味の低下を抑制する
こと、従来使用している品質改良剤の添加量を低減して
も改良効果が保持され、食味食感の向上が図れること、
製造時の作業性が良いこと、冷凍、解凍、電子レンジ調
理時等の食味、食感、外観の低下、離水等を防ぐ、など
の優れた品質改良効果を発現することを見出し本発明に
至った。
【0012】すなわち本発明は、1−2−β−D−グル
コピラノース結合、1−3−β−D−グルコピラノース
結合、1−4−β−D−グルコピラノース結合及び1−
6−β−D−グルコピラノース結合のうちの少なくとも
2種類以上の結合を有する、イネ科植物から抽出された
βグルカンを含有することを特徴とする、澱粉を主成分
とする加工食品の品質改良剤組成物を提供するものであ
る。
【0013】また本発明は、βグルカンが、1−3−β
−D−グルコピラノース結合及び1−4−β−D−グル
コピラノース結合を有するものである前記品質改良剤組
成物を提供するものである。
【0014】また本発明は、イネ科植物が、大麦又はオ
ーツ麦である前記品質改良剤組成物を提供するものであ
る。
【0015】また本発明は、加工食品が、麺類、饅頭、
揚げ物又は米加工品である前記品質改良剤組成物を提供
するものである。
【0016】また本発明は、加工食品が、冷凍食品であ
る前記品質改良剤組成物を提供するものである。
【0017】また本発明は、加工食品が、電子レンジで
調理又は加温される食品である前記品質改良剤組成物を
提供するものである。
【0018】また本発明は、前記品質改良剤組成物を含
有する、澱粉を主成分とする加工食品を提供するもので
ある。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の、澱粉を主成分とする加
工食品の品質改良剤組成物には、「1−2−β−D−グ
ルコピラノース結合、1−3−β−D−グルコピラノー
ス結合、1−4−β−D−グルコピラノース結合及び1
−6−β−D−グルコピラノース結合のうちの少なくと
も2種類以上の結合を有する、イネ科植物から抽出され
たβグルカン(抽出βグルカン)」が用いられる。該抽
出βグルカンは、その抽出方法に特に制限はなく、抽出
原料となるイネ科植物に、抽出溶媒を添加し抽出すれば
よい。また、固液分離された場合の抽出液そのもの、あ
るいは、抽出液より公知の方法で抽出されたβグルカン
を濃縮した液体や固体状のもの、あるいは、抽出液より
公知の方法で精製し純度を上げた液体や固体状のものな
ど、何れの製造方法で得たものでも、何れの形態のもの
でも、何れの純度のものでも使用可能である。もちろん
βグルカン以外の抽出された成分が混合していてもなん
ら問題はない。
【0020】上記抽出βグルカンを得るためのイネ科植
物の例としては、米類・小麦類・トウモロコシ類、モロ
コシ類、ヒエ類、アワ類、キビ類、大麦類、オーツ麦類
(カラス麦類)、ライ麦類等の穀類を挙げることができ
る。抽出には、植物全体を原料とすることができるが、
βグルカンの含有量の比較的高い種子を用いるのが好ま
しい。また、全体を粉砕したもの(全粒粉)をはじめ、
穀類の精製工程で得られる糠、フスマ、麦芽、胚芽、胚
乳部位の何れを用いてもよい。好ましくは大麦類やオー
ツ麦類の全粒粉や穀粒を外周部より搗精した胚乳部分や
その際発生する糠、米糠、小麦やトウモロコシ類のフス
マや胚芽等であり、さらに好ましくは大麦類やオーツ麦
類の全粒粉や穀粒を外周部より搗精した胚乳部分やその
際発生する糠である。
【0021】上記抽出βグルカンは、1−2−β−D−
グルコピラノース結合、1−3−β−D−グルコピラノ
ース結合、1−4−β−D−グルコピラノース結合及び
1−6−β−D−グルコピラノース結合のうちの少なく
とも2種類以上の結合を有するβグルカンであり、1−
3−β−D−グルコピラノース結合及び1−4−β−D
−グルコピラノース結合を有するβグルカンを含有する
ことが好ましい。
【0022】上記抽出βグルカンのイネ科植物からの抽
出方法を説明すると、本発明で用いられるβグルカン
は、水溶性高分子であるので水溶液として溶解させるこ
とができ、例えばイネ科植物の穀類粉末に水、温水、熱
水あるいは塩溶液、さらには酸・アルカリ性の水溶液、
有機溶媒などを用いて、対粉2〜100倍量の溶媒にて
任意の時間・任意の温度で抽出することができる。さら
に抽出液を固液分離してβグルカンを得ることができ
る。なかでも、水、温水または熱水で抽出されたβグル
カンが好ましく、温度80℃以下4℃以上の温水で抽出
されたβグルカンがより好ましい。さらに抽出時に抽出
促進剤などを加えてもよい。
【0023】上記抽出方法としては具体的には、例えば
大麦から高分子量のβグルカンを得る方法としては、多
ろう質大麦を原料とし、水抽出により製造する方法(特
公平4−11197号公報)、大麦、オーツ麦を原料と
して、アルカリ抽出、中和、アルコール沈殿により、重
量平均分子量10万〜100万のβグルカンを得る方法
