JP2002295515A - クラッチレリーズ軸受装置 - Google Patents

クラッチレリーズ軸受装置

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JP2002295515A JP2001104500A JP2001104500A JP2002295515A JP 2002295515 A JP2002295515 A JP 2002295515A JP 2001104500 A JP2001104500 A JP 2001104500A JP 2001104500 A JP2001104500 A JP 2001104500A JP 2002295515 A JP2002295515 A JP 2002295515A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】レリーズフォークを固定したり、軸受保持部材
との相対回転を抑制するために別部材を設ける必要がな
く、コスト低減を図れるラッチレリーズ軸受装置を提供
する。 【解決手段】レリーズフォークRFをガイドスリーブ2
0に組み付ける際に、レリーズフォークRFの二股RF
1を連結部21aの最狭部21dに平行に維持したま
ま、リヤ側から挿入すれば、組付けを容易に行える。一
方、レリーズフォークRFをガイドスリーブ20に組み
入れた後、ガイドスリーブ20に対してレリーズフォー
クRFを回転させれば、二股RF1を軸線方向に保持す
ることができる。このとき、二股RF1の一方が、外周
面21bの突起の近傍に位置するようにすると、レリー
ズフォークRFは、ガイドスリーブ20に対して、時計
方向に回転できず、両者の相対回転が抑止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクラッチレリーズ軸
受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両等に搭載され摩擦板を用いた動力断
続装置であるクラッチを動作させる場合において、入力
部材であるレリーズフォークでクラッチカバーのダイヤ
フラムスプリングを軸線方向に押圧することにより、ス
プリングの付勢力を摩擦板から解除して動力伝達の切り
離しが行なわれている。
【0003】ところで、レリーズフォークは車体等の固
定側に通常配置されているが、クラッチカバーはエンジ
ンのフライホイール等に取り付けられてそれと一体的に
回転するようになっている。従って、クラッチカバーの
ダイヤフラムスプリングをレリーズフォークが直に押圧
するとなると、当接部の摩耗を招来することとなる。そ
こで、回転部材であるダイヤフラムスプリングに当接し
て一体的に回転する回転輪を含むクラッチレリーズ軸受
と、この軸受を所定の状態に保持すると共にレリーズフ
ォークからの入力を受けるようになっている回転しない
軸受保持部材(ガイドスリーブ)とからなるクラッチレ
リーズ軸受装置を、例えば特開平11−82541号に
示されているように、ダイヤフラムスプリングとレリー
ズフォークとの間に設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、クラッチレ
リーズ軸受装置のあるタイプにおいて、レリーズフォー
クとガイドスリーブとを固定するために、レリーズフォ
ークとガイドスリーブとを比較的小さな弾性力で押圧す
るばねクリップを設けたものがある(例えば特開平11
−82541号参照)。しかしながら、ばねクリップを
設けると、部品コストが増大すると共に、組付けの手間
がかかるという問題がある。又、線径の細いワイヤ状の
ばねクリップは、当接部が摩耗しやすいという問題もあ
る。
【0005】又、クラッチレリーズ軸受装置の別なタイ
プにおいては、レリーズフォークとガイドスリーブとを
固定するために、レリーズフォークの入力を受けるため
の板状のアンビル部を半径方向外方に延長して、ここに
ばねクリップを係合することも考えられている(例えば
特開平11−82541号参照)。しかしながら、アン
ビル部を半径方向外方に延長すると、衝撃を受けて曲が
ったりする恐れがあり、またその延長部は熱処理で変形
する恐れがあるため、寸法精度管理が難しいという問題
