JP2002293162A - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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JP2002293162A
JP2002293162A JP2001099569A JP2001099569A JP2002293162A JP 2002293162 A JP2002293162 A JP 2002293162A JP 2001099569 A JP2001099569 A JP 2001099569A JP 2001099569 A JP2001099569 A JP 2001099569A JP 2002293162 A JP2002293162 A JP 2002293162A
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JP2001099569A
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English (en)
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Takeshi Amari
武之 甘利
Yoshiyuki Furuya
嘉之 古屋
Tetsuya Sugiyama
哲也 杉山
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の外部から車内に入射して発光表示源に
照射される太陽光等の外光によって、発光表示源が加熱
されてしまうのを、発光表示源とコンバイナとを用いた
重畳用画像の虚像の視認性を損ねずに防ぐこと。 【解決手段】 表示デバイス7からの反転表示画像の像
光を保護パネル5を透過させてコンバイナ9に導き、こ
のコンバイナ9によりアイポイントIに向けて反射させ
て、コンバイナ9上において各種案内画像の虚像Sを視
認させるに当たって、フロントガラス1を透して車両の
外部から内部に入射して表示デバイス7に向かう外光が
透過する保護パネル5fを、比較的赤外光波長領域の吸
収性に優れた緑色系のスモーク色に着色された半透明部
材によって構成し、外光の赤外光波長領域成分を保護パ
ネル5fの透過の際に殆ど吸収、減衰させて、表示デバ
イス7への到達、照射量を減らす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光表示源に表示
された重畳用画像の虚像を、車内のアイポイントの前方
に配置されたコンバイナ上で、車両の前景と重畳して視
認させる車両用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にヘッドアップディスプレイと呼ば
れる車両用表示装置においては、車内の発光表示源に表
示された重畳用画像を、車内のアイポイントの前方に配
置されたコンバイナの、アイポイント側に位置する半透
過鏡処理された内面に投影させることで、このコンバイ
ナや車両のフロントガラスを透して、車両の前景と重畳
用画像の虚像とをアイポイントから重畳視認させるよう
に構成している。
【0003】そのため、コンバイナの背後にはフロント
ガラスを介して車両の前方の風景が存在することになる
が、それ故に、車外が暗い夜間はともかく日中は、発光
表示源からコンバイナに導かれる重畳用画像の像光に比
べて圧倒的に光量の高い外光が、フロントガラスを介し
てコンバイナに背後から照射され、それがコンバイナを
透過して発光表示源に照射されることで、コンバイナ上
で視認される重畳用画像の虚像とその周辺部分とのコン
トラスト差がなくなるウォッシュアウトが発生し、視認
性が少なからず低下してしまう。
【0004】そこで、コンバイナや発光表示源の保護カ
バーをスモーク処理したり、偏光方向が互いに90度異
なる偏光板をコンバイナと発光表示源との間に配設する
等して、フロントガラスから車内に入射する外光を発光
表示源に到達する前に遮る対策が、考えられたり、実際
に実施されたりしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したような対策
は、発光表示源におけるウォッシュアウトの防止には有