(特公平6−83652号公報)、搗精歩留まり82%
以下の大麦糠類を原料として、80〜90℃の熱水にて
βグルカンを抽出する方法(特開平11−225706
号公報)などが知られている。これらの抽出方法で得ら
れたβグルカンをさらに公知の方法で低分子化βグルカ
ンとすることができる。低分子化の方法としては、公知
である多糖類の加水分解反応の何れもが利用可能であ
る。例えば、水溶性多糖類は、酸存在下に加圧加熱によ
り加水分解することが知られており、これを利用して低
分子化することができる。また、酵素による加水分解反
応を利用した低分子化も有効で、酵素としては、1−3
−βグルカナーゼなどを用いることができる。また、W
O98/13056号公報、特願2000−28792
0号等の方法により、原料穀物から直接抽出して得るこ
ともできる。また、特願2000−295660号に記
載の抽出促進剤などを使用してもよい。
【0024】本発明に用いられる抽出βグルカンは高分
子体で、いずれの重量平均分子量を持つβグルカンも使
用可能であるが、分子量の低下とともに、水への溶解性
や分散性が向上し、適度な粘性を有し、食味食感の低下
がなくなる傾向があり、分子量300万以下、好ましく
は50万以下、さらに好ましくは10万以下のものがよ
い。抽出されたβグルカンは、公知の方法で低分子化し
てもよく、直接低分子量のβグルカンを抽出してもよ
い。
【0025】なお、イネ科植物から抽出し精製を行わ
ず、抽出液をそのまま、あるいは粉体化、固体化処理の
みを行なったものをそのまま使用する場合、該成分中の
βグルカンの純度は、高純度であればある程良いが、1
〜100%、好ましくは10〜100%、さらに好ましく
は20〜100%がよい。
【0026】本発明で用いられる上記抽出βグルカンの
含有量は、本発明の品質改良剤組成物中、0.1〜10
0重量%、好ましくは1〜95重量%、さらに好ましく
は10〜95重量%である。
【0027】本発明の品質改良剤組成物に配合できる他
の成分としては、水、乳化剤、酸化剤、酵素、糖質、果
糖もしくは果糖を有する糖が挙げられる。
【0028】本発明に用いることのできる乳化剤の例を
挙げると、モノグリセリン脂肪酸エステル、ジアセチル
酒石酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルから選ばれる少
なくとも1種類以上が好ましく、より好ましくは、ジア
セチル酒石酸モノグリセリド、ジアセチル酒石酸ジグリ
セリド等のジアセチル酒石酸エステルである。その他、
乳化剤の例をあげると、例えば、レシチン、ソルビタン
脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステ
ル、シュガーエステル等が挙げられる。乳化剤の含有量
は抽出βグルカン100重量部に対して1〜300重量
部であるのがよく、また本発明の品質改良剤組成物を、
澱粉を主成分とする加工食品に使用した場合に、該加工
食品に対して、上記乳化剤が、0.01〜5重量%、好
ましくは0.08〜1重量%となる量であるのがよい。
【0029】本発明に用いることのできる酸化剤の例を
挙げると、シスチン又はアスコルビン酸から選ばれる少
なくとも1種類以上が好ましく、より好ましくはアスコ
ルビン酸である。酸化剤の含有量は、抽出βグルカン1
00重量部に対して0.01〜15重量部であるのがよ
く、また本発明の品質改良剤組成物を、澱粉を主成分と
する加工食品に使用した場合に、該加工食品に対して、
上記酸化剤が、0.0001〜0.2重量%、好ましく
は0.0005〜0.1重量%となる量であるのがよ
い。
【0030】本発明に用いることのできる上記酵素の例
を挙げると、アミラーゼまたはヘミセルラーゼまたはプ
ロテアーゼまたはグルコアミラーゼから選ばれる少なく
とも1種類以上がもっとも好ましく、その他、酵素の例
をあげると、例えばリパーゼ、グルコースオキシター
ゼ、リポキシゲナーゼ、ラクターゼ、インベルターゼ、
ペントナーゼ、ペクチナーゼ、カタラーゼ、アスコルビ
ン酸オキシダーゼ、スルフィドリルオキシダーゼ、ヘキ
ソースオキシダーゼ、などがあげられる。酵素の添加量
は、酵素製剤の純度や酵素の種類によって異なるが、例
えば、市販の酵素製剤である場合、抽出βグルカン10
0重量部に対して0.01〜100重量部、好ましくは
0.05〜30重量部であるのがよい。
【0031】本発明に用いることのできる上記糖質の例
を挙げると、1−2−α−D−グルコピラノース結合、
1−3−α−D−グルコピラノース結合、1−4−α−
D−グルコピラノース結合及び1−6−α−D−グルコ
ピラノース結合のうちの1種類以上の結合を有する糖質
が挙げられ、1−4−αグルカンであるグリコーゲン、
1−6−αグルカンであるデキストラン、1−3,1−
6αグルカンであるムテン等が挙げられる。
【0032】本発明に用いることのできる上記果糖もし
