JP2002288518A - 移動体広告情報配信方法、移動体広告情報配信システム、移動体広告情報登録システム、移動体広告情報課金システム、移動体通信機器及び記録媒体 - Google Patents

移動体広告情報配信方法、移動体広告情報配信システム、移動体広告情報登録システム、移動体広告情報課金システム、移動体通信機器及び記録媒体

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JP2002288518A
JP2002288518A JP2001086090A JP2001086090A JP2002288518A JP 2002288518 A JP2002288518 A JP 2002288518A JP 2001086090 A JP2001086090 A JP 2001086090A JP 2001086090 A JP2001086090 A JP 2001086090A JP 2002288518 A JP2002288518 A JP 2002288518A
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Toru Tejima
亨 手▲島▼
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Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 希望する道路区間で広告用看板を設置するこ
となく広告を流す。 【解決手段】 ネットワークナビセンタ10はインター
ネット17を介して各広告依頼主のパソコン18に入力
案内情報GAIを出力し、その入力案内情報GAIに従
って広告依頼主のパソコン18から広告提供道路区間に
広告を提供するための広告情報ADIの登録を受け付け
る。又、ネットワークナビセンタ10は自動車11に搭
載された移動体通信機器12から現在位置情報API
を、携帯電話基地局14及び一般電話回線網16を介し
て受信される。ネットワークナビセンタ10は現在位置
情報APIに基づいて広告情報ADIを一般電話回線網
16及び携帯電話基地局14を介して移動体通信機器1
2に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現在位置の位置情
報を得ることのできる現在位置検出手段を備えた移動体
通信機器に好適な移動体広告情報配信方法、移動体広告
情報配信システム、移動体広告情報登録システム、移動
体広告情報課金システム、移動体通信機器及び記録媒体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、道路に沿って設置される看板等
の屋外広告は、歩行者及び走行中のドライバーに対して
広告を強く認識させる上で有効な手段である。従って、
看板広告の需要は高く、飲食店、自動車販売店、スーパ
ー、コンビニ、本屋、病院、ホテル、その他サービス業
及び製造業と広く利用されている。看板広告のより効果
的な手段として、同じ広告主が、一本の道路に沿って連
続的に複数の看板広告を設置することも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一本の
道路に沿って連続的に複数の看板広告を設置すること
は、看板の制作と取り付けに手間がかかるため、広告費
が高額になったり、新しい広告に交換しにくい場合があ
る。さらに設置場所が限られるので、同一位置に多数設
置することができず、新規に看板を設置したくても限度
があって設置できない場合がある。また、広告効果が高
く、広告主に人気のある設置場所には、異業種や競合他
社の看板が狭い範囲で乱立し、各個人で興味対象が異な
る歩行者及びドライバーに、適合する看板広告を認識さ
せることが難しい。さらに、看板は基本的に全ての歩行
者及びドライバーの目にさらされており、年代や性別な
どのターゲットを絞った効率の良い広告を行うことがで
きない。
【0004】又、看板を道路に沿って設置すると、回り
の景観を悪くすることから看板の設置が規制されている
場合がある。この場合には、ドライバーにとっては有効
な情報を得ることができないとともに、当該地域で商売
を行っている人にとっても効率のよい宣伝広告ができな
い。
【0005】本発明の第1目的は、広告依頼主は広告設
置場所に限定されないで、広告提供道路区間を通る人に
対して広告情報を知らせることのできる移動体広告情報
配信方法、広告情報配信システム及び記録媒体を提供す
ることにある。
【0006】本発明の第2目的は、広告提供道路区間を
通る人に知らせる広告情報を簡単に変更することのでき
る広告情報配信システムを提供することにある。本発明
の第3目的は、広告提供道路区間を通る人に知らせる広
告情報を選択して知らせることのできる広告情報配信シ
ステムを提供することにある。
【0007】本発明の第4目的は、広告提供道路区間を
通る人にその所在地まで誘導することのできる広告情報
配信システムを提供することにある。本発明の第5目的
は、広告提供道路区間をきめ細やかに設定することがで
きる広告情報登録システム及び記録媒体を提供すること
にある。
【0008】本発明の第6目的は、広告配信手数料を、
簡単に演算することができる広告情報課金システム及び
記録媒体を提供することにある。本発明の第7目的は、
意識しないで広告提供道路区間を通過するだけで広告情
報を取得することができる移動体通信機器を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、コンピュータシステム
により移動体通信機器に対して広告情報を配信する移動
体広告情報配信方法において、広告依頼主により設定さ
れた広告提供道路区間に対応して広告を提供するための
広告情報を記憶する段階と、前記移動体通信機器の現在
位置情報を受信する段階と、前記移動体通信機器の現在
位置情報に基づき前記記憶された広告情報から現在位置
に対応する広告提供道路区間に対応した広告情報を検索
する段階と、その検索された広告情報を前記移動体通信
機器に配信する段階とを備えたことを要旨とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、コンピュータシ
ステムにより移動体通信機器に対して広告情報を配信す
る移動体広告情報配信方法において、広告依頼主により
設定された広告提供道路区間に対応して広告を提供する
ための広告情報を記憶する段階と、前記移動体通信機器
の現在位置情報を受信する段階と、前記移動体通信機器
の現在位置情報に基づき前記記憶された広告情報から現
在位置に対応する広告提供道路区間に対応した広告情報
を検索する段階と、その検索された広告情報を前記移動
体通信機器に配信する段階と、その配信によって生ずる
広告配信料を演算する段階と、その演算された広告配信
料を広告依頼主に対して課金又は支払決済する段階とを
備えたことを要旨とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、広告依頼主が設
定した広告提供道路区間に対応して広告を提供するため
の広告情報を記憶した広告情報記憶手段と、現在位置を
検出しその現在位置情報を発信するとともに、前記広告
情報を受信しその広告情報に基づく広告を出力部に出力
する移動体通信機器と、前記移動体通信機器からの現在
位置情報を受信し、その現在位置を含む広告提供道路区
間か、又は、現在位置に対応する広告提供道路区間のい
ずれか一方の広告提供道路区間に対応した広告情報を広
告情報記憶手段から検索し、その検索した広告情報を前
記移動体通信機器に配信する広告情報配信手段とからな
ることを要旨とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の移動体広告情報配信システムにおいて、前記広告情報
配信手段は、広告情報を移動体通信機器に配信する毎
に、その広告情報の配信回数を記憶する配信回数記憶手
段を備えたことを要旨とする。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項3又は4
に記載の移動体広告情報配信システムにおいて、前記広
告情報配信手段は、広告情報を移動体通信機器に配信す
る毎に、その広告情報の配信先の移動体通信機器におけ
る広告情報の利用回数を記憶する利用回数記憶手段を備
えたことを要旨とする。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項3〜5の
いずれか1つに記載の移動体広告情報配信システムにお
いて、前記広告情報記憶手段に記憶した広告提供道路区
間に対応した広告情報は、商号、愛称、業務内容、商品
名、案内図の少なくとも一つの広告を描画する画像デー
タを含み、前記移動体通信機器の出力部は表示部であっ
て、前記画像データに基づいてその表示部に広告を表示
することを要旨とする。
【0015】請求項7に記載の発明は、請求項3〜6の
いずれか1つに記載の移動体広告情報配信システムにお
いて、前記広告情報記憶手段には、現在位置から広告の
所在地までの経路を探索し前記移動体通信機器の表示部
にその現在位置から広告の所在地までの経路を表示させ
るための所在地位置情報が記憶されたことを要旨とす
る。
【0016】請求項8に記載の発明は、請求項3〜7の
いずれか1つに記載の移動体広告情報配信システムにお
いて、前記広告情報に対する配信条件を記憶する配信条
件記憶手段を備え、その配信条件に従って前記広告情報
配信手段は前記移動体通信機器への配信を決定すること
を要旨とする。
【0017】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の移動体広告情報配信システムにおいて、前記配信条件
は、提供期間、提供時間帯、曜日、年齢層、性別、気象
の少なくともいずれか1つであることを要旨とする。
【0018】請求項10に記載の発明は、請求項3〜9
のいずれか1つに記載の移動体広告情報配信システムに
おいて、前記移動体通信機器は、車両に搭載されたナビ
ゲーション装置であって、そのナビゲーション装置は、
現在位置情報を前記広告情報配信手段に発信する発信機
と、広告情報を受信する受信機を備えたことを要旨とす
る。
【0019】請求項11に記載の発明は、請求項3〜9
のいずれか1つに記載の移動体広告情報配信システムに
おいて、前記移動体通信機器は、車両に搭載されたナビ
ゲーション装置と携帯電話機とからなり、そのナビゲー
ション装置は、携帯電話機を介して広告情報配信手段と
の間での現在位置情報と広告情報の授受を行うことを要
旨とする。
【0020】請求項12に記載の発明は、請求項3〜9
のいずれか1つに記載の移動体広告情報配信システムに
おいて、前記移動体通信機器は、携帯電話機であって、
その携帯電話機には自身の現在位置を検出する現在位置
検出手段を備えていることを要旨とする。
【0021】請求項13に記載の発明は、広告依頼主に
て広告提供道路区間において広告を提供するための広告
情報を設定する広告情報入力手段と、前記広告情報が記
憶される広告情報記憶手段と、前記広告情報入力手段と
はインターネット若しくは無線インターネットを介して
データの授受が行われ、その広告情報入力手段からの広
告情報を広告情報記憶手段に書き込む管理手段とを備え
たことを要旨とする。
【0022】請求項14に記載の発明は、請求項13に
記載の移動体広告情報登録システムにおいて、前記広告
情報入力手段は、パソコン又は移動体通信機器であるこ
とを要旨とする。
【0023】請求項15に記載の発明は、請求項13又
は14に記載の移動体広告情報登録システムにおいて、
前記広告情報に対する配信条件を記憶する配信条件記憶
手段を備え、前記広告情報入力手段にて前記広告情報と
ともに配信条件が入力されると、前記管理手段を介して
それぞれ対応する記憶手段に書き込まれることを要旨と
する。
【0024】請求項16に記載の発明は、請求項15に
記載の移動体広告情報登録システムにおいて、前記配信
