JP2015079531A - 目的とする旅行の行き先に基づく追加コンテンツ - Google Patents

Abstract

【課題】ユーザーが混雑するイベントに向かっているとき、交通渋滞区域を提示するように情報を提供する。【解決手段】目的とする行き先に関する情報を提供することに関係して、金銭的機会が得られる。広告主は、目的とする行き先に関係があるとき、当該広告主に関する情報を再生させるために金銭を支払う。更に、ユーザーは、最も安い駐車場があるのはどこかというような、目的とする行き先に関する詳細データーに支払いを行う。【選択図】図１

Description

本明細書は、一般的には、交通経路に関し、特に、目的とする行き先に基づく追加コン
テンツの提供に関する。

コンピューター駆動経路計画アプリケーションは、特定の建物、住所等のような、対象
地点を突き止める際に、ユーザーを補助するために利用されている。加えて、既存の商用
アプリケーションの中には、ユーザーがズーム・レベルを変化させることができ、これに
よって、地図のズーム・レベルを変更してコンテキストおよび詳細の変更を可能にするも
のもある。例えば、ユーザーが特定の場所において拡大すると、その地域の道路の名称、
警察署および消防署の特定および位置、図書館、美術館等のような公共サービスの特定お
よび位置というような詳細をユーザーに提供することができる。縮小すると、ユーザーは
都市、州、および／または国の内部における対象地点の位置、主要な高速道路に対する対
象地点の近接度、特定の都市に対する対象地点の近接度等のような情報を地図からこつこ
つと集めることができる。アプリケーションによっては、衛星画像を利用して、特定の地
理的位置または領域に関する追加の詳細をユーザーに提供できるものもある。例えば、将
来家を購入しようとする者がその家の頭上衛星画像を入手することができ、これによって
、見込みのある購入者が境界線、他の隣接する家に対するその家の近接度、およびユーザ
ーに関連する可能性があるその他の情報を視認することが可能となる。

更に、従来のコンピューター実装地図作成アプリケーションは、経路計画アプリケーシ
ョンを含むことが多く、これを利用すれば、異なる位置間の方向をユーザーに提示するこ
とができる。一例にしたがうと、ユーザーは経路計画アプリケーションに旅行の開始地点
および旅行の終了地点（例えば、開始住所および終了住所）を供給することができる。経
路計画アプリケーションは、道路および交差点の表現ならびに１つ以上のアルゴリズムを
利用して、旅行経路の提案を出力することができる。これらのアルゴリズムは、ユーザー
が選択したパラメーターに応じて、経路を出力することができる。例えば、ある商用経路
計画アプリケーションは、ユーザーが高速道路を回避したいことを指定することを可能に
するチェック・ボックスを含むことができる。同様に、ユーザーは、経路計画アプリケー
ションに、最も短い経路、または要する時間量が最も少ない経路（基礎のアルゴリズムに
よって決定される）を通って旅行したいことを伝えることもできる。過去数年において、
友人宅の発見から国を跨るドライブ旅行までのあらゆることにおいて自分自身を補助する
ために経路計画アプリケーションに頼る個人が増々増加している。

以下に、本明細書の形態の一部について基本的な理解を得るために、本明細書を簡略化
した摘要を開示する。この摘要は、本明細書の広範な全体像ではない。また、本明細書の
鍵となる要素や必須の要素を特定することを意図しているのでなければ、本明細書の範囲
を明確に定めることを意図するのでもない。その唯一の目的は、後に開示する更に詳細な
説明に対する序文として、簡略化した形態で本明細書の概念の一部を開示することである
。

旧来の経路発生システムは、車両運転者に、出発地点から目的とする行き先までの方向
を提示する。この方向は、通例、最も速い経路、最も距離が短い経路、高速道路の回避、
有料区間(toll section)の迂回等のような、ある種の制約に基づく。方向は、自宅におい
てコンピューターから生成し、次いでコピー紙に印刷し、自動車のコンピューター・シス
テムにアップロードし、車内ナビゲーション・システム等によって「走行中に」作成する
ことができる。

開示する改革は、目的とする旅行の行き先と関連付けて、関連のある詳細を運転者に提
供する。運転者、経路、および行き先に関する情報を蓄積し、分析に基づいて、車両のユ
ーザーに提示する詳細について選択を行う。目的とする行き先付近における業務の広告か
ら状況的情報（例えば、交通事故）までの範囲にわたる多種多様の情報をユーザーに提示
することができる。この改革には、種々の財務能力(financial capabilities)を構成する
ことができ、これによって会計手続き(fiscal transaction)が、目的とする行き先の詳細
を提供することに応じて行われる。

従来の車両内では、運転者は通例比較的多数の活動および役割を有する。自動車の例で
は、運転に加えて、車両内にいる他の構成員による注意散漫、セルラ電話機の操作、食べ
物の消費等の可能性がある。運転者により多くの情報を提供することによって、運転の役
割から彼／彼女の気持ちが逸れて、事故を起こす可能性が高くなり得ることは、非論理的
に思われる。しかしながら、目的とする行き先に関係する高品質の情報を有することによ
って、予期しない結果が発生し、運転者がより良いドライバーになれるようなこともある
。この情報は、運転者に、目的とする行き先に関係して関連するようになり得るより多く
の情報を知らせることができる。例えば、ユーザーが目的とする行き先において利用可能
な駐車場について学習したなら、恐らく彼／彼女が路上で駐車場を探すために費やす時間
が短縮し、事故に合う危険性が低下する。

以下の説明および添付図面は、本明細書のある種の例示的形態について明記する。これ
らの形態は、しかしながら、本明細書の原理を採用することができる種々の方法の内一握
りのものを示すに過ぎない。本明細書のその他の利点および新規な特徴は、本明細書を図
面と合わせて検討したときに、以下の詳細な説明から明白となろう。

図１は、本明細書の一形態による代表的な意中行き先詳細選択システムを示す。 図２は、本明細書の一形態による代表的な集計コンポーネントを示す。 図３は、本明細書の一形態による代表的な選択コンポーネントを示す。 図４は、本明細書の一形態による、開示コンポーネントおよび補償コンポーネントを備えた、代表的な意中行き先詳細選択システムを示す。 図５は、本明細書の一形態による、開示コンポーネントと統合した代表的車両を示す。 図６は、本明細書の一形態による、発生コンポーネントを備えた代表的な意中宛差詳細選択システムを示す。 図７は、本明細書の一形態にしたがって、目的とする行き先に関連のある詳細を提示する代表的方法を示す。 図８は、本明細書の一形態にしたがって、異なるエリアにおける目的とする行き先に関連する異なる詳細を提示する代表的方法を示す。 図９は、本明細書の一形態にしたがって、目的とする行き先に関連する詳細の提示に関する財務手続き (financial operation)を行う代表的方法を示す。 図１０は、本明細書による計算環境の模式ブロック図の一例を示す。 図１１は、開示したアーキテクチャーを実行するように動作可能なコンピューターのブロック図の一例を示す。

特許請求する対象について、図面を参照しながらこれより説明する。図面において、全
体を通じて同様の要素を示すために同様の参照番号を用いることとする。以下の記載では
、説明の目的上、多数の具体的な詳細について明記して、特許請求する対象の完全な理解
が得られるようにしている。しかしながら、特許請求する対象は、これらの具体的な詳細
がなくても実用化できることは明白である。他方、周知の構造およびデバイスは、ブロッ
ク図形態で示し、特許請求する対象を記載し易くしている。

本願において用いられる場合、「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」、
「インターフェース」等の用語は、一般的に、コンピューター関係エンティティ、ハード
ウェア、ハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中の
ソフトウェアのいずれかに言及することを意図している。例えば、コンポーネントは、プ
ロセッサーにおいて実行中のプロセス、プロセッサー、オブジェクト、エクゼキュータブ
ル、実行スレッド、プログラム、および／またはコンピューターとすることができるが、
これらに限定されるのではない。例示すると、コントローラーにおいて実行しているアプ
リケーションおよびコントローラーの双方がコンポーネントであることができる。１つ以
上のコンポーネントは、プロセスおよび／または実行のスレッドの内部に位置することが
でき、更にコンポーネントは１つのコンピューターに局在化すること、および／または２
つ以上のコンポーネント間に分散することができる。別の例として、インターフェースは
、関連のあるプロセッサー、アプリケーション、および／またはＡＰＩコンポーネントだ
けでなく、Ｉ／Ｏコンポーネントも含むことができる。

