JP2004068509A - トンネル掘削機及び掘削工法 - Google Patents

トンネル掘削機及び掘削工法 Download PDF

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Masahiko Sugiyama
杉山 雅彦
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Abstract

【課題】トンネル掘削機において、トンネル掘削作業中に旋回部材に摩耗や損傷が発生しても、安定したトンネル掘削作業を可能とする。
【解決手段】カッタヘッド19の後部にチャンバ28内の掘削土砂を攪拌する複数の旋回式攪拌翼31を固定すると共に、カッタヘッド19内に複数の補助攪拌翼33を収納し、必要時にチャンバ28に対して突出可能に装着している。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地盤を掘削してトンネルを構築するトンネル掘削機及び掘削工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、土圧式トンネル掘削機は、円筒形状をなす掘削機本体の前部にカッタヘッドが回転自在に装着され、このカッタヘッドが駆動装置により駆動回転可能に支持されると共に、掘削土砂を排出するスクリューコンベヤが配設される一方、後部に掘削機本体を前進させる多数のシールドジャッキと、既設トンネルの内壁面にセグメントを組み付けるエレクタ装置が装着されて構成されている。従って、カッタヘッドを回転しながらシールドジャッキを伸長させると、既設セグメントからの反力を得て掘削機本体が前進することで、カッタヘッドが前方の地盤を掘削してスクリューコンベヤにより掘削土砂が外部に排出されると共に、エレクタ装置が既設トンネルの内壁面にセグメントを組み付けてトンネルを構築する。
【0003】
このような土圧式トンネル掘削機によるトンネル掘削作業にあっては、カッタヘッドの前方の切羽と掘削機本体のバルクヘッドとの間に掘削土砂を充満、加圧して切羽を安定させるために、掘削機が推進量に見合う土砂量を排土している。この場合、切羽とバルクヘッドとの間の掘削土砂の塑性流動化を促進するために、掘削土砂に対して添加剤を注入する注入装置を設けると共に、カッタヘッド及びバルクヘッドにチャンバ側に突出する複数の攪拌翼を設けている。従って、掘削作業中に、注入装置から掘削土砂に添加剤を注入し、カッタヘッドと共に旋回する各攪拌翼により掘削土砂とこの添加剤を混練し、排土が安定して円滑に行われるようにしている。
【0004】
また、2台のトンネル掘削機を互いに接近する方向に掘進させ、互いの前端部が所定位置まで接近したとき、一方のトンネル掘削機から貫入リングを押し、他方のトンネル掘削機の受圧リングがこの貫入リングを受け止めることで、2台のトンネル掘削機を接合して連続した長距離トンネルを構築する工法がある。このトンネル掘削工法で用いられるトンネル掘削機でも、上述した攪拌翼が設けられており、この攪拌翼によりチャンバの掘削土砂を攪拌すると共に、受圧リングの受圧面の周辺にある土砂を除去するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のトンネル掘削機では、カッタヘッドの後部に複数の攪拌翼が固定されており、トンネル掘削作業時に、この攪拌翼によりチャンバにおける掘削土砂の攪拌や受圧リング周辺における土砂の除去を行っている。ところが、攪拌翼はチャンバに充満した掘削土砂内を移動することから、長期の使用により攪拌翼が磨耗したり破損したりすることがある。この攪拌翼に磨耗や破損などが発生すると、チャンバにおける掘削土砂の攪拌が不十分となって排土を適正に行うことができなくなったり、受圧リング周辺の土砂が除去されずに2台のトンネル掘削機を適正に接合するできなくなったり、トンネル掘削作業を安定して行うことができないという問題がある。
【0006】
本発明はこのような問題を解決するものであって、トンネル掘削作業中に旋回部材に摩耗や損傷が発生しても、安定したトンネル掘削作業を可能としたトンネル掘削機及び掘削工法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための請求項1の発明のトンネル掘削機は、筒状をなして前部にチャンバを有する掘削機本体と、該掘削機本体を前進させる推進ジャッキと、前記掘削機本体の前部に駆動回転可能に装着されたカッタヘッドと、該カッタヘッドから前記チャンバに突出可能に装着された旋回部材と、前記チャンバ内の土砂を排出する排土手段とを具えたことを特徴とするものである。