効であるが、発光表示源の劣化の原因となる、外光、特
に太陽光に含まれる赤外光成分の照射による発光表示源
の加熱の防止にとっては、有効とは言えない。
【0006】即ち、赤外光成分のカット機能を有するス
モーク処理をコンバイナに施すとすれば、発光表示源に
到達する太陽光中の赤外光成分をそのコンバイナによっ
て全てカットするために、フロントガラスを経て発光表
示源に達する太陽光の光路上の全範囲に介在するように
コンバイナを大型化する必要があり、そうすることは、
フロントガラス越しの車両の前景を必ずコンバイナを透
してアイポイントから見なければならなくなることにつ
ながるので、非現実的である。
【0007】また、スモーク処理を発光表示源の保護カ
バーに施す場合には、フロントガラスを経て発光表示源
に達する太陽光の光路上の全範囲に介在するように保護
カバーを構成しても、そのことが直接、フロントガラス
越しの車両の前景を必ずコンバイナを透してアイポイン
トから見なければならなくなることにはつながらない
が、今度は、発光表示源に表示された重畳用画像の像光
の光量が保護カバーの透過の際に低下して、コンバイナ
上での重畳用画像の虚像の視認性能に悪影響を及ぼしか
ねないので、単純に採用するわけには行かない。
【0008】一方、偏光方向が互いに90度異なる偏光
板をコンバイナと発光表示源との間に配設することにつ
いては、偏光板が一般に赤外光のような非可視光線に対
して遮光性能を持っていないことを考えると、上記した
発光表示源の太陽光照射による加熱防止に役立たないの
は、明らかである。
【0009】本発明は前記事情に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、車両の外部から車内に入射して発光表
示源に照射される太陽光等の外光によって、発光表示源
が加熱されてしまうのを、発光表示源とコンバイナとを
用いた重畳用画像の虚像の視認性を損ねずに防ぐことが
できる車両用表示装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載した本発明の車両用表示装置は、車内の
発光表示源に表示された重畳用画像を、前記車内のアイ
ポイントの前方に配置されたコンバイナの、該アイポイ
ント側に位置する半透過鏡処理された内面に投影させる
ことで、該コンバイナ及び前記車両のフロントガラスを
透して、前記車両の前景と前記重畳用画像の虚像とを前
記アイポイントから重畳視認させる車両用表示装置にお
いて、前記コンバイナと前記発光表示源との間に、該発
光表示源への塵埃付着防止用の保護パネルが配置されて
おり、前記保護パネルが、前記車両の外部から前記フロ
ントガラスを透して該車両の内部に入射する外光のう
ち、少なくとも前記発光表示源に向かう外光部分の光路
上に位置するように配置されていて、内部を透過する光
のうち赤外光成分を少なくとも減衰させる赤外光減衰加
工の施された部材によって構成されており、前記発光表
示源が、前記保護パネルを構成する前記部材の透過性の
良好な波長帯の光で発光表示するように構成されている
ことを特徴とする。
【0011】また、請求項2に記載した本発明の車両用
表示装置は、請求項1に記載した本発明の車両用表示装
置において、前記コンバイナが、内部を透過する光のう
ち赤外光成分を少なくとも減衰させる赤外光減衰加工の
施された部材によって構成されているものとした。
【0012】さらに、請求項3に記載した本発明の車両
用表示装置は、請求項1又は2に記載した本発明の車両
用表示装置において、前記保護パネルを構成する前記部
材が、前記発光表示源の発光表示色と同色の着色材によ
って形成されているものとした。
【0013】また、請求項4に記載した本発明の車両用
表示装置は、請求項1、2又は3に記載した本発明の車
両用表示装置において、前記発光表示源による前記重畳
用画像の発光表示が、P偏光及びS偏光のうちいずれか
一方の偏光方向による光を用いて行われ、前記コンバイ
ナに、前記一方の偏光方向による可視光成分を遮断する
第1偏光板が設けられており、前記保護パネルに、P偏
光及びS偏光のうちいずれか他方の偏光方向による可視
光成分を遮断する第2偏光板が設けられているものとし
た。
【0014】請求項1に記載した本発明の車両用表示装
