JP2002299598A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2002299598A
JP2002299598A JP2001104479A JP2001104479A JP2002299598A JP 2002299598 A JP2002299598 A JP 2002299598A JP 2001104479 A JP2001104479 A JP 2001104479A JP 2001104479 A JP2001104479 A JP 2001104479A JP 2002299598 A JP2002299598 A JP 2002299598A
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茂 岡村
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/43Arrangements comprising a plurality of opto-electronic elements and associated optical interconnections

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  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光導波路を用いて動作速度の高速化を実現し
うる半導体装置を提供する。 【解決手段】 半導体基板10上に形成され、半導体基
板の表面に沿って光を放出する発光素子118と、半導
体基板上に形成され、発光素子と光学的に結合する光導
波路層120と、半導体基板上に形成され、光導波路層
と光学的に結合する複数の受光素子122とを有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に係
り、特に光導波路を有する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子デバイスの高速化は微細化によって
実現されてきている。電子デバイスの高速化は、高集積
化によっても実現されてきているが、高集積化された電
子デバイスにおいては、バックエンドの多層配線で電気
信号遅延が深刻になっている。このため、チップ全体と
しては期待される性能が発揮できないことが予測されて
いる。これは、チップ内配線の問題として認識されてい
る。
【0003】また、CPU内部のように、ALU(Arit
hmetic Logic Unit、演算論理回路)やRAMやROM
等のブロックが複数設けられている場合には、クロック
周波数の同期をとるため、クロック信号を時間差なく分
配する方法が採用されてきた。しかし、チップ内配線と
同様、クロック信号の高周波化に伴い、信号配線を長く
することができない問題がある。これは、チップ間配線
の問題として捉えられている。
【0004】一方、近時では、一般の半導体装置に用い
られているSi系の材料を用いて1.3μmや1.55
μmの通信用波長帯域で光を伝搬することができる光導
波路が提案されている。光導波路の長所は、電気配線に
見られる時定数による遅延や減衰、帯域制限の問題から
開放されることであり、基本的に導波路中の屈折率で定
まる速度で光信号が伝播する。
【0005】特公平8−7286号公報により提案され
ている光導波路を図19を用いて説明する。図19は、
提案されている光導波路を示す断面図である。
【0006】図19(a)に示すように、Si基板20
0上にシリコン酸化膜202を介してSi層204が形
成されたSOI基板206上には、Siより成るバッフ
ァ層208が形成されている。バッファ層208上に
は、SiGeCより成るコア層210が形成されてい
る。コア層210上には、厚く形成された領域を有する
Siより成るクラッド層212が形成されている。
【0007】また、図19(b)に示す光導波路では、
SOI基板を用いずに、通常のSi基板200が用いら
れている。Si基板200上には、バッファ層208、
コア層210、クラッド層212が形成されている。
【0008】このような光導波路では、クラッド層21
2の一部の領域が厚く形成されており、クラッド層21
2の厚く形成された領域に沿って光214が導かれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特公平8−7286号公報では、単に光を導く光導波路
が開示されているにすぎず、半導体装置の配線として用
いる具体的な態様は何ら開示されていなかった。しか
も、上記の特公平8−7286号公報に開示されている
光導波路は、光を所望の方向に導くためにクラッド層の
一部を厚く形成する必要があり、現状の半導体装置に組
み込むことができるようなものではなかった。
【0010】本発明の目的は、光導波路を用いて動作速
度の高速化を実現しうる半導体装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、半導体基板
上に形成され、前記半導体基板の表面に沿って光を放出
する発光素子と、前記半導体基板上に形成され、前記発
光素子と光学的に結合する光導波路層と、前記半導体基
板上に形成され、前記光導波路層と光学的に結合する複
数の受光素子とを有することを特徴とする半導体装置に
より達成される。これにより、発光素子と、光導波路層
と、受光素子とが、同一の半導体基板上に形成されてい
るので、光信号を用いることができ、電気信号を用いる
場合に比べて、信号の遅延時間を大幅に短縮することが
できる。従って、高速動作が可能な半導体装置を提供す
ることができる。また、光導波路層が平面状に形成され
ているので、発光素子と受光素子とを光学的に結合する
光配線をそれぞれ別個に形成することを要しない。従っ
て、設計の自由度を向上することができる。また、光導
波路層が平面状に形成されているので、迂回することな
く、発光素子から受光素子に光を伝搬することができ
る。従って、信号の遅延時間の均一化を図ることが容易
となる。
【0012】また、上記目的は、半導体基板上に形成さ
れ、前記半導体基板の表面に沿って光を放射する発光素
子と、前記半導体基板上に形成され、前記発光素子と光
学的に結合する絶縁膜より成る光導波路層と、前記光導
波路層上に形成された単結晶半導体層と、前記単結晶半
導体層に形成され、前記光導波路層と光学的に結合する
複数の受光素子とを有することを特徴とする半導体装置
により達成される。これにより、半導体基板上に形成さ
れた絶縁膜を光導波路層として用いることができるの
で、簡便な構成で半導体装置を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]本発明の第1実
施形態による半導体装置及びその製造方法を図1乃至図
11を用いて説明する。図1は、本実施形態による半導
体装置を示す断面図である。図2は、本実施形態による
半導体装置の全体構成の概略を示す斜視図である。図3
は、エネルギーバンド構造を示す図である。図4乃至図
11は、本実施形態による半導体装置の製造方法を示す
工程断面図である。
【0014】(半導体装置)図1に示すように、本実施
形態による半導体装置は、面指数(001)のp+−S