更に、特許請求する対象は、方法、装置、あるいはソフトウェア、ファームウェア、ハ
ードウェア、またはその任意の組み合わせを生成する標準的なプログラミングおよび／ま
たはエンジニアリング技法を用いて、開示する対象を実現するようにコンピューターを制
御する製造品目として実現することができる。「製造品目」という用語は、本明細書にお
いて用いる場合、任意のコンピューター読み取り可能デバイス、担体、または媒体からア
クセス可能なコンピューター・プログラムを包含することを意図している。例えば、コン
ピューター読み取り可能媒体は、磁気記憶デバイス（例えば、ハード・ディスク、フロッ
ピ・ディスク、磁気帯．．．）、光ディスク（例えば、コンパクト・ディスク（ＣＤ）、
ディジタル・バーサタイル・ディスク（ＤＶＤ）．．．）、スマート・カード、およびフ
ラッシュ・メモリー・デバイス（例えば、カード、スティック、キー・ドライブ．．．）
を含むことができるが、これらに限定されるのではない。加えて、電子メールを送信およ
び受信する際、あるいはインターネットまたはローカル・エリア・ネットワーク（ＬＡＮ
）のようなネットワークにアクセスする際に用いられるようなコンピューター読み取り可
能電子データーを伝送するために搬送波を用いることができることも認められてしかるべ
きである。勿論、特許請求する対象の範囲または主旨から逸脱することなく、この構成に
は多くの変更を行うことができることは、当業者には認められよう。

更に、「一例の」(exemplary)という用語は、本明細書では、一例、実例、または例示
として役割を果たすことを意図して用いられている。本明細書において「一例」として記
載されるいずれの形態または設計も、他の形態または設計よりも好ましいまたは有利であ
るとは、必ずしも解釈される訳ではない。むしろ、「一例の」という用語の使用は、概念
を具体的に開示することを意図している。本願において用いる場合、「ｏｒ」という用語
は、排他的な「ｏｒ」ではなく内包的な「ｏｒ」を意味することを意図している。即ち、
特にそうでないことが指定されていない限り、または文脈から明確でないかぎり、「Ｘは
ＡまたはＢを用いる」は、自然な内包的順列の内任意のものを意味することを意図してい
る。即ち、ＸがＡを用いる場合、ＸがＢを用いる場合、またはＸがＡおよびＢ双方を用い
る場合、前述した実例の内いずれの下でも「ＸはＡまたはＢを用いる」が満たされる。加
えて、冠詞「ａ」および「ａｎ」は、本願および添付する特許請求の範囲において用いら
れる場合、特にそうでないことが指定されていない限り、または単数形に向けられている
ことが文脈から明らかでない限り、総じて「１つ以上」を意味するように解釈することと
する。

図１は、目的とする行き先に関する情報をユーザーに提供するシステム１００の一例を
開示する。ユーザーは、目的とする行き先に到着するために「市場通り」で左折するとい
うように、コンピューターが発生した経路で具体的な行為に従うのが通常である。旅行体
験を改良するために、目的とする行き先に関する情報をユーザー（例えば、車両運転者、
車両乗員等）に提供することができる。

収集コンポーネント１０２は、経路情報、ユーザー位置、およびコンテキスト・データーのような入力を収集する。行き先に到着するために、ユーザーは、車両（例えば、自動車、オートバイ、自転車、飛行機、ヘリコプター、モーターボート、自己平衡輸送機器等）の運転を通じて、辿ろうとしている経路を有することができる。経路情報の収集は、種々の仕方にしたがって行うことができる。コンピューター発生経路は、車両ナビゲーション・システムにおいて生成することができ、これによって、収集コンポーネント１０２はナビゲーション・システムから経路を抽出する。ユーザーは、自宅のコンピューターからインターネット・ウェブ・サイトを通じて経路を生成することができ、自宅のコンピューターは収集コンポーネント１０２と通信し、経路を転送することができる。更に、収集コンポーネント１０２において学習を行うこともできる。例えば、週日の８：３０に、ユーザーは自宅から会社まで運転することが多い可能性がある。収集コンポーネント１０２は、運転パターンを書き留めて、（例えば、人工知能技法によって）経路が自宅から会社までであることを、必要な時刻に推論することができる。

別の実施形態では、約１人よりも多い個人の運転パターンを考慮に入れて、情報を学習しシステム１００の動作を変更することができる。中央サーバーが複数の車両におけるシステム１００、携帯用電子ユニット等の実現例を追跡することができる。例示的な一例では、会社が紳士用ビジネス・スーツを販売するチェーン店を運営することができる。中央サーバーは、引退したことが描写されている人は、比較的大量の金銭が提供されても、スーツ店に立ち寄るための回り道を受け入れないのが通例であることを追跡することができる。中央サーバーは、退役者がスーツ店に立ち寄るために回り道をしたいとは思わないことを、（例えば、人工知能技法によって）推論することができ、収集コンポーネント１０２はこの推論を用いて、スーツ店からの要求を却下し、収益化(monetization)の示唆を命令し（例えば、スーツ店にいくら位提供すべきか示唆する）、システム１００の動作に影響を及ぼすこと等ができる。

システム１００は、交通、業務等の均衡を取るために用いることができる。例えば、比較的多数の車両が駐車することが予期される人気のある催しの間、システム１００は一部の人に第１駐車場（例えば、北側駐車区画）に行くように指示し、他の人には次の駐車場（例えば、南側駐車区画）に移動するように指示して、交通の流れを円滑に保つことができる。同様に、事故または交通渋滞がある場合、システム１００は異なるユーザーを異なる代替経路に誘導して、交通量を均衡させることができる。中央サーバーは、交通量均衡情報を、コンテキスト・データーをして収集コンポーネント１０２に伝達し、選択コンポーネント１０４はこの交通量均衡情報を、開示についての詳細を選ぶ際に用いる。

ユーザー位置は、目的とする行き先に関係して開示すべき詳細を決定するときに重要性
を帯びることがあり得る。例えば、自動車を運転しているユーザーが目的とする行き先か
ら２時間離れている場合、交通事故情報は恐らく重要性がないであろう。交通パターンは
、ユーザーが行き先に到着するころには、緊急サービスが規制を解除しているであろう（
例えば、閉鎖していた車線は開放され、破損した自動車は移動させられている等）から、
この事故は伝えられていないであろうという、ありそうな事実によって変化する。ユーザ
ーに開示すべき関連情報を決定する際には、大量のコンテキスト・データーが重要になる
こともあり得る。コンテキスト・データーの非排他的一覧には、ユーザーに開示すること
ができる入手可能な詳細、天候情報、交通履歴、催しの予定、業務販売(business sales)
、交通パターン推定等が含まれる。

収集コンポーネント１０２は、収集結果を選択コンポーネント１０４に転送する。この転送は、連続ストリーム（例えば、情報が収集されると、直ちに選択コンポーネント１０４に転送する）、１つのブロック（例えば、情報をストレージに保持し、１回のイベントとして選択コンポーネント１０４に転送する）、ストレージに格納し、選択コンポーネント１０４がストレージから収集結果を読み出す等とすることができる。選択コンポーネント１０４は、目的とする場所（例えば、目的とする行き先、目的とする経路中間地点、通路上において意図した配置(placement)等）と関連のある詳細を選択して、ユーザーに提示する。この詳細の選択は、経路情報、ユーザー位置、コンテキスト情報、またはその組み合わせに基づく。尚、目的とする行き先は最終的な行き先である必要はないことは認められよう。例えば、目的とする行き先は、途中の行き先である可能性もある（例えば、事務所を出発する人の最終的な行き先は自宅であるが、最初に停止する目的とする行き先はガソリン・スタンドである可能性もある）。詳細な分析によって、選択コンポーネント１０４は、ユーザーに開示して便益がある詳細を決定することができる。