がある。
【0006】更に、従来技術のガイドスリーブは、レリ
ーズフォークに係合する面を円筒面としているため、レ
リーズフォークに対してガイドスリーブが回転する恐れ
がある。そこで従来技術においては、ガイドスリーブに
固定するアンビル部をシフトフォークに合致させる形状
とし、それによりガイドスリーブの回り止めを達成する
ようにしている(例えば特開平10−103380号参
照)。しかしながら、アンビルの加工精度を高める必要
があるため、コスト高になると共に、鋼製のアンビル部
に当接することによるレリーズフォークの摩耗が問題と
なっている。
【0007】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑
み、レリーズフォークを固定したり、軸受保持部材との
相対回転を抑制するために別部材を設ける必要がなく、
コスト低減を図れるラッチレリーズ軸受装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決する手段】上記目的を達成すべく、第1の
本発明のクラッチレリーズ軸受装置は、一方の輪が固定
され、回転する他方の輪がクラッチ装置の回転部材に当
接するようになっているクラッチレリーズ軸受と、ガイ
ド軸上に摺動自在に嵌合された軸受保持部材と、該軸受
保持部材に対して、該クラッチレリーズ軸受の一方の輪
を半径方向に移動可能となるよう保持する連結部材とか
らなっている、レリーズフォークにより駆動されるクラ
ッチレリーズ軸受装置において、前記軸受保持部材は樹
脂製であって、前記レリーズフォークを連結する連結部
を一体的に形成しており、前記連結部により連結された
前記入力部材と前記軸受保持部材とは、軸線方向に一体
的に移動するようになっているものである。
【0009】第2の本発明のクラッチレリーズ軸受装置
は、一方の輪が固定され、回転する他方の輪がクラッチ
装置の回転部材に当接するようになっているクラッチレ
リーズ軸受と、ガイド軸上に摺動自在に嵌合された軸受
保持部材と、該軸受保持部材に対して、該クラッチレリ
ーズ軸受の一方の輪を半径方向に移動可能となるよう保
持する連結部材とからなっている、レリーズフォークに
より駆動されるクラッチレリーズ軸受装置において、前
記軸受保持部材は樹脂製であって、前記レリーズフォー
クを保持する保持部を有し、前記保持部は、円筒状の外
周面に、前記レリーズフォークに係合可能な少なくとも
一つの突起を形成しているものである。
【0010】
【作用】第1の本発明のクラッチレリーズ軸受装置は、
一方の輪(例えば外輪)が固定され、回転する他方の輪
(例えば内輪)がクラッチ装置の回転部材に当接するよ
うになっているクラッチレリーズ軸受と、ガイド軸上に
摺動自在に嵌合された軸受保持部材と、該軸受保持部材
に対して、該クラッチレリーズ軸受の一方の輪を半径方
向に移動可能となるよう保持する連結部材とからなって
いる、レリーズフォークにより駆動されるクラッチレリ
ーズ軸受装置において、前記軸受保持部材は樹脂製であ
って、前記レリーズフォークを連結する連結部を一体的
に形成しており、前記連結部により連結された前記入力
部材と前記軸受保持部材とは、軸線方向に一体的に移動
するようになっているので、従来技術のように、ばねク
リップを設けることなく、従ってアンビル部を延長する
こともなく、前記レリーズフォークと前記軸受保持部材
とを固定することができ、コスト低減を図ることができ
る。ここで、連結部とは、レリーズフォークの軸線方向
両側を保持するフランジ部又はフランジ状部分の少なく
とも一方であってよい。
【0011】第2の本発明のクラッチレリーズ軸受装置
は、一方の輪(例えば外輪)が固定され、回転する他方
の輪(例えば内輪)がクラッチ装置の回転部材に当接す
るようになっているクラッチレリーズ軸受と、ガイド軸
上に摺動自在に嵌合された軸受保持部材と、該軸受保持
部材に対して、該クラッチレリーズ軸受の一方の輪を半
径方向に移動可能となるよう保持する連結部材とからな
っている、レリーズフォークにより駆動されるクラッチ
レリーズ軸受装置において、前記軸受保持部材は樹脂製
であって、前記レリーズフォークを保持する保持部を有
し、前記保持部は、円筒状の外周面に、前記レリーズフ