くは果糖を有する糖の例を挙げると、精製果糖、蜂蜜、
異性化糖、梨やスイカなどの果汁などが挙げられる。
【0033】さらに上記で挙げた以外に、本発明の品質
改良剤組成物には、その他の成分として各種添加剤を添
加混合して使用することができる。その例を挙げると、
イースト、イーストフード、油脂、油脂乳化組成物(油
中水型乳化物、水中油型乳化物)、小麦グルテン、膨張
剤(炭酸水素アンモニウム、炭酸水素ナトリウム等)、
漂白剤(過硫酸アンモニウム)、アルコール・ポリアル
コール・塩類・酸・アルカリなどを含有した水溶液の
他、ゲル化剤、増粘剤、安定剤等の食品添加物や食品を
添加することも可能である。これらは食用であれば特に
限定されず、例えば、油脂では、米油、菜種油、大豆
油、綿実油、パーム油、パーム核油、ヤシ油、オリーブ
油、魚油、牛脂、豚脂、カカオ脂、あるいはそれらを必
要に応じ加工した硬化油、微水添油、異性化水添油、エ
ステル交換油、分別油またはこれらの2種以上の加工を
行った油、並びにこれらの油脂の2種以上を混合した油
脂等の何れも使用可能である。更に、これらの食用油脂
の乳化物(W/O乳化物、あるいはO/W乳化物、更に
は、O/W/O乳化物、W/O/Wの2重乳化物、また
はそれ以上の高次乳化構造のエマルジョンを含む)を使
用することができる。増粘剤・安定剤としては、例え
ば、プルラン、サイリウム、アラビアガム、ジェランガ
ム、グルコマンナン、グアーガム、キサンタンガム、タ
マリンドガム、カラギーナン、アルギン酸塩、ファーセ
ルラン、ローカストビーンガム、ペクチン、カードラ
ン、およびそれらの低分子化物、加工デンプン、α化デ
ンプン、結晶セルロース、ゼラチン、デキストリン、寒
天等が挙げられる。その他、ブドウ糖、麦芽糖、酵素糖
化水飴、乳糖、還元澱粉糖化物、異性化液糖、蔗糖結合
水飴、オリゴ糖、還元糖ポリデキストロース、ソルビト
ール、還元乳糖、トレハロース、キシロース、キシリト
ール、マルチトール、エリスリトール、マンニトール、
フラクトオリゴ糖、大豆オリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、
乳果オリゴ糖、ラフィノース、ラクチュロース、パラチ
ノースオリゴ糖、ステビア、アスパルテーム等の糖類、
リン酸塩(ヘキサメタリン酸、第2リン酸、第1リン
酸)、クエン酸のアルカリ金属塩(カリウム、ナトリウ
ム等)等の安定剤、α−ラクトアルブミンやβ−ラクト
グロブリン、血清アルブミン等のホエイ蛋白質、カゼイ
ン、その他の乳蛋白質、低密度リポ蛋白質、高密度リポ
蛋白質、ホスビチン、リベチン、リン糖蛋白質、オボア
ルブミン、コンアルブミン、オボムコイド等の卵蛋白
質、グリアジン、グルテニン、プロラミン、グルテリン
等の小麦蛋白質、その他動物性及び植物性蛋白質等の蛋
白質、蛋白質と多糖の複合体、食塩、岩塩、海塩、塩化
カリウム等の無機塩類、酢酸、乳酸、グルコン酸等の酸
味料、β―カロチン、カラメル、紅麹色素等の着色料、
トコフェロール、茶抽出物等の酸化防止剤、全卵、卵
黄、卵白、酵素処理卵等の卵類、大豆粉末等の豆類、
水、着香料、乳製品、調味料、pH調整剤、食品保存
料、日持ち向上剤、果実、果汁、コーヒー、ナッツペー
スト、香辛料、カカオマス、ココアパウダーを含有させ
てもよい。これら上記に挙げた添加物の2種以上の併用
も可能である。本発明の品質改良剤組成物へのこれら添
加剤の添加量は特に限定されず、一般的な量であること
ができ、本発明の組成物中、例えば、0.01〜90重
量%である。
【0034】本発明の品質改良剤組成物の調製にあたっ
ては、抽出βグルカンを必須成分として、さらに必要に
応じて、水、乳化剤、酸化剤、酵素、糖質、果糖もしく
は果糖を含む糖、その他の添加剤などの原料を任意の方
法で、任意の順番で添加混合することができ、本発明の
品質改良剤組成物を得ることができる。また、澱粉を主
成分とする加工食品中に、もともと上記成分が含まれて
いてもかまわない。
【0035】具体的な調整例を挙げると、例えば、食用
油脂を賦形剤として配合する場合、油脂や乳化物の混合
や調製に通常使用する各種の混合・混練・攪拌機を用い
ることができる。例えば、プロペラ型攪拌機、往復回転
型攪拌機、オリフィス混合機、かい型攪拌機、撹拌型乳
化機(ホモミキサー)、カッターミキサー、コニーダ
ー、コンチェ機、サイレントカッター、ジェットミキサ
ー、真空攪拌機、スクリュー型混合機、スタティックミ
キサー、カッティングミキサー、超音波乳化機、ニーダ
ー、ロール、ハイドロッシャー、パイプラインミキサ
ー、ユニバーサルミキサー、ピン・マシン、ホモジナイ
ザー(高圧均質機)、ボールカッター、リボンミキサー
などを挙げることできる。好ましくは撹拌型乳化機(ホ
モミキサー)および、または、ホモジナイザー(高圧均
質機)を使用するのが好ましい。
【0036】本発明の品質改良剤組成物は上記方法で混
合撹拌後、そのまま保存もしくは乳化物としても良く、