【0008】
請求項2の発明のトンネル掘削機では、前記旋回部材は前記カッタヘッドの径方向に沿って収納され、前記チャンバに向けて掘削方向後方に突出可能であることを特徴としている。
【0009】
請求項3の発明のトンネル掘削機では、前記旋回部材は前記カッタヘッドに回動自在に支持され、駆動手段により前記カッタヘッド内の収納位置と前記チャンバへの突出位置に回動可能であることを特徴としている。
【0010】
請求項4の発明のトンネル掘削機では、前記旋回部材は前記カッタヘッドに設けられたガイド溝に沿って移動自在に支持され、駆動手段により前記カッタヘッド内の収納位置と前記チャンバへの突出位置に移動可能であることを特徴としている。
【0011】
請求項5の発明のトンネル掘削機では、前記掘削機本体の前部に前方から延出された貫入リングを受け止める受圧リングが設けられ、前記旋回部材は該受圧リングの受圧面に対向する位置に突出可能であることを特徴としている。
【0012】
請求項6の発明のトンネル掘削機では、前記受圧リングは外周側が厚くなるように前部に傾斜面が形成され、前記旋回部材は先端部に前記受圧リングの傾斜面と平行な傾斜面が形成されたことを特徴としている。
【0013】
また、請求項7の発明のトンネル掘削工法は、カッタヘッドを回転しながら掘削機本体を前進することで、前方の地盤を掘削して土砂をチャンバに取り込み、前記カッタヘッドの回転に伴って移動する旋回部材により前記チャンバの土砂を攪拌しながらトンネル外部に排土してトンネルを形成するトンネル掘削工法において、前記旋回部材が磨耗して攪拌能力が低下したときには、前記カッタヘッドに収納した補助旋回部材を前記チャンバに突出することを特徴とするものである。
【0014】
請求項8の発明のトンネル掘削工法は、第1及び第2トンネル掘削機を互いに接近する方向に掘進させ、各トンネル掘削機の前端部が所定位置まで接近したとき、前記第2トンネル掘削機から貫入リングを前方移動する一方、前記第1トンネル掘削機の受圧リングが該貫入リングの先端部を受け止めることで、前記第1及び第2トンネル掘削機を接合して連続したトンネルを掘削するトンネル掘削工法において、前記受圧リングが前記貫入リングを受け止める前に、前記カッタヘッドに収納した補助旋回部材を前記受圧リングの受圧面に対して突出し、該カッタヘッドを回転することで該補助旋回部材により前記受圧面の近傍にある土砂を除去することを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0016】
図1に本発明の第1実施形態に係るトンネル掘削機の概略断面、図2に本実施形態のトンネル掘削機に適用された補助攪拌翼の収納状態及び突出状態を表す概略断面を示す。
【0017】
本実施形態の土圧式トンネル掘削機において、図1に示すように、掘削機本体11は円筒形状をなし、ほぼ同径の前胴12と後胴13が球面軸受14及び回動軸15を介して屈曲自在に連結されて構成されている。そして、前胴12と後胴13との間には複数の中折ジャッキ16が架設されており、この中折ジャッキ16の伸縮動作により掘削機本体11の掘進方向を変更することができる。前胴12の前部には回転体17が回転自在に支持され、この回転体17に複数の連結ビーム18を介してカッタヘッド19が装着されている。このカッタヘッド19は放射状をなす複数のスポーク20を有し、各スポーク20の両側に多数のカッタビット21が固定されると共に、スポーク20の外周端部にコピーカッタ22が油圧ジャッキ23により出没自在となっている。
【0018】
そして、カッタヘッド19の後部にはリングギア24が固定される一方、前胴12には複数のカッタ旋回モータ25が取付けられ、この駆動モータ25の駆動ギア26がリングギア24に噛み合っている。従って、カッタ旋回モータ25を駆動すると、駆動ギア26がリングギア24を介してカッタヘッド19を回転し、カッタビット21により前方の地盤を掘削することができ、カッタヘッド19の所定の回転角度位置で油圧ジャッキ23を伸長してコピーカッタ22を突出することで、カッタヘッド19より外方の地盤を掘削することができる。
【0019】
