JPH0821631A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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Publication number
JPH0821631A
JPH0821631A JP15325794A JP15325794A JPH0821631A JP H0821631 A JPH0821631 A JP H0821631A JP 15325794 A JP15325794 A JP 15325794A JP 15325794 A JP15325794 A JP 15325794A JP H0821631 A JPH0821631 A JP H0821631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating chamber
controller
cooling fan
heater
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP15325794A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Ishikawa
力 石川
Toshio Noguchi
敏夫 野口
Minoru Endo
実 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0821631A publication Critical patent/JPH0821631A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価な装置でヒーター、冷却ファン、制御器
の異常を検知する。 【構成】 加熱室1の両側壁1a、1bの外側に付設さ
れた複数個のフォトセンサー7と、フォトセンサー7や
制御器11を冷却するとともに加熱室1内の熱気を排出
する冷却ファン12とを有する高周波加熱装置におい
て、フォトセンサー7の半導体受光素子7bと加熱室1
の側壁1b間に半導体受光素子7bと対向する小孔10
aを有する形状記憶合金10を設けた構成としたことに
より、フォトセンサー7を冷却する冷却ファン12がロ
ックしたり、加熱手段のヒーター5、制御器11の異常
または故障によって加熱室1内が高温となっ時、加熱室
1側壁からの輻射熱などによってフォトセンサー7と加
熱室1の側壁1b間に設けられた形状記憶合金10が変
形してフォトセンサー7の光信号が遮断され、ヒーター
5、冷却ファン12および制御器11を制御し動作停止
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒーターを備えた高周
波加熱装置に係り、特にフォトセンサーの出力信号によ
り加熱手段、冷却ファン、制御器等の異常を検知し制御
する機能に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の高周波加熱装置は、加熱室
の側壁外に設けられたフォトセンサーの近傍に温度セン
サーを設け、その温度センサーの情報によりフォトセン
サーおよび加熱手段、冷却ファン、制御器などの異常を
検知して動作を停止するなどの制御をしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
加熱調理中にフォトセンサーや制御器などを冷却する冷
却ファンがロックしたり、加熱手段のヒーターや制御器
の異常または故障したりして加熱室内が高温となって加
熱室側壁からの輻射熱でフォトセンサーや制御器が使用
限界温度となったとき、フォトセンサーの近傍に設けら
れた温度センサーからの情報により加熱手段、冷却ファ
ン、制御器などを制御するが、この温度センサーおよび
温度センサーを駆動させるための制御回路などを設ける
必要がありコスト高となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたもので、食品を載置する角皿を収納
する加熱室と、この加熱室の上下両壁に配設されたヒー
ターと、高周波を発振するマグネトロンと、前記加熱室
の両側壁の外側に付設された複数個の半導体発光素子と
半導体受光素子とで構成されたフォトセンサーと、フォ
トセンサーや制御器を冷却するとともに加熱室内の熱気
を排出する冷却ファンとを有する高周波加熱装置におい
て、フォトセンサーの半導体受光素子と加熱室の側壁間
に半導体受光素子と対向する小孔を有する形状記憶合金
を設けた構成とした。
【0005】
【作用】上記構成により、フォトセンサーを冷却する冷
却ファンがロックしたり、加熱手段のヒーター、制御器
の異常または故障によって加熱室内が高温となっ時、加
熱室側壁からの輻射熱などによってフォトセンサーと加
熱室の側壁間に設けられた形状記憶合金が変形してフォ
トセンサーの光信号が遮断され、ヒーター、冷却ファン
および制御器を制御し動作停止する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を用いて説明す
る。
【0007】図1は本発明の一実施例を示す高周波加熱
装置の縦断面図、図2はその平断面図である。
【0008】図において、1は加熱室で、側壁1a、1
bには後述のフォトセンサー7の光を通す複数個の小孔
1cが穿設されるとともに側壁1aの下部には入気口
(図示せず)がまた側壁1bの上部には排気口(図示せ
ず)が設けられている。2は加熱室1の内壁に設けられ
た棚4に載置され食品3を載置する角皿である。5は加
熱室1の上下に配設され食品3を加熱調理したり食品3
の表面に焦げ目を付けたりする加熱手段のヒーターであ
る。6は高周波を発振するマグネトロンである。7は加
熱室1の側壁1a、1bの外側にそれぞれ設けられた複
数個の半導体発光素子7a、半導体受光素子7bで構成
されたフォトセンサーである。8は前記フォトセンサー
7を取り付けるための基板、9a、9bはその樹脂ブラ
ケットである。
【0009】10は半導体受光素子7bと対向して光信
号の光軸上になるように穿設された小孔10aを有し、
温度によって変形する形状記憶合金で、小孔10aを有
する面が半導体受光素子7bと加熱室側壁1bとの間に
位置するようにL字型に形成され、前記樹脂ブラケット
9bに固定されている。11はマイコンを搭載した制御