一実施形態によれば、選択された詳細は、製品広告、クーポン、販売に関する情報等の
ような、営利目的の詳細である。例えば、目的とする行き先が食料品店である場合、選択
コンポーネント１０４は牛乳の販売に関する情報をユーザーに選択することができる。異
なる実例では、目的とする行き先がレンタル店である場合、ユーザーには、近隣に銀行が
あることを知らせることができる。この場合、ユーザーが銀行に立ち寄って金銭的手続き
を行うことが目標である。加えて、ユーザーは、発生した運転経路上の道路で車両を運転
している可能性がある。システム１００は、正午であり、ユーザーがまだ昼食を取ってい
ない、またはどこで昼食を取るか計画がないことを判断することができる（ユーザーの予
定の検査、自動車の会話の監視などによって学習する）。その道路の近くにある特定のレ
ストランでユーザーが昼食を取るように誘導するために、営利目的の詳細をユーザーに提
出することができる。

更に、選択コンポーネント１０４は、金銭的対価に基づいて詳細を選択することができ
る。目的とする行き先に隣接する複数の会社(business)が、その社名をユーザーに提示す
ることを望んでいる可能性がある。選択コンポーネント１０４を通じて、またはリモート
・データーベースのような別のデバイスを通じて、オークションを実施することができ、
異なる会社が営利目的の詳細を提示してもあるために支払う料金を提示する。しかしなが
ら、設定した量の提示（例えば、約１０００回の提示）に対して定額料金を支払うことが
でき、選択コンポーネント１０４は、支払われた営利目的詳細を開示するしかるべき時点
を判断する。ある時点が適しているか否かについての選択コンポーネント１０４による判
断は、ユーザー／車両乗員の年齢層、供給側の状態の詳細（例えば、降雨のときに傘を販
売する店について記述する詳細を開示する）に基づくこと、供給側が手作業でプッシュす
ること（例えば、店が忙しくない場合、小売店がシステムに値引きの申し出に関する詳細
を開示するように伝達することができる）等とすることができる。

以下に、自動車に実装したシステム１００の例示的な動作について記載する。ユーザーが、郊外区域から都市繁華街地区に、プロ野球のゲームを観戦するために移動していることがあり得る。旅程に沿って、収集コンポーネント１０２がデーターを収集し、このデーターを選択コンポーネント１０４に転送する。野球の試合が行われる球場にユーザーが近づくに連れて、選択コンポーネント１０４は収集結果を分析する。選択コンポーネント１０４は、試合のための駐車に割引を提供している、利用可能な駐車区画をユーザーに提示することを決定することができる。本明細書には、車両に実装した収集コンポーネント１０２および選択コンポーネント１０４の形態を開示する部分があるが、他の実現例（例えば、個人の電子デバイスへの実装、遠隔地における実装等）も可能であることは認められてしかるべきである。

図２は、本明細書において開示する種々の形態において用いられる収集コンポーネント１０２の一例を開示する。通信コンポーネント２０２は、他のデバイスと接続して情報を転送することができる。動作は、ワイヤレスで、ハード・ワイヤで、セキュリティ技術（例えば、暗号化）を用いて、等で行うことができる。更に、通信コンポーネント２０２は、入手したデーターに対してウイルス・スキャンを実行する、ウイルスに対して陽性であった情報を阻止するというような、種々の防衛機構を利用することができる。

検索コンポーネント２０４は、経路情報、ユーザー位置、およびコンテキスト・データ
ーの出所を特定し、突き止めた出所から少なくとも一部の詳細を抽出する。これは、通常
では通信コンポーネント２０２の利用によって行われる。検索コンポーネント２０４は、
検索ストレージ２０６（例えば、ローカル、リモート等）を検索して、車両が進むと予測
される経路のような経路情報を突き止めることができる。加えて、汎地球測地システムが
、検索コンポーネント２０４によって得られたユーザー位置情報を供給することができる
。更に、データー・ネットワーク（例えば、インターネット）に連絡を取って、コンテキ
スト・データー（例えば、ユーザーに提示する入手可能な詳細）を決定することができる
。また、検索コンポーネント２０４は、コンテキスト情報を、ストレージ２０６に保持さ
れている個人プロファイルから得ることもできる。

個人プロファイルは、サマリー・コンポーネント２０８によって作成することができる
。サマリー・コンポーネント２０８は、少なくとも１つの生物(creature)のプロファイル
を形成する。形成には、プロファイルを構築すること、および通常適応学習を通じて、そ
のプロファイルを更新することが含まれる。生物とは、一般に、図１のシステム１００を
操作する、車両内の人間である。しかしながら、生物は人である必要はなく、例えば、生
物が家族のペットであることもできる。一実施形態によれば、人が車両に入ると、車内コ
ンピューターに「ログオン」する（例えば、運転者および乗員）。プロファイルが作成さ
れていない場合、サマリー・コンポーネント２０８がプロファイルを構築する。既存のプ
ロファイルがある場合、サマリー・コンポーネント２０８はそのプロファイルを更新する
。プロファイルは、身体的特徴、個人的興味等のような情報を含むことができる。

次いで、検索コンポーネント２０４がアクセスするストレージ２０６に、個人プロファ
イルを保持することができる。ストレージ２０６は、複数の異なる構成で設けることがで
き、ランダム・アクセス・メモリー、バッテリ・バックアップ・メモリー、ハード・ディ
スク、磁気テープ等が含まれる。圧縮および自動バックアップ（例えば、独立ドライブの
冗長アレイ構成の使用）のような種々の機構を、ストレージに実装することができる。

インターフェース・コンポーネント２１０は、人が具体的な情報を入力することを可能
とし、この情報は図１の選択コンポーネント１０４が用いることができる。例えば、車両
の運転者が田舎区域にある大学まで移動したいことがあり得る。運転者は、住所を知らな
いが、大学は小さな町にあり、一旦その小さな町に入れば、大学を見つけるのは容易であ
る（例えば、運転者は道沿いの標識に従う）。経路が都市の中心にいくことを明示してい
る間に、運転者は、実際に大学に移動するために見ているインターフェースを通じて、コ
ンテキスト情報を提供することができる。インターフェース・コンポーネント２１０の一
例では、タッチ・スクリーン（例えば、情報も提示することができるスクリーン）、マイ
クロフォン、キーボード等を含むことができる。ユーザーは、インターフェース・コンポ
ーネント２１０を通じて情報を入力し、警報(alert)を要求することができる。例えば、
ユーザーは、目的とする場所（例えば、経路に沿ったある地点）から所与の半径以内にア
ウトレット・モールがあるときに通知を発するように入力することができる。

検索コンポーネント２０４、ストレージ２０６、インターフェース・コンポーネント２
１０、補助位置(auxiliary location)等からの情報は、フィルター・コンポーネント２１
２によって処理することができる。フィルター・コンポーネント２１２は、図１の選択コ
ンポーネント１０４まで達することができる情報を制限する。検索コンポーネント２０４
およびインターフェース・コンポーネント２１０は、比較的大量の情報を蓄積することが
でき、非常に多くの情報を蓄積することができるので、図１の選択コンポーネント１０４
への負担が過剰となり、効率的に動作しなくなる（例えば、大量の処理が必要になると、
動作が遅くなる）。フィルター・コンポーネント２１２は、一部の情報を図１の選択コン
ポーネント１０４に受け渡すが、他の情報を停止させることができる。図１の選択コンポ
ーネント１０４にとってどんな情報が有益であるか、そしてどんな情報が相応しくないか
を判断するために、内部ロジック（例えば、複雑なロジック）を用いることができる。更
に、内部ロジックは、技術者による等で変更することができ、あるいは適応的に行って、
誤りを訂正し（例えば、受け渡すべきでない情報が通過する、阻止すべきでない情報が阻
止されている等）、性能を向上させる等が可能である。

図３は、選択コンポーネント１０４の一例を開示する。対応コンポーネント３０２は、
他のデバイスと接続して情報を転送することができる。動作は、ワイヤレスで、ハード・
ワイヤで、セキュリティ技術（例えば、暗号化）を用いて、等で行うことができる。更に
、対応コンポーネント３０２は、入手したデーターに対してウイルス・スキャンを実行す
る、ウイルスに対して陽性であった情報を阻止するというような、種々の防衛機構を利用
することができる。

