JP2002296212A - 湿度検出装置 - Google Patents

湿度検出装置

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JP2002296212A JP2001095533A JP2001095533A JP2002296212A JP 2002296212 A JP2002296212 A JP 2002296212A JP 2001095533 A JP2001095533 A JP 2001095533A JP 2001095533 A JP2001095533 A JP 2001095533A JP 2002296212 A JP2002296212 A JP 2002296212A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接触燃焼式ガスセンサをガス漏れ検出素子の
みならず、湿度検出素子としても実用可能にした湿度検
出装置を提供する。 【解決手段】 接触燃焼式ガスセンサ40の通電後のセ
ンサ出力が安定するまでの立上り期間中の特定時点のセ
ンサ出力を利用して湿度を検出する。また、センサ出力
が安定する定常状態のセンサ出力をガス漏れ検出用とし
て利用してガス漏れ検出する。この結果、ひとつの接触
燃焼式ガスセンサ40を用いて、駆動パルスの1周期で
湿度検出及びガス漏れ検出ができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿度を検出する湿
度検出装置に関し、特に、接触燃焼式ガスセンサを用い
て湿度を検出する湿度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスセンサを湿度センサとして用
いるアイディアが、特開2000−266714号公報
等で提案されている。一方、ガス漏れ検出素子として、
量産の容易性やコスト面等の観点から、接触燃焼式ガス
センサが多用されている。そこで、この接触燃焼式ガス
センサをガスセンサのみならず、湿度センサとして用い
ることも考えられるが、一般的に、接触燃焼式ガスセン
サは400℃程度の高温に加熱して駆動させる必要性が
あるため湿度に対する依存性が低く、接触燃焼式ガスセ
ンサは湿度センサとして用いることは困難であると考え
られていた。図8に、この種の従来の接触燃焼式ガスセ
ンサの一例を示す。
【0003】図8は、従来の接触燃焼式ガスセンサの概
観図である。特に、図8(A)及び図8(B)はそれぞ
れ、感応素子部及び補償素子部の概観図である。この種
の接触燃焼式ガスセンサは、可燃性ガスと空気中の酸素
を触媒上で燃焼させることで得られる燃焼熱を白金コイ
ルの抵抗変化としてとらえるようにしている。図8
(A)に示すように、感応素子部は、20umφの(白
金)Ptコイル42Aに直径約1mmの球状になるよう
に、Pd/Al23触媒層43Aが塗布されている。ま
た、図8(B)に示すように、補償素子部は、同様のP
tコイル44Aに直径約1mmの球状になるように、A
23触媒層45Aが塗布されている。そして、実用的
には、可燃性ガスに対するPtコイル42Aの抵抗変化
が微少であるため、上記感応素子部及び補償素子部をブ
リッジ回路に組み込み、直流又はパルスをこのブリッジ
回路の両端に印加し、可燃性ガスに対するブリッジ回路
の中点電圧の変化を、センサ出力として測定する。そし
て、ガス検出時には、上記感応素子部は400℃程度の
高温に加熱される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
接触燃焼式ガスセンサのような構造では、熱容量が大き
いため、応答性及び測定精度が悪く実用的ではなかっ
た。また、一般的に、接触燃焼式ガスセンサは400℃
程度の高温に加熱して駆動させる必要性があるため湿度
に対する依存性が低く、湿度センサとして用いることは
困難であると考えられていた。
【0005】よって本発明は、上述した現状に鑑み、接
触燃焼式ガスセンサの熱容量を改善すると共に、センサ
出力の取得タイミングを最適化して、接触燃焼式ガスセ
ンサをガス漏れ検出素子のみならず、湿度検出素子とし
ても実用可能にした湿度検出装置を提供することを課題
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の湿度検出装置は、図1及び図
