JPS6314248Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6314248Y2 JPS6314248Y2 JP1981003576U JP357681U JPS6314248Y2 JP S6314248 Y2 JPS6314248 Y2 JP S6314248Y2 JP 1981003576 U JP1981003576 U JP 1981003576U JP 357681 U JP357681 U JP 357681U JP S6314248 Y2 JPS6314248 Y2 JP S6314248Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- gas sensor
- passage
- gas
- space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 8
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 229910006404 SnO 2 Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 235000019645 odor Nutrition 0.000 description 1
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ガスセンサーを用いた電子レンジに
係り、ガスセンサーを含む空間の空気濃度の変動
を小さくし、ガスセンサーの揺動を軽減させるよ
うにしたものである。
係り、ガスセンサーを含む空間の空気濃度の変動
を小さくし、ガスセンサーの揺動を軽減させるよ
うにしたものである。
従来の電子レンジは、加熱時において、マグネ
トロン等を冷却する送風フアンの回転数が耐えず
変動していることや、オーブン庫内の食品の位置
によつて排気ダクト内に送出される食品ガスの濃
度が変わることから、ガスセンサーの出力電圧も
これらに応じて変動し、食品の仕上りが設定した
状態に一致しなくなり焼きムラが生じたりする等
の欠点があつた。
トロン等を冷却する送風フアンの回転数が耐えず
変動していることや、オーブン庫内の食品の位置
によつて排気ダクト内に送出される食品ガスの濃
度が変わることから、ガスセンサーの出力電圧も
これらに応じて変動し、食品の仕上りが設定した
状態に一致しなくなり焼きムラが生じたりする等
の欠点があつた。
本考案は、上述の点に鑑みてなされたものであ
り、オーブン庫内と排気ダクトとを連通する排気
孔の面積の比を、ガスセンサーを含む空間側を含
まない空間側に対して3/2以上に設定し、相対的
にガスセンサーを含む空間の内圧を高くしてガス
センサー周辺の気圧を安定させることを目的とす
るものである。
り、オーブン庫内と排気ダクトとを連通する排気
孔の面積の比を、ガスセンサーを含む空間側を含
まない空間側に対して3/2以上に設定し、相対的
にガスセンサーを含む空間の内圧を高くしてガス
センサー周辺の気圧を安定させることを目的とす
るものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図は、本考案の実施例を示すオーブンレン
ジのキヤビネツトを除いた場合の概観斜視図、第
2図は、第1図の上面図である。
ジのキヤビネツトを除いた場合の概観斜視図、第
2図は、第1図の上面図である。
図において、1はマグネトロン(図示せず)を
冷却する送風フアン2、この送風フアン2により
強制的に外部の空気を送風する送風ダクト3、こ
の送風ダクト3に連設してなるオーブン庫内4、
このオーブン庫内4の上部に配設されてなる排気
ダクト5及び高圧トランス6からなる電子レンジ
本体である。7は上記オーブン庫内4の天井面に
穿設されてなる排気孔であつて、小径の円孔が多
数設けられている。8は上記排気孔7から離れた
位置で上記排気ダクト5内の片隅に設置されてな
るガスセンサーであつて、SnO2を主成分とする
半導体を使用し、気体(ガス)吸着によりSnO2
半導体の導電性が変化する特性を利用したガス感
知素子である。9は上記ガスセンサー8の近傍に
設けられる第1の仕切板であつて、上記排気ダク
ト5の排出口5′にその先端部9′を近接するよう
に取付けられている。10は上記排気ダクト5の
略中央部に設けられる第2の仕切板であつて、上
記ガスセンサー8を含む空間Pの容積と含まない
空間Qの容積との比を1:1に設定するととも
に、前述した排気孔7の内、空間P側に連通して
なる排気孔の面積の和が、空間Q側に連通してな
る排気孔の面積の和より3/2以上大きくなるよう
に取付けられている。そして、この第2の仕切板
10の先端部10′と上記第1の仕切板9の先端
部9′との間隔aは、上記排出口5′の横方向の長
さbに比べてかなり短かくなるようにそれぞれ配
設されている。
冷却する送風フアン2、この送風フアン2により
強制的に外部の空気を送風する送風ダクト3、こ
の送風ダクト3に連設してなるオーブン庫内4、
このオーブン庫内4の上部に配設されてなる排気
ダクト5及び高圧トランス6からなる電子レンジ
本体である。7は上記オーブン庫内4の天井面に
穿設されてなる排気孔であつて、小径の円孔が多
数設けられている。8は上記排気孔7から離れた
