JP2002131065A - ナビゲーションシステムおよび情報提供方法 - Google Patents
ナビゲーションシステムおよび情報提供方法Info
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- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
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- G01C21/26—Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
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- G01C21/36—Input/output arrangements for on-board computers
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- G—PHYSICS
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- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q30/00—Commerce
- G06Q30/02—Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
- G06Q30/0241—Advertisements
- G06Q30/0251—Targeted advertisements
- G06Q30/0261—Targeted advertisements based on user location
Abstract
(57)【要約】
【課題】 利用者の移動先の場所あるいは移動先までの
途中の場所に関する利用価値の高い情報を配信すること
のできるナビゲーションシステムを提供する。 【解決手段】 経路算出部１４は、位置測定部１２が測
定した現在位置と目的地入力部１３から入力された目的
地とを基に、地図情報記憶部２３から読み出した地図情
報を参照しながら現在位置から目的地までの経路を算出
する。制御部１１は、経路算出部１４が算出した経路の
情報を基に、当該経路の近傍に存在する店や施設等の広
告情報をサーバ１から通信部２１を介して受け取り、こ
の広告情報を地図情報記憶部２３から読み出された地図
情報とともに表示部２２に表示する。
途中の場所に関する利用価値の高い情報を配信すること
のできるナビゲーションシステムを提供する。 【解決手段】 経路算出部１４は、位置測定部１２が測
定した現在位置と目的地入力部１３から入力された目的
地とを基に、地図情報記憶部２３から読み出した地図情
報を参照しながら現在位置から目的地までの経路を算出
する。制御部１１は、経路算出部１４が算出した経路の
情報を基に、当該経路の近傍に存在する店や施設等の広
告情報をサーバ１から通信部２１を介して受け取り、こ
の広告情報を地図情報記憶部２３から読み出された地図
情報とともに表示部２２に表示する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の運転者
に対して情報を提供するナビゲーションシステムに関す
る。特に、サーバから受信したデータを用いて店などの
広告情報を提供するナビゲーションシステムに関する。
に対して情報を提供するナビゲーションシステムに関す
る。特に、サーバから受信したデータを用いて店などの
広告情報を提供するナビゲーションシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来技術において、サーバと端末装置と
を移動体通信により接続し、広告などの情報をサーバか
ら端末装置に送信することによって端末装置側で利用で
きるようにすることが行われていた。
を移動体通信により接続し、広告などの情報をサーバか
ら端末装置に送信することによって端末装置側で利用で
きるようにすることが行われていた。
【０００３】また、端末装置の位置を知る手段を用いる
ことにより、端末装置の現在位置に応じた情報をサーバ
側から提供することが行われていた。図６は、従来技術
により、端末装置の位置に応じた情報を提供するための
システムの構成を示すブロック図である。図６におい
て、符号９０１はサーバ、９０２はサーバ９０２に蓄え
られた広告データである。また９１０は端末装置であ
り、この端末装置９１０には、制御部９１１と位置測定
部９１２と通信部９２１と表示部９２２とが設けられて
いる。そして、制御部９１１は、位置測定部９１２が測
定した端末装置９１０自身の現在位置を、通信部９２１
を介してサーバ９０１に通知する。サーバ９０１側で
は、この端末装置９１０側からの位置の通知に応じて、
その位置に関連する広告を広告データ９０２の中から選
択し、通信部９２１を介して制御部９１１に返す。そし
て、制御部９１１は、返された広告に関する情報を表示
部９２２に表示する。このようにして、端末装置９１０
の利用者は、自己の現在位置に応じた情報を得ることが
できる。
ことにより、端末装置の現在位置に応じた情報をサーバ
側から提供することが行われていた。図６は、従来技術
により、端末装置の位置に応じた情報を提供するための
システムの構成を示すブロック図である。図６におい
て、符号９０１はサーバ、９０２はサーバ９０２に蓄え
られた広告データである。また９１０は端末装置であ
り、この端末装置９１０には、制御部９１１と位置測定
部９１２と通信部９２１と表示部９２２とが設けられて
いる。そして、制御部９１１は、位置測定部９１２が測
定した端末装置９１０自身の現在位置を、通信部９２１
を介してサーバ９０１に通知する。サーバ９０１側で
は、この端末装置９１０側からの位置の通知に応じて、
その位置に関連する広告を広告データ９０２の中から選
択し、通信部９２１を介して制御部９１１に返す。そし
て、制御部９１１は、返された広告に関する情報を表示
部９２２に表示する。このようにして、端末装置９１０
の利用者は、自己の現在位置に応じた情報を得ることが
できる。
【０００４】例えば、特開平８−７６７０６号公報に
は、広告発信原から移動体に対して広告情報を伝達する
電子広告方法において、前記移動体の位置を検出し、検