前胴12にはカッタヘッド19の後方に位置してバルクヘッド27が取付けられることで、カッタヘッド19とこのバルクヘッド27との間にチャンバ28が形成されている。そして、掘削機本体11内にはスクリューコンベヤ29が前傾姿勢で配設されており、このスクリューコンベヤ29の前端部がバルクヘッド27を貫通してチャンバ28に位置している。また、バルクヘッド27の中心部にはロータリジョイント30が装着されており、このロータリジョイント30を通して掘削機本体11側とカッタヘッド19側との電気配線や油圧ホース等の連絡がなされている。
【0020】
そして、カッタヘッド19の後部には複数の旋回式攪拌翼31が固定される一方、バルクヘッド27の前部には複数の固定式攪拌翼32が固定されており、カッタヘッド19の旋回時に、チャンバ28内の掘削土砂をこの各攪拌翼31,32により攪拌することができる。また、カッタヘッド19には、複数の補助攪拌翼(旋回部材、補助旋回部材)33がチャンバ28に対して突出可能に装着されている。
【0021】
即ち、図2(a)に詳細に示すように、中空形状をなすスポーク20内には、外周側に位置して補助攪拌翼33がカッタヘッド19の径方向に沿って配設され、基端部がスポーク20の固定された取付ブラケット34に支持軸35により回動自在に取付けられ、この基端部に連結ブラケット36が固定されている。また、中空形状をなすスポーク20内には、補助攪拌翼33より内周側に位置して攪拌翼駆動ジャッキ(駆動手段)37がカッタヘッド19の径方向に沿って配設され、基端部がスポーク20の固定された取付ブラケット38に支持軸39により回動自在に取付けられている。そして、攪拌翼駆動ジャッキ37の駆動ロッド40の先端部が連結ブラケット36に連結軸41により連結されている。一方、カッタヘッド19の後面には補助攪拌翼33に対応して開口部42が形成されている。
【0022】
従って、攪拌翼31に摩耗や破損が生じていないとき、補助攪拌翼33はカッタヘッド19の径方向に沿ったカッタヘッド19内の収納位置に位置しており、攪拌翼31に摩耗や破損が生じたときは、攪拌翼駆動ジャッキ37を駆動して駆動ロッド40を伸長すると、図2(b)に示すように、補助攪拌翼33が回動して開口部42からチャンバ28に向けて掘削方向後方に突出することとなり、この補助攪拌翼33をチャンバ28への突出位置に保持することができる。
【0023】
一方、後胴13には周方向に沿って複数のシールドジャッキ43が周方向に沿って並設されており、このシールドジャッキ43を掘進方向後方に伸長してスプレッダ44を既設セグメントSに押し付けることで、その反力により掘削機本体11を前進することができる。また、後胴13の後端部にはセグメントSをリング状に組立てる図示しないエレクタ装置45が装着されている。
【0024】
ここで、上述した実施形態のトンネル掘削機によるトンネル掘削作業について説明する。図1に示すように、まず、カッタ旋回モータ25によってカッタヘッド19を回転しながら、シールドジャッキ43を伸長して既設セグメントSから掘削反力を得て掘削機本体11を前進させる。すると、回転するカッタヘッド19の多数のカッタビット21が前方の地盤を掘削してトンネルを形成する。
【0025】
そして、カッタヘッド19の地盤掘削により発生した土砂はチャンバ28に取り込まれ、カッタヘッド19の回転に伴って移動する各翼31,32により土砂が攪拌され、図示しない噴射孔から吐出された加泥材と適正に混練することで、チャンバ28内での掘削土砂の塑性流動化が促進され、スクリューコンベヤ29により適正に排土することができる。この場合、カッタヘッド19による掘削量に見合う土砂量をスクリューコンベヤ29により排土することで、チャンバ28内に掘削土砂を充満、加圧して切羽を安定させることができる。
【0026】
このようなトンネル掘削作業を長期間にわたって行うと、旋回式攪拌翼31がチャンバ28に充満した掘削土砂内を移動することから、この旋回式攪拌翼31に磨耗や破損が発生するため、このときには、カッタヘッド19の収納位置にある複数の補助攪拌翼33をチャンバ28に向けて突出する。即ち、図2(b)に示すように、攪拌翼駆動ジャッキ37を伸長駆動して補助攪拌翼33をほぼ90度回動することで、収納位置にあった補助攪拌翼33をチャンバ28への突出位置に移動し、この補助攪拌翼33を用いて掘削土砂の攪拌や加泥材との混練を行う。
【0027】
このように第1実施形態のトンネル掘削機にあっては、カッタヘッド19の後部にチャンバ28内の掘削土砂を攪拌する複数の旋回式攪拌翼31を固定すると共に、カッタヘッド19内に複数の補助攪拌翼33を収納し、必要時に攪拌翼駆動ジャッキ37によりチャンバ28に突出可能に装着している。
【0028】
