JP2002298524A - ハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置 - Google Patents

ハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置

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JP2002298524A JP2002030590A JP2002030590A JP2002298524A JP 2002298524 A JP2002298524 A JP 2002298524A JP 2002030590 A JP2002030590 A JP 2002030590A JP 2002030590 A JP2002030590 A JP 2002030590A JP 2002298524 A JP2002298524 A JP 2002298524A
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気ヘッドを強くロッキングし,ロッキング
解除を衝撃無し行うハードディスクドライブのアクチュ
エータラッチ装置を提供する。 【解決手段】 本発明のハードディスクドライブのアク
チュエータラッチ装置は,アクチュエータ300の端部
に設けられたロッキング突起331と,ロッキング突起
331の回動範囲を規制する係止部611を備えたスト
ッピングガード610と,ストッピングガード610に
回転自在に設けられ,磁気ヘッド500がパーキング領
域210に位置するようにアクチュエータ300が一方
向に回転すれば,一方の側がロッキング突起331と干
渉する位置に移動してアクチュエータ300が再び反対
方向に移動しないようにロッキングさせるラッチレバー
620と,ラッチレバー620を駆動させるラッチレバ
ー駆動手段とを含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,ハードディスクド
ライブの磁気ヘッド移送メカニズムにおいて,磁気ヘッ
ドをパーキング領域にロッキングさせるハードディスク
ドライブのアクチュエータラッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にハードディスクドライブには,図
8に示されるように,ベース10上に回転自在に設けら
れると共に,所定の情報が記録されるハードディスク2
0と,情報の記録及び再生のための磁気ヘッド50をハ
ードディスク20上の所望のトラック位置に移送させる
磁気ヘッド移送メカニズムとが設けられている。
【0003】ハードディスク20は,情報が記録される
記録領域22と,このハードディスク20の回転が止ま
る時に磁気ヘッド50が安着するようにハードディスク
20の内側に設けられたパーキング領域21とに区切ら
れている。
【0004】そして前記磁気ヘッド移送メカニズムは,
磁気ヘッド50が装着されると共に,ベース10上に設
けられた回動軸34を中心として回動するように設けら
れるアクチュエータ30と,アクチュエータ30を電磁
気力により回動させるボイスコイルモータと,磁気ヘッ
ド50がパーキング領域21に安着した後にアクチュエ
ータ30をロッキングさせるラッチ装置とを備える。
【0005】アクチュエータ30は,磁気ヘッド50を
支持するサスペンション部31と,回動軸34に回動自
在に結合されたアーム32と,ボイスコイルモータの可
動コイル35が巻かれるボビン部33とを備える。
【0006】ボイスコイルモータは,ボビン部33に巻
かれた可動コイル35と,ベース10に設けられたヨー
ク40に取り付けられて磁場を生じるマグネット41と
を備える。図示していないが,ヨーク40は,アクチュ
エータ30を介して上下に一対が対向するように配置さ
れる。マグネット41により生じた磁場及び可動コイル
35を流れる電流との相互作用により電磁気力が生じ
る。これにより,フレミングの左手の法則に従う方向に
アクチュエータ30が回動することになる。
【0007】ラッチ装置は,前述したように磁気ヘッド
50がパーキング領域21に安着した後にアクチュエー
タ30が流動しないようにロッキングさせる。このラッ
チ装置は,ヨーク40に設けられてマグネット41によ
り磁化される磁性部材43と,アクチュエータ30のボ
ビン部33の終端に設けられた結合突起36に嵌合され
るダンパ60と,ダンパ60の一端部と結合される鉄片
61とを備える。これにより,アクチュエータ30が回
動されてサスペンション部31に装着された磁気ヘッド
50がハードディスク20のパーキング領域21に入れ
ば,図示されるように,ボビン部33側に結合された鉄
片61は,磁性部材43に着くことになる。
【0008】そして,アクチュエータ30を回動させる
ための電磁気力が再び作用するまで,このアクチュエー
