JP2004263981A - 高周波加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】加熱室21の外壁面と赤外線センサ33の間に送風ガイド32を設け、冷却ファン33の送風圧により送風ガイド32内に、圧力空間を構成したことで、送風ガイド32の圧力により加熱室21から赤外線検出孔37を通り流出してくる汚れ、あるいは加熱室21からの熱気を遮断する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子レンジ等の高周波加熱装置の食品温度を検出する赤外線センサの性能安定に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の高周波加熱装置としては、例えば、図4、図5、図6に記載されているようなものがあった。
【0003】
図4、図5、図6において、加熱室1の底部には、食品2を載せる皿受け台3が固着されている。皿受け台3の下部には金属板で構成された空隙4が有り、金属板で構成された空隙4の下部には、マグネトロン5からの高周波を空隙4に導くための導波管6が設けてある。マグネトロン5は導波管6に結合されている。空隙4の中には高周波を攪拌するための回転アンテナ7が有る。回転アンテナ7は導波管6の下部に設けられたアンテナモータ8により回転駆動するようになっている。加熱室1の右側面上部には、検出経路部材9を介して、食品2の温度を検出する赤外線センサ10が配置されている。検出経路部材9には赤外線センサ10が対向する位置に赤外線検出孔11が形成されていて、この位置が赤外線検出位置Aである。赤外線検出位置Aの下側が待機位置Bとなる。赤外線センサ10には、加熱室1内の食品2の温度を検出するため、Y方向(水平方向)に回転移動出きるように、Y方向回動部材12を介してY方向回動モータ13が備えてある。また、赤外線センサ10を赤外線検出位置Aから待機位置Bに移動させるため、X方向(垂直方向)に回転移動出きるように、X方向回動部材14を介してX方向回動モータ15も備えてある。マグネトロン5、アンテナモータ8、Y方向回動モータ13、X方向回動モータ15の動作は、赤外線センサ10からの温度情報などにより、マイコン(図示せず)を通じ制御部(図示せず)により制御されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
このように構成された従来例の高周波加熱装置の作用について説明する。加熱室1の底部にある皿受け台3に食品2を置いて加熱を開始すると、マグネトロン5から高周波が発生し、導波管6から空隙4に導かれ回転アンテナ7に達する。回転アンテナ7はアンテナモータ8により回転駆動しているため、高周波が攪拌されて加熱室1に送り出され、高周波が食品2に照射され加熱が開始される。一方、加熱が開始すると赤外線センサ10は、まずX方向回動モータ15の動作により、待機位置Bから赤外線センサ10と対向する赤外線検出孔11のある赤外線検出位置Aに移動し、次に、食品2の温度情報を検出するため、X方向回動モータ15の回転移動により、加熱室1内の隙から隙の移動を繰り返し、赤外線を走査する。この移動繰り返しにより赤外線を走査している時、赤外線センサ10は食品2の温度情報の検出を行っている。加熱が進行し予め決められた温度を、赤外線センサ10が食品2から検出すると、制御部(図示せず)にあるマイコン(図示せず)は加熱の停止命令を制御部(図示せず)を通じ、関係部品に伝達し加熱が終了する。赤外線センサ10は食品2を加熱することにより発生した赤外線を受光する受光素子や半導体素子等の電子部品が備わっているが、前記電子部品は汚れや熱に弱い。そのため赤外線センサ10は加熱が終了すると、Y方向回動モータ13の動作により、赤外線検出位置Aから待機位置Bに回避の移動をする。赤外線センサ10は、検出経路部材9の赤外線検出孔11に対向する位置に形成されているため、加熱が終了すると、加熱室1から食品2の汚れを含む蒸気と熱気が、検出経路部材9の赤外線検出孔11を通じて、赤外線センサ10側に流出することになるが、赤外線センサ10は赤外線検出孔11の下側の待機位置Bにすでに回避しているため、汚れることは無い、あるいは加熱からの熱気の影響を受け無いというものである。