JP2002303520A - 移動体駐車場情報配信方法、移動体駐車場情報配信システム、移動体駐車場情報更新システム、移動体駐車場情報課金システム、移動体通信機器及び記録媒体 - Google Patents

移動体駐車場情報配信方法、移動体駐車場情報配信システム、移動体駐車場情報更新システム、移動体駐車場情報課金システム、移動体通信機器及び記録媒体

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JP2002303520A
JP2002303520A JP2001107679A JP2001107679A JP2002303520A JP 2002303520 A JP2002303520 A JP 2002303520A JP 2001107679 A JP2001107679 A JP 2001107679A JP 2001107679 A JP2001107679 A JP 2001107679A JP 2002303520 A JP2002303520 A JP 2002303520A
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JP
Japan
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parking lot
parking
mobile
communication device
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JP2001107679A
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English (en)
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Toru Tejima
亨 手▲島▼
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が駐車場の現地まで行くことなく駐車
場情報を容易に取得する。 【解決手段】 自動車11に搭載された移動体通信機器
12のディスプレイ53の地図53bの範囲内の駐車場
の駐車場位置情報PPIが、移動体通信機器12からネ
ットワークナビセンタ10に、携帯電話基地局14及び
一般電話回線網16を介して送信される。ネットワーク
ナビセンタ10は駐車場位置情報PPIを受信すると、
駐車場情報サーバ25の満空情報PIの更新日時を確認
し、更新してからの経過時間が制限時間を超えている場
合は、インターネット17を介して駐車場管理者のパソ
コン18に入力案内情報GAIを出力し、駐車場管理者
に満空情報PIの更新を促す。駐車場管理者のパソコン
18より、駐車場情報サーバ25の満空情報PIが更新
されると、ネットワークナビセンタ10は更新された満
空情報PIを移動体通信機器12に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現在位置の位置情
報を得ることのできる現在位置検出手段を備えた移動体
通信機器に好適な移動体駐車場情報配信方法、移動体駐
車場情報配信システム、移動体駐車場情報更新システ
ム、移動体駐車場情報課金システム、移動体通信機器及
び記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】交通量の多い都市部などにおいては、渋
滞や環境負荷の増大といった道路交通問題が深刻化して
いる。これら道路交通問題は、違法駐車や、駐車場待ち
による渋滞、駐車場探しによる無駄な走行といった、駐
車の際の非効率性が一つの原因となって引き起こされて
いる場合がある。
【0003】そこで、上記問題を解決するために、ユー
ザーのリクエストに応じて、携帯情報端末や携帯電話回
線に接続された車載のカーナビゲーションシステム等
に、駐車場の満空情報を配信するサービスが一部実現さ
れている。これにより、ユーザーは、無駄な駐車場待ち
や駐車場探しを解消できるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように駐車場からリアルタイムに満空情報を発信するこ
とは、車両台数を自動的に確認する制御装置等を備えた
駐車場においては容易であるが、備えていない駐車場、
例えば管理人により人為的に管理されている駐車場にお
いては難しい。もし、人為的に管理されている駐車場に
おいて満空情報をリアルタイムに発信しようとすると、
管理人が満空情報を逐次確認しなくてはならないため、
管理人への負担が大きくなる。
【0005】また、ユーザーが満空情報をリクエストす
る際には、現在地名や最寄駅等を各種端末により入力
し、その付近の駐車場を検索する方式等がとられてお
り、設定が面倒で、運転中のユーザー等にとって使い勝
手がよいものとはいえない。
【0006】本発明の第1目的は、利用者が所望の駐車
場の所在地まで行かなくても、駐車場情報を容易に取得
することができる移動体駐車場情報配信方法、駐車場情
報配信システム及び記録媒体を提供することにある。
【0007】本発明の第2目的は、駐車場情報を容易に
更新することができる駐車場情報更新システム及び記憶
媒体を提供することにある。本発明の第3目的は、駐車
場情報の情報提供料を、簡単に演算することができる駐
車場情報課金システム及び記録媒体を提供することにあ
る。
【0008】本発明の第4目的は、面倒な設定をする必
要なく駐車場情報を取得することができる移動体通信機
器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、移動体通信機器から発
信された駐車場の位置情報に基づいて、駐車場情報配信
装置から前記移動体通信機器に対して駐車場情報を配信
するようにしたことを要旨とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、コンピュータシ
ステムにより移動体通信機器に対して駐車場情報を送信
する移動体駐車場情報配信方法において、前記移動体通
信機器から発信される駐車場の位置情報を受信する段階
と、前記駐車場の位置情報に基づき前記駐車場の情報提
供者から駐車場情報の提供を受けて記憶する段階と、前
記記憶された駐車場情報から前記駐車場位置情報に対応
する駐車場情報を検索する段階と、その検索された駐車
場情報を前記移動体通信機器に配信する段階とを備えた
ことを要旨とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の移動体駐車場情報配信方法において、前記移動体駐車
場情報配信方法は、前記情報提供者からの駐車場情報の
提供によって生ずる情報提供料を演算する段階と、その
演算された情報提供料を情報提供者に対して課金又は支
払い決済する段階とを備えたことを要旨とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、一定範囲内の駐
車場の位置を取得しその駐車場の位置情報を発信すると
ともに、前記駐車場の駐車場情報を受信しその駐車場情
報を出力部に出力する移動体通信機器と、前記駐車場情
報を記憶し、前記駐車場の情報提供者から新しい駐車場
情報を受信することによって、前記駐車場情報を更新す
る駐車場情報記憶手段と、前記移動体通信機器からの駐
車場の位置情報を受信し、その位置情報に基づいて前記
駐車場の駐車場情報を前記駐車場情報記憶手段から検索
し、その検索した駐車場情報を前記移動体通信機器に配
信する駐車場情報配信手段とからなることを要旨とす
る。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項5に記載
の移動体駐車場情報配信システムにおいて、前記移動体
通信機器において取得される前記駐車場の位置は、所定
地点を基準とした一定範囲における駐車場の位置である
ことを要旨とする。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項4に記載
の移動体駐車場情報配信システムにおいて、前記移動体
通信機器において取得される前記駐車場の位置は、取得
時に前記出力部に出力されている駐車場の位置であるこ
とを要旨とする。
【0015】請求項7に記載の発明は、請求項4〜6の
いずれか1つに記載の移動体駐車場情報配信システムに
おいて、前記駐車場情報記憶手段は、前記駐車場情報が
前記駐車場の情報提供者によって更新される毎に、その
駐車場情報の更新回数を記憶する更新回数記憶手段を備
えたことを要旨とする。
【0016】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の移動体駐車場情報配信システムにおいて、前記移動体
駐車場情報配信システムは、前記更新回数記憶手段に記
憶されている前記更新回数に基づく更新状況情報を、前
記移動体通信機器に配信する更新状況情報配信手段を備
えたことを要旨とする。
【0017】請求項9に記載の発明は、請求項4〜8に
記載の移動体駐車場情報配信システムにおいて、前記駐
車場情報記憶手段は、前記駐車場情報が前記移動体通信
機器に配信される毎に、その駐車場情報の配信回数を記
憶する配信回数記憶手段を備えたことを要旨とする。
【0018】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の移動体駐車場情報配信システムにおいて、前記移動
体駐車場情報配信システムは、前記配信回数記憶手段に
記憶されている前記配信回数に基づく配信状況情報を、
前記駐車場情報の情報提供者に配信する配信状況情報配
信手段を備えたことを要旨とする。
【0019】請求項11に記載の発明は、請求項4〜1
0のいずれか1つに記載の移動体駐車場情報配信システ
ムにおいて、前記駐車場情報記憶手段に記憶した駐車場
情報は、満空情報、キャンペーン情報、情報更新日時情
報のうち少なくとも1つの駐車場情報データを含み、前
記移動体通信機器の出力部は表示部であって、前記駐車
場情報データに基づいてその表示部に前記駐車場情報を
表示することを要旨とする。
【0020】請求項12に記載の発明は、請求項4〜1
1のいずれか1つに記載の移動体駐車場情報配信システ
ムにおいて、前記移動体通信機器は、車両に搭載された
ナビゲーション装置であって、そのナビゲーション装置
は、前記駐車場の位置情報を前記駐車場情報配信手段に
発信する発信機と、前記駐車場情報を受信する受信機と
を備えたことを要旨とする。
【0021】請求項13に記載の発明は、請求項4〜1
1のいずれか1つに記載の移動体駐車場情報配信システ
ムにおいて、前記移動体通信機器は、車両に搭載された
ナビゲーション装置と携帯電話機とからなり、そのナビ
ゲーション装置は、携帯電話機を介して前記駐車場情報
配信手段との間での前記駐車場の位置情報と前記駐車場
情報の授受を行うことを要旨とする。
【0022】請求項14に記載の発明は、請求項4〜1
1のいずれか1つに記載の移動体駐車場情報配信システ
ムにおいて、前記移動体通信機器は、携帯電話機であっ
て、その携帯電話機には自身の現在位置を検出する現在
位置検出手段を備えていることを要旨とする。
【0023】請求項15に記載の発明は、駐車場情報を
記憶する駐車場情報記憶手段と、前記駐車場情報の情報
提供者に情報提供の依頼をする依頼手段と、前記駐車場
情報の情報提供者にて前記駐車場情報記憶手段の更新を
行うための入力を行う駐車場情報入力手段と、前記駐車
場情報入力手段とインターネット若しくは無線インター
ネットを介してデータの授受が行われ、前記駐車場情報
記憶手段の駐車場情報を前記駐車場情報入力手段から入
力された駐車場情報に更新する管理手段とを備えたこと
を要旨とする。
【0024】請求項16に記載の発明は、請求項15に
記載の移動体駐車場情報更新システムにおいて、前記駐
車場情報入力手段は自身の現在位置を検出する現在位置
検出手段を備え、前記管理手段は、前記現在位置検出手