条件は、提供期間、提供時間帯、曜日、年齢層、性別、
気象の少なくともいずれか1つであることを要旨とす
る。
【0025】請求項17に記載の発明は、請求項15又
は16に記載の移動体広告情報登録システムにおいて、
前記広告情報、配信条件の少なくともいずれか1つに対
する配信価格を記憶する価格情報記憶手段を備え、前記
広告情報入力手段に対して前記配信価格を管理手段を介
して前記広告情報入力手段に出力することを要旨とす
る。
【0026】請求項18に記載の発明は、請求項13〜
17のいずれか1つに記載の移動体広告情報登録システ
ムにおいて、移動体通信機器から発信された現在位置情
報に基づいて前記移動体通信機器に対して広告情報を配
信する広告情報配信手段と、前記広告情報配信手段から
移動体通信機器に広告情報が配信される毎に、その広告
情報の配信回数を記憶する配信回数記憶手段とを備えた
ことを要旨とする。
【0027】請求項19に記載の発明は、広告依頼主が
設定した広告提供道路区間に対応して広告を提供するた
めの広告情報を記憶した広告情報記憶手段と、移動体通
信機器から発信された現在位置情報に基づいて、その移
動体通信機器に対して現在位置に対応する前記広告提供
道路区間に対応した広告情報を配信する広告情報配信手
段と、前記広告情報の配信によって生ずる広告配信料を
記憶する広告配信料記憶手段と、前記広告配信料を演算
して前記広告配信料記憶手段に記憶させる管理手段とを
備えたことを要旨とする。
【0028】請求項20に記載の発明は、請求項19に
記載の移動体広告情報課金システムにおいて、前記管理
手段は、前記広告配信料を、配信される前記広告情報の
内容、前記広告情報の配信条件の少なくともいずれか1
つに対する配信価格に基づいて演算することを要旨とす
る。
【0029】請求項21に記載の発明は、請求項19に
記載の移動体広告情報課金システムにおいて、前記管理
手段は、前記広告配信料を、配信される前記広告情報の
配信回数に基づいて演算することを要旨とする。
【0030】請求項22に記載の発明は、請求項19に
記載の移動体広告情報課金システムにおいて、前記管理
手段は、前記広告配信料を、前記広告情報が配信される
際の通信データ量に基づいて演算することを要旨とす
る。
【0031】請求項23に記載の発明は、請求項19に
記載の移動体広告情報課金システムにおいて、配信され
る前記広告情報の内容、前記広告情報の配信条件の少な
くともいずれか1つに対する配信価格を記憶する価格情
報記憶手段を備え、前記管理手段は、前記広告配信料
を、前記配信価格と配信される前記広告情報の配信回数
に基づいて演算することを要旨とする。
【0032】請求項24に記載の発明は、現在位置を検
出する現在位置検出手段及び画像を表示する表示部を備
えた移動体通信機器であって、広告を提供する広告提供
道路区間に対応した広告情報を予め記憶した記憶手段
と、前記現在位置検出手段が検出した現在位置が前記広
告提供道路区間上にある時、その広告提供道路区間に対
応した広告情報を前記表示部に表示させる広告表示制御
手段とを備えたことを要旨とする。
【0033】請求項25に記載の発明は、広告依頼主に
広告提供道路区間を入力させる処理と、広告依頼主が入
力した広告提供道路区間を記憶する処理と、広告依頼主
に広告提供道路区間において提供する広告を入力させる
処理と、広告依頼主が入力した広告提供道路区間におい
て提供する広告を記憶する処理と、広告依頼主に広告の
配信条件を入力させる処理と、広告依頼主が入力した配
信条件を記憶する処理とをコンピュータにて実行させる
ための広告情報登録プログラムを記憶したことを要旨と
する。
【0034】請求項26に記載の発明は、移動体通信機
器からの現在位置情報を入力し、広告提供道路区間にお
ける広告情報を記憶した広告情報記憶手段からその現在
位置情報に対する広告提供道路区間か、又は、現在位置
に対応する広告提供道路区間のいずれか一方の広告提供
道路区間に対応した広告情報を検索する処理と、検索さ
れた広告情報を前記移動体通信機器に配信する処理とを
コンピュータにて実行させるための広告情報配信プログ
ラムを記憶したことを要旨とする。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1は、移動体広告情報
配信システムのシステム構成図を示す。
【0036】図1において、コンピュータシステムを備
えたネットワークナビセンタ10は、広告情報利用者の
自動車11に搭載された移動体通信機器12との間で、
利用者が取得したい広告情報ADIや、センタ10に知
らせる自身(自車)の現在位置情報API等を含む各種
情報の授受を行うようになっている。詳述すると、移動
体通信機器12からの各種情報は、同通信機器12のア
ンテナ13から電波信号となって発信される。この電波
信号は携帯電話基地局14の基地局アンテナ15で受信
され一般電話回線網16を介してネットワークナビセン
タ10に送信される。反対に、ネットワークナビセンタ
10からの各種情報は、一般電話回線網16を介して携
帯電話基地局14の基地局アンテナ15から電波信号と
なって発信される。このセンタ側の電波信号は移動体通
信機器12のアンテナ13にて受信され同移動体通信機
器12に送信される。つまり、ネットワークナビセンタ
10は、自動車11に搭載された移動体通信機器12と
はいわゆる無線インターネットで接続されている。又、
自動車11等の移動体通信機器12とネットワークナビ
センタ10との間に一般電話回線網16を介さずに、移
動体通信機器側に無線送受信機とTA(ターミナルアダ
プタ;Terminal Adapter)とDSU(デジタルサービス
ユニット;Digital Service Unit)を備えて、移動体通
信機器12とネットワークナビセンタ10とを直接無線
インターネットにて接続する手法でもよい。
【0037】又、ネットワークナビセンタ10はインタ
ーネット17を介して広告情報入力手段としての各広告
依頼主のパソコン18と接続されるようになっている。
そして、ネットワークナビセンタ10は、パソコン18
との間で、各広告依頼主が選択した広告提供道路区間に
広告を提供するための広告情報ADI及びこの広告情報
ADIの入力の仕方を各広告依頼主に対して案内する入
力案内情報GAI等を含む各種情報の授受を行うように
なっている。尚、各広告依頼主のパソコン18に無線通
信機能を備えているものであれば無線インターネットを
介してパソコン18とネットワークナビセンタ10とを
接続してもよい。勿論、広告依頼主は、携帯電話機を使
用してネットワークナビセンタ10と各種情報の授受を
行うようにしてもよい。
【0038】ネットワークナビセンタ10は、図2に示
すように、広告情報配信装置を構成するサーバ群21及
びデータ変換装置22を備えている。サーバ群21は、
マップサーバ23、広告主・利用者サーバ24、広告提
供道路区間・広告情報サーバ25、課金サーバ26、認
証サーバ27、管理サーバ28を備えている。
【0039】マップサーバ23は、地図データ(道路地
図、住宅地図、建物形状地図等)、交差点データ、住所
データ、道路データ等を記憶管理している。図4はある
道路地図M上の道路データMDDを示す。図4におい
て、道路データMDDは、信号や交差点で区切られて特
定されており、緯度Xと経度Yによって表現される始点
MDDSと終点MDDEと、管理ナンバーMDD1と道
路名称MDD2とからなる。
【0040】依頼主記憶手段としての広告主・利用者サ
ーバ24は、道路上を走行する利用者に広告を提供する
広告提供道路区間において、広告を提供する広告依頼主
の依頼主データや、その広告を利用する利用者の利用者
データを記憶管理している。依頼主データは名前デー
タ、住所データ、業務内容データ(依頼主の業種、例え
ば飲食業、自動車販売、コンビニ、内科、ホテルといっ
たデータ)からなる。利用者データは、名前データ、住
所データ、年齢データ、性別データ、職業データ、携帯
電話番号、自動車11のメーカデータ、車種(セダン、
RV車等)データ、車名データからなる。
【0041】広告情報記憶手段としての広告提供道路区
間・広告情報サーバ25は、広告提供道路区間のデータ
と、その広告提供道路区間で提供する広告内容の広告デ
ータ、及び、その広告が示す所在地の所在地位置情報と
しての誘導位置データを記憶管理している。広告提供道
路区間データは、本実施形態では、マップサーバ23に
記憶された道路データMDDで選択された、管理ナンバ
ーMDD1と道路名称MDD2から構成されている。広
告データは、本実施形態では商号、愛称、業務内容、商
品名、案内図又はキャッチフレーズの広告内容を描画す
るための広告画像データと利用者に広告を声で知らせる
ための広告音声データから構成されている。誘導位置デ
ータは、本実施形態ではマップサーバ23に記憶された
地図データ上で特定される位置であって、緯度Xと経度
Yで表現される。
【0042】又、広告提供道路区間・広告情報サーバ2
5は、広告提供道路区間をどちらの方向に走行する利用
者に対して広告を提供するか選択するための走行方向デ
ータを記憶管理している。そして、本実施形態では、こ
の走行方向データ、広告提供道路区間データ、広告デー
タ(広告画像データ、広告音声データ)及び誘導位置デ
ータを広告情報としている。
【0043】さらに、広告提供道路区間・広告情報サー
バ25は配信条件記憶手段を構成し、前記広告を提供す
る際の配信条件である配信条件データを記憶管理してい
る。配信条件データは、本実施形態では提供期間デー
タ、提供時間帯データ、年齢層データ、性別データ、自
動車メーカ別データ、車種別データ及び車名データとか
ら構成されている。
【0044】提供期間データは、広告を提供する提供期
間、例えば8月1日〜12月31日といったデータであ
る。提供時間帯データは広告を提供する提供時間帯、例
えば午前10時00分から午後9時30分といったデー
タである。年齢層データは広告を提供する利用者の年齢
層、例えば18歳〜55歳といったデータである。性別
データは広告を提供する利用者の性別、例えば男性とい
ったデータである。自動車メーカ別データは、広告を提
供する利用者の所有している自動車11のメーカのデー
タである。車種別データは、広告を提供する利用者の所
有している自動車11の車種であって、例えばセダン、
RV車といったデータである。車名データは、広告を提
供する利用者の所有している自動車11の車名である。
【0045】価格情報記憶手段としての課金サーバ26
は、利用者に提供する広告の配信価格の価格データを記
憶管理している。価格データは、本実施形態では提供道
路区間価格データ、提供期間価格データ及び提供時間帯
価格データとから構成されている。提供道路区間価格デ
ータは広告提供道路区間の価格であって、前記マップサ
ーバ23に記憶された道路データ上の各道路についてそ
れぞれ予め決定されている。提供期間価格データは広告
を提供する提供期間の価格であってそれぞれ期間によっ
て予め決定されている。提供時間帯価格データは広告を
提供する提供時間帯の価格であってそれぞれ時間帯によ
って予め決定されている。
【0046】又、課金サーバ26は配信回数記憶手段、
広告配信料記憶手段及び利用回数記憶手段を構成し、各
広告毎にその広告が各利用者に配信された配信回数の配
信回数データ、広告依頼主に対して請求する広告配信料
の広告配信料データ及び各広告毎にその広告の提供を受
けた利用者の利用者リストデータを記憶管理している。
【0047】認証サーバ27は、広告依頼主のIDコー
ド、パスワード及び広告配信料を引き落とすための銀行
口座番号からなる依頼主認証データ及び利用者のIDコ
ード及びパスワードからなる利用者認証データを記憶管
理している。
【0048】広告情報配信手段、管理手段としての管理
サーバ28は各サーバ23〜27を統括管理するサーバ
であって、インターネット17を介して各広告依頼主の
パソコン18と接続されているとともに、データ変換装
置22、一般電話回線網16及び携帯電話基地局14を