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−295837号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では、赤外線センサに対しての加熱室の赤外線検出孔から流出してくる汚れの防止、あるいは加熱室からの熱気対策をする方法として、加熱室に置かれ食品を加熱することによって、食品から放出される赤外線の検出(受光)動作を行うためのY方向(水平方向)回動部材以外に、待機位置に移動するためのX方向(垂直方向)回動部材が必要である。このことによって、赤外線センサの検出(受光)動作機構が複雑になる。また、Y方向(水平方向)回動部材や、待機位置に回避の移動をするためのX方向(垂直方向)回動部材には、通電するための配線が余計に必要となることにより、配線が回動移動を邪魔するあるいは交差する他の部品に触れなどして、赤外線センサの検出(受光)動作を阻害するため、赤外線センサの性能が安定しない。あるいは赤外線センサの検出(受光)動作機構が複雑である分故障し易い、またコストが高くなるという課題を有していた。
【0007】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、加熱室の外壁面と赤外線センサの間に送風ガイドを設け、冷却ファンの送風圧により送風ガイド内に、圧力空間を構成したことで、加熱室から赤外線検出孔を通り流出してくる食品の汚れ、あるいは加熱室からの熱気を遮断することができ、食品から放出される赤外線の検出(受光)動作を行うためのY方向(水平方向)回動部材のみあれば、赤外線センサ性能を引出すことができる。また、赤外線センサの検出(受光)機構を簡単にすることができ、故障が少なく低コストで、赤外線センサ性能を常に安定する高周波加熱装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の高周波加熱装置は、加熱室の外壁面と赤外線センサの間に送風ガイドを設け、冷却ファンの送風圧により送風ガイド内に、圧力空間を構成したことで、加熱室から赤外線検出孔を通り流出してくる汚れ、あるいは加熱室からの熱気を遮断できることにより、赤外線センサの検出(受光)機構を簡単にすることができ、故障が少なく低コストで、赤外線センサ性能を常に安定できるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、被加熱物を収納する加熱室と、前記加熱室に電波を照射する高周波発生装置と、前記高周波発生装置を駆動する電源部と、被加熱物の温度を検出する赤外線センサと、前記加熱室に収納された被加熱物からの赤外線を前記赤外線センサへ導入する赤外線検出孔を備え、前記加熱室の外壁面と前記赤外線センサの間に圧力空間を構成したものである。
【0010】
このことによって、加熱室の赤外線検出孔から流出してくる汚れ、あるいは加熱室からの熱気を、加熱室の外壁面と赤外線センサの間にできた圧力空間で遮断できるため、赤外線センサの検出(受光)機構を簡単にすることでき、故障が少なく低コストで、常に安定した赤外線センサ性能にすることができる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、特に、加熱室の外壁面と赤外線センサの間に送風ガイドを設け、冷却ファンの送風圧により、送風ガイド内に圧力空間を構成したものである。
【0012】
このことによって、簡単な構成で加熱室の外壁面と赤外線センサの間の送風ガイド内に圧力空間を構成できるため、赤加熱室の赤外線検出孔から流出してくる汚れ、あるいは加熱室からの熱気を遮断でき、赤外線センサの検出(受光)機構を簡単にすることで、故障が少なく低コストで、常に安定した赤外線センサ性能にすることができる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、特に、赤外線センサを加熱室の外壁面と赤外線センサの間に設けた送風ガイドに、赤外線検出孔を中心とし水平方向に回転移動できるように支持固定し、赤外線センサが検出動作していない時は、赤外線検出孔を中心として冷却ファンの送風側に待機する構成としたものである。
【0014】