段により検出される前記駐車場情報入力手段の位置に基
づいて、移動体通信機器から発信された駐車場の位置情
報に基づいて前記駐車場の位置付近にある前記駐車場情
報入力手段を特定し、前記依頼手段は、前記特定された
駐車場情報入力手段に前記駐車場情報の更新を依頼する
ように構成したことを要旨とする。
【0025】請求項17に記載の発明は、請求項15又
は16に記載の移動体駐車場情報更新システムにおい
て、前記駐車場情報入力手段は、パソコン又は移動体通
信機器であることを要旨とする。
【0026】請求項18に記載の発明は、請求項15〜
17のいずれか1つに記載の移動体駐車場情報更新シス
テムにおいて、前記駐車場情報入力手段から前記駐車場
情報記憶手段の更新が行われる毎に、その駐車場情報の
更新回数を記憶する更新回数記憶手段を備えたことを要
旨とする。
【0027】請求項19に記載の発明は、請求項18に
記載の移動体駐車場情報更新システムにおいて、前記移
動体駐車場情報更新システムは、前記更新回数記憶手段
に記憶されている前記更新回数に基づく更新状況情報
を、前記移動体通信機器に配信する交信状況情報配信手
段を備えたことを要旨とする。
【0028】請求項20に記載の発明は、請求項15〜
19のいずれか1つに記載の移動体駐車場情報更新シス
テムにおいて、前記駐車場情報記憶手段は、前記駐車場
情報入力手段によって前記駐車場情報の更新が行われた
情報更新日時を記憶し、前記管理手段は前記情報更新日
時を使用して、更新から現在までの経過時間を計算し、
一定の経過時間を超える場合に、前記依頼手段が駐車場
情報入力手段に前記駐車情報を更新させるための指示情
報を出力することを要旨とする。
【0029】請求項21に記載の発明は、駐車場情報を
記憶し、駐車場の情報提供者から新しい駐車場情報を受
信することによって、前記駐車場情報を更新する駐車場
情報記憶手段と、移動体通信機器からの駐車場の位置情
報を受信し、その位置情報に基づいて前記駐車場の駐車
場情報を前記駐車場情報記憶手段から検索し、その検索
した駐車場情報を前記移動体通信機器に配信する駐車場
情報配信手段と、前記情報提供者からの駐車場情報の提
供によって生ずる情報提供料を記憶する情報提供料記憶
手段と、前記情報提供料を演算して前記情報提料記憶手
段に記憶させる管理手段とを備えたことを要旨とする。
【0030】請求項22に記載の発明は、請求項21に
記載の移動体駐車場情報課金システムにおいて、前記管
理手段は、前記駐車場情報記憶手段の前記駐車場情報が
前記駐車場情報提供者によって更新される際の更新回
数、通信データ量のうち少なくとも1つの更新情報デー
タに基づいて前記情報提供料を演算することを要旨とす
る。
【0031】請求項23に記載の発明は、請求項21に
記載の移動体駐車場情報課金システムにおいて、前記管
理手段は、前記駐車場情報配信手段が前記移動体通信機
器に前記駐車場情報を配信する際の配信回数、通信デー
タ量のうち少なくとも1つの配信情報データに基づいて
前記情報提供料を演算することを要旨とする。
【0032】請求項24に記載の発明は、現在位置を検
出する現在位置検出手段及び画像を表示する表示部を備
えた移動体通信機器であって、一定範囲内にある駐車場
の位置情報を取得する取得手段と、前記位置情報に対す
る駐車場情報を受信するために駐車場情報配信装置に前
記位置情報を発信する発信手段と、前記駐車場情報を受
信し、その駐車場情報を前記表示部に表示させる表示手
段とを備えたことを要旨とする。
【0033】請求項25に記載の発明は、請求項24に
記載の移動体通信機器において、前記取得手段は、所定
地点を基準とした一定範囲における駐車場の位置を取得
することを要旨とする。
【0034】請求項26に記載の発明は、請求項24に
記載の移動体通信機器において、前記取得手段は、取得
時に前記表示部に表示されている駐車場の位置を取得す
ることを要旨とする。
【0035】請求項27に記載の発明は、移動体通信機
器から送信される駐車場の位置情報を受信する処理と、
前記位置情報に基づき駐車場情報を検索する処理と、前
記駐車場情報の情報提供者に前記駐車場情報を入力させ
る処理と、情報提供者が入力した駐車場情報を更新させ
る処理とをコンピュータにて実行させることを要旨とす
る。
【0036】請求項28に記載の発明は、移動体通信機
器から送信される駐車場の位置情報に基づき検索された
駐車場情報を、移動体通信機器に配信する処理をコンピ
ュータにて実行させることを要旨とする。
【0037】請求項29に記載の発明は、情報提供者が
駐車場情報を提供することによって生ずる駐車場情報提
供料を演算する処理と、前記情報提供料を前記情報提供
者に対して課金又は支払い決済する処理とをコンピュー
タにて実行させることを要旨とする。
【0038】請求項30に記載の発明は、移動体通信機
器において取得された一定範囲内における駐車場の位置
情報を駐車場情報配信装置に送信する処理と、前記駐車
場情報配信装置から受信した駐車場情報を表示部に表示
する処理とをコンピュータにて実行させることを要旨と
する。
【0039】
【発明の実施の形態】(第一実施形態)以下、本発明を
具体化した第一実施形態を図面に従って説明する。
【0040】図1に、移動体駐車場情報配信システムの
システム構成図を示す。図1において、コンピュータシ
ステムを備えたネットワークナビセンタ10は、利用者
の自動車11に搭載された移動体通信機器12との間
で、利用者が取得したい満空情報PIや、センタ10に
知らせる駐車場位置情報PPI等を含む各種情報の授受
を行うようになっている。駐車場位置情報PPIは、緯
度Xと経度Yによって表現される複数の駐車場の位置の
情報である。そして、移動体通信機器12からの駐車場
位置情報PPI等の各種情報は、同通信機器12のアン
テナ13から電波信号となって発信される。この電波信
号は携帯電話基地局14の基地局アンテナ15で受信さ
れ一般電話回線網16を介してネットワークナビセンタ
10に送信される。反対に、ネットワークナビセンタ1
0からの満空情報PI等の各種情報は、一般電話回線網
16を介して携帯電話基地局14の基地局アンテナ15
から電波信号となって発信される。このセンタ側の電波
信号は移動体通信機器12のアンテナ13にて受信され
同移動体通信機器12に送信される。つまり、ネットワ
ークナビセンタ10は、自動車11に搭載された移動体
通信機器12とはいわゆる無線インターネットで接続さ
れている。又、自動車11等の移動体通信機器12とネ
ットワークナビセンタ10との間に一般電話回線網16
を介さずに、移動体通信機器12側に無線送受信機とT
A(ターミナルアダプタ;Terminal Adapter)とDSU
(デジタルサービスユニット;Digital Service Unit)
を備えて、移動体通信機器12とネットワークナビセン
タ10とを直接無線インターネットにて接続する手法で
もよい。
【0041】又、ネットワークナビセンタ10はインタ
ーネット17を介して情報提供者としての駐車場管理者
の駐車場情報入力手段としてのパソコン18と接続され
るようになっている。そして、ネットワークナビセンタ
10は、パソコン18との間で、各駐車場管理者が入力
した、駐車場の満空情報PI及びこの満空情報PIの入
力の仕方を各駐車場管理者に対して案内する入力案内情
報GAI等を含む各種情報の授受を行うようになってい
る。尚、各駐車場管理者のパソコン18に無線通信機能
を備えているものであれば無線インターネットを介して
パソコン18とネットワークナビセンタ10とを接続し
てもよい。勿論、駐車場管理者は、携帯電話機を使用し
てネットワークナビセンタ10と各種情報の授受を行う
ようにしてもよい。
【0042】ネットワークナビセンタ10は、図2に示
すように、駐車場情報配信装置を構成するサーバ群21
及びデータ変換装置22を備えている。サーバ群21
は、利用者サーバ24、駐車場情報サーバ25、課金サ
ーバ26、認証サーバ27、管理サーバ28を備えてい
る。
【0043】利用者サーバ24は、移動体通信機器12
において駐車場の満空情報PIを受信する利用者の利用
者データを記憶管理しており、利用者データは、名前デ
ータ、住所データ、携帯電話番号データ、IP(Intern
et Protocol )アドレスデータからなる。
【0044】駐車場情報記憶手段としての駐車場情報サ
ーバ25は、満空情報PIを提供する駐車場の基本デー
タ及び現況データを記憶管理している。基本データは、
駐車場名称データ、駐車場住所データ、駐車場座標デー
タ、営業時間データ、利用料金データ、駐車可能台数デ
ータ、利用可能車種データ、周辺施設データ、支払方法
データ、電子メールアドレスデータ、リアルタイムコメ
ントデータからなる。また、現況データは、満空情報P
I及びデータ更新日時データからなる。
【0045】基本データのうち、駐車場名称データは、
駐車場の名称を表すデータである。駐車場住所データ
は、駐車場の住所を表すデータである。駐車場座標デー
タは、緯度Xと経度Yによって表現され、駐車場の位置
を特定するデータである。営業時間データは、駐車場の
営業時間、例えば午前8時00分から午後10時00分
といったデータである。利用料金データは、駐車場の利
用料金、例えば300円/30分といったデータであ
る。駐車可能台数データは、駐車場が許容する駐車台
数、例えば30台といったデータである。利用可能車種
データは、駐車場に駐車できる車種、例えば普通車、R
V車といったデータである。周辺施設データは、周辺施
設の宣伝や特典を利用者に知らせるためのデータであ
り、駐車場が提携している商業施設の宣伝のデータや、
各種特典、例えば、「○○円以上の買い物で1時間駐車
料金無料」といったデータである。支払い方法データ
は、駐車場料金の支払い方法、例えば現金またはカー
ド、といったデータである。電子メールアドレスデータ
は、駐車場管理者が使用するパソコン18の電子メール
アドレスを表すデータである。リアルタイムコメントデ
ータは、駐車場の宣伝や特典を利用者に知らせるための
データであり、例えば、「ただ今50円引き」といった
データである。
【0046】現況データのうち、満空情報PIは、駐車
場の満空情報、例えば10台/15台、もしくは満車
中、といったデータである。データ更新日時データは、
前記満空情報PIが駐車場情報サーバ25において更新
された更新日時、例えば、2月3日午前10時15分、
といったデータである。
【0047】課金サーバ26は更新回数記憶手段及び情
報提供料記憶手段を構成し、各駐車場毎にその駐車場の
満空情報PIが駐車場情報サーバ25において更新され
た更新回数の更新回数データ、駐車場管理者に対して請
求される駐車場の情報提供料の情報提供料データを記憶
管理している。
【0048】認証サーバ27は、駐車場管理者のIDコ
ード、パスワード及び駐車場の情報提供料を引き落とす
ための銀行口座番号からなる駐車場管理者認証データ及
び利用者のIDコード及びパスワードからなる利用者認
証データを記憶管理している。
【0049】駐車場情報配信手段、管理手段としての管
理サーバ28は各サーバ24〜27を統括管理するサー
バであって、インターネット17を介して各駐車場管理
者のパソコン18と接続されているとともに、データ変
換装置22、一般電話回線網16及び携帯電話基地局1
4を介して移動体通信機器12と接続されている。管理
サーバ28は記録媒体としての記憶部を備え、同記憶部
には駐車場情報更新プログラム、駐車場情報配信プログ
ラム及び駐車場情報提供料課金プログラムを記憶してい
る。
【0050】そして、管理サーバ28は、この駐車場情
報更新プログラム、駐車場情報配信プログラム及び駐車
場情報提供料課金プログラムに従って各種演算処理動作
を実行する。駐車場情報更新プログラムは、移動体通信
機器12を介して利用者から満空情報PIの提供依頼が
あった際に、該当する駐車場の満空情報PIを、サーバ
