JP2002304167A - 表示処理装置 - Google Patents

表示処理装置

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JP2002304167A JP2001107861A JP2001107861A JP2002304167A JP 2002304167 A JP2002304167 A JP 2002304167A JP 2001107861 A JP2001107861 A JP 2001107861A JP 2001107861 A JP2001107861 A JP 2001107861A JP 2002304167 A JP2002304167 A JP 2002304167A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示処理装置の表示設定量が極めて多いシス
テムの場合やOS(オペレーティングシステム)上でアプリ
ケーションが動作しており表示設定レジスタ変更の時間
が、他のタスクにより、アプリケーションからは予測不
能である場合やホストCPUから表示設定レジスタのア
クセスが表示設定レジスタに即座に反映しない内部構成
を備えたシステムの場合には、表示設定変更を一斉に行
うことを保証することができない。 【解決手段】 ホストCPU21が生成出力する各種表
示設定データを書き込み制御信号により一時保持するア
ドレス空間にマッピングされた複数の第1の表示設定レ
ジスタ24〜28と、複数の第1の表示設定レジスタの
出力を表示出力部が表示設定パラメータを参照する先で
ある複数の第2の表示設定レジスタ30〜34の入力に
接続し、第2の表示設定レジスタの書き込み制御タイミ
ングを、垂直同期信号45と、ホストCPU21が生成
出力する表示制御情報を一時保持する表示制御レジスタ
48の出力とにより生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ信号をデジ
タル処理する表示出力部をホストCPUで制御する表示
処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルビデオ信号を扱う表示出
力部を、ホストCPUを用いて中央演算処理方式で制御
することが行われている。
【0003】各種表示設定データをホストCPUで更新
する場合、表示出力部に入力される更新データは非表示
期間に行われる必要がある。非表示期間は、垂直同期信
号により識別可能である。
【0004】表示期間中に各種表示設定データを変更す
ると、表示出力部は即座に表示設定を反映するために、
ユーザーにとっては画質の劣化、もしくは画面のチラツ
キとなって認識されてしまう。この課題を解決する技術
としては、特開昭63−143590号公報および特許
番号2752082号公報に示されているデジタル信号
処理回路の制御装置がある。
【0005】特開昭63−143590号公報の技術は
次のように構成されている。表示出力部は、第1の表示
設定レジスタと第2の表示設定レジスタと表示処理回路
および第2の表示設定レジスタの更新許可を示すイネー
ブルビットを備え、ホストCPUは第1の表示設定レジ
スタの書き込みを行う場合にイネーブルビットをネゲー
トする。
【0006】次に表示設定の変更を第1の表示設定レジ
スタに順次行う。第1の表示設定レジスタへの表示設定
の書き込みが終了した時点でイネーブルビットをアサー
トする。
【0007】イネーブルビットがアサートされ垂直同期
信号が非表示期間を示した時点で、第2の表示設定レジ
スタは、第1の表示設定レジスタの出力をロードして表
示処理回路に出力する。
【0008】図18と図19は特許番号2752082
号公報の技術を示す。表示出力部には、第1の表示設定
レジスタとしてのフリップフロップ323〜325と第
2の表示設定レジスタとしてのフリップフロップ327
〜329と表示処理回路としてのデジタルビデオ信号処
理回路326を備え、ホストCPUとしてのマイクロコ
ンピュータ321は、表示設定を変更する場合には、垂
直同期信号を入力し、1垂直同期信号期間内に第1の表
示設定レジスタを更新する。
【0009】第2の表示設定レジスタの入力は、第1の
表示設定レジスタの出力に接続されており、第2の表示
設定レジスタは、垂直同期信号のタイミングで第1の表
示設定レジスタの出力をロードして表示処理回路に出力
する。
【0010】このように上記の何れの表示設定の制御方
式によっても、表示処理回路に入力される表示設定デー
タの変更は、垂直同期信号のタイミングで更新される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術には以下の問題がある。第1の問題として、ホ
ストCPUの表示設定データの生成および変更等の制御
に際し、垂直同期信号をホストCPUが割り込み入力も
しくは表示処理装置の垂直同期信号を反映したフラグへ
のポーリング等の手段により行うことが必須であるとい
う点である。
【0012】具体的には、特開昭63−143590号
公報に示される表示設定制御においては、垂直同期信号
が表示設定変更に関連づけられていないが、表示設定変
更を頻繁に行う必要がある表示処理装置においては、表
示設定変更をホストCPUが知ることができないため、
表示設定変更の終了を検出することなく、次の表示設定
変更を行い、1垂直同期信号から開始される1表示期間
に複数回の表示設定変更を行うことが生じ、最終回の表
示設定の変更のみ表示に反映するといったことが生じ
る。この問題を回避するために、ホストCPUが垂直同
期信号に同期した制御を行う必要がある。
【0013】第2の問題として、ホストCPUからの表
示設定データの変更のためのサイクルが、垂直同期信号
に対し同期して開始され、かつ非表示期間内に行われる
必要があるという問題である。
【0014】具体的には、特許番号2752082号公
報に示される表示設定制御において、ホストCPUは垂
直同期信号を割り込み信号として入力し、表示設定レジ
スタの更新データの準備および第1の表示設定レジスタ
へのライトアクセス開始を行うという実施例が示されて
いる。
【0015】しかしながら、図19の(b)’に示すよ
うに、ホストCPUからの表示設定データの変更のため
のアクセス中に垂直同期信号が遷移した場合には、変更
すべき表示設定データの一部が、未更新のまま表示期間
に入り、表示出力部からは更新途中の表示設定データと
変更済みの表示設定データの混在した表示出力が行われ
る。
【0016】これは、複数回の垂直同期信号遷移後に
は、全ての表示設定データが確定することで最終的には
正しく表示されるが、途中では画質劣化をやはり伴うこ
ととなる。
【0017】これに関しては、垂直同期信号を分周する
ことで表示設定変更期間の間隔を長くする方法が更に示
されている。しかしながら、デジタル信号処理の多様化
に伴い表示設定データとして、設定量が極めて多いシス
テムの場合やOS(オペレーティングシステム)上でアプ
リケーションが動作しており表示設定レジスタ変更の時
間が、他のタスクにより、アプリケーションからは予測
不能である場合やホストCPUから表示設定レジスタの
アクセスが表示設定レジスタに即座に反映しない内部構
成を備えたシステムの場合には、この制御方法では、表
示設定変更を一斉に行うことを保証することはできな
い。
【0018】この第1,第2の問題に共通して、ホスト
CPUが表示設定制御を行う場合には、垂直同期信号を
モニタする必要があるという課題があり、アプリケーシ
ョンソフトウェアプログラムの実行が、垂直同期信号に
より中断され、システムのパフォーマンスを劣化させる
という問題を生じる。
【0019】さらに、表示設定変更においては、一部更
新や、異なった表示設定データ変更の定期的な繰り返し
等があり、これらをホストCPUから表示出力部に毎回
設定する必要があり、ホストCPUが表示出力部の制御
のために消費するサイクルが増大しているという問題も
ある。
【0020】本発明は、表示設定の更新を一斉に行うこ
とが確実で、かつシステムのパフォーマンスを阻害する
ことなく表示設定と表示出力を一致させることが可能な
表示処理装置を提供することを目的とする。
【0021】更に、表示設定変更に係わるホストCPU
からの汎用性を高めることが可能な表示処理装置を提供
することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
表示処理装置は、ホストCPUとモニタの間に介装され
て表示設定データをホストCPUで更新する表示処理装
置であって、垂直同期信号に対し非同期に生成出力され
た各種表示設定データを書き込み制御信号により一時保
持するアドレス空間にマッピングされた第1の表示設定
レジスタと、アドレスアクセスに対し前記第1の表示設
定レジスタに対応する前記書き込み制御信号を生成する
デコーダと、前記第1の表示設定レジスタの出力を入力
し第1の制御信号に同期して保持データを更新する第2
の表示設定レジスタと、前記第2の表示設定レジスタの
出力に従ってビデオ表示信号のデジタル処理を行う表示
出力部と、垂直同期信号に対し非同期に生成出力された
表示設定起動フラグがセットされる表示設定起動フラグ
用レジスタとを備え、前記第1の制御信号を、垂直同期
信号と表示設定起動フラグ用レジスタの出力により生成
し、前記第2の表示設定レジスタの更新終了を前記ホス
トCPUへ通知する表示設定終了フラグ用レジスタを設
けたことを特徴とする。
【0023】本発明の請求項2記載の表示処理装置は、
ホストCPUとモニタの間に介装されて表示設定データ
をホストCPUで更新する表示処理装置であって、垂直
同期信号に対し非同期に生成された各種表示設定データ
を書き込み制御信号により一時保持するアドレス空間に
マッピングされた第1の表示設定レジスタおよび第2の
表示設定レジスタと、アドレスアクセスに対し前記複数
の第1,第2の表示設定レジスタに対応する前記書き込
み制御信号を生成するデコーダと、前記第1,第2の表
示設定レジスタの出力の一対とする入力より出力の選択
を切り換えるセレクタと、前記セレクタの出力に従って
ビデオ表示信号のデジタル処理を行う表示出力部とを設
け、前記セレクタの切り換えを制御するセレクタ選択信
号生成部を、垂直同期信号に対し非同期に生成出力され
た表示制御情報を一時保持する第1,第2のフィールド
を備えた表示制御レジスタと、前記第2のフィールドの
出力を第1のフィールドと垂直同期信号のタイミングで
保持するフリップフロップとで構成し、前記フリップフ
ロップの出力信号によって前記セレクタの切り換えを制
御し、前記デコーダから出力される書き込みストローブ
線で制御されて前記第1,第2のフィールドに格別に表
示設定制御データをセットするように構成したことを特
徴とする。
【0024】本発明の請求項3記載の表示処理装置は、
請求項1において、複数の前記第1の表示設定レジスタ
の出力を入力し第1の制御信号に同期して保持データを
更新する複数の前記第2の表示設定レジスタにそれぞれ
対応するフィールドを有する表示制御インデックスレジ
スタを備え、前記表示制御インデックスレジスタの出力
と前記垂直同期信号により前記複数の第2の表示設定レ
ジスタにそれぞれ対応する前記第1の制御信号を生成
し、前記第1の制御信号により前記第2の表示設定レジ
スタを更新するよう構成したことを特徴とする。
【0025】本発明の請求項4記載の表示処理装置は、
請求項2において、複数の前記セレクタにそれぞれ対応
するフィールドを有する表示制御インデックスレジスタ
を備え、前記表示制御インデックスレジスタの出力と前
記垂直同期信号より前記複数のセレクタにそれぞれ対応
する前記第1の制御信号を生成し、前記第1の制御信号
により前記セレクタは、前記第1の表示設定レジスタの
出力もしくは前記第2の表示設定レジスタの出力を選択
出力するよう構成したことを特徴とする。
【0026】本発明の請求項5記載の表示処理装置は、
ホストCPUとモニタの間に介装されて表示設定データ