従って、トンネル掘削作業を長期間にわたり行って旋回式攪拌翼31に磨耗や破損が発生したときには、カッタヘッド19の収納位置にある補助攪拌翼33を攪拌翼駆動ジャッキ37によりチャンバ28に突出し、この補助攪拌翼33により掘削土砂の攪拌や加泥材との混練を行うことができ、常時、チャンバ28における掘削土砂の攪拌を確実に行い、排土を適正に行うことでトンネル掘削作業を安定して行うことができる。
【0029】
また、補助攪拌翼33は、スポーク20内にカッタヘッド19の径方向に沿って収納されており、中空形状であるスポーク20を補助攪拌翼33の収納箇所として用いることで、カッタヘッド19を厚く形成する必要がなく、装置の大型化を防止することができる。
【0030】
図3に本発明の第2実施形態に係るトンネル掘削機に適用された補助攪拌翼の収納状態及び突出状態を表す概略断面、図4に本発明の第3実施形態に係るトンネル掘削機の概略断面、図5に第3実施形態のトンネル掘削機の接合状態を表す概略断面を示す。なお、前述した実施形態で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
【0031】
第2実施形態のトンネル掘削機において、図3(a)に示すように、カッタヘッド19を構成するスポーク20内には、外周側に位置して左右一対のガイド溝51を有するガイドプレート52が固定されており、このガイド溝51は先端部が湾曲して後方のチャンバ28に開口している。補助攪拌翼53は基端部に複数(本実施形態では2つ)のリンク54が回動自在に連結され、補助攪拌翼53及び各リンク54の固定された各ガイドピン55,56がガイド溝51に移動自在に嵌合している。また、このスポーク20内には、補助攪拌翼53より内周側に位置して攪拌翼駆動ジャッキ(駆動手段)57がカッタヘッド19の径方向に沿って装着され、駆動ロッド58の先端部がリンク54に連結されている。
【0032】
従って、攪拌翼31に摩耗や破損が生じていないとき、補助攪拌翼53はカッタヘッド19の径方向に沿ったカッタヘッド19内の収納位置に位置しており、攪拌翼31に摩耗や破損が生じたときは、攪拌翼駆動ジャッキ57を駆動して駆動ロッド58を伸長すると、図3(b)に示すように、補助攪拌翼53及びリンク54のガイドピン55,56がガイド溝51に沿って回動し、補助攪拌翼53が開口部42からチャンバ28に向けて掘削方向後方に突出することとなり、この補助攪拌翼53をチャンバへ28の突出位置に保持することができる。
【0033】
このように第2実施形態のトンネル掘削機にあっては、カッタヘッド19の後部にチャンバ28内の掘削土砂を攪拌する複数の旋回式攪拌翼31を固定すると共に、カッタヘッド19内に複数の補助攪拌翼53を収納し、必要時に攪拌翼駆動ジャッキ57によりガイド溝51に沿って移動してチャンバ28に突出可能に装着している。従って、旋回式攪拌翼31に磨耗や破損が発生したときに、補助攪拌翼53を軸方向に移動してチャンバ28に移動するため、チャンバ28に充満した掘削土砂に対して補助攪拌翼53を小さい力で突出することができ、攪拌翼駆動ジャッキ57の省力化を可能として装置を小型化することができる。
【0034】
また、第3実施形態では、図4及び図5に示すように、本実施形態では、2台の第1及び第2トンネル掘削機60,100によって互いに逆方向から掘削を行い、これらのトンネル掘削機60,100の前端部を接合して連続したトンネルを掘削するようにしているる。
【0035】
第1トンネル掘削機60において、掘削機本体61は円筒形状をなし、ほぼ同径の前胴62と後胴63が軸受64によって屈曲自在に連結されて構成されている。そして、前胴62と後胴63との間には複数の中折ジャッキ65が架設されており、この中折ジャッキ65の伸縮動作により掘削機本体61の掘進方向を変更することができる。前胴62の前部にはバルクヘッド66が形成されており、このバルクヘッド66には掘削機本体61の中心に位置して支持体67が装着されており、この支持体67にカッタヘッド68が回転自在に支持されている。
【0036】
このカッタヘッド68は放射状をなす4本のスポーク69を有しており、先端部にカッタスポーク伸縮ジャッキ70により移動スポーク71が伸縮可能に支持されており、この移動スポーク71の係止ピン72が外周リング73に係脱可能となっている。そして、各スポーク69に多数のカッタビット74が固定されている。なお、2つの移動スポーク71の係止ピン72には出没可能なコピーカッタ75が内蔵されている。
【0037】
