JP2002295837A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JP2002295837A
JP2002295837A JP2001095746A JP2001095746A JP2002295837A JP 2002295837 A JP2002295837 A JP 2002295837A JP 2001095746 A JP2001095746 A JP 2001095746A JP 2001095746 A JP2001095746 A JP 2001095746A JP 2002295837 A JP2002295837 A JP 2002295837A
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Japan
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cover
sensor
heating chamber
air
heating
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JP2001095746A
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Takahiro Inoue
貴裕 井上
Toshiyuki Tsujimoto
敏之 辻本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサーの冷却性能の向上を図った高周波加
熱装置を得る。 【解決手段】 本体1内部に設けた前面に開口部を有す
る被加熱物8を加熱する加熱室2と、本体1と加熱室2
の間に設けた送風装置3と、加熱室2側部に設けたセン
サー4と、センサー4の検知用の検出孔5Aと下部に吸
気口5B、上部に排気口5Cを有しセンサー4を包み込
んで固定するカバー5と、送風装置3から送られてくる
冷却風をカバー5へ送風する送風ガイド6と、加熱室2
とカバー5の間を仕切る仕切り板12を備え、送風装置
3から送風ガイド6を介して送られてくる冷却風が仕切
り板12に沿って全てカバー5下部の吸気口5Bに送り
込まれカバー5の検出孔5Aと上部の排気口5Cから排
出される構造にした。これにより効率良くカバー5内部
へ冷却風を送風し排出時の冷却風の風速を押さえること
ができ、センサー4の冷却性能の向上と調理の安定性が
図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波発生装置の
冷却に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高周波加熱装置を図面を参照して
説明する。図3は従来の高周波加熱装置の横断面図、図
4は従来の高周波加熱装置の縦断面図である。
【0003】図3、4に示すように本体1と側部上方に
孔2Aを有する加熱室2の間には送風装置3が設けら
れ、加熱室の側部上方と本体1との間にはセンサー4が
カバー5にビスなどで固定され、ノイズから保護される
ために包み込まれて設けられている。カバー5はセンサ
ー4が被加熱物14の温度を検出するための検出孔5A
を有し、センサー4の検出性能を確保するためフランジ
が加熱室2の上面と送風装置3からの冷却風をセンサー
4に送り込む送風ガイド6にビスなどで取り付けられて
いる。15は高周波発振装置9から発振された高周波が
導波管13を通って加熱室2内部へ導かれ被加熱物14
を加熱する際にセンサー4が被加熱物14の温度を検出
し高周波加熱装置を制御する時の検出範囲を示している
が、センサー4が加熱室2側部のより上方に位置する方
が容器に入っている食品自身の温度を検出しやすく検出
性能が向上する。ここで加熱室2の上面に設けられた被
加熱物8を加熱するヒーター7が発熱すると加熱室2の
上面からカバー5を介してセンサー4に伝わる伝導熱と
加熱室2の内部の熱気が加熱室2の側部の孔2A及びカ
バー5の検出孔を介して伝わる流体熱によりセンサー4
の熱安定性が損われるため、送風装置3からの冷却風を
送風ガイド6を介してカバー5の表面に直接当て伝導熱
を低減することとカバー5の検出孔5Aに冷却風を入れ
ることによりセンサー4の冷却性能を確保するとができ
た。
【0004】また、高周波発振装置9によって被加熱物
14を加熱する際も前述と同様に加熱室2からの伝導熱
と加熱室2の内部からの流体熱からセンサー4の冷却性
能を確保するため送風装置3からの冷却風をカバー5の
表面及びカバー5の検出孔5Aに送り冷却している