をホストCPUで更新する表示処理装置であって、1ア
ドレスに割り付けられた第1の表示設定レジスタと第2
の表示設定レジスタのペアを複数有し、アドレスアクセ
スに対し複数の前記ペアに対応する複数の書き込み制御
信号を生成するデコーダと、外部より垂直同期信号に対
し非同期に生成出力された表示制御情報を一時保持する
表示制御レジスタと、前記第1の表示設定レジスタの出
力と前記第2の表示設定レジスタの出力が入力され表示
出力部に選択して出力する複数のセレクタとを備え、前
記第1,第2の表示設定レジスタは、ホストCPUが垂
直同期信号に対し非同期に生成する各種表示設定データ
を、第1の制御信号と前記書き込み制御信号により選択
保持し、前記セレクタは、第2の制御信号に同期して表
示出力部に前記第1の表示設定レジスタの出力と前記第
2の表示設定レジスタの出力を選択して出力し、前記第
1の制御信号および前記第2の制御信号を、前記垂直同
期信号と前記表示制御レジスタの出力により生成したこ
とを特徴とする。
【0027】本発明の請求項6記載の表示処理装置は、
請求項2,請求項4,請求項5において、前記複数のセ
レクタの入力切り換え情報を外部に通知する手段を備え
たことを特徴とする。
【0028】本発明の請求項7記載の表示処理装置は、
ホストCPUとモニタの間に介装されて表示設定データ
をホストCPUで更新する表示処理装置であって、外部
より垂直同期信号に対し非同期に生成出力された各種表
示設定データを書き込み制御信号により一時保持するア
ドレス空間にマッピングされた複数の第1の表示設定レ
ジスタと、外部より垂直同期信号に対し非同期に設定さ
れる、前記複数の第1の表示設定レジスタへのアクセス
終了を表す表示設定起動フラグがセットされる表示設定
起動フラグ用レジスタと、前記表示設定起動フラグと垂
直同期信号を用いてレジスタアクセスを実行するレジス
タ設定制御部と、前記レジスタ設定制御部によりデータ
更新され各種表示設定データを書き込み制御信号により
保持するアドレス空間にマッピングされた複数の第2の
表示設定レジスタと、アドレスアクセスに対し前記複数
の第2の表示設定レジスタに対応する複数の前記書き込
み制御信号を生成するデコーダと、前記第2の表示設定
レジスタの更新終了を表す表示設定終了フラグと、前記
複数の第2の表示設定レジスタの出力に従ってビデオ表
示信号のデジタル処理を行う表示出力部とを設け、前記
レジスタ設定制御部を、垂直同期期間中に前記複数の第
1の表示設定レジスタの内容を用いて前記複数の第2の
表示設定レジスタを更新するよう構成したことを特徴と
する。
【0029】本発明の請求項8記載の表示処理装置は、
ホストCPUとモニタの間に介装されて表示設定データ
をホストCPUで更新する表示処理装置であって、外部
より垂直同期信号に対し非同期に生成出力された各種表
示設定データを書き込み制御信号により一時保持するア
ドレス空間にマッピングされた複数の第1の表示設定レ
ジスタと、現在のフレームがフレーム数設定レジスタの
フレーム数かどうかを出力するフレーム数検出部と、外
部より垂直同期信号に対し非同期に設定される前記複数
の第1の表示設定レジスタへのアクセス終了を表す表示
設定起動フラグと垂直同期信号を用いてレジスタアクセ
スを実行するレジスタ設定制御部と、前記レジスタ設定
制御部によりデータ更新され各種表示設定データを書き
込み制御信号により保持するアドレス空間にマッピング
された複数の第2の表示設定レジスタと、アドレスアク
セスに対し前記複数の第2の表示設定レジスタに対応す
る複数の前記書き込み制御信号を生成するデコーダと、
前記第2の表示設定レジスタの更新終了を表す表示設定
終了フラグと、前記複数の第2の表示設定レジスタの出
力に従ってビデオ表示信号のデジタル処理を行う表示出
力部とを備え、前記フレーム数検出部には、外部より垂
直同期信号に対し非同期に設定される前記複数の第1の
表示設定レジスタの更新間隔を表すフレーム数設定レジ
スタと、垂直同期信号を用いてフレーム数をカウントす
るフレームカウンタと、前記フレーム数設定レジスタと
前記フレームカウンタの両出力を比較し現在のフレーム
がフレーム数設定レジスタのフレーム数かどうかを出力
する比較器を設け、 前記レジスタ設定制御部とフレー
ム数検出部を、前記レジスタ設定制御部が前記表示設定
起動フラグの設定に応じて前記フレームカウンタを初期
化し、前記フレームカウンタが前記フレーム数設定レジ
スタと一致してから表示終了フラグが設定されるまでフ
レーム数検出部が前記フレームカウンタを保持し垂直同
期信号をレジスタ設定制御部へ伝えるよう構成したこと
を特徴とする。
【0030】本発明の請求項9記載の表示処理装置は、
ホストCPUとモニタの間に介装されて表示設定データ
をホストCPUで更新する表示処理装置であって、外部
より垂直同期信号に対し非同期に生成出力された各種表
示設定データを書き込み制御信号により一時保持するア
ドレス空間にマッピングされた複数組の第1の表示設定
レジスタと、外部より垂直同期信号に対し非同期に設定
される前記複数の第1の表示設定レジスタへのアクセス
終了を表す表示設定起動フラグがセットされる表示設定
起動フラグ用レジスタと、外部より垂直同期信号に対し
非同期に設定される前記複数の第1の表示設定レジスタ
の何組目の複数の表示設定レジスタを使用するかを表す
表示設定選択レジスタと、前記表示設定起動フラグと垂
直同期信号を用いてレジスタアクセスを実行するレジス
タ設定制御部と、前記レジスタ設定制御部によりデータ
更新され各種表示設定データを書き込み制御信号により
保持するアドレス空間にマッピングされた第2の表示設
定レジスタと、アドレスアクセスに対し前記複数の第2
の表示設定レジスタに対応する複数の前記書き込み制御
信号を生成するデコーダと、前記複数の第2の表示設定
レジスタの出力に従ってビデオ表示信号のデジタル処理
を行う表示出力部とを備え、第1の表示設定レジスタ
が、前記第2の表示設定レジスタの内容を複数組だけ保
持でき、レジスタ設定制御部が、前記第1の表示設定レ
ジスタの中から、表示設定選択レジスタに設定されたデ
ータに応じた複数の表示設定レジスタの内容を用いて前
記第2の表示設定レジスタを更新するよう構成したこと
を特徴とする。
【0031】本発明の請求項10記載の表示処理装置
は、ホストCPUとモニタの間に介装されて表示設定デ
ータをホストCPUで更新する表示処理装置であって、
外部より垂直同期信号に対し非同期に生成出力された各
種表示設定データを書き込み制御信号により一時保持す
るアドレス空間にマッピングされた第1の表示設定レジ
スタと、外部より垂直同期信号に対し非同期に設定され
る前記第1の表示設定レジスタへのアクセス終了を表す
表示設定起動フラグがセットされる表示設定起動フラグ
用レジスタと、前記表示設定起動フラグと垂直同期信号
を用いてレジスタアクセスを実行するレジスタ設定制御
部と、前記レジスタ設定制御部および前記ホストCPU
が前記第1の表示設定レジスタへアクセスするためのデ
ータバスと、前記データバスのバス権を制御するデータ
バスアービターと、前記レジスタ設定制御部によりデー
タ更新され各種表示設定データを書き込み制御信号によ
り保持するアドレス空間にマッピングされた第2の表示
設定レジスタと、アドレスアクセスに対し前記第2の表
示設定レジスタに対応する複数の前記書き込み制御信号
を生成するデコーダと、前記第2の表示設定レジスタの
出力に従ってビデオ表示信号のデジタル処理を行う表示
出力部とを設け、前記データバスアービターを、垂直同
期期間中には前記レジスタ設定制御部のバス権の優先順
位を最優先に変更するよう構成したことを特徴とする。
【0032】本発明の請求項11記載の表示処理装置
は、ホストCPUとモニタの間に介装されて表示設定デ
ータをホストCPUで更新する表示処理装置であって、
1アドレスに割り付けられた第1の表示設定レジスタと
第2の表示設定レジスタのペアを複数有し、アドレスア
クセスに対し複数の前記ペアに対応する複数の書き込み
制御信号を生成するデコーダと、外部より垂直同期信号
に対し非同期に生成出力された表示制御情報を一時保持
する表示制御レジスタと、前記第1の表示設定レジスタ
の出力と前記第2の表示設定レジスタの出力が入力され
表示出力部に選択して出力する複数のセレクタとを備
え、前記第1,第2の表示設定レジスタは、ホストCP
Uが垂直同期信号に対し非同期に生成する各種表示設定
データを、前記垂直同期信号と前記表示制御レジスタの
出力により生成した制御信号と前記書き込み制御信号に
より選択保持し、前記セレクタは、前記垂直同期信号と
前記表示制御レジスタの出力により生成した制御信号に
同期して表示出力部に前記第1の表示設定レジスタの出
力と前記第2の表示設定レジスタの出力を選択して出力
し、前記ホストCPUによる前記第1,第2の表示設定
レジスタの何れを更新し前記セレクタによる前記第1,
第2の表示設定レジスタの何れを選択するかを排他的と
なるように構成したことを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
1〜図17に基づいて説明する。 (実施の形態1)図1と図2は本発明の(実施の形態
1)を示す。
【0034】図1は本発明の(実施の形態1)の表示処
理装置を示す。46はホストCPU21とモニタ47の
間に介装された表示処理装置で、次の構成手段で構成さ
れている。
【0035】22はデコーダ、23は第1の制御レジス
タ群、29は第2の制御レジスタ群、35はホストCP
U21からデコーダ22への制御データおよびアドレス
データ線、36はデコーダ22から第1の制御レジスタ
群への制御データ線、37〜41はデコーダ22から第
1の制御レジスタ群への書き込み制御信号、42は第1
の制御レジスタ群のレジスタ出力、43は第2の制御レ
ジスタ群のレジスタ出力、44は表示出力部、45は外
部から入力される垂直同期信号、48は表示設定起動フ
ラグ用レジスタ、49は第1の制御信号生成部で、ここ
では2入力のアンドゲートで構成されている。120は
遅延回路、121は表示設定終了フラグ用レジスタ、1
22はホストCPU21への割り込み制御信号である。
【0036】なお、第1の制御レジスタ群23は第1の
表示設定レジスタ24〜28で構成されている。第2の
制御レジスタ群29は第2の表示設定レジスタ30〜3
4で構成されている。
【0037】22aは書き込みストローブ線で、デコー
ダ22から出力されて表示設定起動フラグ用レジスタ4
8ならびに表示設定終了フラグ用レジスタ121へ接続
されている。
【0038】図2に示すタイミング図に従って表示処理
装置46の構成を説明する。図2において、(1)は垂
直同期信号45、(2)はホストCPU21のアクセス
状態、(3)〜(7)は第1の表示設定レジスタ24〜
28の保持データ、(8)は表示設定起動フラグ用レジ
スタ48の出力値、(9)は第2の表示設定レジスタ3
0〜34の保持データ、(10)は表示設定終了フラグ
用レジスタ121の出力値、(11)は割り込み制御信
号122の出力値、(12)は第1の制御信号生成部4
9の出力の第1の制御信号49aである。
【0039】ホストCPU21のアクセス状態を示して
いる(2)において、(A,a1)はアドレスAに割り
振られた表示設定レジスタにa1の表示設定データをC
PUライトすることを示している。A〜Eは、第1の表
示設定レジスタ24〜28が対応しており、(C0,
1)は、表示設定起動フラグ用レジスタ48にフラグを
セットすること、(C1,0)は表示設定終了フラグ用
レジスタ121のフラグをリセット(クリア)すること
を示している。
【0040】ホストCPU21は、ユーザーからの設定
変更要求もしくはアプリケーションからの表示設定変更
要求を検出すると、表示設定データを生成して制御デー
タおよびアドレスデータ線35を介して表示処理装置4
6に出力する。
【0041】表示処理装置46において、第1の表示設
定レジスタ24〜28に対してそれぞれアドレスが割り
付けられ、デコーダ22はホストCPU21からのアド