7に示すように、通電により加熱されて駆動する接触燃
焼式ガスセンサ40から得られるセンサ出力に基づいて
湿度を検出する湿度検出装置であって、前記接触燃焼式
ガスセンサ40の通電後の前記センサ出力が安定するま
での立上り期間中の特定時点の前記センサ出力を利用し
て前記湿度を検出することを特徴とする。
【0007】請求項1記載の発明によれば、接触燃焼式
ガスセンサ40の通電後のセンサ出力が安定するまでの
立上り期間中の特定時点のセンサ出力を利用して湿度を
検出するようにしているので、従来湿度センサとしての
利用は困難とされていた接触燃焼式ガスセンサ40を用
いつつ、正確に湿度が検出できるようになる。
【0008】上記課題を解決するためになされた請求項
2記載の湿度検出装置は、図1及び図7に示すように、
請求項1記載の湿度検出装置において、湿度検出のため
に、前記特定時点でセンサ出力を取得する湿度検出用セ
ンサ出力取得手段11と、取得された前記センサ出力を
湿度に換算する湿度換算手段12と、換算された前記湿
度を出力する湿度出力手段30とを含むことを特徴とす
る。
【0009】請求項2記載の発明によれば、湿度検出用
センサ出力取得手段11、湿度換算手段12及び湿度出
力手段30を含む。このような構成において、湿度検出
用センサ出力取得手段11は、湿度検出のために、立上
り期間中の特定時点で接触燃焼式ガスセンサ40のセン
サ出力を取得する。そして、湿度換算手段12は取得さ
れたセンサ出力を湿度に換算し、この換算された湿度は
湿度出力手段30から出力される。
【0010】上記課題を解決するためになされた請求項
3記載の湿度検出装置は、図1及び図7に示すように、
請求項2記載の湿度検出装置において、前記湿度換算手
段12は、前記立上り期間中の特定時点における前記セ
ンサ出力の温度特性も参照して、前記センサ出力を湿度
に換算することを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明によれば、立上り期間
中の特定時点におけるセンサ出力の温度特性も参照して
センサ出力を湿度に換算するようにしているので、更に
正確な湿度検出が可能になる。
【0012】上記課題を解決するためになされた請求項
4記載の湿度検出装置は、図1、図2及び図7に示すよ
うに、請求項3記載の湿度検出装置において、所定イン
ターバルで駆動パルスを間欠的に発生させるセンサ駆動
制御手段13を更に含み、前記湿度検出用センサ出力取
得手段11は、前記所定インターバルで発生する前記駆
動パルスに同期しつつ、前記特定時点でセンサ出力を取
得することを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明によれば、所定インタ
ーバルで発生する駆動パルスに同期しつつ、特定時点で
センサ出力を取得するようにしているので、所定インタ
ーバル毎に定期的に湿度データが得られ、より正確な湿
度検出が可能になる。
【0014】上記課題を解決するためになされた請求項
5記載の湿度検出装置は、図1、図2及び図7に示すよ
うに、請求項4記載の湿度検出装置において、前記セン
サ駆動制御手段13は、前記センサ出力が安定する定常
状態までパルスON時間が継続するように前記駆動パル
スを発生させ、ガス漏れ検出のために、前記定常状態で
前記センサ出力を取得するガス漏れ検出用センサ出力取
得手段14と、前記定常状態における前記ガス漏れ検出
用センサ出力取得手段14の前記センサ出力に基づいて
ガス漏れ検出をして、ガス漏れ警報を行うよう制御する
ガス漏れ検出手段15とを更に含み、ガス漏れ検出機能
も有することを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明によれば、請求項1〜
4で記載したように立上り期間中の特定時点のセンサ出
力を湿度検出用として利用し、更にセンサ出力が安定す
る定常状態でセンサ出力をガス漏れ検出用として利用す
るようにしているので、ひとつの接触燃焼式ガスセンサ
40を用いて駆動パルスの1周期で湿度検出及びガス漏
れ検出ができるようになる。
【0016】上記課題を解決するためになされた請求項
6記載の湿度検出装置は、図3に示すように、請求項
1、2、3、4又は5記載の湿度検出装置において、前
記接触燃焼式ガスセンサ40は、シリコンウエハに支持