このカッタヘッド68の後部にはリングギア76が固定される一方、前胴62には複数のカッタ旋回モータ77が取付けられ、駆動ギア78がリングギア76に噛み合っている。従って、カッタ旋回モータ77を駆動すると、駆動ギア78がリングギア76を介してカッタヘッド68を回転し、前方の地盤を掘削することができる。また、カッタスポーク伸縮ジャッキ70を伸縮して移動スポーク71を移動することでトンネル掘進径を変更可能であり、このとき、移動スポーク71と外周リング73とを係脱することができる。
【0038】
前胴62にはカッタヘッド68とこのバルクヘッド66との間にチャンバ79が形成されており、このチャンバ79の上部には一端が機外に延設された送泥管80の他端が開口し、下部には一端が機外に延設された排泥管81の他端が開口している。また、後胴63には周方向に沿って複数のシールドジャッキ82が周方向に沿って並設されており、このシールドジャッキ82を掘進方向後方に伸長して既設セグメントSに押し付けることで、その反力により掘削機本体61を前進することができる。更に、後胴63の後端部にはセグメントSをリング状に組立てるエレクタ装置83が装着されている。
【0039】
また、前胴62の前端部には内筒84が固定され、前胴62と内筒84に形成される空間部にリング状をなし前面が傾斜した受圧リング85が装着され、この受圧リング85に第1リングシール86、連結ロッド87、第2リングシール88が連結され、第2リングシール88に複数の押出ジャッキ89が連結され、各押出ジャッキ89の駆動ロッドが前胴62に連結されている。
【0040】
そして、カッタヘッド68の後部には複数の旋回式攪拌翼90が固定される一方、バルクヘッド66の前部には複数の固定式攪拌翼(図示略)が固定されている。また、移動スポーク71内には、カッタヘッド68の外周側に位置して先端部が傾斜した補助攪拌翼91が径方向に沿って配設され、複数(本実施形態では2つ)のリンク92が連結されている。そして、移動スポーク71には先端部が湾曲してチャンバ79に開口する図示しないガイド溝が形成され、補助攪拌翼91及び各リンク92のガイドピンがこのガイド溝に移動自在に嵌合している。また、移動スポーク71には攪拌翼駆動ジャッキ93が装着され、駆動ロッドの先端部がリンク92に連結されている。
【0041】
従って、通常時、補助攪拌翼91はカッタヘッド68の径方向に沿ったカッタヘッド68内の収納位置に位置しており、攪拌翼駆動ジャッキ93を駆動して駆動ロッドを伸長すると、リンク92を介して補助攪拌翼91を移動し、チャンバ28に向けて掘削方向後方に突出させることができ、このとき、補助攪拌翼91の先端部は受圧リング85の受圧面に対向する位置に突出することとなる。
【0042】
一方、第2トンネル掘削機100は、受圧リング85などの構成部材以外は第1トンネル掘削機60とほぼ同様の構成となっており、詳細な説明は省略する。即ち、掘削機本体101は前胴と後胴が屈曲可能に連結されてなり、前部のバルクヘッド102に支持体103を介してカッタヘッド104が回転自在に支持されている。このカッタヘッド104は、4本のスポーク105の先端部にカッタスポーク伸縮ジャッキ106により移動スポーク107が伸縮可能に支持され、係止ピン108が外周リング109に係脱可能であり、各スポーク105に多数のカッタビット110が固定され、2つの移動スポーク107の係止ピン108にコピーカッタ111が内蔵されている。
【0043】
このカッタヘッド104の後部にはリングギア112が固定される一方、掘削機本体101に複数のカッタ旋回モータ113が取付けられ、駆動ギア114がリングギア112に噛み合っている。また、掘削機本体101の前部にはチャンバ115が形成され、図示しない送泥管と排泥管の端部が配設されている。更に、掘削機本体101には複数のシールドジャッキとエレクタ装置が搭載されている。
【0044】
また、掘削機本体101の前端部には内筒116が固定され、掘削機本体101と内筒116に形成される空間部にリング状をなす貫入リング117が配設され、この貫入リング117は、前端部が傾斜面を有する内外シール部材118,119に支持されると共に、後端部に支持ピン120が連結されることで、前後移動自在に支持されている。そして、掘削機本体101には複数の押出ジャッキ121が装着され、各押出ジャッキ121の駆動ロッドが連結ピン122を介して支持ピン120に連結されている。
【0045】
ここで、上述した第1及び第2トンネル掘削機60,100からなる地中接合式トンネル掘削機により長距離トンネルを掘削するトンネル掘削作業について説明する。