i基板10と、p+−Si基板10上に形成され、印加
される電気信号VLを光信号に変換し、p+−Si基板1
0の表面に沿って放射状に光信号を放出する柱状の発光
素子118と、発光素子118と光学的に結合し、光信
号を伝搬する平面状の光導波路層120と、光導波路層
120に光学的に結合し、受信する光信号を電気信号に
変換する受光素子122と、受光素子122に電気的に
接続され、pチャネルトランジスタ124やnチャネル
トランジスタ126等を用いて所定の演算処理を行う演
算処理部128とを有している。
【0015】図2に示すように、受光素子122は複数
設けられており、発光素子118から出力された光信号
は受光素子122により受信されるようになっている。
【0016】以下、本実施形態による半導体装置の各構
成部分について図1を用いて詳述する。
【0017】(a)発光素子118 発光素子118は、p+−Siより成るバッファ層12
と、p−Si層14と、p−SiGeCより成る光閉じ
込め層16と、ノンドープのSiGeC混晶より成る活
性層18と、n−SiGeCより成る光閉じ込め層20
と、n−Si層22と、ポリシリコンより成るn−Si
層94aとを順次積層することにより構成されている。
【0018】光閉じ込め層16は、Geの組成比が下層
側から上層側に向かって0から0.32へと連続的に増
加するように設定されており、Cの組成比が下層側から
上層側に向かって0から0.04へと連続的に増加する
ように設定されている。
【0019】活性層18は、所望の波長の光を発光し得
るよう、Geの組成比が0.32に設定されており、C
の組成比が0.04に設定されている。
【0020】閉じ込め層20は、Geの組成比が下層側
から上層側に向かって0.32から0に連続的に減少す
るように設定されており、Cの組成比が下層側から上層
側に向かって0.04から0に連続的に減少するように
設定されている。
【0021】光閉じ込め層16、18のGe組成比及び
C組成比を連続的に変化させているのは、各層をエピタ
キシャル成長するためである。
【0022】バッファ層12、p−Si層14、光閉じ
込め層16、活性層18、光閉じ込め層20、及びn−
Si層22は、柱状にパターニングされており、これに
より柱状のメサ28が構成されている。メサ28を柱状
に形成しているのは、Si基板10の表面に沿って光を
放射状に放出するためである。
【0023】円柱状にメサ28を形成した場合には、円
柱状共振器が構成される。円柱状共振器は、面発光型の
共振器である。円柱状共振器から光導波路層120へ光
を導くためには、例えば反射ミラー(図示せず)を用い
ることができる。45°反射ミラーは、例えばメサ28
の周辺に配置することができる。また、45°反射ミラ
ーは、Si基板10に対して光を垂直方向に導くことが
できるため、3次元チップに応用することも可能であ
る。
【0024】多角柱状、例えば8角柱状にメサ28を形
成した場合には、二次元面内で全反射により光がリング
状に移動するリング共振器が構成される。リング共振器
から光導波路層120へ光を導くためには、反射面の一
部で屈折率を異ならせればよい。また、一部の反射面の
角度を、他の反射面の角度と異ならせてもよい。
【0025】四角柱状にメサ28を形成した場合には、
ファブリ・ペロー型(Fabry-Perot)発振器、即ち定在
波型発振器が構成される。ファブリ・ペロー型発振器
は、光導波路層120と同じ面に光を放出する。
【0026】発光素子118の材料としてCの組成比が
0.03以上のSiGeC混晶より成る活性層18を用
いているのは、Cの組成比の高いSiGeC混晶は直接
遷移型半導体になると考えられるからである。直接遷移
半導体を活性層18に用いることにより、良好な発光特
性を有する発光素子118を構成することができる。
【0027】図3は、C濃度とバンドギャップとの関係
を示すグラフである。実施例1は、C濃度が3%、即ち
Cの組成比が0.03のときのエネルギーバンドを示し
ている。また、実施例2は、C濃度が4.7%のとき、
即ちC組成比が0.047のときのエネルギーバンドを
示している。
【0028】実施例1、2から分かるように、C濃度が
3%以上の範囲では、直接遷移型半導体になると考えら
れる。詳細な内容については、本出願人による特願平1
1−315424号明細書を参照されたい。
【0029】n−Si層94a上にはシリコン酸化膜9
6が形成されており、シリコン酸化膜96にはn−Si
層94aに達する開口部100が形成されている。開口
部100内のn−Si層94a上には、コバルトシリサ
イドより成る電極110が形成されている。
【0030】Si基板10はVSに電気的に接続される
ようになっており、発光素子118の電極110はVL
に電気的に接続されるようになっている。Si基板10
と電極110との間に電気信号が印加すると、発光素子
118からSi基板10の表面に沿って光信号が放射状
に放出される。
【0031】(b)光導波路層120 光導波路層120は、ノンドープのSiより成るクラッ
ド層32と、ノンドープのSiGeC混晶より成るコア
層34と、ノンドープのSiより成るクラッド層36と
により構成されている。
【0032】光導波路層120のコア層34は、発光素
子118の活性層18よりバンドギャップが大きくなる
よう、Geの組成比が0.16に設定されており、Cの
組成比が0.02に設定されている。コア層34のバン
ドギャップを活性層18のバンドギャップより大きく設
定しているのは、光の良好な伝搬特性を確保するためで
ある。なお、ここでは、コア層34のバンドギャップを
活性層18のバンドギャップより大きく設定している
が、コア層34のバンドギャップと活性層18のバンド
ギャップとを等しく設定してもよい。
【0033】光導波路層120と発光素子118との間
には、間隙が生じている。光導波路層120上の全面に
はシリコン酸化膜84が形成されており、シリコン酸化
膜84は光導波路層120と発光素子118との間の間
隙にも埋め込まれている。
【0034】(c)受光素子122 発光素子122は、クラッド層36に形成されたp−S
iGeC層44と、p−SiGeC層44上に形成され
たn−Si層94bとから成るフォトダイオードにより
構成されている。
【0035】p−SiGeC層44のバンドギャップ
は、発光素子118の活性層18のバンドギャップより
小さく設定されている。p−SiGeC層44のバンド
ギャップを発光素子118の活性層18のバンドギャッ
プより小さく設定しているのは、発光素子118から放
出された光を受光するためである。なお、ここでは、p
−SiGeC層44のバンドギャップを活性層18のバ
ンドギャップより小さく設定しているが、p−SiGe
C層44のバンドギャップと活性層18のバンドギャッ
プとを等しく設定してもよい。
【0036】n−Si層94b上には、コバルトシリサ
イドより成る電極112aが形成されている。p−Si
GeC層44上には、コバルトシリサイドより成る電極
112bが形成されている。受光素子122の電極11
2aは、VBに電気的に接続されるようになっている。
【0037】(d)演算処理部128 演算処理部128は、変調ドープ構造のpチャネルトラ
ンジスタ124及びnチャネルトランジスタ126等を
有している。