された絶縁膜上にヒータ素子及び触媒層が形成され、更
に前記シリコンウエハの裏面からエッチングされて薄膜
ダイヤフラムDsが形成されていることを特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明によれば、接触燃焼式
ガスセンサ40は、シリコンウエハに支持された絶縁膜
上にヒータ素子及び触媒層が形成され、更にシリコンウ
エハの裏面からエッチングされて薄膜ダイヤフラムDs
が形成されているので、熱容量を小さくできる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、図1及び図2を用いて、本
発明の一実施形態の基本構成及びその駆動波形について
説明する。図1は、本発明の湿度検出装置の一実施形態
の基本構成を示すブロック図である。図2は、本発明の
実施形態に関わる駆動波形の例を示すタイムチャートで
ある。
【0019】図1に示すように、コントローラ10に
は、駆動電源20、湿度出力手段30、検出用のブリッ
ジ回路を含む接触燃焼式ガスセンサ40、及びガス漏れ
警報手段50接続されている。この湿度検出装置では、
図2に示すような駆動パルスが供給されて接触燃焼式ガ
スセンサ40が通電制御され、このセンサ40のセンサ
出力に基づいて湿度、更にはガス漏れが検出される。こ
の原理については、図4〜図6を用いた説明で明らかに
なる。
【0020】上記コントローラ10は、検出時点Tvs
1(図2参照)で取得されるセンサ出力から湿度を検出
する機能を有する。また、検出時点Tvs2(図2参
照)で取得されるセンサ出力からガス漏れを検出する機
能も有する。この原理については、図4及び図5を用い
て後述する。このコントローラ10は、湿度検出用セン
サ出力取得手段11、湿度換算手段12、センサ駆動制
御手段13、ガス漏れ検出用センサ出力取得手段14、
及びガス漏れ検出手段15を含む。コントローラ10
は、ハードウエアとして、演算部、記憶部及びタイマ部
等を有し、上記各手段11〜15は、記憶部に格納され
る制御プログラムにしたがって演算部が行う後述する図
7の処理動作に対応するものである。
【0021】上記湿度検出用センサ出力取得手段11
は、湿度検出のために、所定インターバル(例えば、3
0秒)の駆動パルスに同期しつつ、特定時点(上記検出
時点Tvs1)でセンサ出力を取得する。湿度換算手段
12は、湿度検出用センサ出力取得手段11で取得され
たセンサ出力を湿度に換算する。また、湿度換算手段1
2は、上記特定時点におけるセンサ出力の温度特性も参
照してセンサ出力を湿度に換算するようにしてもよい。
センサ駆動制御手段13は、接触燃焼式ガスセンサ40
に対して駆動電源20を通電制御して図2で示したよう
な駆動パルスを発生させ、接触燃焼式ガスセンサ40を
駆動させる。ガス漏れ検出用センサ出力取得手段14
は、ガス漏れ検出のために、センサ出力が安定する定常
状態(上記検出時点Tvs2)でセンサ出力を取得す
る。ガス漏れ検出手段15は、上記定常状態におけるガ
ス漏れ検出用センサ出力取得手段14のセンサ出力を受
けて、これをガス基準値と比較することによってガス漏
れ判定し、ガス漏れ警報手段50を指令して音声や発光
表示によりガス漏れを警報するように制御する。
【0022】上記駆動電源20は、既成の電池等が用い
られる。また湿度出力手段30は、湿度換算手段12で
換算された湿度を出力する。この湿度出力手段30は、
例えば、湿度を数字で表示するLCD等の表示部31か
ら構成される。この表示部31は、このようなLCDの
替わりにLEDを用いて湿度を他段階表示、例えば、湿
度0〜30%を緑色、湿度31〜50%を黄色、湿度5
1〜70%を青色、そして湿度71%以上を赤色に表示
するようにしてもよい。また、湿度出力手段30は、音
声を使って湿度を出力するようにしてもよい。
【0023】上記接触燃焼式ガスセンサ40は、通電に
より加熱されて駆動し、この通電を制御するために図2
で示すような駆動パルスが供給される。図2で示すよう
に、駆動波形は所定のインターバル(例えば、30秒間
隔)で間欠的に0.2秒間のON、29.8秒間のOF
Fを繰り返すパルス信号である。図2において、Ton
及びToffはそれぞれ、ON時点及びOFF時点を示
す。そして、ON時点Tonから0.02秒後及び0.