ォークに係合可能な少なくとも一つの突起を形成してい
るので、従来技術のように、アンビル部を加工を必要と
することなく、前記保持部の外周面の突起により、前記
レリーズフォークと前記軸受保持部材との相対回転を抑
止できるようになっている。係合とは、レリーズフォー
クと突起とが互いの間に働く摩擦力によって相対移動
(回転を含む)が抑制される状態をいう。尚、レリーズ
フォークが前記外周面を挟むようになっている二股を有
する場合、二股の間隔は、突起のある部分の外周面の幅
より小さいことが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して以下に詳細に説明する。図1は、本発明の実
施の形態であるクラッチレリーズ軸受装置をレリーズフ
ォーク側から見た図である。図2は、図1のII-II線に
沿って切断して矢印方向に見た軸線方向断面図である。
【0013】図2において、クラッチレリーズ軸受装置
は、クラッチレリーズ軸受10と、軸受保持部材である
ガイドスリーブ20と、連結部材であるばね部材30と
からなる。クラッチレリーズ軸受10は、左方端に円盤
状の当接部11aを有する略円管状の内輪11と、内輪
11を同心的に内包する短い円管状の外輪12と、内輪
11と外輪12との間に転動自在に配置された複数のボ
ール15と、ボール15を所定間隔で保持する保持器1
6と、ボール15の軸線方向両側で内輪11と外輪12
とにより画成される空間を防塵油密的に密封するシール
17、18とからなる。シール17は微接触シールであ
ると好ましい。内輪11は外輪12に対して回転自在に
支持されており、当接部11aは、不図示のクラッチカ
バーのダイヤフラムスプリングに当接するようになって
いる。内輪11はプレス加工のみによりその形状が形成
され、切削加工を伴わないので製作コストが安くなって
いる。
【0014】一方、ガイドスリーブ20はモールド成形
された樹脂製であって、略円管状の本体(保持部を構成
する)21と、本体21の中央近傍の外周から半径方向
に延在するフランジ部22と、フランジ部22の半径方
向外方端において軸線方向左方に突出する外壁部23
と、フランジ部22の半径方向外方端において軸線方向
に突出するガイド部25(図1)とからなる。本体21
の内方には図示しないガイド軸が延在しており、本体2
1はガイド軸上を摺動自在となっている。なお、本体2
1の内方には拡径部24が設けられている。この拡径部
24は、本体21がガイド軸上を摺動する際に異物を噛
みこまないように機能するものである。外壁部23は、
クラッチレリーズ軸受10の外方に設けられ、その半径
方向の移動制限部となっている。また、クラッチレリー
ズ軸受10を半径方向に移動可能とするため、外輪12
の外周と外壁23の内周との間には隙間27が形成され
ている。
【0015】本体21の図2で右方端には、半径方向外
方に延在するフランジ状の連結部21aが形成されてい
る。図1から明らかなように、連結部21aは、全周で
連続しているが、後述するレリーズフォークRFの組み
付けのため、図1の左右方向で高さが減少している。こ
こを最狭部21dという。又、図1から明らかなよう
に、保持部である本体21は、フランジ部22と連結部
21aとの間の円筒状の外周面21bにおいて、図1で
上部に、軸線方向に連続して隆起した突起21cを一体
的に形成している。ガイドスリーブ20は樹脂製である
ので、かかる突起21cは、射出成形などにより低コス
トで容易に形成できる。
【0016】又、図1より明らかなように、同一形状の
ものが2つ設けられたばね部材30は、クラッチレリー
ズ軸受10をガイドスリーブ20に対して取り付ける機
能を有する。図3は、ばね部材30の斜視図である。ば
ね部材30は、一枚のSK5等のばね鋼板をプレスで打
ち抜いた後折り曲げその後焼入処理することによって形
成されている。ばね部材30は、ガイドスリーブ20の
フランジ部に当接するベース部31と、軸受の外輪12
に当接する押圧部32と、ベース部31と押圧部32と
の間に設けられ、押圧部32に外輪12を付勢するため
の弾性力を付与する梁部33とからなっている。なお、
押圧部32はシール17に接触しないように、またばね
部材30の組付を容易にすべく、外方に傾斜した傾斜部