タ30は鉄片61と磁性部材43との磁力結合によりロ
ッキングされた状態を保つ。
【0009】アクチュエータ30をロッキングさせる理
由は,以下の通りである。まず,磁気ヘッド50を支持
しているサスペンション部31はその磁気ヘッド50が
ハードディスク20の水平面に密着される方向に弾力を
提供している。したがって,外力が加わらない限り,磁
気ヘッド50はハードディスク20の水平面に密着され
た状態を保つ。ハードディスク20が回転し始めると,
その回転により磁気ヘッド50の周りに空気の流動が生
じる。この空気の流動は磁気ヘッド50をハードディス
ク20の水平面から持ち上げる揚力を生じさせる。
【0010】このため,ハードディスク20の記録領域
22に情報を記録したり,あるいはそこから情報を読み
出す時にはハードディスク20が回転しているために,
磁気ヘッド50はハードディスク20の水平面から所定
間隔離れた非接触状態となる。このため,その記録領域
には磁気ヘッド50との摩擦によるスクラッチなどは生
じない。
【0011】一方,例えば電源をオフさせる時のように
ハードディスク20の回転が完全に止まる場合には,磁
気ヘッド50を持ち上げていた揚力も消えるため,磁気
ヘッド50が記録領域22に落ちてぶつかる前にパーキ
ング領域21上に位置するようにアクチュエータ30を
回動させる。したがって,ハードディスク20の回転が
止まって揚力が消えても,磁気ヘッド50は情報記録及
び再生と関係ないパーキング領域21内に安着するた
め,記録領域22には悪影響を及ぼさない。
【0012】ところで,もし磁気ヘッド50がパーキン
グ領域21に安着した後外部から衝撃が加わって磁気ヘ
ッド50が記録領域22に再び繰り出されれば,以降に
ハードディスク20を再駆動する時,磁気ヘッド50が
再び浮上されるまで記録領域22と継続して接触が起こ
る。これにより,記録領域22にスクラッチなどの欠陥
が生じることになる。
【0013】このような欠陥を防止するために前述した
ラッチ装置を採用して,外部から衝撃が加わってもアク
チュエータ30が回動しないようにロッキングさせてお
くのである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
ラッチ装置では,鉄片61と磁性部材43との磁力結合
力によりアクチュエータ30をロッキングさせるため,
ロッキングされた状態でその磁力よりも大きい衝撃が加
わった時にはロッキングが解除されてしまうという問題
がある。また反対に,ロッキングされていたアクチュエ
ータ30を再び回動させるためには,前記のように可動
コイル35及びマグネット41により生じた電磁気力が
鉄片61及び磁性部材43との磁力結合力よりも強いた
め,アクチュエータ30がロッキング解除されて動き出
してしまう。したがって,この鉄片61と磁性部材43
との磁力結合力を無限定に大きくするわけにはいかな
い。
【0015】すなわち,鉄片61と磁性部材43との磁
力結合力を小さくしすぎると外部からの小さい衝撃にも
容易にロッキングが解除されてしまう。これとは逆に,
鉄片61と磁性部材43との磁力結合力を大きくしすぎ
ると,電磁気力を最大に生じてアクチュエータ30を回
動させようとしてもロッキングが解除されなくなるおそ
れがある。
【0016】そして,このような従来の構造では,磁力
結合力を克服してロッキングが解除される瞬間に,慣性
によりアクチュエータ30が急速に飛ばされるため,結
合突起36が磁性部材43の反対側に設けられたストッ
パ42に強くぶつかる可能性がある。もし,アクチュエ
ータ30とストッパ42とがぶつかり合うと,衝撃によ
りヘッドスラップが生じるおそれがある。
【0017】また,これを抑えるためにはロッキング解
除と同時にアクチュエータ30に制動力がかかるように
可動コイル35に電流を供給しなければならない。しか
しそのタイミングを正確に合わせる必要があり,制御シ
ステムを構成し難くなってしまう。また,ロッキング及
びロッキング解除の反復的な作動によりダンパ60に持
続的な応力が加わり,これによりダンパ60の破壊が生
じる可能性がある。
【0018】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で,その目的は,アクチュエータのロッキング状態を強
く保てると同時に,ロッキング及びロッキング解除動作
をスムーズに行えるようにその構造を改善したハードデ
ィスクドライブのアクチュエータラッチ装置を提供する
ことにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のハードディスクドライブのアクチュエータラ
ッチ装置は,アクチュエータに装着された磁気ヘッドが
パーキング領域に位置する時に前記アクチュエータを回
動しないようにロッキングさせるハードディスクドライ
ブのアクチュエータラッチ装置であって,アクチュエー