更には、急冷可塑化させてもよい。この場合、ポテータ
ー、コンビネーター、パーフェクター、コンプレクタ
ー、オンレーターなどが使用できるが、品温10℃以下
でピン・マシンを使用するのが好ましい。また、反対に
油脂を乳化、ポテーター、コンビネーター、パーフェク
ター、コンプレクター、オンレーターなどの急冷可塑化
装置を使用した後、抽出βグルカン、あるいは抽出βグ
ルカンとその他の成分を添加し、上記いずれかの方法で
品質改良剤組成物を調製してもよい。
【0037】また、本発明の品質改良剤組成物は上記方
法で混合撹拌後、スプレイドライ法、フォームマットド
ライ法、凍結乾燥法、熱風乾燥、電磁波(高周波、マイ
クロ波、遠赤外線)ドラムドライ法、ベルトドライ法な
どによって粉末化し、本発明の品質改良剤組成物とする
ことができる。また、各成分をそれぞれ、上記の方法で
乾燥後、粉体混合機、マイクロスピードミキサー、ハン
マーミル、ターボミル等により混合して、本発明の品質
改良剤組成物とすることができる。
【0038】本発明の品質改良剤組成物は、抽出βグル
カンが、澱粉を主成分とする加工食品に対して、0.0
5〜30重量%となる範囲で使用されるのが好ましい。
この場合、本発明の品質改良剤組成物の構成成分を、加
工食品中に一度に添加しても、ひとつずつ添加してもよ
く、その添加時期は問わない。また生地中に含まれてい
てもよい。さらに加工食品の表面に、水溶液または油脂
との乳化状態にした本発明の品質改良剤組成物を塗布し
てもかまわない。
【0039】本発明の品質改良剤組成物を使用できる、
澱粉を主成分とする加工食品とは、米、小麦、トウモロ
コシ、馬鈴薯、キャッサバ、タロイモなどの由来の澱粉
を成分として含んでいればよく、その例を挙げると、う
どん、そば、ラーメン、焼きそば、焼きうどん、スパゲ
ティ等の麺類、ドリア、ピラフ、牛丼、天丼、親子丼、
カレー等の米飯類、せんべい、あられ、餅等の米加工
品、コロッケ、カツ、天ぷら等の揚げ物または、その衣
やバッター、あんまん、肉まん、中華まん等の饅頭類、
シューマイ、餃子、春巻、点心等の中華料理、お好み焼
き、もんじゃ焼き、たこ焼き等の粉物類等が挙げられ
る。さらに上記であげた加工食品の冷凍食品、電子レン
ジ調理食品等への使用が好ましい。もちろん電子レンジ
での加熱、解凍を行なう食品への使用も好ましい。
【0040】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に具体的に
説明するが、これらは本発明の範囲を限定するものでは
ない。なお、「部」は特記しない限り全て「重量部」を
示し、「%」は特記しない限り「重量%」を示す。
【0041】〔試験例1〕(βグルカン含有量の測定) βグルカンの分析は、メガザイム社のβグルカン測定キ
ットを用いて、McCleary法(酵素法)にて行っ
た。まず、測定サンプルが粉体の場合、500μm(3
0メッシュ)のふるいにかけ、水分含量を測定し、その
100mgを17mlチューブに取り、50%エタノー
ル溶液を200μl加え、分散させた。次に4mlの2
0mMリン酸緩衝液(pH6.5)を加え、よく混合し
た後、煮沸した湯浴中にて1分間加温した。よく混合
し、更に2分間、湯浴中で加熱した。50℃に冷却後、
5分間放置してから、各チューブにリケナーゼ酵素溶液
(キットに付属するバイアルを20mlの20mMリン
酸緩衝液で希釈、残量は凍結保存)の200μl(10
U)を加え、1時間、50℃にて反応させた。チューブ
に200mM酢酸緩衝液(pH4.0)を、5ml加え
て、静かに混合した。室温に5分間放置し、遠心分離に
て上清を得た。100μlを3本のチューブに取り、1
本には100μlの50mM酢酸緩衝液(pH4.0)
を、他の2本には100μl(0.2U)のβグルコシ
ターゼ溶液(キットに付属するバイアルを20mlの5
0mM酢酸緩衝液で希釈、残量は凍結保存)を加え、5
0℃にて10分間、反応させた。3mlのグルコースオ
キシターゼ/ベルオキシターゼ溶液を加えて、50℃に
て20分間反応させ、各サンプルの510nmにおける
吸光度(EA)を測定した。βグルカン含有量は、次式
により求めた。 βglucan(%,W/W)=(EA)×(F/W)
×8.46 F=(100)/(グルコース100μgの吸光度) W=算出された無水物重量(mg) また、測定サンプルがβグルカンを抽出した抽出液(液
体)の場合は、以下のように抽出物(固体あるいは粉
末)としてから含有量を測定した。すなわち、βグルカ
ン抽出液に2倍量のエタノールを添加しよく混合してか
ら遠心分離にて沈殿を回収し、よく乾燥させ粉砕し、β
グルカン抽出物(固体)とした。βグルカン抽出物は、
水分含有量を測定後、メガザイム社のβグルカン測定キ
ットを用いて、McCleary法(酵素法)にて分析
した。各沈殿サンプル50mgを17mlチューブに取
り、50%エタノール溶液を200μl加え、分散させ
た。その後は上記と同様に測定した。