レスアクセスをデコードして対応する第1の表示設定レ
ジスタへの書き込み制御信号をアサートする。
【0042】ホストCPU21は、ユーザーおよびアプ
リケーションからの設定変更内容の解析および設定変更
データの生成を順次行う。この時点の第1の制御信号生
成部49は、垂直同期信号45とレジスタ48の表示設
定起動フラグ=0出力を用いて、ネゲート信号を第2の
表示設定レジスタ30〜34の書き込み制御信号に出力
するため、第2の表示設定レジスタの内容は、更新され
ない。
【0043】(A,a1)において、第1の表示設定レ
ジスタ24に表示設定データa1が(3)に示されるタイ
ミングでライトされる。以下、逐次的に、(B,b
1),(C,c1),(D,d1),(E,e1)のア
クセスが行われ、(4)から(7)のタイミングでライ
トされる。
【0044】(A,a1)から(E,e1)のアクセス
間に垂直同期信号が再度HIGHレベルに推移するが、
(8)に示すようにレジスタ48が表示設定起動フラグ
=0出力を行っているために、この垂直同期信号のタイ
ミングでは第2の制御レジスタ群29は更新されない。
【0045】ホストCPU21は、第1の制御レジスタ
群23への表示設定の変更を終了後、(C0,1)にお
いて、第2制御レジスタ群29の一斉変更を表示処理装
置46に要求する。
【0046】このタイミングでレジスタ48は表示設定
起動フラグ=1出力を行うが、垂直同期信号は表示期間
を示すLOWレベルを出力しているために、第2の制御
レジスタ群29は更新されない。
【0047】次に、垂直同期信号はLOWレベルからH
IGHレベルへ推移した時に、第1の制御信号生成部4
9は垂直同期信号45とレジスタ48の出力より第2の
表示設定レジスタ30〜34への書き込み制御信号を生
成し、第2の表示設定レジスタ30〜34は、一斉に第
1の表示設定レジスタ24〜28の出力を入力し、内部
データを更新する。
【0048】第2の表示設定レジスタ30のレジスタ出
力43を始めとして、第2の制御レジスタ群29の出力
の変更により、表示出力部44は対応してデジタル信号
処理設定を更新した出力をモニタ47に出力する。
【0049】同時に、第2の表示設定レジスタ30〜3
4への書き込み制御信号となった信号は、遅延回路12
0により遅延されてからレジスタ48のリセット端子に
入力されてレジスタ48の出力をリセットするとともに
レジスタ121のセット端子に入力され(10)に示さ
れるタイミングで表示設定終了フラグC1を出力し、
(11)に示されるタイミングで割り込み制御信号12
2をアサートする。
【0050】ホストCPU21は、割り込み制御信号1
22のアサートを検出し、表示設定終了フラグを(C
1,0)に示されるライトアクセスによりクリアする。
次に設定変更が必要となった時点で、更新する表示設定
データのライトアクセスを開始する。
【0051】このように、ホストCPU21は、表示設
定変更のための第1の表示設定レジスタ24〜28のラ
イトアクセスに関しては、垂直同期期間を意識すること
なく設定することが可能な上に、垂直同期信号45に同
期して確実に一斉に表示設定の変更が可能となる。
【0052】このため、ユーザーもしくはアプリケーシ
ョンの要求する表示設定変更と異なった組み合わせの設
定値での表示出力が行われることがなく、特許番号27
52082号公報で示された表示設定の方法では一斉変
更が保証されないアプリケーションおよびシステム構成
でも確実に制御可能である。
【0053】さらに、表示更新が終了したことをホスト
CPU21に通知することにより、表示設定の逐次性を
保証することが可能となる。なお、ホストCPU21へ
の表示設定終了を割り込み信号により通知する構成につ
いて説明したが、表示設定終了フラグ用レジスタ121
の表示設定終了フラグをホストCPU21がポーリング
する方法で表示設定制御を行うことも可能である。
【0054】(実施の形態2)図3と図4は本発明の
(実施の形態2)を示す。なお、(実施の形態1)と同
様の作用を成すものには同一の符号を付けて説明する。
【0055】図3は、本発明の(実施の形態2)の表示
処理装置を示し、(実施の形態1)を示す図1との相違
は、第2の表示設定レジスタ30〜34の書き込み制御
信号102〜106がデコーダ22から出力されてお
り、第1の表示設定レジスタ24〜28の出力と第2の
表示設定レジスタ30〜34の出力を入力するセレクタ
61〜65と、フィールド110,111を備えた表示
制御レジスタ112と、フィールド111の状態をフィ
ールド110と垂直同期信号45のタイミングで保持す
るフリップフロップ90とを備えている点である。11
5はセレクタ61〜65へのセレクタ選択信号生成部で
ある。
【0056】図4に示すタイミング図に従って表示処理
装置46の構成を説明する。図4において、(1)は垂
直同期信号45、(2)はホストCPUのアクセス、
(14)は第2の表示設定レジスタ30の保持データタ
イミング、(15)は第2の表示設定レジスタ31の保
持データタイミング、(16)は第2の表示設定レジス
タ32の保持データタイミング、(17)は第2の表示
設定レジスタ33の保持データタイミング、(18)は
第2の表示設定レジスタ34の保持データタイミング、
(19)は表示制御レジスタ112のフィールド111
の保持データタイミング、(20)は表示制御レジスタ
112のフィールド110の保持データタイミング、
(21)はセレクタ61の出力データタイミング、(2
2)はセレクタ62の出力データタイミング、(23)
はセレクタ63の出力データタイミング、(24)はセ
レクタ64の出力データタイミング、(25)はセレク
タ65の出力データタイミング、(26)はフリップフ
ロップ90の出力信号90aである。
【0057】ホストCPU21のアクセス状態を示して
いる(2)において、(C0,11)は、表示制御レジ
スタ112のフィールド110に“1“を、フィールド
111に“1“を設定することを示している。A0〜E0
は第1の表示設定レジスタ24〜28が対応しており、
A1〜E1は第2の表示設定レジスタ30〜34が対応して
いる。
【0058】表示設定更新について詳細に説明する。ホ
ストCPU21は、ユーザーからの設定変更要求、もし
くはアプリケーションからの設定変更要求を受け、表示
設定データを生成して制御データおよびアドレスデータ
線35を介して表示処理装置46に出力する。
【0059】表示処理装置46において、第1,第2の
表示設定レジスタ24〜28,30〜34に対してそれ
ぞれアドレスが割り付けられ、デコーダ22は、ホスト
CPU21からのアドレスアクセスをデコードして対応
する第1,第2の表示設定レジスタへの書き込み制御信
号37〜41,102〜106をアサートする。
【0060】ホストCPU21は、垂直同期信号45を
入力し、垂直同期信号がHIGHレベルで非表示期間で
あることを検出し、表示設定レジスタ変更の準備を開始
する。垂直同期信号は表示期間に推移し、レベルをLO
Wにする。
【0061】準備において、ユーザーおよびアプリケー
ションからの設定変更内容の解析および設定変更データ
の生成を行う。この時点では、表示制御レジスタ112
のフィールド110およびフィールド111には0が設
定され、フリップフロップ90にはデータ0が保持され
ていたものとする。
【0062】ホストCPU21は、準備後に、第2の表
示設定レジスタ30〜34に更新すべき表示設定データ
をライトする。(A1,a1)において、第2の表示設
定レジスタ30にa1が(14)で示されるタイミングで
ライトされる。
【0063】以下、逐次的に、(B1,b1),(C
1,c1),(D1,d1),(E1,e1)のアクセ
スが行われ、(15)から(18)のタイミングでライ
トされる。
【0064】(A1,a1)から(E1,e1)のアク
セス間に垂直同期信号45が再度HIGHレベルに推移
するが、(20)に示すように表示制御レジスタ112
のフィールド110が0出力を行っているために、この
垂直同期信号のタイミングではフリップフロップ90は
表示制御レジスタ112のフィールド111の出力を保
持しない。従って、セレクタ61〜65の入力の選択は
行われない。
【0065】(C0,11)において、ホストCPU2
1は第2の制御レジスタ群29への表示設定の変更を終
了したため、セレクタ61〜65の入力の選択の一斉変
更を表示処理装置46に要求する。
【0066】このタイミングで表示制御レジスタ112
のフィールド110は1出力でフィールド111は1出
力で第2の表示設定レジスタ出力の選択を示すが、垂直
同期信号45は表示期間を示すLOWレベルを出力して
いるために、フリップフロップ90はフィールド111
の出力を設定せず、セレクタ61〜65は、第1の表示
設定レジスタ出力を表示出力部44への出力として選択
している。
【0067】次に、垂直同期信号はLOWレベルからH
IGHレベルへ推移した時に、第1の制御信号生成部4
9は垂直同期信号45とフィールド110の出力よりフ
リップフロップ90の書き込み制御信号をアサートし、
フィールド111の出力を保持する。
【0068】フリップフロップ90の出力をセレクト信
号90aとして、セレクタ61〜65は、一斉に第2の
表示設定レジスタ30〜34の出力を入力として選択す
る。セレクタ61のセレクタ出力109を始めとして、
セレクタ61〜65の出力の変更により、表示出力部4
4は、対応してデジタル信号処理設定を更新した出力を
モニタ47に出力する。
【0069】ホストCPU21は、次に設定変更が必要
となった時点で、第1の制御レジスタ群23へのライト
アクセスをおこなって、(C0,10)アクセスによ
り、セレクタ61〜65の一斉出力変更を要求し、次の
垂直同期信号で表示設定の変更が有効となる。
【0070】このように、ホストCPU21は、垂直同
期信号45に同期して確実に一斉に表示設定の変更が可
能となる。このために、ユーザーもしくはアプリケーシ
ョンの要求する表示設定変更と異なった組み合わせの設
定値での表示出力が行われることがない。
【0071】さらに、この構成によれば、第1,第2の
表示設定レジスタ24〜28,30〜34の双方が、ホ
ストCPU21にアドレスマップされているため、アプ
リケーションの構成に汎用性を持たせることが可能とな
る。
【0072】具体例として、アプリケーションが複数の
機能ブロックでルーチン化され、複数のルーチンで、そ
れぞれ表示設定レジスタの組み合わせが異なっている場
合を挙げることができる。
【0073】アプリケーション内で、ルーチンの切り替
えが頻繁に行われる場合には、従来は、ルーチンの切り
替え毎に初期化として表示設定を行う必要があったが、
この(実施の形態2)では、予め2種類の表示設定を保
持しておくことが可能で、表示関連のルーチンが2種類
の切り替えの際には、表示制御レジスタ112の切り替
えのみを行えばよい。
【0074】従って、ホストCPU21のバスアクセス
の削減と、高速な表示切替を実現できる。 (実施の形態3)図5は本発明の(実施の形態3)を示
す。
【0075】なお、(実施の形態1)と同様の作用を成
すものには同一の符号を付けて説明する。図5は本発明
の(実施の形態3)の表示処理装置を示し、(実施の形
態1)を示す図1との相違は、表示制御インデックスレ
ジスタ50が第2の表示設定レジスタ30〜34にそれ
ぞれ対応するフィールド51〜55を備え、第2の表示
設定レジスタ30〜34への書き込み制御信号が、第1
の制御信号49aに代わって第1の制御信号発生部56
〜60の出力70aにより独立に出力されている点であ
る。
【0076】なお、ここで表示制御インデックスレジス
タ50のフィールド51〜55は、ホストCPU21に
より単一のアドレスに割り付けられ、デコーダ22はホ
ストCPU21からのアドレスアクセスをデコードして
単一の書き込み信号を生成する例を示している。
【0077】このため、ホストCPU21は表示制御イ
ンデックスレジスタ50のフィールド51〜55の情報
