JP2021045990A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置の表示の隠れが発生しにくく、しかも、表示装置の構成を簡易化できる技術を提供すること。【解決手段】表示装置1では、光照射部13は、表示装置1を見る人に光を照射する。撮影部15は、光照射部13から照射された光の反射光を受光して人を撮影する。透過反射部17は、表側と裏側との間で、照射された光と反射光とが透過可能であり、且つ、表側から入射した光が表側の表面にて人の位置側に反射する。表示部19は、画像を表示する。そして、透過反射部17は、表側を人の位置側に向けて、人の位置と光照射部13及び撮影部15との間に配置されている。表示部19は、透過反射部17の表側に配置され、表示する画像が透過反射部17にて反射することにより人が視認可能なように配置されている。光照射部13及び撮影部15は、透過反射部17の裏側に配置されている。【選択図】図1

Description

本開示は、例えば、自動車の運転者等に各種の表示を行うことができる表示装置に関する。
従来、自動車(以下、車両)の運転者に対して、脇見、居眠り、体調不良などの運転者の状態を検出して、運転者に注意喚起をしたり、車両の走行状態を制御する技術が開発されている。
例えば、特許文献1に記載のように、運転席の前方のダッシュボード等に、運転者の状態を検出する装置を配置した技術が知られている。なお、この種の装置としては、ドライバーステータスモニタリングシステム(即ち、DSM)が知られている。
このDSMとしては、図13に示すように、運転席の前方にLED表示器P1を配置し、LED表示器P1より運転者側に、赤外線ランプP2と赤外線カメラP3とを配置した装置(即ち、第1表示装置)P4が知られている。
この第1表示装置P4では、LED表示器P1により画像を表示するとともに、赤外線ランプP2から運転者に近赤外線を照射し、その反射光を用いて赤外線カメラP3によって運転者を撮影している。
また、図14の上欄に示すように、運転席の前方にLED表示器P5を配置し、LED表示器P5より運転者側にて、LED表示器P5よりも上側に赤外線ランプP6と赤外線カメラP7とを配置した装置が知られている。詳しくは、LED表示器P5より運転者側にて、LED表示器P5の下部近傍にミラーP8を配置した装置(即ち、第2表示装置)P9が知られている。
この第2表示装置P9では、LED表示器P5により画像を表示するとともに、赤外線ランプP2からミラーP8に近赤外線を照射して運転者側に反射させている。また、運転者側にて反射した反射光は、ミラーP8を介して赤外線カメラP7に入射するように構成されている。
特開2018−103883号公報
しかしながら、上述の第1表示装置P4では、LED表示器P1の運転者側に赤外線ランプP2と赤外線カメラP3とを配置するので、LED表示器P1の表示範囲が制限されてしまう。また、第2表示装置P9では、LED表示器P5の運転者側にミラーP8を配置するので、同様に、LED表示器P5の表示範囲が制限されてしまう。
なお、第2表示装置P9の場合には、第2表示装置P9を運転者側から見た図14の下欄に示すように、ミラーP8の外周端部(即ち、見切り線)P10が目につくという問題もある。
また、これとは別に、表示装置の外周等の一部を切り欠いて、赤外線ランプや赤外線カメラを配置したり、表示装置自体に赤外線ランプや赤外線カメラを埋め込む方法も考えられるが、その場合には、特別な構成の表示装置を作製する必要があるという問題が生じる。
本開示の一つの局面は、表示装置の表示の隠れが発生しにくく、しかも、表示装置の構成を簡易化できる技術を提供することにある。
本開示の一態様の表示装置(1)は、光照射部(13)と撮影部(15)と透過反射部(17)と表示部(19)とを備える。
光照射部は、表示装置を見る人の位置に対して光を照射するように構成されている。
撮影部は、光照射部から照射された光の反射光を受光するように配置され、反射光を利用して人を撮影するように構成されている。
透過反射部は、表側と表側の反対側の裏側との間で、照射された光と反射光とが透過可能であり、且つ、表側から入射した光の少なくとも一部が、表側の表面にて人の位置側に反射するように構成されている。