介して移動体通信機器12と接続されている。管理サー
バ28は記録媒体としての記憶部を備え、同記憶部には
広告情報登録プログラム、広告情報配信プログラム及び
広告情報課金プログラムを記憶している。
【0049】そして、管理サーバ28は、この広告情報
登録プログラム、広告情報配信プログラム及び広告情報
課金プログラムに従って各種演算処理動作を実行する。
広告情報登録プログラムは、移動体通信機器12を所有
する利用者に提供する広告を、各パソコン18を使用し
てネットワークナビセンタ10に登録するためのプログ
ラムである。広告情報配信プログラムは、パソコン18
にて登録した広告をネットワークナビセンタ10から利
用者が所有する移動体通信機器12に配信するためのプ
ログラムである。広告情報課金プログラムは、利用者に
広告を配信したことによって生ずる広告配信料を演算し
その広告配信料を広告依頼主に請求するためのプログラ
ムである。
【0050】ここで、広告情報登録プログラムに基づく
広告の登録手順を説明する。まず、インターネット17
を介してパソコン18からネットワークナビセンタ10
に対してアクセスがあると、管理サーバ28は広告情報
登録プログラムに基づいて広告依頼主のパソコン18に
対して広告申し込みのための処理を実行する。
【0051】管理サーバ28は、広告情報登録プログラ
ムに基づいてマップサーバ23から前記地図データ、交
差点データ、住所データ、道路データ等を読み出してパ
ソコン18に出力するとともに、広告提供道路区間の選
択を指示するための表示データをパソコン18に出力す
る。パソコン18はその地図データ等に基づいてパソコ
ン18の表示画面に地図を表示するとともに広告提供道
路区間を選択する旨の表示をして、広告依頼主に対して
広告提供道路区間を選択させる。このとき、広告依頼主
が広告対象の所在地までの案内ルートを指定したい場合
は、パソコン18の画面において案内ルートを設定可能
とする。
【0052】具体的には、管理サーバ28は、車載用ナ
ビゲーション装置の地図表示と同様に、パソコン18の
キー操作又はマウス操作に基づいて広域地図から詳細地
図へと拡大表示させるとともにスクロールさせながら目
的の広告提供道路区間が示されている地図をパソコン1
8の表示画面に表示させる。
【0053】例えば、図8に示すように、パソコン18
の表示画面18aに目的の広告提供道路区間が示された
地図30が表示されると、管理サーバ28はパソコン1
8のキー操作又はマウス操作に基づいて広告提供道路区
間に矢印形状のカーソル31にて指定する旨を表示す
る。広告依頼主が、パソコン18のキー又はマウスを操
作して地図30の各広告提供道路区間にカーソル31を
あわせると、カーソル31を囲む四角枠32が各広告提
供道路区間の形状にあわせて表示される。四角枠32
は、この四角枠32の範囲内で広告が提供されることを
示しており、広告依頼主は四角枠32が所望の広告提供
道路区間上にあることを確認して選択操作をする。この
とき、矢印形状のカーソル31の向きもカーソル31を
道路の車線に沿ってあわせて選択する。これは走行方向
の選択であって、広告提供道路区間をどちらの方向に走
行する利用者に対して広告を提供するかを選択するため
である。
【0054】また、広告提供道路区間を両方向から通過
する利用者に対して広告を提供する場合には、パソコン
18のキー又はマウスにて両方向とも選択する旨の選択
操作する。さらに、広告依頼主が、複数の広告提供道路
区間で構成される通り名で広告を提供する道路をまとめ
て選択する場合には、表示画面18a上に表示されてい
る通り名にカーソル31をあわせる。すると、図9に示
すように、カーソル31を囲む四角枠32が、複数の広
告提供道路区間で構成される通り全体を囲むようにして
表示され、広告依頼主は四角枠32が所望の広告提供道
路区間上にあることを確認して選択操作する。
【0055】尚、パソコン18の表示画面18aにエリ
ア毎の主要交差点名称をリスト表示し、広告依頼主にパ
ソコン18のキー又はマウスを操作させて、前記リスト
から2つの交差点名を選択操作させ、それらの交差点間
の道路区間を所望の広告提供道路区間として選択操作さ
せるようにしてもよい。勿論、広告依頼主にパソコン1
8のキー又はマウスを操作させて住所等を指定させ、そ
の住所等に基づくエリア毎の主要道路名称をリスト表示
し、広告依頼主に前記リストから主要道路名称を広告提
供道路区間として選択操作させるようにしてもよい。
【0056】さらに、広告依頼主に、1つの道路とその
周辺の道路を含めたエリアを広告提供道路区間として選
択操作させるようにしてもよい。そしてこのとき、管理
サーバ28は、前記エリアの大きさに比例して広告配信
価格が高くなるように演算するようにしてもよい。ま
た、広告依頼主がパソコン18のキー又はマウスを操作
させて前記エリアを指定する際に、そのエリアを広告提
供道路区間として選択した際の広告配信価格が、エリア
の大きさを変える毎に変化して表示画面18a上に表示
されるようにしてもよい。
【0057】また、広告依頼主が広告提供道路区間を指
定するために表示画面18aに地図30を表示させる
と、地図30上に各道路区間毎の広告配信価格が表示さ
れるようにしてもよい。
【0058】パソコン18にて広告提供道路区間を選択
すると、管理サーバ28はパソコン18の表示画面18
aに広告を利用者に提供する範囲を示す表示を行う。本
実施形態では、カーソル31を囲む四角枠32を表示し
四角枠32の範囲内で広告が提供される旨を知らせる。
従って、広告依頼主は広告を利用者に提供する範囲が確
認できることになる。
【0059】広告提供道路区間を選択しその位置を決定
するためにキー又はマウスにて決定操作すると、管理サ
ーバ28は同管理サーバ28内の記憶装置に広告提供道
路区間の広告提供道路区間データと走行方向の走行方向
データを一時記憶する。
【0060】続いて、管理サーバ28は広告依頼主のパ
ソコン18に対して広告提供道路区間で提供する広告の
広告画像データを要求する表示を出す。このとき、管理
サーバ28は広告提供道路区間で提供する音声による広
告の音声メッセージもあわせて要求する表示を出す。
【0061】広告依頼主はこれに応答してパソコン18
から提供する広告の広告画像データ及び音声による広告
音声データを管理サーバ28に出力する。管理サーバ2
8は、広告画像データ及び広告音声データを同管理サー
バ28の記憶装置に前記広告提供道路区間データ及び走
行方向データとともに一時記憶する。
【0062】続いて、管理サーバ28は、広告依頼主の
パソコン18に対して広告提供道路区間からその広告内
容の所在地まで誘導する案内経路を提供するかどうかを
選択させるための表示を出す。そして、広告依頼主がパ
ソコン18をキー操作又はマウス操作して案内経路の提
供を選択すると、管理サーバ28は前記広告提供道路区
間の選択と同様に地図データ等をパソコン18に出力し
パソコン18の表示部に地図を表示させる。
【0063】広告依頼主は、パソコン18のキー又はマ
ウスを操作して地図30に示された道路上の誘導する所
在地(誘導位置)にカーソル31をあわせて選択し決定
操作する。管理サーバ28は、同管理サーバ28内の記
憶装置に誘導位置の誘導位置データを一時記憶する。
【0064】誘導位置を選択するキー又はマウスを操作
すると、又は、誘導位置を選択しないキー又はマウスを
操作すると、管理サーバ28は、次に広告依頼主のパソ
コン18の表示画面18aに提供する広告の提供期間、
提供時間帯、広告を提供する利用者の年齢層、広告を提
供する利用者の性別、広告を提供する利用者が所有する
自動車メーカ、その車種及び車名等、配信条件を選択さ
せるための表示を出す。
【0065】広告依頼主は、パソコン18のキー又はマ
ウスを操作して広告を提供する提供期間、提供時間帯、
広告を提供する利用者の年齢層、広告を提供する利用者
の性別、広告を提供する利用者が所有する自動車メー
カ、その車種及び車名を設定する。例えば、提供期間を
「20××年4月1日〜20××年10月14日」、提
供時間帯を「午前10時00分〜午後9時30分」と設
定する。又、年齢層を「20才〜55才」、性別を「男
女共」と設定する。さらに、自動車メーカを「○△□自
動車工業」、車種を「RV車」、車名を「○△□」と設
定する。そして、配信条件の設定が完了すると、管理サ
ーバ28は、同管理サーバ28内の記憶装置にその設定
した提供期間データ、提供時間帯データ、年齢層デー
タ、性別データ、自動車メーカ別データ、車種別データ
及び車名データを一時記憶する。
【0066】続いて、管理サーバ28は広告依頼主が選
択した広告提供道路区間、提供期間、提供時間帯から広
告配信価格を演算する。詳述すると、管理サーバ28は
課金サーバ26に記憶した価格データを読み出し、提供
位置価格データから選択した広告提供道路区間の価格
(広告提供道路区間価格)、提供期間価格データから選
択した提供期間の価格(提供期間価格)及び提供時間帯
価格データから選択した提供時間帯の価格(提供時間帯
価格)を演算する。
【0067】広告配信価格(=広告提供道路区間価格+
提供期間価格+提供時間帯価格)が演算されると、管理
サーバ28は広告依頼主のパソコン18に広告配信価格
とその明細を表示するとともに、広告依頼主に対してこ
の配信価格で登録するかどうか選択させるための表示を
する。
【0068】登録は、広告依頼主の名前(名称)、住
所、IDコード、パスワード及び銀行口座番号を選定す
ることによって行われる。広告依頼主がパソコン18の
キー又はマウスを操作して名前(名称)、住所、業務内
容、IDコード、パスワード及び銀行口座番号を登録す
ると、管理サーバ28は一時記憶していた各データを対
応するサーバ24〜27に記憶する。詳述すると、広告
依頼主の名前(名称)、業務内容及び住所等の広告依頼
主データは広告主・利用者サーバ24に記憶される。広
告提供道路区間データ、走行方向データ、広告画像デー
タ、広告音声データ、誘導位置データ、提供期間デー
タ、提供時間帯データ、年齢層データ、性別データ、自
動車メーカ別データ、車種別データ及び車名データは広
告提供道路区間・広告情報サーバ25に記憶される。I
Dコード、パスワード及び銀行口座番号の依頼主認証デ
ータは認証サーバ27に記憶される。
【0069】パスワードの登録が完了すると、広告依頼
主によるネットワークナビセンタ10への広告の登録が
全て終了する。つまり、広告情報登録プログラムの処理
動作が終了する。そして、管理サーバ28は、移動体通
信機器12からの現在位置情報APIに応答して広告情
報配信プログラムを実行し、広告提供道路区間・広告情
報サーバ25から広告情報ADI(本実施形態では広告
提供道路区間データ、走行方向データ、広告画像デー
タ、広告音声データ、誘導位置データ)を読み出して移
動体通信機器12に配信する。
【0070】この時、管理サーバ28は、読み出した配
信のための広告情報ADIをデータ変換装置22にてデ
ータ変換して一般電話回線網16を介して携帯電話基地
局14に出力する。そして、広告情報ADIは携帯電話
基地局14から移動体通信機器12に配信される。尚、
データ変換装置22は、管理サーバ28から読み出され
た広告情報ADIを一般電話回線網16を介して携帯電
話基地局14に出力されることを可能にするための信号
処理回路である。又、データ変換装置22は、一般電話
回線網16から管理サーバ28に出力される情報を管理
サーバ28が受信可能にする信号処理回路でもある。
【0071】尚、広告依頼主は、広告情報ADI等を変
更したいときには、ネットワークナビセンタ10にアク
セスし、IDコード及びパスワードを入力した後、所望
のデータを変更することができる。
【0072】又、広告主・利用者サーバ24において記
憶管理される利用者の利用者データは、本実施形態で
は、利用者がネットワークナビセンタ10に対して申請
書を提出することによって行われる。つまり、申請書に
従ってネットワークナビセンタ10においてパソコンを
操作して、名前、住所、年齢、性別、職業、携帯電話番