位置で上記排気ダクト5内の片隅に設置されてな
るガスセンサーであつて、SnO2を主成分とする
半導体を使用し、気体(ガス)吸着によりSnO2
半導体の導電性が変化する特性を利用したガス感
知素子である。9は上記ガスセンサー8の近傍に
設けられる第1の仕切板であつて、上記排気ダク
ト5の排出口5′にその先端部9′を近接するよう
に取付けられている。10は上記排気ダクト5の
略中央部に設けられる第2の仕切板であつて、上
記ガスセンサー8を含む空間Pの容積と含まない
空間Qの容積との比を1:1に設定するととも
に、前述した排気孔7の内、空間P側に連通して
なる排気孔の面積の和が、空間Q側に連通してな
る排気孔の面積の和より3/2以上大きくなるよう
に取付けられている。そして、この第2の仕切板
10の先端部10′と上記第1の仕切板9の先端
部9′との間隔aは、上記排出口5′の横方向の長
さbに比べてかなり短かくなるようにそれぞれ配
設されている。
次に、上記構成からなる本考案の電子レンジに
ついて、特に、排気ダクト5内の空気の流れ及び
ガスセンサーの作動状態を説明する。
ついて、特に、排気ダクト5内の空気の流れ及び
ガスセンサーの作動状態を説明する。
まず、オーブン庫内4に食品(図示せず)を入
れて、加熱開始スイツチ(図示せず)をONする
と、マグネトロン及び制御回路(図示せず)に通
電されるとともに冷却フアン2が作動して外部空
気を強制的に送風ダクトを通してオーブン庫内4
に送風するようになる。
れて、加熱開始スイツチ(図示せず)をONする
と、マグネトロン及び制御回路(図示せず)に通
電されるとともに冷却フアン2が作動して外部空
気を強制的に送風ダクトを通してオーブン庫内4
に送風するようになる。
一方、オーブン庫内4では、マイクロ波あるい
はヒーターにより食品が加熱され、種々のにお
い、蒸気あるいは煙等が発生して上記外部空気と
混合した空気の流れが生じることになる。そし
て、この空気の流れは、オーブン庫内4から排気
孔7を通つて排気ダクト5に送風される。このと
き、ガスセンサー8を含む空間Pに矢符Aにて示
すように送風される空気量はガスセンサー8を含
まない空間Qに矢符Bにて示すように送風される
空気量よりも3/2以上多くなる。そして、上記空
間Pの出口側は、上記第1の仕切板9の先端部
9′と上記第2の仕切板10の先端部10′とによ
つてかなり狭まくなつているので、この空間Pの
内圧は、空間Qよりも大きくなつている。その結
果、空間Pでの積分効果及び空間Qの作用によ
り、排気孔7よりダクト5内に導出される排気の
流量が送風フアンの回転数の変動影響で変動した
りオーブン庫内の食品の位置によりガス濃度が変
動したとしても、ガスセンサ8を通過するガス流
量及びガス濃度の変動を極力抑えることができ
る。つまり、例えば排気流量が増大したとすると
排気孔7の開口割合からして通路Qより通路P側
により多くの排気が導入されることになるが、通
路Pの出口が幅狭(a)に形成されているので、一定
量以上の排気は出口が幅広(b)になつている通路Q
側から排出され、通路P側の流量が比較的安定し
たものとなる。減少の場合も同様に排気孔7の開
口の割合からより多くの排気が通路P側に流れる
ため減少の割合が単一の通路のものに比べて変動
が少ない。一方、ガス濃度の変動についても、通
路P側の出口が幅狭(a)となつているため、多少の
変動があつても通路P中で混合され、センサ8は
平均的な濃度を検知できる。この場合、排気孔7
は通路P側により多く開口(3/2以上)している
からより多くの排気がセンサ8を含む通路P側に
流れることになり、そのためセンサ8の感度はあ
まり敏感なものでなくても良い。つまり、あまり
敏感なセンサ8を用いると外気の影響までも感知
してしまい正確な検知ができないものであるか
ら、適度な感度で検知するためには通路P側の開
口面積を通路Q側に対して大きくとる必要がある
のである。
はヒーターにより食品が加熱され、種々のにお
い、蒸気あるいは煙等が発生して上記外部空気と
混合した空気の流れが生じることになる。そし
て、この空気の流れは、オーブン庫内4から排気
孔7を通つて排気ダクト5に送風される。このと
き、ガスセンサー8を含む空間Pに矢符Aにて示
すように送風される空気量はガスセンサー8を含
まない空間Qに矢符Bにて示すように送風される
空気量よりも3/2以上多くなる。そして、上記空
間Pの出口側は、上記第1の仕切板9の先端部
9′と上記第2の仕切板10の先端部10′とによ
つてかなり狭まくなつているので、この空間Pの
内圧は、空間Qよりも大きくなつている。その結
果、空間Pでの積分効果及び空間Qの作用によ
り、排気孔7よりダクト5内に導出される排気の
流量が送風フアンの回転数の変動影響で変動した
りオーブン庫内の食品の位置によりガス濃度が変
動したとしても、ガスセンサ8を通過するガス流
量及びガス濃度の変動を極力抑えることができ
る。つまり、例えば排気流量が増大したとすると
排気孔7の開口割合からして通路Qより通路P側
により多くの排気が導入されることになるが、通
路Pの出口が幅狭(a)に形成されているので、一定
量以上の排気は出口が幅広(b)になつている通路Q
側から排出され、通路P側の流量が比較的安定し
たものとなる。減少の場合も同様に排気孔7の開
口の割合からより多くの排気が通路P側に流れる