15秒後にそれぞれ、検出時点Tvs1及びTvs2が
設定されている。これら検出時点Tvs1及びTvs2
はそれぞれ、接触燃焼式ガスセンサ40を用いて湿度検
出及びガス漏れ検出する際にセンサ出力が取得されるタ
イミングである。これらのタイミングについては、再度
後述する。このように、所定インターバルで発生する駆
動パルスに同期しつつ、各検出時点Tvs1及びTvs
2でセンサ出力を取得することにより、所定インターバ
ル毎に定期的に湿度データ及びガス漏れデータが得ら
れ、信頼性が向上する。
【0024】また接触燃焼式ガスセンサ40は、基本的
に、感応素子部Rs及び補償素子部Rrから構成されて
いる。感応素子部Rsは(白金)Ptヒータ42及びP
d/Al23触媒層43を含み、補償素子部RrはPt
ヒータ44及び(アルミナ)Al23触媒層45を含
む。上記Ptヒータ42、44は、固定抵抗R1、R2
及び可変抵抗Rvと共にブリッジ回路を構成している。
そして、このブリッジ回路のPtヒータ44及び固定抵
抗R1の接続点、並びにPtヒータ42及び固定抵抗R
2の接続点には、上記コントローラ10を介して駆動パ
ルスが所定のインターバルで間欠的に供給される。ま
た、Ptヒータ42及び44の接続点、並びに可変抵抗
Rvからは、センサ出力としての電圧値がコントローラ
10に供給される。
【0025】この接触燃焼式ガスセンサ40を使用する
に際しては、まず、初期状態において、センサ出力を示
す電圧値がゼロになるように上記可変抵抗Rvを調整す
る。この状態において、COガス等が感応素子部Rsに
触れると触媒作用により、この素子の表面で酸化されて
反応熱が生じる。この反応熱により、Ptヒータ42の
抵抗値が上昇し、この抵抗値の上昇によりブリッジ回路
の平衡が崩れ、コントローラ10にセンサ出力が供給さ
れる。この場合、Ptヒータ44は周囲温度の変動によ
るPtヒータ42の抵抗値の変動を相殺し、反応熱に起
因するPtヒータ42の抵抗値の変動成分のみを取り出
せるように補償する。上記接触燃焼式ガスセンサ40の
構造については、図3を用いて後述する。
【0026】ガス漏れ警報手段50は、ガス漏れ警報を
音声や発光表示等により発する公知のスピーカやLED
及びそれらのドライバー回路で構成される。
【0027】次に、図3を用いて上記実施形態で用いら
れる接触燃焼式ガスセンサ40の構造について説明す
る。図3(A)、(B)及び(C)はそれぞれ、この接
触燃焼式ガスセンサ40の平面図、背面図及びAA線断
面図である。
【0028】図3(A)及び(B)に示すように、この
接触燃焼式ガスセンサは、(シリコン)Siウエハ41
の上に、(酸化)SiO2膜48c、(窒化)SiN膜
48b、及び(酸化ハフニウム)HfO2膜48aから
なる絶縁薄膜が生膜され、その上に、感応素子部Rsと
して(白金)Ptヒータ42及びPd/Al23触媒層
43、補償素子部Rrとして(白金)Ptヒータ44及
び(アルミナ)Al23触媒層45が形成されている。
また、図3(C)に示すように、異方性エッチングして
凹部46及び47を形成して、それぞれ薄膜ダイヤフラ
ムDs及びDrを形成することにより熱容量を小さくし
ている。このような構成にすることにより、高速反応可
能でかつ測定精度が向上した接触燃焼式ガスセンサが得
られる。また、熱容量が小さくなるので、消費電力が低
減される。
【0029】また、図4〜図6を用いて上記実施形態で
用いられる接触燃焼式ガスセンサ40の特性について説
明する。図4は、接触燃焼式ガスセンサ40の可燃性ガ
ス特性、すなわち、パルスON時点からの経過時間に対
する各可燃性ガスのセンサ出力特性を示すグラフであ
る。図5は、接触燃焼式ガスセンサ40の湿度特性、す
なわち、パルスON時点からの経過時間に対する各湿度
におけるセンサ出力特性を示すグラフである。図6は、
接触燃焼式ガスセンサ40の温度特性、すなわち、パル
スON時点からの経過時間に対する各温度におけるセン
サ出力特性を示すグラフである。なお、図4〜図6にお
いては、横軸は、前述の図2に示したような駆動パルス
を接触燃焼式ガスセンサ40に供給した際のパルスON
時点(図中、0時点)からの経過時間を示す。但し、こ
れら図4〜図6においては、パルスONの期間を0.2
s以上に設定してセンサ出力を採取している。
【0030】図4において、Sv1は(一酸化炭素)C
Oガスのセンサ出力特性を示し、同様に、Sv2、Sv
3及びSv4はそれぞれ、(メタン)CH4ガス、(水
素)H2ガス、(イソブタン)C410ガスのセンサ出力
特性を示す。これらのガスはガス漏れ時に発生するもの
であり、ここでは、各ガスの濃度は共に3000ppm
にしてデータを採取した。この図4に示すように、本接
触燃焼式ガスセンサ40は、各ガスに対してそれぞれ特
有のセンサ出力波形を有する。特に、4種類のガスに対
するセンサ出力は、0時点(パルスON時点)から0.