号、自動車11のメーカ、車種からなる利用者データが
広告主・利用者サーバ24に記憶される。この時、ID
コード及びパスワードからなる利用者認証データもあわ
せて入力されて、認証サーバ27に記憶される。従っ
て、利用者は、以後住所や携帯電話番号等を変更したい
ときには、インターネット17を介してパソコン18又
は携帯電話機を使用して変更することができる。尚、利
用者は、利用者データの申請を申請書を提出しないでオ
ンライン申請で行うことも勿論可能である。
【0073】次に、ネットワークナビセンタ10に登録
された広告が配信される自動車11に搭載された移動体
通信機器12について説明する。移動体通信機器12は
車両用ナビゲーション装置41にて構成され、その車両
用ナビゲーション装置41は、図3に示すように入出力
装置42、現在位置検出装置43、情報記憶装置44及
び主制御装置45を備えている。
【0074】入出力装置42は、目的地を入力したり、
ドライバーが必要なときに案内情報を音声や画面から出
力できるようにドライバーの意志によりナビゲーション
処理を主制御装置45に指示する装置である。又、入出
力装置42は、ネットワークナビセンタ10に登録した
広告情報ADIを利用し、ドライバーが必要なときに広
告を音声や画面から出力できるように主制御装置45に
指示する装置である。
【0075】入出力装置42は、タッチスイッチ51、
キースイッチ(ジョグキー及び電源スイッチ)52、デ
ィスプレイ53、スピーカ54、プリンタ55を備えて
いる。タッチスイッチ51は、ディスプレイ53の画面
53a上に設けられ、目的地や電話番号や地図上の現在
位置等や、経路案内(広告内容の所在地まで誘導する案
内経路も含む)をリクエストする。キースイッチ52
は、ディスプレイ53の周辺に設けられ、前記タッチス
イッチ51と同様に目的地や電話番号や地図上の現在位
置等や、経路案内をリクエストする。
【0076】出力部及び表示部としてのディスプレイ5
3は、カラー液晶ディスプレイであって、地図データや
描画データに基づいて画面53aに図5〜図7に示すよ
うに地図53bやバナー広告53cを表示したり、ドラ
イバーのリクエストに応じて自動的に経路案内を画面5
3aで表示する。出力部としてのスピーカ54は、経路
案内を音声で出力するとともに、広告音声データに基づ
いて広告メッセージを音声で出力する。プリンタ55
は、主制御装置45で処理したデータを記録紙に記録す
る。
【0077】現在位置検出手段としての現在位置検出装
置43は、車両の現在位置に関する情報を検出、或い
は、受信する装置である。現在位置検出装置43は、G
PS受信装置56、絶対方位センサ57、相対方位セン
サ58、距離センサ59、VICS(道路交通情報通信
システム;Vehicle Information and Communication Sy
stem)受信装置60、ATIS送受信装置61及び携帯
電話機62を備えている。
【0078】GPS受信装置56は、衛星航法システム
(GPS;Global Positioning System )を利用して車
両の現在位置や、車両方位、車両速度等を検出する。絶
対方位センサ57は、地磁気センサなどで構成されてい
る。相対方位センサ58は、ステアリングセンサ、ジャ
イロなどで構成されている。距離センサ59は、車輪の
回転数から走行距離を算出する。
【0079】VICS受信装置60は、FM多重、電波
ビーコン、光ビーコンによって道路情報を受信する受信
装置である。ATIS送受信装置61は、ドライバーの
要求により、交通情報センタ(ATIS;Advanced Tra
ffic Information Service)との間でのナビゲーション
に必要な情報のやりとりを行う送受信装置である。
【0080】携帯電話機62は、一般電話回線網16を
介して携帯電話基地局14のアンテナ15から発信され
るネットワークナビセンタ10からの広告情報(広告提
供道路区間データ等)を受信する。又、携帯電話機62
は、車両用ナビゲーション装置41が検出した自動車1
1の現在位置の現在位置情報APIを携帯電話基地局1
4に発信し、一般電話回線網16を介してその現在位置
情報APIをネットワークナビセンタ10に送信するよ
うになっている。
【0081】記録媒体としての情報記憶装置44は、ナ
ビゲーションプログラム及びデータを記憶する。ナビゲ
ーションプログラムは、地図描画部、経路探索部、経路
案内部、現在位置計算部、目的位置設定操作制御部等か
らなり、ナビゲーションの信号処理を行うアプリケーシ
ョン部及びOS部で構成されている。つまり、経路探索
などの処理を行うためのプログラムや、経路案内に必要
な表示制御、音声案内に必要な音声出力制御を行うため
のプログラム及びそれに必要なデータ、さらに、経路案
内及び地図表示に必要な表示情報が格納されている。
【0082】具体的には、現在位置検出装置43からの
現在位置、タッチスイッチ51又はキースイッチ52か
らの入力信号に基づき目的地の設定、通過点を設定し、
探索道路データを用いて経路探索を実行するプログラ
ム、VICS受信装置60やATIS送受信装置61か
ら取得した交通情報に基づき探索道路データを変換し再
度経路探索を実行させるプログラム、地図描画やマップ
マッチング、経路に沿って音声出力タイミングや音声フ
レーズを決定するためのプログラムである。
【0083】一方、データは、地図データ(道路地図、
住宅地図、建物形状地図等)、交差点データ、ノードデ
ータ、道路データ、写真データ、登録地点データ、目的
地点データ、目的地読みデータ、電話番号データ、住所
データ、その他のナビゲーション装置に必要な全てのデ
ータである。尚、本実施形態では、このデータは、前記
ネットワークナビセンタ10のマップサーバ23に記憶
したデータと同じ内容のものであり、例えば道路デー
タ、交差点データについては、マップサーバ23内の道
路データや交差点データの管理ナンバーを同一にしてい
る。
【0084】又、情報記憶装置44は、広告提供プログ
ラムを記憶する。広告提供プログラムは、入出力装置4
2のディスプレイ53及びスピーカ54に広告を出力す
るためのプログラムである。
【0085】具体的には、自動車11の現在位置情報A
PIを携帯電話機62からネットワークナビセンタ10
に発信するためのプログラム、ネットワークナビセンタ
10からの広告情報ADI(広告提供道路区間データ
等)を携帯電話機62にて受信させ、その受信した広告
情報ADIを主制御装置45に転送させるためのプログ
ラム、自動車11がネットワークナビセンタ10に登録
された走行方向で広告提供道路区間のいずれかに到達し
た時、同ネットワークナビセンタ10に登録された広告
をディスプレイ53及びスピーカ54から出力するため
のプログラム、ディスプレイ53及びスピーカ54に出
力された広告に基づいてドライバーが広告提供道路区間
からその広告内容の所在地(誘導地)まで誘導する案内
経路を選択させ且つ選択した時にその経路探索を実行す
るプログラムである。
【0086】主制御装置45は、中央処理装置(CP
U)65、フラッシュメモリ66、ROM67、RAM
68、画像メモリ69、画像プロセッサ70、音声プロ
セッサ71、通信インタフェース72、センサ入力イン
タフェース73、時計74を備えている。
【0087】CPU65は、種々の演算処理を実行す
る。フラッシュメモリ66は、情報記憶装置44から読
み出したナビゲーションプログラム及び広告提供プログ
ラムを格納する。ROM67は、フラッシュメモリ66
に格納したプログラムのプログラムチェック、更新処理
を行うプログラムを格納している。
【0088】記憶手段としてのRAM68は、設定され
た目的地の地点座標、道路コードナンバー等、の探索さ
れた経路案内情報や演算処理中のデータを一時格納す
る。又、RAM68は、前記携帯電話機62が受信した
ネットワークナビセンタ10から配信された広告情報A
DI(広告提供道路区間データ等)を一時記憶するよう
になっている。
【0089】画像メモリ69は、ディスプレイ53の画
面53aに表示する地図53bの画像データが記憶され
る。又、画像メモリ69は、ディスプレイ53の画面5
3aに表示するバナー広告53cの広告画像データが一
時記憶される。画像プロセッサ70は、CPU65から
の表示制御信号に基づいて、画像メモリ69から画像デ
ータを取り出し、画像処理を施してディスプレイ53に
地図53bを表示する。又、画像プロセッサ70は、C
PU65からの表示制御信号に基づいて、ネットワーク
ナビセンタ10からRAM68に取り込んだ広告情報A
DI(広告画像データ)を取り出し画像メモリ69に一
時記憶し画像処理を施してディスプレイ53にバナー広
告53cを表示する。
【0090】音声プロセッサ71は、CPU65からの
音声出力制御信号に基づいて情報記憶装置44から読み
出した走行案内のための音声、フレーズ、1つにまとま
った文章、音等を合成してアナログ信号に変換させてス
ピーカ54に出力する。又、音声プロセッサ71は、C
PU65からの音声出力制御信号に基づいてネットワー
クナビセンタ10からRAM68に取り込んだ広告情報
ADI(広告音声データ)をアナログ信号に変換させて
スピーカ54から広告を音声で流す。
【0091】通信インタフェース72は、現在位置検出
装置43のGPS受信装置56、VICS受信装置6
0、ATIS送受信装置61及び携帯電話機62と主制
御装置45との間でのデータの授受を行う。センサ入力
インタフェース73は、現在位置検出装置43の絶対方
位センサ57、相対方位センサ58及び距離センサ59
からのセンサ信号を取り込む。時計74は、内部ダイア
グ情報に日付や時間を記入する。
【0092】そして、主制御装置45のCPU65は、
情報記憶装置44から読み出されフラッシュメモリ66
に格納されたナビゲーションプログラムに基づいて車両
用ナビゲーション装置41本来の動作をする。つまり、
CPU65は、現在位置検出装置43にて取得された各
データに基づき一定時間毎に現在位置を算出し、一時的
にRAM68に書き込む。この算出した現在位置は、各
種データの検出誤差を考慮してマップマッチング処理を
行ったものである。ここで、案内経路については、ドラ
イバーの選択、即ち、タッチスイッチ51又はキースイ
ッチ52の選択操作によって、CPU65は画面表示、
音声出力のいずれでも選択できるように処理動作するよ
うになっている。
【0093】次に、車両用ナビゲーション装置41の作
用について説明する。尚、車両用ナビゲーション装置4
1本来の機能である現在位置検出、地図表示、経路探
索、経路案内表示等は従来と同様であるので、説明の便
宜上、車両用ナビゲーション装置41とネットワークナ
ビセンタ10との間の動作について説明する。
【0094】今、ネットワークナビセンタ10のサーバ
群21には各広告依頼主による広告情報ADI等が登録
されている。一方、走行中の自動車11に搭載されてい
る車両用ナビゲーション装置41は、一定時間毎に自車
の現在位置を算出してディスプレイ53の画面53aに
表示された地図53b上に現在位置をカーソル53dで
示している。さらに、車両用ナビゲーション装置41は
タッチスイッチ51又はキースイッチ52の操作によっ
て広告の提供を受けるモードに設定されている。
【0095】この状態において、車両用ナビゲーション
装置41のCPU65は、広告提供プログラムに従って
一定時間毎に算出した現在位置の現在位置情報APIと
走行方向の走行方向情報を、通信インタフェース72を
介して携帯電話機62に出力する。携帯電話機62は入
力した現在位置情報APIに応答して携帯電話基地局1
4に発信し、一般電話回線網16を介してネットワーク
ナビセンタ10との交信を可能にする。そして、携帯電
話機62は入力した現在位置情報API及び走行方向情
報をネットワークナビセンタ10に送信する。この時、
ネットワークナビセンタ10には現在位置情報API及
び走行方向情報とともに携帯電話機62の携帯電話番号
やIP(Internet Protocol )アドレスも送信される。
