JP2002296799A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JP2002296799A JP2001101656A JP2001101656A JP2002296799A JP 2002296799 A JP2002296799 A JP 2002296799A JP 2001101656 A JP2001101656 A JP 2001101656A JP 2001101656 A JP2001101656 A JP 2001101656A JP 2002296799 A JP2002296799 A JP 2002296799A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像液の温度差や、現像液の流速の差に起因
する感度差を生じさせることなく処理可能とする。 【解決手段】 スプレーパイプ51は、現像槽24内に
配置されているガイド板46の下方で、ラック側板10
4、106の中間部で、噴出し口110が側板104に
向けられるように側壁24Bから突設されており、ま
た、側壁24Bの近傍には、吸引口116が設けられて
いる。これにより、循環ポンプの作動によって吸引口か
ら吸引された現像液が、側板104へ向けて噴出され、
側板104でガイド板46の上面側へ折り返されて、ガ
イド板上を緩やかに側板106へ向けて流れ、ガイド板
上を通過するPS版の近傍の現像液の置換を円滑に行う
と共に、流速に差を生じさせることもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料を処理液
に浸漬して処理する感光材料処理装置に関する。詳細に
は、処理槽内の処理液を吸引して処理槽内へ噴出するこ
とにより処理液を循環させる感光材料処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】感光材料の一種である感光性平版印刷版
(以下「PS版」と言う)は、画像露光されると、現像
処理が施される。このPS版を処理するPS版プロセッ
サーでは、PS版を現像槽内に貯留している現像液に浸
漬しながら搬送して現像処理する。
【0003】この現像槽内には、現像液を所定温度に加
熱するヒータ等が設けられており、PS版を最適な処理
状態とするための温度範囲に維持される。また、PS版
プロセッサーでは、現像槽内の現像液を吸引して、この
現像液を現像槽内のPS版の搬送路の一方の側に配置し
ているスプレーパイプから噴き出させることにより現像
槽内の現像液の攪拌を行い、温度ムラ等による現像ムラ
の発生を防止している。
【0004】ところで、スプレーパイプからの現像液の
噴出し方向を、軸線方向をPS版の幅方向に沿って配置
したスプレーパイプから、この軸線方向と交わる方向に
噴き出すようにする液中スプレー方式では、PS版の一
方の側の現像液は攪拌され易いが、他方の側の現像液は
攪拌されにくいので、現像液の置換に遅れが生じる。
【0005】このために、現像液の液温に比べて環境温
度が低いと、PS版の周縁部で現像液の温度差が生じ
る。この温度差は、現像処理したPS版に感度差として
現れてしまい、PS版の仕上がり品質を低下させてしま
う。例えば、約0.2°Cの温度差が、5〜10%程度
の感度差を生じさせてしまう。
【0006】一方、PS版の幅方向の外方側からPS版
の搬送方向と交わる方向に現像液を噴き出す横噴出し方
式では、PS版の表面近傍の現像液の置換を迅速に行う
ことができるため、環境温度が低くても、PS版の周縁
部に温度差が生じるのを防止することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、横噴出
し方式では、噴出し口の近傍と噴出し口から離れた位置
とでは、噴き出される現像液の流速に差が生じる。この
現像液の流速の差は、現像の進行に差を生じさせてしま
う。すなわち、流速の早い現像液が通過する領域では、
流速の低い現像液が通過する領域に比べて現像が進行し
てしまい、局部的に感度差を生じさせてしまうことにな
る。
【0008】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、スプレーパイプ等から噴出す処理液によって処理
槽内の処理液を循環させながらPS版等の感光材料を処
理するときに、均一な処理が可能となる感光材料処理装
置を提案することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、処理槽内の処理液を吸引して、前記処理槽
内へ噴出する循環手段によって、前記処理槽内の処理液