置によれば、フロントガラスを透して車両の外部から内
部に外光が入射すると、そのうち発光表示源に向かう外
光部分が、その光路上に位置するように配置された保護
パネルの内部を透過する際に、保護パネルを構成する部
材に施された赤外光減衰加工によって、外光のうち赤外
光成分が少なくとも減衰されることになる。
【0015】一方、発光表示源が重畳用画像を、保護パ
ネルを構成する部材の透過性の良好な波長帯の光で発光
表示することから、発光表示源からコンバイナに向かう
重畳用画像の像光が、それらの間に配置された保護パネ
ルを透過する際には、外光の赤外光成分に比べると減衰
される度合いが低いことになる。
【0016】また、請求項2に記載した本発明の車両用
表示装置によれば、請求項1に記載した本発明の車両用
表示装置において、フロントガラスを透して車両の外部
から内部に入射した外光が、保護パネルの内部を透過す
る前にコンバイナの内部を透過する場合には、この外光
のうち赤外光成分が、コンバイナを構成する部材に施さ
れた赤外光減衰加工によって、保護パネルの透過よりも
前の段階で少なくとも減衰されることになる。
【0017】さらに、請求項3に記載した本発明の車両
用表示装置によれば、請求項1又は2に記載した本発明
の車両用表示装置において、保護パネルを構成する部材
が着色材によって形成されている場合、この着色材と同
じ色、即ち、同じ波長の光は、保護パネルを構成する部
材の透過の際の吸収率が、着色材と異なる色、即ち、異
なる波長の光よりも圧倒的に低いことから、この着色材
の色と同じ発光表示色である発光表示源からの重畳用画
像の像光は、保護パネルを構成する部材の内部において
殆ど吸収されず、保護パネルを効率よく透過することに
なる。
【0018】また、請求項4に記載した本発明の車両用
表示装置によれば、請求項1、2又は3に記載した本発
明の車両用表示装置において、発光表示源による重畳用
画像の発光表示は、P偏光及びS偏光のうちいずれか一
方の偏光方向の光を用いて行われるのに対し、保護パネ
ルに設けられた第2偏光板では、P偏光及びS偏光のう
ちいずれか他方の偏光方向による可視光成分が遮断され
るので、発光表示源からコンバイナに向かう重畳用画像
の像光は、第2偏光板によって遮られることなく保護パ
ネルを透過し、コンバイナの半透過鏡処理された内面に
到達して、車内のアイポイントに向けて反射される。
【0019】一方、フロントガラスを透して車両の外部
から内部に入射した外光が、保護パネルの内部を透過す
る前にコンバイナの内部を透過する場合には、このコン
バイナに設けられた第1偏光板により、P偏光及びS偏
光のうちいずれか一方の偏光方向の可視光成分が遮断さ
れて、P偏光及びS偏光のうちいずれか他方の偏光方向
による可視光成分のみがコンバイナから出射され、その
出射可視光が、コンバイナと発光表示源との間に配置さ
れた保護パネルに達する。
【0020】しかし、保護パネルに設けられた第2偏光
板により、P偏光及びS偏光のうちいずれか他方の偏光
方向による可視光成分が遮断されるので、結局、フロン
トガラスを透して車両の外部から内部に入射した外光の
可視光成分が、保護パネルの内部を透過する前にコンバ
イナの内部を透過する場合には、その外光の可視光成分
が、発光表示源に達するよりも前の段階で、全て遮られ
てしまうことになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明による車両用表示装
置の実施形態を、図面を参照して説明する。
【0022】図1は本発明の一実施形態に係る車両用表
示装置が適用された車両の運転席周りの概略構成を示す
断面図であり、本実施形態の車両では、フロントガラス
1の下端とステアリングホイール3との間にダッシュボ
ード5が設けられていて、このダッシュボード5は、フ
ロントガラス1寄りに位置する上段部5aと、ステアリ
ングホイール3寄りに位置する下段部5bと、これら上
段部5aと下段部5bとを接続する段差部5cと、段差
部5cの上端からステアリングホイール3側に向けて上
段部5aに連なるように突設された日除け用のフード5
dとを有している。
【0023】そして、ダッシュボード5の下段部5bの
段差部5c寄り部分には開口5eが形成されており、こ
の開口5eから下段部5bの内部に向けて所定深さで形