このことによって、赤加熱室の赤外線検出孔から流出してくる汚れ、あるいは加熱室からの熱気が、赤外線センサには届かないので、更に赤外線センサへの汚れを防止できる、あるいは加熱室からの熱気の影響をなくすことができるため、赤外線センサの受光精度を低下することを防止でき、赤外線センサの性能を安定させることを出きる。
【0015】
請求項4に記載の発明は、特に、加熱終了後、加熱室の外壁面と赤外線センサの間に設けた送風ガイドの空間に、一定時間あるいは、加熱室の温度により、冷却ファンを回転動作し、圧力を維持するものである。
【0016】
このことにより、加熱終了後の汚れ、あるいは熱気が赤外線センサ側に流出しないため、常に安定した赤外線センサ性能を発揮することができる。
【0017】
請求項5に記載の発明は、特に、加熱室の外壁面と赤外線センサの間に設けた送風ガイドにおいて、赤外線検出孔を中心として赤外線センサの待機位置とは反対側に排気口を形成したものである。
【0018】
このことにより、たとえ加熱室から汚れ、あるいは熱気が赤外線センサ側に流出してきても、送風ガイドの排気側から外へ流出するため、赤外線センサには汚れ、あるいは熱気が届かないため、安定した赤外線センサ性能を発揮にすることができる。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について、図1〜図3を参照しながら説明する。
【0020】
(実施例1)
図1は本発明の第1の実施例における高周波加熱装置の断面図である。図2は本発明の第1の実施例における高周波加熱装置の断面図である。図3は本発明の第1の実施例における高周波加熱装置の斜視図である。
【0021】
図1、図2、図3において、加熱室21の底部には、食品22を載せるセラミック、ガラス、樹脂等の電波透過性の材料で作られた皿受け台23が固着されている。皿受け台23の下部には金属板24で構成された空隙25が有り、金属板24で構成された空隙25の下部には、マグネトロン26からの高周波を空隙25に導くための導波管27が設けてある。マグネトロン26は加熱室21の右側の外に配置されていて、導波管27の右端側で結合されている。マグネトロン26の上側には、マグネトロン26を駆動するための電源であるインバータ28が設置されている。空隙25の中には高周波を攪拌するための回転アンテナ29が有る。回転アンテナ29は導波管27の下部に設けられたアンテナモータ30により回転駆動するようになっている。マグネトロン26の後方には冷却ファン31が設けて有り、マグネトロン26やインバータ28等の電気部品を冷却するようになっている。加熱室21の右側面外側には、加熱室21の右側面を覆うように送風ガイド32が設けてあり、前記送風ガイド32には、食品22の温度を検出する赤外線センサ33を、Y方向(水平方向)に回動移動させるY方向回動モータ34が支持固定されている。送風ガイド32は一部が開放された略箱の形状をしており、冷却ファン31の風上側には吸気口35が有り、冷却ファン31の風下側には排気口36が形成されている。加熱室21の右側面上部には、食品22からの赤外線を赤外線センサ33に通す赤外線検出孔37が形成されていて、前記赤外線検出孔37は赤外線センサ33が、食品22からの赤外線を検出している時は対向している状態にあり、赤外線検出位置Cである。赤外線検出孔37の右側に待機位置Dがある。マグネトロン26を駆動するインバータ28、アンテナモータ30、Y方向回動モータ34の動作は、赤外線センサ33からの温度情報などにより、マイコン38を通じ制御部(図示せず)により制御されている。加熱室21及び、マグネトロン26やインバータ28等の電気部品は、外郭の底部を形成する底板39と加熱室21全体を覆うように形成されたボディ40で覆われている。
【0022】
次に動作、作用について説明する。
【0023】