をリードアクセスにより取得し、変更したいフィールド
のみを変更して、フィールド51〜55に対してライト
アクセスを行う。なお、フィールド51〜55の内、更
新したいフィールド位置を示すフィールドをレジスタ5
0に追加するなどによれば、ホストCPU21がライト
アクセスのみでフィールド51〜55の更新を独立に行
うことも可能である。
【0078】これにより表示設定レジスタの更新を独立
して行うことが可能となる。なお、表示制御インデック
スレジスタ50のフィールド内に表示設定起動フラグを
備えることにより、ホストCPU21からの表示設定制
御を(実施の形態1)と同様の手順で行うことができ
る。
【0079】(実施の形態4)図6は本発明の(実施の
形態4)を示す。なお、(実施の形態2)と同様の作用
を成すものには同一の符号を付けて説明する。
【0080】図6は本発明の(実施の形態2)の表示処
理装置を示し、(実施の形態2)を示す図3との相違
は、表示制御インデックスレジスタ80がセレクタ61
〜65にそれぞれ対応するフィールド81〜85および
フリップフロップ91〜95を備え、セレクタ61〜6
5へのセレクト制御信号が独立に出力されている点であ
る。
【0081】なお、ここで表示制御インデックスレジス
タ80のフィールド81〜85は、ホストCPU21に
より単一のアドレスに割り付けられ、デコーダ22はホ
ストCPU21からのアドレスアクセスをデコードして
単一の書き込み信号を生成する例を示している。
【0082】このため、ホストCPU21は表示制御イ
ンデックスレジスタ80のフィールド81〜85の情報
をリードアクセスにより取得し、変更したいフィールド
のみを変更して、フィールド81〜85に対してライト
アクセスを行う。なお、フィールド81〜85の内、更
新したいフィールド位置を示すフィールドをレジスタ8
0に追加するなどによれば、ホストCPU21がライト
アクセスのみでフィールド81〜85の更新を独立に行
うことも可能である。
【0083】表示設定起動フラグ用レジスタ48は(実
施の形態1)のものと同じである。フリップフロップ9
1〜95は第1の制御信号生成部49の出力の立ち上が
りパルスによりフィールド81〜85の内容が入力とし
て取り込まれ、フリップフロップ91〜95は、セレク
タ61〜65にそれぞれ対応する第1の制御信号91a
〜95aを生成し、前記セレクタ61〜65は、前記第
1の制御信号91a〜95aにより第1の表示設定レジ
スタ24〜28の出力もしくは第2の表示設定レジスタ
30〜34の出力を選択出力する。
【0084】これによりセレクタ61〜65から出力さ
れる表示設定データの更新を独立して行うことが可能と
なる。 (実施の形態5)図7は本発明の(実施の形態5)を示
す。
【0085】なお、(実施の形態2)と同様の作用を成
すものには同一の符号を付けて説明する。図7は本発明
の(実施の形態2)の表示処理装置を示し、(実施の形
態2)を示す図3との相違は、セレクタ選択信号生成部
115から出力されるセレクタ選択信号113とデコー
ダ22の出力する書き込み制御信号37〜41とを入力
し、第1の表示設定レジスタ24〜28に対応する書き
込み制御信号を生成する制御回路81b〜85bと、イ
ンバータで構成される制御回路100と、書き込み制御
信号37〜41とセレクタ選択信号113を制御回路1
00により反転出力したセレクタ選択信号114とを入
力し第2の表示設定レジスタ30〜34に対応する書き
込み制御信号を生成する制御回路86b〜90bを備え
る点である。ホストCPU21から第1の表示設定レジ
スタ24〜28と第2の表示設定レジスタ30〜34は
1対でアドレスが割り付けられている。
【0086】このように構成したため、出力される表示
設定データはデコーダ22から出力される書き込み制御
信号37〜41により第1の表示設定レジスタ24〜2
8もしくは第2の表示設定レジスタ30〜34に出力さ
れる。
【0087】(実施の形態2)で説明したように、セレ
クタ選択信号生成部115はセレクタ61〜65が入力
する第1の表示設定レジスタ24〜28の出力かもしく
は第2の表示設定レジスタ30〜34の出力を選択する
ためのセレクタ制御信号113を生成する。
【0088】第1のステートとして、ホストCPUは、
表示制御レジスタ112のフィールド111で“0”を
フィールド110を“1”に設定し、垂直同期信号45
に同期して表示出力部44が参照する表示設定データと
して第1の表示設定レジスタを選択するようセレクタ制
御信号生成部115がセレクタ制御信号113を生成し
ているものとする。
【0089】このときに、セレクタ制御信号113と書
き込み制御信号37〜41を入力している制御回路81
b〜85bは、ホストCPU21からのアクセスに伴う
デコーダ22の書き込み制御信号を第1の表示設定レジ
スタ24〜28に伝播させないため第1の表示設定レジ
スタ24〜28への書き込みは禁止されている。
【0090】一方、セレクタ制御信号114と書き込み
制御信号37〜85を入力している制御回路86b〜9
0bは、ホストCPUからのアクセスに伴うデコーダ2
2の書き込み制御信号を第2の表示設定レジスタ30〜
34に伝播させるため第2の表示設定レジスタ30〜3
4の書き込みは可能となっている。
【0091】第2のステートとして、ホストCPU21
が、表示設定データを変更する場合には、表示設定レジ
スタへのアクセスを順次行う。この時に、ホストCPU
21が出力する表示設定データは第2の表示設定レジス
タ30〜34に保持される。
【0092】ホストCPU21は、表示設定データを全
て更新した後に表示制御レジスタ112のフィールド1
11に“1”をフィールド110に“1”を設定する。
垂直同期信号45のアサートによりフリップフロップ9
0はフィールド111の“1”を入力保持する。
【0093】このため、セレクタ61〜65は、第2の
表示設定レジスタ30〜34の出力を表示出力部44に
出力し、表示出力部44は更新された表示設定データに
基づく表示出力データ処理を行う。
【0094】同時に、デコーダ22の出力する書き込み
制御信号37〜41は制御回路81b〜85bを介して
第1の表示設定レジスタ24〜28に伝播され、書き込
み可能となる一方、制御回路86b〜90bは書き込み
制御信号37〜41を第2の表示設定レジスタ30〜3
4に伝播させないため書き込みが禁止される。
【0095】以降、上記ステートを繰り返し、ホストC
PU21は表示設定データの更新を行う。この構成によ
れば、(実施の形態1)における構成でのホストCPU
21からの制御と同様の手順で表示設定データの更新を
行うことができ、加えて、2種の表示設定データを高速
に切り換えることが可能である。
【0096】具体的に説明すると、(実施の形態1)に
おいては、第2の表示設定レジスタへの第1の処理パタ
ーンを示す表示設定データでの表示処理後に、第2の処
理パターンでの表示設定を変更する場合、第2の処理パ
ターンを示す表示設定データを第1の表示設定レジスタ
へライトアクセスを行った後、第2の表示設定レジスタ
への更新を行う。以降で、第1の処理パターンでの表示
処理を行う場合には、再度、ホストCPUから第1の処
理パターンを示す表示設定パターンをライトアクセスし
直す必要があり、システムバスサイクルを再度消費し、
表示の切り替え動作を高速に実行できない。
【0097】一方、この(実施の形態5)においては、
予め、2種の表示処理パターンを示す表示設定データを
常に保持しており、表示設定制御レジスタへの書き込み
のみで表示設定データの切り替えを行うため、高速に切
り替えが可能である。
【0098】この(実施の形態5)では、セレクタ61
〜65の選択出力するレジスタがレジスタ24〜28の
場合には、ホストCPU21が更新可能なレジスタがレ
ジスタ30〜34になるように、セレクタ81b〜85
b,86b〜90bが制御信号113を使用するため、
一つの制御信号で制御可能であったが、これは2つの制
御信号で制御するようにも構成できる。
【0099】具体的には、ホストCPU21とモニタ4
7の間に介装されて表示設定データをホストCPUで更
新する表示処理装置であって、1アドレスに割り付けら
れた第1の表示設定レジスタ24〜28と第2の表示設
定レジスタ30〜34のペアを複数有し、アドレスアク
セスに対し複数の前記ペアに対応する複数の書き込み制
御信号37〜41を生成するデコーダ22と、外部より
垂直同期信号に対し非同期に生成出力された表示制御情
報を一時保持する表示制御レジスタ112と、前記第1
の表示設定レジスタ24〜28の出力と前記第2の表示
設定レジスタ30〜34の出力が入力され表示出力部4
4に選択して出力する複数のセレクタ61〜65とを備
え、前記第1,第2の表示設定レジスタ24〜28,3
0〜34は、ホストCPU21が垂直同期信号45に対
し非同期に生成する各種表示設定データを、第1の制御
信号113と前記書き込み制御信号37〜41により選
択保持し、前記セレクタ61〜65は、第2の制御信号
113に同期して表示出力部44に前記第1の表示設定
レジスタ24〜28の出力と前記第2の表示設定レジス
タ30〜34の出力を選択して出力し、前記第1の制御
信号および前記第2の制御信号を、前記垂直同期信号4
5と前記表示制御レジスタ112の出力により生成す
る。
【0100】(実施の形態6)上記の(実施の形態2)
(実施の形態4)(実施の形態5)において、前記複数
のセレクタの入力切り換え情報を外部に通知する手段を
備えることによって、表示設定アクセスの逐次性の保証
および、システムパフォーマンスの低下を生じさせない
表示設定制御が可能となる。
【0101】具体的には、表示切り換え終了および割り
込み信号を図3における第1の制御信号生成部49の出
力をもとに(実施の形態1)と同様にして生成すること
ができる。
【0102】(実施の形態7)図8と図9は本発明の
(実施の形態7)を示す。図8は本発明の表示処理装置
を示す。
【0103】21はホストCPU、22はデコーダ、2
3は第1の制御レジスタ群で、第1の表示設定レジスタ
24〜28で構成されている。29は第2の制御レジス
タ群で、第2の表示設定レジスタ30〜34で構成され
ている。35は制御データおよびアドレスデータ線、3
6は制御データ線、37〜41は書き込み制御信号、4
3はレジスタ出力、44は表示出力部、45は垂直同期
信号、46は表示処理装置、47はモニタ、48は表示
設定起動フラグがセットされる表示設定起動フラグ用レ
ジスタ、121は表示設定終了フラグがセットされる表
示設定終了フラグ用レジスタ、122は割り込み制御信
号、200はデータバス、202はレジスタ記憶部で、
前記第1の制御レジスタ群23を有している。204は
レジスタ設定制御部である。図9は図8の要部のタイミ
ング図を示す。
【0104】ホストCPU21は、ユーザーからの設定
変更要求もしくはアプリケーションからの表示設定変更
要求を受け、制御データおよびアドレスデータ線35を
介して表示処理装置46に表示設定データを生成して出
力する。
【0105】表示設定データは、データバス200上の
制御データおよびアドレスデータ201として、第1の
制御レジスタ群23の入出力を行うレジスタ記憶部20
2へ入力される。
【0106】レジスタ記憶部202では、第1の表示設
定レジスタ24〜28に対してそれぞれアドレスが割り
付けられており、ホストCPU21からのアドレスアク
セスを対応する第1の表示設定レジスタへ書き込む。
【0107】ホストCPU21は、ユーザーおよびアプ
リケーションからの設定変更内容の解析および設定変更
データの生成を順次行う。この時点では、表示設定起動
フラグ用レジスタ48は0にリセットされており、レジ
スタ設定制御部204へ垂直同期信号45が入力されて
も表示設定レジスタへのアクセスは行わないため、第2
の表示設定レジスタ30〜34の内容は更新されない。
【0108】ホストCPU21は、第1の表示設定レジ
スタ24〜28に対して、逐次的にアクセスを行うが、
表示設定起動フラグ用レジスタ48は“0”のままであ