群21から検索したり、各パソコン18に満空情報PI
の提供依頼をして収集したりするためのプログラムであ
る。駐車場情報配信プログラムは、ネットワークナビセ
ンタ10から検索された満空情報PIを利用者が所有す
る移動体通信機器12に配信するためのプログラムであ
る。駐車場情報提供料課金プログラムは、駐車場管理者
が満空情報PIを提供したことによって生ずる情報提供
料を演算しその情報提供料を駐車場管理者に請求するた
めのプログラムである。
【0051】又、利用者サーバ24において記憶管理さ
れる利用者の利用者データは、本実施形態では、利用者
がネットワークナビセンタ10に対して申請書を提出す
ることによって行われる。つまり、申請書に従ってネッ
トワークナビセンタ10においてパソコンを操作して、
名前と住所、携帯電話番号、IPアドレスからなる利用
者データが利用者サーバ24に記憶される。この時、I
Dコード及びパスワードからなる利用者認証データもあ
わせて入力されて、認証サーバ27に記憶される。従っ
て、利用者は、以後住所や携帯電話番号等を変更したい
ときには、インターネット17を介してパソコン又は携
帯電話機を使用して変更することができる。尚、利用者
は、利用者データの申請を申請書を提出しないでオンラ
イン申請で行うことも勿論可能である。
【0052】さらに、駐車場情報サーバ25において記
憶管理される駐車場の駐車場情報データについても、本
実施形態では、駐車場の管理者がネットワークナビセン
タ10に対して申請書を提出することによって行われ
る。つまり、申請書に従ってネットワークナビセンタ1
0においてパソコンを操作して、駐車場名称と駐車場住
所、駐車場位置、営業時間、利用料金、駐車可能台数、
利用可能車種、周辺施設、支払方法からなる駐車場情報
データが駐車場情報サーバ25に記憶される。この時、
IDコード及びパスワードからなる駐車場認証データも
あわせて入力されて、認証サーバ27に記憶される。従
って、駐車場の管理者は、以降営業時間や利用料金等を
変更したいときには、インターネット17を介してパソ
コン18等を使用して変更することができる。尚、駐車
場の管理者は、駐車場情報データの申請を申請書を提出
しないでオンライン申請で行うことも勿論可能である。
【0053】次に、ネットワークナビセンタ10を介し
て駐車場の満空情報PIが配信される自動車11に搭載
された移動体通信機器12について説明する。移動体通
信機器12は車両用ナビゲーション装置41にて構成さ
れ、図3に示すように、その車両用ナビゲーション装置
41は、入出力装置42、現在位置検出手段としての現
在位置検出装置43、情報記憶装置44及び主制御装置
45を備えている。
【0054】入出力装置42は、目的地を入力したり、
ドライバーが必要なときに案内情報を音声や画面から出
力できるようにドライバーの意志によりナビゲーション
処理を主制御装置45に指示する装置である。又、入出
力装置42は、ネットワークナビセンタ10より配信さ
れた駐車場の満空情報PIを利用し、ドライバーが必要
なときに駐車場の満空情報PIを画面から出力できるよ
うに主制御装置45に指示する装置である。
【0055】入出力装置42は、タッチスイッチ51、
キースイッチ(ジョグキー及び電源スイッチ)52、表
示部としてのディスプレイ53、スピーカ54、プリン
タ55を備えている。タッチスイッチ51は、ディスプ
レイ53の画面53a上に設けられ、目的地や電話番号
や地図上の現在位置等や、経路案内(駐車場内容の所在
地まで誘導する案内経路も含む)をリクエストする。キ
ースイッチ52は、ディスプレイ53の周辺に設けら
れ、前記タッチスイッチ51と同様に目的地や電話番号
や地図上の現在位置等や、経路案内をリクエストする。
【0056】出力部及び表示部としてのディスプレイ5
3は、カラー液晶ディスプレイであって、地図データや
描画データに基づいて画面53aに図4〜図6に示すよ
うに地図53bやパーキングフラッグ53c、駐車場位
置表示ボタン53d、満空情報表示ボタン53e、経路
表示ボタン53f、カーソル53g、リスト53h、ゴ
ールフラッグ53i、指標53j等を表示したり、ドラ
イバーのリクエストに応じて自動的に経路案内を画面5
3aで表示する。出力部としてのスピーカ54は、経路
案内を音声で出力する。プリンタ55は、主制御装置4
5で処理したデータを記録紙に記録する。
【0057】現在位置検出手段としての現在位置検出装
置43は、車両の現在位置に関する情報を検出、或い
は、受信する装置である。現在位置検出装置43は、G
PS受信装置56、絶対方位センサ57、相対方位セン
サ58、距離センサ59、VICS(道路交通情報通信
システム;Vehicle Information and Communication Sy
stem)受信装置60、ATIS送受信装置61及び携帯
電話機62を備えている。
【0058】GPS受信装置56は、衛星航法システム
(GPS;Global Positioning System )を利用して車
両の現在位置や、車両方位、車両速度等を検出する。絶
対方位センサ57は、地磁気センサなどで構成されてい
る。相対方位センサ58は、ステアリングセンサ、ジャ
イロなどで構成されている。距離センサ59は、車輪の
回転数から走行距離を算出する。
【0059】VICS受信装置60は、FM多重、電波
ビーコン、光ビーコンによって道路情報を受信する受信
装置である。ATIS送受信装置61は、ドライバーの
要求により、交通情報センタ(ATIS;Advanced Tra
ffic Information Service)との間でのナビゲーション
に必要な情報のやりとりを行う送受信装置である。
【0060】携帯電話機62は、一般電話回線網16を
介して携帯電話基地局14のアンテナ15から発信され
るネットワークナビセンタ10からの駐車場情報(満空
情報PI等)を受信する。又、携帯電話機62は、車両
用ナビゲーション装置41が検出した駐車場の駐車場位
置情報PPIを携帯電話基地局14に発信し、一般電話
回線網16を介してその駐車場位置情報PPIをネット
ワークナビセンタ10に送信するようになっている。
【0061】記録媒体としての情報記憶装置44は、ナ
ビゲーションプログラム及びデータを記憶する。ナビゲ
ーションプログラムは、地図描画部、経路探索部、経路
案内部、現在位置計算部、目的位置設定操作制御部等か
らなり、ナビゲーションの信号処理を行うアプリケーシ
ョン部及びOS部で構成されている。つまり、経路探索
などの処理を行うためのプログラムや、経路案内に必要
な表示制御、音声案内に必要な音声出力制御を行うため
のプログラム及びそれに必要なデータ、さらに、経路案
内及び地図表示に必要な表示情報が格納されている。
【0062】具体的には、現在位置検出装置43からの
現在位置、タッチスイッチ51又はキースイッチ52か
らの入力信号に基づき目的地の設定、通過点を設定し、
探索道路データを用いて経路探索を実行するプログラ
ム、VICS受信装置60やATIS送受信装置61か
ら取得した交通情報に基づき探索道路データを変換し再
度経路探索を実行させるプログラム、地図描画やマップ
マッチング、経路に沿って音声出力タイミングや音声フ
レーズを決定するためのプログラムである。
【0063】一方、データは、地図データ(道路地図、
住宅地図、建物形状地図等)、駐車場データ、交差点デ
ータ、ノードデータ、道路データ、写真データ、登録地
点データ、目的地点データ、目的地読み込みデータ、電
話番号データ、住所データ、その他のナビゲーション装
置に必要な全てのデータである。
【0064】又、情報記憶装置44は、駐車場情報取得
プログラムを記憶する。駐車場情報取得プログラムは、
入出力装置42のディスプレイ53に表示されている範
囲内に存在する駐車場の位置情報である駐車場位置情報
PPIをネットワークナビセンタ10に送信し、ネット
ワークナビセンタ10から受信した満空情報PIをリス
ト形式で出力するためのプログラムである。尚、駐車場
位置情報PPIはディスプレイ53に表示されている範
囲内に存在する駐車場だけでなく、所定地点(現在位
置、目的地、通過地点、利用者が任意に選択した場所な
ど)を基準とした一定範囲内に存在する駐車場の位置情
報であっても勿論良い。
【0065】具体的には、駐車場の駐車場位置情報PP
Iを携帯電話機62からネットワークナビセンタ10に
発信するためのプログラム、ネットワークナビセンタ1
0からの駐車場の満空情報PIを携帯電話機62にて受
信させ、その受信した満空情報PIを主制御装置45に
転送させ、ディスプレイ53から出力するためのプログ
ラムである。
【0066】主制御装置45は、中央処理装置(CP
U)65、フラッシュメモリ66、ROM67、RAM
68、画像メモリ69、画像プロセッサ70、音声プロ
セッサ71、通信インタフェース72、センサ入力イン
タフェース73、時計74を備えている。
【0067】CPU65は、種々の演算処理を実行す
る。フラッシュメモリ66は、情報記憶装置44から読
み出したナビゲーションプログラム及び駐車場情報提供
プログラムを格納する。ROM67は、フラッシュメモ
リ66に格納したプログラムのプログラムチェック、更
新処理を行うプログラムを格納している。
【0068】記憶手段としてのRAM68は、設定され
た目的地の地点座標、道路コードナンバー等、の探索さ
れた経路案内情報や演算処理中のデータを一時格納す
る。又、RAM68は、前記携帯電話機62が受信した
ネットワークナビセンタ10から配信された駐車場の満
空情報PIを一時記憶するようになっている。
【0069】画像メモリ69は、ディスプレイ53の画
面53aに表示する地図53b、パーキングフラッグ5
3c、駐車場位置表示ボタン53d、満空情報表示ボタ
ン53e、経路表示ボタン53f、カーソル53g、リ
スト53h、ゴールフラッグ53i、指標53j等の画
像データが記憶される。画像プロセッサ70は、CPU
65からの表示制御信号に基づいて、画像メモリ69か
ら画像データを取り出し、画像処理を施してディスプレ
イ53に地図53b、パーキングフラッグ53c、ボタ
ン53d,53e,53f、カーソル53g、リスト5
3h、ゴールフラッグ53i、指標53j等を表示す
る。
【0070】音声プロセッサ71は、CPU65からの
音声出力制御信号に基づいて情報記憶装置44から読み
出した走行案内のための音声、フレーズ、1つにまとま
った文章、音等を合成してアナログ信号に変換させてス
ピーカ54に出力する。
【0071】通信インタフェース72は、現在位置検出
装置43のGPS受信装置56、VICS受信装置6
0、ATIS送受信装置61及び携帯電話機62と主制
御装置45との間でのデータの授受を行う。センサ入力
インタフェース73は、現在位置検出装置43の絶対方
位センサ57、相対方位センサ58及び距離センサ59
からのセンサ信号を取り込む。時計74は、内部ダイア
グ情報に日付や時間を記入する。
【0072】そして、主制御装置45のCPU65は、
情報記憶装置44から読み出されフラッシュメモリ66
に格納されたナビゲーションプログラムに基づいて車両
用ナビゲーション装置41本来の動作をする。つまり、
CPU65は、現在位置検出装置43にて取得された各
データに基づき一定時間毎に現在位置を算出し、一時的
にRAM68に書き込む。この算出した現在位置は、各
種データの検出誤差を考慮してマップマッチング処理を
行ったものである。ここで、案内経路については、ドラ
イバーの選択、即ち、タッチスイッチ51又はキースイ
ッチ52の選択操作によって、CPU65は画面表示、
音声出力のいずれでも選択できるように処理動作するよ
うになっている。
【0073】次に、ネットワークナビセンタ10及び車
両用ナビゲーション装置41の作用について説明する。
尚、車両用ナビゲーション装置41本来の機能である現
在位置検出、地図表示、経路探索、経路案内表示等は従
来と同様であるので、説明の便宜上、車両用ナビゲーシ