タの端部に設けられたロッキング突起と,ロッキング突
起の回動範囲を規制する係止部を備えたストッピングガ
ードと,ストッピングガードに回転自在に設けられると
共に,磁気ヘッドがパーキング領域に位置するようにア
クチュエータが一方向に回転すれば,その一方の側がロ
ッキング突起と干渉する位置に移動することによりアク
チュエータが再び反対方向に移動しないようにロッキン
グさせるラッチレバーと,ラッチレバーを駆動させるラ
ッチレバー駆動手段と,を含むことを特徴とする。
【0020】このような構成により,アクチュエータの
ロッキング状態を強く保てると同時に,ロッキング及び
ロッキング解除動作をスムーズに行えるようになる。
【0021】前記ラッチレバー駆動手段は,ラッチレバ
ーに巻かれたコイルを備えることで実現することができ
る。
【0022】また,前記ロッキング突起と干渉する前記
ラッチレバーの一方の側には傾斜面を形成して,ロッキ
ング突起が前記傾斜面を乗り越えてストッピングガード
の係止部とラッチレバーの一方の側との間に係止されて
ロッキングされるようにしてもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に,添付した図面に基づき,
本発明の望ましい実施形態をより詳細に説明する。
【0024】図1及び図2は,本実施形態によるアクチ
ュエータラッチ装置が具備されたハードディスクドライ
ブを示す図で,図1は平面図,図2は部分斜視図であ
る。
【0025】磁気ヘッド移送メカニズムは,ハードディ
スク200が設けられたベース100上に回動自在に設
けられると共に,一方の側に磁気ヘッド500が装着さ
れたアクチュエータ300と,磁気ヘッド500がハー
ドディスク200に形成されたパーキング領域210及
び記録領域220を渡って移動するようにアクチュエー
タ300を回動させるためのボイスコイルモータとを含
む。
【0026】ここでアクチュエータ300は,磁気ヘッ
ド500を支持するサスペンション部310と,ベース
100に設けられた回動軸340に回転自在に結合され
たアーム320と,ボイスコイルモータの可動コイル3
50が巻かれたボビン部330とを含む。ボイスコイル
モータは,可動コイル350と,ベース100に設けら
れたヨーク400に設けられて磁場を生じるマグネット
410とを含んでなる。
【0027】ヨーク400及びマグネット410は,図
2に示すように,アクチュエータ300を介して上下に
一対ずつ対向するように配置される。したがって,上下
ヨーク400a,400bの間には上下マグネット41
0a,410bによる垂直方向の磁場が形成される。
【0028】また,磁気ヘッド500がハードディスク
200のパーキング領域210に位置する時にアクチュ
エータ300をロッキングさせるロッキングメカニズム
として,アクチュエータ300に設けられたロッキング
突起331と,ロッキング突起331の回動範囲を規制
する係止部611を備えるストッピングガード610
と,ストッピングガード610に設けられた回転軸62
3を中心として回転自在に設けられたラッチレバー62
0と,このラッチレバー620を回転させる回転手段と
してコイル640及び電源部630とを備える。ラッチ
レバー620は,磁化可能な磁性体とすることが好まし
い。
【0029】電源部630は,その通電方向を選択的に
変えつつコイル640に電流を供給する。この電流の方
向により,ラッチレバー620には磁場が形成されつ
つ,その端部がNまたはSの極性を帯びることになる。
この極性は,上下ヨーク400a,400bの間に形成
された磁場と反応してラッチレバー620を回転させる
駆動力として作用する。上下ヨーク400a,400b
には,極性を帯びたラッチレバー620の一端部622
が磁力により引きつけられるように結合部401が突設
されている。
【0030】そして,ラッチレバー620の他端部には
磁気ヘッド500がパーキング領域210に位置した状
態でアクチュエータ300をロッキングさせるための干
渉部621が設けられて,ロッキング突起331をスト
ッピングガード610の係止部611と干渉部621と
の間に拘束させる。
【0031】この干渉部621は,図2に示すように,
ラッチレバー620の他端に設けられた第1部位621
aと,第1部位621aから階段状に突出された第2部
位621bとを含み,第2部位621bには,ロッキン
グ突起331がパーキング位置に移動する方向に次第に
上がる傾斜面621b'が形成されている。
【0032】このような構成において,例えば電源をオ
フさせる時のようにハードディスク200の回転が止ま
る場合には,可動コイル350に流れる電流とマグネッ
ト410で生じる磁場との相互作用により電磁気力が生
じ,図3に示すように磁気ヘッド500がパーキング領
域210内に入るようにアクチュエータ300が矢印C
の方向に回動する。