るので、レジスタ設定制御部204は垂直同期信号45
が入力されても表示設定レジスタへのアクセスを行わ
ず、第2の表示設定レジスタの内容も更新されない。
【0109】ホストCPU21は、第1の制御レジスタ
群23への表示設定の変更を終了後、表示設定起動フラ
グ用レジスタ48に“1”を書き込むことにより、第2
制御レジスタ群29の変更を表示処理装置46に要求す
る。
【0110】このタイミングで表示設定起動フラグ用レ
ジスタ48は“1”になっているが、レジスタ設定制御
部204は、垂直同期信号45が表示期間を示すLOW
レベルである間は、表示設定起動フラグ用レジスタ48
の値に関わらず、表示設定レジスタへのアクセスを行わ
ない。
【0111】垂直同期信号45が非表示期間を示すHI
GHレベルになると、レジスタ設定制御部204は、表
示設定起動フラグ用レジスタ48が“1”になっている
ので、第1の制御レジスタ群23と、第2の制御レジス
タ群29へのアドレスアクセスにより、第1の制御レジ
スタ群23のデータを用いて、第2の制御レジスタ群2
9の内容を更新する。
【0112】レジスタ設定制御部204から第1の制御
レジスタ群23へのアドレスアクセスは、データバス2
00を通して行われる。レジスタ設定制御部204は、
レジスタ記憶部202へレジスタを読むための制御デー
タおよびアドレスデータ203を出力する。
【0113】レジスタ記憶部202は、レジスタを読む
ための制御データおよびアドレスデータ203を入力
し、アドレスに対応する第1の制御レジスタの内容をレ
ジスタ設定制御部204へ出力する。
【0114】レジスタ設定制御部204は、第1の制御
レジスタの内容を入力すると、そのデータと共に、第2
の制御レジスタ群29内の対応する制御レジスタへのア
ドレスアクセスを行う。レジスタ設定制御部204から
第2の制御レジスタ群29へのアドレスアクセスは、デ
コーダ22によりデコードされ、対応する第2の表示設
定レジスタへの書き込み制御信号がアサートされること
により、レジスタが更新される。
【0115】レジスタ設定制御部204は、垂直同期信
号45が非表示期間を示すHIGHレベルの間、第1の
制御レジスタ群23のデータを用いて、第2の制御レジ
スタ群29の内容を順次更新する。
【0116】ただし、レジスタ設定制御部204が第2
の制御レジスタ群29の内容を更新中に、垂直同期信号
45が表示期間を示すLOWレベルになった場合は、次
に垂直同期信号45がHIGHレベルになるまで、第2
の制御レジスタ群29の内容の更新を中断することで更
新途中のデータ表示を表示出力しないため画質が劣化し
ない。
【0117】レジスタ設定制御部204は、第2の制御
レジスタ群29の更新を終了すると、表示設定起動フラ
グ用レジスタ48を“0”にリセットし、表示設定終了
フラグ用レジスタ121を“1”にセットする。表示設
定終了フラグ用レジスタ121の内容は、割り込み制御
信号122として、ホストCPU21へ出力される。
【0118】第2の表示設定レジスタ30〜34のレジ
スタ出力43を始めとして、第2の制御レジスタ群29
の出力の変更により、表示出力部44は対応してデジタ
ル信号処理設定を更新した出力をモニタ47に出力す
る。
【0119】ホストCPU21は、割り込み制御信号1
22のアサートを検出し、次に設定変更が必要となった
時点で、更新する表示設定データのライトアクセスを開
始する。
【0120】このように、表示処理装置46がアクセス
可能な汎用メモリと、汎用メモリおよび表示設定レジス
タへのアクセス機能がある制御回路とを持つ構成に対し
て、制御回路にレジスタ設定制御部204の制御を付加
することにより、垂直同期期間を意識することなく表示
設定レジスタへアクセスすることが可能となる。
【0121】(実施の形態8)図10と図11は本発明
の(実施の形態8)を示す。図10は本発明の表示処理
装置を示し、図8に示した(実施の形態7)にフレーム
数検出部207と垂直同期信号の制御回路214を追加
して構成されている。フレーム数検出部207は、フレ
ーム数設定レジスタ208と、フレームカウンタ209
と、比較器210と、フレーム数一致フラグ212とで
構成されている。
【0122】図11は図10の要部のタイミング図を示
す。ホストCPU21は、ユーザーからの設定変更要求
もしくはアプリケーションからの表示設定変更要求を受
け、表示設定データを生成して制御データおよびアドレ
スデータ線35を介して表示処理装置46に出力する。
【0123】表示処理装置46において、表示設定デー
タは、データバス200上の制御データおよびアドレス
データ201として、第1の制御レジスタ群の入出力を
行うレジスタ記憶部202へ入力される。
【0124】レジスタ記憶部202では、第1の表示設
定レジスタ24〜28に対してそれぞれアドレスが割り
付けられており、ホストCPU21からのアドレスアク
セスを対応する第1の表示設定レジスタへ書き込む。
【0125】ホストCPU21は、ユーザーおよびアプ
リケーションからの設定変更内容の解析および設定変更
データの生成を順次行う。この時点では、表示設定起動
フラグ用レジスタ48は“0”にリセットされており、
レジスタ設定制御部204へ垂直同期信号45が入力さ
れても、表示設定レジスタへのアクセスは行わないた
め、第2の表示設定レジスタの内容は更新されない。
【0126】ホストCPU21は、第1の表示設定レジ
スタ24〜28に対して逐次的にアクセスを行うが、表
示設定起動フラグ用レジスタ48は“0”のままである
ので、レジスタ設定制御部204は垂直同期信号45が
入力されても表示設定レジスタへのアクセスを行わず、
第2の表示設定レジスタの内容も更新されない。
【0127】ホストCPU21は、第1の制御レジスタ
群23への表示設定の変更と共に、フレーム数検出部2
07のフレーム数設定レジスタ208に、第2の制御レ
ジスタ群29の更新を何フレーム後に行うかを表すフレ
ーム数を設定する。
【0128】フレーム数の設定は、データバス200上
の制御データおよびアドレスデータ206として、フレ
ーム数設定レジスタ208の入出力を行うフレーム数検
出部207へ入力される。
【0129】フレーム数検出部207では、フレーム数
設定レジスタ208に対してアドレスが割り付けられて
おり、ホストCPU21からのアドレスアクセスに対応
して、レジスタ書き込みを行う。
【0130】ホストCPU21は、第1の制御レジスタ
群23への表示設定の変更とフレーム数設定レジスタ2
08の設定を終了後、表示設定起動フラグ用レジスタ4
8に“1”を書き込むことにより、第2制御レジスタ群
29の変更を表示処理装置46に要求する。
【0131】レジスタ設定制御部204は、表示設定起
動フラグ用レジスタ48が“1”になると、フレーム数
検出部207のフレームカウンタ209を“0”にリセ
ットする。フレームカウンタ209は、垂直同期信号4
5のLOWレベルからHIGHレベルへの変化毎にカウ
ンタ値をインクリメントすることにより、フレーム数を
カウントする。
【0132】フレーム数設定レジスタ208とフレーム
カウンタ209の出力は、比較器210へ入力される。
比較器210は、フレーム数設定レジスタ208とフレ
ームカウンタ209が等しい場合に、一致信号211を
フレーム数一致フラグ212へ出力する。
【0133】比較器210から出力される一致信号21
1は、フレーム数設定レジスタ208とフレームカウン
タ209が等しい場合は“1”とし、フレーム数設定レ
ジスタ208とフレームカウンタ209が等しくない場
合は“0”とする。
【0134】フレーム数一致フラグ212は、一致信号
211の値を保持しており、フレーム数一致フラグの出
力213は、垂直同期信号の制御回路214と、フレー
ムカウンタ209へ入力される。
【0135】垂直同期信号の制御回路214は、フレー
ム数一致フラグの出力213が“0”である場合、垂直
同期信号45がLOWレベルとHIGHレベルのどちら
であっても、垂直同期信号の制御回路の出力215とし
てLOWレベルを出力し、フレーム数一致フラグの出力
213が“1”である場合、垂直同期信号の制御回路の
出力215として垂直同期信号45をそのまま出力す
る。
【0136】フレームカウンタ209は、フレーム数一
致フラグの出力213を入力し、フレーム数一致フラグ
の出力213が“1”である場合、垂直同期信号45の
LOWレベルからHIGHレベルへの変化に関わらず、
フレームのカウントを停止し、カウンタ値を保持する。
【0137】フレーム数検出部207は、フレームカウ
ンタ209がフレーム数設定レジスタ208と一致する
と、フレームカウンタ209が0にリセットされるまで
カウンタ値が保持されることより、フレームカウンタ2
09が“0”にリセットされてからフレーム数設定レジ
スタ208と一致するまでの間レジスタ設定制御部20
4へ入力される垂直同期信号の制御回路の出力215を
LOWへ固定させることができる。
【0138】フレームカウンタ209がフレーム数設定
レジスタ208と一致し、垂直同期信号の制御回路の出
力215が非表示期間を示すHIGHレベルになると、
レジスタ設定制御部204は、表示設定起動フラグ用レ
ジスタ48が“1”になっているので、第1の制御レジ
スタ群23と、第2の制御レジスタ群29へのアドレス
アクセスにより、第1の制御レジスタ群23のデータを
用いて、第2の制御レジスタ群29の内容を更新する。
【0139】レジスタ設定制御部204は、垂直同期信
号の制御回路の出力215が非表示期間を示すHIGH
レベルの間、第1の制御レジスタ群23のデータを用い
て、第2の制御レジスタ群29の内容を順次更新する。
【0140】ただし、レジスタ設定制御部204が第2
の制御レジスタ群29の内容を更新中に、垂直同期信号
の制御回路の出力215が表示期間を示すLOWレベル
になった場合は、次に垂直同期信号の制御回路の出力2
15がHIGHレベルになるまで、第2の制御レジスタ
群29の内容の更新を中断することで更新途中のデータ
表示を表示出力しないため画質が劣化しない。
【0141】レジスタ設定制御部204は、第2の制御
レジスタ群29の更新を終了すると、表示設定起動フラ
グ用レジスタ48を“0”にリセットし、表示設定終了
フラグ用レジスタ121を“1”にセットする。
【0142】表示設定終了フラグ用レジスタ121の内
容は、割り込み制御信号122としてホストCPU21
へ出力される。第2の表示設定レジスタのレジスタ出力
43を始めとして、第2の制御レジスタ群29の出力の
変更により、表示出力部44は、対応してデジタル信号
処理設定を更新した出力をモニタ47に出力する。
【0143】ホストCPU21は、割り込み制御信号1
22のアサートを検出し、次に設定変更が必要となった
時点で、更新する表示設定データのライトアクセスを開
始する。
【0144】この構成によれば、垂直同期期間を意識す
ることなく表示設定レジスタへアクセスすることが可能
な上に表示設定変更のための第1の表示設定レジスタと
表示設定起動フラグ用レジスタ48へのライトアクセス
を表示設定を変更したい数フレーム前に完了する設定が
可能となる。
【0145】(実施の形態9)図12は本発明の(実施
の形態9)を示す。図12においては、図8の構成のレ
ジスタ記憶部202に、第3の制御レジスタ群216と
第4の制御レジスタ群222が追加され、また、表示設
定選択レジスタ228が追加されている。
【0146】第3の制御レジスタ群216は、第1の表
示設定レジスタ217〜221から構成されている。第
4の制御レジスタ群222は、第1の表示設定レジスタ
223〜227から構成されている。
【0147】この表示処理装置の表示設定更新は次のよ
うに実行される。ホストCPU21は、ユーザーからの
設定変更要求もしくはアプリケーションからの表示設定
変更要求を受け、生成した表示設定データを制御データ
およびアドレスデータ線35を介して表示処理装置46
に出力する。
【0148】表示処理装置46において、表示設定デー
