JP2002303092A - トンネル掘削機 - Google Patents
トンネル掘削機Info
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Abstract
土を可能としてトンネル掘削作業の作業性の向上を図
る。 【解決手段】 土圧式シールド掘削機にて、掘削機本体
11のバルクヘッド22に第1マンホール25を形成
し、この第1マンホール25を開閉自在な第1ハッチ2
6を設け、この第1ハッチ26に攪拌棒34を装着し、
チャンバ23に突出する先端部に加泥ノズル35を設
け、この攪拌棒34の加泥ノズル35から噴射する加泥
材の噴射方向を周方向に変更可能とすると共に、噴射位
置を軸方向に変更可能とする。
Description
ンネルを構築するトンネル掘削機に関し、特に、土圧式
シールド掘削機に用いて好適である。
形状をなす掘削機本体の前部にカッタヘッドが回転自在
に装着され、このカッタヘッドが駆動装置により駆動回
転可能に支持されると共に、掘削土砂を排出するスクリ
ューコンベヤが配設される一方、後部に掘削機本体を前
進させる多数のシールドジャッキと、既設トンネルの内
壁面にセグメントを組み付けるエレクタ装置が装着され
て構成されている。従って、カッタヘッドを回転させな
がらシールドジャッキを伸長させると、既設セグメント
からの反力を得て掘削機本体が前進し、カッタヘッドが
前方の地盤を掘削してトンネルを形成する一方、スクリ
ューコンベヤにより掘削土砂が外部に排出される。
ンネル掘削作業にあっては、カッタヘッドの前方の切羽
と掘削機本体のバルクヘッドとの間に掘削土砂を充満、
加圧して切羽を安定させるために、掘削機が推進量に見
合う土量を排土している。この場合、切羽とバルクヘッ
ドとの間の掘削土砂の塑性流動化を促進するために、カ
ッタヘッドの注入装置から添加剤を注入すると共に、カ
ッタヘッドに設けられた混練機構により掘削土砂と添加
剤を混練し、排土が安定して円滑に行われるようにして
いる。
添加剤はカッタヘッドの注入装置から前方に向けて吐出
されており、カッタヘッドとバルクヘッドとの間のチャ
ンバでは、掘削土砂と添加材との混練が不十分となりや
すい。すると、チャンバにて掘削土砂の流動性が低下し
て土砂の塊が形成され、スクリューコンベヤにより掘削
土砂の排出ができなくなってしまう。
あって、安定して円滑な排土を可能としてトンネル掘削
作業の作業性の向上を図ったトンネル掘削機を提供する
ことを目的とする。
めの請求項1の発明のトンネル掘削機は、筒状をなして
前部にバルクヘッドを有する掘削機本体と、該掘削機本
体を前進させる推進ジャッキと、前記掘削機本体の前部
に駆動回転可能に装着されたカッタヘッドと、先端部に
加泥ノズルを有して前記バルクヘッドから前方のチャン
バに突出して設けられた交換可能な攪拌棒と、該チャン
バ内の土砂を排出する排土手段とを具えたことを特徴と
するものである。
記攪拌棒に代えて地盤改良材注入管を装着可能であるこ
とを特徴としている。
記バルクヘッドから前記攪拌棒を引き抜いた後に、前記
掘削機本体内への浸水を防止する止水用ゲートバルブを
設けたことを特徴としている。
は、筒状をなして前部にバルクヘッドを有する掘削機本
体と、該掘削機本体を前進させる推進ジャッキと、前記
掘削機本体の前部に駆動回転可能に装着されたカッタヘ
ッドと、先端部に加泥ノズルを有して前記バルクヘッド
から前方のチャンバに突出して設けられた攪拌棒と、前
記加泥ノズルの噴射位置を変更する噴射位置変更手段
と、前記チャンバ内の土砂を排出する排土手段とを具え
たことを特徴とするものである。
記加泥ノズルは前記攪拌棒の先端部外周面に形成され、
前記噴射位置変更手段は該加泥ノズルの噴射方向を該攪
拌棒の周方向に沿って変更可能であることを特徴として
いる。
記加泥ノズルは前記攪拌棒の先端部外周面に形成され、
前記噴射位置変更手段は該加泥ノズルの噴射位置を該攪
拌棒の軸方向に沿って変更可能であることを特徴として
いる。
記攪拌棒は、前記バルクヘッドあるいは該バルクヘッド