【0042】〔試験例2〕(分子量の測定) 抽出物の分子量測定は、以下の通りとした。すなわち、
抽出物の5mgをチューブに取り、0.5mlの蒸留水
を加えて、沸騰水中で溶解させた。0.22μmのフィ
ルターを通してHPLC用のサンプルとした。分離には
HPLCゲル濾過カラムであるShodexのパックド
カラムKS−805(昭和電工社製)を用い、流速0.
6ml/min.、温度50℃、検出にはRI検出器、
分離溶媒は水で実施した。分子量マーカーとしてはSh
odexプルラン標準液P−82(昭和電工社製)を用
いて測定した。抽出βグルカンが抽出液(液体)の場合
は、まず、2倍量のエタノールを加え、−20℃に冷却
して1時間、放置し、沈殿を得た。得られた沈殿の5m
gをチューブに取り、以下、抽出物の場合と同様に操作
して、分子量を測定した。
【0043】〔βグルカン原料及び抽出促進剤の製造
例〕もち性裸大麦を研削式搗精機により削り、歩留まり
82%まで精麦した。このとき発生した糠を糠―1とし
た。歩留まり82%まで精麦した大麦は、さらに研削式
搗精機により削り、歩留まり55%まで精麦した。この
とき発生した糠を粉砕物−1とした。容器(50L)に
水道水20Lを加え、撹拌しながら、15℃に調温し
た。これに糠―1の6kgを加え、2時間撹拌抽出し、
連続遠心機にて固液分離後、上清を凍結乾燥し、抽出促
進剤450gを得た。
【0044】〔βグルカンの抽出例〕容器(70L)に
水道水30Lを加え、撹拌しながら、上記抽出促進剤を
150g加え、溶解後、上記粉砕物―1の7.5kgを
加えた。2時間、50℃で撹拌抽出してから連続遠心機
にて固液分離後、上清を得た。得られた上清を煮沸し、
冷却後に15Lのわずかに粘調なβグルカン液を得た。
得られたβグルカン液に2倍量のエタノールを加えて沈
殿を回収、乾燥させて、抽出βグルカン460gを得
た。試験例1に従い分析の結果、βグルカンの純度は9
1%であった。試験例2に従い分析の結果、抽出物は、
分子量20万〜1万に検出され、最大ピークは、分子量
4万であった。なお、試験例1の方法で最大ピークがβ
グルカンであることを確認した。
【0045】実施例1うどんの製造例 市販の小麦粉(日本製粉製:中力粉)1kgに抽出βグ
ルカン20g、6重量%食塩水330mlを加えて混合
し、うどん生地を作り、更にこの生地を厚さ2mm、幅
3mmに製麺した。この生麺を100℃の湯で5分間茹
で上げうどんを作った。抽出βグルカンを添加しないも
のを比較品とした。本発明のうどんは、比較品と比べ
て、ツヤとコシがあり食味、食感、外観に優れていた。
【0046】実施例2天ぷらの製造例−1 市販の小麦粉(日本製粉製:薄力粉)100g、鶏卵1
個、抽出βグルカン3g及び水120gを軽く混ぜて衣
を作成し、この衣を、頭と背わたを除いたクルマエビに
付けて天ぷらを揚げた。抽出βグルカンを添加しないも
のを比較品とした。本発明の天ぷらは、比較品と比べて
揚げ色、食味、食感に優れていた。
【0047】実施例3天ぷらの製造例−2 市販の薄力粉(日本製粉製)100g、鶏卵1個、抽出
βグルカン3g及び水120gを軽く混ぜて衣を作成
し、この衣を頭と背わたを除いたクルマエビにからませ
たものを−20℃で急速冷凍した。こうして油揚調理用
に調製した冷凍エビ天ぷらを−18℃で1週間保存した
後、油揚げ調理した。抽出βグルカンを添加しないもの
を比較品とした。本発明の天ぷらは、比較品と比べて揚
げ色、食味、食感に優れていた。
【0048】実施例4お好み焼きの製造例 市販の薄力粉(日本製粉製)150g、水3/4カッ
プ、抽出βグルカン5g及び食塩少々を入れ、よく混ぜ
合わせた後、これに鶏卵1個を混合して生地を調製し
た。この生地の一部をホットプレートの上で焼き、キャ
ベツ、長ねぎ、サクラエビ及び青のりをふりかけ、その
上に残りの生地をかけて、裏返して焼き、お好み焼きを
得た。抽出βグルカンを添加しないものを比較品とし
た。本発明のお好み焼きは焼き色、食味、食感に優れて
いた。
【0049】実施例5冷凍カニクリームコロッケの製造例−1 火に鍋をかけ、鍋に薄力小麦粉70部、有塩バター70
部、玉ねぎ80部を入れて炒めた。火を止めた後、これ
に牛乳360部を加えた。再び火にかけ、良く攪拌して
ホワイトソースを作った。このホワイトソースを500
重量部、カニ缶100重量部を混合して、具を作った。
1個50gで整型し、薄力小麦粉を付けた後、卵、抽出
βグルカンを5%配合したパン粉を付け、これを−30
℃で急速冷凍した。その後、−20℃で保存した。上記
の冷凍カニクリームコロッケを1か月間保存後、取り出
し、解凍して、180℃に加熱したサラダ油で2分30
秒間揚げた後、ペーパータオルで油を切り、カニクリー
ムコロッケを作った。抽出βグルカンを使用しないもの
を比較品とした。本発明のカニクリームコロッケは比較
品と比べて、食味、食感に優れていた。