を循環させながら感光材料を処理する感光材料処理装置
であって、前記感光材料の搬送路の一方側の感光材料の
幅方向に沿った中間部に前記処理液を噴き出す噴出し口
を設け、前記噴出し口から前記処理槽の側壁へ向けて処
理液を噴出することを特徴とする。
【0010】この発明によれば、処理液を噴出する噴出
し口を、感光材料の搬送路の一方側の感光材料の幅方向
に沿った中間部で、感光材料の搬送路似沿った位置に設
けている。処理液は、この噴出し口から、処理槽の側壁
へ向けて、感光材料の幅方向に沿って噴出される。
【0011】これにより、噴出し口から噴き出された処
理液は、処理槽の側壁によって感光材料の搬送路へ向け
て折り返され、感光材料の搬送路の他方側を感光材料表
面に沿って緩やかに流れる。
【0012】したがって、感光材料の表面と裏面で処理
液の流速に差を生じさせることがなく、感光材料に、処
理液の流速差に起因する感度差を生じさせてしまうこと
がない。
【0013】このような本発明の噴出し口は、前記処理
槽の他方の側壁側から突設された噴出しパイプの先端に
形成することができる。
【0014】また、本発明は、前記処理槽内に、それぞ
れから処理液を噴出可能とする複数の噴出しパイプが設
けられているときに、少なくとも1本の噴出しパイプに
前記噴出し口を設けているものであれば良い。
【0015】このような噴出し口を設けた噴出しパイプ
は、感光材料の搬送方向に沿った中間部よりも下流側に
配置することがより好ましい。すなわち、感光材料の処
理が進行した下流側で、処理液の流速の差による感度差
が現れやすいので、この感度差の発生を的確に抑えるこ
とができる。
【0016】また、請求項4に係る発明は、前記噴出し
口から噴き出す処理液を吸引する吸引口を、前記噴出し
口と前記噴出し口からの処理液の噴き出し方向と反対方
向の側壁の間に設けていることを特徴とする。
【0017】この発明によれば、噴出し口と他方の側壁
の間に吸引口を設けている。すなわち、他方の側壁側か
らこの吸引口を越える位置まで噴出しパイプを突設して
いる。
【0018】これにより、噴出し口から噴出される処理
液を感光材料の幅方向に沿って一方の側壁へ向けて流す
ことが可能となり、効率的な処理液の循環および攪拌が
可能となる。
【0019】請求項5に係る発明は、前記処理槽内に配
置される処理ラックの一対の側板の間に配置して前記感
光材料を搬送方向に沿って案内するガイド板を、前記噴
出し口と前記感光材料の搬送路の間に設けていることを
特徴とする。
【0020】この発明によれば、感光材料を案内するガ
イド板に対して感光材料の搬送路戸は反対側に噴出し口
を配置している。これにより、噴出し口から噴出した流
速の早い処理液が、直接、感光材料に接触するのを確実
に防止することができる。
【0021】このような本発明では、前記処理ラックの
一対の側板と前記ガイド板との間に、前記ガイド板の上
面側と下面側を連通する切込み部を形成することが好ま
しく、これにより、噴出し口から噴出した処理液を、感
光材料の搬送路へ供給することができる。
【0022】また、本発明では、切込み部に替えて、前
記処理ラックの一対の側板に、側板の前記処理槽の側壁
側と前記感光材料の搬送側との間で処理液を通過可能と
する貫通孔を形成するようにしても良い。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。図1には、本実施の形態に感光
材料処理装置として適用したPS版プロセッサー10の
概略構成を示している。
【0024】このPS版プロセッサー10は、感光材料
として図示しない露光装置によって画像露光されたフォ
トポリマー版などの感光性平版印刷版(以下「PS版1
2」と言う)の現像処理を行う。なお、PS版12は、
アルミニウム板等の薄肉矩形平板を支持体として、この
支持体に感光層を形成しており、フォトポリマー版は、
光接合層、光重合層及びオーバーコート層が重ねられて
感光層が形成され、レーザ光により画像の露光がなされ
ることにより光重合層の画像部の重合反応が促進され
る。
【0025】PS版プロセッサー10は、PS版12を
現像液によって処理するための現像部14と、現像液に
よって処理されたPS版12の水洗水を供給して水洗す
る水洗部16と、水洗後のPS版12にガム液を塗布し
て不感脂化処理する不感脂化処理部18と、PS版12
を乾燥させる乾燥部20と、が配設されている。
【0026】PS版プロセッサー10内には、処理タン
ク22が設けられている。この処理タンク22には、処
理槽として現像部14となる位置に現像槽24が形成さ
れ、水洗部16及び不感脂化処理部18となる位置に水