【0038】pチャネルトランジスタ124は、クラッ
ド層36上に形成されたゲート電極74aと、ゲート電
極74aの両側のクラッド層36及びコア層34に形成
されたソース/ドレイン領域86a、86bと、ゲート
電極74aの下方のクラッド層36中に形成された正孔
供給層68aとを有するものである。正孔供給層68a
の下方のコア層34の上層側には、2次元電子ガス70
aが発生している。
【0039】nチャネルトランジスタ126は、クラッ
ド層36上に形成されたゲート電極74bと、ゲート電
極74bの両側のクラッド層36及びコア層34に形成
されたソース/ドレイン領域86c、86dと、ゲート
電極74bの下方のクラッド層36中に形成された電子
供給層70bとを有するものである。電子供給層70b
の下方のコア層34の上層側には、2次元電子ガス70
bが発生している。
【0040】ソース/ドレイン領域86a、86b上に
は、コバルトシリサイドより成るソース/ドレイン電極
114a、114bが形成されている。ゲート電極74
a上には、コバルトシリサイドより成る電極114cが
形成されている。
【0041】ソース/ドレイン領域86c、86d上に
は、コバルトシリサイドより成るソース/ドレイン電極
116a、116bが形成されている。ゲート電極74
b上には、コバルトシリサイドより成る電極116cが
形成されている。
【0042】pチャネルトランジスタ124のゲート電
極74aは、受光素子122の電極122bに電気的に
接続されている。pチャネルトランジスタ124のソー
ス電極114aは、接地されるようになっている。pチ
ャネルトランジスタ124のドレイン電極114bは、
nチャネルトランジスタ126のソース電極116aと
ゲート電極74bとに電気的に接続されている。nチャ
ネルトランジスタのドレイン電極116bは、VDDに電
気的に接続されるようになっている。
【0043】こうして本実施形態による半導体装置が構
成されている。
【0044】このように、本実施形態による半導体装置
は、発光素子118と、平面状の光導波路層120と、
受光素子122と、演算処理部128とが、同一のSi
基板10上に形成されている。本実施形態によれば、光
信号を用いているので、電気信号を用いる場合に比べ
て、信号の遅延時間を大幅に短縮することができる。従
って、本実施形態によれば、高速動作が可能な半導体装
置を提供することができる。
【0045】また、本実施形態によれば、光導波路層1
20が平面状に形成されているので、発光素子118と
受光素子122とを光学的に結合する光配線をそれぞれ
別個に形成することを要しない。従って、本実施形態に
よれば、設計の自由度を向上することができる。
【0046】また、本実施形態によれば、光導波路層1
20が平面状に形成されているので、迂回することな
く、発光素子118から受光素子122に光を伝搬する
ことができる。従って、本実施形態によれば、信号の遅
延時間の均一化を図ることが容易となる。
【0047】また、本実施形態による半導体装置は、発
光素子118、光導波路層120、受光素子122、及
び演算処理部128の材料としてSi系の材料が用いら
れている。従って、シリコン系の半導体素子を混載した
半導体装置を提供することができる。
【0048】(半導体装置の製造方法)次に、本実施形
態による半導体装置の製造方法を図4乃至図11を用い
て説明する。
【0049】図4(a)に示すように、まず、面指数
(001)のp+−Si基板10上の全面に、減圧CV
D法により、5×1018cm-3の濃度でBがドープされ
た膜厚300nmのp+−Siより成るバッファ層12
をエピタキシャル成長する。
【0050】次に、全面に、減圧CVD法により、1×
1018cm-3の濃度でBがドープされた膜厚100nm
のp−Si層14をエピタキシャル成長する。
【0051】次に、全面に、減圧CVD法により、1×
1018cm-3の濃度でBがドープされ、GeとCの組成
比が連続的に変化する膜厚50nmのp−SiGeCよ
り成る光閉じ込め層16をエピタキシャル成長する。G
eの組成比については、下層側から上層側に向かって0
から0.32へと連続的に増加するように設定し、Cの
組成比については、下層側から上層側に向かって0から
0.04へと連続的に増加するように設定する。
【0052】次に、全面に、減圧CVD法により、Si
に格子整合する膜厚50nmのノンドープのSiGeC
混晶より成る活性層18をエピタキシャル成長する。G
eの組成比は0.32とし、Cの組成比は0.04とす
る。
【0053】次に、全面に、減圧CVD法により、1×
1018cm-3の濃度でAsがドープされ、GeとCの組
成比が連続的に変化する膜厚50nmのn−SiGeC
より成る光閉じ込め層20をエピタキシャル成長する。
Geの組成比については、下層側から上層側に向かって
0.32から0に連続的に減少するように設定し、Cの
組成比については、下層側から上層側に向かって0.0
4から0に連続的に減少するように設定する。
【0054】次に、全面に、1×1018cm-3の濃度で
Asがドープされた膜厚200nmのn−Si層22を
エピタキシャル成長する。
【0055】なお、減圧CVD法により、バッファ層1
2、p−Si層14、光閉じ込め層16、活性層18、
光閉じ込め層20、又はn−Si層22を形成する際に
は、以下のような原料ガスを用いることができる。即
ち、Siの原料ガスとしてはSiH4を用いることがで
き、Geの原料ガスとしてはGeH4を用いることがで
き、Cの原料ガスとしてはSiH3CH3を用いることが
できる。また、BをドープするためのガスとしてはB2
6を用いることができ、Asをドープするためのガス
としてはAsH3を用いることができる。
【0056】次に、図4(b)に示すように、CVD法
により、膜厚300nmのシリコン酸化膜24を形成す
る。
【0057】次に、全面に、レジスト膜26を形成す
る。
【0058】次に、図4(c)に示すように、フォトリ
ソグラフィ技術を用い、レジスト膜26をパターニング
する。
【0059】次に、レジスト膜26をマスクとして、シ
リコン酸化膜24をエッチングする。
【0060】次に、図4(d)に示すように、レジスト
膜26及びシリコン酸化膜24をマスクとして、n−S
i層22、光閉じ込め層20、活性層18、光閉じ込め
層16、p−Si層14、及びバッファ層12をエッチ
ングする。これにより、バッファ層12、p−Si層1
4、光閉じ込め層16、活性層18、光閉じ込め層2
0、及びn−Si層22より成るメサ28が形成され
る。この後、レジスト膜26及びシリコン酸化膜24を
除去する。
【0061】次に、図5(a)に示すように、全面に、
CVD法により、膜厚100nmのシリコン酸化膜30
を形成する。
【0062】次に、図5(b)に示すように、メサ28
の近傍領域を除く領域のシリコン酸化膜30をエッチン
グにより除去する。メサ28の近傍領域を除く領域のシ
リコン酸化膜30を除去するには、メサ28の近傍領域
を除くp+−Si基板10上に、光導波路層120を選
択的に形成するためである。
【0063】次に、図5(c)に示すように、シリコン
酸化膜30で覆われていない領域のp+−Si基板10
上に、減圧CVD法により、膜厚300nmのノンドー