ョン装置41とネットワークナビセンタ10、パソコン
18との間の動作について説明する。
【0074】走行中の自動車11に搭載されている車両
用ナビゲーション装置41のCPU65は、一定時間毎
に自車の現在位置を算出してディスプレイ53の画面5
3aに表示された地図53b上に現在位置をカーソル5
3gで示している。このとき、画面53a上の駐車場位
置表示ボタン53d(タッチスイッチ51)が操作され
るか、キースイッチ52が操作されると、車両用ナビゲ
ーション装置41は、地図53b上に、駐車場の位置が
パーキングフラッグ53cで示されるモードに設定され
る。すなわち、車両用ナビゲーション装置41のCPU
65は、自車の現在位置を算出するのと同じタイミング
で、地図53b上の座標と一致する座標データをもつ駐
車場データを情報記憶装置44より検索し、一致する駐
車場データがある場合は、その駐車場データが示す位置
にパーキングフラッグ53cを表示させる。
【0075】この状態において、画面53a上の満空情
報表示ボタン53e(タッチスイッチ51)が操作され
るか、キースイッチ52が操作されると、車両用ナビゲ
ーション装置41のCPU65は、駐車場情報取得プロ
グラムに従って、現在パーキングフラッグ53cが画面
53a上に表示されている全ての駐車場の駐車場位置情
報PPIを抽出し、通信インタフェース72を介して携
帯電話機62に出力する。携帯電話機62は入力した駐
車場位置情報PPIに応答して携帯電話基地局14に発
信し、一般電話回線網16を介してネットワークナビセ
ンタ10との交信を可能にする。そして、携帯電話機6
2は入力した駐車場位置情報PPIをネットワークナビ
センタ10に送信する。この時、ネットワークナビセン
タ10には駐車場位置情報PPIとともに携帯電話機6
2の携帯電話番号やIPアドレスも送信される。
【0076】ネットワークナビセンタ10の管理サーバ
28は、データ変換装置22を介して駐車場位置情報P
PI、携帯電話番号及びIPアドレスを入力すると、満
空情報更新プログラムに従ってまず入力した携帯電話番
号及びIPアドレスに基づいてネットワークナビセンタ
10に登録されている利用者かどうか判断する。具体的
には、利用者サーバ24に記憶された利用者データの携
帯電話番号及びIPアドレスと一致する番号かどうかで
判断される。尚、データ変換装置22は、一般電話回線
網16から管理サーバ28に出力される情報を管理サー
バ28が受信可能にする信号処理回路である。又、デー
タ変換装置22は、管理サーバ28から読み出された満
空情報PIを一般電話回線網16を介して携帯電話基地
局14に出力することを可能にするための信号処理回路
でもある。
【0077】そして、一致する番号及びIPアドレスが
ない時には、管理サーバ28はネットワークナビセンタ
10に登録されていない者と判断し、新たな駐車場位置
情報PPI等を待つ。一方、一致する番号及びIPアド
レスがある時には、管理サーバ28はネットワークナビ
センタ10に登録されている利用者と判断し、入力した
駐車場位置情報PPIに基づいて、駐車場情報サーバ2
5から駐車場位置情報PPIと一致する座標データをも
つ駐車場の基本データを検索する。そして、座標の一致
する駐車場の基本データが1つも存在しない場合は、管
理サーバ28は駐車場情報更新プログラムの処理動作を
終了して次の新たな駐車場位置情報PPI等を待つ。
【0078】反対に、駐車場位置情報PPIと一致する
座標をもつ駐車場の基本データが1つ又は複数検索され
ると、管理サーバ28は、それら駐車場における現況デ
ータ(満空情報PIと満空情報PIのデータ更新日時デ
ータ)を駐車場情報サーバ25から読み出す。管理サー
バ28は、駐車場情報更新プログラムに従って、読み出
した現況データのうち、満空情報のデータ更新日時デー
タから、前回満空情報PIが更新されてから現在までの
経過時間を演算する。そして、管理サーバ28は、演算
した経過時間が予め定めた制限時間(本実施形態では1
5分とする)を経過していない満空情報PIは、配信可
能であると判断し、駐車場情報配信プログラムに従っ
て、満空情報PI等をデータ変換装置22及び一般電話
回線網16を介して携帯電話基地局14に出力する。そ
して、携帯電話基地局14に出力された1つ又は複数の
満空情報PIは、携帯電話基地局14のアンテナ15か
ら車両用ナビゲーション装置41の携帯電話機62に送
信される。
【0079】管理サーバ28は、前記経過時間が予め定
めた制限時間である15分を超える満空情報PIは、配
信不能であると判断し、駐車場情報更新プログラムに従
って、新しい満空情報PIを得るために、満空情報提供
依頼の内容を記載したメールをインターネット17を介
して該当する駐車場のパソコン18に送信する。つま
り、管理サーバ28は、駐車場情報サーバ25から、該
当する駐車場の電子メールアドレスを検索して、満空情
報提供依頼のメールを送信する。メールには、ネットワ
ークナビセンタ10にアクセスするためのURLが記載
されており、メールを受信した駐車場の管理者がパソコ
ン18を使いこのURLを入力してネットワークナビセ
ンタ10にアクセスすると、満空情報PIの更新を行え
るようになっている。
【0080】詳述すると、駐車場の管理者は、パソコン
18においてその満空情報提供依頼のメールを受信する
と、メールに記載されているURLをクリックすること
により、インターネット17を介してパソコン18から
ネットワークナビセンタ10に対してアクセスする。管
理サーバ28は駐車場情報更新プログラムに基づいて、
駐車場管理者のパソコン18に対して満空情報更新のた
めの以下の処理を実行する。
【0081】管理サーバ28は、駐車場情報更新プログ
ラムに基づいて駐車場情報サーバ25の基本データから
駐車場名称データ等を読み出し、現況データから満空情
報PI、データ更新日時データ等を読み出し、これらを
満空情報PIの更新を指示する旨の表示データとともに
入力案内情報GAIとしてパソコン18に送信し、出力
させる。パソコン18はパソコン18の表示画面に前記
入力案内情報GAIを表示するとともに、満空情報PI
を更新する旨の表示をして、駐車場管理者に対して満空
情報PIの更新を促す。
【0082】駐車場管理者は、パソコン18のキー又は
マウスを操作して満空情報PIを入力する。例えば、
「5台/15台、空車」あるいは「14台/14台、満
車」といった入力等をし、入力が完了すると、ネットワ
ークナビセンタ10に送信される。ネットワークナビセ
ンタ10において満空情報PIが受信されると、管理サ
ーバ28は、駐車場情報サーバ25の満空情報PIを更
新するとともにデータ更新日時も更新する。
【0083】そして、駐車場情報サーバ25の満空情報
PIが更新されると、管理サーバ28は駐車場情報配信
プログラムを実行し、駐車場情報サーバ25の満空情報
PIを、データ変換装置22にてデータ変換して一般電
話回線網16を介して携帯電話基地局14に出力する。
そして、携帯電話基地局14に出力された1つ又は複数
の満空情報PIは、携帯電話基地局14のアンテナ15
から車両用ナビゲーション装置41の携帯電話機62に
送信される。
【0084】携帯電話機62への満空情報PIの送信が
完了(駐車場情報配信プログラムの処理動作が終了)す
ると、管理サーバ28は、駐車場情報提供料課金プログ
ラムに従って駐車場管理者のパソコン18によって更新
された満空情報PIの更新回数及びその駐車場の駐車場
管理者に対して請求される満空情報提供料(=情報提供
単価×更新回数)を演算し、その更新回数、満空情報提
供料を課金サーバ26に記憶して駐車場情報提供料課金
プログラムの処理動作を一時終了して次の新たな駐車場
位置情報PPIを待つ。
【0085】一方、携帯電話機62が1つ又は複数の満
空情報PIを受信すると、CPU65は駐車場情報取得
プログラムに基づいて各満空情報PIをRAM68に一
時記憶する。
【0086】CPU65はRAM68に記憶された1つ
又は複数の満空情報PIを画像プロセッサ70に出力す
る。画像プロセッサ70は、CPU65からの表示制御
信号に基づいて満空情報PIを画像処理してディスプレ
イ53に満空情報PIのリスト53hを表示する。
【0087】つまり、利用者が車両用ナビゲーション装
置41の画面53aにパーキングフラッグ53cが表示
された状態で、満空情報表示ボタン53e(タッチスイ
ッチ51)が操作されるか、キースイッチ52が操作さ
れると、車両用ナビゲーション装置41とネットワーク
ナビセンタ10との間で駐車場位置情報PPI及び満空
情報PIの送受信が行われる。そして、駐車場位置情報
PPI及び満空情報PIの送受信の結果、画面53aに
は、図5に示すように、満空情報PIのリスト53hが
表示されるようになる。
【0088】その結果、ドライバーは、駐車場の所在地
まで行かなくても、駐車場の満空情報を確実に知ること
ができる。特に初めての道路を走行しているときは、空
いている駐車場を探しながら迷走するといった不便さは
なくなる。
【0089】続いて、ドライバーは所望の駐車場への経
路を探索するために、画面53a上のリスト53hの所
望の駐車場が表示されている場所をタッチして選択し、
経路表示ボタン53f(タッチスイッチ51)を操作す
るか、キースイッチ52を操作する。すると、このタッ
チスイッチ51のオン信号又はキースイッチ52の操作
信号に応答して、CPU65は、情報記憶装置44のナ
ビゲーションプログラムに従って、現在位置から該駐車
場の所在地までの経路探索を実行し、案内経路を演算す
る。案内経路を演算すると、CPU65は画像プロセッ
サ70を介して、地図53b上に表示されているリスト
53hを消去する。そして、図6に示すようにその地図
53b上の該駐車場の所在地に、目的地であることを示
すゴールフラッグ53iと、該駐車場までの案内経路を
示す指標53jとを表示する。
【0090】従って、ドライバーは、案内経路を示す指
標53jに従って走行すれば道を間違えることなく所望
の駐車場の所在地に到達することができる。そして、駐
車場の所在地まで到達すると、CPU65は案内を完了
し駐車場情報取得プログラムの処理動作を終了して、次
の新たなタッチスイッチ51又はキースイッチ52の操
作信号を待つ。
【0091】次に、満空情報PIの提供によって生ずる
駐車場情報提供料の請求について説明する。駐車場情報
提供料の請求は、ネットワークナビセンタ10の駐車場
情報提供料課金プログラムに従って行われる。ネットワ
ークナビセンタ10の管理サーバ28は、予め設定した
支払い決済日になると、駐車場情報提供料課金プログラ
ムに従って各駐車場管理者毎に、先の支払い決済日の翌
日から今回の支払い決済日までに送信された満空情報P
Iの明細と駐車場情報提供料を作成する。このとき、駐
車場情報提供料は課金サーバ26の更新回数データ及び
情報提供料データから作成する。そして、管理サーバ2
8は、各駐車場管理者に対する駐車場情報提供料を認証
サーバ27に記憶した各駐車場管理者の銀行口座番号に
基づいて引き落とす処理をする。又、管理サーバ28
は、引き落としとともにとともに送信された満空情報P
Iの明細と駐車場情報提供料を明細書に印字する。そし
て、印字された明細書は、各駐車場管理者に郵送される
ことになる。
【0092】次に上記のように構成した実施形態の特徴
を以下に記載する。 (1)本実施形態によれば、車両用ナビゲーション装置
41から発信された駐車場位置情報PPIに基づいて、
ネットワークナビセンタ10は車両用ナビゲーション装
置41に該当する駐車場の満空情報PIを配信し、車両
用ナビゲーション装置41は受信した満空情報PIをデ
ィスプレイ53に表示する。
【0093】従って、利用者は駐車場の所在地に行くこ
となく所望の駐車場の満空情報を容易に知ることができ
る。 (2)本実施形態によれば、駐車場管理者が、パソコン
18において受信したメールに従って、自らが管理する
駐車場の満空情報PIを入力することにより、ネットワ