【0033】この時,電源部630はコイル640に一
方向に電流を流してラッチレバー620に極性を形成さ
せることにより,上下ヨーク400a,400bの間の
磁場との反応によりラッチレバー620を,図4に示す
ように矢印Aの方向に回転させる。
【0034】これにより,ラッチレバー620の一端部
622は下部ヨーク400bの結合部401に引きつ
き,他端部側の干渉部621はロッキング突起331と
干渉される位置に移動する。
【0035】前記のようにロッキング突起331がパー
キング位置に移動する時には,図5に示すように,干渉
部621の第2部位621bに干渉されてもロッキング
突起331は傾斜面621b'に乗って係止部611側
を乗り超えていく。この時ラッチレバー620は,ロッ
キング突起331が傾斜面621b'を乗り越えていく
間に矢印Bの方向に僅かに繰り出されるが,ロッキング
突起331が通った後に下部ヨーク400bの結合部4
01の磁力により再びA方向に回転して干渉位置を保つ
ことになる。
【0036】このようにしてロッキング突起331はス
トッピングガード610の係止部611にぶつかった後
に止まる。もし反対方向に飛ばされても,ラッチレバー
620の干渉部621が後ろを塞いでいるため,以降に
はこのラッチレバー620のロッキングが解除されない
限りロッキング突起331が固定された状態を保つこと
になる。したがって,磁気ヘッド500がパーキング領
域210に位置した後は,アクチュエータ300は安定
したロッキング状態を保つことになる。
【0037】コイル640に電流を流すのは,ラッチレ
バー620に極性を与えて所望の方向に回転させる駆動
力を提供するためである。ラッチレバー620の一端部
622が一端ヨーク400の結合部410に着いた後に
は,電流を切っても磁性体同士の結合状態は保たれる。
したがって,ロッキングが完了した後にはコイル640
に供給される電流を切り,電流の消耗を減らすことが望
ましい。
【0038】次に,ハードディスク200の使用を再開
するためにアクチュエータ300のロッキングを解除し
ようとする場合には,電源部630はコイル640にロ
ッキング時と反対方向に電流を通電させる。これによ
り,ラッチレバー620にはロッキング時と反対に極性
が形成される。図6及び図7に示したように,ラッチレ
バー620が上下ヨーク400a,400bの間の磁場
と反応して,矢印Bの方向に回転する。
【0039】これにより,干渉部621はロッキング突
起331との干渉位置から外れ,ロッキング突起331
はストッパガード610の規制範囲内で自由な状態とな
る。以降はアクチュエータ300に対するロッキングが
解除された状態であるため,アクチュエータ300が自
由に回動しつつ磁気ヘッド500をハードディスク20
0の記録領域220に移動できるようになる。
【0040】そして,このようにロッキング解除が完了
した後にもコイル640に供給される電流を切って電流
の消耗を減らすことが望ましい。
【0041】このような構成のアクチュエータラッチ装
置は,ラッチレバー620の干渉部621がアクチュエ
ータ300のロッキング突起331の動きを拘束した
り,あるいは自由に解除させる位置に動きつつロッキン
グ及びロッキング解除動作が行われるようになってい
る。このため,従来の磁力結合によるラッチ装置に比べ
て動作が極めてスムーズに行われる。
【0042】すなわち,図8に示す従来のラッチ装置で
は,鉄片61と磁性部材43との磁力結合がはなれるロ
ッキング解除の瞬間,慣性によりロッキング突起36が
ストッパ42に頻繁にぶつかるため,ヘッド500が破
損されるおそれがあった。これに対し本実施形態のラッ
チ装置では,ラッチレバー620が回転してロッキング
突起331の拘束を解除さえすれば,アクチュエータ3
00は自由に動ける状態になり,ロッキング解除がスム
ーズに,かつ安定的になされるのである。したがって,
ロッキング解除による衝撃もなく,それを防止するため
にロッキング解除と同時にアクチュエータ300に制動
力をかける難しい制御を構成する必要もない。また,ロ
ッキングされた後にはラッチレバー620がロッキング
解除位置に回転しない限りアクチュエータ300は全く
動けないため,強いロッキング状態が保てる。
【0043】以上,添付図面を参照しながら本発明のハ
ードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置の好
適な実施形態について説明したが,本発明はこれらの例
に限定されない。いわゆる当業者であれば,特許請求の
範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変
更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,そ
れらについても当然に本発明の技術的範囲に属するもの