プのSiより成るクラッド層32をエピタキシャル成長
する。
【0064】次に、クラッド層32上に、減圧CVD法
により、膜厚200nmのノンドープのコア層34をエ
ピタキシャル成長する。Geの組成比は0.16とし、
Geの組成比は0.02とする。
【0065】次に、コア層34上に、減圧CVD法によ
り、膜厚200nmのSiより成るクラッド層36をエ
ピタキシャル成長する。
【0066】次に、図5(d)に示すように、全面に、
CVD法により、膜厚300nmのシリコン酸化膜38
を形成する。
【0067】次に、図6(a)に示すように、全面に、
レジスト膜40を形成する。この後、フォトリソグラフ
ィ技術を用い、レジスト膜40に開口部42を形成す
る。
【0068】次に、レジスト膜40をマスクとして、シ
リコン酸化膜38をエッチングする。
【0069】次に、レジスト膜40及びシリコン酸化膜
38をマスクとして、イオン注入法により、クラッド層
36の深い領域に、Geイオン及びCイオンを注入す
る。Geイオンを注入する際、加速エネルギーは100
keVとし、ドーズ量は5×1016cm-2とする。Cイ
オンを注入する際、加速エネルギーは30keVとし、
ドーズ量は4×1015cm-2とする。
【0070】次に、レジスト膜40及びシリコン酸化膜
38、30を除去する。
【0071】次に、図6(b)に示すように、全面に、
CVD法により、膜厚300nmのシリコン酸化膜46
を形成する。
【0072】次に、N2雰囲気中にて、1000℃、1
0秒間の熱処理を行う。こうして、クラッド層36の深
い領域に、SiGeC層44aが形成される。
【0073】次に、図6(c)に示すように、全面に、
レジスト膜48を形成する。この後、フォトリソグラフ
ィ技術を用い、レジスト膜48に開口部50を形成す
る。
【0074】次に、レジスト膜48をマスクとして、シ
リコン酸化膜46をエッチングする。
【0075】次に、シリコン酸化膜46をマスクとし
て、イオン注入法により、クラッド層36の浅い領域
に、Geイオン及びCイオンを注入する。Geイオンを
注入する際、加速エネルギーは50keVとし、ドーズ
量は5×1016cm-2とする。Cイオン注入する際、加
速エネルギーは15keVとし、ドーズ量は4×1015
cm-2とする。こうしてクラッド層36に、SiGeC
層44bが形成されることとなる(図7(a)参照)。
【0076】次に、レジスト膜48及びシリコン酸化膜
46を除去する。
【0077】次に、全面に、CVD法により、膜厚30
0nmのシリコン酸化膜52を形成する。
【0078】次に、N2雰囲気中にて、1000℃、1
0秒間の熱処理を行う。
【0079】次に、図7(b)に示すように、全面に、
レジスト膜54を形成する。
【0080】次に、フォトリソグラフィ技術を用い、レ
ジスト膜54をパターニングする。これにより、レジス
ト膜54に、SiGeC層44bに達する開口部56
と、pチャネルトランジスタ124(図1参照)の正孔
供給層68(図1参照)が形成される領域を開口する開
口部58とが形成される。
【0081】次に、レジスト膜54をマスクとして、イ
オン注入法により、Bイオンを注入する。加速エネルギ
ーは60keVとし、ドーズ量は2×1012cm-2とす
る。
【0082】次に、レジスト膜54及びシリコン酸化膜
52を除去する。
【0083】次に、図7(c)に示すように、全面に、
CVD法により、膜厚300nmのシリコン酸化膜60
を形成する。
【0084】次に、全面に、レジスト膜62を形成す
る。
【0085】次に、フォトリソグラフィ技術を用い、レ
ジスト膜62をパターニングする。これにより、レジス
ト膜62に、nチャネルトランジスタ126(図1参
照)の電子供給層68bが形成される領域を開口する開
口部64が形成される。
【0086】次に、レジスト膜62をマスクとして、イ
オン注入法により、Pイオンを注入する。加速エネルギ
ーは50keVとし、ドーズ量は2×1012cm-2とす
る。
【0087】次に、レジスト膜64及びシリコン酸化膜
62を除去する。
【0088】次に、図8(a)に示すように、全面に、
CVD法により、膜厚300nmのシリコン酸化膜66
を形成する。
【0089】次に、N2雰囲気中にて、1000℃、1
0秒間の熱処理を行う。こうして、クラッド層36内
に、受光素子122のp−SiGeC層44、pチャネ
ルトランジスタ124の正孔供給層68a、及びnチャ
ネルトランジスタ126の電子供給層68bが形成され
る。正孔供給層68aの下方のコア層34の上層側に
は、正孔供給層68aのバンドギャップとコア層34の
バンドギャップとの相違に起因して、2次元電子ガス7
0aが発生する。電子供給層68bの下方のコア層34
の上層側には、電子供給層68bのバンドギャップとコ
ア層34のバンドギャップとの相違に起因して、2次元
電子ガス70bが発生する。
【0090】次に、図8(b)に示すように、フォトリ
ソグラフィ技術を用い、シリコン酸化膜66にゲート電
極74a、74bを形成するための開口部72a、72
bを形成する。
【0091】次に、全面に、膜厚20nmのTiN膜
(図示せず)、膜厚300nmのW膜(図示せず)を順
次積層する。この後、フォトリソグラフィ技術を用い、
W膜及びTiN膜をパターニングする。こうして、開口
部72a、72b内に埋め込まれたW膜及びTiN膜よ
り成るゲート電極74a、74bを形成する。
【0092】次に、図8(c)に示すように、全面に、
レジスト膜76を形成する。次に、フォトリソグラフィ
技術を用い、レジスト膜76をパターニングする。
【0093】次に、レジスト膜76をマスクとして、シ
リコン酸化膜66をエッチングする。これにより、シリ
コン酸化膜66に、pチャネルトランジスタが形成され
る領域を開口する開口部78が形成される。
【0094】次に、イオン注入法により、レジスト膜7
6及びシリコン酸化膜66をマスクとし、ゲート電極7
4aに自己整合で、クラッド層36にBイオンを注入す
る。加速エネルギーは100keVとし、ドーズ量は2
×1012cm-2とする。この後、レジスト膜76及びシ
リコン酸化膜66を除去する。
【0095】次に、図9(a)に示すように、全面に、
CVD法により、膜厚300nmのシリコン酸化膜78
を形成する。
【0096】次に、全面に、レジスト膜80を形成す
る。この後、フォトリソグラフィ技術を用い、レジスト
膜80をパターニングする。
【0097】次に、レジスト膜80をマスクとして、シ
リコン酸化膜78をエッチングする。これにより、シリ
コン酸化膜78に、nチャネルトランジスタが形成され
る領域を開口する開口部82が形成される。
【0098】次に、イオン注入法により、レジスト膜8
0及びシリコン酸化膜78をマスクとし、ゲート電極7
4bに自己整合で、クラッド層36にPイオンを注入す
る。加速エネルギーは100keVとし、ドーズ量は2
×1012cm-2とする。この後、レジスト膜80及びシ
リコン酸化膜78を除去する。
【0099】次に、図9(b)に示すように、全面に、
CVD法により、膜厚300nmのシリコン酸化膜84
を形成する。
【0100】次に、N2雰囲気中にて、1000℃、1
0秒間の熱処理を行う。こうして、pチャネルトランジ
スタ124(図1参照)のソース/ドレイン領域86