タはデータバス200上の制御データおよびアドレスデ
ータ201として、第1の制御レジスタ群23の入出力
を行うレジスタ記憶部202へ入力される。
【0149】レジスタ記憶部202では、第1の表示設
定レジスタ24〜28,217〜221,223〜22
7に対してそれぞれアドレスが割り付けられており、ホ
ストCPU21からのアドレスアクセスを対応する表示
設定レジスタへ書き込む。
【0150】ホストCPU21は、ユーザーおよびアプ
リケーションからの設定変更内容の解析および設定変更
データの生成を順次行う。この時点では、表示設定起動
フラグ用レジスタ48は“0”にリセットされており、
レジスタ設定制御部204へ垂直同期信号45が入力さ
れても、表示設定レジスタへのアクセスは行わないた
め、第2の表示設定レジスタ30〜34の内容は更新さ
れない。
【0151】ホストCPU21は、第1の制御レジスタ
群23、第3の制御レジスタ群216、第4の制御レジ
スタ群222に設定したいデータを内容に持つ制御レジ
スタ群がない場合、第1の表示設定レジスタ24〜2
8,217〜221,223〜227に対して逐次的に
アクセスを行うが、表示設定起動フラグ用レジスタ48
は“0”のままであるので、レジスタ設定制御部204
は垂直同期信号45が入力されても表示設定レジスタへ
のアクセスを行わず、第2の表示設定レジスタ30〜3
4の内容も更新されない。
【0152】ホストCPU21は、レジスタ記憶部20
2への表示設定レジスタの変更と共に、表示設定選択レ
ジスタ228に、レジスタ記憶部202の中から何番目
の制御レジスタ群を用いて、第2の制御レジスタ群29
の更新を行うかを表す番号を設定する。
【0153】ホストCPU21は、レジスタ記憶部20
2への表示設定レジスタの変更と表示設定選択レジスタ
228の設定を終了後、表示設定起動フラグ用レジスタ
48に“1”を書き込むことにより、第2制御レジスタ
群29の変更を表示処理装置46に要求する。
【0154】垂直同期信号45が非表示期間を示すHI
GHレベルになると、レジスタ設定制御部204は、表
示設定起動フラグ用レジスタ48が“1”になっている
ので、表示設定選択レジスタ228の設定値により、レ
ジスタ記憶部202内の第1の制御レジスタ群23、第
3の制御レジスタ群216、第4の制御レジスタ群22
2から読み出す制御レジスタ群を選択する。
【0155】表示設定選択レジスタ228の設定値によ
り選択された制御レジスタ群と第2の制御レジスタ群2
9へのアドレスアクセスにより、表示設定選択レジスタ
228の設定値により選択された制御レジスタ群の内容
を用いて、第2の制御レジスタ群29の内容を更新す
る。
【0156】レジスタ設定制御部204は、垂直同期信
号45が非表示期間を示すHIGHレベルの間、表示設
定選択レジスタ228の設定値により選択された制御レ
ジスタ群の内容を用いて、第2の制御レジスタ群29の
内容を順次更新する。
【0157】ただし、レジスタ設定制御部204が第2
の制御レジスタ群29の内容を更新中に、垂直同期信号
45が表示期間を示すLOWレベルになった場合は、次
に垂直同期信号45がHIGHレベルになるまで、第2
の制御レジスタ群29の内容の更新を中断することで更
新途中のデータ表示を表示出力しないため画質が劣化し
ない。
【0158】レジスタ設定制御部204は、第2の制御
レジスタ群29の更新を終了すると、表示設定起動フラ
グ用レジスタ48を“0”にリセットし、表示設定終了
フラグ用レジスタ121を“1”にセットする。
【0159】表示設定終了フラグ用レジスタ121の内
容は、割り込み制御信号122としてホストCPU21
へ出力される。第2の表示設定レジスタのレジスタ出力
43を始めとして、第2の制御レジスタ群29の出力の
変更により、表示出力部44は、対応してデジタル信号
処理設定を更新した出力をモニタ47に出力する。
【0160】ホストCPU21は、割り込み制御信号1
22のアサートを検出し、次に設定変更が必要となった
時点で、更新する表示設定データのライトアクセスを開
始する。
【0161】この構成によれば、垂直同期期間を意識す
ることなく表示設定レジスタへアクセスすることが可能
な上に、複数通りの表示設定を切替える場合、複数組の
表示設定変更のための表示設定レジスタをあらかじめレ
ジスタ記憶部202へ書き込むことで、表示設定選択レ
ジスタ228と表示設定起動フラグ用レジスタ48をア
クセスするだけで制御可能となり、ホストCPU21の
レジスタ書き込み量を減らすことができる。
【0162】ここでは、ホストCPU21からアクセス
できる制御レジスタ群が3組の場合を説明したが、制御
レジスタ群が2以上の整数組ある構成で、表示設定制御
を行うことも可能である。
【0163】(実施の形態10)図13と図14は本発
明の(実施の形態10)を示す。図13は本発明の(実
施の形態10)の表示処理装置を示し、図8の構成から
追加されているのは、CPUインターフェース229、
データバス230、シンクロナスDRAM(SDRAM
と称す)インターフェース231、SDRAMバス23
2、SDRAM233、データバスアービター234、
優先順位切替え回路235、データバスのバス権取得の
要求信号236〜238、データバスのバス権取得の承
認信号239〜241である。図14は図13の要部の
タイミング図を示す。
【0164】ホストCPU21は、ユーザーからの設定
変更要求もしくはアプリケーションからの表示設定変更
要求を受け、制御データおよびアドレスデータ線35を
介して生成した表示設定データを表示処理装置46に出
力する。
【0165】表示処理装置46において、表示設定デー
タは、ホストCPU21と表示処理装置46の間の入出
力を制御するCPUインターフェース229に入力され
る。CPUインターフェース229は、表示設定データ
を表示処理装置46の内部での制御データおよびアドレ
スデータに変換し、データバス230を通して、SDR
AMインターフェース231へ出力する。
【0166】ここで、CPUインターフェース229が
データバス230を使用する前に次のバス権取得動作を
行う。データバス230へ制御データを出力しSDRA
Mへアクセスするブロックは、レジスタ制御部204、
CPUインターフェース229とSDRAMインターフ
ェース231の3ブロックであるので、どのブロックが
データバス230へ制御データを出力するのかを決定す
るために、データバスアービター234がレジスタ制御
部204、CPUインターフェース229とSDRAM
インターフェース231に接続される。
【0167】レジスタ制御部204、CPUインターフ
ェース229とSDRAMインターフェース231は、
データバスを用いたアドレスアクセスを行う前に、デー
タバスアービター234へデータバスのバス権取得の要
求信号236〜238を出力し、データバスアービター
234からデータバスのバス権取得の承認信号239〜
241を受けとった後、データバスを用いたアドレスア
クセスを実施する。
【0168】CPUインターフェース229は、CPU
インターフェースのバス権取得の要求信号237をデー
タバスアービター234へ出力する。データバスアービ
ター234は、CPUインターフェースのバス権取得の
要求信号237を受けて、レジスタ制御部のバス権取得
の要求信号236とSDRAMインターフェースのバス
権取得の要求信号238とあらかじめ決定された優先順
位により、CPUインターフェースよりバス権取得の優
先順位が高いブロックのバス使用がなくなった時点で、
CPUインターフェースのバス権取得の承認信号240
をCPUインターフェース229へ出力する。
【0169】CPUインターフェース229は、CPU
インターフェースのバス権取得の承認信号240が入力
されると、データバス230を用いてSDRAMインタ
ーフェース231へアクセスし、表示設定データをSD
RAM233上の第1の表示設定レジスタ24〜28へ
書き込む。
【0170】ホストCPU21は、ユーザーおよびアプ
リケーションからの設定変更内容の解析および設定変更
データの生成をCPUインターフェース229を介して
順次行う。
【0171】この時点では、表示設定起動フラグ用レジ
スタ48は“0”にリセットされており、レジスタ設定
制御部204へ垂直同期信号45が入力されても、表示
設定レジスタへのアクセスは行わないため、第2の表示
設定レジスタ30〜34の内容は更新されない。
【0172】ホストCPU21は、第1の表示設定レジ
スタ24〜28に対して、逐次的にアクセスを行うが、
表示設定起動フラグ用レジスタ48は“0”のままであ
るので、レジスタ設定制御部204は垂直同期信号45
が入力されても表示設定レジスタへのアクセスを行わ
ず、第2の表示設定レジスタ30〜34の内容も更新さ
れない。
【0173】ホストCPU21は、第1の制御レジスタ
群23の変更終了後、表示設定起動フラグ用レジスタ4
8に1を書き込むことにより、第2制御レジスタ群29
の変更を表示処理装置46に要求する。
【0174】垂直同期信号45が非表示期間を示すHI
GHレベルになると、レジスタ設定制御部204は、表
示設定起動フラグ用レジスタ48が“1”であるので、
第1の制御レジスタ群23と第2の制御レジスタ群29
へのアドレスアクセスにより、第1の制御レジスタ群2
3の内容を用いて、第2の制御レジスタ群29の内容を
更新する。
【0175】レジスタ設定制御部204は、データバス
230を使用する前に次のバス権取得動作を行う。レジ
スタ設定制御部204は、バス権取得の要求信号236
をデータバスアービター234へ出力する。
【0176】データバスアービター234は、レジスタ
設定制御部のバス権取得の要求信号236を受けて、C
PUインターフェースのバス権取得の要求信号237と
SDRAMインターフェースのバス権取得の要求信号2
38とあらかじめ決定された優先順位により、レジスタ
設定制御部よりバス権取得の優先順位が高いブロックの
バス使用がなくなった時点で、レジスタ設定制御部のバ
ス権取得の承認信号239をレジスタ設定制御部204
へ出力する。
【0177】ここで、データバスアービター234は、
垂直同期信号45を入力し、垂直同期信号45が非表示
期間を表すHIGHレベルである場合、あらかじめ決定
された優先順位を優先順位切替え回路235により、レ
ジスタ設定制御部204の優先順位を1番に変更する。
【0178】レジスタ設定制御部204は、垂直同期信
号45が非表示期間を表すHIGHレベルである場合
に、第1の制御レジスタ群23へアクセスするので、第
1の制御レジスタ群23へのアクセスは、常に最優先で
バス権取得され、バス権取得待ちにならない。
【0179】レジスタ設定制御部204は、垂直同期信
号45が非表示期間を示すHIGHレベルの間、第1の
制御レジスタ群23の内容を用いて、第2の制御レジス
タ群29の内容を順次更新する。
【0180】レジスタ設定制御部204は、第2の制御
レジスタ群29の更新を終了すると、表示設定起動フラ
グ用レジスタ48を“0”にリセットし、表示設定終了
フラグ用レジスタ121を“1”にセットする。
【0181】表示設定終了フラグ用レジスタ121の内
容は、割り込み制御信号122としてホストCPU21
へ出力される。第2の表示設定レジスタのレジスタ出力
43を始めとして、第2の制御レジスタ群29の出力の
変更により、表示出力部44は、対応してデジタル信号
処理設定を更新した出力をモニタ47に出力する。
【0182】ホストCPU21は、割り込み制御信号1
22のアサートを検出し、次に設定変更が必要となった
時点で、更新する表示設定データのライトアクセスを開
始する。
【0183】この構成によれば、垂直同期期間を意識す
ることなく表示設定レジスタへアクセスすることが可能
な上にレジスタ設定制御部204以外のブロックに、第
1の制御レジスタ群23を含むメモリへのアクセスが占
有される可能性があっても、第1の制御レジスタ群23
から第2の制御レジスタ群29への更新を非表示期間中
に効率良く行うことができる。