出された情報を用いて広告発信源に対し所定の距離内に
ある移動体の識別番号を検出し、これに基づいて広告情
報を無線で送信する技術が開示されている。また、特開
平１１−２９６５４０号公報には、地理上の地域を特定
するための位置情報と当該地域に関連する広告情報とを
対応付けて広告情報データベースに記憶させ、位置情報
に対応する広告情報を特定して端末に送信する技術が開
示されている。
は、広告発信原から移動体に対して広告情報を伝達する
電子広告方法において、前記移動体の位置を検出し、検
出された情報を用いて広告発信源に対し所定の距離内に
ある移動体の識別番号を検出し、これに基づいて広告情
報を無線で送信する技術が開示されている。また、特開
平１１−２９６５４０号公報には、地理上の地域を特定
するための位置情報と当該地域に関連する広告情報とを
対応付けて広告情報データベースに記憶させ、位置情報
に対応する広告情報を特定して端末に送信する技術が開
示されている。
【０００５】また、特開平１１−２５９０３１号公報に
は、施設の広告を施設の位置と関連させて記憶させると
ともに、現在位置データで特定される地点を中心とし
て、地図上であらかじめ決められた範囲内にある地点に
対応する広告を表示する技術が開示されている。また、
同公報には、車両の進行する方位を検出して、広告デー
タを表示する位置の方位に向き進行している場合に広告
を表示する技術が開示されている。
は、施設の広告を施設の位置と関連させて記憶させると
ともに、現在位置データで特定される地点を中心とし
て、地図上であらかじめ決められた範囲内にある地点に
対応する広告を表示する技術が開示されている。また、
同公報には、車両の進行する方位を検出して、広告デー
タを表示する位置の方位に向き進行している場合に広告
を表示する技術が開示されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来技術
では、端末装置の利用者は自分の現在位置に応じた情報
を得ることはできるものの、自分がこれから移動する先
の場所、あるいはその移動先に向かう途中の場所に関す
る情報を得ることはできなかった。また、車両等の進行
方向は刻々と変わるものであるため、現進行方向は必ず
しもその後に向かう場所とは一致しない。日常生活にお
いては、単に現在いる場所や現在の進行方向に関する情
報だけでなく、例えば数十分後あるいは数時間後などこ
れから行く場所に関する情報を必要とする場合が少なく
ない。このため、移動先あるいは移動先に向かう途中の
場所の情報を提供できるしくみが望まれる。
では、端末装置の利用者は自分の現在位置に応じた情報
を得ることはできるものの、自分がこれから移動する先
の場所、あるいはその移動先に向かう途中の場所に関す
る情報を得ることはできなかった。また、車両等の進行
方向は刻々と変わるものであるため、現進行方向は必ず
しもその後に向かう場所とは一致しない。日常生活にお
いては、単に現在いる場所や現在の進行方向に関する情
報だけでなく、例えば数十分後あるいは数時間後などこ
れから行く場所に関する情報を必要とする場合が少なく
ない。このため、移動先あるいは移動先に向かう途中の
場所の情報を提供できるしくみが望まれる。
【０００７】また、そのような情報を提供する際には、
利用者の行動予定や目的や嗜好などに応じた適切な情報
だけを選択できるような手段を備えることによって、利
用者が情報を取捨選択しやすくなるとともに、提供され
る情報の価値が高まる。また、提供される情報が広告で
ある場合には、広告情報の採用率が高まり、広告の効果
が上がる。
利用者の行動予定や目的や嗜好などに応じた適切な情報
だけを選択できるような手段を備えることによって、利
用者が情報を取捨選択しやすくなるとともに、提供され
る情報の価値が高まる。また、提供される情報が広告で
ある場合には、広告情報の採用率が高まり、広告の効果
が上がる。
【０００８】本発明は、上記のような事情を考慮してな
されたものであり、利用者の移動先の場所あるいは移動
先までの途中の場所に関する利用価値の高い情報を配信
することのできるナビゲーションシステムを提供するこ
とを目的とする。
されたものであり、利用者の移動先の場所あるいは移動
先までの途中の場所に関する利用価値の高い情報を配信
することのできるナビゲーションシステムを提供するこ
とを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、現在位置から目的地までの経路の近傍
の位置に関連付けられた広告情報を取り出して表示する
ことを特徴とするナビゲーションシステムを要旨とす
る。
めに、本発明は、現在位置から目的地までの経路の近傍
の位置に関連付けられた広告情報を取り出して表示する
ことを特徴とするナビゲーションシステムを要旨とす
る。
【００１０】また、本発明のナビゲーションシステム
は、現在位置を測定する位置測定手段と、目的地を入力
する目的地入力手段と、前記現在位置から前記目的地ま
での経路を算出する経路算出手段と、位置情報に関連付
けられた広告情報を記憶させるための広告データと、前
記経路算出手段によって算出された前記経路の近傍の位
置に関連付けられた前記広告情報を前記広告データから
取り出して表示する制御手段とを備えることを特徴とす
る。
は、現在位置を測定する位置測定手段と、目的地を入力
する目的地入力手段と、前記現在位置から前記目的地ま
での経路を算出する経路算出手段と、位置情報に関連付
けられた広告情報を記憶させるための広告データと、前
記経路算出手段によって算出された前記経路の近傍の位
置に関連付けられた前記広告情報を前記広告データから
取り出して表示する制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【００１１】また、本発明のナビゲーションシステム
は、利用者の要求事項を記憶する要求記憶手段を備え、
前記制御手段は、前記要求記憶手段に記憶された要求事
項に応じて選別された広告情報を表示することを特徴と
する。このような構成により、利用者の要求に応じた広
告情報が選別されて表示される。
は、利用者の要求事項を記憶する要求記憶手段を備え、
前記制御手段は、前記要求記憶手段に記憶された要求事
項に応じて選別された広告情報を表示することを特徴と
する。このような構成により、利用者の要求に応じた広
告情報が選別されて表示される。