のマンホールを開閉自在なハッチに設けられたことを特
徴としている。
に基づいて詳細に説明する。
掘削機の概略断面、図2に図1のII−II断面、図3(a)
に攪拌棒の装着構造を表す要部断面、図3(b)に図3
(a)のb−b断面、図4(a)に加泥ノズルの噴射位置を
変更したトンネル掘削機の要部断面、図4(b)にスペー
サの概略、図5に薬液注入管を装着したトンネル掘削機
の要部断面を示す。
て、図1及び図2に示すように、掘削機本体11は円筒
形状をなし、ほぼ同径の前胴12及び後胴13が球面軸
受14を介して屈曲自在に連結されて構成されている。
この前胴12の前部には回転体15が回転自在に支持さ
れ、回転体15には3つのビーム16を介してカッタヘ
ッド17が装着されている。このカッタヘッド17は各
スポークの前面に多数のカッタビット18が固定される
と共に、コピーカッタ19が出没自在に装着されてい
る。そして、カッタヘッド17の後部にはリングギア2
0が固定される一方、前胴12には駆動モータ21が取
付けられ、この駆動モータ21の駆動ギア(図示略)が
リングギア20に噛み合っている。従って、駆動モータ
21を駆動すると、リングギア20を介してカッタヘッ
ド17を回転することができる。
置してバルクヘッド22が取付けられており、カッタヘ
ッド17とこのバルクヘッド22との間にチャンバ23
が形成されている。そして、掘削機本体11内には排土
手段としてのスクリューコンベヤ24が前傾して配設さ
れており、このスクリューコンベヤ24の前端部がバル
クヘッド22を貫通してチャンバ23に位置している。
また、バルクヘッド22の上部には、作業者が機内から
チャンバ23やカッタヘッド17の前方に出るための第
1マンホール25が設けられ、第1ハッチ26により開
閉自在となっている。一方、バルクヘッド22の下部に
は、2つの第2マンホール27が設けられ、第2ハッチ
28により開閉自在となっている。
キ29が架設されており、この中折ジャッキ29の伸縮
動作により掘削機本体11の掘進方向を変更することが
できる。そして、後胴13には周方向に沿って複数のシ
ールドジャッキ30が周方向に沿って複数並設されてお
り、このシールドジャッキ30を掘進方向後方に伸長し
て掘削したトンネル内周面に構築された既設セグメント
に押し付けることで、その反力により掘削機本体11を
前進することができる。更に、後胴13の後端部にはセ
グメントをリング状に組立てる図示しないエレクタ装置
が装着されている。なお、31はバルクヘッド22を貫
通したロータリジョイントであって、内部に電気配線や
油圧ホース等が収容されている。また、32はチャンバ
23内における土砂圧力を計測する土圧計である。
ールド掘削機であり、チャンバ23内に掘削土砂を充
満、加圧して切羽を安定させるために、カッタヘッド1
7による推進量に見合う土量をスクリューコンベヤ24
により排土している。この場合、チャンバ23内の掘削
土砂の塑性流動化を促進するために、この掘削土砂に対
して加泥材(添加材)を注入して混練している。
スポークには前方に加泥材を注入する加泥材注入口33
が設けられている。また、バルクヘッド22の第1ハッ
チ26にはチャンバ23に突出して攪拌棒34が装着さ
れており、先端部に加泥ノズル35が設けられている。
そして、この攪拌棒34は、加泥ノズル35の噴射方向
及び噴射位置を変更(噴射位置変更手段)可能となって
いる。また、攪拌棒34は第1ハッチ26にジョイント
部36を介して交換可能に装着されており、加泥ノズル
35が詰まったときには別の攪拌棒34と交換可能であ
ると共に、攪拌棒34に代えて掘削機本体11の前方地
盤に地盤改良材を注入する薬液注入管(地盤改良材注入
管)37(図5参照)と交換可能となっている。なお、
各第2ハッチ28にもジョイント部38が装着され、薬
液注入管(図示略)を装着可能となっている。
ッチ26には開口41の外周にパッキン42を有するパ
ッキンケース43が密着し、このパッキンケース43は
ボールジョイント44の一方のジョイント片44aと共