表示部は、画像を表示するように構成されている。
さらに、透過反射部は、表側を人の位置側に向けて、人の位置と光照射部及び撮影部との間に配置されている。表示部は、透過反射部の表側に配置され、自身が表示する画像が透過反射部にて反射することにより人が視認可能なように配置されている。光照射部及び撮影部は、透過反射部の裏側に配置されている。
このように、本開示では、表示部は透過反射部より人(例えば、運転者)側に配置されており、表示部で表示した画像は透過反射部にて人の側に反射する。従って、透過反射部を見ている人は、表示部の画像が、あたかも透過反射部の後方である裏側、即ち人の位置と反対側にあるように見える。即ち、人の視線の先において、透過反射部の後方(即ち、裏側)に、虚像として表示部の画像が見える。
さらに、本開示では、光照射部と撮影部とは、透過反射部の後方に配置されているので、透過反射部にて虚像によって画像を表示する際に、光照射部及び撮影部があっても、透過反射部における画像の表示領域が制限されにくい。
しかも、本開示では、透過反射部の周囲を切り欠いて光照射部及び撮影部を配置したり、透過反射部自体に光照射部及び撮影部を埋め込んで配置する必要がないので、装置構成を簡易化できる。
つまり、本開示の構成によれば、表示装置の表示の隠れが発生しにくく、しかも、表示装置の構成を簡易化できるという効果がある。
なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
第1実施形態の表示装置を備えた車両の内部を側方から見たように示す説明図。 第1実施形態の表示装置を運転者側から見た状態を示す説明図。 第1実施形態の表示装置における虚像の形成状態を示す説明図。 本開示の複数の表示装置及び比較例を運転者側から見た状態を示す説明図。 本開示の表示装置及び比較例を運転者側から見た状態を示す説明図。 透過反射部を厚み方向に破断して示す断面図。 第2実施形態の表示装置の一例を運転者側から見た状態を示す説明図。 第2実施形態の表示装置の他の例を運転者側から見た状態を示す説明図。 第2実施形態の表示装置の更に他の例を運転者側から見た状態を示す説明図。 第3実施形態の表示装置について透過反射部を厚み方向に破断して示す説明図。 第4実施形態の表示装置及び比較例を運転者側から見た状態を示す説明図。 第5実施形態の表示装置について透過反射部を厚み方向に破断して示す説明図。 従来の表示装置の説明図。 従来の他の表示装置の説明図。
以下に、本開示の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.全体構成]
まず、本第1実施形態の表示装置の全体構成について説明する。
図1に示すように、本第1実施形態の表示装置1は、自動車である車両3に搭載されて、例えば運転者に対して各種の画像を表示する装置である。
この表示装置1は、運転席の前方のダッシュボード5に配置されている。詳しくは、ウインドシールド7の下方にダッシュボード5が配置され、ダッシュボード5は、その上面側に、各種の計器類を装着するインストルメントパネル(即ち、IPパネル)9を備えている。IPパネル9の運転席側には、遮光板であるバイザー11が運転席側に張り出している。
前記表示装置1は、バイザー11の下側に配置され、この表示装置1にて表示された画像が、運転席に着座した運転者によって視認可能となっている。なお、表示される画像は、後述するように虚像であるので、運転者は虚像を視認することになる。
[1−2.表示装置の構成]
次に、表示装置1の構成について詳細に説明する。
図1に示すように、表示装置1は、光照射部13と撮影部15と透過反射部17と表示部19とを備えている。
光照射部13は、表示装置1を見る運転者の位置に対して、例えば赤外光を照射するように構成されている。この光照射部13としては、例えば赤外線LED(即ち、IRーLED)を採用できる。なお、IRは、infraredの略であり、LEDは、Light Emitting Diodeの略である。
図1では、光照射部13から照射された赤外光の範囲(即ち、照射範囲)を、上下の実線で挟まれた所定角の範囲で示している。この照射範囲は、ステアリングホイール21の間の空間を通って、運転者の顔及び上半身を照射する範囲であり、例えば円錐形状の範囲である。