【００１２】また、本発明のナビゲーションシステムに
おいては、前記要求記憶手段には時刻情報が含まれてお
り、前記制御手段は、前記位置測定手段によって測定さ
れた前記現在位置と、前記経路算出手段によって算出さ
れた前記経路と、前記要求事項に含まれる時刻情報とを
基に、当該時刻における位置を予測し、この予測された
位置の近傍に関連付けられた前記広告情報を表示するこ
とを特徴とする。このような構成により、現在位置から
目的地までの経路上での要求された時刻における予測位
置に応じて、その位置の近傍に関する広告情報が表示さ
れる。
おいては、前記要求記憶手段には時刻情報が含まれてお
り、前記制御手段は、前記位置測定手段によって測定さ
れた前記現在位置と、前記経路算出手段によって算出さ
れた前記経路と、前記要求事項に含まれる時刻情報とを
基に、当該時刻における位置を予測し、この予測された
位置の近傍に関連付けられた前記広告情報を表示するこ
とを特徴とする。このような構成により、現在位置から
目的地までの経路上での要求された時刻における予測位
置に応じて、その位置の近傍に関する広告情報が表示さ
れる。
【００１３】また、本発明のナビゲーションシステム
は、利用者の要求事項を記憶する要求記憶手段を備え、
前記制御手段は、前記要求記憶手段に記憶された要求事
項に応じたタイミングで広告情報を表示することを特徴
とする。
は、利用者の要求事項を記憶する要求記憶手段を備え、
前記制御手段は、前記要求記憶手段に記憶された要求事
項に応じたタイミングで広告情報を表示することを特徴
とする。
【００１４】また、本発明のナビゲーションシステム
は、前記広告データを読み出して表示する際にどの広告
主の広告情報が表示されたかを示す情報が書き込まれる
広告配信実績データを備えることを特徴とする。このよ
うな構成により、広告データが表示される都度、広告配
信実績データに配信実績の情報が書き込まれる。このよ
うな情報の蓄積を基に、どの広告主の広告情報が何度配
信されたかを知ることが可能となる。
は、前記広告データを読み出して表示する際にどの広告
主の広告情報が表示されたかを示す情報が書き込まれる
広告配信実績データを備えることを特徴とする。このよ
うな構成により、広告データが表示される都度、広告配
信実績データに配信実績の情報が書き込まれる。このよ
うな情報の蓄積を基に、どの広告主の広告情報が何度配
信されたかを知ることが可能となる。
【００１５】また、本発明は、現在位置を測定する位置
測定過程と、目的地を入力する目的地入力過程と、前記
位置測定過程によって測定された前記現在位置と前記目
的地入力過程において入力された前記目的地とを基に経
路を算出する経路算出過程と、前記経路算出手段によっ
て算出された前記経路の近傍の位置に関連付けられた広
告情報を広告データから取り出して表示する表示過程と
を有することを特徴とする情報提供方法を要旨とする。
測定過程と、目的地を入力する目的地入力過程と、前記
位置測定過程によって測定された前記現在位置と前記目
的地入力過程において入力された前記目的地とを基に経
路を算出する経路算出過程と、前記経路算出手段によっ
て算出された前記経路の近傍の位置に関連付けられた広
告情報を広告データから取り出して表示する表示過程と
を有することを特徴とする情報提供方法を要旨とする。
【００１６】また、本発明の情報提供方法は、前記表示
過程における広告情報の表示の実績を記録する広告配信
実績データ書き込み過程を有し、この広告配信実績デー
タを基に前記広告情報の広告主から広告料金を請求でき
るようにしたことを特徴とする。
過程における広告情報の表示の実績を記録する広告配信
実績データ書き込み過程を有し、この広告配信実績デー
タを基に前記広告情報の広告主から広告料金を請求でき
るようにしたことを特徴とする。
【００１７】また、本発明は、現在位置を測定する位置
測定過程と、目的地を入力する目的地入力過程と、前記
位置測定過程によって測定された前記現在位置と前記目
的地入力過程において入力された前記目的地とを基に経
路を算出する経路算出過程と、前記経路算出手段によっ
て算出された前記経路の近傍の位置に関連付けられた広
告情報を広告データから取り出して表示する表示過程と
からなる処理をコンピュータに実行させるプログラムを
記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な
記録媒体を要旨とする。
測定過程と、目的地を入力する目的地入力過程と、前記
位置測定過程によって測定された前記現在位置と前記目
的地入力過程において入力された前記目的地とを基に経
路を算出する経路算出過程と、前記経路算出手段によっ
て算出された前記経路の近傍の位置に関連付けられた広
告情報を広告データから取り出して表示する表示過程と
からなる処理をコンピュータに実行させるプログラムを
記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な
記録媒体を要旨とする。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しこの発明の第
１の実施形態について説明する。図１は、同実施形態に
よるナビゲーションシステムの構成を示すブロック図で
ある。図１において、符号１はサーバ、２はサーバ１に
蓄えられている広告データである。また、１０はナビゲ
ーション装置であり、このナビゲーション装置１０は、
制御部１１（制御手段）と位置測定部１２（位置測定手
段）と目的地入力部１３（目的地入力手段）と経路算出
部１４（経路算出手段）と通信部２１と表示部２２と地
図情報記憶部２３とを備えている。
１の実施形態について説明する。図１は、同実施形態に
よるナビゲーションシステムの構成を示すブロック図で
ある。図１において、符号１はサーバ、２はサーバ１に
蓄えられている広告データである。また、１０はナビゲ
ーション装置であり、このナビゲーション装置１０は、
制御部１１（制御手段）と位置測定部１２（位置測定手
段）と目的地入力部１３（目的地入力手段）と経路算出
部１４（経路算出手段）と通信部２１と表示部２２と地
図情報記憶部２３とを備えている。
【００１９】ナビゲーション装置１０は、自動車などの
乗り物に搭載されており乗り物の移動中に利用すること
ができるようになっている。あるいは、ナビゲーション
装置１０を携帯型にして、人が持ち運びしながら利用で