【0050】実施例6冷凍カニクリームコロッケの製造例−2 火に鍋をかけ、鍋に薄力小麦粉70部、有塩バター70
部、玉ねぎ80部を入れて炒めた。火を止めた後、これ
に牛乳360部を加えた。再び火にかけ、良く攪拌して
ホワイトソースを作った。このホワイトソースを500
重量部、カニ缶100重量部を混合して、具を作った。
1個50gで整型し、薄力小麦粉を付けた後、卵、抽出
βグルカンを5%配合したパン粉を付け、180℃に加
熱したサラダ油で2分30秒間揚げた後、急速凍結を行
ない、−20℃とした。抽出βグルカンを使用しないも
のを比較品とした。この冷凍コロッケを1か月間保存
後、電子レンジ(500W)で1分間加熱調理した。本
発明のカニクリームコロッケは比較品と比べて、サクサ
ク感があり、水っぽくなく、外観、風味、食感ともに優
れていた。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、経時変化や、冷凍、解
凍、電子レンジ調理時等の食味、食感、外観の低下を防
ぎ、優れた食味、食感を与え、製造時の作業性を向上
し、さらに優れた健康機能性を有する、澱粉を主成分と
する加工食品の品質改良剤組成物及び該品質改良剤組成
物を用いた加工食品を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A23L 1/48 A23L 1/48 4B046 Fターム(参考) 4B014 GG01 GK12 GL11 4B023 LK08 4B035 LC12 LE18 LG20 LG34 LK19 4B036 LC04 LC05 LF13 LF14 LH11 LH12 LH22 LK06 4B041 LC03 LD03 LH02 LH09 LK11 LK23 4B046 LA02 LC02 LG16 LG18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1−2−β−D−グルコピラノース結合、
    1−3−β−D−グルコピラノース結合、1−4−β−
    D−グルコピラノース結合及び1−6−β−D−グルコ
    ピラノース結合のうちの少なくとも2種類以上の結合を
    有する、イネ科植物から抽出されたβグルカンを含有す
    ることを特徴とする、澱粉を主成分とする加工食品の品
    質改良剤組成物。
  2. 【請求項2】βグルカンが、1−3−β−D−グルコピ
    ラノース結合及び1−4−β−D−グルコピラノース結
    合を有するものである請求項1記載の品質改良剤組成
    物。
  3. 【請求項3】イネ科植物が、大麦又はオーツ麦である請
    求項1又は2記載の品質改良剤組成物。
  4. 【請求項4】加工食品が、麺類、饅頭、揚げ物又は米加
    工品である請求項1〜3の何れかに記載の品質改良剤組
    成物。
  5. 【請求項5】加工食品が、冷凍食品である請求項1〜4
    の何れかに記載の品質改良剤組成物。
  6. 【請求項6】加工食品が、電子レンジで調理又は加温さ
    れる食品である請求項1〜5の何れかに記載の品質改良
    剤組成物。
  7. 【請求項7】請求項1〜6記載の品質改良剤組成物を含
    有する、澱粉を主成分とする加工食品。
JP2001119345A 2001-02-15 2001-04-18 加工食品用品質改良剤組成物 Pending JP2002306094A (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001119345A JP2002306094A (ja) 2001-04-18 2001-04-18 加工食品用品質改良剤組成物
DE60219600T DE60219600T2 (de) 2001-02-15 2002-02-14 PRODUKTE ENTHALTEND G(b)-Glucan
AU2002233639A AU2002233639B2 (en) 2001-02-15 2002-02-14 Products containing $G(b)-glucan
DK02700585T DK1361264T3 (da) 2001-02-15 2002-02-14 Produkter indeholdende beta-glucaner
NZ521894A NZ521894A (en) 2001-02-15 2002-02-14 Products containing beta-glucan
CN02800308A CN1457357A (zh) 2001-02-15 2002-02-14 包含β-葡聚糖的制品
EP02700585A EP1361264B1 (en) 2001-02-15 2002-02-14 PRODUCTS CONTAINING G(b)-GLUCAN
US10/257,247 US20030165604A1 (en) 2001-02-15 2002-02-14 Products containing $g(b)-glucan