【0096】ネットワークナビセンタ10の管理サーバ
28は、データ変換装置22を介して現在位置情報AP
I、走行方向情報、携帯電話番号及びIPアドレスを入
力すると、広告情報配信プログラムに従ってまず入力し
た携帯電話番号及びIPアドレスに基づいてネットワー
クナビセンタ10に登録されている利用者かどうか判断
する。具体的には、広告主・利用者サーバ24に記憶さ
れた利用者データの携帯電話番号及びIPアドレスと一
致する番号かどうかで判断される。
【0097】そして、一致する番号及びIPアドレスが
ない時には、管理サーバ28はネットワークナビセンタ
10に登録されていない者と判断し、新たな現在位置情
報API等を待つ。一方、一致する番号及びIPアドレ
スがある時には、管理サーバ28はネットワークナビセ
ンタ10に登録されている利用者と判断し、入力した現
在位置情報APIと走行方向情報に基づいて自動車11
が以後走行して行くと思われる1つ又は複数の走行経路
を割り出す。
【0098】次に、管理サーバ28は、その割り出した
走行経路であって自動車11の現在位置から予め定めた
離間した位置の一定の範囲において登録した広告提供道
路区間があるかどうか検索する。つまり、広告提供道路
区間・広告情報サーバ25に記憶された広告提供道路区
間データから検索する。そして、その予め定めた一定の
範囲において広告提供道路区間データが存在しない場合
は、管理サーバ28は広告情報配信プログラムの配信処
理動作を終了して次の新たな現在位置情報API等を待
つ。
【0099】反対に、予め定めた一定の範囲において広
告提供道路区間データが1つ又は複数検索されると、管
理サーバ28は、それら広告提供道路区間における広告
データ(広告画像データと広告音声データ)、誘導位置
データ及び配信条件データ(提供期間データ、提供時間
帯データ、年齢層データ、性別データ、自動車メーカ別
データ、車種別データ及び車名データ)を広告提供道路
区間・広告情報サーバ25から読み出す。管理サーバ2
8は、配信条件データ(提供期間データ、提供時間帯デ
ータ、年齢層データ、性別データ、自動車メーカ別デー
タ、車種別データ及び車名データ)の条件を満たしてい
るかどうか判断する。そして、検索された全ての広告提
供道路区間に対する広告データが条件を満たしていない
場合は、管理サーバ28は広告情報配信プログラムの配
信処理動作を終了して次の新たな現在位置情報API等
を待つ。
【0100】反対に、条件を満たした広告提供道路区間
に対する広告データが1つでも存在すると、管理サーバ
28は条件を満たしている全ての広告提供道路区間にお
ける広告情報ADI(広告提供道路区間データ、走行方
向データ、広告画像データ、広告音声データ及び誘導位
置データ)をデータ変換装置22及び一般電話回線網1
6を介して携帯電話基地局14に出力する。そして、携
帯電話基地局14に出力された1つ又は複数の広告情報
ADIは、携帯電話基地局14のアンテナ15から車両
用ナビゲーション装置41の携帯電話機62に送信され
る。
【0101】携帯電話機62への広告情報ADIの送信
が完了(広告情報配信プログラムの処理動作が終了)す
ると、管理サーバ28は、広告情報課金プログラムに従
って配信された広告の配信回数及びその広告の広告依頼
主に対して請求する広告配信料(=配信価格×配信回
数)を演算し、その配信回数、広告配信料及び広告の配
信を受ける利用者の名前を課金サーバ26に記憶して広
告情報課金プログラムの処理動作を一時終了して次の新
たな現在位置情報APIと走行方向情報を待つ。
【0102】一方、携帯電話機62が1つ又は複数の広
告情報ADIを受信すると、CPU65は広告提供プロ
グラムに基づいて各広告情報ADIをRAM68に一時
記憶する。
【0103】CPU65はRAM68に記憶された1つ
又は複数の広告情報ADIと同CPU65が一定時間毎
に算出する現在位置情報API及び走行方向情報との比
較処理が行われる。即ち、現在走行中の道路と一致する
広告提供道路区間があるかどうか検索する。そして、現
在走行中の道路と一致する広告提供道路区間が存在しな
い場合には、CPU65は同CPU65が新たな現在位
置情報API及び走行方向情報を算出されるまで比較処
理を中止し次の新たな現在位置情報APIと走行方向情
報を待つ。
【0104】現在走行中の道路と一致する広告提供道路
区間が存在する場合には、CPU65は検索した広告提
供道路区間データに付加した走行方向データと現在の走
行方向情報とが一致するかどうか判断する。この判断
は、従来行われているマップマッチングの手法を利用
し、マップサーバ23に記憶された道路データを参照し
て現在自動車11が走行している道路とその道路上での
進行方向を特定し、前記走行方向データと比較して判断
する。そして、走行方向が一致しない場合は、CPU6
5は前記と同様に比較処理を中止し次の新たな現在位置
情報APIと走行方向情報を待つ。
【0105】一方、広告提供道路区間における走行方向
が一致すると、CPU65はRAM68からその一致し
た広告提供道路区間データに対する広告画像データを画
像プロセッサ70に出力する。画像プロセッサ70は、
CPU65からの表示制御信号に基づいて広告画像デー
タを画像処理してディスプレイ53にバナー広告53c
を表示する。つまり、自動車11が広告提供道路区間に
到達すると、その区間中ディスプレイ53の画面53a
の上部に、バナー広告53cを表示する。
【0106】又、CPU65はRAM68からその一致
した広告提供道路区間データに対する広告音声データを
音声プロセッサ71に出力する。音声プロセッサ71
は、CPU65からの音声制御信号に基づいて広告音声
データを音声合成処理してスピーカ54から音声で広告
内容を流す。例えば、図5に示すバナー広告53cの表
示にとともに、「和食の○△×屋は、割引キャンペーン
実施中です。画面の広告に触れると、和食の○△×屋ま
で御案内致します。」と言った内容をスピーカ54から
流す。
【0107】従って、自動車11が広告提供道路区間を
走行すると、車両用ナビゲーション装置41のディスプ
レイ53にバナー広告53cがその区間中表示されると
ともに、スピーカ54から広告内容が流れる。その結
果、広告依頼主は、道路の沿線に広告用の看板を設置し
なくとも、ドライバーに確実に広告を伝えることができ
る。又、ドライバーは、走行中に希望する広告を画面5
3a及び音声で知ることができ、特に初めての道路を走
行しているときは探しながら走行するといった不便さは
なくなる。
【0108】しかも、広告提供道路区間での広告の表示
等は、自動車11の走行方向が広告対象の所在地(誘導
位置)に向かう方向の時に行われる。従って、広告依頼
主は無駄な広告をしなくて済む。又、ドライバーは、す
でに走行してきた所在地(誘導位置)のための広告を見
たり聞いたりする煩わしさはない。
【0109】続いて、ドライバーがバナー広告53cを
タッチすると、バナー広告53cの位置に対応するタッ
チスイッチ51がオンする。このタッチスイッチ51の
オン信号に応答して、CPU65は、RAM68に記憶
したその一致した広告提供道路区間データに対する誘導
位置データに基づいて現在位置から広告対象の所在地
(誘導位置)までの経路探索を実行し、案内経路を演算
する。案内経路を演算すると、CPU65は画像プロセ
ッサ70を介して、地図53b上に表示されているバナ
ー広告53cを消去して、図6に示すようにその地図5
3b上に所在地(誘導位置)までの案内経路を示す指標
53fを表示する。
【0110】従って、ドライバーは、案内経路を示す指
標53fに従って走行すれば道を間違えることなく広告
対象の所在地(誘導位置)に到達することができる。そ
して、広告対象の所在地(誘導位置)まで到達すると、
CPU65は誘導位置までの案内を完了し広告提供プロ
グラムの処理動作を終了して、次の新たな現在位置情報
APIと走行方向情報を待つ。
【0111】次に、広告情報ADIの配信によって生ず
る広告配信料の請求について説明する。広告配信料の請
求は、ネットワークナビセンタ10の広告情報課金プロ
グラムに従って行われる。ネットワークナビセンタ10
の管理サーバ28は、予め設定した支払い決済日になる
と、広告情報課金プログラムに従って各広告依頼主毎
に、先の支払い決済日の翌日から今回の支払い決済日ま
でに配信した広告情報ADIの明細と広告配信料を課金
サーバ26の配信回数データ及び広告配信料データから
作成する。そして、管理サーバ28は、各広告依頼主に
対する広告配信料を認証サーバ27に記憶した各広告依
頼主の銀行口座番号にもとづいて銀行から引き落とす処
理をする。又、管理サーバ28は、引き落としとともに
配信した広告情報ADIの明細と広告配信料を明細書に
印字する。そして、印字された明細書は、各広告依頼主
に郵送されることになる。
【0112】次に上記のように構成した実施形態の特徴
を以下に記載する。 (1)本実施形態によれば、ネットワークナビセンタ1
0は車両用ナビゲーション装置41の現在位置に基づい
て、即ち、自動車11の現在位置が広告提供道路区間に
ある時、同車両用ナビゲーション装置41に広告情報A
DIを配信し、これを車両用ナビゲーション装置41が
ディスプレイ53及びスピーカ54から広告を流すよう
にしたので、広告依頼主は希望する場所に広告用看板を
設置することなく車両用ナビゲーション装置41を搭載
した自動車11のドライバー(利用者)に対して広告提
供道路区間を走行中広告を提供することができる。
【0113】(2)本実施形態によれば、自動車11の
現在位置から予め定めた離間した位置の一定の範囲にお
いて広告提供道路区間が存在する時に、即ち、自動車1
1の現在位置が広告提供道路区間に近づいた時にネット
ワークナビセンタ10から事前に広告情報を配信するよ
うにした。従って、車両用ナビゲーション装置41とネ
ットワークナビセンタ10との間の回線を接続したまま
データの授受を常時する必要がなく、ネットワークナビ
センタ10にかかる各車両用ナビゲーション装置41に
対する負荷を低減することができる。
【0114】(3)本実施形態によれば、事前に登録し
た利用者に広告情報ADIを配信するようにしたので、
ネットワークナビセンタ10にかかる負荷をさらに低減
することができる。
【0115】(4)本実施形態によれば、広告提供道路
区間を通過中、ディスプレイ53にバナー広告53cが
表示されるとともに、スピーカ54から広告内容が流れ
る。その結果、広告依頼主は、道路の沿線に広告用の看
板を設置しなくとも、ドライバーに確実に広告を伝える
ことができる。又、ドライバーは、走行中に希望する広
告を画面53a及び音声で知ることができ、特に初めて
の道路を走行しているときは探しながら走行するといっ
た不便さはなくなる。
【0116】(5)本実施形態によれば、広告提供道路
区間での広告の表示等は、自動車11の走行方向が広告
対象の所在地(誘導位置)に向かう方向の時に行うこと
ができるようにしたので、広告依頼主は無駄な広告をし
なくて済むとともに、ドライバーはすでに過ぎ去った所
在地(誘導位置)の広告を見たり聞いたりする煩わしさ
はない。
【0117】(6)本実施形態によれば、バナー広告5
3cをタッチすると、現在位置から広告対象の所在地
(誘導位置)までの案内経路が画面53aの地図53b
上に表示されるようにしたので、ドライバーは道を間違
えることなく広告対象の所在地に到達することができ
る。
【0118】(7)本実施形態によれば、インターネッ
ト17を使って各広告依頼主がパソコン18を操作する
だけで、管理サーバ28を介して広告提供道路区間・広
告情報サーバ25に広告提供道路区間、走行方向、広告
画像、広告音声、誘導位置、提供期間、提供時間帯等を
設定できるようにした。従って、各広告依頼主はパソコ
ン18を操作するだけで、簡単に広告提供道路区間、広
告内容等を設定できる。しかも、広告提供道路区間・広
告情報サーバ25に記憶した広告提供道路区間、走行方
向、広告画像、広告音声、誘導位置、提供期間及び提供