成された収容部5f内に、表示デバイス7(発光表示源
に相当。)が、その表示面を開口5e側に向けて収容さ
れている。
【0024】この表示デバイス7は、例えば液晶ディス
プレイ(LCD)や冷陰極管ディスプレイ(VFD)、
或は、FE(フィールドエミッション)ディスプレイや
蛍光表示管、EL(エレクトロルミネッセンス)ディス
プレイといった自発光デバイス等によって構成されてお
り、表示デバイス7の表示面には、ナビゲーション装置
の進行方向情報や走行速度といった、運転に必要な補助
情報等の画像を表裏反転させた反転表示画像(図示せ
ず、重畳用画像に相当。)が、本来の正転画像の上側を
車両の後方側、正転画像の下側を車両の前方側に配置し
て、緑色で発光表示される。
【0025】尚、液晶ディスプレイによって表示デバイ
ス7が構成される場合は、その表示面を形成する偏光板
(図示せず。)から、また、冷陰極管ディスプレイやF
E、EL等によって表示デバイス7が構成される場合
は、その表示面に貼着された偏光板(図示せず。)を通
して、この反転表示画像の像光が、車幅方向に振動する
直線偏光となって出射される。
【0026】ちなみに、上述したダッシュボード5の下
段部5bの開口5eには、表示デバイス7が収容された
収容部5fに塵埃等が侵入堆積して表示デバイス7に付
着するのを防止するために、比較的赤外光波長領域の吸
収性に優れた、かつ、表示デバイス7の発光表示色と同
じ、緑色系のスモーク色に着色された半透明部材からな
る保護パネル5gによって塞がれている。
【0027】尚、保護パネル5gは、車両の前方が低く
後方が高い箇所に位置するように、全体が前下がりに傾
斜しており、開口5eの外方に露出する保護パネル5g
の外面には、図2に要部拡大断面図で示すように、車幅
方向に振動する直線偏光成分を透過させ、車高方向に振
動する直線偏光成分を遮断する第2偏光板5hが貼着さ
れている。
【0028】また、下段部5bのうち開口5eの前縁部
箇所には、赤外光波長領域の吸収性に優れた暗色系のス
モーク色に着色された半透明部材を基材とするコンバイ
ナ9が、保護パネル5gと同様に、車両の前方が低く後
方が高い箇所に位置するように、全体を前下がりに傾斜
させて立設されており、下段部5bの開口5e側に位置
するコンバイナ9の基材の内面には、車高方向に振動す
る直線偏光成分を透過させ、車幅方向に振動する直線偏
光成分を遮断する第1偏光板9aが貼着されている。
【0029】さらに、コンバイナ9の基材の内面には、
第1偏光板9aの上から重ねてハーフミラー層9bが蒸
着等により形成されており、このハーフミラー層9bに
よってコンバイナ9は、表示デバイス7に表示されて開
口5eの保護パネル5gを透過した反転表示画像の像光
を、車両の運転者のアイポイントIに向けて反射させる
ように構成されている。
【0030】また、ダッシュボード5の段差部5cに
は、表示デバイス7と同様に例えば液晶ディスプレイ
(LCD)や冷陰極管ディスプレイ(VFD)、或は、
FE(フィールドエミッション)ディスプレイや蛍光表
示管、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ
といった自発光デバイス等によって構成されて、コンバ
イナ9の透過性に適した色で各種ウォーニング情報を発
光表示させる、ウォーニング用表示デバイス11の表示
面が露出している。
【0031】さらに、開口5eよりもアイポイントI寄
りの下段部5b部分には、アナログメータユニット13
が配設されており、下段部5bの前端に連なる前面部5
jには、意匠抜きのシンボルマークの点灯表示等による
従来から公知のオーソドックスなウォーニング表示を行
うウォーニング表示ユニット15が配設されている。
【0032】上述のアナログメータユニット13は、図
3に車両の運転席周りの斜視図で示すように、車幅方向
に間隔を置いて2つ設けられており、ダッシュボード5
の段差部5cに表示面が露出したウォーニング表示ユニ
ット11が発光表示を行うと、図4に車両の運転席周り
の要部拡大正面図で示すように、2つのアナログメータ
ユニット13,13の車幅方向における中間位置におい
て、コンバイナ9を透過した各種ウォーニング情報の発
光表示像P(実像)がアイポイントIから視認され、そ