PCT/JP2002/001264 WO2002064714A1 (fr) 2001-02-15 2002-02-14 Produits contenant du $g(b)-glucane

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001119345A JP2002306094A (ja) 2001-04-18 2001-04-18 加工食品用品質改良剤組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002306094A true JP2002306094A (ja) 2002-10-22

Family

ID=18969580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001119345A Pending JP2002306094A (ja) 2001-02-15 2001-04-18 加工食品用品質改良剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002306094A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005013216A (ja) * 2003-03-07 2005-01-20 Standard Food Corp 非小麦穀物成分を含有する粉組成物、およびそれから製造されるヌードル
JP2006262745A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Adeka Corp 加工食品
JP2007049952A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Adeka Corp 麺線生地及びその製造方法
JP2007189990A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Riken Vitamin Co Ltd 春巻の皮および該皮を用いた揚げ春巻
JP2008212135A (ja) * 2007-02-10 2008-09-18 Nissin Food Prod Co Ltd 電子レンジ調理用の生タイプ即席麺の液体pH調整剤
JP2011244831A (ja) * 2011-08-19 2011-12-08 Adeka Corp βグルカンを含有する組成物
JP2011250748A (ja) * 2010-06-03 2011-12-15 Riken Vitamin Co Ltd 饅頭用品質改良剤
JP2012034582A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Sapporo Breweries Ltd シロップの製造方法
JP2015133956A (ja) * 2013-12-20 2015-07-27 株式会社サヌキフーズ β−グルカンを含有する油ちょう用衣材
JP5834114B1 (ja) * 2014-06-25 2015-12-16 日本食品化工株式会社 乳化剤および乳化食品
JP2017104021A (ja) * 2015-12-07 2017-06-15 昭和産業株式会社 麺類用生地、及び麺類の製造方法
JP2017225365A (ja) * 2016-06-21 2017-12-28 アサマ化成株式会社 果実生ペースト用保存剤、果実生ペーストの製造方法及び果実生ペースト
JP2019507591A (ja) * 2016-02-15 2019-03-22 アルケミ フードテック ピーティーイー. エルティーディー.Alchemy Foodtech Pte. Ltd. 血糖低減組成物

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005013216A (ja) * 2003-03-07 2005-01-20 Standard Food Corp 非小麦穀物成分を含有する粉組成物、およびそれから製造されるヌードル
JP4695339B2 (ja) * 2003-03-07 2011-06-08 佳格食品股▲分▼有限公司 非小麦穀物成分を含有する粉組成物、およびそれから製造されるヌードル
JP2006262745A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Adeka Corp 加工食品
JP4488941B2 (ja) * 2005-03-23 2010-06-23 株式会社Adeka 加工食品
JP2007049952A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Adeka Corp 麺線生地及びその製造方法