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、センサーの食品温度の検出性能を向上さ
せるためセンサーを加熱室側部のより高い位置に設けた
り、ヒーター及び高周波加熱性能を向上させると加熱室
からカバーを介してセンサーに伝わる伝導熱量と加熱室
内部から加熱室側部の孔及びカバーの検出孔を介して侵
入する流体熱量が増し、センサーの冷却性能を確保でき
ないという課題を有していた。また、前記課題を解決す
るために送風装置の冷却風量を増すと加熱室の内部へ加
熱室側部の孔から冷却風が入り込み、被加熱物が部分的
に熱を奪われ調理性能を損なうという課題も有してい
た。
【0006】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、送風装置から送風ガイド通ってきた冷却風で効率よ
くセンサーを冷却しセンサーの冷却性能を向上させた高
周波加熱装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の高周波加熱装置は本体と、この本体
内部に設けた前面に開口部を有する被加熱物を加熱する
加熱室と、前記本体と前記加熱室との間に設けた送風装
置と、前記加熱室の側部上方に設け被加熱物の加熱状態
を検出し高周波加熱装置を制御するセンサーと、前記セ
ンサーが被加熱物の加熱状況を検出するための検出孔と
下部に吸気口、上部に排気口を有し前記センサーを固定
させノイズから保護するために包み込む形状を有したカ
バーと、前記送風装置から送られる冷却風を送風する送
風ガイドと、前記加熱室と前記カバーとの空間を仕切り
前記送風ガイド内の冷却風を前記カバー下部の吸気口か
ら内部へ送り込み検出孔と上部の排気口から排出させる
仕切り板を備えている。
【0008】これによって、送風装置から送風ガイドを
介して送られてきた冷却風は仕切り板に沿いカバー下部
の吸気口から内部へ入り込みセンサー周りを整流しカバ
ー上部の排気口と検出孔からゆるやかに排出されること
となる。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、本発明
の高周波加熱装置は、本体と、この本体内部に設けた前
面に開口部を有する被加熱物を加熱する加熱室と、前記
本体と前記加熱室との間に設けた送風装置と、前記加熱
室の側部上方に設け被加熱物の加熱状態を検出し高周波
加熱装置を制御するセンサーと、前記センサーが被加熱
物の加熱状況を検出するための検出孔と下部に吸気口、
上部に排気口を有し前記センサーを固定させノイズから
保護するために包み込む形状を有したカバーと、前記送
風装置から送られる冷却風を送風する送風ガイドと、前
記加熱室と前記カバーとの空間を仕切り前記送風ガイド
内の冷却風を前記カバー下部の吸気口から内部へ送り込
み検出孔と上部の排気口から排出させる仕切り板を備え
ることにより、送風装置から送風ガイドを介して送られ
てきた冷却風は仕切り板に沿いカバー下部の吸気口から
内部に入り込みセンサー周りを整流し冷却してカバー上
部の排気口と検出孔からゆるやかに排出されることとな
り、センサーの冷却性能が向上されると共に冷却風量を
上げても加熱室の側部の孔へ冷却風が侵入することがな
いため調理性能を安定させることが可能となる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。従来例で使用した符号と同じ符号は同
じ構成部品である。
【0011】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例における高周波加熱装置の横断面図、図2は同外観斜
視図を示すものである。図1において実線の矢印は送風
装置3による冷却風の流れを示す。また、従来例である
図4も参照し説明する。尚、従来例と同一符号は同一構
造を有し、詳細な説明は省略する。
【0012】図1、図2において、1は本体、2は側部
に孔を有した加熱室である。加熱室2の上部にはヒータ
ー7を設けている。本体1と加熱室2の間では高周波発
振装置9を駆動させる電気部品10と電気部品10を冷
却する送風装置3を備えた機械室11を構成している。
加熱室2の側部には高周波加熱時に被加熱物の温度を検
出し高周波加熱装置を制御するセンサー4がカバー5内
部にビスなどで固定されている。カバー5は下部にセン
サー4が被加熱物の温度を検出するための検出孔5Aと
吸気口5Bを、また上部に排気口5Cを有し、センサー
4をノイズから保護するために包み込む形状をしており
検出孔5A、吸気口5B、排気口5C以外の部分は密閉
された状態となっている。また、カバー5はセンサー4
