JPS626412Y2 - - Google Patents

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JPS626412Y2
JPS626412Y2 JP1981091934U JP9193481U JPS626412Y2 JP S626412 Y2 JPS626412 Y2 JP S626412Y2 JP 1981091934 U JP1981091934 U JP 1981091934U JP 9193481 U JP9193481 U JP 9193481U JP S626412 Y2 JPS626412 Y2 JP S626412Y2
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JP
Japan
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food
cooked
cooking chamber
temperature
opening
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JP1981091934U
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JPS57203205U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、被調理物からの赤外線によりマイ
クロ波加熱手段の発振を制御する高周波加熱装置
に関し、導波管の開口部を調理室の上面の中央部
に設け、マイクロ波により強く加熱される調理室
内中央部の被調理物の温度を検出し、加熱むらに
よる調理の仕上り不良を防止できるようにしたも
のである。
電子レンジ等の高周波加熱装置では、当初、タ
イマーでマイクロ波加熱手段の発振時間を設定し
て調理の仕上りを調節していたが、近年、被調理
物の出来具合を検出する種々の素子の開発に伴な
い、被調理物の温度、湿度、臭気(気発物質の場
合)等で調理の仕上りを定め、これを検出してマ
イクロ波加熱手段の発振を制御している。
そして、被調理物の温度を、該被調理物から輻
射される赤外線を測定して間接的に検出する従来
の高周波加熱装置は、たとえばオーブンレンジの
場合、第1図に示すように構成されている。すな
わち、同図において、1は調理室、2は調理室1
の底部に設けられた被調理物の載置用のターンテ
ーブルであり、調理室1の底板1aの中央に貫設
されたテーブル駆動機構3上に載置され、図示し
ないモータの回転力がベルトを介してテーブル駆
動機構3に伝達され、この回転力によりターンテ
ーブル2が回転される。4は底板1a上のテーブ
ル駆動機構3の外周の同一円周上に固定された複
数個のテーブル補助体であり、それぞれターンテ
ーブル2の下面に当接するローラを有し、ターン
テーブル2の回転を安定に補助する。5はターン
テーブル2の中央部上面に載置されたコツプであ
り、被調理物、たとえば酒が入つている。6は脚
部を介してターンテーブル2上に載置された調理
ネツトであり、被調理物を全周に渡つて加熱する
際、被調理物を調理ネツト6上に載置し、調理を
行なう。7は調理室1の右側板1bに形成された
冷却風の吸気口であり、ダクト8からの冷却風が
吸気口7より調理室1内に流入される。9は調理
室1の左側板1cに形成された排気口である。
10は調理室1の右方に設けられたマイクロ波
加熱手段となるマグネトロン、11はマグネトロ
ン10のアンテナ10′からのマイクロ波を調理
室1内に案内する導波管であり、調理室1の天板
1dの右側部に導波管11の開口部となる給電口
12が形成され、該給電口12からマイクロ波が
調理室1内に導入される。13は調理室1の天板
1d上にボツクス台13′を介して載置された被
調理物の温度の検知ボツクスであり、ダクト14
を介した冷却風が流入される。15は天板1dの
中央部から検知ボツクス13内に突出して設けら
れたカツトオフパイプであり、調理室1から検知
ボツクス13内へのマイクロ波の漏れを防止して
おり、このカツトオフパイプ15の下端開口には
被調理物の温度の検出口16が形成されている。
17は検知ボツクス13内の検出口16の上方に
設けられ被調理物から輻射される赤外線を測定す
る検出素子であり、該検出素子17からの検出信
号がシールドケース18を貫通する貫通コンデン
サ19を介して図示しない温度検出回路に案内さ
れている。20はチヨツパモータ、21は該チヨ
ツパモータ20の回転軸に軸着されたチヨツパで
あり、被調理物と検出素子17との間を間欠的に
閉塞する。22はチヨツパ21の間欠部を検出す
るフオトインタラプタ、23はチヨツパ21の温
度を検出する温度補正ダイオード、24はカツト
オフパイプ15の上端開口を開閉自在に閉塞する
シヤツタ、25は該シヤツタ24の操作用のソレ
ノイド、26は天板1dの左側部に形成された熱
風吐出口、27は図示しない電気ヒータからの熱
風を吐出口26より調理室1内に供給するノズル
であり、ノズルケース28の外側には断熱材29
が設けられている。
そして、チヨツパモータ20の駆動によりチヨ
ツパ21が回転すると、検出素子17は被調理物
とチヨツパ21とに交互に対向し、検出素子17
からは被調理物からの赤外線による温度とチヨツ
パ21の温度との温度差に応じた交流出力が得ら
れ、温度補正ダイオード23によるチヨツパ21
の温度検出により、被調理物の温度が間接的に検
出され、この検出温度に応じてマグネトロン10
の発振が制御される。
ところで、前述のように、被調理物から輻射さ
れる赤外線を測定する場合、検出素子17はその
視野の平均温度を測定するようになつているか
ら、あまり広範囲の測定は行なえず、第1図の場
合、ターンテーブル2の上面におけるφ75の円内
の平均温度を測定することになる。また、通常、
高周波加熱装置では、ターンテーブル式はもちろ
んのことスタラー方式のものでも、被調理物は調
理室の中央に置かれることが多く、そのため、被
調理物の温度測定には調理室のほぼ中央位置が選
ばれ、とくに、前記したようなターンテーブル式
の場合、被調理物が動くことから、ターンテーブ
ル2の温度を測定してしまわないよう中央付近に
限られるものである。
しかし、被調理物を複数個同時に調理する場
合、第1図に示すように、マイクロ波の給電口1
2が調理室1の右側に位置すると、ターンテーブ