【0046】
所定長さのトンネル工事区間にて、その各端部に立坑を掘削形成し、一方の立坑に第1トンネル掘削機60を投入し、他方の立坑に第2トンネル掘削機100を投入し、各立坑から第1、第2トンネル掘削機60,100を発進してトンネル工事区間の掘削作業を行う。即ち、第1トンネル掘削機60では、カッタヘッド68を回転させながら複数のシールドジャッキ82を伸長して掘削機本体11を前進し、カッタヘッド68により前方の地盤を掘削し、エレクタ装置83によりセグメントSをリング状に組み立てていく。一方、第2トンネル掘削機100でも同様に、カッタヘッド104を回転させながら複数のシールドジャッキを伸長して掘削機本体101を前進させ、カッタヘッド104により前方の地盤を掘削し、セグメントSをリング状に組み立てていく。この作業の繰り返しにより第1、第2トンネル掘削機60,100はトンネル工事区間に沿ってトンネルを掘削形成する。
【0047】
第1トンネル掘削機60と第2トンネル掘削機100が互いに接近してくると、第1トンネル掘削機10にて、攪拌翼駆動ジャッキ93を駆動して補助攪拌翼91をチャンバ28に向けて突出させ、先端部を受圧リング85の受圧面に対向して位置させる。すると、カッタヘッド68と共に旋回する補助攪拌翼91が受圧リング85の受圧面の近傍にある土砂を除去する。そして、第1、第2トンネル掘削機60,100が所定距離まで接近すると、掘進を停止し、攪拌翼駆動ジャッキ93により補助攪拌翼91をカッタヘッド68内に収納する。
【0048】
次に、第2トンネル掘削機100にて、押出ジャッキ121を伸長し、貫入リング117の前方移動を開始すると共に、カッタスポーク伸縮ジャッキ106を収縮して移動スポーク107を内方側に移動し、移動スポーク107と外周リング109との間に空間を形成し、この空間を通して貫入リング117を第1トンネル掘削機60側に移動する。一方、第1トンネル掘削機60にて、カッタスポーク伸縮ジャッキ70を収縮して移動スポーク71を内方側に移動し、この空間を通して貫入リング117を通過させ、受圧リング85まで移動する。
【0049】
このとき、受圧リング85の受圧面の近傍にある土砂が補助攪拌翼91により事前に除去されているため、貫入リング117はスムースに受圧リング85まで移動し、受圧リング39に適正に圧力で嵌合することができる。
【0050】
その後、第1及び第2トンネル掘削機60,100の各カッタヘッド68,104、シールドジャッキ82、エレクタ装置83などを解体して外部に搬出すると共に、内部に残った土砂を排出し、互いのセグメントSを接続させ、第1トンネル掘削機60が掘削した第1トンネルと第2トンネル掘削機100が掘削した第2トンネルを接合する。
【0051】
このように本実施形態の地中接合式トンネル掘削機にあっては、第2トンネル掘削機100の前端部にカッタヘッド104を装着すると共に、前方に移動可能な貫入リング117を設ける一方、第1トンネル掘削機60の前端部にカッタヘッド68を装着すると共に、貫入リング117の先端部を受け止める受圧リング85を設け、且つ、カッタヘッド68内に複数の補助攪拌翼91を収納し、必要時に攪拌翼駆動ジャッキ93によりチャンバ79に突出し、受圧リング85の受圧面に対向する位置に移動可能としている。
【0052】
従って、第1トンネル掘削機60と第2トンネル掘削機100を互いに接近する方向に掘進させて接合するとき、攪拌翼駆動ジャッキ93により補助攪拌翼91を受圧リング85の受圧面の対向位置に移動することで、カッタヘッド68と共に旋回する補助攪拌翼91が受圧リング85の受圧面の近傍にある土砂を除去することとなる。そのため、第1、第2トンネル掘削機60,100が所定距離接近した位置で、貫入リング117を第1トンネル掘削機60側に移動すると、この貫入リング117はスムースに受圧リング85まで移動し、適正な圧力で嵌合することができ、第1トンネル掘削機60と第2トンネル掘削機100を確実に接合し、連続した長距離トンネルを構築することができる。
【0053】
また、第1トンネル掘削機60と第2トンネル掘削機100を接合する直前に、補助攪拌翼91を突出して受圧リング85の受圧面の近傍にある土砂を除去し、その後、補助攪拌翼91を再びカッタヘッド68内に収納するため、この補助攪拌翼91が第1、第2トンネル掘削機60,100の接合作業の邪魔になることはなく、適正にトンネル掘削機60,100を接合して長距離トンネルを構築することができる。
【0054】