の検出性能を確保するため一方のフランジが加熱室2の
上部に固定され、もう一方のフランジは送風装置3から
送られてくる冷却風を送風する送風ガイド6に固定され
ている。12は、加熱室2とカバー5とで形成された空
間を仕切る仕切り板であり、送風装置3から送られてく
る冷却風をカバー4の下部の吸気口5Bへ送り込むよう
に仕切られており、金属、樹脂などを材料に用いてい
る。
【0013】以上のように構成された高周波加熱装置に
ついて、以下にその動作、作用を説明する。
【0014】まず、送風装置3から送られてくる冷却風
は送風ガイド6を介し、仕切り板12に沿って全てカバ
ー5下部の吸気口5Bに送り込まれる。カバー5内部に
入り込んだ冷却風はセンサー4周囲を整流しセンサー4
を冷却しながら、カバー5の検出孔5A及び通気孔5C
からゆるやかに排出される。排出時の冷却風はセンサー
4が固定されたカバー5の内部を通過するため仕切り板
12が無い場合の加熱室2とカバー5の間を冷却風が通
過するより風速が弱く、検出孔5Aから排出される冷却
風が加熱室2の孔2Aに入り込むことなく加熱室2とカ
バー5の間の空間を通って上昇することになる。
【0015】以上のように、本実施例においては加熱室
2とカバー5の間を仕切り板12によって仕切ることに
より、送風装置3から送られてくる冷却風を仕切り板1
2に沿ってカバー5の下部の吸気口5Bから内部へ送り
込み、カバー5の下部の検出孔5Aと上部の通気孔5C
から排出することにより、センサー4を冷却風により包
み込みながら効率よく冷却するためセンサー4の冷却性
能を確保できる。またセンサー4の検出性能やヒーター
加熱及び高周波加熱性能の向上と共に送風装置3の冷却
風量を増やした場合にもカバー5の内部から排出される
冷却風が加熱室2の側部の孔2Aへ侵入することなく加
熱室2とカバー5の間の空間を通って上昇するため被加
熱物8に冷却風が当たることなく調理性能を損なうこと
なくセンサー4の冷却性能を確保することができる。
【0016】なお、本実施例において、仕切り板12は
単独の部品としたが、送風ガイド6の一部で構成しても
同じ効果が得られる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、センサーの検出性能やヒーター加熱及び高周波
加熱性能を向上させた時のセンサーの冷却性能を調理性
能を損なわずに確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における高周波加熱装置の横
断面図
【図2】同高周波加熱装置の外観斜視図
【図3】従来の高周波加熱装置の横断面図
【図4】同高周波加熱装置の縦断面図
【符号の説明】
1 本体 2 加熱室 3 送風装置 4 センサー 5 カバー 5A 検出孔 5B 吸気口 5C 排気口 6 送風ガイド 7 ヒーター 8 被加熱物a 9 高周波発振装置(マグネトロン) 10 電気部品(制御基板) 11 機械室 12 仕切り板 13 導波管 14 被加熱物b 15 検出範囲
フロントページの続き Fターム(参考) 3K086 AA04 BA08 CA04 CB04 CC02 3L086 AA01 BB02 BB12 BE02 BE11 CB17 DA17

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、この本体内部に設けた前面に開
    口部を有する被加熱物を加熱する加熱室と、前記本体と
    前記加熱室との間に設けた送風装置と、前記加熱室の側
    部上方に設け被加熱物の加熱状態を検出し高周波加熱装
    置を制御するセンサーと、前記センサーが被加熱物の加
    熱状況を検出するための検出孔と下部に吸気口、上部に
    排気口を有し前記センサーを固定させノイズから保護す
    るために包み込む形状を有したカバーと、前記送風装置
    から送られる冷却風を送風する送風ガイドと、前記加熱
    室と前記カバーとの空間を仕切り前記送風ガイド内の冷
    却風を前記カバー下部の吸気口から内部へ送り込み検出
    孔と上部の排気口から排出させる仕切り板を備えた高周
    波加熱装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004263981A (ja) * 2003-03-04 2004-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波加熱装置
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