まず始めに高周波加熱での説明をする。図1、図2において、加熱室21の底部に固着された皿受け台23に食品22を載せて加熱を開始すると、インバータ28から高電圧がマグネトロン26へ供給されて高周波が発生し、導波管27を通じ空隙25に導かれ回転アンテナ29に達する。回転アンテナ29はアンテナモータ30により回転駆動しているため、高周波が攪拌されて加熱室21に送り出され、高周波が食品22に照射されて加熱が開始される。加熱と同時に冷却ファン31が回転動作して、マグネトロン26やインバータ28等の電気部品を冷却する。冷却ファン31から送り出された冷却風の一部は、送風ガイド32の冷却ファン31の風上側にある開放された吸気口35から導入され、送風ガイド32内に一定の圧力を発生させて、冷却ファン31の風下側にある排気口36から排出される。この送風ガイド32の圧力により加熱室21の赤外線検出孔37から流出される汚れを含む蒸気と熱気を遮断できているため、赤外線センサ33が汚れる、あるいは熱気の影響を受けることは無い。一方、加熱が開始すると赤外線センサ33は食品22の温度情報を検出するため、Y方向回動モータ34の回動移動により、加熱室21内の隙から隙の移動を繰り返し、赤外線を走査する。この移動繰り返しにより赤外線を走査している時、赤外線センサ33は食品22の温度情報を検出している。加熱が進行し予め決められた温度(例えば40℃)を、赤外線センサ33が食品22から検出すると、制御部(図示せず)にあるマイコン38は加熱の停止命令を制御部(図示せず)を通じ、関係部品に伝達し加熱が終了する。加熱が終了すると、赤外線センサ33はY方向回動モータ13の動作により、赤外線検出位置Cから待機位置Dに移動する。加熱が終了すると、冷却ファン31の回転動作が停止するため、送風ガイド32内の圧力は無くなり、加熱室21の圧力が送風ガイド32内の圧力より高くなることによって、加熱室21から食品22の汚れを含む蒸気と熱気が、赤外線検出孔37を通じて、赤外線センサ33側に流出することになるが、赤外線センサ33はすでに赤外線検出孔37の右側の待機位置Dに回避しているため、また、赤外線センサ33側に流出した食品22の汚れを含む蒸気と熱気は、送風ガイド32に形成された赤外線検出孔37に近い待機位置Dとは、反対方向にある排気口36から排出されるため、待機位置Dに回避した赤外線センサ33を汚すことは無い、あるいは加熱からの熱気の影響を受けることは無い。このため、赤外線センサの検出(受光)機構を簡単にすることができ、故障が少なく低コストで、赤外線センサ性能を常に安定することができるものである。
【0024】
次に、ヒータ加熱での説明をする。図1、図2、図3において、加熱室21の底部に固着された皿受け台23に食品22を載せてヒータ加熱を開始すると、ヒータ(図示せず)に通電されて、加熱が開始される。一方、赤外線センサ33はヒータ加熱では使用しないため、赤外線検出孔37の右側の待機位置Dに回避されている。加熱開始時は、加熱室21の温度を早く立上げるため、まだ冷却ファン31が回転動作させないで、たとえば、加熱室21の温度が150℃とある程度高温になった時から、冷却ファン31を回転動作する。冷却ファン31から送り出された冷却風の一部は、送風ガイド32の冷却ファン31の風上側にある開放された吸気口35から導入され、送風ガイド32内に一定の圧力を発生させて、冷却ファン31の風下側にある排気口36から排出される、このため加熱室21内の温度が高くなり、圧力が高くなって赤外線検出孔37から汚れを含む蒸気と熱気を流出させよと作用しても、送風ガイド32内の圧力によって遮断できるため、赤外線センサ33側に流出してこない。よって赤外線センサ33が汚れる、あるいは熱気の影響を受けることは無い。このことによって、ヒータ加熱の時においても、赤外線センサ性能を常に安定することができるものである。
【0025】
(実施例2)
請求項4に記載の発明の動作、作用について説明する。加熱動作開始から加熱終了前までは実施例1と同じため説明を省略する。図1、図2、図3において、加熱が終了すると、冷却ファン31が停止し、風ガイド32への送風が止まり、送風ガイド32内の圧力が低下する。一方、加熱室21内の圧力は加熱により高くなった状態にあるため、加熱室21から食品22の汚れを含む蒸気と熱気が、赤外線検出孔37を通じて、赤外線センサ33側に流出することになる。ここで、加熱終了後冷却ファン31を一定時間、あるいは熱室21の温度がある程度低下するまで回転動作すると、冷却ファン31から送り出された冷却風の一部は、送風ガイド32の冷却ファン31の風上側にある開放された吸気口35から導入され、送風ガイド32の内に一定の圧力を発生させて、冷却ファン31の風下側にある排気口36から排出される。このため加熱室21内の圧力が加熱により高くなった状態にあっても、送風ガイド32内の圧力で発加熱室21の赤外線検出孔37から流出される蒸気や熱気を遮断できるため、赤外線センサ33が汚れる、あるいは熱気の影響を受けることは無い。よって、赤外線センサ性能を更に安定させることができるものである。