初期化コンポーネント３０４は、個人に自動的に追加の行き先コンテンツを提供するこ
とを可能にする。ユーザーは図２のインターフェース・コンポーネント２１０を通じて追
加のコンテンツを要求することができるが、ユーザーには自動的にコンテンツを供給する
こともできる。例えば、ユーザーが目的とする行き先に地理的に近づいて来ると、初期化
コンポーネント３０４が、営利目的詳細情報を自動的にユーザーに開示する信号を送る。

分析コンポーネント３０６は、収集結果を評価する。通常、評価を与えるために、分析
コンポーネント３０６によって種々の計算を実行することができる。例えば、個人プロフ
ァイルに格納されている趣味を、目的とする行き先の付近で利用可能な商売(business)と
比較することができる。ユーザーに、混雑する場所で駐車空間を探して右往左往した過去
がある場合、分析コンポーネントは、目的とする行き先付近において駐車区画を決定する
ための評価を行うことができる。分析コンポーネント３０６は、ユーザーの目的とする旅
行行き先を分析する手段、および情報を評価する手段として動作することができ、ユーザ
ーに提示するために目的とする旅行行き先と関連のある情報を依頼する(commission)手段
は、この評価された情報を利用して、情報を依頼する。

人工知能コンポーネント３０８は、詳細の選択に関係して、少なくとも１つの推論また
は少なくとも１つの決定を行う。人工知能コンポーネント３０８によって処理される種々
の想定場面が起こる可能性がある。例えば、人工知能コンポーネント３０８は、分析コン
ポーネント３０６の評価を受けて、その評価に基づいて、ユーザーに提示すべき、目的と
する行き先に関係する詳細を決定することができる。更に、特定の車両がレストランの近
くに目的とする行き先がある場合、ファスト・フード・レストラン・チェーンが約１０回
の提示を行うに足ることもあり得る。１つの実例では、ファスト・フード・レストランが
目的とする行き先から約２マイルのところにあるが、これが最も近い飲食店である。人工
知能コンポーネント３０８は、これは営利目的詳細を提示すべき優れた実例(quality ins
tance)であると推論し、営利目的詳細を開示すべきであるという通知を送ることができる
。

人工知能コンポーネント３０８は、本明細書に記載する種々の自動化の形態の実現に
したがって、データーから学習し、次いで推論を引き出すおよび／またはサービスの適用
に関する意思決定を行うことができる多くの方法のうちつを採用することができる（例え
ば、隠れマルコフ・モデル（ＨＭＭ）および関連基本型依存性モデル、例えば、ベイジア
ン・モデル・スコアまたは近似を用いて構造検索によって作成されるベイジアン・ネット
ワークのようなもっと一般的な確率グラフィック・モデル、サポート・ベクトル・マシン
（ＳＶＭ）のような線形分類器、「ニューラル・ネットワーク」方法と呼ばれる方法のよ
うな非線形分類器、ならびにデーター融合(data fusion)を行うその他の手法等）。また
、方法は、定理試験装置(theorem prover)またはより経験的な規則に基づくエキスパート
・システムのような、論理関係取込方法も含む。人工知能コンポーネント３０８は、ユー
ザーに提示するために、目的とする旅行行き先と関連のある情報を依頼する手段として機
能することができ、情報の依頼は、目的とする旅行行き先の分析結果に基づく。

関連付けコンポーネント３１０は、詳細を目的とする行き先と統合する。交通報告を運
転者に供給すべきであるという判断を、人工知能コンポーネント３０８によって行うこと
ができる。しかしながら、運転者は目的とする行き先から２時間も離れたところにいる。
関連付けコンポーネント３１０は、動作を監視して、この報告を目的とする行き先とリン
クすることができ、車両が目的とする行き先に近づいてきたときに、交通報告を開示する
ことができる。

図４は、目的とする行き先と関連のある詳細を開示し、この開示に関する計算を行うシステム４００の一例を開示する。収集コンポーネント１０２は、経路情報、ユーザー位置、およびコンテキスト・データーを収集し、これらを選択コンポーネント１０４に転送する。選択コンポーネント１０４は、目的とする位置と関連のある詳細を、ユーザーに提示するために選択する。この詳細の選択は、経路情報、ユーザー位置、コンテキスト・データー、またはその組み合わせに基づく。

開示コンポーネント４０２は、選択した詳細をユーザーに提示する。開示コンポーネン
ト４０２は、個人が、選択された詳細を認識し、この詳細に対して行動することを可能に
する。開示コンポーネントの非排他的一覧には、表示画面、タッチ・スクリーン、スピー
カ・システム、バーチャル・リアリティ環境、ブレール生産システム(Braille productio
n system)、プリンター等が含まれる。加えて、開示コンポーネント４０２は、ビデオを
オーディオ能力と共に示すというように、複数のフォーマットで情報を提示することがで
きる。

一実施形態によれば、収集コンポーネント１０２は、システム４００を実行している自
動車が到着しつつある特定の交差点における赤信号が約１２秒続くという情報を受けるこ
とができる。選択コンポーネント１０４は、約１２秒間続く営利目的詳細ビデオを選択す
る。これによって、ユーザーは、車両移動操作の間煩わされることなく営利目的詳細を認
識することが可能になる。

更に、開示コンポーネント４０２は情報提示のために適応ロジックを含むことができる
。システム４００を動作させている自動車は、中央コンソールにおいてハンドルの隣にビ
デオ・モニター、およびオーディオ・スピーカを含むことができる。選択された営利目的
詳細は、約３０秒続くことができ、一方停止信号は約１５秒間続く。一実施形態では、自
動車が停止信号にある間、ビデオが音響と共に再生され、自動車が動いているときには、
ビデオが停止して音響が再生され、こうして運転者に対する煩わしさを減らしている。

開示コンポーネント４０２に加えて、システム４００には補償コンポーネント４０４を
装備することができる。補償コンポーネント４０４は、選択した詳細のユーザーへの提示
に関する報償(reward)を与える。補償コンポーネント４０４の動作は、概略的に、会計手
続き(fiscal transaction)を行うことを可能にすることであるが、会計以外の実現例も実
施することができる（例えば、ドライバーにビデオ・ゲーム・ポイントを授与し、このポ
イントは、営利目的詳細を聞くと、商品と交換することができる）。

異なる構成によって、トランザクションを実行することもできる。例えば、ユーザーが
営利目的詳細を受け付けたことに対して広告主から金銭を支払うことができる。加えて、
ユーザーがシステム４００の提供業者に、価値のある交通情報を提示してくれたことに対
して金銭を支払うこともできる（例えば、目的とする行き先では渋滞が激しいので、予定
よりも早めに出発した方がよいというメッセージをユーザーのパーソナル・ディジタル・
アシスタントに送信する）。

図５は、開示コンポーネント４０２が統合された車両５００の一例を開示する。一実施
形態によれば、開示コンポーネント４０２は図１の選択コンポーネント１０４によって選
択された２つの詳細を提示し、第１の詳細は開示コンポーネント４０２の第１部分（例え
ば、第１画面５０２）に提示され、次の詳細は開示コンポーネント４０２の次の部分（例
えば、次の画面５０４）に提示される。

例えば、親は運転者席５０６に着座することができ、その配偶者は第１乗員席５０８に
着座することができ、双方とも車両５００の前方に向かって位置している。目的とする行
き先の近くに位置するファスト・フード・レストランについての営利目的詳細を、第１画
面５０２上に再生することができ、この営利目的詳細は、そのレストランにおいて提供さ
れる新たな健康食品に関するものである。子供達は、車両の後ろ側にある第２乗員席５１
０および第３乗員席５１２に着座することができる。子供達には、子供用の食べ物と共に
もらえる新しい玩具を強調した、そのレストランについての営利目的詳細を提示すること
ができる。

異なる当事者に開示される複数の詳細に関するその他の構成も実施することができる。
第１部分は、ビデオ画面とすることができ、一方第２部分はオーディオ・スピーカである
。更に、第１の詳細および第２の詳細を同時にまたは交互に提示することができる。加え
て、詳細は、車両における異なる個人毎に合わせて作成することもできる（例えば、乗員
が彼ら自身の部分を有する）。開示コンポーネント４０２の動作は、車両のコンテキスト
から取り出すことができる。例えば、共通位置に配置されている異なる媒体に、異なる詳
細を提示することができる（例えば、シネマ・サウンド・システムでは、最も近い浴室を
開示するというように、駐車区画への推定経路に基づいて異なるシアターに情報が提示さ
れる）。

