JPH0510532A - 調理器 - Google Patents

調理器

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Publication number
JPH0510532A
JPH0510532A JP16041591A JP16041591A JPH0510532A JP H0510532 A JPH0510532 A JP H0510532A JP 16041591 A JP16041591 A JP 16041591A JP 16041591 A JP16041591 A JP 16041591A JP H0510532 A JPH0510532 A JP H0510532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating chamber
cooling
exhaust
duct
cooling air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16041591A
Other languages
English (en)
Inventor
Taiki Hayashi
泰希 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP16041591A priority Critical patent/JPH0510532A/ja
Publication of JPH0510532A publication Critical patent/JPH0510532A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却風によるマグネトロン冷却性能を向上
し、構造の複雑化を招かず且つ加熱室内からの雰囲気の
排気効率の低下を招かないようにして、湿度センサ付近
の流れを安定させてセンサ検知性能を向上させる。 【構成】 マグネトロン3を冷却する冷却ファン5と、
加熱室右側壁に形成された吸気部と、マグネトロン冷却
後の冷却風を導き、この冷却風の一部を吸気部を介して
加熱室内へ送るとともに残りを加熱室内を通らない加熱
室と外装1との間の空間11へ送る吸気ダクト8と、加
熱室左側壁に形成され加熱室内の雰囲気を排出する排気
部と、この排気部の一部を覆い上下端が開放した排気ダ
クト14と、この排気ダクト14内に配置され、排気ダ
クト内を通る加熱室内からの雰囲気における湿度を検知
する湿度センサ17とが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子レンジ、オーブンレ
ンジ等の調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭59−46426号公報には、マ
イクロ波発生手段であるマグネトロン冷却後の冷却風を
加熱室壁の吸気部から加熱室内に送り、加熱室壁の排気
部から排出され排気ダクト内を通る加熱室内の雰囲気に
おける物理量即ち湿度を湿度センサで検知し、この検知
湿度に基づいて上記マグネトロンを駆動制御する電子レ
ンジが開示されている。
【0003】この場合、上記加熱室内へ送られる冷却風
量は上記吸気部の面積により規制され、ひいてはマグネ
トロンを冷却する冷却風量が規制され、マグネトロンの
冷却性能が悪い。更に、排気経路にあって、上記排気ダ
クトは排気部全体を覆うものであり、排気ダクト内の雰
囲気の流れは乱れており、上記湿度センサの検知性能を
向上すべく湿度センサ付近の雰囲気の流れを安定させる
必要があり、このためには排気ダクト内に風速、風量を
調節する仕切板を設けるとよいが、これは構造の複雑化
を招く。また、排気ダクトが排気部全体を覆うと、自ず
と排気抵抗が増し排気効率の低下を招く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、マイクロ波
発生手段の冷却風による冷却性能を向上し、また構造の
複雑化を招かないようにするとともに加熱室内からの雰
囲気の排気効率の低下を招かないようにしつつ、湿度セ
ンサ等の物理量センサ付近の流れを安定させてセンサ検
知性能を向上させようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、食品を収容す
る加熱室と、食品を加熱するためのマイクロ波を発生す
るマイクロ波発生手段と、このマイクロ波発生手段を冷
却するための冷却風を発生する冷却ファンと、上記加熱
室の壁に形成された吸気部と、上記マイクロ波発生手段
を冷却した後の冷却風を導き、この冷却風の一部を上記
吸気部を介して上記加熱室内へ送るとともに残りを加熱
室内を通らない経路へ送る吸気ダクトと、上記加熱室の
別の壁に形成され上記加熱室内の雰囲気を排出する排気
部と、この排気部の一部を覆い上下端が開放した排気ダ
クトと、この排気ダクト内に配置され、排気ダクト内を
通る上記加熱室内からの雰囲気における物理量を検知
し、上記マイクロ波発生手段を制御するための信号を出
力する物理量センサとからなる。
【0006】
【作用】マイクロ波発生手段冷却後の冷却風は加熱室内
へ送られるとともに加熱室内を通らない経路へも送ら
れ、冷却風の量が増大し、マイクロ波発生手段の冷却性
能が向上する。
【0007】更に、排気ダクトは排気部の一部を覆うも
のであるため加熱室内からの雰囲気の流れの安定した箇
所に排気ダクトを設置でき、且つ排気ダクトの上下端が
開放していることにより排気ダクト内の流れが乱れるの
が極力抑制され、よって構造の複雑化を招かずとも排気
ダクト内の物理量センサの検知性能が向上する。また、
排気部の一部しか排気ダクトによって覆われないため、
排気抵抗が小さく排気効率の低下が抑制される。
【0008】
【実施例】本発明実施例のオーブンレンジの各図を参照
するに、1は外装、2はこの外装内に配置され食品を収
容する加熱室、3はこの食品を加熱するためのマイクロ
波を発生するマイクロ波発生手段即ちマグネトロンであ
る。食品はマイクロ波加熱される他に熱風によりオーブ
ン加熱される。4はこのマグネトロン3に高圧を供給す
る高圧トランス、5はこれらマグネトロン3及び高圧ト
ランス4の後方に配置され両者を冷却するための冷却風
を発生する冷却ファン、6は上記加熱室2の右側壁7の
前側上部に形成された多数のパンチング穴からなる吸気
部、8は上記マグネトロン3を冷却した後の冷却風を導
く吸気ダクトである。この吸気ダクト8の内部は上記吸
気部6側の方が高い仕切壁9により上下2分割されてお
り、下側は上記吸気部6に連なり冷却風の一部を吸気部
6を介して加熱室2内へ送り、上側は残りの冷却風を吸
気ダクト上壁の開口10を介して加熱室2内を通らない
経路即ち加熱室2と外装1との間の空間11へ送る。
【0009】この場合、マグネトロン冷却後の冷却風は