【0026】
なお、図及び本説明では、冷却ファン31を用いて送風ガイド32内に一定の圧力を発生させる構成で説明したが、別の送風ファンを用いても同等の効果を得ることは言うまでもないことである。
【0027】
なお、図及び本説明では、冷却ファン31を用いて送風ガイド32内に一定の圧力を発生させる方向を図2において後方からとして説明しているが、送風ガイド32内に一定の圧力を発生させることができれば、方向にはこだわら無いことは言うまでもないことである。
【0028】
なお、図及び本説明では、赤外線センサ33の待機位置Dを図2において赤外線検出孔37の右側に構成して説明したが、加熱室21からの汚れを含む蒸気、あるいは熱気の影響を受けることが無い位置であれば、方向にはこだわら無いことは言うまでもないことである。
【0029】
なお、図及び本説明では、回転アンテナ29を用いた下方給電の構成で説明したが、回転する皿受台を用いた側方あるいは後方などの給電方法でも良く、給電方法にはこだわら無いことは言うまでもないことである。
【0030】
【発明の効果】
以上のように、請求項1〜5に記載の発明によれば、加熱室の外壁面と赤外線センサの間に送風ガイドを設け、冷却ファンの送風圧により送風ガイド内に、圧力空間を構成したことで、送風ガイド内の圧力で加熱室から赤外線検出孔を通り流出してくる汚れ、あるいは加熱室からの熱気を遮断できることにより、赤外線センサを汚れ防止板で構成された汚れがこない場所(待機位置)へ、回避移動するためのX方向(垂直方向)回動部材が不要となるため、赤外線センサの検出(受光)機構を簡単にすることができ、故障が少なく低コストで、赤外線センサ性能を常に安定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における高周波加熱装置の断面図
【図2】本発明の実施例1における高周波加熱装置の断面図
【図3】本発明の実施例1における高周波加熱装置の斜視図
【図4】従来の高周波加熱装置の断面図
【図5】従来の高周波加熱装置の腰部斜視図
【図6】従来の高周波加熱装置の腰部断面図
【符号の説明】
21 加熱室
26 マグネトロン(高周波発生装置)
29 回転アンテナ(高周波放射手段)
32 送風ガイド
33 赤外線センサ
34 Y方向(水平方向)回動モータ
35 吸気口
36 排気口
37 赤外線検出孔
Claims (5)
- 被加熱物を収納する加熱室と、前記加熱室に電波を照射する高周波発生装置と、前記高周波発生装置を駆動する電源部と、被加熱物の温度を検出する赤外線センサと、前記加熱室に収納された被加熱物からの赤外線を前記赤外線センサへ導入する赤外線検出孔を備え、前記加熱室の外壁面と前記赤外線センサの間に圧力空間を構成したことを特徴とした高周波加熱装置。
- 加熱室の外壁面と赤外線センサの間に送風ガイドを設け、冷却ファンの送風圧により、送風ガイド内に圧力空間を構成したことを特徴とした請求項1に記載の高周波加熱装置。
- 赤外線センサを加熱室の外壁面と赤外線センサの間に設けた送風ガイドに、赤外線検出孔を中心とし水平方向に回転移動できるように支持固定し、赤外線センサが検出動作していない時は、赤外線検出孔を中心として冷却ファンの送風側に待機する構成としたことを特徴とした請求項項1又は2に記載の高周波加熱装置。
- 加熱終了後、加熱室の外壁面と赤外線センサの間に設けた送風ガイドの空間に、一定時間あるいは、加熱室の温度により、冷却ファンを回転動作し、圧力を維持することを特徴とした請求項1〜3のいずれか1項に記載の高周波加熱装置。
- 加熱室の外壁面と赤外線センサの間に設けた送風ガイドにおいて、赤外線検出孔を中心として赤外線センサの待機位置とは反対側に排気口を形成したことを特徴とした請求項1〜4のいずれか1項に記載の高周波加熱装置。
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