1s経過するまでは特有の波形を描いて上昇するが、
0.1s以降は固有出力値の定常状態になることがわか
る。このような特性を利用して、本接触燃焼式ガスセン
サ40はガス漏れ検出をすることができる。
【0031】また、図5に示すように、本接触燃焼式ガ
スセンサ40は湿度特性も有する。図5において、RH
30は相対湿度30%のセンサ出力特性を示し、同様
に、RH50及びRH70はそれぞれ、相対湿度50%
及び70%のセンサ出力特性を示す。ここでは、常温
(25℃)における湿度データを採取した。この図5に
示すように、本接触燃焼式ガスセンサ40は、各湿度に
対してそれぞれ特有のセンサ出力波形を有する。特に、
センサ出力は、0時点(パルスON時点)から0.1s
経過するまでは各湿度特有の波形を描いて上昇し、0.
1s以降は各湿度共、同センサ出力値で定常状態になる
ことがわかる。このように、0時点から0.1s経過す
るまでの立上り期間中のセンサ出力の湿度特性を利用す
ることにより、従来困難とされていた接触燃焼式ガスセ
ンサ40の湿度センサとしての利用が可能になる。ま
た、本来ガス漏れ検出に用いられるべき接触燃焼式ガス
センサ40を湿度検出素子として利用するので装置のコ
ストダウンにも結びつく。
【0032】更に、図6に示すように、本接触燃焼式ガ
スセンサ40は、0時点から0.1s経過するまでの立
上り期間中には、雰囲気温度の影響も受ける。図6は、
TE30は雰囲気温度30℃のセンサ出力特性を示し、
同様に、TE35、TE40、TE45、TE50、及
びTE55はそれぞれ、雰囲気温度35℃、40℃、4
5℃、50℃、及び55℃のセンサ出力特性の一例を示
す。この図6に示すように、本接触燃焼式ガスセンサ4
0は、立上り期間中には雰囲気温度の影響も受け、雰囲
気温度が高いほど正出力は大きくなる。換言すれば、雰
囲気温度が高いほど湿度に対する負出力は小さくなるこ
とがわかる。このように、立上り期間中のセンサ出力の
温度特性を、図5の湿度特性と共に用いることにより、
より正確な湿度検出が可能になる。更に、本接触燃焼式
ガスセンサ40を絶対温度センサとして駆動することも
可能となる。
【0033】上述のような接触燃焼式ガスセンサ40の
センサ出力特性を利用して、湿度検出及びガス漏れ検出
を行う際に、上記コントローラ10が行う処理動作につ
いて、図7を用いて説明する。
【0034】図7は、本発明の実施形態に関わる処理動
作を示すフローチャートである。この実施形態では、図
2で示したような駆動パルスを用いて、パルスON時点
Tonから0.02秒後及び0.15秒後をそれぞれ、
湿度検出時点Tvs1及びガス漏れ検出時点Tvs2と
し、30秒間隔のインターバルで各センサ出力を取得す
ることにより、ひとつの接触燃焼式ガスセンサを用い
て、湿度及びガス漏れを検出するものである。
【0035】図7のステップS1においては、パルスO
Nするタイミング(Ton)が待機されている。すなわ
ち、パルスOFF期間は上述のように29.8秒間であ
るので、ここでは、前回の時点Toff(図2参照)か
ら29.8秒経過して、再びパルスONするタイミング
が待機されている(ステップS1のN)。そして、前回
の時点Toffから29.8秒経過すると新たにパルス
ONを指令を出すべくステップS2に移行する(ステッ
プS1のY)。但し、スイッチON直後の検出開始時等
には、この29.8秒待機なしにステップS2に移行す
る。ステップS2においては、時点Ton(図2参照)
でパルスONが指令される。そして、時点Tonから
0.02秒経過して検出時点Tvs1に到達すると(図
2参照)センサ出力が取得される(ステップS3のY、
ステップS4)。ここで検出時点Tvs1を時点Ton
から0.02秒後とした理由は、図5のグラフにおいて
湿度特性が顕著であるためである。この検出時点Tvs
1は請求項1の立上り期間中の特定時点に相当する。ま
た、上記ステップS3及びステップS4は、湿度検出用
センサ出力取得手段に相当する。
【0036】次にステップS5においては、ステップS