ル2上の被調理物は中央のものより端のものの方
が強く加熱される傾向にあり、この調理のむら
が、加熱不足ならさらに少し加熱すればよいが、
加熱しすぎの場合にはやり直しができず、中央の
被調理物の温度を検出してマグネトロン10の発
振を制御するこの種高周波加熱装置では大きなデ
メリツトになる。
この考案は、前記の点に留意してなされたもの
であり、加熱むらを極力押える一方、マイクロ波
により強く加熱される被調理物の検出温度により
マイクロ波加熱手段の発振を制御するようにした
ものであり、つぎにこの考案を、その1実施例を
示した第2図とともに詳細に説明する。
第2図において、前記と同一記号は同一もしく
は対応するものを示し、異なる点は、導波管11
の開口部となる給電口12を調理室1の天板1d
の中央部に設けるとともに、導波管11の上方に
ボツクス台13′を介して検知ボツクス13を配
置し、カツトオフパイプ15の下端開口の検出口
16を給電口12の上方の導波管11内に開口す
るとともに、検出素子17をカツトオフパイプ1
5の上方に配置し、被調理物からの赤外線を給電
口12を介して測定するようにしたことである。
したがつて、前記実施例によると、調理室1の
中央部の給電口12よりマイクロ波を放射するた
め、従来のように給電口12が調理室1の右側に
位置した場合より、ターンテーブル2上の被調理
物の加熱むらが少なくなり、このとき、中央部の
被調理物が最も強く加熱されるが、被調理物の温
度検出も、調理室1の中央部の被調理物からの赤
外線測定により行なうことができ、従来のような
加熱むらによる調理の仕上り不良を防止すること
ができる。
以上のように、この考案の高周波加熱装置は、
調理室内の被調理物から輻射される赤外線を測定
して被調理物の温度を検出し、該検出温度により
マイクロ波加熱手段の発振を制御する高周波加熱
装置において、前記調理室の上面の中央部に前記
マイクロ波加熱手段からのマイクロ波を前記調理
室に案内する導波管の開口部を設けるとともに、
前記開口部の上方の前記導波管内にマイクロ波の
漏れを防止するカツトオフパイプの下端を開口
し、被調理物からの赤外線を測定する検出素子を
前記カツトオフパイプの上方に配置し、前記検出
素子による赤外線測定を前記開口部を介して行な
うようにしたものである。
したがつて、この考案によると、調理室の上面
中央部の開口部よりマイクロ波を供給するため、
調理室の中央部の被調理物が最も強く加熱される
ものの、この開口部が調理室の中央より外れて配
置された場合に比し加熱むらが少なくなり、さら
に、この強く加熱された中央部の被調理物の温度
を検出してマイクロ波加熱手段の発振を制御する
ことができ、加熱むらによる調理の仕上り不良、
すなわちやり直しができない加熱しすぎを防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はそれぞれ高周波加熱装置の切断正面図を
示し、第1図は従来例、第2図はこの考案の1実
施例である。 1…調理室、10…マグネトロン、11…導波
管、12…給電口、17…検出素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 調理室内の被調理物から輻射される赤外線を測
    定して被調理物の温度を検出し、該検出温度によ
    りマイクロ波加熱手段の発振を制御する高周波加
    熱装置において、前記調理室の上面の中央部に前
    記マイクロ波加熱手段からのマイクロ波を前記調
    理室に案内する導波管の開口部を設けるととも
    に、前記開口部の上方の前記導波管内にマイクロ
    波の漏れを防止するカツトオフパイプの下端を開
    口し、被調理物からの赤外線を測定する検出素子
    を前記カツトオフパイプの上方に配置し、前記検
    出素子による赤外線測定を前記開口部を介して行
    なうようにした高周波加熱装置。
JP1981091934U 1981-06-22 1981-06-22 Expired JPS626412Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981091934U JPS626412Y2 (ja) 1981-06-22 1981-06-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981091934U JPS626412Y2 (ja) 1981-06-22 1981-06-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57203205U JPS57203205U (ja) 1982-12-24
JPS626412Y2 true JPS626412Y2 (ja) 1987-02-14

Family

ID=29886999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981091934U Expired JPS626412Y2 (ja) 1981-06-22 1981-06-22

Country Status (1)

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JP (1) JPS626412Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55118534A (en) * 1979-03-02 1980-09-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd High frequency heater

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55118534A (en) * 1979-03-02 1980-09-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd High frequency heater

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Publication number Publication date
JPS57203205U (ja) 1982-12-24

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