時間帯を簡単に変更することができる。
【0119】(8)本実施形態によれば、広告情報AD
Iが配信される毎に、課金サーバ26にその配信回数が
記憶されるので、各広告に対する使用状況が把握できる
とともに依頼主に対して請求する広告配信料の演算にも
利用することができる。
【0120】(9)本実施形態によれば、広告提供道路
区間・広告情報サーバ25に配信する広告情報の提供期
間、及び提供時間帯を記憶することによって広告情報の
配信条件を設定したので、広告依頼主は無用な広告をな
くし効率のよい広告を行うことができる。
【0121】さらに、配信条件として、年齢層データ、
性別データ、自動車メーカ別データ、車種別データ及び
車名データを記憶したので、特定の利用者に対してのみ
効率のよい広告を行うことができる。
【0122】(10)本実施形態によれば、課金サーバ
26に、広告提供道路区間毎の提供道路価格、提供期間
毎の提供期間価格及び提供時間帯毎の提供時間帯価格を
予め記憶しておくことによって、広告依頼主は広告配信
価格を事前に把握することができるとともに、依頼主に
対して請求する広告配信料の演算にも利用することがで
きる。
【0123】(11)本実施形態によれば、管理サーバ
28は予め設定した支払い決済日になると課金サーバ2
6の配信回数データ及び広告配信料データに基づいて配
信した広告情報ADIの明細と広告配信料を作成するた
め、支払い決済日には請求書を簡単かつ速やかに作成で
きる。また、広告配信料を認証サーバ27に記憶した各
広告依頼主の銀行口座番号に基づいて銀行から引き落と
すようにしたので、支払いが速やかに行われる。
【0124】尚、発明の実施の形態は、上記実施形態に
限定されるものではなく、以下のように実施してもよ
い。 ・前記実施形態では、ディスプレイ53とスピーカ54
の両方から広告を出力したが、ディスプレイ53又はス
ピーカ54のいずれか一方から広告を出力して実施して
もよい。
【0125】・前記実施形態では、広告依頼主がパソコ
ン18の表示画面18aに目的の広告提供道路区間が示
されている地図30を表示させて、目的の広告提供道路
区間に矢印形状のカーソル31を重ねて選択操作するよ
うにした。しかし、広告依頼主が選択操作する際に、広
告予約がされていない空きの広告提供道路区間を広告依
頼主に知らせて、選択操作を促すようにしてもよい。
【0126】・前記実施形態では、1つの広告提供道路
区間に対して1つの広告を提供する場合について説明し
たが、1つの広告提供道路区間に対して複数個の異なる
広告を提供できることは勿論可能である。この場合、図
7に示すように、ディスプレイ53の地図53b上に異
なるバナー広告53cを同時に表示するようにしてもよ
いし、画面53aを複数に分割してその分割した個所に
それぞれのバナー広告53cを表示することにしてもよ
い。又、同じバナー広告53cの枠位置において、複数
個の異なる広告が時間差で切替わるようにしてもよい。
【0127】また、複数の広告依頼主が同一道路区間ま
たは同一エリアを広告提供道路区間として選択操作して
いた場合には、オークションを行い、各広告依頼主に希
望する広告配信料を入力させる画面を設け、最も高い金
額を入力した広告依頼主に広告配信の権利を与えるよう
にしてもよい。
【0128】・前記実施形態では、車両用ナビゲーショ
ン装置41が現在位置検出、地図表示、経路探索、経路
案内表示等、本来の動作を実行している状態で広告提供
プログラムの処理動作を実行した。これを、車両用ナビ
ゲーション装置41が本来の動作を停止している場合で
も広告提供道路区間にあるときには、ディスプレイ53
及びスピーカ54に広告を流して実施してもよい。この
場合、車両用ナビゲーション装置41は現在位置と走行
方向の検出と、その現在位置情報API及び走行方向情
報をネットワークナビセンタ10に送信するプログラム
が広告提供プログラムに追加する必要がある。又、この
場合、ディスプレイ53に表示される広告は、画面53
a全面に表示される。
【0129】・前記実施形態では、バナー広告53cを
タッチする操作をすると、現在位置から広告対象の所在
地(誘導位置)までの案内経路が画面53aの地図53
b上に表示されるようにしたが、表示とともに車両用ナ
ビゲーション装置41に備えたプリンタ55から商品又
はサービス等の割引券やポイントシートをプリントアウ
トさせるようにしてもよい。この場合、割引券やポイン
トシートを発行するかどうかの発券有無データとプリン
タ55が割引券やポイントシートをプリントするための
デザインデータを例えば広告提供道路区間・広告情報サ
ーバ25に記憶させる必要がある。
【0130】又、バナー広告53cをタッチする操作を
した後、広告対象の所在地(誘導位置)に対して予め定
めた地点(例えば100メートル手前、所定の交差点、
広告依頼主が設定した地点)まで近づいたとき、車両用
ナビゲーション装置41に対して割引券等を発券するよ
うにしてもよい。
【0131】・前記実施形態では、バナー広告53cを
タッチする操作をすると、現在位置から広告対象の所在
地(誘導位置)までの案内経路が画面53aの地図53
b上に表示されるようにしたが、バナー広告53cをタ
ッチすると、広告の詳細情報が表示されるようにして実
施してもよい。例えば、飲食店であるならば、メニュ
ー、値段、営業時間が、自動車販売店ならば、販売して
いる車名、値段、納車時期が表示される。この場合、広
告の詳細情報のデータを広告依頼主によって登録し例え
ば広告提供道路区間・広告情報サーバ25に記憶させる
必要がある。
【0132】又、この場合、詳細情報を得た利用者に対
して課金するようにしてもよい。具体的には、管理サー
バ28よって利用者が利用した詳細情報の通信データ量
又は利用回数に基づいて利用料を算出できるようにしそ
の利用料を課金サーバ26に記憶できるにする。又、認
証サーバ27に記憶管理されているIDコード及びパス
ワードからなる利用者認証データに銀行口座番号を設
け、利用者に登録してもらう。そして、ネットワークナ
ビセンタ10は予め定めた期間毎にその期間の間に利用
した利用料を利用者の銀行口座番号から引き落とすによ
って回収することができる。
【0133】・前記実施形態では、広告の配信を受ける
毎に利用者の名前を課金サーバ26に記憶したが、課金
サーバ26に利用者毎に広告の配信を受けた回数(利用
回数)を課金サーバ26するようにしてもよい。これに
よって利用者の利用状況を把握することができる。
【0134】・前記実施形態では、管理サーバ28は、
携帯電話機62の電話番号に基づいて登録された利用者
かどうか判断したが、利用者のIDコード又はパスワー
ドに基づいて判断するようにしてもよい。この場合、車
両用ナビゲーション装置41はIDコード又はパスワー
ドを用意し現在位置情報API及び走行方向情報ととも
にIDコード又はパスワードを携帯電話機62から発信
させる必要がある。
【0135】・前記実施形態の広告提供道路区間・広告
情報サーバ25に記憶管理する配信条件データを曜日デ
ータとしてもよい。曜日データは、広告を提供する曜
日、例えば土曜日と日曜日といったデータである。この
場合にも、曜日によって、配信価格を適宜設定してもよ
い。
【0136】・前記実施形態の広告提供道路区間・広告
情報サーバ25に記憶管理する配信条件データを気象デ
ータとしてもよい。気象データは、広告を提供する日あ
るいは提供する日に近い日の気象条件、例えば晴れや猛
暑、強風といったデータである。このとき、気象庁等よ
り発表される気象の予報等に基づいて、ネットワークナ
ビセンタ10においてパソコンを操作して気象データが
入力されるか、インターネット17を介して気象データ
を受信するかして、実際の気象データがネットワークナ
ビセンタ10において記憶されるようにしてもよい。そ
して、管理サーバ28は、広告提供道路区間・広告情報
サーバ25に記憶管理される気象データと、ネットワー
クナビセンタ10において記憶される実際の気象データ
とが一致した時に、広告情報ADIを車両用ナビゲーシ
ョン装置41に送信するようにしてもよい。
【0137】・前記実施形態では、広告情報の配信の条
件は登録利用者か否かを除いて広告依頼主の配信条件で
決めるようにしたが、ネットワークナビセンタ10側
が、利用者の利用者データ(例えば、年齢層データ、性
別データ等)や広告の内容等に基づいて広告依頼主の配
信条件を満たしていても配信を制限するようにして実施
してもよい。尚、配信を制限する場合、事前に広告依頼
主が配信条件を設定する際にその条件設定が不適当であ
る旨の指示するようにしてもよい。
【0138】又、利用者側から欲しい業務の広告を選択
できるように実施してもよい。この場合、車両用ナビゲ
ーション装置41のディスプレイ53に各種の業務内容
を表示させ、タッチスイッチ51又はキースイッチ52
を操作して業務内容、例えば飲食業を選択させる。そし
て、車両用ナビゲーション装置41はこの選択した飲食
業の業務内容データを現在位置情報API等とともにネ
ットワークナビセンタ10に送信させる必要がある。
【0139】・前記実施形態では、ネットワークナビセ
ンタ10から広告情報ADIが配信された時、配信回
数、広告配信料が確定し記憶されようにしたが、実際に
ディスプレイ53及びスピーカ54に広告が出力された
時に、配信回数、広告配信料を演算し記憶するようにし
てもよい。
【0140】・前記実施形態では、自動車11の現在位
置が広告提供道路区間に近づいた時にネットワークナビ
センタ10から事前に広告情報を配信するようにした。
これを、現在位置と一致する広告提供道路区間を検索し
た時に、ネットワークナビセンタ10から直ちにその検
索した広告情報を配信するように実施してもよい。この
場合、車両用ナビゲーション装置41のCPU65は、
直ちに広告をディスプレイ53及びスピーカ54に出力
するだけでよいので、CPU65の負荷は低減する。従
って、この場合の、ネットワークナビセンタ10から配
信される広告情報としての広告情報ADIは広告データ
(広告画像データ、広告音声データ)及び誘導位置デー
タとなる。
【0141】又、反対に、自動車11の現在位置を基準
に所定の範囲、例えば5キロメートル四方の範囲に含ま
れる全ての広告提供道路区間の広告情報を事前に配信す
るようにして実施してもよい。
【0142】さらに又、車両用ナビゲーション装置41
において、利用者によって、ある目的地が設定され、C
PU65が目的地までの案内経路を演算した時に、その
案内経路に含まれる広告提供道路区間における広告情報
ADIを、事前に車両用ナビゲーション装置41に送信
するようにしてもよい。
【0143】・前記実施形態の車両用ナビゲーション装
置41とネットワークナビセンタ10との間の回線を常
時接続した状態で実施してもよい。 ・前記実施形態では、事前にネットワークナビセンタ1
0に登録した利用者のみに広告情報ADIを配信できる
にしたが、登録していない者がネットワークナビセンタ
10にアクセスした場合でも広告情報ADIを配信でき
るようにしてもよい。この場合には、より多くの人に広
告を提供することができる。
【0144】・前記実施形態では、車両用ナビゲーショ
ン装置41に備えた情報記憶装置44は特に限定しなか
ったが、各種プログラムや各種データが記憶されるもの
であればよく、例えば、CD、MO、DVDであっても
よい。
【0145】・前記実施形態では、広告提供プログラム
を情報記憶装置44に記憶したが、主制御装置45のR
AM68に記憶させるようにしてもよい。 ・前記実施形態では、広告表示の後、広告をタッチする
ことで所在地までの案内経路を表示できるようにした
が、ディスプレイ53上に設けられた「GO」というボ
タンをタッチすること等によって案内経路が表示できる
ようにしてもよい。また、案内経路が表示される際に
は、例えば広告対象の所在地と現在位置とを同一地図上
に表示するよう地図縮尺を制御してその2点の位置関係
を一目で把握できるようにしてもよい。さらに又、既に
利用者が車両用ナビゲーション装置41において、目的