基板からなる制御器で、フォトセンサー7を取り付けた
基板8が接続されている。12は制御器11、フォトセ
ンサー7を冷却するとともに加熱室内を換気する冷却フ
ァンである。13は加熱室1の開口を開閉自在に枢支さ
れたドアである。
【0010】なお、形状記憶合金10に換えてバイメタ
ル式の金属体であってもよい。
【0011】つぎに本実施例の作用について説明する。
【0012】食品3を載置した角皿2を加熱室1の調理
メニューに応じた棚4に載置しドア13を閉じて調理ボ
タン(図示せず)を押すと、フォトセンサー7で角皿2
の載置状態が検知され、調理パターンを記憶している制
御器11によって加熱手段のヒーター5への通電が制御
され加熱室の温度が上昇し調理が行われる。
【0013】調理が進むにつれて加熱室1の側壁1a、
1bの外側に付設されたフォトセンサー7の温度は、加
熱室1の側壁1a、1bからの輻射熱などにより上昇す
る。
【0014】通常の場合は制御器11によってヒーター
5、冷却ファン12が制御され所定温度以上に上昇しな
いように制御されるが、ヒーター5、冷却ファン12、
制御器11に異常が発生したり故障した場合には加熱室
1内の温度が高温となり、フォトセンサー7および制御
器11の使用限界温度に達すると、形状記憶合金10が
変形して半導体受光素子7bへの光信号を遮断する。こ
のフォトセンサー7からの出力信号の異常により加熱手
段のヒーター5、冷却ファン12、制御器11を制御し
動作停止する。動作停止と同時にブザーやエラーメッセ
ージ(何れも図示せず)にて使用者に報知するようにも
制御される。
【0015】
【発明の効果】以上本発明によれば、食品を載置する角
皿を収納する加熱室と、この加熱室の上下両壁に配設さ
れたヒーターと、高周波を発振するマグネトロンと、前
記加熱室の両側壁の外側に付設された複数個の半導体発
光素子と半導体受光素子とで構成されたフォトセンサー
と、フォトセンサーや制御器を冷却するとともに加熱室
内の熱気を排出する冷却ファンとを有する高周波加熱装
置において、フォトセンサーの半導体受光素子と加熱室
の側壁間に半導体受光素子と対向する小孔を有する形状
記憶合金を設けた構成としたことにより、フォトセンサ
ーを冷却する冷却ファンがロックしたり、加熱手段のヒ
ーター、制御器の異常または故障によって加熱室内が高
温となっ時、加熱室側壁からの輻射熱などによってフォ
トセンサーと加熱室の両側壁間に設けられた形状記憶合
金が変形してフォトセンサーの光信号が遮断され、ヒー
ター、冷却ファンおよび制御器を制御し動作停止するの
で、信頼性・安全性ともに向上しコストも安価になる高
周波加熱装置を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す高周波加熱装置の縦断
面図である。
【図2】同じく平断面図である。
【図3】同じく要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 加熱室 2 角皿 5 ヒーター 7 フォトセンサー 10 形状記憶合金 11 制御器 12 冷却ファン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品(3)を載置する角皿(2)を収納
    する加熱室(1)と、この加熱室(1)の上下両壁に配
    設されたヒーター(5)と、高周波を発振するマグネト
    ロン(6)と、前記加熱室(1)の両側壁(1a)(1
    b)の外側に付設された複数個の半導体発光素子(7
    a)と半導体受光素子(7b)とで構成されたフォトセ
    ンサー(7)と、フォトセンサー(7)や制御器(1
    1)を冷却するとともに加熱室(1)内の熱気を排出す
    る冷却ファン(12)とを有する高周波加熱装置におい
    て、フォトセンサー(7)の半導体受光素子(7b)と
    加熱室(1)の側壁(1b)間に半導体受光素子(7
    b)と対向する小孔(10a)を有する形状記憶合金
    (10)を設けたことを特徴とする高周波加熱装置。
JP15325794A 1994-07-05 1994-07-05 高周波加熱装置 Pending JPH0821631A (ja)

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JP15325794A JPH0821631A (ja) 1994-07-05 1994-07-05 高周波加熱装置

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JP15325794A JPH0821631A (ja) 1994-07-05 1994-07-05 高周波加熱装置

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JPH0821631A true JPH0821631A (ja) 1996-01-23

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ID=15558507

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JP15325794A Pending JPH0821631A (ja) 1994-07-05 1994-07-05 高周波加熱装置

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JP (1) JPH0821631A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1033538A2 (de) 1999-03-01 2000-09-06 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Gargerät mit Temperatursensor
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CN113180461A (zh) * 2021-05-27 2021-07-30 珠海格力电器股份有限公司 蒸烤烹饪设备及其加热部件故障判定方法、装置和介质

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