きるようにしても良い。そして、上記通信部２１が有す
る機能により、ナビゲーション装置１０はサーバと相互
に通信を行えるようになっている。この通信は、例え
ば、携帯電話やＰＨＳ（Personal Handy-phone System
）などの移動体通信網を利用して行う。また、例え
ば、人工通信衛星などの中継設備を介した通信を用いる
ようにしても良い。
乗り物に搭載されており乗り物の移動中に利用すること
ができるようになっている。あるいは、ナビゲーション
装置１０を携帯型にして、人が持ち運びしながら利用で
きるようにしても良い。そして、上記通信部２１が有す
る機能により、ナビゲーション装置１０はサーバと相互
に通信を行えるようになっている。この通信は、例え
ば、携帯電話やＰＨＳ（Personal Handy-phone System
）などの移動体通信網を利用して行う。また、例え
ば、人工通信衛星などの中継設備を介した通信を用いる
ようにしても良い。
【００２０】また、位置測定部１２は、ＧＰＳ（Global
Positioning System ）衛星から受信する電波を用いた
り、内蔵されているジャイロを用いたりすることによ
り、ナビゲーション装置１０の現在位置を測定する。ま
た、表示部２２は、例えばＣＲＴ（Cathode-ray Tube）
や液晶表示装置などを備えており、制御部１１から受け
取るデータに基づいて文字や図形や写真などを表示する
ことができる。また、地図情報記憶部２３は、例えばＤ
ＶＤ−ＲＯＭやＣＤ−ＲＯＭなどの記録媒体とその媒体
から情報を読み取る読み取り装置を備えており、道路地
図などの地図情報を記憶している。また、地図情報記憶
部２３に記憶されている地図データは、経度および緯度
で表わされる位置情報と関連付けて処理できるようなデ
ータ構造がとられている。
Positioning System ）衛星から受信する電波を用いた
り、内蔵されているジャイロを用いたりすることによ
り、ナビゲーション装置１０の現在位置を測定する。ま
た、表示部２２は、例えばＣＲＴ（Cathode-ray Tube）
や液晶表示装置などを備えており、制御部１１から受け
取るデータに基づいて文字や図形や写真などを表示する
ことができる。また、地図情報記憶部２３は、例えばＤ
ＶＤ−ＲＯＭやＣＤ−ＲＯＭなどの記録媒体とその媒体
から情報を読み取る読み取り装置を備えており、道路地
図などの地図情報を記憶している。また、地図情報記憶
部２３に記憶されている地図データは、経度および緯度
で表わされる位置情報と関連付けて処理できるようなデ
ータ構造がとられている。
【００２１】上記のような構成によるナビゲーション装
置の動作手順は次の通りである。利用者が目的地入力部
１３から移動の目的地を入力する。また、位置測定部１
２が現在位置を測定する。経路算出部１４は、地図情報
記憶部２３から地図データを読み出しながら現在位置か
ら目的地までの経路を算出し、その情報を制御部１１に
渡す。制御部１１は、経路算出部１４によって算出され
た経路に基づき、通信部２１を介してその経路の位置情
報をサーバ１に送信する。ここでナビゲーション装置１
０からサーバ１に送信されるデータは、例えば、経路上
の通過地点を経度および緯度で表わしたデータや、ある
いは経路に含まれる道路区間を識別するデータである。
置の動作手順は次の通りである。利用者が目的地入力部
１３から移動の目的地を入力する。また、位置測定部１
２が現在位置を測定する。経路算出部１４は、地図情報
記憶部２３から地図データを読み出しながら現在位置か
ら目的地までの経路を算出し、その情報を制御部１１に
渡す。制御部１１は、経路算出部１４によって算出され
た経路に基づき、通信部２１を介してその経路の位置情
報をサーバ１に送信する。ここでナビゲーション装置１
０からサーバ１に送信されるデータは、例えば、経路上
の通過地点を経度および緯度で表わしたデータや、ある
いは経路に含まれる道路区間を識別するデータである。
【００２２】そして、サーバ１側では、受け取った経路
の情報を用いて、その経路上あるいはその近傍にある店
や施設などの情報を広告データ２から抽出し、ナビゲー
ション装置２側に返す。そして、このデータを通信部２
１経由で制御部１１が受信し、地図情報記憶部２３から
読み込んであった地図のデータとともに表示部２２に表
示する。
の情報を用いて、その経路上あるいはその近傍にある店
や施設などの情報を広告データ２から抽出し、ナビゲー
ション装置２側に返す。そして、このデータを通信部２
１経由で制御部１１が受信し、地図情報記憶部２３から
読み込んであった地図のデータとともに表示部２２に表
示する。
【００２３】表示の方法としては、例えば、道路地図内
で算出された経路に相当する道路をその地図上で赤色な
どの目立つ色で表示し、店や施設などの情報を地図上に
重ねて表示するようにする。
で算出された経路に相当する道路をその地図上で赤色な
どの目立つ色で表示し、店や施設などの情報を地図上に
重ねて表示するようにする。
【００２４】図２は、ナビゲーション装置の画面表示例
を示す参考図である。図２において、符号２６はナビゲ
ーション装置の現在位置および現在進行方向を示す記号
である。また２７は目的地の位置を示す記号であり、２
８は現在位置から目的地位置までの経路である。また、
図上の破線は経路以外の道路を表わしている。このよう
に、画面には、現在位置と目的地の位置とその経路が地
図の形で表示されている。そして、Ａ、Ｂ、Ｃはそれぞ
れ当該経路近傍に存在する店や施設の位置を表わしてい
る。
を示す参考図である。図２において、符号２６はナビゲ
ーション装置の現在位置および現在進行方向を示す記号
である。また２７は目的地の位置を示す記号であり、２
８は現在位置から目的地位置までの経路である。また、
図上の破線は経路以外の道路を表わしている。このよう
に、画面には、現在位置と目的地の位置とその経路が地
図の形で表示されている。そして、Ａ、Ｂ、Ｃはそれぞ
れ当該経路近傍に存在する店や施設の位置を表わしてい
る。
【００２５】また、単に店や施設などの場所を表示する
だけでなく、店の営業時間や商品名や価格帯などといっ
た利用者にとって有用な情報も、利用者の操作に応じて
表示できるようにする。この営業時間や商品名や価格帯
などの情報は、図１に示した広告データ２に含まれてお
りサーバ側で維持・更新されている。
だけでなく、店の営業時間や商品名や価格帯などといっ
