JP2003083545A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2003083545A
JP2003083545A JP2001277305A JP2001277305A JP2003083545A JP 2003083545 A JP2003083545 A JP 2003083545A JP 2001277305 A JP2001277305 A JP 2001277305A JP 2001277305 A JP2001277305 A JP 2001277305A JP 2003083545 A JP2003083545 A JP 2003083545A
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JP
Japan
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heating chamber
heating
food
temperature
infrared
Prior art date
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Application number
JP2001277305A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Asada
信弘 浅田
Atsushi Okamoto
淳 岡本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱室の天面略中央に赤外線を配置しても、
その温度検出範囲が広くできず、食品を載置する位置が
規制されていた、 【解決手段】 加熱室2の食品を加熱するマグネトロン
と、食品から発する赤外線を検知する赤外線センサ22
を有し、食品温度を検知する温度検知部と、該温度検知
部での検知温度に基づいて前記マグネトロンの駆動を制
御する制御部とを備え、前記赤外線センサ22は、複数
個の赤外線アレイを2次元に配置した構成であり、また
前記加熱室2は、天面9と側面8とで形成したコーナー
部19近傍に、前記赤外線センサ22が前記加熱室2内
の赤外線を検出するための検出孔21を配置した構成で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は赤外線を有する加
熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電子レンジは、例えば特開20
01−201057号公報に記載されている。
【0003】このものは、加熱室内のターンテーブルに
食品を載置して、このターンテーブルを回転駆動しなが
らマイクロ波加熱する加熱調理器であって、加熱室底部
の加熱される領域を複数領域に分けて、各領域の温度を
サーモパイルで検出し、このサーモパイルで検出した複
数領域の温度データに基づいて非加熱物が載置されたタ
ーンテーブルの回転駆動を制御する構成である。
【0004】そして、食品の数量や大きさを検出して、
その数量・大きさに適切に対応して効率の良い過熱制御
を行い、迅速かつ均一な加熱調理を行うことができるも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記サ
ーモパイルの取付け位置は、加熱室の天面略中央部であ
るため、サーモパイル取付け位置と加熱室底面との距離
の関係により、温度検出範囲の広がりにも限界がある。
そのため、加熱室の中央付近は検出できるが、加熱室側
面に近い部分では、検出範囲から外れ、検出できないこ
とになる。
【0006】本発明は、斯かる課題を解決するためのも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、食品を
収納する加熱室と、該加熱室の食品を加熱する加熱部
と、前記食品から発する赤外線を検知する赤外線センサ
を有し、食品温度を検知する温度検知部と、該温度検知
部での検知温度に基づいて前記加熱部の駆動を制御する
制御部とを備え、前記赤外線センサは、複数個の赤外線
アレイを2次元に配置した構成であり、また前記加熱室
は、天面と側面とで形成したコーナー部近傍に、前記赤
外線センサが前記加熱室内の赤外線を検出するための検
出孔を配置した構成である。
【0008】また、前記加熱室の検出孔と前記赤外線セ
ンサとの間に設け、赤外線の非検出時に閉塞し、赤外線
検出時に開放するシャッタを設け、前記シャッタは、比
誘電率が低くかつ汚染性の低い材料で形成した構成であ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1において、1は本発明の一実
施例となる電子レンジの本体、2は本体1の内部に配置
した加熱室、3は加熱室2の前面開口を開閉するドア、
4は加熱室2の上方に配置し、加熱条件や加熱開始指示
を入力する操作部、5は操作部4内に配置し、加熱残り
時間や加熱条件などを表示する表示部、6は加熱室2の
下方に配置し、本体1内に冷却風を吸気する吸気口であ
る。
【0010】前記加熱室2は、底面にセラミック製の食
品載置台7と、両側面及び後面からなる側面壁8と、天
面壁9とから構成されている。
【0011】図2において、10および11はマイクロ
波を発生するマグネトロン、12はマグネトロン10で
発生したマイクロ波を加熱室2へ導く導波管、13はマ
グネトロン11で発生したマイクロ波を加熱室2へ導く
導波管、14は加熱室2の上部凹部2aに配置され、導
波管12で導かれたマイクロ波を回転しながら加熱室2
内に拡散する回転アンテナ、15は回転アンテナ14を
回転する回転モータである。
【0012】16は導波管13で導かれたマイクロ波を
回転しながら拡散する回転アンテナ、17は回転アンテ
ナ16を回転する回転モータ、18は回転アンテナ16
の回転位置を検出する回転位置検出部である。
【0013】図3において、19及び20は、前記加熱
室2の天面壁9と側面壁8との接続部のうちのコーナー
部、21はマイクロ波を通過させない程度の大きさで、
加熱室2内の赤外線を検出するための検出孔、22は検
出孔21から加熱室2内の赤外線を検出するために、縦
4個及び横4個の合計16個のサーモパイル23を2次
元に広げて配置した赤外線センサ22である。赤外線セ
ンサ22は、前記検出穴21を臨む位置に配置されてい
