JP2005030637A - オーブン装置 - Google Patents

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Masatoshi Takahashi
正敏 高橋
Hiroshi Tsukamoto
浩史 塚本
Takuya Matsunaga
卓也 松永
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】オーブンに関し、焼成物から発した水分を速やかに庫外に排出し、焼成物の表面のべたつきの軽減と焼成オペレーションの選択範囲を広げることを図る。
【解決手段】加温用熱源5の熱エネルギーを拡散するための送風機7の動圧を受ける位置に庫外に通じる排気ダクト8を配置することで、庫内と庫外の圧力差にくわえて送風機7の動圧を利用し、オーブン庫内の焼成物から発生する水分や庫内を加湿した後の余剰な水分を庫外に素早く排出できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はオーブン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のオーブン装置としては以下に示されているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
以下、図面を参照しながら上記従来のオーブン装置を説明する。
【0004】
図6は、従来のオーブンの断面図である。
【0005】
図6において、1はオーブン本体、2は前後に開閉自在の扉、3はオーブン本体1に組み込まれた中箱、4はオーブン本体1に組み込まれた内箱、5は加温用熱源、6は加温用熱源5の熱エネルギーを拡散する送風機、7は送風機6の吐出空気と吸込空気を分離する仕切板、8は内箱4の天面側に配置された排気ダクト、9は焼成物を載せる天板である。
【0006】
以上のように構成されたオーブンについて、以下にその動作を説明する。
【0007】
仕切板7の中央部から吸い込まれた空気は送風機7を介し加温用熱源6で発生した熱エネルギーを授受し、内箱4の側面より庫内に流入させることで、天板9に載せられた焼成物の温度上げることで焼成させ、焼成物から発生する水分は排気ダクト5より庫内と庫外の圧力差によって放出される。
【0008】
【特許文献1】
実開昭63−52010号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成は、焼成物から大量に水分がでる場合や庫内を加湿した場合、任意の時間が経過すれば庫内の水分を速やかに庫外に放出しなければ焼成物の表面がべたついてしまうという欠点があった。
【0010】
本発明は従来の課題を解決するもので、設定温度や焼成物や庫内の加湿量にかかわらず、焼成物の表面のべたつきを大幅に軽減できるオーブン装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の発明は、庫内に具備した加温用熱源と、庫内に具備した前記加温用熱源の熱エネルギーを拡散する送風機と、庫内温度を検知し前記加温用熱源を制御する温度検知制御手段と、庫内の空気を庫外に放出する排気ダクトからなり、前記排気ダクトを前記送風機からの動圧のかかる位置に設置したことで、庫内と庫外の圧力差にくわえて前記送風機の動圧を利用し、庫内の水分を素早く庫外に排出できる作用を有する。
【0012】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に、さらに、庫内湿度を検知する湿度検知手段と、前記温度検知手段と前記湿度検知手段の検知データより前記加温用熱源と前記送風機を制御する制御手段を備えたものであり、焼成物に合わせて最適な焼成温度と庫内湿度を保持できる作用を有する。
【0013】
請求項3に記載の発明は、庫内に具備した前記加温用熱源と、庫内に具備した前記加温用熱源の熱エネルギーを拡散する前記送風機と、庫内温度を検知し前記加温用熱源を制御する前記温度検知制御手段と、庫内の空気を庫外に放出する排気ダクトからなり、前記排気ダクトの上流側断面積に対して下流側の断面積が小さくなるような形状である。前記排気ダクトを通過する空気は排気ダクト上流側に比べて下流側の方が前記排気ダクトからの熱影響を受けるために温度は低くなり、その速度も遅くなることから、上流側の速度を落とすことで、前記排気ダクト全体の通風抵抗を軽減でき排気効率の向上が図れ、かつ、前記排気ダクト内からの流通音の低減ができる作用を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるオーブン装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0015】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1によるオーブン装置の断面図、図2は、同実施形態のオーブン装置の斜視図である。
【0016】
図1、図2において、1はオーブン本体、2は前後に開閉自在の扉、3はオーブン本体1に組み込まれた中箱、4はオーブン本体1に組み込まれた内箱、5は加温用熱源、6は加温用熱源5の熱エネルギーを拡散する送風機、7は送風機6の吐出空気と吸込空気を分離する仕切板、8は送風機6からの吐出空気の動圧受ける位置に配置された排気ダクト、9は焼成物を載せる天板、21は加温用熱源5を制御する温度検知制御手段である。
【0017】
以上のように構成されたオーブン装置について、以下にその動作を説明する。
【0018】
温度検知制御手段21により加温用熱源5の発熱量と送風機6の風量を制御することで庫内温度を一定に保つ。仕切板7の中央部から吸い込まれた空気は送風機7を介して加温用熱源5で発生した熱エネルギーを授受し、仕切板7と内箱4との隙間から庫内に流入する。流入した空気は天板9に載せられた焼成物と接触することで熱交換し、焼成物の温度上げることで焼成させる。焼成物から発生した水分や庫内を加湿した後の余剰な水分は、空気中に保持され送風機7によって庫内を循環する。排気ダクト8を送風機7の動圧を受ける位置に設置することで、庫内と庫外の圧力差に加えて送風機7の動圧の力を利用して水分を保持した空気を庫外に排出するため、庫内の湿度を短時間に下げることが可能となる。
【0019】
従って、焼成物表面のべたつきを大幅に軽減できるだけでなく、加湿量の調整や焼成時間の選択範囲がひろがる。
【0020】
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2によるオーブン装置の断面図である。
【0021】
図3において、22は庫内湿度を検知する湿度検知手段、23は温度検知手段21と湿度検知手段22の検知データより前記送風機5と加温用熱源6を制御する制御手段である。
【0022】
本実施の形態は、実施の形態1によるオーブン装置に湿度検知手段22と温度検知手段21と湿度検知手段22の検知データより送風機5と加温用熱源6を制御する制御手段23を備えたものである。
【0023】
湿度検知手段22によって庫内湿度を検知し、その検知データによって制御手段23が送風機5の運転を制御するため、個々の焼成物に合わせて庫内の温湿度を任意に調整することができる。
【0024】
従って、焼成物表面の状態を最適に保つことができ、さらにオペレータの技術に依存することなく、かつ、焼成レベルのばらつきの少ない焼成物を調理することができる。
【0025】
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3によるオーブン装置の断面図、図5はオーブン装置の局部断面図である。
【0026】
図4、図5において、1はオーブン本体、3はオーブン本体1に組み込まれた中箱、4はオーブン本体1に組み込まれた内箱、5は加温用熱源、6は加温用熱源5の熱エネルギーを拡散する送風機、7は送風機6の吐出空気と吸込空気を分離する仕切板、9は焼成物を載せる天板、21は加温用熱源5を制御する温度検知制御手段、31は庫内の空気を庫外に放出する排気ダクトであり、上流側断面積に対して下流側断面積が小さくなるような形状を有している。
【0027】
以上のように構成されたオーブン装置について、以下にその動作を説明する。
【0028】
温度検知制御手段21により加温用熱源5の発熱量と送風機6の風量を制御することで庫内温度を一定に保つ。仕切板7の中央部から吸い込まれた空気は送風機7を介して加温用熱源5で発生した熱エネルギーを授受し、仕切板7と内箱4との隙間から庫内に流入する。流入した空気は天板9に載せられた焼成物と接触することで熱交換し、焼成物の温度上げることで焼成させる。焼成物から発生した水分や庫内を加湿した後の余剰な水分は、空気中に保持され送風機7によって庫内を循環する。排気ダクト31は庫外側に配置され、機器周囲温度の熱影響を受けるため、排気空気は下流側になるほどその温度は低く密度も増加し、その速度は低下していることから、排気ダクト31の上流側断面積を大きくすることで速度を落とし、排気ダクト31内の流速を低く抑えることが出来る。
【0029】
従って、排気ダクト31全体の通風抵抗を軽減できるため排気効率の向上が図れ、かつ、排気ダクト31内からの流通音の低減ができる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の発明は、排気ダクトを送風機の動圧を受ける位置に設置することで、庫内と庫外の圧力差に加えて送風機の動圧の力を利用して水分を保持した空気を庫外に排出するため、庫内の湿度を短時間で下げることが可能となり、焼成物表面のべたつきを大幅に軽減できる。さらに、加湿量の調整や焼成時間の選択範囲がひろがる。
【0031】
また、請求項2に記載の発明は請求項1に記載の発明に加えて、庫内湿度を検知する湿度検知手段と温度検知手段と湿度検知手段の検知データより前記送風機と加温用熱源を制御する制御手段を備えたもので、個々の焼成物に合わせて庫内の温湿度を任意に調整することができるため、種々の焼成物について表面の状態を常に最適に保つことができる。さらにオペレータの技術に依存することなく、かつ、焼成レベルのばらつきの少ない焼成物を調理することができる。
【0032】
また、請求項3に記載の発明は排気ダクトの上流側断面積に対して下流側断面積が小さくなるような形状にしているため、排気ダクト全体の通風抵抗を軽減できるため排気効率の向上が図れ、かつ、排気ダクト内からの流通音の低減ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるオーブン装置の実施の形態1の断面図
【図2】本発明によるオーブン装置の実施の形態1の斜視図
【図3】本発明によるオーブン装置の実施の形態2の断面図
【図4】本発明によるオーブン装置の実施の形態3の断面図
【図5】本発明によるオーブン装置の実施の形態3の局部断面図
【図6】従来のオーブン装置の断面図
【符号の説明】
5 加温用熱源
6 送風機
8 排気ダクト
9 天板
21 温度検知制御手段
22 湿度検知制御手段
23 制御手段
31 排気ダクト