にボルト45により第1ハッチ26に固定されている。
ボールジョイント44の他方のジョイント片44aはゲ
ートバルブ46の一方のフランジ部とボルト47により
締結され、ゲートバルブ46の他方のフランジ部にはシ
ール48を有するシールケース49が密着している。そ
して、前述した攪拌棒34がシールケース49側から貫
入し、フランジ部50がゲートバルブ46の他方のフラ
ンジ部及びシールケース49にボルト51により固定さ
れている。この攪拌棒34の先端外周面には加泥ノズル
35が形成され、加泥材供給路52の先端と連通してい
る。また、攪拌棒34の基端部には加泥弁53が装着さ
れると共に加泥材供給管54が連結されており、この加
泥材供給管54は加泥弁53により加泥材供給路52を
連通可能となっている。
ジ部50が周方向等間隔で位置する8本のボルト51に
より固定されていることから、周方向に沿って45度ず
つその固定位置を変更することで、加泥ノズル35の噴
射方向を周方向に沿って変更することができる。また、
図4(a)(b)に示すように、シールケース49と攪拌棒
34のフランジ部50との間に支持板55、スペーサ5
6(半割り片56a,56b)、取付板57を介装する
ことで、加泥ノズル35の噴射位置をその長手方向に沿
って変更することができる。
は、パッキンケース43、ボールジョイント44、ゲー
トバルブ46、シールケース49等に対して貫入し、フ
ランジ部50がボルト51に固定されて装着されてお
り、加泥ノズル35や加泥材供給路52等が詰まったと
きには、全体を引き抜いて新しい攪拌棒と交換可能とな
っている。この場合、まず、各ボルト51を弛緩して攪
拌棒34をゲートバルブ46まで引抜き、次に、シール
48で止水した状態でゲートバルブ46を閉止して掘削
土砂や泥水が機内に浸入するのを阻止し、最後に、攪拌
棒34を全て抜き取る。その後、新しい攪拌棒をゲート
バルブ46まで押込んでからゲートバルブ46を開放し
てから、更に攪拌棒を押込んで固定する。
き取った後に、シールケース49にボルト58により連
結管59を固定し、この連結管59を介して薬液注入管
37を挿入すると共に複数連結し、先端部をカッタヘッ
ド17の前方の地盤まで延出することができ、薬液注入
管37の基端部に薬液注入設備60を装着し、これを操
作して前方の地盤に薬液を注入して地盤を改良すること
ができる。なお、各第2ハッチ28のジョイント部38
にも、パッキンケース、ボールジョイント、ゲートバル
ブ、シールケース等が設けられており、薬液注入管を装
着して前方の地盤に薬液を注入することができる。
機によるトンネル掘削作業について説明する。トンネル
を掘削形成するには、図1及び図2に示すように、ま
ず、駆動モータ21によってカッタヘッド17を回転さ
せながら、シールドジャッキ30を伸長して既設セグメ
ントから掘削反力を得て掘削機本体11を前進させる。
すると、回転するカッタヘッド17の多数のカッタビッ
ト18が前方の地盤を掘削してトンネルを形成する。
より発生した土砂に対して、常時、加泥材注入口33か
ら加泥材が注入されると共に、チャンバ23に取り込ま
れた掘削土砂に対して、攪拌棒34の加泥ノズル35か
らチャンバ23の中心側に向けて加泥材が注入してい
る。そして、チャンバ23では、カッタヘッド17の回
転に伴って移動する各ビーム16、また、このビーム1
6と相対する攪拌棒34により土砂が攪拌され、加泥材
と土砂とを適正に混練することで、チャンバ23内での
掘削土砂の塑性流動化を促進し、スクリューコンベヤ2
4により安定して円滑に排土することができる。即ち、
カッタヘッド17による掘削量に見合う土量をスクリュ
ーコンベヤ24により円滑に排土することで、チャンバ
23内に掘削土砂を充満、加圧して切羽を安定させるこ
とができる。
砂がチャンバ23内で十分に混練されず、塊が発生して
しまい、スクリューコンベヤ24により円滑に排土でき
なかったり、水分が不足した土砂の塊が排出されてしま
うことがある。このような場合には、図3に示すよう