た利用者にとって有用な情報も、利用者の操作に応じて
表示できるようにする。この営業時間や商品名や価格帯
などの情報は、図１に示した広告データ２に含まれてお
りサーバ側で維持・更新されている。
【００２６】また、利用者がナビゲーション装置ととも
に移動するとその現在位置が変わるため、ナビゲーショ
ン装置１０は、所定のタイミングで位置測定部１３が再
度現在位置を測定し、常に最新の現在位置の情報に基づ
いて上記のデータ取得し再表示を行うようにする。
に移動するとその現在位置が変わるため、ナビゲーショ
ン装置１０は、所定のタイミングで位置測定部１３が再
度現在位置を測定し、常に最新の現在位置の情報に基づ
いて上記のデータ取得し再表示を行うようにする。
【００２７】図３は、サーバ（１）上の広告データ
（２）の構造およびデータ例を示す参考図である。図３
に示すように、この広告データには、店や施設の名称
（符号３１）、位置（３２）、カテゴリー（３３）、電
話番号（３４）、営業時間（３５）、商品名（３６）、
価格（３７）、写真（３８）などが含まれる。これらの
うち、位置（３２）のデータは経度および緯度で表わさ
れており、サーバがナビゲーション装置から受け取る経
路に近い店や施設のデータを抽出する際には、この経度
および緯度を用いた距離の計算が行われる。また商品名
（３６）のデータは、その店や施設で販売または提供さ
れている商品あるいはサービスの名称である。また価格
（３７）のデータは前記商品等の価格あるいはその店や
施設を利用する際の典型的な価格帯を表わしている。ま
た写真（３８）のデータは、その店や施設あるいは商品
等の写真を表わす画像データである。なお、図３に示す
Ａ、Ｂ、Ｃの各データは、図２に示した地図上の位置
Ａ、Ｂ、Ｃにそれぞれ対応する。
（２）の構造およびデータ例を示す参考図である。図３
に示すように、この広告データには、店や施設の名称
（符号３１）、位置（３２）、カテゴリー（３３）、電
話番号（３４）、営業時間（３５）、商品名（３６）、
価格（３７）、写真（３８）などが含まれる。これらの
うち、位置（３２）のデータは経度および緯度で表わさ
れており、サーバがナビゲーション装置から受け取る経
路に近い店や施設のデータを抽出する際には、この経度
および緯度を用いた距離の計算が行われる。また商品名
（３６）のデータは、その店や施設で販売または提供さ
れている商品あるいはサービスの名称である。また価格
（３７）のデータは前記商品等の価格あるいはその店や
施設を利用する際の典型的な価格帯を表わしている。ま
た写真（３８）のデータは、その店や施設あるいは商品
等の写真を表わす画像データである。なお、図３に示す
Ａ、Ｂ、Ｃの各データは、図２に示した地図上の位置
Ａ、Ｂ、Ｃにそれぞれ対応する。
【００２８】本実施形態のような構成をとることによ
り、単に現在位置の近くの店や施設の情報だけでなく、
利用者がこれから向かう先あるいはその途中に存在する
店あるいは施設の情報を提供することが可能となる。こ
れにより、利用者にとって利便性が向上するとともに、
利用者がこれらの店あるいは施設に立ち寄る機会が増え
るため、広告の効率が向上する。
り、単に現在位置の近くの店や施設の情報だけでなく、
利用者がこれから向かう先あるいはその途中に存在する
店あるいは施設の情報を提供することが可能となる。こ
れにより、利用者にとって利便性が向上するとともに、
利用者がこれらの店あるいは施設に立ち寄る機会が増え
るため、広告の効率が向上する。
【００２９】次に、本発明の第２の実施形態について説
明する。図４は、同実施形態によるナビゲーションシス
テムの構成を示すブロック図である。図４において、サ
ーバ１側の構成は、図１に示したものと同様である。ま
た、図４にも示すように、ナビゲーション装置１０が要
求入力部１５を備えている点が、本実施形態の特徴であ
る。
明する。図４は、同実施形態によるナビゲーションシス
テムの構成を示すブロック図である。図４において、サ
ーバ１側の構成は、図１に示したものと同様である。ま
た、図４にも示すように、ナビゲーション装置１０が要
求入力部１５を備えている点が、本実施形態の特徴であ
る。
【００３０】この第２の実施形態においては、利用者が
目的地を入力するとともに、要求入力部から表示する情
報に関する要求事項を入力することができる。入力され
た要求事項は要求記憶手段によって記憶される。この要
求事項とは、例えば、「レストランに行きたい」、「イ
タリア料理のレストランに行きたい」、あるいは「自動
車の燃料補給のため給油所に行きたい」などといったも
のである。入力されたこのような要求は、要求入力部１
５から制御部１１に渡される。そして、制御部１１は、
経路算出部１４によって算出された経路の情報にこの要
求の情報を付加して、サーバ１に送信する。なお、経路
算出部１４による経路算出の方法は、前記第１の実施形
態の場合と同様である。
目的地を入力するとともに、要求入力部から表示する情
報に関する要求事項を入力することができる。入力され
た要求事項は要求記憶手段によって記憶される。この要
求事項とは、例えば、「レストランに行きたい」、「イ
タリア料理のレストランに行きたい」、あるいは「自動
車の燃料補給のため給油所に行きたい」などといったも
のである。入力されたこのような要求は、要求入力部１
５から制御部１１に渡される。そして、制御部１１は、
経路算出部１４によって算出された経路の情報にこの要
求の情報を付加して、サーバ１に送信する。なお、経路
算出部１４による経路算出の方法は、前記第１の実施形
態の場合と同様である。
【００３１】そして、サーバ側では、例えば図３にも示
したカテゴリー（３３）、営業時間（３５）、商品名
（３６）、価格（３７）などのデータにも基づいて、上
記要求にマッチした情報が広告データ２から取り出さ
れ、通信部２１を介して制御部１１に返される。制御部
１１は、受け取った情報を、地図情報記憶部２３から読
み込んであった地図のデータとともに表示部２２に表示
する。
したカテゴリー（３３）、営業時間（３５）、商品名
（３６）、価格（３７）などのデータにも基づいて、上
記要求にマッチした情報が広告データ２から取り出さ
れ、通信部２１を介して制御部１１に返される。制御部
１１は、受け取った情報を、地図情報記憶部２３から読
み込んであった地図のデータとともに表示部２２に表示
する。
【００３２】また、例えば「１２時頃に和食のレストラ