a、86b、nチャネルトランジスタ126(図1参
照)のソース/ドレイン領域86c、86dが形成され
る。
【0101】次に、図9(c)に示すように、全面に、
レジスト膜88を形成する。
【0102】次に、フォトリソグラフィ技術を用い、レ
ジスト膜88をパターニングする。
【0103】次に、レジスト膜88をマスクとして、シ
リコン酸化膜84をエッチングする。これにより、レジ
スト膜88に、n−Si層22に達する開口部90と、
p−SiGeC層44に達する開口部92とが形成され
る。この後、レジスト膜88を除去する。
【0104】次に、図10(a)に示すように、全面
に、CVD法により、Pがドープされた膜厚300nm
のポリシリコン膜94を形成する。
【0105】次に、図10(b)に示すように、フォト
リソグラフィ技術を用い、ポリシリコン膜94をパター
ニングする。こうして、n−Si層22上、p−SiG
eC層44上に、Pがドープされたポリシリコンより成
るn−Si層94a、94bがそれぞれ形成される。
【0106】次に、図10(c)に示すように、n−S
i層94a、94bの表面を犠牲酸化する。これによ
り、n−Si層94a、94bの表面に膜厚100nm
のシリコン酸化膜96が形成される。
【0107】次に、図11(a)に示すように、全面
に、レジスト膜98を形成する。この後、フォトリソグ
ラフィ技術を用い、レジスト膜98をパターニングす
る。
【0108】次に、レジスト膜98をマスクとして、シ
リコン酸化膜84、96をエッチングする。これによ
り、シリコン酸化膜84、96に、n−Si層94aに
達する開口部100、及びn−Si層94bに達する開
口部102aが形成される。また、シリコン酸化膜84
に、p−SiGeC層44に達する開口部102b、p
チャネルトランジスタ124のソース/ドレイン領域8
6a、86bに達する開口部104a、104b、pチ
ャネルトランジスタ124のゲート電極74aに達する
開口部104c、nチャネルトランジスタ126のソー
ス/ドレイン領域86c、86dに達する開口部106
a、106b、及びnチャネルトランジスタ126のゲ
ート電極74bに達する開口部106cが形成される。
この後、レジスト膜98を除去する。
【0109】次に、図11(b)に示すように、全面
に、膜厚200nmのCo膜108を形成する。
【0110】次に、550℃、5分間の熱処理を行う。
これにより、コバルトシリサイド膜が形成される。
【0111】次に、図11(c)に示すように、コバル
トシリサイド膜となっていない部分のCo膜108を除
去する。
【0112】次に、800℃、10分間の熱処理を行
う。こうして、開口部100内のn−Si層94a上
に、コバルトシリサイドより成る電極110が形成され
る。また、開口部102a内のn−Si層94b上に、
コバルトシリサイドより成る電極112aが形成され
る。また、また、開口部102b内のp−SiGeC層
44上に、コバルトシリサイドより成る電極110bが
形成される。開口部104a、104b内のソース/ド
レイン領域86a、86b上に、コバルトシリサイドよ
り成る電極114a、114bが形成される。また、開
口部104c内のゲート電極74a上に、コバルトシリ
サイドより成る電極114cが形成される。また、開口
部106a、106b内のソース/ドレイン領域86
c、86d上に、コバルトシリサイドより成る電極11
6a、116bが形成される。また、開口部106c内
のゲート電極74b上に、コバルトシリサイドより成る
電極116cが形成される。
【0113】こうして、本実施形態による半導体装置が
製造される。
【0114】[第2実施形態]本発明の第2実施形態に
よる半導体装置を図12及び図13を用いて説明する。
図12は、本実施形態による半導体装置を示す平面図で
ある。図13は、本実施形態による半導体装置を示す断
面図である。図13(a)は、図12のA−A′線断面
図であり、図13(b)は、図12のC−C′線断面図
である。図1乃至図11に示す第1実施形態による半導
体装置及びその製造方法と同一の構成要素には、同一の
符号を付して説明を省略または簡潔にする。
【0115】本実施形態による半導体装置は、互いに異
なる波長で発光する発光素子が複数設けられていること
に主な特徴がある。
【0116】図12に示すように、本実施形態では、リ
ング共振器を有する発光素子118a〜118cが互い
に離間して設けられている。発光素子118a〜118
cの近傍には、受光素子122a〜122cがそれぞれ
形成されている。受光素子122a〜122cは、発光
素子118a〜118cから放出される光を遮光しない
ような位置に配置されている。
【0117】図13(a)に示すように、発光素子11
8aは、p+−Siより成るバッファ層12、p−Si
層14、p−SiGeCより成る光閉じ込め層16a、
ノンドープのSiGeC混晶より成る活性層18a、n
−SiGeCより成る光閉じ込め層20a、及びn−S
i層22から成るメサ28aを有している。
【0118】また、図13(b)に示すように、発光素
子118bは、p+−Siより成るバッファ層12、p
−Si層14、p−SiGeCより成る光閉じ込め層1
6b、ノンドープのSiGeC混晶より成る活性層18
b、n−SiGeCより成る光閉じ込め層20b、及び
n−Si層22から成るメサ28bを有している。
【0119】発光素子118cは、p+−Siより成る
バッファ層12、p−Si層14、p−SiGeCより
成る光閉じ込め層16c、ノンドープのSiGeC混晶
より成る活性層18c、n−SiGeCより成る光閉じ
込め層20c、及びn−Si層22から成るメサ28c
を有している。
【0120】発光素子118a〜118cのメサ28a
〜28cは、それぞれ8角柱状にパターニングされてい
る。このため、発光素子118a〜118cからは8方
向に光が放出される。発光素子118〜118cから放
出される光は、ある程度の広がりをもっている。
【0121】活性層18a〜18cの組成比は、互いに
異なっている。連続的に組成が変化する光閉じ込め層1
6a〜16c、20a〜20cは、活性層18a〜18
cの組成比に対応して適宜設定されている。
【0122】活性層18a〜18cの組成比が互いに異
なっているため、バンドギャップは互いに異なったもの
となっており、これにより互いに異なる波長で発光する
ようになっている。なお、ここでは、活性層18a〜1
8cの組成比を適宜設定することにより発光波長を所望
の値に設定したが、メサ28の形状を適宜設定すること
により発光波長を所望の値に設定することも可能であ
る。
【0123】発光素子118a、118b、118cに
は、それぞれ電気信号VL(h)、VL(i)、V
L(j)が印加されるようになっている。発光素子11
8a、118b、118cは、例えば角振動数ω1
ω2、ω3でそれぞれ共振し、角振動数ω1、ω2、ω3
対応する波長λ1、λ2、λ3の光をそれぞれ放出する。
【0124】受光素子122a〜122cの受光面に
は、図示しない波長選択フィルタ、即ちバンドパスフィ
ルタが形成されている。受光面に波長選択フィルタが形
成されているため、受光素子122a〜122cは、発
光素子118a〜118cから放出される波長の異なる
光を選択的に受光することができる。なお、波長選択フ