地を設定し、その目的地までの経路が表示されている際
には、広告対象の所在地を経由地として、新しい目的地
までの経路を再表示させるようにしてもよい。
【0146】・前記実施形態では、広告表示の後、現在
位置から所在地までの案内経路を表示するための経路探
索の演算は車両用ナビゲーション装置41側で行った
が、ネットワークナビセンタ10の管理サーバ28で経
路探索しその経路情報を車両用ナビゲーション装置41
に送信するようにしてもよい。
【0147】・前記実施形態では、緯度と経度で表現さ
れる誘導位置データに基づいて所在地までの案内経路を
表示を行ったが、この緯度と経度で表現される誘導位置
データに代えて、広告対象の所在地と現在位置までの簡
易地図等の画像データであってもよい。この場合、広告
依頼主は事前に誘導位置データとしての画像データを広
告提供道路区間・広告情報サーバ25に登録する必要が
ある。
【0148】・前記実施形態では、広告表示の後、所在
地までの案内経路を表示できるようにしたが、その案内
経路の表示を省略して実施してもよい。 ・前記実施形態では、広告配信料は広告配信価格に配信
回数をかけた値としたが、その広告配信価格を広告配信
料として実施してもよい。また、大量の広告提供道路区
間を選択した広告依頼主には広告配信料の割引を実施す
るようにしてもよい。
【0149】・前記実施形態では、広告配信料は広告配
信価格とその配信回数に基づいて演算したが、通信デー
タ量で広告配信料を決めてもよい。又、利用者がバナー
広告53cをタッチすることによって、広告対象所在地
までの案内経路が検索された際には、広告依頼主より成
功報酬が得られるようにしてもよい。
【0150】・前記実施形態では、車両用ナビゲーショ
ン装置41は、現在位置情報APIと走行方向の走行方
向情報を送信したが、現在位置情報APIのみだけで走
行方向を考慮しないで実施してもよい。
【0151】・前記実施形態では、移動体通信機器12
は携帯電話機62を備えた車両用ナビゲーション装置4
1であったが、携帯電話機62に代えて現在位置情報A
PI、走行方向情報が発信でき、広告情報ADIが受信
できる送受信装置(無線装置)を備えた車両用ナビゲー
ション装置41に応用してもよい。
【0152】・前記実施形態では、移動体通信機器12
を車両用ナビゲーション装置41に具体化したが、GP
S装置等の現在位置検出手段を備えた携帯電話機や小型
携帯情報端末(PDA;Personal Digital Assistant)
に具体化してもよい。この場合、携帯電話機を携帯して
いる歩行者に対しても広告を提供することができる。
【0153】又、この場合の携帯電話機等は、前記車両
用ナビゲーション装置41のように画面上に地図を表示
しなくて広告のみが画面やスピーカから出力されるよう
に実施してもよい。これによって、携帯電話機等には車
両用ナビゲーション装置41の本来の機能であるナビゲ
ーションプログラム等が不要になる。
【0154】尚、GPS装置等の現在位置検出手段を備
えた携帯電話機やPDAの場合、前記した割引券等を発
券しないで、電子割引券や電子ポイントのデータをネッ
トワークナビセンタ10から送信するようにしてもよ
い。そして、店等に行ったときにキー操作して前記デー
タに基づいて携帯電話機やPDAの表示部に電子割引券
や電子ポイントを表示して店員等に割り引き情報やポイ
ント情報を提示することによって商品又はサービス等の
割引や特典等が享受できるようにしてもよい。
【0155】・車両用ナビゲーション装置41のディス
プレイ53やGPS装置等の現在位置検出手段を備えた
携帯電話機やPDAの表示部に表示されるバナー広告5
3cは動画であってもよい。この場合、広告画像データ
は動画データとなり、広告依頼主は事前に動画の広告画
像データを広告提供道路区間・広告情報サーバ25に登
録する必要がある。
【0156】又、この場合、広告情報の内容が動画とな
るため、配信価格を静止画とは別の価格を設定してもよ
い。 ・前記実施形態では、各広告依頼主の銀行口座から自動
的に銀行から引き落とすようにしたが、その他金融機関
から引き落とすようにしたり広告依頼主に請求書を郵送
して金融機関から振り込んでもらうようにして実施して
もよい。
【0157】・前記実施形態では、広告配信料の支払い
処理を一定期間毎に行ったが、配信する毎に、即ち、随
時広告配信料の支払い処理を行うようにしてもよい。 ・前記実施形態では、広告依頼主が、各自のパソコン1
8より広告提供道区間データ及び走行方向データ、広告
画像データ、音声データをネットワークナビセンタ10
に登録するようにしたが、ネットワークナビセンタ10
が入力手段を備え、該入力手段より、直接ネットワーク
ナビセンタ10に登録されるようにしてもよい。
【0158】・前記実施形態では、ディスプレイ53上
に表示される広告を、バナー広告53cとしたが、バナ
ー以外の広告形式、例えばテキスト形式等でもよい。ま
た、広告をディスプレイ53全体に表示させる全面広告
としてもよい。もしくは、ディスプレイ53上に、広告
専用の表示部を備え、地図53bと重ならないようにし
て広告を表示させるようにしてもよい。
【0159】・前記実施形態では、1つの広告に対し
て、1つの広告対象の所在地(誘導位置)までの案内経
路を提供する場合を説明したが、1つの広告に対して複
数個の広告対象の所在地を提供できるようしてもよい。
この場合、複数個の広告対象の所在地のうち、現在地か
ら最も近い広告対象の所在地までの案内経路をCPU6
5が計算して提供できるようにしてもよいし、利用者が
ディスプレイ53上に表示された広告対象の所在地リス
トから1つを選択するようにしてもよい。
【0160】従って、全国に複数の支店を持つ広告依頼
主は、1つの広告で、複数の支店へ利用者を案内するこ
とができる。 ・前記実施形態では、配信条件データが提供期間デー
タ、提供時間帯データ、年齢層データ、性別データ、自
動車メーカ別データ、車種別データ及び者名データによ
って構成されるようにした。しかし、配信条件データ
に、目的地の属性データが含まれるようにして、利用者
が車両用ナビゲーション装置41において目的地を設定
した時に、その目的地の属性(商業地域、行楽地等)に
よって、広告の配信を判断するようにしてもよい。この
ようにすれば、例えば、利用者が選択した目的地の属性
が「スキー場」である場合には、広告依頼主であるスキ
ーレンタルショップが提供する広告が配信されるように
なる。
【0161】・前記実施形態では、管理サーバ28は、
配信条件を満たした広告提供道路区間に対する広告デー
タが1つでも存在すると、管理サーバ28は条件を満た
している全ての広告提供道路区間における広告情報AD
Iを車両用ナビゲーション装置41に送信するようにし
た。しかし、前記配信条件に加えて、広告依頼主が希望
する広告予算に基づいて、管理サーバ28が配信回数を
調整できるようにしてもよい。配信回数を調整する方法
として、広告が配信されるたびに広告配信料を計算し、
広告提供期間終了前であっても、広告予算を達成したら
それ以上配信されないようにしてもよい。もしくは、予
め定めた広告提供期間の全期間にわたって、広告配信が
偏りなく行われ、なおかつ広告予算内に収まるよう、広
告配信を間引きするようにしてもよい。
【0162】
【発明の効果】請求項1〜12,26に記載の発明によ
れば、広告依頼主は希望する道路区間に広告用看板を設
置することなく広告を提供することができる。
【0163】加えて、請求項2に記載の発明によれば、
広告情報の登録、広告配信料の作成及び請求が簡単にで
きる。加えて、請求項3に記載の発明によれば、広告提
供道路区間及び広告内容を簡単に変更することができ
る。
【0164】加えて、請求項4に記載の発明によれば、
広告の配信状況が把握できる。加えて、請求項5に記載
の発明によれば、各移動体通信機器毎に広告の利用状況
が把握できる。
【0165】加えて、請求項7に記載の発明によれば、
よりきめ細やかなサービスを提供することができる。加
えて、請求項8及び9に記載の発明によれば、無用な広
告の提供をなくすことができる。
【0166】請求項13〜18,25に記載の発明によ
れば、広告依頼主は、離れた場所から希望する広告提供
場所と広告内容を簡単に登録することができる。加え
て、請求項15及び16に記載の発明によれば、きめ細
やかで効率のよい広告の登録を行うことができる。
【0167】加えて、請求項17に記載の発明によれ
ば、広告配信価格を事前に把握することができる。加え
て、請求項18に記載の発明によれば、各広告の配信状
況が把握できる。
【0168】請求項19〜23に記載の発明によれば、
広告配信料の作成が簡単にできる。請求項24に記載の
発明によれば、希望する広告を容易に得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の移動体広告情報配信システムの
システム構成ブロック図。
【図2】 ネットワークナビセンタの構成を示すブロッ
ク図。
【図3】 車両用ナビゲーション装置の構成を示すブロ
ック回路図。
【図4】 道路データの管理方法を説明するための図。
【図5】 ディスプレイの画面上の地図表示及び広告表
示を示す図。
【図6】 ディスプレイの画面の地図上に示された所在
地(誘導位置)までの案内経路を示す図。
【図7】 ディスプレイの画面上に複数の異なる広告が
表示された状態を示す図。
【図8】 広告提供道路区間を選択した場合の表示状態
を示す図。
【図9】 通りを選択した場合の四角枠の表示状態を示
す図。
【符号の説明】
ADI…広告情報、API…現在位置情報、GAI…入
力案内情報、10…ネットワークナビセンタ、11…自
動車、12…移動体通信機器、14…携帯電話基地局、
16…一般電話回線網、17…インターネット、18…
パソコン、18a…表示画面、21…サーバ群、22…
データ変換装置、23…マップサーバ、24…広告主・
利用者サーバ、25…広告提供道路区間・広告情報サー
バ、26…課金サーバ、27…認証サーバ、28…管理
サーバ、30…地図、31…カーソル、32…四角枠、
41…車両用ナビゲーション装置、42…入出力装置、
43…現在位置検出装置、44…情報記憶装置、45…
主制御装置、51…タッチスイッチ、52…キースイッ
チ、53…ディスプレイ、53a…画面、53c…バナ
ー広告、54…スピーカ、55…プリンタ、56…GP
S受信装置、57…絶対方位センサ、58…相対方位セ
ンサ、59…距離センサ、62…携帯電話機、65…中
央処理装置(CPU)、66…フラッシュメモリ、67
…ROM、68…RAM、69…画像メモリ、70…画
像プロセッサ、71…音声プロセッサ、72…通信イン
タフェース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 110 G06F 17/30 110F 170 170Z 340 340A G09F 19/00 G09F 19/00 Z H04Q 7/20 G08G 1/09 F // G08G 1/09 H04Q 7/04 Z Fターム(参考) 5B075 ND20 PQ02 PQ05 5H180 AA01 BB05 CC12 FF04 FF05 FF13 FF22 FF25 FF33 FF38 5K067 AA41 BB04 BB21 BB36 DD52 DD53 EE02 EE10 EE16 FF02 FF23 GG01 GG11 HH05 HH22 HH23

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムにより移動体通信
    機器に対して広告情報を配信する移動体広告情報配信方
    法において、 広告依頼主により設定された広告提供道路区間に対応し
    て広告を提供するための広告情報を記憶する段階と、 前記移動体通信機器の現在位置情報を受信する段階と、 前記移動体通信機器の現在位置情報に基づき前記記憶さ
    れた広告情報から現在位置に対応する広告提供道路区間
    に対応した広告情報を検索する段階と、 その検索された広告情報を前記移動体通信機器に配信す