なお、上述した各実施形態では、補助攪拌翼33,53,91を回動あるいはガイドを用いた移動により収納位置と突出位置に移動可能としたが、その移動方法はこの構成に限定されるものではなく、その他にリンク機構、カム機構、ギヤ機構などを用いて構成してもよい。
【0055】
また、上述の実施形態では、本発明のトンネル掘削機を土圧式シールド掘削機に適用したが、泥土圧式シールド掘削機やトンネルボーリングマシンに適用してもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上、実施形態において詳細に説明したように請求項1の発明のトンネル掘削機によれば、チャンバを有する掘削機本体の前部にカッタヘッドを駆動回転可能に装着し、このカッタヘッドからチャンバに突出可能に旋回部材を装着したので、必要時にカッタヘッドの収納位置にある旋回部材をチャンバに突出することで、カッタヘッドに設けられた旋回式攪拌翼に磨耗や破損が発生したときには、この旋回部材により掘削土砂の攪拌や加泥材との混練を行うことができ、常時、チャンバにおける掘削土砂の攪拌を確実に行い、排土を適正に行うことでトンネル掘削作業を安定して行うことができる。
【0057】
請求項2の発明のトンネル掘削機によれば、旋回部材をカッタヘッドの径方向に沿って収納し、チャンバに向けて掘削方向後方に突出可能としたので、カッタヘッドを厚く形成する必要がなく、装置の大型化を防止することができる。
【0058】
請求項3の発明のトンネル掘削機によれば、旋回部材をカッタヘッドに回動自在に支持し、駆動手段によりカッタヘッド内の収納位置とチャンバへの突出位置に回動可能としたので、簡単な構造で旋回部材をカッタヘッドの収納位置からチャンバへの突出位置に容易に回動することができる。
【0059】
請求項4の発明のトンネル掘削機によれば、旋回部材をカッタヘッドに設けられたガイド溝に沿って移動自在に支持し、駆動手段によりカッタヘッド内の収納位置とチャンバへの突出位置に移動可能としたので、旋回部材をカッタヘッドの収納位置からチャンバへの突出位置にスムースに移動することができる。
【0060】
請求項5の発明のトンネル掘削機によれば、掘削機本体の前部に前方から延出された貫入リングを受け止める受圧リングを設け、旋回部材を受圧リングの受圧面に対向する位置に突出可能としたので、掘削機本体同志を接合するとき、旋回部材が受圧リングの受圧面の近傍にある土砂を除去することとなり、貫入リングはスムースに受圧リングまで移動し、適正な圧力で嵌合することができ、掘削機本体同志を確実に接合し、連続した長距離トンネルを構築することができる。
【0061】
請求項6の発明のトンネル掘削機によれば、受圧リングは外周側が厚くなるように前部に傾斜面が形成され、旋回部材は先端部に受圧リングの傾斜面と平行な傾斜面が形成されたことを特徴としている。掘削土砂の流れを外側から内側に適正に流動することができ、安定した排土を可能とすることができる。
【0062】
また、請求項7の発明のトンネル掘削工法によれば、カッタヘッドを回転しながら掘削機本体を前進することで、前方の地盤を掘削して土砂をチャンバに取り込み、カッタヘッドの回転に伴って移動する旋回部材によりチャンバの土砂を攪拌しながらトンネル外部に排土してトンネルを形成する場合、旋回部材が磨耗して攪拌能力が低下したときに、カッタヘッドに収納した補助旋回部材をチャンバに突出するようにしたので、この補助旋回部材により掘削土砂の攪拌や加泥材との混練を継続して行うことができ、常時、チャンバにおける掘削土砂の攪拌を確実に行い、排土を適正に行うことでトンネル掘削作業を安定して行うことができる。
【0063】
請求項8の発明のトンネル掘削工法によれば、第1及び第2トンネル掘削機を互いに接近する方向に掘進させ、各トンネル掘削機の前端部が所定位置まで接近したとき、第2トンネル掘削機から貫入リングを前方移動する一方、第1トンネル掘削機の受圧リングが貫入リングの先端部を受け止めることで、第1及び第2トンネル掘削機を接合して連続したトンネルを掘削する場合、受圧リングが貫入リングを受け止める前に、カッタヘッドに収納した補助旋回部材を受圧リングの受圧面に対して突出し、カッタヘッドを回転することで補助旋回部材により受圧面の近傍にある土砂を除去するようにしたので、貫入リングはスムースに受圧リングまで移動し、適正な圧力で嵌合することができ、第1及び第2トンネル掘削機を確実に接合し、連続した長距離トンネルを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るトンネル掘削機の概略断面図である。