ィルタは、誘電体多層膜をコア層34上に堆積すること
により形成することが可能である。また、誘電体多層膜
をコア層34上に貼り付けることにより波長選択フィル
タを設けてもよい。
【0125】なお、ここでは、波長選択フィルタを用い
ることにより受光する信号を選択する場合を例に説明し
たが、クロック同期により信号を選択することも可能で
ある。
【0126】受光素子122a〜122cの近傍には、
それぞれ図示しない演算処理部が設けられている。それ
ぞれの演算処理部は、それぞれ発光素子118a〜11
8cに接続されている。
【0127】本実施形態では、互いに異なる波長で発光
する発光素子118a〜118cが複数設けられている
ため、波長多重通信を行うことができる。
【0128】次に、本実施形態による半導体装置の動作
について説明する。
【0129】例えば発光素子118aの近傍には図示し
ない演算処理部が設けられており、この演算処理部は発
光素子118aを用いて光信号を送信する。
【0130】発光素子118aから送信される波長λ1
の光信号は、例えば受光素子122bにより受信され
る。受光素子122bにより受信された光信号は、受光
素子122bに接続された図示しない演算処理部により
所定の演算処理が行われる。
【0131】そして、受光素子122bに接続された演
算処理部は、発光素子118bを用いて光信号を送信す
る。発光素子118bから送信される波長λ2の光信号
は、例えば受光素子122cにより受信される。
【0132】受光素子122cにより受信された光信号
は、受光素子122cに接続された図示しない演算処理
部により所定の演算処理が行われる。
【0133】このように、本実施形態によれば、互いに
異なる波長で発光する発光素子118a〜118cが複
数設けられているため、波長多重通信を行うことができ
る。
【0134】(変形例)次に、本実施形態による半導体
装置の変形例を図14及び図15を用いて説明する。図
14は、本変形例による半導体装置を示す平面図であ
る。図15は、本変形例による半導体装置を示す断面図
である。図15(a)は図14のA−A′線断面図であ
り、図15(b)は図14のB−B′線断面図である。
【0135】本変形例による半導体装置は、発光素子1
18d〜118fのメサ28dが円柱状にパターニング
されており、円柱状共振器が構成されていることに主な
特徴がある。
【0136】円柱状にメサ28dが形成されているた
め、発光素子118d〜118fから全方向に光が放出
される。
【0137】本変形例によれば、発光素子118a〜1
18cから全方向に光が放出されるため、受光素子12
2a〜122cや演算処理部(図示せず)等により光が
遮られない限り、あらゆる位置で受光素子122a〜1
22cにより光を受光することが可能となる。従って、
本変形例によれば、設計の自由度をより向上することが
できる。
【0138】[第3実施形態]本発明の第3実施形態に
よる半導体装置を図16を用いて説明する。図16は、
本実施形態による半導体装置を示す断面図である。図1
乃至図15に示す第1又は第2実施形態による半導体装
置及びその製造方法と同一の構成要素には、同一の符号
を付して説明を省略または簡潔にする。
【0139】本実施形態による半導体装置は、SOI基
板が用いられていることに主な特徴がある。
【0140】図16に示すように、Si基板130上に
シリコン酸化膜132を介してSi層134が形成され
たSOI基板136は、Si層134の一部がエッチン
グされている。
【0141】エッチングされた部分のSi層134上に
は、1×1018cm-3の濃度でBがドープされた膜厚1
00nmのp−Si層14aが形成されている。
【0142】p−Si層14a上には、1×1018cm
-3の濃度でBがドープされ、GeとCの組成比が連続的
に変化する膜厚50nmのp−SiGeCより成る光閉
じ込め層16dが形成されている。Geの組成比は、下
層側から上層側に向かって0から0.37へと連続的に
増加しており、Cの組成比は、下層側から上層側に向か
って0から0.047へと連続的に増加している。
【0143】光閉じ込め層16d上には、p−Si層1
4aに格子整合する膜厚50nmのノンドープのSiG
eCより成る活性層18dが形成されている。Geの組
成比は0.37であり、Cの組成比は0.047であ
る。
【0144】活性層18d上には、1×1018cm-3
濃度でAsがドープされ、GeとCの組成比が連続的に
変化する膜厚50nmのn−SiGeCより成る光閉じ
込め層20dが形成されている。Geの組成比は、下層
側から上層側に向かって0.37から0に連続的に減少
しており、Cの組成比は、下層側から上層側に向かって
0.047から0に連続的に減少している。
【0145】光閉じ込め層20d上には、1×1018
-3の濃度でAsがドープされた膜厚200nmのn−
Si層22aが形成されている。
【0146】こうして、発光素子118gが構成されて
いる。
【0147】Si層134には、表面から深い領域まで
Bがドープされており、これによりp−Si層44aが
形成されている。p−Si層44aの一部には、更にP
がドープされており、これによりn−Si層138が形
成されている。p−Si層44aとn−Si層138と
によりフォトダイオードが構成されている。
【0148】こうして、p−Si層44とn−Si層1
38とから成るフォトダイオードを有する受光素子12
2aが構成されている。
【0149】SOI基板136のシリコン酸化膜132
は、光導波路層のコア層として機能する。
【0150】こうして、本実施形態による半導体装置が
形成されている。
【0151】このように本実施形態によれば、SOI基
板のシリコン酸化膜が光導波路層として用いられている
ので、簡便な構成で半導体装置を提供することができ
る。
【0152】(変形例1)次に、本実施形態による半導
体装置の変形例(その1)を図17を用いて説明する。
図17は、本変形例による半導体装置を示す断面図であ
る。
【0153】本変形例による半導体装置は、発光素子1
18hの活性層の材料としてSiCが用いられているこ
とに主な特徴がある。上記の半導体装置では、直接遷移
半導体であるSiGeCを発光素子の活性層の材料とし
て用いていたが、SiGeCが直接遷移半導体となるの
は、SiCの性質に起因している。このため、本実施形
態では、発光素子の活性層の材料としてGeを含まない
SiCを用いている。
【0154】図17に示すように、SOI基板136
は、Si層134の一部の厚さが薄く設定されており、
例えば数10nm以下となっている。Si層134の厚
さを数10nm以下と薄く設定しているのは、Si層1
34上に形成するSi1-XX混晶層134に大きな歪が
加わらないようにするためである。
【0155】薄いSi層134上には、1×1018cm
-3の濃度でBがドープされた膜厚300nmのp−Si
層14bが形成されている。
【0156】p−Si層14b上には、厚さ200n
m、Cの組成比Xが0.03以上のSi1-XX混晶より
成る活性層140が形成されている。活性層140のC
の組成比Xを0.03以上に設定しているのは、このよ
うな組成比とすることにより、Si1-XX混晶より成る
活性層140が直接遷移半導体の性質を示すからであ