洗槽26及び不感脂化処理槽28が形成されている。
【0027】処理タンク22を覆う外板パネル30に
は、スリット状の挿入口32が形成され、処理タンク2
2には、乾燥部20側に排出口34が形成されている。
【0028】PS版プロセッサー10には、処理タンク
22の上部を覆うカバー36が設けられている。このカ
バー36は、処理タンク22内に設けられている現像工
程、水洗工程及び不感脂化処理工程を一体で覆ってい
る。また、このカバー36には、現像部14と水洗部1
6との間にPS版12を挿入するためのリエントリー用
の挿入口(副挿入口)38が設けられている。その副挿
入口38は、現像部14での処理を除くPS版プロセッ
サー10での処理を行うためのPS版12の挿入用とな
っている。
【0029】挿入口32の外部には、挿入台40が設け
られ、現像部14のPS版12の挿入側には、ゴム製の
搬送ローラ対42が配設されている。画像が焼付けられ
たPS版12は、挿入台40に載置されて挿入口32か
ら、矢印A方向に沿って挿入されて、搬送ローラ対42
の間に送り込まれる。
【0030】搬送ローラ対42は、回転駆動されること
により、このPS版12を挿入口32から引き入れなが
ら、水平方向に対して約15°から31°の範囲の角度
で現像部14へ送り込む。なお、本実施の形態では、支
持体の一方の面に感光層を形成した片面タイプのPS版
12を用いており、PS版12は、感光層が上方へ向け
られた状態で挿入口32からPS版プロセッサー10内
へ挿入される。
【0031】処理タンク22に形成されている現像槽2
4は、底部中央が下方へ向けて突出された略山形状とな
っており、処理液としてPS版12の現像処理を行うた
めの現像液を貯留する。この現像槽24には、PS版1
2の搬送方向に沿った下側にガイド板44、46が、底
部に沿って配設されている。
【0032】ガイド板44は、現像槽24の上流部(挿
入口32側)に設けられ、搬送ローラ対42によって送
り込まれるPS版12を、斜め下方へ向けて案内する。
また、ガイド板46は、現像槽24の下流部に設けられ
て、PS版12を現像槽24の底面に沿って斜め上方へ
向けて案内する。
【0033】また、現像槽24には、ガイド板44とガ
イド板46の間に搬送ローラ対45が設けられている。
この搬送ローラ対45は、回転駆動されることにより、
ガイド板44によって案内されてくるPS版12に搬送
力を付与しながらガイド板46へ向けて送り出す。これ
により、PS版12は、現像槽24内を略U字状に案内
搬送されながら、現像液に浸漬される。
【0034】現像槽24には、水洗部16側に、外周が
ゴム製の搬送ローラ対48が配置されており、PS版1
2は、ガイド板46によってこの搬送ローラ対48へ向
けて案内され、搬送ローラ対48に挟持されることによ
り現像槽24から引き出される。PS版12は、このよ
うにして現像槽24内を搬送されるときに現像液に浸漬
され、画像露光によって感光した感光層の不要な部分が
現像液により膨潤し、支持体から剥離され、露光画像に
応じて不要な感光層が除去される。
【0035】この現像槽24内には、ガイド板44、4
6の下面側にスプレーパイプ50、51が設けられてお
り、このスプレーパイプ50、51から噴出す現像液に
よって、現像槽24内の現像液の攪拌がなされる。
【0036】また、現像槽24内には、ガイド板46に
対向してブラシローラ80が設けられている。このブラ
シローラ80は、現像液に浸漬されながらガイド板46
上を搬送されるPS版12の表面に毛材を接触させなが
ら回転することにより、PS版12の表面をブラッシン
グして、PS版12の表面からの不要な感光層の除去を
促進させている。
【0037】一方、現像部14には、下面が現像槽24
に貯留される現像液の液面より下方となるように液面蓋
52が配置されている。また、現像槽24の壁面及び液
面蓋52には、挿入口32側に遮蔽部材54A、54B
が設けられ、水洗部24側に遮蔽部材54C、54Dが
取り付けられている。処理タンク22には、排出口34
の周囲に搬送ローラ対56の周面に接触する遮蔽部材5
4E、54Fが取り付けられ、カバー36の副挿入口3
8には、遮蔽部材54Gが取り付けられている。
【0038】遮蔽部材54A〜54Gは、シリコンゴム
等によって形成されており、現像槽24内は、遮蔽部材
54A〜54G、搬送ローラ対42、48等によって形
成された密閉部内の空間に、液面に接触する大容量の液
面蓋52を設けて、この空間に閉じ込められた空気の量
を少なくすると共に、液面蓋52と遮蔽部材54A〜5
4G等によって現像液の液面近傍に新鮮な空気が入り込