に、攪拌棒34の各ボルト51を弛緩してこの攪拌棒3
4を周方向に回して固定位置を変更することで、加泥ノ
ズル35の噴射方向を周方向に沿って変更する。また、
図4に示すように、攪拌棒34のフランジ部50とシー
ルケース49との間にスペーサ56等を介装すること
で、攪拌棒34を軸方向に移動して固定位置を変更する
ことで、加泥ノズル35の噴射位置を長手方向に沿って
変更する。
て加泥ノズル35からの加泥材の噴射位置を変更するこ
とで、チャンバ23内の土砂に対して加泥材が十分に行
き渡るようにし、加泥材と土砂との混練による掘削土砂
の塑性流動化を促進し、スクリューコンベヤ24による
排土を円滑に行うようにする。
加泥材噴射作業時に、加泥ノズル35や加泥材供給路5
2に土砂や加泥材等が詰まると、各ボルト51を弛緩し
て攪拌棒34を引抜き、新しい攪拌棒を押込んで固定す
ることで交換する。
発生したときには、周辺地盤を改良して崩壊を阻止した
状態で、この障害物を溶接により切断して除去する。こ
の場合、図5に示すように、所定位置でトンネル掘削作
業を停止し、攪拌棒34を抜き取った後に、薬液注入管
37を挿入して複数連結することで先端部をカッタヘッ
ド17の前方の地盤まで延出する。そして、薬液注入設
備60を操作して薬液注入管37から前方の地盤に薬液
を注入することで周辺地盤を改良する。なお、各第2ハ
ッチ28にも、同様に図示しない薬液注入管を装着して
前方の地盤に薬液を注入し、周辺地盤を改良する。
削機にあっては、掘削機本体11(前胴12)の前部に
設けられたバルクヘッド22に第1マンホール25を形
成し、この第1マンホール25を開閉自在な第1ハッチ
26に攪拌棒34を装着し、チャンバ23に突出する先
端部に加泥ノズル35を設け、この攪拌棒34の加泥ノ
ズル35から噴射する加泥材の噴射方向及び噴射位置を
変更可能としている。
砂がチャンバ23内で十分に混練されずに塊が発生し、
スクリューコンベヤ24により土砂を円滑に排土できな
かったときには、加泥ノズル35の噴射方向や噴射位置
を変更することで、チャンバ23内の土砂に対して加泥
材が十分に行き渡るようにし、加泥材と土砂との混練に
よる掘削土砂の塑性流動化を促進し、スクリューコンベ
ヤ24による排土を円滑に行うことができる。
を第1ハッチ26に対して別の新しいものと交換可能と
しており、加泥ノズル35に土砂や加泥材などが詰まっ
たときには直ちに別の攪拌棒と交換することができ、ス
クリューコンベヤ24による排土作業を長時間停止する
ことなく円滑に行うことができる。
11の前方地盤に地盤改良材を注入する薬液注入管37
を装着して交換可能としており、別途、薬液注入管37
を装着するためのジョイント部を設ける必要がなくな
り、構造を簡素化できる。
5の噴射方向や噴射位置を変更する噴射位置変更手段と
して、8本のボルト51により固定位置を周方向にずら
したり、スペーサ56を介装して噴射位置をその長手方
向にずらしたりしたが、駆動モータや油圧シリンダなど
を用いて自動で加泥ノズル35の噴射方向や噴射位置を
変更するようにしてもよい。また、バルクヘッド22の
第1ハッチ26に攪拌棒34を装着したが、バルクヘッ
ド22に直接攪拌棒34を装着してもよい。
ネル掘削機を土圧式シールド掘削機に適用したが、泥土
圧式シールド掘削機に適用してもよい。
ように請求項1の発明のトンネル掘削機によれば、筒状
をなして前部にバルクヘッドを有する掘削機本体の前部
にカッタヘッドを駆動回転可能に装着し、先端部に加泥
ノズルを有する攪拌棒をバルクヘッドから前方のチャン
バに突出して設けると共に、この攪拌棒を交換可能とし
たので、加泥ノズルに土砂や加泥材などが詰まったとき
には直ちに別の攪拌棒と交換することで、排土作業を長
時間停止することなく安定して円滑な排土を常時可能と
してトンネル掘削作業の作業性の向上を図ることができ
る。
ば、攪拌棒に代えて地盤改良材注入管を装着可能とした
ので、別途、薬液注入管用の装着部を設ける必要がなく
なり、構造を簡素化することができる。
ば、バルクヘッドから攪拌棒を引き抜いた後に掘削機本