る。また、活性層140の厚さを200nmと、図1に
示す半導体装置の活性層18の厚さ50nmより十分厚
く設定しているのは、活性層140を厚く形成すること
により、Si1-XX混晶より成る活性層140の上層側
で歪が十分に緩和されるためである。上層側で歪が十分
に緩和されているため、Si1-XX混晶を用いた場合で
あっても良質な活性層140が得られる。
【0157】活性層140上には、1×1018cm-3
濃度でAsがドープされた膜厚300nmのn−Si層
22bが形成されている。
【0158】こうして発光素子118hが構成されてい
る。
【0159】このように、本変形例によれば、発光素子
の活性層の材料としてGeを含まないSiCを用いた場
合であっても、図16に示す半導体装置と同様の半導体
装置を提供することができる。従って、本変形例によれ
ば、発光素子の活性層の材料の選択肢を広くすることが
できる。
【0160】(変形例2)次に、本実施形態による半導
体装置の変形例(その2)を図18を用いて説明する。
図18は、本変形例による半導体装置を示す断面図であ
る。
【0161】本変形例による半導体装置は、発光素子1
18iの活性層の材料としてInGaNが用いられてい
ることに主な特徴がある。
【0162】図18に示すように、SOI基板136上
には、SiとCの比が1:1の単結晶半導体層であるS
iC層、即ちβ−SiC層142が形成されている。β
−SiC層142の厚さは、例えば300nmとするこ
とができる。
【0163】β−SiC層142上には、厚さ200n
mのGaN又はAlGaNより成る光閉じ込め層144
が形成されている。
【0164】光閉じ込め層144上には、β−SiC層
142と格子定数が近似したInGaNより成る活性層
146が形成されている。活性層146の厚さは、例え
ば200nmとすることができる。β−SiC層142
の格子定数とInGaNより成る活性層146の格子定
数とが互いに近似しているため、良質な活性層が得られ
る。
【0165】活性層146上には、厚さ300nmのG
aN又はAlGaNより成る光閉じ込め層148が形成
されている。
【0166】このように、発光素子の活性層の材料とし
てInGaNを用いた場合であっても、図16に示す半
導体装置と同様の半導体装置を提供することができる。
従って、本変形例によれば、発光素子の活性層の材料の
選択肢を更に広くすることができる。
【0167】[変形実施形態]本発明は上記実施形態に
限らず種々の変形が可能である。
【0168】例えば、第1及び第2実施形態では、発光
素子118のメサ28と光導波路層120との間にシリ
コン酸化膜84を埋め込む場合を例に説明したが、多重
反射が起こるのを防止して、発光素子118から放出さ
れる光を光導波路層120に十分に導入することができ
れば、必ずしも発光素子118のメサ28と光導波路層
120との間にシリコン酸化膜84を埋め込まなくても
よい。例えば、発光素子118と光導波路層120との
間隔dを無反射条件に設定すればよい。無反射条件は、
自由空間における光の波長をλ、波長λでの光の屈折率
をnとすると、d=λ/4nで求められる。λが2μ
m、nが1.5の場合、dは約300nmとなる。ま
た、発光素子118と光導波路層120との間隔dを、
例えば100nm程度と十分に小さくしてもよい。この
ように発光素子118と光導波路層120との間隔dを
十分に小さく設定すれば、多重反射が起こるのを防止す
ることができ、発光素子118から放出される光を十分
に光導波路層120に導入することができる。
【0169】また、第3実施形態の変形例(その1)又
は変形例(その2)による半導体装置の発光素子118
h、118iを、第1又は第2実施形態による半導体装
置の発光素子として用いてもよい。即ち、第1及び第2
実施形態による半導体装置の発光素子の活性層として、
SiCやInGaNを用いてもよい。
【0170】また、上記実施形態では、Si基板を用い
たが、Si基板に限定されるものではなく、他のあらゆ
る基板を適宜用いることができる。
【0171】また、上記実施形態では、光導波路層のコ
ア層の材料としてSiGeCを用いたが、コア層はSi
GeCに限定されるものではなく、クラッド層より屈折
率の高い材料を適宜用いることができる。かかる材料と
しては、例えば、SiGe、C濃度の低いSiC、Si
GeC、SiGeCSb等が考えられる。
【0172】また、上記実施形態では、光導波路層のク
ラッド層の材料としてSiを用いたが、クラッド層の材
料はSiに限定されるものではなく、コア層より屈折率
の低い材料を適宜用いることができる。
【0173】また、上記実施形態では、受光素子のpn
ダイオードを構成するp形半導体としてSiGeCを用
いたが、必ずしもSiGeCに限定されるものではな
い。
【0174】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、発光素子
と、平面状の光導波路層と、受光素子と、演算処理部と
が、同一のSi基板上に形成されている。本発明によれ
ば、光信号を用いているので、電気信号を用いる場合に
比べて、信号の遅延時間を大幅に短縮することができ
る。従って、本発明によれば、高速動作が可能な半導体
装置を提供することができる。
【0175】また、本発明によれば、光導波路層が平面
状に形成されているので、発光素子と受光素子とを光学
的に結合する光配線をそれぞれ別個に形成することを要
しない。従って、本発明によれば、設計の自由度を向上
することができる。
【0176】また、本発明によれば、光導波路層が平面
状に形成されているので、迂回することなく、発光素子
から受光素子に光を伝搬することができる。従って、本
発明によれば、信号の遅延時間の均一化を図ることが容
易となる。
【0177】また、本発明によれば、発光素子、光導波
路層、受光素子、及び演算処理部の材料としてSi系の
材料が用いられているので、シリコン系の半導体素子を
混載した半導体装置を提供することができる。
【0178】また、本発明によれば、互いに異なる波長
で発光する発光素子が複数設けられているので、波長多
重通信を行うことができる。
【0179】また、本発明によれば、SOI基板のシリ
コン酸化膜が光導波路層として用いられているので、簡
便な構成で半導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による半導体装置を示す
断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態による半導体装置の全体
構成の概略を示す斜視図である。
【図3】エネルギーバンド構造を示す図である。
【図4】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その1)である。
【図5】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その2)である。
【図6】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その3)である。
【図7】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その4)である。