4で取得されたセンサ出力が湿度換算される。例えば、
コントローラ10の記憶部に図5で示したような湿度特
性に基づき、検出時点Tvs1に対応するセンサ出力−
湿度テーブルを格納しておき、このテーブルを参照して
ステップS4で取得されたセンサ出力を湿度に換算す
る。更に、図6で示したような温度特性に基づき、図5
の湿度特性を温度補正したセンサ出力−湿度テーブルを
格納しておき、このテーブルを参照してステップS4で
取得されたセンサ出力を湿度に換算するようにしてもよ
い。このステップS5は湿度換算手段に相当する。
【0037】更にステップS6においては、湿度換算手
段12で換算された湿度が湿度出力手段30から出力さ
れる。この湿度出力は、上述したようにLCDによる数
値表示、LEDによる他段階表示、又は音声等によるも
のである。このステップS6は湿度出力手段に相当す
る。
【0038】そして、時点Tonから0.15秒経過し
て検出時点Tvs2に到達すると(図2参照)再度セン
サ出力が取得される(ステップS7のY、ステップS
8)。ここで検出時点Tvs2を時点Tonから0.1
5秒後とした理由は、図4のグラフにおいて可燃性ガス
特性が安定的に出力されているためである。この検出時
点Tvs2は請求項5の定常状態の一例に相当する。こ
の検出時点Tvs2は、図4で示す経過時間0.1s以
後であれば、本発明の主旨からして必ずしも0.15秒
後でなくてもよい。上記ステップS7及びステップS8
はガス漏れ検出用センサ出力取得手段に相当する。
【0039】次に、ステップS9において、ガス漏れ検
出処理が行われる。ここでは、ステップS8において取
得された接触燃焼式ガスセンサ40のセンサ出力を受け
て、これを予めコントローラ10の記憶部に格納された
ガス漏れと判断するためのガス漏れ基準値と比較するこ
とによってガス漏れ判定する。そして、ガス漏れと判定
すると、ガス漏れ警報手段50を指令して音声や発光表
示によりガス漏れを警報するように制御する。なお、よ
り正確なガス漏れ判定をするため、一旦、検出時点Tv
s2でガス漏れと判定すると、その後は図2で示した駆
動パルスのON期間を(0.2秒間でパルスOFFする
ことなく)継続させることにより、複数回ガス漏れ判定
をするようにしてもよい。このステップS9はガス漏れ
検出手段に相当する。
【0040】更に、時点Tonから0.2秒経過してパ
ルスOFF時点Toffに到達すると(図2参照)パル
スOFFされる(ステップS10のY、ステップS1
1)。そして、次のインターバルでの湿度検出及びガス
漏れ検出を行うべく、ステップS1に戻る。なお、上記
ステップS1、ステップS2、ステップS10及びステ
ップS11はセンサ駆動制御手段に相当する。
【0041】以上のように本実施形態によれば、接触燃
焼式ガスセンサ40の通電後のセンサ出力が安定するま
での立上り期間中の特定時点のセンサ出力を利用して湿
度を検出するようにしているので、従来湿度センサとし
ての利用は困難とされていた接触燃焼式ガスセンサ40
を用いつつ、正確に湿度が検出できるようになる。この
結果、接触燃焼式ガスセンサ40の持つ量産の容易性や
コスト面等のメリットを享受しつつ、正確に湿度が検出
できる湿度検出装置が得られるようになる。また、本来
ガス漏れ検出に用いられるべき接触燃焼式ガスセンサ4
0を湿度検出素子として利用するので装置のコストダウ
ンにも結びつく。このような接触燃焼式ガスセンサ40
の湿度応答性は、室内環境の清浄度測定等の雰囲気モニ
タとしても利用可能である。更に、立上り期間中の特定
時点(Tvs1)のセンサ出力を湿度検出用として利用
し、更にセンサ出力が安定する定常状態(Tvs2)で
センサ出力をガス漏れ検出用として利用するようにして
いるので、ひとつの接触燃焼式ガスセンサ40を用いて
駆動パルスの1周期で湿度検出及びガス漏れ検出ができ
るようになる。この結果、コスト高を抑えた小型で精度
のよい湿度検出装置が得られるようになる。また更に、
図7で示したような処理動作を行わせることにより、現