図６は、発生コンポーネント６０２と統合した、詳細選択用システム６００の一例を開示する。発生コンポーネント６０２は、車両が進む経路を作成し、予期しなかった回り道に遭遇したときのように、適宜その経路を変更することができる。作成された経路は、一般に、その経路に関するメタデーターと共に収集コンポーネント１０２に転送される（例えば、その経路を形成した時刻、高速道路を避けるというような、その経路について考慮した制約等）。

種々の機構を発生コンポーネント６０２と統合し、機能を強化することができる。発生
コンポーネント６０２は、ユーザーの目的とする行き先を予測し、選択コンポーネント１
０４によって選択された詳細に基づいて、経路変更を自動的に行うことができる。例えば
、ユーザーの目的とする行き先がオペラ・ハウスである可能性もあり、形成された経路が
ユーザーをそのオペラ・ハウスに導く。詳細は、大きなイベントの後に短い退出待ち時間
の履歴を有する、オペラ・ハウス付近にある駐車ガレージの通知とすることができる。発
生コンポーネントは、ユーザーをその駐車ガレージに導くために、経路を自動的に変更す
ることができ、逆に、ユーザーが図４の開示コンポーネント４０２と接続することによっ
て変更を要求することができる（例えば、タッチ・スクリーンの指定区域上で圧力を加え
る）。

収集コンポーネント１０２は、経路情報、ユーザー位置、およびコンテキスト・データーを収集し、これらを選択コンポーネント１０４に転送する。経路情報は、発生コンポーネント６０２からだけでなく、他の位置から発することができる（例えば、運転者には２つの経路が可能であり、これらの経路を運転者自身で混合する）。選択コンポーネント１０４は、目的とする行き先と関連のある詳細をユーザーに提示するために選択する。詳細の選択は、経路情報、ユーザー位置、コンテキスト・データー、またはその組み合わせに基づく。

図７は、目的とする行き先に関する情報をユーザーに提示するための方法７００の一例
を開示する。目的とする行き先までの経路を発生する（７０２）。ユーザーは、出発地点
および目的とする行き先のような、データーを入力することができる。この情報に基づい
て、ユーザーが出発地点から目的とする行き先に到着するために進むべき経路を作成する
ことができる。料金を必要とする道路を避けるというような、具体的な構成概念(constru
ct)を経路発生に用いることができる。一実施形態によれば、経路発生は、目的とする行
き先を推定し、汎地球測地システムから出発地点を判定することによって、自動的に行わ
れる。推定した目的とする行き先および判定した出発地点から、ユーザーが移動する経路
の予測を行うことができる。

行為７０４において、指名することができる情報、および目的とする行き先に関する少
なくとも１つの詳細の蓄積を行う。蓄積することができる行き先に関する詳細には、ユー
ザー位置、経路情報、およびコンテキスト・データーが含まれる。情報蓄積の一部として
、情報が関連があるか否か判断するためにフィルターリングを行うことができ、情報の内
部分集合に対して以降の処理が行われる。

指定できる情報、および目的とする行き先に関する少なくとも１つの詳細の分析がある
（７０６）。例えば、種々の当事者に対する利益、関連性、契約上の義務等のような、複
数の要因に基づいて、異なる情報を評価する。これらの情報には、分析の結果に基づいて
、数値を割り当てることができる。

ユーザーに提示する情報の指定が行われ（７０８）、ここで指定される情報は、ユーザ
ーの目的とする行き先に関係する。情報の指定は、蓄積した詳細の分析を通じて行われ、
一実施形態では、スコアが最も高い情報が、最終的に指定されるものとなる。複数の情報
部分を指定すべき場合には、スコアが最も高い情報（例えば、３つのスコアについて最高
の情報）、カテゴリ毎において最も高いスコア（例えば、最も高いスコアを得た営利目的
詳細および最も高いスコアを得た交通情報の双方が提示される）等を選別することによっ
て、選択を行うことができる。

イベント７１０において、指定された情報を提示する。通常、提示は、視覚画面の開示
によって、および／またはオーディオ送信機の使用によって行われる。しかしながら、プ
リンターによって紙にインクを付着させるというような、他の実施形態も実施することが
できる。提示は、複数の開示コンポーネント（例えば、約１５個の異なる視覚画面）によ
って行うことができる。

指定された情報の提示に関係して、会計手続きが行われる（７１２）。会計手続きによ
って、少なくとも２人の当事者間で資金の転送が可能になる。コンフィギュレーション・
パラメーターに応じて、異なる当事者が、提示に基づいて、金銭を受け取るおよび／また
は支払う(lose)ことができる。パラメーターの例には、情報の価値、情報の期間、便益／
損害等が含まれる。例えば、提供業者が、目的とする行き先付近で利用可能な１カ所の駐
車場を提供するために金額「Ｘ」を請求し、１カ所よりも多い駐車場を提供するために金
額「Ｙ」を請求することができる。

図８は、車両の少なくとも２つの部分について異なる情報を提供する方法８００の一例
を開示する。車両の構成員の評価が行為８０２において行われ、構成員の特性、部材の物
理的状態等を確認する。走行中、ドライバーおよび乗員が車両を占有することができ、異
なる構成員は多様な趣味や目的とする行き先の情報を有する可能性がある。行為８０２で
は、コンテンツを決定するにあたり、ユーザーのプロファイルおよび特徴を試験すること
ができる。例えば、車両の座席上にあるセンサが、特定の乗員が発汗していると判断する
ことができる。その乗員が暑いという推論を行うことができ（人工知能技法によって）、
この情報は、乗員に、目的とする行き先近くにあるアイスクリーム・スタンドを知らせる
ために用いることができる。異なる情報を開示すべきか否か判断するためにチェックを行
う（８０４）。例えば、方法８００に関するロジックが、乗員毎に特別なメッセージを開
示すべきことを示すことができる（車両の構成員に同様のコンテンツを開示するが、挨拶
および構成員の名前を復唱するというような、特別な導入部を開示する）。

異なる情報を開示すべき場合、行為８０６において複数の情報開示に合わせて動作を構
成する。構成は、電力信号を開示コンポーネントに送ること、およびしかるべき開示媒体
を決定することを含むことができる。乗員に盲人がいる場合、ビデオおよび音響を提示す
る開示コンポーネントは、イベント８０６を通じてビデオ能力を無能化することができる
。

イベント８０８において情報および関連データーを評価して、状況についての更に高い
見識(appreciation)を得る。情報および関連データーの評価によって、異なる当事者に開
示するために、どの情報を提示すべきかについての判断が可能となる。この判断に基づい
て、ユーザーに提示するための情報を指定することができる（８１０）。通常、指定は、
図１の行為７０８において論じたのと同様に行われる。指定した情報を提示する（８１２
）。行為８１２の動作は、イベント７１０に関して論じた詳細と一貫性のある実施によっ
て行うことができる。

図９は、目的とする行き先に関する情報の提示と関連付けて財務計算を行う方法９００
の一例を開示する。行為９０２において、活動中のユーザーへの提示のために情報を指定
することができ、これは開示のための情報を指示する。通常、指定は図１の行為７０８に
おいて論じたのと同様に行われる。指定された情報を提示する（９０４）。行為９０４の
動作は、イベント７１０に関して論じた詳細と一貫性のある実施によって行われる。

一連のチェックを行って、会計手続きを行うべきか否か判断することができる。チェッ
クは、ユーザー９０６または提供業者（例えば、ユーザーに開示するという明白な目的の
ために営利目的詳細を開示する会社のような、明示的な提供業者）９０８から金銭を受け
取るために行うことができる。加えて、チェック９１０および９１２は、金銭をユーザー
または提供業者からそれぞれ転送することを可能にする。加えて、第三者がチェックを行
って、金銭を与えること（９１４）または金銭を受け取ること（９１６）もできる。例え
ば、第三者（例えば、ユーザーまたは明示的な提供業者ではない）として活動する車製造
業者は、金銭を支払ってドライバーに開示することができる情報を入手することができ、
ドライバーは情報受信のためにこの製造業者に金銭を支払うことができる。