【図8】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その5)である。
【図9】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その6)である。
【図10】本発明の第1実施形態による半導体装置の製
造方法を示す工程断面図(その7)である。
【図11】本発明の第1実施形態による半導体装置の製
造方法を示す工程断面図(その8)である。
【図12】本発明の第2実施形態による半導体装置を示
す平面図である。
【図13】本発明の第2実施形態による半導体装置を示
す断面図である。
【図14】本発明の第2実施形態の変形例による半導体
装置を示す平面図である。
【図15】本発明の第2実施形態の変形例による半導体
装置を示す断面図である。
【図16】本発明の第3実施形態による半導体装置を示
す断面図である。
【図17】本発明の第3実施形態の変形例(その1)に
よる半導体装置を示す断面図である。
【図18】本発明の第3実施形態の変形例(その2)に
よる半導体装置を示す断面図である。
【図19】提案されている半導体装置を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10…Si基板 12…バッファ層 14、14a、14b…p−Si層 16、16a〜16d…光閉じ込め層 18、18a〜18d…活性層 20、20a〜20d…光閉じ込め層 22、22a、22b…n−Si層 24…シリコン酸化膜 26…レジスト膜 28…メサ 28a…メサ 30…シリコン酸化膜 32…クラッド層 34…コア層 36…クラッド層 38…SiGeC混晶層 40…レジスト膜 42…開口部 44…p−SiGeC層 44a、44b…SiGeC層 46…シリコン酸化膜 48…レジスト膜 50…開口部 52…シリコン酸化膜 54…レジスト膜 56…開口部 58…開口部 60…シリコン酸化膜 62…レジスト膜 64…開口部 66…シリコン酸化膜 68a…正孔供給層 68b…電子供給層 70a、70b…2次元電子ガス 72a、72b…開口部 74a、74b…ゲート電極 76…レジスト膜 78…開口部 80…レジスト膜 82…開口部 84…シリコン酸化膜 86a〜86d…ソース/ドレイン領域 88…レジスト膜 90…開口部 92…開口部 94a、94b…n−Si層 96…シリコン酸化膜 98…レジスト膜 100…開口部 102a、102b…開口部 104a〜104c…開口部 106a〜106c…開口部 108…Co膜 110…電極 112a、112b…電極 114a…ソース電極 114b…ソース電極 114c…電極 116a…ソース電極 116b…ドレイン電極 116c…電極 118、118a〜118i…発光素子 120…光導波路層 122、122a〜122d…受光素子 124…pチャネルトランジスタ 126…nチャネルトランジスタ 128…演算処理部 130…Si基板 132…シリコン酸化膜 134…Si層 136…SOI基板 138…n−Si層 140…活性層 142…β−SiC層 144…光閉じ込め層 146…活性層 148…光閉じ込め層 200…Si基板 202…シリコン酸化膜 204…Si層 206…SOI基板 208…バッファ層 210…コア層 212…クラッド層 214…光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H047 KA04 KB08 LA09 MA07 PA05 PA06 PA14 PA24 QA02 RA06 RA08 TA05 TA11 5F073 AB12 AB17 AB21 CA07 CA24 CB04 DA07 DA14 DA21 EA14 5F089 AA01 AB08 AB09 AC02 AC16 CA12

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成され、前記半導体基
    板の表面に沿って光を放出する発光素子と、 前記半導体基板上に形成され、前記発光素子と光学的に
    結合する光導波路層と、 前記半導体基板上に形成され、前記光導波路層と光学的
    に結合する複数の受光素子とを有することを特徴とする
    半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、 前記光導波路層は、前記半導体基板上にエピタキシャル
    成長されたSiGeC層を有することを特徴とする半導
    体装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に形成され、前記半導体基
    板の表面に沿って光を放射する発光素子と、 前記半導体基板上に形成され、前記発光素子と光学的に
    結合する絶縁膜より成る光導波路層と、 前記光導波路層上に形成された単結晶半導体層と、 前記単結晶半導体層に形成され、前記光導波路層と光学
    的に結合する複数の受光素子とを有することを特徴とす
    る半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    半導体装置において、 前記発光素子は、前記半導体基板の表面に沿って光を放
    射状に放出することを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    半導体装置において、 前記発光素子は、前記半導体基板上にエピタキシャル成
    長された直接遷移型のSiGeCより成る活性層を有す
    ることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    半導体装置において、 前記発光素子は、前記半導体基板上にエピタキシャル成
    長された直接遷移型のSiCより成る活性層を有するこ
    とを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の半導体装置において、 前記発光素子は、前記半導体基板上にエピタキシャル成
    長されたInGaNより成る活性層とを有することを特
    徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
    半導体装置において、 前記受光素子に接続され、前記受光素子により受信され
    た信号に基づいて所定の演算処理を行う演算処理部を更
    に有することを特徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の
    半導体装置において、 互いに異なる波長の光を放出する前記発光素子を複数有
    することを特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか1項に記載
    の半導体装置において、 前記演算処理部は、一の前記受光素子と一の前記発光素
    子に接続されており、 前記演算処理部は、他の前記発光素子からの信号を前記
    一の受光素子を介して受信し、前記一の発光素子を介し
    て他の前記受光素子に信号を送信することを特徴とする
    半導体装置。
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