んでくるのを防止し、空気中の炭酸ガスによる現像液の
劣化と水分の蒸発を抑えるようにしている。なお、液面
蓋52には、PS版12の搬送方向上流側及び下流側の
端部下面に串ローラ52A、52Bが設けられ、現像部
14内を搬送されるPS版12が液面蓋52の下面と接
触することによる表面(主に感光面)の損傷を防止する
ようにしている。
【0039】搬送ローラ対48によって現像槽24から
引き出されたPS版12は、この搬送ローラ対48によ
って表面に付着している現像液が絞り落とされながら水
洗部16へ送り込まれる。
【0040】水洗部16には、水洗槽26の上方に配設
された搬送ローラ対58、60によってPS版12を略
水平状態で搬送する搬送路が形成されており、PS版1
2は、搬送ローラ対58、60に挟持されて水洗槽26
の上方を水平搬送される。
【0041】水洗部16には、搬送ローラ対58、60
の間に、PS版12の搬送路を挟んで上下に対で、スプ
レーパイプ62A、62Bが設けられている。スプレー
パイプ62A、62Bは軸線方向がPS版12の幅方向
(搬送方向と直交する方向)に沿って配置され、PS版
12の搬送路に対向すると共に、スプレーパイプ62
A、62Bの軸線方向に沿って複数の吐出孔が形成され
ている。
【0042】水洗槽26は、処理液として水洗水を貯留
しており、PS版プロセッサー10では、図示しない給
水ポンプによって、PS版12の搬送に同期させて、ス
プレーパイプ62A、62Bに水洗水を供給する。これ
により、水洗水が、スプレーパイプ62A、62Bから
PS版12へ向けて噴出されて、PS版12の表面に付
着している現像液を洗い流す。
【0043】PS版12に供給された水洗水は、PS版
12が搬送ローラ対60に挟持されて送り出されること
により、PS版12表裏面に付着していた現像液と共に
PS版12の表裏面から絞り落とされ、水洗槽26内に
回収される。なお、スプレーパイプ62A、62Bから
の水洗水の噴出方向は、スプレーパイプ62AがPS版
12の搬送方向上流側で、スプレーパイプ62BがPS
版12の搬送方向下流側としているが、これに限定され
ず他の方向であっても良い。また、水洗水の新液は、P
S版12の処理量に応じて図示しない手段によって水洗
槽26に供給される。
【0044】不感脂化処理部18には、不感脂化処理槽
28の上方に搬送ローラ対56が設けられ、PS版12
は、この搬送ローラ対56によって不感脂化処理部18
内を搬送された後に、排出口34から送り出される。
【0045】不感脂化処理部18には、PS版12の搬
送路の上方側にスプレーパイプ64が設けられ、搬送路
の下方側に吐出ユニット66が設けられている。スプレ
ーパイプ64と吐出ユニット66は、長手方向(軸線方
向)がPS版12の幅方向に沿い、PS版12の搬送路
を挟んで上下に配置されている。スプレーパイプ64に
は、PS版12の幅方向に沿って複数の吐出孔が形成さ
れ、吐出ユニット66には、PS版12の幅方向に沿っ
てスリット孔が形成されている。
【0046】不感脂化処理槽28には、PS版12の版
面保護に用いるガム液が貯留されており、このガム液が
PS版12の搬送に同期してスプレーパイプ64及び吐
出ユニット66に供給される。スプレーパイプ64は、
このガム液をPS版12へ向けて滴下してPS版12の
表面に広げて塗布する。また、吐出ユニット66は、ス
リット孔からガム液を吐出し、PS版12がこのガム液
に接触しながら移動することにより、PS版にガム液が
塗布される。
【0047】PS版12は、表裏面に塗布されるガム液
によって保護膜が形成される。なお、スプレーパイプ6
4からのガム液の吐出方向は、PS版12の搬送方向下
流側に限らず、他の方向であっても良く、また、整流板
を設け、この整流板へ向けて噴出したガム液を、整流板
でPS版12の幅方向に沿って均一に拡散させながら、
PS版12の表面に流し落として塗布するようにしても
よい。また、吐出ユニット66に変えて、スプレーパイ
プ等を用いたものであっても良い。
【0048】なお、不感脂化処理部18には、搬送ロー
ラ対56の上方に洗浄スプレー102が設けられてお
り、予め設定している所定のタイミングで、この洗浄ス
プレー102から搬送ローラ対56の周面に滴下される
洗浄水によって、搬送ローラ対56を形成するローラの
周面からガム液を洗い流し、ローラの周面にガム液が固
着してPS版12を損傷させてしまうのを防止するよう
にしている。
【0049】不感脂化処理部18でガム液が塗布された
PS版12は、搬送ローラ対56に挟持されて、表裏面
にガム液が若干残った状態で排出口34から排出され、
乾燥部20へ送られる。