ンに行きたい」といったように、時刻に関する要求を受
けた場合には、現在時刻と経路算出部１４が算出した経
路情報を基に、当該時刻における位置を予測し、その予
測された位置の近傍で利用者の要求を満たすことのでき
る店などの情報を抽出して表示するようにする。
ンに行きたい」といったように、時刻に関する要求を受
けた場合には、現在時刻と経路算出部１４が算出した経
路情報を基に、当該時刻における位置を予測し、その予
測された位置の近傍で利用者の要求を満たすことのでき
る店などの情報を抽出して表示するようにする。
【００３３】上記のように、本実施形態の構成をとるこ
とにより、利用者の要求に合った広告情報を選択して表
示することができるようになり、より一層、利便性が向
上する。
とにより、利用者の要求に合った広告情報を選択して表
示することができるようになり、より一層、利便性が向
上する。
【００３４】なお、要求入力部１５を設けて利用者から
の入力内容に応じた処理を行う代わりに、予め利用者の
特性の情報をデータベース（要求記憶手段）に記憶して
おき、その特性に応じて広告情報を表示部２２に表示す
るようにしても良い。ここで、上記特性情報の例として
は、利用者の趣味、嗜好、興味を持つ事柄などに関する
情報がある。これらの情報を基に広告情報を抽出するこ
とにより、より一層、利用者に望まれる情報を選択して
表示することができるようになり、広告の効率が向上す
る。また、上記特性情報の他の例としては、広告情報の
表示の頻度やタイミングなどに関する情報がある。これ
らの情報を基に広告情報の表示のタイミングを制御する
ことにより、このナビゲーション装置がより一層使いや
すくなる。
の入力内容に応じた処理を行う代わりに、予め利用者の
特性の情報をデータベース（要求記憶手段）に記憶して
おき、その特性に応じて広告情報を表示部２２に表示す
るようにしても良い。ここで、上記特性情報の例として
は、利用者の趣味、嗜好、興味を持つ事柄などに関する
情報がある。これらの情報を基に広告情報を抽出するこ
とにより、より一層、利用者に望まれる情報を選択して
表示することができるようになり、広告の効率が向上す
る。また、上記特性情報の他の例としては、広告情報の
表示の頻度やタイミングなどに関する情報がある。これ
らの情報を基に広告情報の表示のタイミングを制御する
ことにより、このナビゲーション装置がより一層使いや
すくなる。
【００３５】次に、本発明の第３の実施形態について説
明する。図５は、同実施形態によるナビゲーションシス
テムの構成を示す参考図である。図５において、符号１
は情報提供者が運営するサーバ、１０は情報利用者が持
つナビゲーション装置であり、これらサーバ１とナビゲ
ーション装置１０とは通信事業者が運営する移動体通信
網４０を介して通信を行うようになっている。また、サ
ーバ１には広告データ２と広告配信実績データ３とが保
持されている。また、ナビゲーション装置１０の内部の
構成は、図１または図４で示したものと同様である。
明する。図５は、同実施形態によるナビゲーションシス
テムの構成を示す参考図である。図５において、符号１
は情報提供者が運営するサーバ、１０は情報利用者が持
つナビゲーション装置であり、これらサーバ１とナビゲ
ーション装置１０とは通信事業者が運営する移動体通信
網４０を介して通信を行うようになっている。また、サ
ーバ１には広告データ２と広告配信実績データ３とが保
持されている。また、ナビゲーション装置１０の内部の
構成は、図１または図４で示したものと同様である。
【００３６】この第３の実施形態においても、前記第１
または第２の実施形態の場合と同様に、ナビゲーション
装置１０において算出された経路の情報に応じてサーバ
１側の広告データ２が読み出され、ナビゲーション装置
１０側にダウンロードされ、表示部において表示され
る。本実施形態における特徴は、その際に広告配信実績
データ３に配信の記録が残されることである。この広告
配信実績データ３には、少なくとも、どの広告主の広告
情報が何度配信されナビゲーション装置において表示さ
れたかがわかる情報が含まれている。また、その他必要
に応じて、配信が行われた時刻や、配信先のナビゲーシ
ョン装置あるいはその利用者を識別する情報などが広告
配信実績データ３に書き込まれる。
または第２の実施形態の場合と同様に、ナビゲーション
装置１０において算出された経路の情報に応じてサーバ
１側の広告データ２が読み出され、ナビゲーション装置
１０側にダウンロードされ、表示部において表示され
る。本実施形態における特徴は、その際に広告配信実績
データ３に配信の記録が残されることである。この広告
配信実績データ３には、少なくとも、どの広告主の広告
情報が何度配信されナビゲーション装置において表示さ
れたかがわかる情報が含まれている。また、その他必要
に応じて、配信が行われた時刻や、配信先のナビゲーシ
ョン装置あるいはその利用者を識別する情報などが広告
配信実績データ３に書き込まれる。
【００３７】そして、図５に示すように、サーバ１とナ
ビゲーション装置１０が行った通信の料金は、情報提供
者から通信事業者に支払われる。また、情報提供者は、
広告配信実績データ３に記録された情報に基づき、配信
実績に応じた広告料金をそれぞれの広告主に請求するこ
とが可能となる。本実施形態のような構成とすることに
より、広告主は配信実績に応じた広告料金を支払うこと
ができ、情報提供者は広告主から受け取る広告料金の一
部を通信料金に充てることができ、情報利用者は通信料
金を負担することなく広告情報を受け取ることが可能と
なる。
ビゲーション装置１０が行った通信の料金は、情報提供
者から通信事業者に支払われる。また、情報提供者は、
広告配信実績データ３に記録された情報に基づき、配信
実績に応じた広告料金をそれぞれの広告主に請求するこ
とが可能となる。本実施形態のような構成とすることに
より、広告主は配信実績に応じた広告料金を支払うこと
ができ、情報提供者は広告主から受け取る広告料金の一
部を通信料金に充てることができ、情報利用者は通信料
金を負担することなく広告情報を受け取ることが可能と
なる。
【００３８】また、情報提供者が通信料金を負担するだ
けでなく、ナビゲーション装置を無料であるいは安価で
情報利用者に提供し、広告主から受け取る広告料金の一
部をナビゲーション装置のコストに充てるようにしても
良い。