の発光表示像の下方に、ウォーニング表示ユニット15
がアイポイントIから視認されることになる。
【0033】一方、ウォーニング表示ユニット11に代
わって表示デバイス7が発光表示を行うと、2つのアナ
ログメータユニット13,13の車幅方向における中間
に位置するコンバイナ9部分において、表示デバイス7
からの反転表示画像の像光がハーフミラー層9bにより
アイポイントIに向けて反射され、これにより、各種案
内画像の虚像S(図1参照)が、図5に車両の運転席周
りの要部拡大正面図で示すように、2つのアナログメー
タユニット13,13の車幅方向における中間位置にお
いてアイポイントIから視認され、その虚像Sの下方
に、ウォーニング表示ユニット15がアイポイントIか
ら視認されることになる。
【0034】そして、図4に示すウォーニング表示ユニ
ット11が発光表示を行う場合も、図5に示す表示デバ
イス7が発光表示を行う場合も、ウォーニング表示ユニ
ット11による各種ウォーニング情報の発光表示像や表
示デバイス7による各種案内画像の虚像S、及び、2つ
のアナログメータユニット13,13やウォーニング表
示ユニット15の全てが、アイポイントIからの視覚上
では、ステアリングホイール3の内側に位置してステア
リングホイール3越しにそれらが視認される。
【0035】尚、本実施形態においては、図2に示すよ
うに、表示デバイス7も保護パネル5gやコンバイナ9
と同様に、車両の前方が低く後方が高い箇所に位置する
ように、全体を前下がりに傾斜させて配置されているこ
とから、これら保護パネル5g及びコンバイナ9に貼着
された第2偏光板5h及び第1偏光板9aや、表示デバ
イス7の表示面の不図示の偏光板のいずれにとっても、
車幅方向に振動する直線偏光成分がS偏光成分となり、
車高方向に振動する直線偏光成分がP偏光成分というこ
とになる。
【0036】また、本実施形態においては、フロントガ
ラス1を透して車両の外部から内部に入射する太陽光等
の外光のうち、ダッシュボード5の下段部5bにより遮
られずに開口5eを通って表示デバイス7に向かう外光
成分の全光路範囲に亘って、その光路上に介在するよう
に、コンバイナ9が形成されている。
【0037】次に、上述のように構成された本実施形態
の車両用表示装置の動作(作用)について説明する。
【0038】表示デバイス7に反転表示画像が表示され
ると、その像光が、ダッシュボード5の下段部5bに形
成された開口5eを塞ぐ保護パネル5gの内面に到達し
てこれを透過するが、その際、保護パネル5gが、表示
デバイス7による反転表示画像の発光表示色と同じ緑色
系のスモーク色に着色された半透明部材によって構成さ
れていることから、反転表示画像の像光が保護パネル5
gの透過に際して吸収されて光量低下を起こすことはな
い。
【0039】そして、保護パネル5gを透過した反転表
示画像の像光は、保護パネル5gの外面に貼着された第
2偏光板5hに到達するが、表示デバイス7から出射さ
れる反転表示画像の像光は、表示デバイス7の表示面の
偏光板によって、第2偏光板5hが透過を許容する偏光
方向と同じ、車幅方向に振動するS偏光とされているた
め、第2偏光板5hによって遮られずにこれを透過し、
コンバイナ9の基材の内面に蒸着等により形成されたハ
ーフミラー層9bに到達する。
【0040】コンバイナ9のハーフミラー層9bに到達
した反転表示画像の像光の一部は、このハーフミラー層
9bによりアイポイントIに向けて反射され、残る一部
はハーフミラー層9bを透過してその下の第1偏光板9
aに到達するが、この第1偏光板9aは車幅方向に振動
するS偏光成分を遮断することから、ハーフミラー層9
bを透過した反転表示画像の像光の残る一部は、第1偏
光板9aによって遮光されて、コンバイナ9の基材の外
面からフロントガラス1側に出射することはない。
【0041】そして、ハーフミラー層9bにより反射さ
れた反転表示画像の像光の一部がアイポイントIに到達
することにより、表示デバイス7に表示された反転表示
画像を反転させた虚像である各種案内画像の虚像Sが、
図5に示すように、2つのアナログメータユニット1
3,13の車幅方向における中間位置の、ウォーニング
表示ユニット15の上方箇所に、アイポイントIから視
認されることになる。