Claims (3)

  1. 庫内に設置する天板が1枚以上収容できるオーブンにおいて、庫内に具備した加温用熱源と、庫内に具備した前記加温用熱源の熱エネルギーを拡散する送風機と、庫内温度を検知し前記加温用熱源を制御する温度検知制御手段と、庫内の空気を庫外に放出する排気ダクトからなり、前記排気ダクトを前記送風機からの動圧のかかる位置に設置したオーブン装置。
  2. 庫内湿度を検知する湿度検知手段と、前記温度検知手段と前記湿度検知手段の検知データより前記加温用熱源と前記送風機を制御する制御手段を備えた請求項1記載のオーブン装置。
  3. 庫内に設置する天板が1枚以上収容できるオーブンにおいて、庫内に具備した加温用熱源と、庫内に具備した前記加温用熱源の熱エネルギーを拡散する送風機と、庫内温度を検知し前記加温用熱源を制御する温度検知制御手段と、庫内の空気を庫外に放出する排気ダクトからなり、前記排気ダクトの上流側断面積に対して下流側断面積が小さくなるような形状を有したオーブン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102469796A (zh) * 2009-08-13 2012-05-23 伊莱克斯家用产品股份有限公司 用于家庭和工业应用的处理腔、设备及吸附盒
CN113905620A (zh) * 2019-06-18 2022-01-07 雀巢产品有限公司 烘焙设备

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