る。
【0014】本実施態様では、図3に示すように、検出
孔21及び赤外線センサ22は、加熱室2の正面視右側
面と後面と天面とが接続するコーナー部19の天面壁9
に設けている。
【0015】図5において、24は前記赤外線センサ2
2と検出穴21との間に、回動自在に配置したシャッタ
ー、25はシャッター24を回動するシャッターモータ
25である。前記シャッターモータ25は、赤外線セン
サ22が赤外線を検出するとき、検出穴21を開放する
ように、回動してシャッター24を移動させ、また赤外
線センサ22での赤外線検出を行わないとき、検出孔2
1を閉塞するようにシャッター24を移動させている。
【0016】また前記シャッター24は、比誘電率が低
く、汚染性の低い材料、例えばフッ素樹脂やポリプロピ
レンから形成されている。シャッター24が金属製であ
ると、検出孔21から漏れ出たマイクロ波が、シャッタ
ー24を伝わり、外部に漏れ赤外線センサ22からの信
号などに重畳して誤動作の原因となるからである。さら
に、汚染性の低い材料とすることにより、食品からの油
煙などがシャッター24の回動部分に付着して、回動し
にくくしたり、また付着したものが発熱又はシャッター
24自身の発熱により赤外線センサ22の検出温度の誤
差を抑制している。
【0017】また、前記赤外線センサ22は、加熱室2
のコーナー部19近傍に検出孔21を設け、そこから赤
外線センサ22を加熱室2内に臨ませるようにしたの
で、加熱室2の天面壁9の略中央から赤外線センサを臨
ませたものに比べ、加熱室2の食品載置台7上の温度検
知範囲26が最も広くなり、ターンテーブルを無くした
加熱調理器においては、食品載置台7上のどこに食品を
載置しても温度が検出でき、加熱不良を防止することが
できる。
【0018】図6において、27は電子レンジの動作を
制御をつかさどり、マイクロコンピュータを含んで構成
された制御部、28は赤外線センサ22で検出した赤外
線に応じた信号を検出温度信号に変換する温度変換部、
29は加熱終了の報知を行う報知部である。なお、赤外
線センサ22と温度変換部28とで、本発明の温度検出
部に相当する。
【0019】かかる構成における動作について説明す
る。
【0020】まず、操作部4で加熱条件を入力した後、
食品を加熱室2内に収納し、ドア3を閉塞してから、操
作部4から制御部27に加熱開始指示を行う。制御部2
7は指示を受けて、マグネトロン10及び11を駆動す
るとともに、アンテナモータ15及び17を駆動して、
回転アンテナ14及び16を回転させる。このとき、マ
グネトロン10及び11から発生したマイクロ波は、回
転アンテナ14及び16を介して加熱室2内に拡散され
る。
【0021】加熱を開始してから、シャッターモータ2
5を駆動してシャッター24を移動し、検出孔21を開
放する。このときから赤外線センサ22は加熱室2内の
赤外線を検出する。その検出した赤外線から温度変換部
28で検出温度信号に変換し、食品温度を検出する。こ
のとき、赤外線センサ22は、複数のサーモパイル23
で検出しているので、各検出温度のばらつきも検出す
る。このばらつきが、所定値より大きくなったとき、回
転アンテナ16を停止させて加熱を継続する。この停止
位置は、検出した温度分布で最も温度が低い食品部分に
マイクロ波か集中して放射できる位置である。この動作
により、食品の温度分布をできるだけ均一にするよう制
御する。
【0022】加熱が進行し操作部4から入力した加熱条
件をクリアしたとき、制御部27はマグネトロン10及
び11の動作を停止し、加熱動作を終了する。このと
き、報知部29を駆動して使用者に加熱終了した旨報知
する。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、温度検出範囲が広く取
れ、食品を加熱室のどこにおいても温度が検出でき、調
理失敗を防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電子レンジのの外観図
である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】加熱室と赤外線センサとの位置関係を示す図で
ある。
【図4】赤外線センサの構成を示す図である。
【図5】赤外線センサの周辺構成を示す図である。
【図6】電子レンジの制御ブロック図を示す図である。
【符号の説明】
2 加熱室 8 側面壁 9 天面壁 22 赤外線センサ 24 シャッター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を収納する加熱室と、該加熱室の食
    品を加熱する加熱部と、前記食品から発する赤外線を検
    知する赤外線センサを有し、食品温度を検知する温度検
    知部と、該温度検知部での検知温度に基づいて前記加熱
    部の駆動を制御する制御部とを備え、前記赤外線センサ
    は、複数個の赤外線アレイを2次元に配置した構成であ
    り、また前記加熱室は、天面と側面とで形成したコーナ
    ー部近傍に、前記赤外線センサが前記加熱室内の赤外線
    を検出するための検出孔を配置したことを特徴とする加
    熱調理器。
  2. 【請求項2】 前記加熱室の検出孔と前記赤外線センサ
    との間に設け、赤外線の非検出時に閉塞し、赤外線検出
    時に開放するシャッタを設け、前記シャッタは、比誘電
    率が低くかつ汚染性の低い材料で形成したことを特徴と
    する加熱調理器。
JP2001277305A 2001-09-12 2001-09-12 加熱調理器 Pending JP2003083545A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016138739A (ja) * 2015-01-21 2016-08-04 シャープ株式会社 加熱調理器
EP2326882B1 (de) 2008-08-20 2019-02-27 BSH Hausgeräte GmbH Kochfeldvorrichtung
US11517146B2 (en) 2019-05-21 2022-12-06 Whirlpool Corporation Cooking assistance appliance

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