【0184】なお、外部より表示設定更新を行うのはホ
ストCPUに限らず、表示設定データを生成する手段全
般に渡るものである。また、ホストCPU21への表示
設定終了を割り込み信号により通知する構成について説
明したが、表示設定終了フラグ用レジスタ121をホス
トCPU21がポーリングする方法で表示設定制御を行
うことも可能である。
【0185】ここでは、データバス230へ接続される
ブロックの数が3ブロックである場合を説明したが、ブ
ロックの数が自然数である場合にも適用される。 (実施の形態11)図15は図8にバスアービターを付
加した構成を示し、同様の効果が得られる。
【0186】図15は、図8の表示処理装置46におい
て、CPUインターフェース229とデータバスアービ
ター234を追加し、レジスタ設定制御部204、CP
Uインターフェース229とレジスタ記憶部202をデ
ータバス230で接続した構成を示している。
【0187】図15の表示処理装置46では、表示設定
データを出力する制御データおよびアドレスデータ線3
5をCPUインターフェース229に接続し、レジスタ
設定制御部204、CPUインターフェース229とレ
ジスタ記憶部202をデータバス230で接続すること
により、レジスタ設定制御部204とCPUインターフ
ェース229からレジスタ記憶部202へ表示設定デー
タの読み書きを行う。
【0188】データバスアービター234は、レジスタ
設定制御部204とCPUインターフェース229のど
ちらがレジスタアクセスを行うかを決定する。 (実施の形態12)図16は図10にバスアービターを
付加した構成を示し、同様の効果が得られる。
【0189】図16は、図10の表示処理装置46にお
いて、CPUインターフェース229とデータバスアー
ビター234を追加し、レジスタ設定制御部204、C
PUインターフェース229、レジスタ記憶部202と
フレーム数検出部207をデータバス230で接続した
構成を示している。
【0190】図16の表示処理装置46では、表示設定
データを出力する制御データおよびアドレスデータ線3
5をCPUインターフェース229に接続し、レジスタ
設定制御部204、CPUインターフェース229、レ
ジスタ記憶部202とフレーム数検出部207をデータ
バス230で接続することにより、レジスタ設定制御部
204とCPUインターフェース229からレジスタ記
憶部202とフレーム数検出部207へのレジスタ読み
書きを行う。
【0191】データバスアービター234は、レジスタ
設定制御部204とCPUインターフェース229のど
ちらがレジスタアクセスを行うかを決定する。 (実施の形態13)図17は図12にバスアービターを
付加した構成を示し、同様の効果が得られる。
【0192】図17は、図12の表示処理装置46にお
いて、CPUインターフェース229とデータバスアー
ビター234を追加して、レジスタ設定制御部204、
CPUインターフェース229、レジスタ記憶部202
をデータバス230で接続した構成を示している。
【0193】図17の表示処理装置46では、表示設定
データを出力する制御データおよびアドレスデータ線3
5をCPUインターフェース229に接続し、レジスタ
設定制御部204、CPUインターフェース229とレ
ジスタ記憶部202をデータバス230で接続すること
により、レジスタ設定制御部204とCPUインターフ
ェース229からレジスタ記憶部202へのレジスタ読
み書きを行う。
【0194】データバスアービター234は、レジスタ
設定制御部204とCPUインターフェース229のど
ちらがレジスタアクセスを行うかを決定する。
【0195】
【発明の効果】以上のように本発明によると、表示設定
の切り替えをホストCPUより複数の表示設定レジスタ
にライトアクセスすることで行う表示処理装置におい
て、ホストCPUのアプリケーションがOSをベースに
して行われており、表示設定更新のためのレジスタアク
セスに要する期間が限定できない場合や表示処理装置内
の表示設定レジスタが、ホストCPUからのアクセス直
後に反映しないようにバッファリングされているといっ
た場合に、ホストCPUからの表示設定を垂直同期信号
に非同期で行うことが可能であり、ホストCPUから表
示設定レジスタの更新のための表示設定レジスタのアク
セス後、表示設定起動フラグの書き込みを行うという逐
次性を保証する限り、複数の表示設定レジスタをある垂
直同期信号により、一斉に更新することを保証するとと
もに、ホストCPUの表示制御に垂直同期信号を不要と
することが可能となる。
【0196】また、請求項2の発明によれば全ての表示
設定レジスタをホストCPUからマッピングすることに
より、アプリケーションプログラムの汎用性と、表示設
定切り替えの高速化を実現可能である。
【0197】また、請求項3の発明によれば、請求項1
の発明に対し複数の表示設定レジスタの一部を選択して
垂直同期信号のタイミングにより更新可能となる。ま
た、請求項4の発明によれば、請求項2の発明に対し複
数の表示設定レジスタの一部を選択して垂直同期信号の
タイミングにより更新可能となる。
【0198】また、請求項5と請求項11の発明によれ
ば、請求項1の発明と同様な手順で表示設定レジスタの
更新を同行うことが可能であり、さらに表示設定パター
ンを2種類常時保持し、高速に切り替えることが可能と
なる。
【0199】また、請求項6の発明によれば、請求項
2、4,5の効果に加え、ホストCPUの表示制御に垂
直同期信号を不要とすることが可能となる。また、請求
項7の発明によれば、表示処理装置がアクセス可能な汎
用メモリと表示設定レジスタへのアクセス機能を持つ制
御回路を持つ構成で、垂直同期期間を意識することなく
表示設定レジスタへアクセスすることが可能となる。
【0200】また、請求項8の発明によれば、ホストC
PUからの表示設定変更のためのレジスタアクセスを表
示設定を変更したい数フレーム前に完了することが可能
となる。
【0201】また、請求項9の発明によれば、複数通り
の表示設定を切替えて使用する場合、ホストCPUから
のレジスタアクセス量を減らすことがが可能となる。ま
た、請求項10の発明によれば、第1の表示設定レジス
タがバス接続され、第2の表示設定レジスタへの更新時
に、第1の制御レジスタ群を含むメモリへのアクセス
が、他の用途で占有される可能性がある構成であって
も、レジスタ設定制御部からの第1の表示設定レジスタ
へのアクセスが優先され、第2の表示設定レジスタの更
新が非表示期間中に効率良く行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の(実施の形態1)の表示処理装置の構
成図
【図2】同実施の形態のホストCPUおよび表示処理装
置の制御タイミング図
【図3】本発明の(実施の形態2)の表示処理装置の構
成図
【図4】同実施の形態のホストCPUおよび表示処理装
置の制御タイミング図
【図5】本発明の(実施の形態3)の表示処理装置の構
成図
【図6】本発明の(実施の形態4)の表示処理装置の構
成図
【図7】本発明の(実施の形態5)の表示処理装置の構
成図
【図8】本発明の(実施の形態7)の表示処理装置の構
成図
【図9】同実施の形態のホストCPUおよび表示処理装
置の制御タイミング図
【図10】本発明の(実施の形態8)の表示処理装置の
構成図
【図11】同実施の形態のホストCPUおよび表示処理
装置の制御タイミング図
【図12】本発明の(実施の形態9)の表示処理装置の
構成図
【図13】本発明の(実施の形態10)の表示処理装置
の構成図
【図14】同実施の形態のホストCPUおよび表示処理
装置の制御タイミング図
【図15】本発明の(実施の形態11)の表示処理装置
の構成図
【図16】本発明の(実施の形態12)の表示処理装置
の構成図
【図17】本発明の(実施の形態13)の表示処理装置
の構成図
【図18】従来の表示処理装置の構成図
【図19】同従来例のタイムチャート図
【符号の説明】
21 ホストCPU 22 デコーダ 22a 書き込みストローブ線 24〜28,217〜221,223〜227 第1
の表示設定レジスタ 23 第1の制御レジスタ群 29 第2の制御レジスタ群 30〜34 第2の表示設定レジスタ 35 制御データおよびアドレスデータ線 36 制御データ線 37〜41 書き込み制御信号 44 表示出力部 45 垂直同期信号 48 表示設定起動フラグ用レジスタ 49 第1の制御信号生成部 49a 第1の制御信号 50 表示制御インデックスレジスタ 61〜65 セレクタ 70a 第1の制御信号 80 表示制御インデックスレジスタ 81b〜85b 制御回路 81〜85 フィールド 86b〜90b 制御回路 90 フリップフロップ 90a セレクト信号 91〜95 フリップフロップ 91a〜95a 第1の制御信号 100 制御回路 102〜106 書き込み制御信号 110,111 第1,第2のフィールド 112 表示制御レジスタ 113 セレクタ選択信号(第1の制御信号) 114 セレクタ選択信号 115 セレクタ選択信号生成部 120 遅延回路 121 表示設定終了フラグ用レジスタ 122 割り込み制御信号 200 データバス 207 フレーム数検出部 208 フレーム数設定レジスタ 209 フレームカウンタ 210 比較器 202 レジスタ記憶部 204 レジスタ設定制御部 212 フレーム数一致フラグ 214 制御回路 216 第3の制御レジスタ群 222 第4の制御レジスタ群 228 表示設定選択レジスタ 229 CPUインターフェース 230 データバス 234 データバスアービター 235 優先順位切替え回路 236〜238 データバスのバス権取得の要求信号 239〜241 データバスのバス権取得の承認信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B069 AA01 BA01 BB06 BB19 KA01 5C082 AA01 CB01 DA76 DA86 MM02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストCPUとモニタの間に介装されて表
    示設定データをホストCPUで更新する表示処理装置で
    あって、 垂直同期信号に対し非同期に生成出力された各種表示設
    定データを書き込み制御信号により一時保持するアドレ
    ス空間にマッピングされた第1の表示設定レジスタと、 アドレスアクセスに対し前記第1の表示設定レジスタに
    対応する前記書き込み制御信号を生成するデコーダと、 前記第1の表示設定レジスタの出力を入力し第1の制御
    信号に同期して保持データを更新する第2の表示設定レ
    ジスタと、 前記第2の表示設定レジスタの出力に従ってビデオ表示
    信号のデジタル処理を行う表示出力部と、 垂直同期信号に対し非同期に生成出力された表示設定起
    動フラグがセットされる表示設定起動フラグ用レジスタ
    とを備え、前記第1の制御信号を、垂直同期信号と表示
    設定起動フラグ用レジスタの出力により生成し、前記第
    2の表示設定レジスタの更新終了を前記ホストCPUへ
    通知する表示設定終了フラグ用レジスタを設けた表示処
    理装置。
  2. 【請求項2】ホストCPUとモニタの間に介装されて表
    示設定データをホストCPUで更新する表示処理装置で
    あって、 垂直同期信号に対し非同期に生成された各種表示設定デ
    ータを書き込み制御信号により一時保持するアドレス空
    間にマッピングされた第1の表示設定レジスタおよび第
    2の表示設定レジスタと、 アドレスアクセスに対し前記複数の第1,第2の表示設
    定レジスタに対応する前記書き込み制御信号を生成する
    デコーダと、 前記第1,第2の表示設定レジスタの出力の一対とする
    入力より出力の選択を切り換えるセレクタと、 前記セレクタの出力に従ってビデオ表示信号のデジタル
    処理を行う表示出力部とを設け、 前記セレクタの切り換えを制御するセレクタ選択信号生