    る段階とを備えたことを特徴とする移動体広告情報配信
    方法。
  2. 【請求項2】 コンピュータシステムにより移動体通信
    機器に対して広告情報を配信する移動体広告情報配信方
    法において、 広告依頼主により設定された広告提供道路区間に対応し
    て広告を提供するための広告情報を記憶する段階と、 前記移動体通信機器の現在位置情報を受信する段階と、 前記移動体通信機器の現在位置情報に基づき前記記憶さ
    れた広告情報から現在位置に対応する広告提供道路区間
    に対応した広告情報を検索する段階と、 その検索された広告情報を前記移動体通信機器に配信す
    る段階と、 その配信によって生ずる広告配信料を演算する段階と、 その演算された広告配信料を広告依頼主に対して課金又
    は支払決済する段階とを備えたことを特徴とする移動体
    広告情報配信方法。
  3. 【請求項3】 広告依頼主が設定した広告提供道路区間
    に対応して広告を提供するための広告情報を記憶した広
    告情報記憶手段と、 現在位置を検出しその現在位置情報を発信するととも
    に、前記広告情報を受信しその広告情報に基づく広告を
    出力部に出力する移動体通信機器と、 前記移動体通信機器からの現在位置情報を受信し、その
    現在位置を含む広告提供道路区間か、又は、現在位置に
    対応する広告提供道路区間のいずれか一方の広告提供道
    路区間に対応した広告情報を広告情報記憶手段から検索
    し、その検索した広告情報を前記移動体通信機器に配信
    する広告情報配信手段とからなることを特徴とする移動
    体広告情報配信システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の移動体広告情報配信シ
    ステムにおいて、前記広告情報配信手段は、広告情報を
    移動体通信機器に配信する毎に、その広告情報の配信回
    数を記憶する配信回数記憶手段を備えたこと特徴とする
    移動体広告情報配信システム。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載の移動体広告情報
    配信システムにおいて、前記広告情報配信手段は、広告
    情報を移動体通信機器に配信する毎に、その広告情報の
    配信先の移動体通信機器における広告情報の利用回数を
    記憶する利用回数記憶手段を備えたことを特徴とする移
    動体広告情報配信システム。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいずれか1つに記載の移
    動体広告情報配信システムにおいて、前記広告情報記憶
    手段に記憶した広告提供道路区間に対応した広告情報
    は、商号、愛称、業務内容、商品名、案内図の少なくと
    も一つの広告を描画する画像データを含み、前記移動体
    通信機器の出力部は表示部であって、前記画像データに
    基づいてその表示部に広告を表示することを特徴とする
    移動体広告情報配信システム。
  7. 【請求項7】 請求項3〜6のいずれか1つに記載の移
    動体広告情報配信システムにおいて、前記広告情報記憶
    手段には、現在位置から広告の所在地までの経路を探索
    し前記移動体通信機器の表示部にその現在位置から広告
    の所在地までの経路を表示させるための所在地位置情報
    が記憶されたことを特徴とする移動体広告情報配信シス
    テム。
  8. 【請求項8】 請求項3〜7のいずれか1つに記載の移
    動体広告情報配信システムにおいて、前記広告情報に対
    する配信条件を記憶する配信条件記憶手段を備え、その
    配信条件に従って前記広告情報配信手段は前記移動体通
    信機器への配信を決定することを特徴とする移動体広告
    情報配信システム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の移動体広告情報配信シ
    ステムにおいて、前記配信条件は、提供期間、提供時間
    帯、曜日、年齢層、性別、気象の少なくともいずれか1
    つであることを特徴とする移動体広告情報配信システ
    ム。
  10. 【請求項10】 請求項3〜9のいずれか1つに記載の
    移動体広告情報配信システムにおいて、前記移動体通信
    機器は、車両に搭載されたナビゲーション装置であっ
    て、そのナビゲーション装置は、現在位置情報を前記広
    告情報配信手段に発信する発信機と、広告情報を受信す
    る受信機を備えたことを特徴とする移動体広告情報配信
    システム。
  11. 【請求項11】 請求項3〜9のいずれか1つに記載の
    移動体広告情報配信システムにおいて、前記移動体通信
    機器は、車両に搭載されたナビゲーション装置と携帯電
    話機とからなり、そのナビゲーション装置は、携帯電話
    機を介して広告情報配信手段との間での現在位置情報と
    広告情報の授受を行うことを特徴とする移動体広告情報
    配信システム。
  12. 【請求項12】 請求項3〜9のいずれか1つに記載の
    移動体広告情報配信システムにおいて、前記移動体通信
    機器は、携帯電話機であって、その携帯電話機には自身
    の現在位置を検出する現在位置検出手段を備えているこ
    とを特徴とする移動体広告情報配信システム。
  13. 【請求項13】 広告依頼主にて広告提供道路区間にお
    いて広告を提供するための広告情報を設定する広告情報
    入力手段と、 前記広告情報が記憶される広告情報記憶手段と、 前記広告情報入力手段とはインターネット若しくは無線
    インターネットを介してデータの授受が行われ、その広
    告情報入力手段からの広告情報を広告情報記憶手段に書
    き込む管理手段とを備えたことを特徴とする移動体広告
    情報登録システム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の移動体広告情報登
    録システムにおいて、前記広告情報入力手段は、パソコ
    ン又は移動体通信機器であることを特徴とする移動体広
    告情報登録システム。
  15. 【請求項15】 請求項13又は14に記載の移動体広
    告情報登録システムにおいて、前記広告情報に対する配
    信条件を記憶する配信条件記憶手段を備え、前記広告情
    報入力手段にて前記広告情報とともに配信条件が入力さ
    れると、前記管理手段を介してそれぞれ対応する記憶手
    段に書き込まれることを特徴とする移動体広告情報登録
    システム。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の移動体広告情報登
    録システムにおいて、前記配信条件は、提供期間、提供
    時間帯、曜日、年齢層、性別、気象の少なくともいずれ
    か1つであることを特徴とする移動体広告情報登録シス
    テム。
  17. 【請求項17】 請求項15又は16に記載の移動体広
    告情報登録システムにおいて、前記広告情報、配信条件
    の少なくともいずれか1つに対する配信価格を記憶する
    価格情報記憶手段を備え、前記広告情報入力手段に対し
    て前記配信価格を管理手段を介して前記広告情報入力手
    段に出力することを特徴とする移動体広告情報登録シス
    テム。
  18. 【請求項18】 請求項13〜17のいずれか1つに記
    載の移動体広告情報登録システムにおいて、移動体通信
    機器から発信された現在位置情報に基づいて前記移動体
    通信機器に対して広告情報を配信する広告情報配信手段
    と、前記広告情報配信手段から移動体通信機器に広告情
    報が配信される毎に、その広告情報の配信回数を記憶す
    る配信回数記憶手段とを備えたことを特徴とする移動体
    広告情報登録システム。
  19. 【請求項19】 広告依頼主が設定した広告提供道路区
    間に対応して広告を提供するための広告情報を記憶した
    広告情報記憶手段と、 移動体通信機器から発信された現在位置情報に基づい
    て、その移動体通信機器に対して現在位置に対応する前
    記広告提供道路区間に対応した広告情報を配信する広告
    情報配信手段と、 前記広告情報の配信によって生ずる広告配信料を記憶す
    る広告配信料記憶手段と、 前記広告配信料を演算して前記広告配信料記憶手段に記
    憶させる管理手段とを備えたことを特徴とする移動体広
    告情報課金システム。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の移動体広告情報課
    金システムにおいて、前記管理手段は、前記広告配信料
    を、配信される前記広告情報の内容、前記広告情報の配
    信条件の少なくともいずれか1つに対する配信価格に基
    づいて演算することを特徴とする移動体広告情報課金シ
    ステム。
  21. 【請求項21】 請求項19に記載の移動体広告情報課
    金システムにおいて、前記管理手段は、前記広告配信料
    を、配信される前記広告情報の配信回数に基づいて演算
    することを特徴とする移動体広告情報課金システム。
  22. 【請求項22】 請求項19に記載の移動体広告情報課
    金システムにおいて、前記管理手段は、前記広告配信料
    を、前記広告情報が配信される際の通信データ量に基づ
    いて演算することを特徴とする移動体広告情報課金シス
    テム。
  23. 【請求項23】 請求項19に記載の移動体広告情報課
    金システムにおいて、 配信される前記広告情報の内容、前記広告情報の配信条
    件の少なくともいずれか1つに対する配信価格を記憶す
    る価格情報記憶手段を備え、 前記管理手段は、前記広告配信料を、前記配信価格と配
    信される前記広告情報の配信回数に基づいて演算するこ
    とを特徴とする移動体広告情報課金システム。
  24. 【請求項24】 現在位置を検出する現在位置検出手段
    及び画像を表示する表示部を備えた移動体通信機器であ
    って、 広告を提供する広告提供道路区間に対応した広告情報を
    予め記憶した記憶手段と、 前記現在位置検出手段が検出した現在位置が前記広告提
    供道路区間上にある時、その広告提供道路区間に対応し
    た広告情報を前記表示部に表示させる広告表示制御手段
    とを備えたことを特徴とする移動体通信機器。
  25. 【請求項25】 広告依頼主に広告提供道路区間を入力
    させる処理と、広告依頼主が入力した広告提供道路区間
    を記憶する処理と、広告依頼主に広告提供道路区間にお
    いて提供する広告を入力させる処理と、広告依頼主が入
    力した広告提供道路区間において提供する広告を記憶す
    る処理と、広告依頼主に広告の配信条件を入力させる処
    理と、広告依頼主が入力した配信条件を記憶する処理と
    をコンピュータにて実行させるための広告情報登録プロ
    グラムを記憶した記録媒体。
  26. 【請求項26】 移動体通信機器からの現在位置情報を
    入力し、広告提供道路区間における広告情報を記憶した
    広告情報記憶手段からその現在位置情報に対する広告提
    供道路区間か、又は、現在位置に対応する広告提供道路
    区間のいずれか一方の広告提供道路区間に対応した広告
    情報を検索する処理と、検索された広告情報を前記移動
    体通信機器に配信する処理とをコンピュータにて実行さ
    せるための広告情報配信プログラムを記憶した記録媒
    体。
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