チェック９０６から９１６において「ｙｅｓ」が発生した場合、しかるべき計算を行う
（９１８）。計算の例には、送金額を決定すること、転送の当事者が不履行にならないか
否か判断すること（例えば、約１００ドルをユーザーの口座から送金しなければならない
が、口座には約５０ドルしか入っていない場合、ユーザーは債務不履行に陥る可能性があ
る）等が含まれる。計算結果に基づいて、資金交換が行われる（９２０）。即ち、借方口
座から金銭を取り出す、クレジット・カードで注文する、ソフトウェアおよびプリンター
によって小切手を作成する等である。チェック９０６から９１６は、並行して行う、順次
行う等が可能であり、通常独立して動作することができる。例えば、チェック９０８にお
いて「ｙｅｓ」または「ｎｏ」の回答が得られると、チェック９１０を続いて行うことが
できる。チェック９０６から９１６において「ｎｏ」の指示があると、本方法は終了する
（９２２）。

説明を簡略化する目的で、開示する対象にしたがって実施することができる方法を一連
のブロックとして示し記載した。しかしながら、特許請求する対象は、これらのブロック
の順序には限定されないことは言うまでもなく認められよう。何故なら、一部のブロック
は、本明細書において図示および記載したものとは異なる順番であっても、および／また
は他のブロックと同時であっても実行できるからである。更に、図示したブロック全てが
、以下に記載する方法を実施するために必要ではないこともあり得る。加えて、本明細書
全体において開示する方法は、このような方法の伝達およびコンピューターへの転送を容
易にするために、製造品目に格納できることも、更に認められてしかるべきである。製造
品目という用語は、本明細書において用いられる場合、任意のコンピューター読み取り可
能デバイス、担体、または媒体からアクセス可能なコンピューター・プログラムを含むこ
とを意図している。

開示した対象の種々の形態について文脈を規定するために、図１０および図１１、なら
びに以下の論述は、開示した対象の種々の形態を実現することができる、適した環境の端
的な、概略的な説明を行うことを意図している。対象について、１台以上のコンピュータ
ーで走るコンピューター・プログラムのコンピューター実行可能命令という一般的なコン
テキストで先に説明したが、本明細書において記載した対象は、他のプログラム・モジュ
ールとの組み合わせでも実現することができることは、当業者には認められよう。一般に
、プログラム・モジュールは、ルーチン、プログラム、コンポーネント、データー構造等
を含み、特定のタスクを実行するか、および／または特定の抽象的データー・タイプを実
現する。更に、当業者には、本発明の方法は他のコンピューター・システム構成でも実用
化可能であることが認められよう。他のコンピューター・システム構成には、単一プロセ
ッサー・システムあるいははマルチプロセッサーまたはマルチ・コア・プロセッサー・コ
ンピュータ・システム、小型計算機、メインフレーム・コンピューター、ならびにパーソ
ナル・コンピューター、ハンド・ヘルド計算デバイス（例えば、パーソナル・ディジタル
・アシスタント（ＰＤＡ）、電話機、腕時計．．．）、マイクロプロセッサー・ベースま
たはプログラマブル消費者用電子機器あるいは産業用電子機器等が含まれる。また、図示
した形態は、通信ネットワークを通じてリンクされているリモート処理デバイスがタスク
を実行する分散型計算機環境においても実用可能である。しかしながら、特許請求する対
象の形態全てが、単体コンピューター上で実用化できる訳ではない。分散型計算環境では
、プログラム・モジュールは、ローカルおよびリモート・メモリー記憶デバイス双方に配
することができる。

これより図１０を参照すると、本明細書による計算環境１０００の模式ブロック図が示
されている。システム１０００は、１つ以上のクライアント１００２を含む。クライアン
ト（１つまたは複数）１００２は、ハードウェアおよび／またはソフトウェア（例えば、
スレッド、プロセス、計算機）とすることができる。クライアント（１つまたは複数）１
００２は、例えば、本明細書を採用することによって、クッキー（１つまたは複数）およ
び／または関連のあるコンテキスト情報を収容することができる。

また、システム１０００は１つ以上のサーバー１００４も含む。サーバー（１つまたは
複数）１００４は、ハードウェアおよび／またはソフトウェア（例えば、スレッド、プロ
セス、計算機）とすることができる。サーバー１００４は、例えば、本明細書を採用する
ことにより、変換を実行するスレッドを収容することができる。クライアント１００２と
サーバー１００４との間において可能な１つの通信は、２つ以上のコンピューター・プロ
セス間で送信するように構成されたデーター・パケットの形態とすることができる。デー
ター・パケットは、例えば、クッキーおよび／または関連のあるコンテキスト情報を含む
ことができる。システム１０００は、クライアント（１つまたは複数）１００２とサーバ
ー（１つまたは複数）１００４との間における通信を容易にするために採用することがで
きる通信フレームワーク１００６（例えば、インターネットのような地球規模の通信ネッ
トワーク）を含む。

有線（光ファイバを含む）および／またはワイヤレス技術によって、通信を容易にする
ことができる。クライアント（１つまたは複数）１００２は、当該クライアント（１つま
たは複数）１００２にローカルな情報（例えば、クッキー（１つまたは複数）および／ま
たは関連のあるコンテキスト情報）を格納するために採用することができる１つ以上のク
ライアント・データー・ストア（１つまたは複数）１００８に動作的に接続されている。
同様に、サーバー（１つまたは複数）１００４は、サーバー１００４にローカルな情報を
格納するために採用することができる１つ以上のサーバー・データー・ストア（１つまた
は複数）１０１０に動作的に接続されている。

これより図１１を参照すると、開示したアーキテクチャーを実行するように動作可能な
コンピューターのブロック図が示されている。本明細書の種々の形態について追加の文脈
を規定するために、図１１および以下の論述は、本明細書の種々の形態を実現することが
できる、適した計算環境１１００の端的な、概略的な説明を行うことを意図している。本
明細書では、１台以上のコンピューターで走るコンピューター実行可能命令という一般的
なコンテキストで先に説明したが、本明細書は、他のプログラム・モジュールとの組み合
わせ、および／またはハードウェアとソフトウェアとの組み合わせでも実現することがで
きることは、当業者には認められよう。

一般に、プログラム・モジュールは、ルーチン、プログラム、コンポーネント、データ
ー構造等を含み、特定のタスクを実行するか、または特定の抽象的データー・タイプを実
現する。更に、当業者には、本発明の方法は他のコンピューター・システム構成でも実用
化可能であることが認められよう。他のコンピューター・システム構成には、単一プロセ
ッサーまたはマルチプロセッサー・コンピューター・システム、ミニコンピューター、メ
インフレーム・コンピューター、ならびにパーソナル・コンピューター、ハンド・ヘルド
計算デバイス、マイクロプロセッサーに基づくまたはプログラマブル消費者用電子機器等
が含まれ、これらの各々は１つ以上の関連するデバイスと動作的に結合することができる
。

また、図示した明細書の形態は、通信ネットワークを通じてリンクされているリモート
処理デバイスがある種のタスクを実行する分散型計算機環境においても実用可能である。
分散型計算環境では、プログラム・モジュールは、ローカルおよびリモート・メモリー記
憶装置に配することができる。

コンピューターは、通例、種々のコンピューター読み取り可能媒体を含む。コンピュー
ター読み取り可能媒体は、コンピューター１１０がアクセス可能な任意の入手可能な媒体
とすることができ、揮発性および不揮発性の双方、リムーバブル、および非リムーバブル
媒体を含む。限定ではない一例をあげると、コンピューター読み取り可能媒体は、コンピ
ューター記憶媒体および通信媒体を含むことができる。コンピューター記憶媒体は、コン
ピューター読み取り可能命令、データー構造、プログラム・モジュール、またはその他の
データーというような情報の格納のために、任意の方法または技術で実施される、揮発性
および不揮発性の双方、リムーバブル、および非リムーバブル媒体を含む。コンピュータ
ー記憶媒体は、ＲＡＭ、ＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、フラッシュ・メモリーまたはその他のメ
モリー技術、ＣＤ−ＲＯＭ、ディジタル・バーサタイル・ディスク（ＤＶＤ）またはその
他の光ディスク・ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク・ストレージま
たはその他の磁気記憶デバイス、あるいは所望の情報を格納するために用いることができ
しかもコンピューターがアクセス可能なその他の任意の媒体も含むが、これらに限定され
るのではない。