実的な湿度検出装置が得られるようになる。
【0042】なお、図3で示した感応素子部Rs及び補
償素子部Rrと同一基板上に温度センサも実装して、こ
の温度センサのセンサ出力も利用することにより、装置
に1枚のセンサ基板を搭載するだけで、相対湿度及びガ
ス漏れ検出の他、絶対湿度検出も可能になる。
【0043】またなお、本発明は、上記湿度検出時点及
びガス漏れ検出時点をそれぞれ、通電0.02秒後及び
0.15秒後に限定するものではなく、それらは立上り
及び定常状態の期間であれば、他の時点であってもよ
い。また、駆動パルスのインターバル、デューティ等も
適宜変更可能である。本発明は、その要旨を変更しない
範囲で、実施形態で採用した数値を適宜変更することが
可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、接触燃焼式ガスセンサ40の通電後のセン
サ出力が安定するまでの立上り期間中の特定時点のセン
サ出力を利用して湿度を検出するようにしているので、
従来湿度センサとしての利用は困難とされていた接触燃
焼式ガスセンサ40を用いつつ、正確に湿度が検出でき
るようになる。この結果、接触燃焼式ガスセンサ40の
持つ量産の容易性やコスト面等のメリットを享受しつ
つ、正確に湿度が検出できる湿度検出装置が得られるよ
うになる。また、本来ガス漏れ検出に用いられるべき接
触燃焼式ガスセンサ40を湿度検出素子として利用する
ので装置のコストダウンにも結びつく。
【0045】請求項2記載の発明によれば、湿度検出用
センサ出力取得手段11、湿度換算手段12及び湿度出
力手段30により、接触燃焼式ガスセンサ40を利用し
た現実的な湿度検出装置が得られるようになる。
【0046】請求項3記載の発明によれば、立上り期間
中の特定時点におけるセンサ出力の温度特性も参照して
センサ出力を湿度に換算するようにしているので、更に
正確な湿度検出が可能になる。
【0047】請求項4記載の発明によれば、所定インタ
ーバルで発生する駆動パルスに同期しつつ、特定時点で
センサ出力を取得するようにしているので、所定インタ
ーバル毎に定期的に湿度データが得られ、より正確な湿
度検出が可能になる。
【0048】請求項5記載の発明によれば、請求項1〜
4で記載したように立上り期間中の特定時点のセンサ出
力を湿度検出用として利用し、更にセンサ出力が安定す
る定常状態でセンサ出力をガス漏れ検出用として利用す
るようにしているので、ひとつの接触燃焼式ガスセンサ
40を用いて駆動パルスの1周期で湿度検出及びガス漏
れ検出ができるようになる。この結果、請求項5記載の
発明によれば、コスト高を抑えた小型で精度のよい湿度
検出装置が得られるようになる。
【0049】請求項6記載の発明によれば、接触燃焼式
ガスセンサ40は、シリコンウエハに支持された絶縁膜
上にヒータ素子及び触媒層が形成され、更にシリコンウ
エハの裏面からエッチングされて薄膜ダイヤフラムDs
が形成されているので、熱容量を小さくできる。この結
果、消費電力が低減され、かつ湿度変化やガス濃度変化
に対して高速に応答し、更に測定精度が向上するように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の湿度検出装置の一実施形態の基本構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明のの実施形態に関わる駆動波形の例を示
すタイムチャートである。
【図3】図3(A)、(B)及び(C)はそれぞれ、本
発明の一実施形態に関わる接触燃焼式ガスセンサの平面
図、背面図及びAA線断面図である。
【図4】本発明の一実施形態に関わる接触燃焼式ガスセ
ンサの可燃性ガス特性を示すグラフである。
【図5】本発明の一実施形態に関わる接触燃焼式ガスセ
ンサの湿度特性を示すグラフである。
【図6】本発明の一実施形態に関わる接触燃焼式ガスセ
ンサの温度特性を示すグラフである。
【図7】本発明の実施形態に関わる処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】図8(A)及び図8(B)はそれぞれ、従来の