と了解される。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように,本発明によるハード
ディスクドライブのアクチュエータラッチ装置は,アク
チュエータに設けられたロッキング突起の動きを選択的
に拘束しつつロッキング及びロッキング解除を行うの
で,ロッキング状態は強く保ちつつ,ロッキング解除は
何ら衝撃なしにスムーズに行えるという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態によるアクチュエータラッチ装置が
具備されたハードディスクドライブを示す平面図であ
る。
【図2】図1のアクチュエータラッチ装置を抜粋して示
す部分斜視図である。
【図3】図1のアクチュエータラッチ装置のロッキング
過程を説明する部分拡大図である。
【図4】図1のアクチュエータラッチ装置のロッキング
過程を説明する部分拡大図である。
【図5】図1のアクチュエータラッチ装置のロッキング
過程を説明する部分拡大図である。
【図6】図1のアクチュエータラッチ装置のロッキング
解除過程を説明する部分拡大図である。
【図7】図1のアクチュエータラッチ装置のロッキング
解除過程を説明する部分拡大図である。
【図8】従来のアクチュエータラッチ装置が具備された
ハードディスクドライブを示した平面図である。
【符号の説明】
10,100 ベース 20,200 ハードディスク 21,210 パーキング領域 22,220 記録領域 30,300 アクチュエータ 31,310 サスペンション部 32,320 アーム 33,330 ボビン部 331 ロッキング突起 34,340 回動軸 35,350 可動コイル 36 結合突起 40,400 ヨーク 400a 上ヨーク 400b 下ヨーク 401 結合部 41,410 マグネット 410a 上マグネット 410b 下マグネット 42 ストッパ 43 磁性部材 50,500 磁気ヘッド 60 ダンパ 61 鉄片 610 ストッピングガード 610 係止部 620 ラッチレバー 621 干渉部 621a 第1部位 621b 第2部位 621b’ 傾斜面 622 ラッチレバーの一端部 623 回転軸 630 電源部 640 コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D068 AA01 BB01 CC12 EE03 GG03 GG30 5D076 AA01 BB01 CC05 EE04 EE15 FF10 GG04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータに装着された磁気ヘッド
    がパーキング領域に位置する時に前記アクチュエータを
    回動しないようにロッキングさせるハードディスクドラ
    イブのアクチュエータラッチ装置であって,前記アクチ
    ュエータの端部に設けられたロッキング突起と,前記ロ
    ッキング突起の回動範囲を規制する係止部を備えたスト
    ッピングガードと,前記ストッピングガードに回転自在
    に設けられると共に,前記磁気ヘッドがパーキング領域
    に位置するように前記アクチュエータが一方向に回転す
    れば,その一方の側が前記ロッキング突起と干渉する位
    置に移動することにより前記アクチュエータが再び反対
    方向に移動しないようにロッキングさせるラッチレバー
    と,前記ラッチレバーを駆動させるラッチレバー駆動手
    段と,を含むことを特徴とするハードディスクドライブ
    のアクチュエータラッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記ラッチレバー駆動手段は,前記ラッ
    チレバーに巻かれたコイルを備えることを特徴とする請
    求項1に記載のハードディスクドライブのアクチュエー
    タラッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記ロッキング突起と干渉する前記ラッ
    チレバーの一方の側には傾斜面が形成されて,前記ロッ
    キング突起が前記傾斜面を乗り越えて前記ストッピング
    ガードの係止部と前記ラッチレバーの一方の側との間に
    係止されてロッキングされるようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載のハードディスクドライブのアクチュ
    エータラッチ装置。
JP2002030590A 2001-02-17 2002-02-07 ハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置 Expired - Fee Related JP3750738B2 (ja)

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