【図2】第1実施形態のトンネル掘削機に適用された補助攪拌翼の収納状態及び突出状態を表す概略断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係るトンネル掘削機に適用された補助攪拌翼の収納状態及び突出状態を表す概略断面図である。
【図4】本発明の第3実施形態に係るトンネル掘削機の概略断面図である。
【図5】第3実施形態のトンネル掘削機の接合状態を表す概略断面図である。
【符号の説明】
11 掘削機本体
19 カッタヘッド
20 スポーク
25 カッタ旋回モータ
28 チャンバ
29 スクリューコンベヤ(排土手段)
31 旋回式攪拌翼
32 固定式攪拌翼
33 補助攪拌翼(旋回部材、補助旋回部材)
37 攪拌翼駆動ジャッキ(駆動手段)
42 シールドジャッキ(推進ジャッキ)
51 ガイド溝
53 補助攪拌翼(旋回部材、補助旋回部材)
54 リンク
55,56 ガイドピン
57 攪拌翼駆動ジャッキ(駆動手段)
60 第1トンネル掘削機
68,104   カッタヘッド
69,105   スポーク
70,106   カッタスポーク伸縮ジャッキ
71,107   移動スポーク
73,109   外周リング
77,113   カッタ旋回モータ
79,115   チャンバ
81 排泥管(排土手段)
82 シールドジャッキ(推進ジャッキ)
85 受圧リング
89 押出ジャッキ
91 補助攪拌翼(旋回部材、補助旋回部材)
93 攪拌翼駆動ジャッキ(駆動手段)
100   第2トンネル掘削機
117   貫入リング
120   支持ピン
121   押出ジャッキ
122   連結ピン

Claims (8)

  1. 筒状をなして前部にチャンバを有する掘削機本体と、該掘削機本体を前進させる推進ジャッキと、前記掘削機本体の前部に駆動回転可能に装着されたカッタヘッドと、該カッタヘッドから前記チャンバに突出可能に装着された旋回部材と、前記チャンバ内の土砂を排出する排土手段とを具えたことを特徴とするトンネル掘削機。
  2. 請求項1において、前記旋回部材は前記カッタヘッドの径方向に沿って収納され、前記チャンバに向けて掘削方向後方に突出可能であることを特徴とするトンネル掘削機。
  3. 請求項1または2において、前記旋回部材は前記カッタヘッドに回動自在に支持され、駆動手段により前記カッタヘッド内の収納位置と前記チャンバへの突出位置に回動可能であることを特徴とするトンネル掘削機。
  4. 請求項1または2において、前記旋回部材は前記カッタヘッドに設けられたガイド溝に沿って移動自在に支持され、駆動手段により前記カッタヘッド内の収納位置と前記チャンバへの突出位置に移動可能であることを特徴とするトンネル掘削機。
  5. 請求項1において、前記掘削機本体の前部に前方から延出された貫入リングを受け止める受圧リングが設けられ、前記旋回部材は該受圧リングの受圧面に対向する位置に突出可能であることを特徴とするトンネル掘削機。
  6. 請求項5において、前記受圧リングは外周側が厚くなるように前部に傾斜面が形成され、前記旋回部材は先端部に前記受圧リングの傾斜面と平行な傾斜面が形成されたことを特徴とするトンネル掘削機。
  7. カッタヘッドを回転しながら掘削機本体を前進することで、前方の地盤を掘削して土砂をチャンバに取り込み、前記カッタヘッドの回転に伴って移動する旋回部材により前記チャンバの土砂を攪拌しながらトンネル外部に排土してトンネルを形成するトンネル掘削工法において、前記旋回部材が磨耗して攪拌能力が低下したときには、前記カッタヘッドに収納した補助旋回部材を前記チャンバに突出することを特徴とするトンネル掘削工法。
  8. 第1及び第2トンネル掘削機を互いに接近する方向に掘進させ、各トンネル掘削機の前端部が所定位置まで接近したとき、前記第2トンネル掘削機から貫入リングを前方移動する一方、前記第1トンネル掘削機の受圧リングが該貫入リングの先端部を受け止めることで、前記第1及び第2トンネル掘削機を接合して連続したトンネルを掘削するトンネル掘削工法において、前記受圧リングが前記貫入リングを受け止める前に、前記カッタヘッドに収納した補助旋回部材を前記受圧リングの受圧面に対して突出し、該カッタヘッドを回転することで該補助旋回部材により前記受圧面の近傍にある土砂を除去することを特徴とするトンネル掘削工法。
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