    成部を、 垂直同期信号に対し非同期に生成出力された表示制御情
    報を一時保持する第1,第2のフィールドを備えた表示
    制御レジスタと、 前記第2のフィールドの出力を第1のフィールドと垂直
    同期信号のタイミングで保持するフリップフロップとで
    構成し、前記フリップフロップの出力信号によって前記
    セレクタの切り換えを制御し、 前記デコーダから出力される書き込みストローブ線で制
    御されて前記第1,第2のフィールドに格別に表示設定
    制御データをセットするように構成した表示処理装置。
  3. 【請求項3】複数の前記第1の表示設定レジスタの出力
    を入力し第1の制御信号に同期して保持データを更新す
    る複数の前記第2の表示設定レジスタにそれぞれ対応す
    るフィールドを有する表示制御インデックスレジスタを
    備え、 前記表示制御インデックスレジスタの出力と前記垂直同
    期信号により前記複数の第2の表示設定レジスタにそれ
    ぞれ対応する前記第1の制御信号を生成し、 前記第1の制御信号により前記第2の表示設定レジスタ
    を更新するよう構成した請求項1記載の表示処理装置。
  4. 【請求項4】複数の前記セレクタにそれぞれ対応するフ
    ィールドを有する表示制御インデックスレジスタを備
    え、 前記表示制御インデックスレジスタの出力と前記垂直同
    期信号により前記複数のセレクタにそれぞれ対応する前
    記第1の制御信号を生成し、 前記第1の制御信号により前記セレクタは、前記第1の
    表示設定レジスタの出力もしくは前記第2の表示設定レ
    ジスタの出力を選択出力するよう構成した請求項2記載
    の表示処理装置。
  5. 【請求項5】ホストCPUとモニタの間に介装されて表
    示設定データをホストCPUで更新する表示処理装置で
    あって、 1アドレスに割り付けられた第1の表示設定レジスタと
    第2の表示設定レジスタのペアを複数有し、 アドレスアクセスに対し複数の前記ペアに対応する複数
    の書き込み制御信号を生成するデコーダと、 外部より垂直同期信号に対し非同期に生成出力された表
    示制御情報を一時保持する表示制御レジスタと、 前記第1の表示設定レジスタの出力と前記第2の表示設
    定レジスタの出力が入力され表示出力部に選択して出力
    する複数のセレクタとを備え、 前記第1,第2の表示設定レジスタは、ホストCPUが
    垂直同期信号に対し非同期に生成する各種表示設定デー
    タを、第1の制御信号と前記書き込み制御信号により選
    択保持し、 前記セレクタは、第2の制御信号に同期して表示出力部
    に前記第1の表示設定レジスタの出力と前記第2の表示
    設定レジスタの出力を選択して出力し、 前記第1の制御信号および前記第2の制御信号を、前記
    垂直同期信号と前記表示制御レジスタの出力により生成
    した表示処理装置。
  6. 【請求項6】前記複数のセレクタの入力切り換え情報を
    外部に通知する手段を備えた請求項2,請求項4,請求
    項5の何れかに記載の表示処理装置。
  7. 【請求項7】ホストCPUとモニタの間に介装されて表
    示設定データをホストCPUで更新する表示処理装置で
    あって、 外部より垂直同期信号に対し非同期に生成出力された各
    種表示設定データを書き込み制御信号により一時保持す
    るアドレス空間にマッピングされた複数の第1の表示設
    定レジスタと、 外部より垂直同期信号に対し非同期に設定される、前記
    複数の第1の表示設定レジスタへのアクセス終了を表す
    表示設定起動フラグがセットされる表示設定起動フラグ
    用レジスタと、 前記表示設定起動フラグと垂直同期信号を用いてレジス
    タアクセスを実行するレジスタ設定制御部と、 前記レジスタ設定制御部によりデータ更新され各種表示
    設定データを書き込み制御信号により保持するアドレス
    空間にマッピングされた複数の第2の表示設定レジスタ
    と、 アドレスアクセスに対し前記複数の第2の表示設定レジ
    スタに対応する複数の前記書き込み制御信号を生成する
    デコーダと、 前記第2の表示設定レジスタの更新終了を表す表示設定
    終了フラグがセットされる表示設定終了フラグ用レジス
    タと、 前記複数の第2の表示設定レジスタの出力に従ってビデ
    オ表示信号のデジタル処理を行う表示出力部とを設け、
    前記レジスタ設定制御部を、垂直同期期間中に前記複数
    の第1の表示設定レジスタの内容を用いて前記複数の第
    2の表示設定レジスタを更新するよう構成した表示処理
    装置。
  8. 【請求項8】ホストCPUとモニタの間に介装されて表
    示設定データをホストCPUで更新する表示処理装置で
    あって、 外部より垂直同期信号に対し非同期に生成出力された各
    種表示設定データを書き込み制御信号により一時保持す
    るアドレス空間にマッピングされた複数の第1の表示設
    定レジスタと、 現在のフレームがフレーム数設定レジスタのフレーム数
    かどうかを出力するフレーム数検出部と、 外部より垂直同期信号に対し非同期に設定される前記複
    数の第1の表示設定レジスタへのアクセス終了を表す表
    示設定起動フラグと垂直同期信号を用いてレジスタアク
    セスを実行するレジスタ設定制御部と、 前記レジスタ設定制御部によりデータ更新され各種表示
    設定データを書き込み制御信号により保持するアドレス
    空間にマッピングされた複数の第2の表示設定レジスタ
    と、 アドレスアクセスに対し前記複数の第2の表示設定レジ
    スタに対応する複数の前記書き込み制御信号を生成する
    デコーダと、 前記第2の表示設定レジスタの更新終了を表す表示設定
    終了フラグがセットされる表示設定終了フラグ用レジス
    タと、 前記複数の第2の表示設定レジスタの出力に従ってビデ
    オ表示信号のデジタル処理を行う表示出力部とを備え、
    前記フレーム数検出部には、外部より垂直同期信号に対
    し非同期に設定される前記複数の第1の表示設定レジス
    タの更新間隔を表すフレーム数設定レジスタと、 垂直同期信号を用いてフレーム数をカウントするフレー
    ムカウンタと、 前記フレーム数設定レジスタと前記フレームカウンタの
    両出力を比較し現在のフレームがフレーム数設定レジス
    タのフレーム数かどうかを出力する比較器を設け、 前記レジスタ設定制御部とフレーム数検出部を、前記レ
    ジスタ設定制御部が前記表示設定起動フラグの設定に応
    じて前記フレームカウンタを初期化し、前記フレームカ
    ウンタが前記フレーム数設定レジスタと一致してから表
    示終了フラグが設定されるまでフレーム数検出部が前記
    フレームカウンタを保持し垂直同期信号をレジスタ設定
    制御部へ伝えるよう構成した表示処理装置。
  9. 【請求項9】ホストCPUとモニタの間に介装されて表
    示設定データをホストCPUで更新する表示処理装置で
    あって、 外部より垂直同期信号に対し非同期に生成出力された各
    種表示設定データを書き込み制御信号により一時保持す
    るアドレス空間にマッピングされた複数組の第1の表示
    設定レジスタと、 外部より垂直同期信号に対し非同期に設定される前記複
    数の第1の表示設定レジスタへのアクセス終了を表す表
    示設定起動フラグがセットされる表示設定起動フラグ用
    レジスタと、 外部より垂直同期信号に対し非同期に設定される前記複
    数の第1の表示設定レジスタの何組目の複数の表示設定
    レジスタを使用するかを表す表示設定選択レジスタと、 前記表示設定起動フラグと垂直同期信号を用いてレジス
    タアクセスを実行するレジスタ設定制御部と、 前記レジスタ設定制御部によりデータ更新され各種表示
    設定データを書き込み制御信号により保持するアドレス
    空間にマッピングされた第2の表示設定レジスタと、 アドレスアクセスに対し前記複数の第2の表示設定レジ
    スタに対応する複数の前記書き込み制御信号を生成する
    デコーダと、 前記複数の第2の表示設定レジスタの出力に従ってビデ
    オ表示信号のデジタル処理を行う表示出力部とを備え、
    第1の表示設定レジスタが、前記第2の表示設定レジス
    タの内容を複数組だけ保持でき、 レジスタ設定制御部が、前記第1の表示設定レジスタの
    中から、表示設定選択レジスタに設定されたデータに応
    じた複数の表示設定レジスタの内容を用いて前記第2の
    表示設定レジスタを更新するよう構成した表示処理装
    置。
  10. 【請求項10】ホストCPUとモニタの間に介装されて
    表示設定データをホストCPUで更新する表示処理装置
    であって、 外部より垂直同期信号に対し非同期に生成出力された各
    種表示設定データを書き込み制御信号により一時保持す
    るアドレス空間にマッピングされた第1の表示設定レジ
    スタと、 外部より垂直同期信号に対し非同期に設定される前記第
    1の表示設定レジスタへのアクセス終了を表す表示設定
    起動フラグがセットされる表示設定起動フラグ用レジス
    タと、 前記表示設定起動フラグと垂直同期信号を用いてレジス
    タアクセスを実行するレジスタ設定制御部と、 前記レジスタ設定制御部および前記ホストCPUが前記
    第1の表示設定レジスタへアクセスするためのデータバ
    スと、 前記データバスのバス権を制御するデータバスアービタ
    ーと、 前記レジスタ設定制御部によりデータ更新され各種表示
    設定データを書き込み制御信号により保持するアドレス
    空間にマッピングされた第2の表示設定レジスタと、 アドレスアクセスに対し前記第2の表示設定レジスタに
    対応する複数の前記書き込み制御信号を生成するデコー
    ダと、 前記第2の表示設定レジスタの出力に従ってビデオ表示
    信号のデジタル処理を行う表示出力部とを設け、前記デ
    ータバスアービターを、垂直同期期間中には前記レジス
    タ設定制御部のバス権の優先順位を最優先に変更するよ
    う構成した表示処理装置。
  11. 【請求項11】ホストCPUとモニタの間に介装されて
    表示設定データをホストCPUで更新する表示処理装置
    であって、 1アドレスに割り付けられた第1の表示設定レジスタと
    第2の表示設定レジスタのペアを複数有し、 アドレスアクセスに対し複数の前記ペアに対応する複数
    の書き込み制御信号を生成するデコーダと、 外部より垂直同期信号に対し非同期に生成出力された表
    示制御情報を一時保持する表示制御レジスタと、 前記第1の表示設定レジスタの出力と前記第2の表示設
    定レジスタの出力が入力され表示出力部に選択して出力
    する複数のセレクタとを備え、 前記第1,第2の表示設定レジスタは、ホストCPUが
    垂直同期信号に対し非同期に生成する各種表示設定デー
    タを、前記垂直同期信号と前記表示制御レジスタの出力
    により生成した制御信号と前記書き込み制御信号により
    選択保持し、 前記セレクタは、前記垂直同期信号と前記表示制御レジ
    スタの出力により生成した制御信号に同期して表示出力
    部に前記第1の表示設定レジスタの出力と前記第2の表
    示設定レジスタの出力を選択して出力し、 前記ホストCPUによる前記第1,第2の表示設定レジ
    スタの何れを更新し前記セレクタによる前記第1,第2
    の表示設定レジスタの何れを選択するかを排他的となる
    ように構成した表示処理装置。
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