JP2007189990A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Riken Vitamin Co Ltd 春巻の皮および該皮を用いた揚げ春巻
JP4527668B2 (ja) * 2006-01-20 2010-08-18 理研ビタミン株式会社 春巻の皮および該皮を用いた揚げ春巻
JP2008212135A (ja) * 2007-02-10 2008-09-18 Nissin Food Prod Co Ltd 電子レンジ調理用の生タイプ即席麺の液体pH調整剤
JP4642802B2 (ja) * 2007-02-10 2011-03-02 日清食品ホールディングス株式会社 電子レンジ調理用の生タイプ即席麺の液体pH調整剤
JP2011250748A (ja) * 2010-06-03 2011-12-15 Riken Vitamin Co Ltd 饅頭用品質改良剤
JP2012034582A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Sapporo Breweries Ltd シロップの製造方法
JP2011244831A (ja) * 2011-08-19 2011-12-08 Adeka Corp βグルカンを含有する組成物
JP2015133956A (ja) * 2013-12-20 2015-07-27 株式会社サヌキフーズ β−グルカンを含有する油ちょう用衣材
JP5834114B1 (ja) * 2014-06-25 2015-12-16 日本食品化工株式会社 乳化剤および乳化食品
JP2016007588A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 日本食品化工株式会社 乳化剤および乳化食品
JP2017104021A (ja) * 2015-12-07 2017-06-15 昭和産業株式会社 麺類用生地、及び麺類の製造方法
JP2019507591A (ja) * 2016-02-15 2019-03-22 アルケミ フードテック ピーティーイー. エルティーディー.Alchemy Foodtech Pte. Ltd. 血糖低減組成物
JP7118004B2 (ja) 2016-02-15 2022-08-15 アルケミ フードテック ピーティーイー. エルティーディー. 血糖低減組成物
US11918021B2 (en) 2016-02-15 2024-03-05 Alchemy Foodtech Pte. Ltd. Glycemic reducing composition
JP2017225365A (ja) * 2016-06-21 2017-12-28 アサマ化成株式会社 果実生ペースト用保存剤、果実生ペーストの製造方法及び果実生ペースト

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5858423A (en) Chewing gum composition containing gliadin and transglutaminase
WO2002064714A1 (fr) Produits contenant du $g(b)-glucane
JP2017055662A (ja) 食品用組成物
JP2006223189A (ja) 食品用改良剤
JP7401984B2 (ja) 改質小麦粉
JP2002306094A (ja) 加工食品用品質改良剤組成物
CN106889150A (zh) 抑制餐后血糖值桃酥及其制备方法
WO2011004893A1 (ja) 粉末状大豆素材及びこれを用いた小麦粉製品
JP2014100091A (ja) 希少糖含有粉末
CN109688823A (zh) 具有降低的丙烯酰胺水平的熟食产品
TW202015533A (zh) 食品之製造方法
JP2938471B2 (ja) 水溶性食物繊維含有飲食品
JP4281364B2 (ja) 穀類加工食品の品質改良
JP7202092B2 (ja) 揚げ衣用組成物
JPH0223151B2 (ja)
JPH0424028B2 (ja)
JP2007014328A (ja) パン粉類似品を用いたノンフライ食品の製造方法
JP4688335B2 (ja) ベーカリー製品用生地
CN114745961A (zh) 油炸食品用混合物和使用了它的油炸食品的制造方法以及油炸食品的口感改良方法
JP3688447B2 (ja) マイクロ波加熱用のパン
JP7486288B2 (ja) 澱粉分解物、並びに該澱粉分解物を用いた飲食品用組成物、飲食品、コク付与剤、飲食品の製造方法、及びコク付与方法
JP2023064843A (ja) 穀物糖化液含有食品
JP6123728B2 (ja) 麺皮類および麺皮包餡食品
JP2003325097A (ja) 米粉生地焼成食品
JP2004016027A (ja) パン粉類似食品