接触燃焼式ガスセンサの感応素子部及び補償素子部の概
観図である。
【符号の説明】
10 コントローラ 20 駆動電源 30 湿度出力手段 40 接触燃焼式ガスセンサ 42、44 Ptヒータ 43 Pd/Al23触媒層 45 Al23触媒層 50 ガス漏れ警報手段 Rs 感応素子部 Rr 補償素子部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊田 和弘 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 (72)発明者 石原 裕己 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 Fターム(参考) 2G060 AA02 AB02 AB03 AB08 AB17 AB18 AE11 AE19 AF07 BA03 BB03 BD10 HA03 HC02 HC09 HC10 HD01 HD02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電により加熱されて駆動する接触燃焼
    式ガスセンサから得られるセンサ出力に基づいて湿度を
    検出する湿度検出装置であって、 前記接触燃焼式ガスセンサの通電後の前記センサ出力が
    安定するまでの立上り期間中の特定時点の前記センサ出
    力を利用して前記湿度を検出することを特徴とする湿度
    検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の湿度検出装置において、 湿度検出のために、前記特定時点でセンサ出力を取得す
    る湿度検出用センサ出力取得手段と、 取得された前記センサ出力を湿度に換算する湿度換算手
    段と、 換算された前記湿度を出力する湿度出力手段と、 を含むことを特徴とする湿度検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の湿度検出装置において、 前記湿度換算手段は、前記立上り期間中の特定時点にお
    ける前記センサ出力の温度特性も参照して、前記センサ
    出力を湿度に換算することを特徴とする湿度検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の湿度検出装置において、 所定インターバルで駆動パルスを間欠的に発生させるセ
    ンサ駆動制御手段を更に含み、 前記湿度検出用センサ出力取得手段は、前記所定インタ
    ーバルで発生する前記駆動パルスに同期しつつ、前記特
    定時点でセンサ出力を取得することを特徴とする湿度検
    出装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の湿度検出装置において、 前記センサ駆動制御手段は、前記センサ出力が安定する
    定常状態までパルスON時間が継続するように前記駆動
    パルスを発生させ、 ガス漏れ検出のために、前記定常状態で前記センサ出力
    を取得するガス漏れ検出用センサ出力取得手段と、 前記定常状態における前記ガス漏れ検出用センサ出力取
    得手段の前記センサ出力に基づいてガス漏れ検出をし
    て、ガス漏れ警報を行うよう制御するガス漏れ検出手段
    とを更に含み、 ガス漏れ検出機能も有することを特徴とする湿度検出装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4又は5記載の湿度
    検出装置において、 前記接触燃焼式ガスセンサは、 シリコンウエハに支持された絶縁膜上にヒータ素子及び
    触媒層が形成され、更に前記シリコンウエハの裏面から
    エッチングされて薄膜ダイヤフラムが形成されているこ
    とを特徴とする湿度検出装置。
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