ため減少の割合が単一の通路のものに比べて変動
が少ない。一方、ガス濃度の変動についても、通
路P側の出口が幅狭(a)となつているため、多少の
変動があつても通路P中で混合され、センサ8は
平均的な濃度を検知できる。この場合、排気孔7
は通路P側により多く開口(3/2以上)している
からより多くの排気がセンサ8を含む通路P側に
流れることになり、そのためセンサ8の感度はあ
まり敏感なものでなくても良い。つまり、あまり
敏感なセンサ8を用いると外気の影響までも感知
してしまい正確な検知ができないものであるか
ら、適度な感度で検知するためには通路P側の開
口面積を通路Q側に対して大きくとる必要がある
のである。
尚、単一の排気ダクトにして出口に邪魔板の如
き抵抗体を設けると、通路内がある程度高圧にな
り、濃度の変動についてはある程度緩和できるも
のの、流量については変動がそのまま影響し、安
定した検知ができない。そのためにも流量の変動
を最少に抑えるための通路Qが必要になるもので
ある。
き抵抗体を設けると、通路内がある程度高圧にな
り、濃度の変動についてはある程度緩和できるも
のの、流量については変動がそのまま影響し、安
定した検知ができない。そのためにも流量の変動
を最少に抑えるための通路Qが必要になるもので
ある。
以上本考案によれば、庫内排気の流量やガス濃
度が変動したとしても、ガスセンサを含む通路を
通過する排気の変動幅を最少におさえて安定した
検知を行わせることができる。そのため、加熱し
足らなかつたり、加熱し過ぎたりすることがな
く、食品の仕上り状態を良好にすることができ
る。
度が変動したとしても、ガスセンサを含む通路を
通過する排気の変動幅を最少におさえて安定した
検知を行わせることができる。そのため、加熱し
足らなかつたり、加熱し過ぎたりすることがな
く、食品の仕上り状態を良好にすることができ
る。
第1図は、本考案の実施例を示すオーブンレン
ジのキヤビネツトを除いた場合の概観斜視図、第
2図は、第1図の上面図であつて、1は電子レン
ジ本体、4はオーブン庫内、5は排気ダクト、
5′は排出口、7は排気孔、8はガスセンサー、
9は第1の仕切板、10は第2の仕切板、Pは第
1の空間、Qは第2の空間である。
ジのキヤビネツトを除いた場合の概観斜視図、第
2図は、第1図の上面図であつて、1は電子レン
ジ本体、4はオーブン庫内、5は排気ダクト、
5′は排出口、7は排気孔、8はガスセンサー、
9は第1の仕切板、10は第2の仕切板、Pは第
1の空間、Qは第2の空間である。
Claims (1)
- オーブン庫内の排気を導出する排気孔に排気ダ
クトを接続し、この排気ダクト内にガスセンサー
を配置して成るものにおいて、上記排気ダクトを
2通路に区画すると共に一方の通路に上記ガスセ
ンサーを配置し、ガスセンサーを含む通路側の庫
壁天井面に開口する排気孔の面積の和がガスセン
サーを含まない通路側の庫壁天井面に開口する排
気孔の面積の和より大きくなるように設定すると
共に、ガスセンサーを含む通路の出口をガスセン
サーを含まない通路の出口に対して幅狭に形成し
てなる電子レンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981003576U JPS6314248Y2 (ja) | 1981-01-14 | 1981-01-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981003576U JPS6314248Y2 (ja) | 1981-01-14 | 1981-01-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57118204U JPS57118204U (ja) | 1982-07-22 |
JPS6314248Y2 true JPS6314248Y2 (ja) | 1988-04-21 |
Family
ID=29802014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981003576U Expired JPS6314248Y2 (ja) | 1981-01-14 | 1981-01-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6314248Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7117271B2 (ja) * | 2019-06-06 | 2022-08-12 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | 加熱調理器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS612418Y2 (ja) * | 1978-04-10 | 1986-01-27 |
-
1981
- 1981-01-14 JP JP1981003576U patent/JPS6314248Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57118204U (ja) | 1982-07-22 |
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