ークナビセンタ10の駐車場情報サーバ25の満空情報
PIが更新される。従って、管理サーバ28から最新の
満空情報PIが利用者の移動体通信機器12に送信され
る。
【0094】従って、駐車場管理者は、最新の駐車場の
満空情報を離れた場所にいる利用者に容易に知らせるこ
とができ、駐車場が空車の際には効率的に利用者を駐車
場に導くことができ、さらに満車の際には駐車場の周囲
に起きる空車待ちによる無駄な渋滞を避けることができ
る。
【0095】(3)本実施形態によれば、利用者が満空
情報表示ボタン53e(タッチスイッチ51)もしくは
キースイッチ52を操作すると、車両用ナビゲーション
装置41のCPU65により、ディスプレイ53の画面
53a上に表示されている範囲内の全ての駐車場の座標
データが駐車場位置情報PPIとなり、ネットワークナ
ビセンタ10に配信される。
【0096】従って、利用者は面倒な入力等を行うこと
なく、ボタン1つで所望する駐車場位置情報PPIをネ
ットワークナビセンタ10に送信することができる。 (4)本実施形態によれば、駐車場管理者のパソコン1
8から満空情報PIが送信されると、ネットワークナビ
センタ10の管理サーバ28は駐車場情報サーバ25の
該当する駐車場の満空情報PIを更新する。
【0097】従って、駐車場情報サーバ25には古い満
空情報PIが残らず、常に最新の満空情報PIのみが記
憶されるので、負荷が軽減する。 (5)本実施形態によれば、ネットワークナビセンタ1
0の管理サーバ28は、利用者の移動体通信機器12か
ら駐車場位置情報PPIを受信すると、駐車場情報サー
バ25の該当する駐車場のデータ更新日時を確認し、現
在までの経過時間によって駐車場管理者に駐車場情報提
供依頼を行うかどうか判断する。そして、経過時間が所
定の時間に達していない場合は駐車場情報サーバ25に
記憶されているデータを満空情報PIとして移動体通信
機器12に送信する。一方、所定の時間が経過している
時は、古いデータと判断して、駐車場管理者に駐車場情
報提供依頼を行い、満空情報PIの更新を促し、更新さ
せる。
【0098】従って、駐車場管理者への満空情報提供依
頼は、ネットワークナビセンタ10が駐車場位置情報P
PIを受信する度に毎回行うのではなく、駐車場位置情
報PPIが受信されていて、なおかつ、前回更新されて
から一定時間が経過したデータのみについて行われるの
で、駐車場管理者の情報提供のための負担が軽減する。
【0099】(6)本実施形態によれば、駐車場管理者
のパソコン18からネットワークナビセンタ10に満空
情報PIが送信され、駐車場情報サーバ25の情報が更
新される毎に課金サーバ26に更新回数が記憶される。
【0100】従って、各駐車場毎の満空情報の更新状況
が把握できるとともに各駐車場管理者に対して更新回数
に応じて支払われる情報提供料の演算にも利用すること
ができる。
【0101】(7)本実施形態によれば、管理サーバ2
8は予め設定した支払い決済日になると課金サーバ26
の更新回数データ及び情報提供料データに基づいて情報
提供料を作成するため、支払い決済日には請求書を簡単
かつ速やかに作成できる。また、情報提供料を認証サー
バ27に記憶した各駐車場管理者の銀行口座番号に基づ
いて引き落とすようにしたので、支払いが速やかに行わ
れる。
【0102】尚、発明の実施の形態は、上記実施形態に
限定されるものではなく、以下のように実施してもよ
い。 ・前記第一実施形態では、ディスプレイ53から駐車場
の満空情報PIを出力したが、満空情報PIを音声情報
に変換して、スピーカ54から出力するようにしてもよ
い。さらに、ディスプレイ53とスピーカ54の両方か
ら駐車場の満空情報PIを出力するように実施してもよ
い。
【0103】・前記第一実施形態では、ネットワークナ
ビセンタ10は、移動体通信機器12より送信された駐
車場位置情報PPIに含まれる全ての駐車場の満空情報
を収集し、移動体通信機器12に送信する満空情報PI
とした。しかし、ネットワークナビセンタ10が、利用
者の条件、例えば、自動車11の車種や希望する支払い
方法等に一致する条件を備える駐車場を駐車場情報サー
バ25より抽出し、その満空情報のみを満空情報PIと
して移動体通信機器12に送信するようにしてもよい。
【0104】・前記第一実施形態では、駐車場管理者が
パソコン18を使用して駐車場情報サーバ25の満空情
報PIのみを更新するようにしたが、基本データの周辺
施設情報等の満空情報PI以外の駐車場に関連のある情
報を更新させ、移動体通信機器12に駐車場の最新情報
として送信するようにしてもよい。
【0105】・前記第一実施形態では、利用者は、移動
体通信機器12で受信された満空情報PIを確認し、駐
車場までの案内経路を表示させるなどをして、希望する
駐車場まで車を走らせて、駐車場を利用するようにし
た。しかし、利用者が満空情報PIを確認した時に、移
動体通信機器12において、希望する駐車場の予約を行
えるようにしてもよい。そして、前記駐車予約の情報
は、ネットワークナビセンタ10を介して駐車場管理者
のパソコン18に送信される。さらに、予約が成約した
ことによる成功報酬が、駐車場管理者からネットワーク
ナビセンタ10に支払われるようにしてもよい。
【0106】・前第一実施形態では、満空情報PIのリ
スト53h上の所望の駐車場が表示されている場所をタ
ッチし、経路表示ボタン53fを押すと、現在位置から
該駐車場の所在地までの案内経路を示す指標53jが画
面53aの地図53b上に表示されるようにした。しか
し、表示とともに車両用ナビゲーション装置41に備え
たプリンタ55から駐車場の割引券やポイントシートを
プリントアウトさせるようにしてもよい。この場合、割
引券やポイントシートを発行するかどうかの発券有無デ
ータとプリンタ55が割引券やポイントシートをプリン
トするためのデザインデータを駐車場情報サーバ25等
に記憶させる必要がある。
【0107】又、案内経路を示す指標53jが表示され
た状態で、駐車場の所在地に対して予め定めた地点(例
えば100メートル手前、所定の交差点、駐車場管理者
が設定した地点)まで近づいたとき、車両用ナビゲーシ
ョン装置41に対して割引券等を発券するようにしても
よい。
【0108】・前記第一実施形態では、リスト53hを
タッチし、経路表示ボタン53fを押すと、現在位置か
ら駐車場の所在地までの案内経路が画面53aの地図5
3b上に表示されるようにしたが、リスト53h上の所
望の駐車場が表示されている場所をタッチすると、該駐
車場の詳細情報が表示されるようにして実施してもよ
い。例えば、駐車場の料金、駐車可能な車種、駐車場が
提携する店舗の名称や、その提携先を使用した際に利用
者が享受するサービス等が表示される。提携先を使用し
た際に利用者が享受するサービスとしては、例えば、
「3000円以上の買い物で30分駐車料金無料」とい
った内容が表示される。この場合、駐車場の詳細情報の
データは駐車場管理者によって登録させ、駐車場情報サ
ーバ25等に記憶させる必要がある。
【0109】又、この場合、詳細情報を得た利用者に対
して課金するようにしてもよい。具体的には、管理サー
バ28よって利用者が利用した詳細情報の通信データ量
又は利用回数に基づいて利用料を算出できるようにしそ
の利用料を課金サーバ26に記憶できるようにする。
又、認証サーバ27に記憶管理されているIDコード及
びパスワードからなる利用者認証データに銀行口座番号
を設け、利用者に登録してもらう。そして、ネットワー
クナビセンタ10は予め定めた期間毎にその期間の間に
利用した利用料を利用者の銀行口座番号から引き落とす
ことによって回収することができる。
【0110】・前記第一実施形態では、課金サーバ26
には各駐車場毎にその駐車場の満空情報PIが駐車場情
報サーバ25において更新された回数を表す更新回数デ
ータ及び情報提供料データを記憶管理するようにした。
しかし、課金サーバ26に利用者毎に駐車場の満空情報
PIの配信を受けた回数(利用回数)を表す配信回数デ
ータを記憶管理するようにし、配信回数データに基づい
て情報提供料を演算するようにしてもよい。これによっ
て利用者の利用状況を把握することができる。
【0111】また、更新回数データに基づく更新状況の
データ、例えば、1時間あたり何回更新されたかといっ
たデータを移動体通信機器12に送信し、利用者が確認
できるようにしてもよい。さらに、配信回数データに基
づく配信情況のデータ、例えば、1時間あたり何人の利
用者に配信されたかといったデータを駐車場管理者のパ
ソコン18に送信し、駐車場管理者が確認できるように
してもよい。
【0112】・前記第一実施形態では、管理サーバ28
は、携帯電話機62の電話番号に基づいて登録された利
用者かどうか判断したが、利用者のIDコード又はパス
ワードに基づいて判断するようにしてもよい。この場
合、車両用ナビゲーション装置41はIDコード又はパ
スワードを用意し駐車場位置情報PPIとともにIDコ
ード又はパスワードを携帯電話機62から発信させる必
要がある。
【0113】・前記第一実施形態では、利用者が車両用
ナビゲーション装置41のディスプレイ53上の満空情
報表示ボタン53eを押すと、地図53b上の範囲内の
駐車場についての満空情報PIがネットワークナビセン
タ10から車両用ナビゲーション装置41に送信される
ようになっていた。しかし、自動車11の現在位置を基
準に、所定の範囲、例えば5km四方の範囲の駐車場の
満空情報PIがネットワークナビセンタ10から事前に
配信されてRAM68に記憶され、ボタン53eが押さ
れると、直ちにRAM68から満空情報PIが読み出さ
れるようにしてもよい。このようにすれば、利用者が依
頼してから、満空情報PIがディスプレイ53に表示さ
れるまでの時間を短縮することができる。
【0114】又、自動車11の現在地とは関係なく、利
用者が任意に選択した場所、例えば、これから訪れる予
定の目的地や、経路上の通過地点といった所定地点を基
準とした一定範囲における駐車場の満空情報PIが、車
両用ナビゲーション装置41に配信されるようにしても
よい。
【0115】さらに又、車両用ナビゲーション装置41
において、利用者によって、ある目的地が設定され、C
PU65が目的地までの案内経路を演算した時に、その
目的地付近の駐車場の満空情報PIが、予め車両用ナビ
ゲーション装置41に配信され、RAM68において記
憶されるようにしてもよい。
【0116】・前記第一実施形態の車両用ナビゲーショ
ン装置41とネットワークナビセンタ10との間の回線
を常時接続した状態で実施してもよい。 ・前記第一実施形態では、事前にネットワークナビセン
タ10に登録した利用者のみに満空情報PIを配信でき
るにしたが、登録していない者がネットワークナビセン
タ10にアクセスした場合でも満空情報PIを配信でき
るようにしてもよい。この場合には、より多くの人に駐
車場を提供することができる。
【0117】・前記第一実施形態では、車両用ナビゲー
ション装置41に備えた情報記憶装置44は特に限定し
なかったが、各種プログラムや各種データが記憶される
ものであればよく、例えば、CD、MO、DVDであっ
てもよい。
【0118】・前記第一実施形態では、駐車場情報取得
プログラムを情報記憶装置44に記憶したが、主制御装
置45のRAM68に記憶させるようにしてもよい。 ・前記第一実施形態では、リスト53hを表示した後、
希望する駐車場の部分をタッチすることで所在地までの
案内経路を表示できるようにしたが、案内経路が表示さ
れる際には、例えば駐車場対象の所在地と現在位置とを
同一地図上に表示するよう地図縮尺を制御してその2点
の位置関係を一目で把握できるようにしてもよい。
【0119】・前記第一実施形態では、駐車場表示の
後、現在位置から所在地までの案内経路を表示するため
の経路探索の演算は車両用ナビゲーション装置41側で
行ったが、ネットワークナビセンタ10の管理サーバ2
8で経路探索しその経路情報を車両用ナビゲーション装