【0050】乾燥部20内には、排出口34の近傍にP
S版12を支持する支持ローラ68が配設され、また、
PS版12の搬送方向の中央部及び、排出口70の近傍
には、搬送ローラ対72及び搬送ローラ対74が配設さ
れている。PS版12は、支持ローラ68及び搬送ロー
ラ対72、74によって乾燥部20内を搬送される。
【0051】支持ローラ68と搬送ローラ対72との
間、及び搬送ローラ対72と搬送ローラ対74との間に
は、PS版12の搬送路を挟んで対でダクト76A、7
6Bが配設されている。ダクト76A、76Bは、長手
方向がPS版12の幅方向に沿って配設されており、P
S版12の搬送路に対向する面にスリット孔78が設け
られている。
【0052】ダクト76A、76Bは、図示しない乾燥
風発生手段によって発生された乾燥風が、長手方向の一
端側から供給されると、この乾燥風をスリット孔78か
らPS版12の搬送路へ向けて吐出し、PS版12に吹
き付ける。これにより、PS版12は、表裏面に塗布さ
れているガム液が乾燥され、保護膜が形成される。な
お、排出口34には、PS版12を処理液によって処理
する不感脂化処理部18までのプロセッサ部と乾燥部2
0とを分離する図示しないシャッタが設けられ、排出口
34が不必要に開放されて、乾燥部20内の加熱された
空気が不感脂化処理部18へ入り込むのを防止してい
る。
【0053】ところで、図2及び図3に示すように、現
像槽24内には、処理ラック100が配設されている。
この処理ラック100は、一対の側板104、106を
備えている。また、図3に示すように、この処理ラック
100は、側板104、106のそれぞれが、現像槽2
4の側壁24A、24Bに対向するように取付けられ
る。
【0054】処理ラック100は、この一対の側板10
4、106の間に、PS版12の搬送路を形成する前記
した搬送ローラ対42、45、48及びブラシローラ8
0(何れも図2、図3では図示省略、図1参照)が設け
られている。
【0055】また、図2及び図3に示すように、この側
板104、106の間には、ガイド板46が配置されて
いる。このガイド板46には、多数の連通孔108が形
成されており、これにより、ガイド板46の搬送路側と
処理槽24の底部側(ガイド板46の上面側と下面側)
との間で処理液が通過可能となっている。
【0056】一方、このガイド板46の下方には、スプ
レーパイプ51が設けられている。図3に示すように、
このスプレーパイプ51は、先端がPS版12の搬送路
の幅方向の中間部に達するように、処理槽24の一方の
側壁24Bから他方の側壁24Aへ向けてPS版12の
搬送路の幅方向に沿って突設されている。
【0057】図1に示すように、PS版プロセッサー1
0の現像部14には、循環ポンプ112が設けられてお
り、この循環ポンプ112が作動することにより、スプ
レーパイプ50、51に現像液が供給される。
【0058】図2及び図3に示すように、スプレーパイ
プ51は、先端の開口が噴出し口110として、現像槽
24の他方の側壁24Aへ向けられて開口されており、
スプレーパイプ51は、循環ポンプ112から現像液が
供給されることにより、この現像液を、噴出し口110
から側壁24Aへ向けてPS版12の幅方向に沿って噴
き出すようになっている。なお、図2及び図3では、矢
印によって側板104、106の間での現像液の流れの
概略を示している。
【0059】PS版12の搬送方向の上流側に設けてい
るスプレーパイプ50(図1参照)は、PS版12の幅
方向に沿って配置され、両端が現像槽24の側壁24
A、24Bに連結されている。また、このスプレーパイ
プ50には、外周部に多数の噴出し孔(図示省略)が形
成されており、循環ポンプ112から供給される現像液
を、現像槽24の底面ないしPS版12の搬送方向に沿
って噴出する一般的構成となっている。
【0060】一方、図2及び図3に示すように、ガイド
板46には、処理ラック100の側板104、106側
の端部に切込み部114が形成されている。これによ
り、スプレーパイプ51の噴出し口110から噴出され
た現像液は、側板104に衝突して折り返されて、側板
104側の切込み部114からガイド板46の上面側に
流れ出すようになっている。また、ガイド板46の上面
側では、現像槽24の側壁24A側から側壁24B側へ
流れる。
【0061】すなわち、スプレーパイプ51から現像液
が噴出されることによりガイド板46の上面側のPS版
12の搬送路中に、PS版12の幅方向に沿った現像液
の流れが生じるようにしている。
【0062】また、図3に示すように、現像槽24の底
部には、側壁24B側に吸引口116が設けられてい