32aを有する。
【0017】更にばね部材30は、ベース部31と梁部
33との略中間において、半径方向に突出するように形
成された凸部34を有し、この凸部34は、ガイドスリ
ーブ20のフランジ22部の端部に対応している。ま
た、ベース部31の下方端近傍においては、切欠き37
が形成されている。
【0018】尚、ガイドスリーブ20の凸部22cは、
図1から明らかなように、ばね部材30をガイドスリー
ブ20に取り付けたとき、切欠き37に係合し、抜け止
めとして機能する。
【0019】次に、本願発明の実施の形態であるクラッ
チレリーズ軸受装置の動作につき以下に説明する。図1
において、一点鎖線で示すレリーズフォークRFが枢動
して、その二股RF1の先端がガイドスリーブ20のフ
ランジ部22の領域P(図1にクロスハッチで示す領
域)に当接して一定の荷重を印加する。それによりクラ
ッチレリーズ軸受装置は、レリーズフォークからの入力
により図示しないガイド軸上を軸線方向に摺動して、図
示しないクラッチカバーのダイヤフラムスプリングに内
輪11の当接部11aを当接させる。ダイヤフラムスプ
リングが回転していても、内輪11は回転自在であるの
で、当接後にダイヤフラムスプリングと一体で回転する
こととなり、更に軸受装置が軸線方向に移動することに
よりダイヤフラムスプリングが押圧されてクラッチが動
作されるようになっている。
【0020】ばね部材30は適切な板厚となっていて、
ガイドスリーブ20に対してクラッチレリーズ軸受10
を、押圧部32と外輪12との間に作用する摩擦力のみ
で支持しているため、軸受10はガイドスリーブ20に
対して半径方向に移動可能となっている。従って、内輪
11の当接部11aがダイヤフラムスプリングに当接し
たとき、両者の間に偏心があれば、軸受10を同心に位
置させようとする公知の力が生じ、それにより軸受10
は半径方向に移動して、自動調心が達成されることとな
る。なお、ガイドスリーブ20の外壁部23は、軸受1
0が所定量以上半径方向外方に移動しないよう制限する
機能を有する。また、一般の玉軸受の外輪にはフランジ
がないタイプが多いので、本実施の形態のように外輪を
ばね部材30で挟みこむように構成すれば、外輪自体を
改造する必要がなく既存のものを使用でき、コスト低減
に寄与しうる。
【0021】ここで、レリーズフォークRFの二股RF
1の間隔をW1とし、連結部21aの最狭部21dの幅
をW2とし、連結部21aのそれ以外の外周径をDと
し、外周面21bの突起21cの部分の幅をW3とする
と、 W2<W1<W3<D (1) が成立するようになっている。
【0022】従って、レリーズフォークRFをガイドス
リーブ20に組み付ける際に、レリーズフォークRFの
二股RF1を連結部21aの最狭部21dに平行に維持
したまま、図2の右方(ここではリヤ側)から挿入する
ようにすれば、W2<W1であるから、組付けを容易に
行える。一方、レリーズフォークRFをガイドスリーブ
20の外周面21bに組み入れた後、ガイドスリーブ2
0に対してレリーズフォークRFを回転させれば、W1
<Dであるから二股RF1は連結部21aより図2で右
方への移動を制限し、すなわちフランジ部22と連結部
21aとによって、これを軸線方向両側から保持するこ
とができる(図1に示す状態)。このとき、図1に示す
ように、レリーズフォークの二股RF1の一方が、外周
面21bの突起21cの近傍に位置するようにすると、
W1<W3であるから、レリーズフォークRFは、ガイ
ドスリーブ20に対して、時計方向に回転させると係合
するため、両者の相対回転が抑止されることとなる。
又、連結部21aは、円周方向に連結するフランジ状と
して本体21に一体的に形成されているため、剛性が高
く、且つ衝撃力に強い構成となっている。更に、レリー
ズフォークRFは、樹脂製のガイドスリーブ20にのみ
当接するので、その摩耗量を低く抑えることができる。
【0023】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。例えば、突起21cは対抗して2つ設
けてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、第1の本発明のクラ