けでなく、ナビゲーション装置を無料であるいは安価で
情報利用者に提供し、広告主から受け取る広告料金の一
部をナビゲーション装置のコストに充てるようにしても
良い。
【００３９】上述のナビゲーション装置は内部に、コン
ピュータシステムを有している。そして、上述した制御
部（１１）や位置測定部（１２）や経路算出部（１４）
や通信部（２１）などの処理の過程は、プログラムの形
式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されて
おり、このプログラムをコンピュータが読み出して実行
することによって、上記処理が行われる。ここでコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体とは、フロッピー（登録
商標）ディスク、光磁気ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、ＤＶ
Ｄ−ＲＯＭ、磁気ハードディスク、半導体メモリ等をい
う。
ピュータシステムを有している。そして、上述した制御
部（１１）や位置測定部（１２）や経路算出部（１４）
や通信部（２１）などの処理の過程は、プログラムの形
式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されて
おり、このプログラムをコンピュータが読み出して実行
することによって、上記処理が行われる。ここでコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体とは、フロッピー（登録
商標）ディスク、光磁気ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、ＤＶ
Ｄ−ＲＯＭ、磁気ハードディスク、半導体メモリ等をい
う。
【００４０】なお、図１および図４にはナビゲーション
装置の構成を示したが、これは一例であり、これらの構
成を一部変更して同様の目的を達するようにしても良
い。例えば、図１および図４ではナビゲーション装置１
０内に地図情報記憶部２３を設けているが、その代わり
にサーバ１側から地図情報を配信するようにしても良
い。また、例えば、図１および図４ではナビゲーション
装置１０内に経路算出部１４を設けているが、その代わ
りにサーバ１内に経路算出機能を設けて、ナビゲーショ
ン装置側では、サーバ１側で算出された経路に基づく表
示を行うようにしても良い。
装置の構成を示したが、これは一例であり、これらの構
成を一部変更して同様の目的を達するようにしても良
い。例えば、図１および図４ではナビゲーション装置１
０内に地図情報記憶部２３を設けているが、その代わり
にサーバ１側から地図情報を配信するようにしても良
い。また、例えば、図１および図４ではナビゲーション
装置１０内に経路算出部１４を設けているが、その代わ
りにサーバ１内に経路算出機能を設けて、ナビゲーショ
ン装置側では、サーバ１側で算出された経路に基づく表
示を行うようにしても良い。
【００４１】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ナビゲーションシステムは、現在位置を測定する位
置測定手段と、目的地を入力する目的地入力手段と、現
在位置から目的地までの経路を算出する経路算出手段
と、位置情報に関連付けられた広告情報を記憶させるた
めの広告データと、経路算出手段によって算出された前
記経路の近傍の位置に関連付けられた前記広告情報を前
記広告データから取り出して表示する制御手段とを備え
るため、単に現在位置の情報に基づいて広告情報を表示
するのではなく、利用者の移動先あるいはそこまでの途
中の経路の付近の店や施設に関する広告情報を表示する
ことが可能となり、利用者の利便性が良くなるととも
に、広告効率が向上する。
ば、ナビゲーションシステムは、現在位置を測定する位
置測定手段と、目的地を入力する目的地入力手段と、現
在位置から目的地までの経路を算出する経路算出手段
と、位置情報に関連付けられた広告情報を記憶させるた
めの広告データと、経路算出手段によって算出された前
記経路の近傍の位置に関連付けられた前記広告情報を前
記広告データから取り出して表示する制御手段とを備え
るため、単に現在位置の情報に基づいて広告情報を表示
するのではなく、利用者の移動先あるいはそこまでの途
中の経路の付近の店や施設に関する広告情報を表示する
ことが可能となり、利用者の利便性が良くなるととも
に、広告効率が向上する。
【００４２】また、本発明によれば、要求記憶手段に記
憶された要求事項に応じて選別された広告情報を表示す
るため、利用者に求められる広告情報が選別されて表示
され、より一層、利便性が良くなる。
憶された要求事項に応じて選別された広告情報を表示す
るため、利用者に求められる広告情報が選別されて表示
され、より一層、利便性が良くなる。
【００４３】また、本発明によれば、利用者の要求には
時刻情報が含まれており、位置測定手段によって測定さ
れた現在位置と、経路算出手段によって算出された経路
と、上記時刻情報とを基に、当該時刻における前記経路
上での位置を予測し、この予測された位置の近傍に関連
付けられた広告情報を表示するため、移動途上に立ち寄
りやすい店や施設などの情報提供が行われ、より一層、
利便性が良くなる。
時刻情報が含まれており、位置測定手段によって測定さ
れた現在位置と、経路算出手段によって算出された経路
と、上記時刻情報とを基に、当該時刻における前記経路
上での位置を予測し、この予測された位置の近傍に関連
付けられた広告情報を表示するため、移動途上に立ち寄
りやすい店や施設などの情報提供が行われ、より一層、
利便性が良くなる。
【００４４】また、本発明によれば、要求記憶手段に記
憶された要求事項に応じたタイミングで広告情報を表示
するため、利用者にとって使いやすいものになる。
憶された要求事項に応じたタイミングで広告情報を表示
するため、利用者にとって使いやすいものになる。
【００４５】また、本発明によれば、広告データを読み
出して表示する都度どの広告主の広告情報が表示された
かが書き込まれる広告配信実績データとして書き込まれ
るため、どの広告主の広告情報が何度配信されたかを知
ることが可能となる。また、この広告配信実績データを
基に広告料を適正な算定することが可能となる。
出して表示する都度どの広告主の広告情報が表示された