る。すなわち、スプレーパイプ51は、現像槽24の側
壁24Bから吸引口116を越えた位置に達する長さと
なっている。
【0063】現像槽24内の現像液は、循環ポンプ11
2が作動することにより、この吸引口116から吸い出
される。これにより、現像槽24の側壁24B側(処理
ラック100の側板106側)の現像液が吸引口116
に流れ込むようになっている。
【0064】このように構成されているPS版プロセッ
サー10では、図示しない焼付装置等によって画像が記
録されたPS版12が挿入台40に載置され、挿入口3
2へ挿入されと、搬送ローラ対42によってこのPS版
12を引き入れ、現像部14へ送り込む。なお、PS版
プロセッサー10では、挿入口32を通過するPS版1
2を図示しないセンサによって検出するとタイマーをス
タートさせる。このタイマーは、PS版12を搬送する
ための駆動手段の動作と共に、水洗部16のスプレーパ
イプ62A、62Bから水洗水を吐出させるタイミング
や、不感脂化処理部18におけるガム液の吐出タイミン
グの計測に用いる。
【0065】現像部14では、搬送ローラ対42によっ
てPS版12が水平方向に対して15°〜31°の範囲
の挿入角度で送りこまれて現像液に浸漬されながら搬送
される。また、このPS版12は、17°〜31°の範
囲の排出角度で現像液中から送り出される。PS版12
は、現像部14で現像液に浸漬されることにより、露光
画像に応じて感光層の不要部分が膨潤し、膨潤した感光
層が支持体から除去される。このときに、現像槽24内
に配置しているブラシローラ80によってPS版12の
表面をブラッシングすることにより、PS版12の表面
からの不要な感光層の除去を促進するようにしている。
【0066】なお、PS版プロセッサー10としては、
複数のブラシローラ80をPS版12の表面に対向する
ように配置してブラッシングするものであっても良く、
また、ブラシローラ80を用いずにPS版12の処理を
行うものであっても良い。
【0067】このようにして現像液による処理が行われ
て現像液中から送り出されたPS版12は、搬送ローラ
対48によって引き出されて水洗部16へ送られる。こ
のときに、搬送ローラ対48は、PS版12の表裏面に
付着してい現像液を、PS版12から絞り落としてい
る。
【0068】水洗部16では、このPS版12を搬送ロ
ーラ対58、60によって挟持して略水平状態で搬送し
ながら、スプレーパイプ62A、62Bから水洗水を噴
出する。また、PS版12の搬送方向の下流側に配置し
ている搬送ローラ対60は、PS版12の表裏面に供給
した水洗水を、搬送ローラ対48によって絞り切れずに
残った現像液とともに絞り落としながら、このPS版1
2を不感脂化処理部18へ送り出す。
【0069】これにより、PS版12は、水洗部16を
通過するときに、表裏面に残っている現像液が洗い落と
される。
【0070】不感脂化処理部18へ送られたPS版12
は、スプレーパイプ64と吐出ユニット66の間を通過
し、搬送ローラ対56に挟持されることにより、この搬
送ローラ対56によって不感脂化処理部18から送り出
される。
【0071】このとき、不感脂化処理部18では、スプ
レーパイプ64及び吐出ユニット66にガム液を供給
し、PS版12の表裏面にガム液を塗布する。搬送ロー
ラ対56は、PS版12を挟持して送り出すことによ
り、PS版12の表裏面にガム液の薄膜を形成すると共
に、余剰となったガム液をPS版12の表裏面から絞り
落とす。
【0072】ガム液が塗布されたPS版12は、搬送ロ
ーラ対56によって排出口34から乾燥部20へ送り込
まれる。なお、排出口34に設けている図示しないシャ
ッタは、PS版12の処理開始のタイミングないしPS
版12が不感脂化処理部18から送り出されるタイミン
グで作動して排出口34を開き、乾燥部20の乾燥風が
不必要に不感脂化処理部18へ入り込んで、搬送ローラ
対56にガム液が固着してしまうのを防止すると共に、
排出口34から空気が入り込み、現像部14にまで及ん
で空気中の炭酸ガスにより現像液が劣化するのを防止し
たり、現像液中の水分や水洗水さらにガム液中の水分が
蒸発して排出口34から出てしまうのを防止している。
【0073】乾燥部20では、支持ローラ68及び搬送
ローラ対72、74によってPS版12を搬送しなが
ら、ダクト76A、76Bから乾燥風を吹き付ける。こ
れにより、PS版12は、塗布されているガム液によっ
て保護膜が形成されて排出口70から排出される。
【0074】ところで、PS版プロセッサー10では、
所定のタイミングで循環ポンプ112を作動させること
により現像槽24内の現像液を攪拌するようになってい