【0042】ここで、フロントガラス1を透して車両の
外部から内部に太陽光等の外光が入射すると、そのう
ち、ダッシュボード5の下段部5bにより遮られずに開
口5eを通って表示デバイス7に向かう外光成分は、コ
ンバイナ9の基材の外面に到達してその基材の内部を透
過するが、その際、コンバイナ9の基材である暗色系の
スモーク色に着色された半透明部材によって、外光に含
まれる非可視光領域の赤外光波長領域成分が殆ど吸収さ
れ、かつ、可視光領域成分の一部も吸収されることにな
る。
【0043】そして、コンバイナ9の基材の内部で吸収
されずにこれを透過した外光の非可視光領域成分は、コ
ンバイナ9の基材の内面に貼着された第1偏光板9aに
到達するが、一般に遮光板は非可視光領域成分に対して
偏光機能を発揮しないので、この第1偏光板9aを略透
過してハーフミラー層9bに到達し、このハーフミラー
層9bも略透過して、ダッシュボード5の下段部5bの
開口5e側に出射され、この開口5eを塞ぐ保護パネル
5gの外面に貼着された第2偏光板5hを透過し、保護
パネル5gの内部を透過することになる。
【0044】すると、保護パネル5gを構成する半透明
部材が比較的赤外光波長領域の吸収性に優れた緑色系の
スモーク色に着色されていることから、保護パネル5g
に到達した外光中に残存する非可視光領域の赤外光波長
領域成分は、この保護パネル5gの内部を透過する際に
殆ど吸収される。
【0045】一方、コンバイナ9の基材の内部で吸収さ
れずにこれを透過した外光の可視光領域成分は、コンバ
イナ9の基材の内面に貼着された第1偏光板9aに到達
し、この第1偏光板9aによって車幅方向に振動するS
偏光成分が遮断され、車高方向に振動するP偏光成分の
みが第1偏光板9aを透過して、ハーフミラー層9bに
到達する。
【0046】コンバイナ9のハーフミラー層9bに到達
した外光の可視光領域成分は、このハーフミラー層9b
により一部がコンバイナ9の基材に向けて反射され、残
る一部はハーフミラー層9bを透過してダッシュボード
5の下段部5bの開口5e側に出射されるが、この開口
5eを塞ぐ保護パネル5gの外面に貼着された第2偏光
板5hは車高方向に振動するP偏光成分を遮断すること
から、ハーフミラー層9bを透過した外光の可視光領域
成分の残る一部は、第2偏光板5hによって遮光され
る。
【0047】したがって、フロントガラス1を透して車
両の外部から内部に入射した外光のうち、非可視光領域
成分である赤外光波長領域成分は、コンバイナ9の基材
や保護パネル5gの内部を透過する際に殆ど吸収され、
一方、可視光領域成分は、その一部がハーフミラー層9
bによりコンバイナ9の基材に向けて反射され、ハーフ
ミラー層9bを透過した残る一部は第2偏光板5hによ
り遮光されて、いずれにしても、非可視光領域成分、可
視光領域成分共に、保護パネル5gを透過して表示デバ
イス7に到達することはない。
【0048】このように本実施形態の車両用表示装置に
よれば、表示デバイス7からの反転表示画像の像光を保
護パネル5を透過させてコンバイナ9に導き、このコン
バイナ9によりアイポイントIに向けて反射させて、コ
ンバイナ9上において各種案内画像の虚像Sを視認させ
るに当たって、フロントガラス1を透して車両の外部か
ら内部に入射して表示デバイス7に向かう外光が透過す
る保護パネル5gを、比較的赤外光波長領域の吸収性に
優れた緑色系のスモーク色に着色された半透明部材によ
って構成した。
【0049】このため、車両の外部から内部に入射した
外光が保護パネル5gを透過する際に、外光の赤外光波
長領域成分を殆ど保護パネル5gにより吸収、減衰させ
て、表示デバイス7への到達、照射量を減らし、赤外光
波長領域成分の照射による表示デバイス7の加熱とそれ
による劣化の促進を防止することができる。
【0050】尚、保護パネル5gに加えてコンバイナ9
の基材は、特に赤外光波長領域の吸収性を持たない半透
明部材によって構成してもよいが、本実施形態のよう
に、比較的赤外光波長領域の吸収性に優れた暗色系のス
モーク色に着色された半透明部材によって構成すれば、
保護パネル5gを透過する前にコンバイナ9の基材を透
過する際にも、表示デバイス7に向かう外光の赤外光波
長領域成分を吸収、減衰させて、赤外光波長領域成分の