置41に送信するようにしてもよい。
【0120】・前記第一実施形態では、駐車場表示の
後、所在地までの案内経路を表示できるようにしたが、
その案内経路の表示を省略して実施してもよい。 ・前記第一実施形態では、情報提供料は駐車場情報サー
バ25の満空情報PIの更新回数に基づいて演算した
が、通信データ量で情報提供料を決めてもよい。そし
て、その通信データ量は、情報提供者のパソコン18か
ら入力されネットワークナビセンタ10に送信される満
空情報PIの通信データ量でもよいし、ネットワークナ
ビセンタ10から利用者の車両用ナビゲーション装置4
1に配信される満空情報PIの通信データ量でもよい。
又、利用者によって、駐車場所在地までの案内経路が検
索された際には、駐車場管理者よりネットワークナビセ
ンタ10に対して成功報酬が支払われるようにしてもよ
い。
【0121】・前記第一実施形態では、移動体通信機器
12は携帯電話機62を備えた車両用ナビゲーション装
置41であったが、携帯電話機62に代えて駐車場位置
情報PPIが発信でき、満空情報PIが受信できる送受
信装置(無線装置)を備えた車両用ナビゲーション装置
41に応用してもよい。
【0122】・前記第一実施形態では、移動体通信機器
12を車両用ナビゲーション装置41に具体化したが、
GPS装置等の現在位置検出手段を備えた携帯電話機や
小型携帯情報端末(PDA;Personal Digital Assista
nt)に具体化してもよい。この場合、携帯電話機を携帯
している助手席の利用者に対しても駐車場情報を提供す
ることができる。
【0123】尚、GPS装置等の現在位置検出手段を備
えた携帯電話機やPDAの場合、前記した割引券等を発
券しないで、電子割引券や電子ポイントのデータをネッ
トワークナビセンタ10から送信するようにしてもよ
い。そして、駐車場に行ったときにキー操作して前記デ
ータに基づいて携帯電話機やPDAの表示部に電子割引
券や電子ポイントを表示して駐車場管理者等に割り引き
情報やポイント情報を提示することによってサービス等
の割引や特典等が享受できるようにしてもよい。
【0124】・前記第一実施形態では、情報配信料の支
払い処理を一定期間毎に行ったが、情報提供がされる毎
に、即ち、随時情報提供料の支払い処理を行うようにし
てもよい。
【0125】・前記第一実施形態では、駐車場管理者
が、各自のパソコン18より駐車場の満空情報PIをネ
ットワークナビセンタ10に登録するようにしたが、ネ
ットワークナビセンタ10が入力手段を備え、該入力手
段より、駐車場の満空情報PIが直接ネットワークナビ
センタ10に登録されるようにしてもよい。
【0126】・前記第一実施形態では、利用者の移動体
通信機器12において受信した満空情報PIはリスト5
3hの形式で出力されたが、各駐車場のパーキングフラ
ッグ53cと隣接するように各情報を地図53a場に分
散表示させるようにしてもよい。
【0127】・前記第一実施形態では、駐車場情報サー
バ25の満空情報PIは常に更新するようにしたが、満
空情報PIの履歴を蓄積するようにしてもよい。そし
て、ネットワークナビセンタ10は、満空情報PIの履
歴に基づき各駐車場の満空状況の統計を取り、この統計
結果を元に、満空情報PIの予報を利用者の移動体通信
機器12に提供するようにしてもよい。
【0128】・前記第一実施形態では、情報提供者とし
ての駐車場管理者からの駐車場の満空情報PIの提供に
よって生ずる情報提供料は、ネットワークナビセンタ1
1から駐車場管理者に対して請求するようにしたが、ネ
ットワークナビセンタ11から駐車場管理者に支払うよ
うにしてもよい。
【0129】・前記第一実施形態では、管理サーバ28
は、満空情報提供依頼があった時に、駐車場情報サーバ
25の満空情報PIの更新の経過時間が、予め定めた制
限時間を経過していない満空情報PIは配信可能とし、
そうでない満空情報PIは配信不能として駐車場管理者
に更新させるようにした。しかし、駐車場管理者による
満空情報PIの更新のタイミングは駐車場管理者に一任
するようにし、管理サーバ28は、駐車場情報サーバ2
5の満空情報PIを更新の経過時間に関らずいつでも配
信可能とするようにしてもよい。そしてこのとき、利用
者から駐車場情報提供依頼があった時には、車両用ナビ
ゲーション装置41に、現在駐車場情報サーバ25に記
憶されている満空情報PIと、データ更新日時データを
送信し、画面53a上に満空情報PIとデータ更新日時
データを表示させるようにしてもよい。
【0130】・前記第一実施形態では、移動体通信機器
12からネットワークナビセンタ10には、駐車場位置
情報PPIと携帯電話機62の携帯電話番号やIPアド
レスのみが送信されるようにしたが、移動体通信機器1
2の現在位置情報を送信するようにしてもよい。そし
て、送信された現在位置情報は、ネットワークナビセン
タ10の利用者サーバ24等によって記憶管理されるよ
うにしてもよい。 (第二実施形態)以下、本発明を具体化した第二実施形
態を説明する。なお、説明の便宜上、本実施形態では、
主として第一実施形態と異なる構成及び効果について説
明する。
【0131】本実施形態では、ネットワークナビセンタ
10が管理する駐車場情報サーバ25の満空情報PI
が、駐車場の管理人の他に、駐車場付近にいる管理人以
外の第三者によって提供されることに特徴を有する。
【0132】図7に示すように、本実施形態において
も、ネットワークナビセンタ10は、満空情報利用者の
自動車11に搭載された移動体通信機器12との間で、
利用者が取得したい満空情報PIや、センタ10に知ら
せる駐車場の駐車場位置情報PPI等を含む各種情報の
授受を行うようになっている。又、ネットワークナビセ
ンタ10はインターネット17を介して満空情報入力手
段としての各駐車場管理者のパソコン18と接続される
ようになっている。そして、本実施形態では更に、ネッ
トワークナビセンタ10は、図7に示すように、インタ
ーネット17及びインターネット17に接続されている
携帯電話基地局81を介して、駐車場管理者以外の第三
者の携帯電話機82と接続されるようになっている。
【0133】詳述すると、第三者の携帯電話機82から
の各種情報は、携帯電話機82のアンテナ82aから電
波信号となって発信される。そして、この電波信号は携
帯電話基地局81の基地局アンテナ81aで受信され、
インターネット17を介してネットワークナビセンタ1
0に送信される。反対に、ネットワークナビセンタ10
からの各種情報は、インターネット17を介して携帯電
話基地局81の基地局アンテナ81aから電波信号とな
って発信される。このセンタ側の電波信号は携帯電話機
82のアンテナ82aにて受信され携帯電話機82に送
信される。つまり、ネットワークナビセンタ10と第三
者の携帯電話機82とはいわゆる無線インターネットで
接続されている。
【0134】さらに携帯電話機82は、車両用ナビゲー
ション装置41と同様に、GPS受信装置(図示しな
い)を備える。従って、携帯電話機82はGPS受信装
置によって現在位置を常に検出できるようになってい
る。
【0135】そして、携帯電話機82はGPS受信装置
によって現在位置を検出し、現在位置情報APIとし
て、一定時間毎にネットワークナビセンタ10に送信す
る。さらにネットワークナビセンタ10は、携帯電話機
82との間で、第三者が携帯電話機82に入力し送信す
る駐車場の満空情報PIと、満空情報PIの入力の仕方
を第三者に対して案内する入力案内情報GAI等を含む
各種情報の授受も行うようになっている。
【0136】ネットワークナビセンタ10の利用者サー
バ24には、利用者データの他に、本実施形態では、第
三者データを記憶管理しており、第三者データは、携帯
電話機82を所持する第三者の名前データ、住所デー
タ、形態電話番号データ、電子メールアドレスデータ、
現在位置データからなる。
【0137】また、認証サーバ27には、駐車場管理者
及び利用者の認証データの他に、本実施形態では、携帯
電話機82の所持者である第三者のIDコード、パスワ
ード及び駐車場の満空情報提供料を振込むための銀行口
座番号からなる第三者認証データを記憶管理している。
【0138】また本実施形態では、管理サーバ28の駐
車場情報提供料課金プログラムは、第三者が満空情報P
Iを提供したことによって生ずる情報提供料を演算し、
その情報提供料を第三者の銀行口座に振込むことによっ
て支払うためのプログラムである。
【0139】そして、利用者サーバ24において記憶管
理される第三者の第三者データは、本実施形態では、第
三者がネットワークナビセンタ10に対して申請書を提
出することによって行われる。つまり、申請書に従って
ネットワークナビセンタ10においてパソコンを操作し
て、名前と住所、携帯電話番号、電子メールアドレスか
らなる第三者データが入力され、利用者サーバ24に記
憶される。この時、IDコード及びパスワード、銀行口
座番号からなる第三者認証データもあわせて入力され
て、認証サーバ27に記憶される。従って、第三者は、
以後住所や携帯電話番号等を変更したいときには、イン
ターネット17を介してパソコン又は携帯電話機を使用
して変更することができる。尚、第三者は、第三者デー
タの申請を申請書を提出しないでオンライン申請で行う
ことも勿論可能である。
【0140】次に、ネットワークナビセンタ10に駐車
場の満空情報PIを提供する第三者の携帯電話機82と
その作用について説明する。尚、携帯電話機82本来の
機能である通話、データ通信等は従来と同様であるの
で、説明の便宜上、携帯電話機82とネットワークナビ
センタ10との間の動作について説明する。
【0141】第三者の携帯電話機82は、GPS受信装
置を利用して携帯電話機82の位置、すなわち携帯電話
機82を所持する第三者の現在位置を一定時毎に検出す
る。そして、携帯電話機82は、現在位置を検出する毎
に現在位置情報APIとして携帯電話基地局81に発信
し、インターネット17を介してネットワークナビセン
タ10との交信を可能にする。そして、携帯電話機82
は現在位置情報APIをネットワークナビセンタ10に
送信する。この時、ネットワークナビセンタ10には現
在位置情報APIとともに携帯電話機82の携帯電話番
号やIPアドレスも送信される。
【0142】ネットワークナビセンタ10の管理サーバ
28は、携帯電話機82よりデータ変換装置22を介し
て現在位置情報API、携帯電話番号及びIPアドレス
を受信すると、まず受信した携帯電話番号及びIPアド
レスに基づいてネットワークナビセンタ10に登録され
ている第三者かどうか判断する。具体的には、利用者サ
ーバ24に記憶された第三者データの携帯電話番号及び
IPアドレスと一致する番号かどうかで判断される。
【0143】そして、一致する番号及びIPアドレスが
ないときには、管理サーバ28はネットワークナビセン
タ10に登録されていない者と判断し、新たな現在位置
情報API等を待つ。一方、一致する番号及びIPアド
レスがある時には、管理サーバ28はネットワークナビ
センタ10に登録されている利用者と判断し、受信した
現在位置情報APIを使用して、ネットワークナビセン
タ10の利用者サーバ24を構成する第三者データの現
在位置データを更新する。
【0144】そして、この状態において、第一実施形態
と同様に、ネットワークナビセンタ10が車両用ナビゲ
ーション装置41より、駐車場位置情報PPIを受信す
ると、管理サーバ28は、駐車場情報更新プログラムに
従って、駐車場情報サーバ25の満空情報PIの、前回
の更新日時からの経過時間が制限時間の15分を経過し
ているかどうか判断する。そして、満空情報PIの前回
の更新日時からの経過時間が15分以内である場合に
は、管理サーバ28はこの満空情報PIを配信可能であ
ると判断し、満空情報PIを携帯電話基地局14を介し
て車両用ナビゲーション装置41の携帯電話機62に送
信する。
【0145】一方、満空情報PIの前回の更新日時から