ッチレリーズ軸受装置は、一方の輪(例えば外輪)が固
定され、回転する他方の輪(例えば内輪)がクラッチ装
置の回転部材に当接するようになっているクラッチレリ
ーズ軸受と、ガイド軸上に摺動自在に嵌合された軸受保
持部材と、該軸受保持部材に対して、該クラッチレリー
ズ軸受の一方の輪を半径方向に移動可能となるよう保持
する連結部材とからなっている、レリーズフォークによ
り駆動されるクラッチレリーズ軸受装置において、前記
軸受保持部材は樹脂製であって、前記レリーズフォーク
を連結する連結部を一体的に形成しており、前記連結部
により連結された前記入力部材と前記軸受保持部材と
は、軸線方向に一体的に移動するようになっているの
で、従来技術のように、ばねクリップを設けることな
く、従ってアンビル部を延長することもなく、前記レリ
ーズフォークと前記軸受保持部材とを固定することがで
き、コスト低減を図ることができる。
【0025】第2の本発明のクラッチレリーズ軸受装置
は、一方の輪(例えば外輪)が固定され、回転する他方
の輪(例えば内輪)がクラッチ装置の回転部材に当接す
るようになっているクラッチレリーズ軸受と、ガイド軸
上に摺動自在に嵌合された軸受保持部材と、該軸受保持
部材に対して、該クラッチレリーズ軸受の一方の輪を半
径方向に移動可能となるよう保持する連結部材とからな
っている、レリーズフォークにより駆動されるクラッチ
レリーズ軸受装置において、前記軸受保持部材は樹脂製
であって、前記レリーズフォークを保持する保持部を有
し、前記保持部は、円筒状の外周面に、前記レリーズフ
ォークに係合可能な少なくとも一つの突起を形成してい
るので、従来技術のように、アンビル部を加工を必要と
することなく、前記保持部の外周面の突起により、前記
レリーズフォークと前記軸受保持部材との相対回転を抑
止できるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるクラッチレリーズ軸
受装置をレリーズフォーク側から見た図である。
【図2】図1のII-II線に沿って切断して矢印方向に見
た軸線方向断面図である。
【図3】ばね部材30の斜視図である。
【符号の説明】
10 クラッチレリーズ軸受 11 内輪 12 外輪 20 ガイドスリーブ 30 ばね部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J056 AA33 AA62 BA04 CC19 GA02 GA12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の輪が固定され、回転する他方の輪
    がクラッチ装置の回転部材に当接するようになっている
    クラッチレリーズ軸受と、ガイド軸上に摺動自在に嵌合
    された軸受保持部材と、該軸受保持部材に対して、該ク
    ラッチレリーズ軸受の一方の輪を半径方向に移動可能と
    なるよう保持する連結部材とからなっている、レリーズ
    フォークにより駆動されるクラッチレリーズ軸受装置に
    おいて、 前記軸受保持部材は樹脂製であって、前記レリーズフォ
    ークを連結する連結部を一体的に形成しており、前記連
    結部により連結された前記入力部材と前記軸受保持部材
    とは、軸線方向に一体的に移動するようになっているク
    ラッチレリーズ軸受装置。
  2. 【請求項2】 一方の輪が固定され、回転する他方の輪
    がクラッチ装置の回転部材に当接するようになっている
    クラッチレリーズ軸受と、ガイド軸上に摺動自在に嵌合
    された軸受保持部材と、該軸受保持部材に対して、該ク
    ラッチレリーズ軸受の一方の輪を半径方向に移動可能と
    なるよう保持する連結部材とからなっている、レリーズ
    フォークにより駆動されるクラッチレリーズ軸受装置に
    おいて、 前記軸受保持部材は樹脂製であって、前記レリーズフォ
    ークを保持する保持部を有し、前記保持部は、円筒状の
    外周面に、前記レリーズフォークに係合可能な少なくと
    も一つの突起を形成しているクラッチレリーズ軸受装
    置。
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