表示デバイス7への到達、照射量をより一層減らすこと
ができるので、有利である。
【0051】また、保護パネル5gを構成する半透明部
材は、本実施形態のような、緑色系のスモーク色ではな
い、他の比較的赤外光波長領域の吸収性に優れたスモー
ク色に着色された半透明部材に置き換えてもよいが、表
示デバイス7の発光表示色と同じ緑色系のスモーク色と
すれば、車両の外部からの外光中の赤外光波長領域成分
を吸収、減衰させつつ、発光デバイス7からの反転表示
画像の像光をなるべく吸収、減衰させずに透過させて、
コンバイナ9上で視認される各種案内画像の虚像Sの光
量低下とそれによる虚像Sの視認性の低下を防止するこ
とができるので、有利である。
【0052】さらに、コンバイナ9や保護パネル5gに
設けた第1偏光板9aや第2偏光板5hによる、車両の
外部からの外光のうち可視光領域成分のP偏光処理やS
偏光処理によって、外光の可視光領域成分を表示デバイ
ス7に到達する前に遮光する構成は、省略してもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
本発明の車両用表示装置によれば、車内の発光表示源に
表示された重畳用画像を、前記車内のアイポイントの前
方に配置されたコンバイナの、該アイポイント側に位置
する半透過鏡処理された内面に投影させることで、該コ
ンバイナ及び前記車両のフロントガラスを透して、前記
車両の前景と前記重畳用画像の虚像とを前記アイポイン
トから重畳視認させる車両用表示装置において、前記コ
ンバイナと前記発光表示源との間に、該発光表示源への
塵埃付着防止用の保護パネルが配置されており、前記保
護パネルが、前記車両の外部から前記フロントガラスを
透して該車両の内部に入射する外光のうち、少なくとも
前記発光表示源に向かう外光部分の光路上に位置するよ
うに配置されていて、内部を透過する光のうち赤外光成
分を少なくとも減衰させる赤外光減衰加工の施された部
材によって構成されており、前記発光表示源が、前記保
護パネルを構成する前記部材の透過性の良好な波長帯の
光で発光表示するように構成されているものとした。
【0054】このため、発光表示源からコンバイナに向
かう重畳用画像の像光については、保護パネルの通過の
際の減衰を抑制して、発光表示源とコンバイナとを用い
た重畳用画像の虚像の視認性が損なわれないようにしつ
つ、フロントガラスを透して車両の外部から内部に入射
する外光については、保護パネルの通過の際に赤外光成
分を少なくとも減衰させて、外光の赤外光成分の照射に
よる発光表示源の加熱を防止することができる。
【0055】また、請求項2に記載した本発明の車両用
表示装置によれば、請求項1に記載した本発明の車両用
表示装置において、前記コンバイナが、内部を透過する
光のうち赤外光成分を少なくとも減衰させる赤外光減衰
加工の施された部材によって構成されているものとし
た。
【0056】このため、請求項1に記載した本発明の車
両用表示装置において、フロントガラスを透して車両の
外部から内部に入射する外光の赤外光成分を、保護パネ
ルの通過の際に加えてコンバイナの通過の際にも少なく
とも減衰させて、外光の赤外光成分の照射による発光表
示源の加熱を、より効果的に防止することができる。
【0057】さらに、請求項3に記載した本発明の車両
用表示装置によれば、請求項1又は2に記載した本発明
の車両用表示装置において、前記保護パネルを構成する
前記部材が、前記発光表示源の発光表示色と同色の着色
材によって形成されている構成とした。
【0058】このため、請求項1又は2に記載した本発
明の車両用表示装置において、発光表示源からの重畳用
画像の像光をより透過されるようにして、発光表示源と
コンバイナとを用いた重畳用画像の虚像の視認性がより
一層損なわれないようにすることができる。
【0059】また、請求項4に記載した本発明の車両用
表示装置によれば、請求項1、2又は3に記載した本発
明の車両用表示装置において、前記発光表示源による前
記重畳用画像の発光表示が、P偏光及びS偏光のうちい
ずれか一方の偏光方向による光を用いて行われ、前記コ
ンバイナに、前記一方の偏光方向による可視光成分を遮
断する第1偏光板が設けられており、前記保護パネル
に、P偏光及びS偏光のうちいずれか他方の偏光方向に