の経過時間が15分を越えている場合は、管理サーバ2
8はこの満空情報PIを配信不能であると判断し、満空
情報提供依頼のメールを該当する駐車場付近の携帯電話
機82に送信するために、携帯電話機82の特定を行
う。すなわち、管理サーバ28は、駐車場位置情報PP
Iを使用して、該駐車場の座標を特定し、その座標から
ある一定の範囲内(本実施形態では50メートル半径
内)にいる第三者の携帯電話機82を、利用者サーバ2
4の第三者データの現在位置データから検索し、該駐車
場の座標から最も近い位置にいる第三者の携帯電話機8
2を特定する。そして、駐車場の座標から50メートル
半径内にいる第三者がの現在位置データが1つも存在し
ない場合は、管理サーバ28は駐車場情報更新プログラ
ムの処理動作を終了して次の新たな駐車場位置情報PP
I等を待つ。
【0146】反対に、駐車場の座標から50メートル半
径内にいる第三者の現在位置データが特定できると、管
理サーバ28は、利用者サーバ24の第三者データから
電子メールアドレスを読み出し、その携帯電話機82
に、満空情報提供依頼のメールを送信する。
【0147】携帯電話機82の所持者である第三者は、
携帯電話機82においてその満空情報提供依頼のメール
を受信すると、メールに記載されているURLをクリッ
クすることにより、インターネット17を介して携帯電
話機82からネットワークナビセンタ10に対してアク
セスする。管理サーバ28は駐車場情報更新プログラム
に基づいて、第三者の携帯電話機82に対して満空情報
収集のための入力案内情報GAIを送信する処理を実行
する。
【0148】詳述すると、管理サーバ28は、駐車場情
報更新プログラムに基づいて駐車場情報サーバ25から
入力案内情報GAIとしての駐車場名称データ、駐車可
能台数データ、満空情報PI、データ更新日時データ等
を読み出して携帯電話機82に出力するとともに、満空
情報PIの更新を指示するための表示データを携帯電話
機82に出力する。携帯電話機82は同携帯電話機82
の表示画面に駐車場の基本データを表示するとともに、
満空情報PIを更新する旨の表示をして、第三者に対し
て満空情報PIの更新を促す。
【0149】第三者は、携帯電話機82に表示されてい
る駐車場の名称データ等に基づいて現場に行き、実際の
満空状態を目視で確認し、携帯電話機82のキーを操作
して満空情報PIを更新する。そして更新が完了する
と、管理サーバ28は、各データを駐車場情報サーバ2
5に記憶する。
【0150】そして、管理サーバ28は第一実施形態と
同様にして、駐車場情報サーバ25の満空情報PIを、
車両用ナビゲーション装置41に送信する。そして、車
両用ナビゲーション装置41への満空情報PIの送信が
完了すると、管理サーバ28は、駐車場情報提供料課金
プログラムに従って、第三者の携帯電話機82によって
更新された満空情報PIの更新回数及びその第三者に対
して支払われる情報提供料(=情報提供単価×更新回
数)を演算し、その更新回数、情報提供料を課金サーバ
26に記憶して駐車場情報提供料課金プログラムの処理
動作を一時終了して次の新たな駐車場位置情報PPIを
待つ。
【0151】そして、情報提供料の支払いは、ネットワ
ークナビセンタ10の駐車場情報提供料課金プログラム
に従って行われる。ネットワークナビセンタ10の管理
サーバ28は、予め設定した支払い決済日になると、駐
車場情報提供料課金プログラムに従って各第三者毎に、
先の支払い決済日の翌日から今回の支払い決済日までの
情報提供料を課金サーバ26の更新回数データ及び情報
提供料データから作成する。そして、管理サーバ28
は、各第三者に対する情報提供料を認証サーバ27に記
憶した各第三者の銀行口座番号に基づいて入金する処理
をする。又、管理サーバ28は、入金とともに情報提供
料を明細書に印字する。そして、印字された明細書は、
各第三者に郵送されることになる。
【0152】上記第二実施形態によれば、前記第一実施
形態に記載の効果に加えて以下のような効果を得ること
ができる。 (8)本実施形態によれば、GPS受信装置を備えた携
帯電話機82によって第三者の現在位置情報APIが、
一定時間毎にネットワークナビセンタ10に送信され記
憶される。そして、ネットワークナビセンタ10が車両
用ナビゲーション装置41より駐車場位置情報PPIを
受信すると、駐車場位置情報PPIの座標に基づき、駐
車場付近の一定範囲内にいる第三者が前記現在位置情報
APIによって特定される。そして特定された携帯電話
機82に満空情報提供依頼のメールが送信され、メール
を受信した第三者が実際に駐車場の現地に行き、満空情
報を目視で確認し、携帯電話機82を使用して駐車場の
満空情報PIが入力される。そして、入力された満空情
報PIはネットワークナビセンタ10を介して車両用ナ
ビゲーション装置41に送信され、利用者に確認され
る。
【0153】従って、ネットワークナビセンタ10は、
常に携帯電話機82を所持する第三者の位置を確認する
ことができ、駐車場管理者が不在もしくは忙しい等の理
由で、駐車場から直接満空情報PIが得られない場合に
も、駐車場の付近にいる第三者により満空情報PIを収
集することができる。
【0154】尚、発明の実施の形態は、上記実施形態に
限定されるものではなく、以下のように実施してもよ
い。 ・前記第二実施形態では、駐車場情報入力手段として第
三者の携帯電話機82を用いたが、GPS受信装置付き
の端末であれば、携帯電話以外のもの、例えば、車両用
ナビゲーションシステム等でもよい。
【0155】・前記第二実施形態では、駐車場の位置に
最も近い第三者にのみ満空情報PIの提供依頼のメール
が送られるようにしたが、一定範囲内にいる第三者全員
に対してメールを送るようにしてもよい。このようにす
れば、情報提供量が増え、情報の信憑性が増す。
【0156】
【発明の効果】請求項1〜14及び24〜26,28,
30に記載の発明によれば、利用者は所望の駐車場の所
在地まで行かなくても、駐車場情報を容易に取得するこ
とができる。
【0157】加えて、請求項3に記載の発明によれば、
駐車場の情報提供料の演算及び支払いが簡単にできる。
加えて、請求項4及び5に記載の発明によれば、駐車場
情報が容易に更新でき、常に新しい駐車場情報を移動体
通信機器に配信することができる。
【0158】加えて、請求項6に記載の発明によれば、
面倒な設定をする必要なく駐車場情報を取得することが
できる。加えて、請求項7及び8に記載の発明によれ
ば、各駐車場の駐車場情報の情報提供者による更新状況
が確認できる。
【0159】加えて、請求項9及び10に記載の発明に
よれば、各駐車場の駐車場情報の移動体通信機器への配
信状況が確認できる。請求項15〜20,27に記載の
発明によれば、情報提供者は、駐車場付近に居ながら離
れた場所の駐車場情報記憶手段に簡単に更新することが
できる。
【0160】加えて、請求項16に記載の発明によれ
ば、駐車場管理者等以外の第三者によっても駐車場情報
が確認され、利用者の移動体通信機器において確認でき
る。加えて、請求項18及び19に記載の発明によれ
ば、各駐車場情報入力手段による駐車場情報の更新状況
が把握できる。
【0161】加えて、請求項20に記載の発明によれ
ば、駐車場情報の更新を効率良く行うことができる。請
求項21〜23,29に記載の発明によれば、駐車場の
情報提供料の演算が簡単にできる。
【0162】請求項24〜26,30に記載の発明によ
れば、利用者が面倒な設定を行わずに、容易に駐車場情
報の提供依頼及び確認ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施形態の移動体駐車場情報配信システ
ムのシステム構成ブロック図。
【図2】 第一実施形態のネットワークナビセンタの構
成を示すブロック図。
【図3】 第一実施形態の車両用ナビゲーション装置の
構成を示すブロック回路図。
【図4】 第一実施形態のディスプレイの画面上の地図
表示及び駐車場位置表示を示す図。
【図5】 第一実施形態のディスプレイの画面上の地図
表示及び満空情報リスト表示を示す図。
【図6】 第一実施形態のディスプレイの画面の地図上
に示された所在地までの案内経路を示す図。
【図7】 第二実施形態の移動体駐車場情報配信システ
ムのシステム構成ブロック図。
【符号の説明】
API…現在位置情報、GAI…入力案内情報、PI…
満空情報、PPI…駐車場位置情報、10…ネットワー
クナビセンタ、11…自動車、12…移動体通信機器、
14…携帯電話基地局、16…一般電話回線網、17…
インターネット、18…パソコン、21…サーバ群、2
2…データ変換装置、24…利用者サーバ、25…駐車
場情報サーバ、26…課金サーバ、27…認証サーバ、
28…管理サーバ、41…車両用ナビゲーション装置、
42…入出力装置、43…現在位置検出手段としての現
在位置検出装置、44…情報記憶装置、45…主制御装
置、51…タッチスイッチ、52…キースイッチ、53
…表示部としてのディスプレイ、53a…画面、54…
スピーカ、55…プリンタ、56…GPS受信装置、5
7…絶対方位センサ、58…相対方位センサ、59…距
離センサ、62…携帯電話機、65…中央処理装置(C
PU)、66…フラッシュメモリ、67…ROM、68
…RAM、69…画像メモリ、70…画像プロセッサ、
71…音声プロセッサ、72…通信インタフェース、8
1…携帯電話基地局、82…携帯電話機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 506 G06F 17/60 506 G08G 1/0969 G08G 1/0969 1/137 1/137 1/14 1/14 A Fターム(参考) 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AC01 AC02 AC04 AC06 AC14 AC18 5B075 KK02 KK07 ND20 PP10 PP13 UU40 5H180 AA01 BB02 BB04 BB05 BB15 BB17 FF04 FF05 FF22 FF25 FF27 FF33 FF38 KK06

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体通信機器から発信された駐車場の
    位置情報に基づいて、駐車場情報配信装置から前記移動
    体通信機器に対して駐車場情報を配信するようにしたこ
    とを特徴とする移動体駐車場情報配信方法。
  2. 【請求項2】 コンピュータシステムにより移動体通信
    機器に対して駐車場情報を送信する移動体駐車場情報配
    信方法において、 前記移動体通信機器から発信される駐車場の位置情報を
    受信する段階と、 前記駐車場の位置情報に基づき前記駐車場の情報提供者
    から駐車場情報の提供を受けて記憶する段階と、 前記記憶された駐車場情報から前記駐車場位置情報に対
    応する駐車場情報を検索する段階と、 その検索された駐車場情報を前記移動体通信機器に配信
    する段階とを備えたことを特徴とする移動体駐車場情報
    配信方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の移動体駐車場情報配信
    方法において、 前記移動体駐車場情報配信方法は、前記情報提供者から
    の駐車場情報の提供によって生ずる情報提供料を演算す
    る段階と、 その演算された情報提供料を情報提供者に対して課金又
    は支払い決済する段階とを備えたことを特徴とする移動
    体駐車場情報配信方法。
  4. 【請求項4】 一定範囲内の駐車場の位置を取得しその
    駐車場の位置情報を発信するとともに、前記駐車場の駐
    車場情報を受信しその駐車場情報を出力部に出力する移
    動体通信機器と、 前記駐車場情報を記憶し、前記駐車場の情報提供者から
    新しい駐車場情報を受信することによって、前記駐車場