る。また、PS版プロセッサー10では、PS版12の
処理中に循環ポンプ112を作動させるようになってい
る。現像槽24内では、循環ポンプ112が作動するこ
とにより、スプレーパイプ50、51から現像槽24内
に現像液が噴き出される。
【0075】ここで、現像槽24内のPS版12の搬送
方向の下流側に設けられているスプレーパイプ51は、
噴出し口110がPS版12の幅方向の中間部に配置さ
れ、この噴出し口110から処理ラック100の側板1
04へ向けて現像液を噴き出すようになっている。
【0076】これにより、現像液は、スプレーパイプ5
1の噴出し口110から側板104に吹き付けられる。
【0077】一方、側板104とガイド板46の間に
は、切込み部114によって現像液の通過可能な開口が
形成されている。これにより、側板104に吹き付けら
れた現像液は、この側板104で折り返されながら側板
104とガイド板46の間の開口部を通過して、PS版
12の搬送路側へ流れ出す。
【0078】一方、現像槽24には、側板104と反対
側の側板106の近傍に吸引口116が設けられてお
り、循環ポンプ112が作動することにより、側板10
6の近傍の現像液が吸引される。このとき、切込み部1
14によって側板106とガイド板46の間に開口部が
形成されているため、ガイド板46の上面側の現像液が
吸引口116へ向けて流れ出す。
【0079】これにより、ガイド板46の上面側では、
側板104と側板106の間で現像液の流れが形成され
る。このガイド板46の上面側は、PS版12の搬送路
となっており、ガイド板46上を搬送されるPS版12
に対して、現像液がPS版12の表裏面に沿って幅方向
に緩やかに流れる。したがって、PS版12の表裏面の
近傍で現像液の置換が円滑に行われる。
【0080】このように、PS版12の表裏面近傍の現
像液の置換を行うことにより、たとえば、PS版プロセ
ッサー10が設置された室温と略同温度になっているP
S版12をPS版プロセッサー10に挿入すると、低温
になっているPS版12の温度によって30°C程度に
維持されている現像液の温度が低下し、この温度低下が
生じた現像液が、PS版12の表面近傍から除去され
て、温度低下が生じていない現像液が新たにPS版12
の表裏面近傍に供給され、PS版12を処理する現像液
に温度差が生じてしまうのを確実に防止することができ
る。
【0081】また、PS版プロセッサー10では、スプ
レーパイプ51の噴出し口110からの現像液の噴出し
方向を吸引口116と反対方向としているため、スプレ
ーパイプ51から噴出された現像液が、直接、吸引口1
16に流れ込むことがないと共に、現像槽24内で、P
S版12の幅方向に沿った滑らかな現像液の流れを形成
することができる。これにより、現像液の攪拌効率を向
上させながら、PS版12の表裏面を通過する現像液
に、流速の差が生じることがないようにしている。
【0082】したがって、現像槽24内で処理されるP
S版12には、現像液の温度差による感度差や、PS版
12の表面近傍を流れる現像液の流速の差に起因する感
度差が生じることがなく、一定の感度で現像処理され
る。
【0083】また、PS版プロセッサー10では、現像
処理の進行に差が生じやすい下流側のスプレーパイプ5
1で、現像処理の進行に差が生じないように現像液を供
給するようにしているため、PS版12を高品質に仕上
げることができる。
【0084】なお、以上説明した本実施の形態は、本発
明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形
態では、スプレーパイプ51側に本発明を適用したが、
上流側に設けているスプレーパイプ50にも、本発明を
適用しても良い。
【0085】また、本実施の形態では、スプレーパイプ
51を現像槽24の側壁24Bから突設するようにした
が、側板104側へ向けて開口されたエルボを現像槽2
4の底部に設けるなどして、少なくとも、吸引口と処理
ラックの一方の側板の間に、この一方の側板へ向けて現
像液を噴出す噴出し口を形成したものであれば良い。
【0086】また、本実施の形態では、噴出し口110
を感光材料の搬送路の下方側に設けたが、上下方向に搬
送される感光材料の搬送路の左右どちらかに噴出し口1
10を設け、吸引口116をこの噴出し口より側板に近
い側に設けるようにしても良い。
【0087】また、本実施の形態では、噴出し口110
を感光材料の搬送路の下方側である一方向に設けたが、
噴出し口11から噴き出す処理液の流れがお互いに衝突
しない範囲の感光材料の搬送路の両側に噴出し口11を
設けても良い。
【0088】また、本実施の形態では、噴出し口110