通信媒体は、通例、コンピューター読み取り可能命令、データー構造、プログラム・モ
ジュール、またはその他のデーターを、搬送波またはその他の移送機構のような変調デー
ター信号において具体化し、あらゆる情報配信媒体を含む。「変調データー信号」という
用語は、その特性集合の１つ以上が、情報を信号内にエンコードするようなやり方で、設
定または変化する信号を意味する。限定ではなく、一例として、通信媒体は、有線ネット
ワークまたは直接有線接続というような有線媒体、ならびに音響、ＲＦ、赤外線、および
その他のワイヤレス媒体というようなワイヤレス媒体を含む。前述の任意の組み合わせも
、コンピューター読み取り可能媒体の範囲に当然含まれるものとする。

再度図１１を参照すると、本明細書の種々の形態を実現する環境例１１００は、コンピ
ューター１１０２を含み、コンピューター１１０２は、処理ユニット１１０４、システム
・メモリー１１０６、およびシステム・バス１１０８を含む。システム・バス１１０８は
、システム・メモリー１１０６を含むがこれに限定されないシステム・コンポーネントを
処理ユニット１１０４に結合する。処理ユニット１１０４は、種々の市販されているプロ
セッサーの内任意のものとすることができる。デュアル・マイクロプロセッサーおよびそ
の他のマルチ・プロセッサー・アーキテクチャーも、処理ユニット１１０４として用いる
ことができる。

システム・バス１１０８は、種々の市販されているバス・アーキテクチャーの内任意の
ものを用い、メモリー・バス（メモリー・コントローラー付きまたはなし）、周辺バス、
およびローカル・バスに更に相互接続することができる様々なタイプのバス構造の内任意
のものとすることができる。システム・メモリー１１０６は、リード・オンリ・メモリー
（ＲＯＭ）１１１０およびランダム・アクセス・メモリー（ＲＡＭ）１１１２を含む。基
本入力／出力システム（ＢＩＯＳ）が、ＲＯＭ、ＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭのような不揮
発性メモリー１１１０に格納されており、このＢＩＯＳは、起動中のように、コンピュー
ター１１０２内のエレメント間において情報を転送するのに役立つ基本的なルーチンを含
む。また、ＲＡＭ１１１２は、データーをキャッシュするためのスタティックＲＡＭのよ
うな高速ＲＡＭも含むことができる。

更に、コンピューター１１０２は、内部ハード・ディスク・ドライブ（ＨＤＤ）１１１
４（例えば、ＥＩＤＥ、ＳＡＴＡ）を含む。この内部ハード・ディスク・ドライブ１１１
４は、適したシャーシ（図示せず）、磁気フロッピ・ディスク・ドライブ（ＦＤＤ）１１
１６（例えば、リムーバブル・ディスケットから読み出す、またはリムーバブル・ディス
ケットに書き込むため）、および光ディスク・ドライブ１１２０（ＣＤ−ＲＯＭディスク
１１２２を読み取る、あるいはＤＶＤのようなその他の大容量光媒体から読み出すまたは
これに書き込む）における外部使用に合わせて構成することができる。ハード・ディスク
・ドライブ１１１４、磁気ディスク・ドライブ１１１６、および光ディスク・ドライブ１
１２０は、それぞれ、ハード・ディスク・ドライブ・インターフェース１１２４、磁気デ
ィスク・ドライブ・インターフェース１１２６、および光ドライブ・インターフェース１
１２８によって、それぞれ、システム・バス１１０８に接続することができる。外部ドラ
イブ実装用のインターフェース１１２４は、ユニバーサル・シリアル・バス（ＵＳＢ）お
よびＩＥＥＥ１３９４インターフェース技術の内少なくとも１つまたは双方を含む。他の
外部ドライブ接続技術も、本明細書の想定の範囲内である。

これらのドライブおよびそれらと関連のあるコンピューター読み取り可能媒体は、デー
ター、データー構造、コンピューター実行可能命令等の不揮発性格納を行う。コンピュー
ター１１０２については、ドライブおよび媒体は、適したディジタル・フォーマットで任
意のデーターの格納に対処する。コンピューター読み取り可能媒体の説明は、ＨＤＤ、リ
ムーバブル磁気ディスケット、およびＣＤまたはＤＶＤのようなリムーバブル光媒体に言
及したが、ｚｉｐドライブ、磁気カセット、フラッシュ・メモリー・カード、カートリッ
ジ等のような、コンピューターによる読み取りが可能な他の種類の媒体も、動作環境例に
おいて用いることができ、更に、このような媒体はいずれもは、本明細書の方法を実行す
るためのコンピューター実行可能命令を含むことができることは、当業者には認められて
しかるべきである。

複数のプログラム・モジュールを、ドライブおよびＲＡＭ１１１２に格納することがで
き、オペレーティング・システム１１３０、１つ以上のアプリケーション・プログラム１
１３２、その他のプログラム・モジュール１１３４、およびプログラム・データー１１３
６を含む。オペレーティング・システム、アプリケーション、モジュール、および／また
はデーターの全部または一部は、ＲＡＭ１１１２にキャッシュすることもできる。尚、本
明細書は、種々の市販されているオペレーティング・システムまたはオペレーティング・
システムの組み合わせによっても実現可能であることは認められよう。

ユーザーは、１つ以上の有線／ワイヤレス入力デバイス、例えば、キーボード１１３８
およびマウス１１４０のようなポインティング・デバイスによって、コマンドおよび情報
をコンピューター１１０２に入力することができる。他の入力デバイス（図示せず）には
、マイクロフォン、ＩＲリモコン、ジョイスティック、ゲーム・パッド、スタイラス・ペ
ン、タッチ・スクリーン等を含むことができる。これらおよびその他の入力デバイスは、
多くの場合、入力デバイス・インターフェース１１４２を通じて処理ユニット１１０４に
接続されている。入力デバイス・インターフェース１１４２は、システム・バス１１０８
に結合されているが、パラレル・ポート、ＩＥＥＥ１３９４シリアル・ポート、ゲーム・
ポート、ＵＳＢポート、ＩＲインターフェース等のようなその他のインターフェースによ
って接続することも可能である。

モニター１１４４またはその他の形式の表示装置も、ビデオ・アダプター１１４６のよ
うなインターフェースを介して、システム・バス１１０８に接続されている。モニター１
１４４に加えて、コンピューターは、スピーカーおよびプリンター等のような、その他の
周辺出力装置（図示せず）も含むのが通例である。

コンピューター１１０２は、有線通信および／またはワイヤレス通信を通じた、リモー
ト・コンピューター（１つまたは複数）１１４８のような１つ以上のリモート・コンピュ
ーターへの論理接続を用いて、ネットワーク環境において動作することができる。リモー
ト・コンピューター（１つまたは複数）１１４８は、ワークステーション、サーバー・コ
ンピューター、ルータ、パーソナル・コンピューター、携帯用コンピューター、マイクロ
プロセッサー・ベースの娯楽機器、ピア・デバイス、またはその他の共通コンピューター
・ノードとすることができ、通例、コンピューター１１０２に関して先に説明したエレメ
ントの多くまたは全てを含むが、簡略化の目的上、メモリー／記憶装置１１５０のみを示
す。図示する論理接続は、ローカル・エリア・ネットワーク（ＬＡＮ）１１５２および／
またはそれよりも大きなネットワーク、例えば、ワイド・エリア・ネットワーク（ＷＡＮ
）１１５４への有線／ワイヤレス接続、を含む。このようなＬＡＮおよびＷＡＮネットワ
ーク環境は、事務所および会社では珍しくなく、イントラネットのような、企業規模のコ
ンピューター・ネットワークが容易となる。イントラネットの全ては、地球規模の通信ネ
ットワーク、例えば、インターネットに接続することができる。