かが書き込まれる広告配信実績データとして書き込まれ
るため、どの広告主の広告情報が何度配信されたかを知
ることが可能となる。また、この広告配信実績データを
基に広告料を適正な算定することが可能となる。
【図１】 この発明の第１の実施形態によるナビゲーシ
ョンシステムの構成を示すブロック図である。
ョンシステムの構成を示すブロック図である。
【図２】 同実施形態によるナビゲーション装置の表示
例を示す参考図である。
例を示す参考図である。
【図３】 同実施形態による広告データ（２）の構造お
よびデータ例を示す参考図である。
よびデータ例を示す参考図である。
【図４】 この発明の第２の実施形態によるナビゲーシ
ョンシステムの構成を示すブロック図である。
ョンシステムの構成を示すブロック図である。
【図５】 この発明の第３の実施形態によるナビゲーシ
ョンシステムの構成を示す参考図である。
ョンシステムの構成を示す参考図である。
【図６】 従来技術による情報提供システムの構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
１ サーバ ２ 広告データ ３ 広告配信実績データ １０ ナビゲーション装置 １１ 制御部 １２ 位置測定部 １３ 目的地入力部 １４ 経路算出部 ２１ 通信部 ２２ 表示部 ２３ 地図情報記憶部 ４０ 移動体通信網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０９Ｂ 29/10 Ｇ０９Ｂ 29/10 Ａ
Claims (9)
- 【請求項１】 現在位置から目的地までの経路の近傍の
位置に関連付けられた広告情報を取り出して表示するこ
とを特徴とするナビゲーションシステム。 - 【請求項２】 現在位置を測定する位置測定手段と、 目的地を入力する目的地入力手段と、 前記現在位置から前記目的地までの経路を算出する経路
算出手段と、 位置情報に関連付けられた広告情報を記憶させるための
広告データと、 前記経路算出手段によって算出された前記経路の近傍の
位置に関連付けられた前記広告情報を前記広告データか
ら取り出して表示する制御手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーションシステム。 - 【請求項３】 利用者の要求事項を記憶する要求記憶手
段を備え、 前記制御手段は、前記要求記憶手段に記憶された要求事
項に応じて選別された広告情報を表示することを特徴と
する請求項２に記載のナビゲーションシステム。 - 【請求項４】 前記要求記憶手段には時刻情報が含まれ
ており、 前記制御手段は、前記位置測定手段によって測定された
前記現在位置と、前記経路算出手段によって算出された
前記経路と、前記要求事項に含まれる時刻情報とを基
に、当該時刻における位置を予測し、この予測された位
置の近傍に関連付けられた前記広告情報を表示すること
を特徴とする請求項３に記載のナビゲーションシステ
ム。 - 【請求項５】 利用者の要求事項を記憶する要求記憶手
段を備え、 前記制御手段は、前記要求記憶手段に記憶された要求事
項に応じたタイミングで広告情報を表示することを特徴
とする請求項２に記載のナビゲーションシステム。 - 【請求項６】 前記広告データを読み出して表示する際
にどの広告主の広告情報が表示されたかを示す情報が書
き込まれる広告配信実績データを備えることを特徴とす
る請求項２から５までのいずれかに記載のナビゲーショ
ンシステム。 - 【請求項７】 現在位置を測定する位置測定過程と、 目的地を入力する目的地入力過程と、 前記位置測定過程によって測定された前記現在位置と前
記目的地入力過程において入力された前記目的地とを基
に経路を算出する経路算出過程と、 前記経路算出手段によって算出された前記経路の近傍の
位置に関連付けられた広告情報を広告データから取り出
して表示する表示過程と、 を有することを特徴とする情報提供方法。 - 【請求項８】 前記表示過程における広告情報の表示の
実績を記録する広告配信実績データ書き込み過程を有
し、 この広告配信実績データを基に前記広告情報の広告主か
ら広告料金を請求できるようにしたことを特徴とする請
求項７に記載の情報提供方法。 - 【請求項９】 現在位置を測定する位置測定過程と、 目的地を入力する目的地入力過程と、 前記位置測定過程によって測定された前記現在位置と前
記目的地入力過程において入力された前記目的地とを基
に経路を算出する経路算出過程と、 前記経路算出手段によって算出された前記経路の近傍の
位置に関連付けられた広告情報を広告データから取り出
して表示する表示過程と、 からなる処理をコンピュータに実行させるプログラムを
記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な
記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000321755A JP2002131065A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | ナビゲーションシステムおよび情報提供方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000321755A JP2002131065A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | ナビゲーションシステムおよび情報提供方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002131065A true JP2002131065A (ja) | 2002-05-09 |
Family
ID=18799819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000321755A Pending JP2002131065A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | ナビゲーションシステムおよび情報提供方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002131065A (ja) |
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