    情報を更新する駐車場情報記憶手段と、 前記移動体通信機器からの駐車場の位置情報を受信し、
    その位置情報に基づいて前記駐車場の駐車場情報を前記
    駐車場情報記憶手段から検索し、その検索した駐車場情
    報を前記移動体通信機器に配信する駐車場情報配信手段
    とからなることを特徴とする移動体駐車場情報配信シス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項5に記載の移動体駐車場情報配信
    システムにおいて、前記移動体通信機器において取得さ
    れる前記駐車場の位置は、所定地点を基準とした一定範
    囲における駐車場の位置であることを特徴とする移動体
    駐車場情報配信システム。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の移動体駐車場情報配信
    システムにおいて、前記移動体通信機器において取得さ
    れる前記駐車場の位置は、取得時に前記出力部に出力さ
    れている駐車場の位置であることを特徴とする移動体駐
    車場情報配信システム。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれか1つに記載の移
    動体駐車場情報配信システムにおいて、前記駐車場情報
    記憶手段は、前記駐車場情報が前記駐車場の情報提供者
    によって更新される毎に、その駐車場情報の更新回数を
    記憶する更新回数記憶手段を備えたことを特徴とする移
    動体駐車場情報配信システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の移動体駐車場情報配信
    システムにおいて、前記移動体駐車場情報配信システム
    は、前記更新回数記憶手段に記憶されている前記更新回
    数に基づく更新状況情報を、前記移動体通信機器に配信
    する更新状況情報配信手段を備えたことを特徴とする移
    動体駐車場情報配信システム。
  9. 【請求項9】 請求項4〜8に記載の移動体駐車場情報
    配信システムにおいて、前記駐車場情報記憶手段は、前
    記駐車場情報が前記移動体通信機器に配信される毎に、
    その駐車場情報の配信回数を記憶する配信回数記憶手段
    を備えたことを特徴とする移動体駐車場情報配信システ
    ム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の移動体駐車場情報配
    信システムにおいて、前記移動体駐車場情報配信システ
    ムは、前記配信回数記憶手段に記憶されている前記配信
    回数に基づく配信状況情報を、前記駐車場情報の情報提
    供者に配信する配信状況情報配信手段を備えたことを特
    徴とする移動体駐車場情報配信システム。
  11. 【請求項11】 請求項4〜10のいずれか1つに記載
    の移動体駐車場情報配信システムにおいて、前記駐車場
    情報記憶手段に記憶した駐車場情報は、満空情報、キャ
    ンペーン情報、情報更新日時情報のうち少なくとも1つ
    の駐車場情報データを含み、前記移動体通信機器の出力
    部は表示部であって、前記駐車場情報データに基づいて
    その表示部に前記駐車場情報を表示することを特徴とす
    る移動体駐車場情報配信システム。
  12. 【請求項12】 請求項4〜11のいずれか1つに記載
    の移動体駐車場情報配信システムにおいて、前記移動体
    通信機器は、車両に搭載されたナビゲーション装置であ
    って、そのナビゲーション装置は、前記駐車場の位置情
    報を前記駐車場情報配信手段に発信する発信機と、前記
    駐車場情報を受信する受信機とを備えたことを特徴とす
    る移動体駐車場情報配信システム。
  13. 【請求項13】 請求項4〜11のいずれか1つに記載
    の移動体駐車場情報配信システムにおいて、前記移動体
    通信機器は、車両に搭載されたナビゲーション装置と携
    帯電話機とからなり、そのナビゲーション装置は、携帯
    電話機を介して前記駐車場情報配信手段との間での前記
    駐車場の位置情報と前記駐車場情報の授受を行うことを
    特徴とする移動体駐車場情報配信システム。
  14. 【請求項14】 請求項4〜11のいずれか1つに記載
    の移動体駐車場情報配信システムにおいて、前記移動体
    通信機器は、携帯電話機であって、その携帯電話機には
    自身の現在位置を検出する現在位置検出手段を備えてい
    ることを特徴とする移動体駐車場情報配信システム。
  15. 【請求項15】 駐車場情報を記憶する駐車場情報記憶
    手段と、 前記駐車場情報の情報提供者に情報提供の依頼をする依
    頼手段と、 前記駐車場情報の情報提供者にて前記駐車場情報記憶手
    段の更新を行うための入力を行う駐車場情報入力手段
    と、 前記駐車場情報入力手段とインターネット若しくは無線
    インターネットを介してデータの授受が行われ、前記駐
    車場情報記憶手段の駐車場情報を前記駐車場情報入力手
    段から入力された駐車場情報に更新する管理手段とを備
    えたことを特徴とする移動体駐車場情報更新システム。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の移動体駐車場情報
    更新システムにおいて、 前記駐車場情報入力手段は自身の現在位置を検出する現
    在位置検出手段を備え、 前記管理手段は、前記現在位置検出手段により検出され
    る前記駐車場情報入力手段の位置に基づいて、移動体通
    信機器から発信された駐車場の位置情報に基づいて前記
    駐車場の位置付近にある前記駐車場情報入力手段を特定
    し、 前記依頼手段は、前記特定された駐車場情報入力手段に
    前記駐車場情報の更新を依頼するように構成したことを
    特徴とする移動体駐車場情報更新システム。
  17. 【請求項17】 請求項15又は16に記載の移動体駐
    車場情報更新システムにおいて、前記駐車場情報入力手
    段は、パソコン又は移動体通信機器であることを特徴と
    する移動体駐車場情報更新システム。
  18. 【請求項18】 請求項15〜17のいずれか1つに記
    載の移動体駐車場情報更新システムにおいて、前記駐車
    場情報入力手段から前記駐車場情報記憶手段の更新が行
    われる毎に、その駐車場情報の更新回数を記憶する更新
    回数記憶手段を備えたことを特徴とする移動体駐車場情
    報更新システム。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の移動体駐車場情報
    更新システムにおいて、前記移動体駐車場情報更新シス
    テムは、前記更新回数記憶手段に記憶されている前記更
    新回数に基づく更新状況情報を、前記移動体通信機器に
    配信する交信状況情報配信手段を備えたことを特徴とす
    る移動体駐車場情報更新システム。
  20. 【請求項20】 請求項15〜19のいずれか1つに記
    載の移動体駐車場情報更新システムにおいて、前記駐車
    場情報記憶手段は、前記駐車場情報入力手段によって前
    記駐車場情報の更新が行われた情報更新日時を記憶し、
    前記管理手段は前記情報更新日時を使用して、更新から
    現在までの経過時間を計算し、一定の経過時間を超える
    場合に、前記依頼手段が駐車場情報入力手段に前記駐車
    情報を更新させるための指示情報を出力することを特徴
    とする移動体駐車場更新システム。
  21. 【請求項21】 駐車場情報を記憶し、駐車場の情報提
    供者から新しい駐車場情報を受信することによって、前
    記駐車場情報を更新する駐車場情報記憶手段と、 移動体通信機器からの駐車場の位置情報を受信し、その
    位置情報に基づいて前記駐車場の駐車場情報を前記駐車
    場情報記憶手段から検索し、その検索した駐車場情報を
    前記移動体通信機器に配信する駐車場情報配信手段と、 前記情報提供者からの駐車場情報の提供によって生ずる
    情報提供料を記憶する情報提供料記憶手段と、 前記情報提供料を演算して前記情報提料記憶手段に記憶
    させる管理手段とを備えたことを特徴とする移動体駐車
    場情報課金システム。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の移動体駐車場情報
    課金システムにおいて、前記管理手段は、前記駐車場情
    報記憶手段の前記駐車場情報が前記駐車場情報提供者に
    よって更新される際の更新回数、通信データ量のうち少
    なくとも1つの更新情報データに基づいて前記情報提供
    料を演算することを特徴とする移動体駐車場情報課金シ
    ステム。
  23. 【請求項23】 請求項21に記載の移動体駐車場情報
    課金システムにおいて、前記管理手段は、前記駐車場情
    報配信手段が前記移動体通信機器に前記駐車場情報を配
    信する際の配信回数、通信データ量のうち少なくとも1
    つの配信情報データに基づいて前記情報提供料を演算す
    ることを特徴とする移動体駐車場情報課金システム。
  24. 【請求項24】 現在位置を検出する現在位置検出手段
    及び画像を表示する表示部を備えた移動体通信機器であ
    って、 一定範囲内にある駐車場の位置情報を取得する取得手段
    と、 前記位置情報に対する駐車場情報を受信するために駐車
    場情報配信装置に前記位置情報を発信する発信手段と、 前記駐車場情報を受信し、その駐車場情報を前記表示部
    に表示させる表示手段とを備えたことを特徴とする移動
    体通信機器。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載の移動体通信機器に
    おいて、前記取得手段は、所定地点を基準とした一定範
    囲における駐車場の位置を取得することを特徴とする移
    動体通信機器。
  26. 【請求項26】 請求項24に記載の移動体通信機器に
    おいて、前記取得手段は、取得時に前記表示部に表示さ
    れている駐車場の位置を取得することを特徴とする移動
    体通信機器。
  27. 【請求項27】 移動体通信機器から送信される駐車場
    の位置情報を受信する処理と、前記位置情報に基づき駐
    車場情報を検索する処理と、前記駐車場情報の情報提供
    者に前記駐車場情報を入力させる処理と、情報提供者が
    入力した駐車場情報を更新させる処理とをコンピュータ
    にて実行させるための駐車場情報更新プログラム。
  28. 【請求項28】 移動体通信機器から送信される駐車場
    の位置情報に基づき検索された駐車場情報を、移動体通
    信機器に配信する処理をコンピュータにて実行させるた
    めの駐車場情報配信プログラム。
  29. 【請求項29】 情報提供者が駐車場情報を提供するこ
    とによって生ずる駐車場情報提供料を演算する処理と、
    前記情報提供料を前記情報提供者に対して課金又は支払
    い決済する処理とをコンピュータにて実行させるための
    駐車場情報提供料課金プログラム。
  30. 【請求項30】 移動体通信機器において取得された一
    定範囲内における駐車場の位置情報を駐車場情報配信装
    置に送信する処理と、前記駐車場情報配信装置から受信
    した駐車場情報を表示部に表示する処理とをコンピュー
    タにて実行させるための駐車場情報取得プログラム。
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