よる可視光成分を遮断する第2偏光板が設けられている
構成とした。
【0060】このため、請求項1、2又は3に記載した
本発明の車両用表示装置において、コンバイナに設けら
れた第1偏光板による、P偏光及びS偏光のうちいずれ
か一方の偏光方向の可視光成分の遮断と、その後の保護
パネルに設けられた第2偏光板による、P偏光及びS偏
光のうちいずれか他方の偏光方向の可視光成分の遮断と
により、フロントガラスを透して車両の外部から内部に
入射する外光の可視光成分を発光表示源に到達する前に
遮断して、コンバイナ上で視認される重畳用画像の虚像
とその周辺部分とのコントラスト差がなくなるウォッシ
ュアウトの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車両用表示装置が適
用された車両の運転席周りの概略構成を示す断面図であ
る。
【図2】図1の車両用表示装置の要部拡大断面図であ
る。
【図3】図1の車両の運転席周りの斜視図である。
【図4】ウォーニング表示ユニットの発光表示状態にお
ける図1の車両の運転席周りの要部拡大正面図である。
【図5】表示デバイスの発光表示状態における図1の車
両の運転席周りの要部拡大正面図である。
【符号の説明】
1 フロントガラス 5g 保護パネル 5h 第2偏光板 7 表示デバイス(発光表示源) 9 コンバイナ 9a 第1偏光板 I アイポイント S 虚像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 哲也 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 Fターム(参考) 3D044 BA21 BB01 BC07 BC25 BD01 5G435 AA01 AA11 AA12 BB01 BB12 DD04 DD12 EE02 FF05 FF14 GG09 GG11 GG43 LL17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車内の発光表示源に表示された重畳用画
    像を、前記車内のアイポイントの前方に配置されたコン
    バイナの、該アイポイント側に位置する半透過鏡処理さ
    れた内面に投影させることで、該コンバイナ及び前記車
    両のフロントガラスを透して、前記車両の前景と前記重
    畳用画像の虚像とを前記アイポイントから重畳視認させ
    る車両用表示装置において、 前記コンバイナと前記発光表示源との間には、該発光表
    示源への塵埃付着防止用の保護パネルが配置されてお
    り、 前記保護パネルは、前記車両の外部から前記フロントガ
    ラスを透して該車両の内部に入射する外光のうち、少な
    くとも前記発光表示源に向かう外光部分の光路上に位置
    するように配置されていて、内部を透過する光のうち赤
    外光成分を少なくとも減衰させる赤外光減衰加工の施さ
    れた部材によって構成されており、 前記発光表示源は、前記保護パネルを構成する前記部材
    の透過性の良好な波長帯の光で発光表示するように構成
    されている、 ことを特徴とする車両用表示装置。
  2. 【請求項2】 前記コンバイナは、内部を透過する光の
    うち赤外光成分を少なくとも減衰させる赤外光減衰加工
    の施された部材によって構成されている請求項1記載の
    車両用表示装置。
  3. 【請求項3】 前記保護パネルを構成する前記部材は、
    前記発光表示源の発光表示色と同色の着色料を含有する
    着色材によって形成されている請求項1又は2記載の車
    両用表示装置。
  4. 【請求項4】 前記発光表示源による前記重畳用画像の
    発光表示は、P偏光及びS偏光のうちいずれか一方の偏
    光方向による光を用いて行われ、前記コンバイナには、
    前記一方の偏光方向による可視光成分を遮断する第1偏
    光板が設けられており、前記保護パネルには、P偏光及
    びS偏光のうちいずれか他方の偏光方向による可視光成
    分を遮断する第2偏光板が設けられている請求項1、2
    又は3記載の車両用表示装置。
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