ＬＡＮネットワーク環境で用いる場合、コンピューター１１０２は、有線および／また
はワイヤレス通信ネットワーク・インターフェースまたはアダプター１１５６を介してロ
ーカル・ネットワーク１１５２に接続する。アダプター１１５６は、ＬＡＮ１１５２への
有線またはワイヤレス通信をやり易くする。また、ＬＡＮ１１５２には、ワイヤレス・ア
ダプター１１５６と通信するために、ワイヤレス・アクセス・ポイントを設置することが
できる。

ＷＡＮネットワーク環境で用いる場合、コンピューター１１０２は、モデム１１５８を
含むことができ、あるいはＷＡＮ１１５４における通信サーバーに接続されるか、または
インターネットを通じてというように、ＷＡＮ１１５４を通じた通信を確立するその他の
手段を有する。モデム１１５８は、内部または外部でも可能でありそして有線デバイスま
たはワイヤレス・デバイスとすることもでき、シリアル・ポート・インターフェース１１
４２を介してシステム・バス１１０８に接続することができる。ネットワーク環境では、
コンピューター１１０２に関して図示したプログラム・モジュール、またはその一部をリ
モート・メモリー／記憶装置１１５０に格納することができる。尚、図示のネットワーク
接続は一例であり、コンピューター間で通信リンクを確立する他の手段も使用可能である
ことは認められよう。

コンピューター１１０２は、ワイヤレス通信において動作的に配置されている任意のワ
イヤレス・デバイスまたはエンティティ、例えば、プリンター、スキャナー、デスクトッ
プおよび／または携帯用コンピューター、携帯用データー・アシスタント、通信衛星、ワ
イヤレスで検出可能なタグと関連付けられている機器または場所（例えば、キオスク、売
店、洗面所）の内任意のもの、ならびに電話機と通信するように動作可能である。これは
、少なくともWi-FiおよびBluetooth（登録商標）ワイヤレス技術を含む。つまり、通信は、従来のネットワーク、または少なくとも２つのデバイス間におけるそのときだけの通信のように、既定の構造とすることができる。

Wi-Fi、即ち、ワイヤレス・フィデリティ(Wireless Fidelity)は、自宅のソファ、ホテ
ルの部屋の中のベッド、仕事中の会議室から、配線なしでインターネットの接続を可能に
する。Wi-Fiは、セルラ・フォンにおいて用いられているワイヤレス技術と同様であり、
このようなデバイス、例えば、コンピューターが屋内および戸外でも、基地局の範囲内で
あればどこででもデーターを送出および受信することを可能にする。Wi-Fiネットワーク
は、IEEE802.11（a, b, c等）と呼ばれる無線技術を用いて、安全で信頼性があり高速の
ワイヤレス接続を提供する。Wi-Fiネットワークは、コンピューターを互いに接続するた
め、そしてインターネットや有線ネットワーク（IEEE802.3またはイーサネット（登録商
標）を用いる）に接続するために用いることができる。Wi-Fiネットワークは、許可不要
の２．４および５ＧＨｚ無線帯域において、例えば、１１Ｍｂｐｓ（８０２．１１ａ）ま
たは５４Ｍｂｐｓ（８０２．１１ｂ）データー・レートで、または、双方の帯域（二重帯
域）を含む製品で動作するので、ネットワークは、多くの事務所において用いられている
基本的な10BaseT有線イーサネット（登録商標）・ネットワークと同様の実世界性能を提
供することができる。

以上説明したことは、本明細書の例を含む。勿論、本明細書を記載する目的のためにコ
ンポーネントおよび方法の想起し得る全ての組み合わせを記載することは可能ではないが
、本明細書の更に別の多くの組み合わせおよび変形も可能であることは、当業者には認め
られよう。したがって、本明細書は、添付した特許請求の範囲の主旨および範囲に該当す
るこのような変更、修正、および変形を全て包含することを意図している。更に、「含む
」(include)という用語が詳細な説明または特許請求の範囲のいずれかにおいて用いられ
ている限りにおいて、このような用語は、「備えている（又は含む）」(comprising)とい
う用語と同様、特許請求の範囲において移行性単語(transitional word) として用いられ
ているときに「備えている（又は含む）」を解釈するように、内包的であることを意図し
ている。

Claims (20)

1. 経路情報と、ユーザー位置と、コンテキスト・データーとを収集する蓄積コンポーネン
   ト（１０２）と、
   ユーザーに提示するために、目的とする位置と関連のある詳細を選択する選択コンポー
   ネント（１０４）であって、詳細の選択が、経路情報、前記ユーザー位置、コンテキスト
   ・データー、またはその組み合わせに基づく、選択コンポーネントと、
   を含む、システム。
2. 請求項１記載のシステムにおいて、前記選択された詳細は、営利目的の詳細である、シ
   ステム。
3. 請求項１記載のシステムであって、更に、前記選択した詳細をユーザーに提示する開示
   コンポーネントを含む、システム。
4. 請求項３記載のシステムにおいて、前記開示コンポーネントは、前記選択コンポーネン
   トによって選択された２つの詳細を提示し、第１の詳細が前記開示コンポーネントの第１
   部分に提示され、後続の詳細が前記開示コンポーネントの後続部分に提示される、システ
   ム。
5. 請求項１記載のシステムであって、更に、前記選択された詳細のユーザーに対する提示
   に関係して報償を与える補償コンポーネントを含む、システム。
6. 請求項１記載のシステムであって、更に、詳細の選択に関係して少なくとも１回の推論
   または少なくとも１回の判断を行う人工知能コンポーネントを含む、システム。
7. 請求項１記載のシステムであって、更に、目的とする行き先までの経路を形成する発生
   コンポーネントを含み、前記経路が前記経路情報を提供する、システム。
8. 請求項１記載のシステムにおいて、前記選択コンポーネントは、金銭的対価に基づいて
   前記詳細を選択し、前記目的とする位置は、車両の使用によって走行しようとする先の位
   置であり、前記目的とする位置は目的とする行き先であり、前記蓄積コンポーネントはバ
   ランス情報をコンテキスト・データーとして入手し、前記蓄積コンポーネントは車両上に
   実装し、前記選択コンポーネントは車両上に実装し、またはその組み合わせである、シス
   テム。
9. 請求項１記載のシステムであって、更に、少なくとも１つの生物のプロファイルを形成
   するサマリー・コンポーネントを含み、収集したコンテキスト・データーが前記プロファ
   イルを含む、システム。
10. ユーザーに対する提示のために情報を指定するステップ（７０８）と、
    前記指定された情報を提示するステップであって、指定された情報が前記ユーザーの目
    的とする行き先に関係する、ステップ（７１０）と、
    を含む、方法。
11. 請求項１０記載の方法であって、更に、指定可能な情報と、目的とする行き先に関する
    少なくとも１つの詳細を蓄積するステップを含み、情報の指定が、前記蓄積した詳細の分
    析を通じて行われる、方法。
12. 請求項１０記載の方法において、前記指定された情報が営利目的の詳細である、方法。
13. 請求項１０記載の方法において、ユーザーに対する提示のために情報を指定するステッ
    プは、受け取る代償に基づく、方法。
14. 請求項１０記載の方法であって、更に、前記指定された情報の提示に関係して金銭的手
    続きを実行するステップを含む、方法。
15. 請求項１０記載の方法であって、更に、前記目的とする行き先までの経路を発生するス
    テップを含む、方法。
16. ユーザーの目的とする旅行の行き先を分析する手段（３０６）と、
    前記ユーザーに対する提示のために、前記目的とする旅行の行き先と関連のある情報を
    依頼する手段であって、前記分析した目的とする旅行の行き先の結果に基づいて情報を依
    頼する、手段と、
    を含む、システム。
17. 請求項１６記載のシステムであって、更に、情報を評価する手段を含み、前記ユーザー
    に対する提示のために、前記目的とする旅行の行き先と関連のある情報を依頼する前記手
    段が、情報を依頼するために、前記評価された情報を利用する、システム。
18. 請求項１７記載のシステムであって、更に、情報を収集する手段のための手段を含み、
    前記収集された情報が、ユーザーの目的とする旅行の行き先を分析する前記手段によって
    評価される、システム。
19. 請求項１６記載のシステムであって、更に、前記情報の依頼に関係して会計手続きを行
    う手段を含む、システム。
20. 請求項１６記載のシステムであって、更に、前記目的とする旅行の行き先までの経路を
    発生する手段を含む、システム。

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