体内への浸水を防止する止水用ゲートバルブを設けたの
で、攪拌棒の交換作業時に掘削機本体内への浸水を防止
することで、短時間で容易に作業を行うことができる。
よれば、筒状をなして前部にバルクヘッドを有する掘削
機本体の前部にカッタヘッドを駆動回転可能に装着し、
先端部に加泥ノズルを有する攪拌棒をバルクヘッドから
前方のチャンバに突出して設け、噴射位置変更手段によ
り加泥ノズルの噴射位置を変更可能としたので、掘削地
盤の変化などにより掘削土砂がチャンバ内で十分に混練
されずに塊が発生したときには、加泥ノズルの噴射方向
や噴射位置を変更することで、チャンバ内の土砂に対し
て加泥材が十分に行き渡るようにし、加泥材と土砂との
混練による掘削土砂の塑性流動化を促進し、排土を円滑
に行うことができる。
ば、加泥ノズルを攪拌棒の先端部外周面に形成し、噴射
位置変更手段により加泥ノズルの噴射方向を攪拌棒の周
方向に沿って変更可能としたので、容易に加泥ノズルの
噴射方向を周方向に変更することができる。
ば、加泥ノズルを攪拌棒の先端部外周面に形成し、噴射
位置変更手段により加泥ノズルの噴射位置を攪拌棒の軸
方向に沿って変更可能としたので、容易に加泥ノズルの
噴射位置を軸方向に変更することができる。
ば、攪拌棒をバルクヘッドあるいはバルクヘッドのマン
ホールを開閉自在なハッチに設けたので、スペースの有
効利用が可能となり、構造の簡素化、軽量化を図ること
ができる。
略断面図である。
機の要部断面図である。
面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 筒状をなして前部にバルクヘッドを有す
る掘削機本体と、該掘削機本体を前進させる推進ジャッ
キと、前記掘削機本体の前部に駆動回転可能に装着され
たカッタヘッドと、先端部に加泥ノズルを有して前記バ
ルクヘッドから前方のチャンバに突出して設けられた交
換可能な攪拌棒と、該チャンバ内の土砂を排出する排土
手段とを具えたことを特徴とするトンネル掘削機。 - 【請求項2】 請求項1記載のトンネル掘削機におい
て、前記攪拌棒に代えて地盤改良材注入管を装着可能で
あることを特徴とするトンネル掘削機。 - 【請求項3】 請求項1記載のトンネル掘削機におい
て、前記バルクヘッドから前記攪拌棒を引き抜いた後
に、前記掘削機本体内への浸水を防止する止水用ゲート
バルブを設けたことを特徴とするトンネル掘削機。 - 【請求項4】 筒状をなして前部にバルクヘッドを有す
る掘削機本体と、該掘削機本体を前進させる推進ジャッ
キと、前記掘削機本体の前部に駆動回転可能に装着され
たカッタヘッドと、先端部に加泥ノズルを有して前記バ
ルクヘッドから前方のチャンバに突出して設けられた攪
拌棒と、前記加泥ノズルの噴射位置を変更する噴射位置
変更手段と、前記チャンバ内の土砂を排出する排土手段
とを具えたことを特徴とするトンネル掘削機。 - 【請求項5】 請求項4記載のトンネル掘削機におい
て、前記加泥ノズルは前記攪拌棒の先端部外周面に形成
され、前記噴射位置変更手段は該加泥ノズルの噴射方向
を該攪拌棒の周方向に沿って変更可能であることを特徴
とするトンネル掘削機。 - 【請求項6】 請求項4記載のトンネル掘削機におい
て、前記加泥ノズルは前記攪拌棒の先端部外周面に形成
され、前記噴射位置変更手段は該加泥ノズルの噴射位置
を該攪拌棒の軸方向に沿って変更可能であることを特徴
とするトンネル掘削機。 - 【請求項7】 請求項1または4記載のトンネル掘削機
において、前記攪拌棒は、前記バルクヘッドあるいは該
バルクヘッドのマンホールを開閉自在なハッチに設けら
れたことを特徴とするトンネル掘削機。
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JP2001107907A JP4461410B2 (ja) | 2001-04-06 | 2001-04-06 | トンネル掘削機 |
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