加熱室2内と空間11との双方へ送られるため、冷却風
量が増大し、マグネトロン3の冷却性能が向上してい
る。
【0010】12は上記加熱室2の左側壁13の後方上
部に形成された多数のパンチング穴からなり、冷却風の
加熱室内への供給に伴い加熱室内の雰囲気を排出する排
気部で、この排気部と上記吸気部6とは加熱室2の対角
線上に位置している。14は上記排気部12を横に3等
分した場合排気部の中央区域からの雰囲気の流れが安定
(風速が遅く、風量が安定)していることに鑑み、この
排気部12の中央区域を覆う排気ダクトで、この排気ダ
クトの下端部15は全体的に開放しており、上端部16
は1/2だけ開放している。17は上記排気ダクト14
内に配置されこの中を通る加熱室内の雰囲気における物
理量即ち湿度を検知する湿度センサである。この湿度セ
ンサ17の出力に基づいて上記マグネトロン3の駆動制
御がなされる。
【0011】この場合、上記排気ダクト14内の雰囲気
の流れは、排気ダクト14が流れの安定した箇所にある
とともに排気ダクト14の上下端部15、16が開放し
ていることにより、極力乱れない状態にあり、湿度セン
サ17の検知制度が向上している。また、排気ダクト1
4は排気部12の一部しか覆っていないため、排気抵抗
が小さく排気効率の低下が抑制されている。排気ダクト
14から出た雰囲気、及び排気ダクト14を通らずに出
た雰囲気は、上記吸気ダクト8の上側から空間11へ出
た冷却風を伴って外装1の上壁に形成された排気穴1
8、18・・・からレンジ外部へ排出される。また、吸
気部6が吸気ダクト8で覆われているため、オーブン加
熱時において加熱室内から熱風及び熱が逆流するのがで
きるだけ抑制される。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、マイクロ波発生手段の
冷却風による冷却性能を向上でき、また構造の複雑化を
招かないようにするとともに加熱室内からの雰囲気の排
気効率の低下を招かないようにしつつ、湿度センサ等の
物理量センサ付近の流れを安定させてセンサ検知性能を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のオーブンレンジの正面断面図で
ある。
【図2】同電子レンジの平面断面図である。
【図3】同電子レンジの吸気ダクト付近の斜視図であ
る。
【図4】同電子レンジの吸気ダクト付近の断面図であ
る。
【図5】同電子レンジの排気ダクト付近の斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 加熱室 3 マグネトロン 5 冷却ファン 6 吸気部 8 吸気ダクト 12 排気部 14 排気ダクト 17 湿度センサ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 食品を収容する加熱室と、食品を加熱す
    るためのマイクロ波を発生するマイクロ波発生手段と、
    このマイクロ波発生手段を冷却するための冷却風を発生
    する冷却ファンと、上記加熱室の壁に形成された吸気部
    と、上記マイクロ波発生手段を冷却した後の冷却風を導
    き、この冷却風の一部を上記吸気部を介して上記加熱室
    内へ送るとともに残りを加熱室内を通らない経路へ送る
    吸気ダクトと、上記加熱室の別の壁に形成され上記加熱
    室内の雰囲気を排出する排気部と、この排気部の一部を
    覆い上下端が開放した排気ダクトと、この排気ダクト内
    に配置され、排気ダクト内を通る上記加熱室内からの雰
    囲気における物理量を検知し、上記マイクロ波発生手段
    を制御するための信号を出力する物理量センサとからな
    る調理器。
JP16041591A 1991-07-01 1991-07-01 調理器 Pending JPH0510532A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16041591A JPH0510532A (ja) 1991-07-01 1991-07-01 調理器

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JP16041591A JPH0510532A (ja) 1991-07-01 1991-07-01 調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0510532A true JPH0510532A (ja) 1993-01-19

Family

ID=15714437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16041591A Pending JPH0510532A (ja) 1991-07-01 1991-07-01 調理器

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JP (1) JPH0510532A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5693248A (en) * 1995-07-07 1997-12-02 Lg Electronics Inc. Sensor malfunction prevention apparatus for microwave oven
US6201225B1 (en) * 1999-07-06 2001-03-13 Lg Electronics Inc. Air duct in multi-purpose microwave oven
KR100480711B1 (ko) * 2002-07-26 2005-04-06 엘지전자 주식회사 전자 레인지의 방열 구조
KR100480712B1 (ko) * 2002-07-26 2005-04-06 엘지전자 주식회사 전자 레인지의 방열 구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5693248A (en) * 1995-07-07 1997-12-02 Lg Electronics Inc. Sensor malfunction prevention apparatus for microwave oven
US6201225B1 (en) * 1999-07-06 2001-03-13 Lg Electronics Inc. Air duct in multi-purpose microwave oven
KR100480711B1 (ko) * 2002-07-26 2005-04-06 엘지전자 주식회사 전자 레인지의 방열 구조
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