から噴き出した現像液を噴き出し方向に対して垂直面を
有する側板104に衝突させて折り返すようにしたが、
噴き出した現像液がスムーズに折り返されることができ
るように、側板104のPS版12の搬送路側を凹状に
した部材を設けても良い。
【0089】また、本実施の形態では、感光性平版印刷
版であるPS版12を処理するPS版プロセッサー10
の現像槽24を例に説明したが、本発明は、任意の構成
のPS版プロセッサーに適用することができる。また、
本発明は、PS版プロセッサーに限らず、印画紙や写真
フィルム等の他の感光材料を処理する感光材料処理装置
で、現像槽似限らず、定着槽や水洗槽等の他の処理槽に
適用することができる。すなわち、本発明は、感光材料
を浸漬して処理するときに、処理液を攪拌する任意の構
成の感光材料処理装置での処理液の適用することができ
る。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、感
光材料の表面近傍で処理液の流速に差を生じさせること
なく、感光材料の表面近傍の処理液の置換を行うことが
できるので、処理液の温度差や流速の差等に起因する感
度差を生じさせることなく感光材料を処理することがで
きるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るPS版プロセッサーの概略
構成図である。
【図2】処理ラックの要部を示す概略斜視図である。
【図3】処理ラックが配置された現像槽の要部を示すP
S版の搬送方向側から見た概略図である。
【符号の説明】
10 PS版プロセッサー(感光材料処理装置) 12 PS版(感光材料) 14 現像部 24 現像槽(処理槽) 24A、24B 側壁 46 ガイド板 51 スプレーパイプ 100 処理ラック 104、106 側板 110 噴出し口 112 循環ポンプ(循環手段) 114 切込み部 116 吸引口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 晋一 神奈川県南足柄市竹松1250番地 富士機器 工業株式会社内 (72)発明者 今野 壮 神奈川県南足柄市竹松1250番地 富士機器 工業株式会社内 Fターム(参考) 2H096 AA06 GA25 GA26

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理槽内の処理液を吸引して、前記処理
    槽内へ噴出する循環手段によって、前記処理槽内の処理
    液を循環させながら感光材料を処理する感光材料処理装
    置であって、 前記感光材料の搬送路の一方側の感光材料の幅方向に沿
    った中間部に前記処理液を噴き出す噴出し口を設け、前
    記噴出し口から前記処理槽の一方の側壁へ向けて処理液
    を噴出することを特徴とする感光材料処理装置。
  2. 【請求項2】 前記噴出し口が、前記処理槽の他方の側
    壁側から突設された噴出しパイプの先端に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の感光材料処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記処理槽内に、それぞれから処理液を
    噴出可能とする複数の噴出しパイプが設けられていると
    きに、少なくとも1本の噴出しパイプに前記噴出し口を
    設けていることを特徴とする請求項2に記載の感光材料
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記噴出し口から噴き出す処理液を吸引
    する吸引口を、前記噴出し口と前記噴出し口からの処理
    液の噴き出し方向と反対方向側の側壁の間に設けている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載
    の感光材料処理装置。
  5. 【請求項5】 前記処理槽内に配置される処理ラックの
    一対の側板の間に配置して前記感光材料を搬送方向に沿
    って案内するガイド板を、前記噴出し口と前記感光材料
    の搬送路の間に設けていることを特徴とする請求項1か
    ら請求項4の何れかに記載の感光材料処理装置。
  6. 【請求項6】 前記処理ラックの一対の側板と前記ガイ
    ド板との間に、前記ガイド板の上面側と下面側を連通す
    る切込み部が形成されていることを特徴とする請求項5
    に記載の感光材料処理装置。
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