なお、赤外光としては、例えば波長が0.7μm〜1000μmの範囲内の赤外光を採用できる。例えば、波長0.7μm〜2.5μmの近赤外光を採用できる。
撮影部15は、運転者を撮影するカメラ、ここでは、赤外線カメラである。この撮影部15は、光照射部13から照射された赤外線の反射光を受光するように配置されている。つまり、撮影部15は、運転者に照射された赤外線の反射光を受光し、その反射光を用いて運転者を撮影するように構成されている。
図1では、撮影部15の撮影可能な範囲(即ち、撮影範囲)を、上下の破線で挟まれた所定角の範囲で示している。この撮影範囲は、ステアリングホイール21の間の空間を通って、運転者の顔及び上半身を撮影する範囲であり、前記照射範囲とは若干異なっている。なお、撮影範囲は、例えば円錐形状の範囲である。
透過反射部17は、平板状の部材であり、可視光を反射し赤外光を透過する光学特性を有する、いわゆるコールドミラーである。ここでは、透過反射部17は、例えば、波長380nm〜780nmの可視光を反射し、前記近赤外光を透過するように構成されている。
前記透過反射部17は、運転者側である表側(即ち、図1の右側)と、表側の反対側の裏側(即ち、図1の左側)との間で、光照射部13から照射された赤外光が透過可能であり、且つ、その赤外光が運転者で反射した赤外光である反射光が透過可能である。しかも、透過反射部17では、表側から入射する光、即ち、透過反射部17の表側の表面23に当たる光(例えば、可視光)の少なくとも一部(例えば、全部)は、表面23にて運転者側に反射する。
この透過反射部17は、表側を運転者側に向けて、運転者の位置と光照射部13及び撮影部15との間に配置されている。
なお、透過反射部17は、水平方向に対して例えば40度の角度で、運転者側ほど位置が低くなるように傾斜している。
また、図2に示すように、透過反射部17のほぼ中央の裏側に、1台の撮影部15が配置され、撮影部15の左右両側に、一対の光照射部13が配置されている。
なお、透過反射部17の平面形状は左右方向に長い台形であり、透過反射部17の表側の表面23に、表示部19の画像が表示される表示領域25が設けられている。なお、表示領域25の表面形状は、表示部19の表面形状(例えば、長方形)と同じである。
表示部19は、図示しない制御装置からの電気信号に基づいて、文字や記号や映像等の各種の画像を表示することが可能な平板形状のLED表示器である。つまり、LEDにて画像の表示が可能な装置である。
この表示部19は、バイザー11の下面に取り付けられており、画像を表示する表面である表示面19aを下方に向けて配置されている。つまり、表示部19は、自身の下方に配置された透過反射部17に向けて画像を表示するように構成されている。なお、表示部19の表示面19aは、水平方向に対して例えば5度の角度で、運転者側ほど位置が高くなるように傾斜している。
このように、表示部19は、透過反射部17の表側にて且つ上方にて、画像を表示する表示面19aを下方に向けて配置されているので、自身が表示する画像が透過反射部17にて反射することにより、運転者が視認可能となっている。言い換えると、表示部19と透過反射部17とは、表示される画像が運転者に視認可能な位置に配置されている。
上述のように、本第1実施形態では、透過反射部17の表側(即ち、運転者側)において、運転者が透過反射部17を視認する際の妨げとならないように、バイザー11の下側に表示部19が配置されている。同様に、運転者の画像の視認の妨げとならないように、透過反射部17の裏側(即ち、車両3の先頭側)に、光照射部13及び撮影部15が配置されている。
なお、以下では、光照射部13及び撮影部15からなる構成を、撮影機構27と称することがあり、この撮影機構27が上述したDSMの機能を有する。なお、光照射部13及び撮影部15は、例えば、支持基板27a上に一体配置されている。
[1−3.表示装置の機能]
次に、表示装置1の機能について詳細に説明する。
図1に示すように、光照射部13から透過反射部17に赤外光を照射すると、その赤外光は、透過反射部17を透過して運転者に当たる。
この運転者に照射された赤外光は、運転者にて反射し、その反射光(即ち、赤外光)は、透過反射部17を透過して、撮影部15に入射する。よって、撮影部15は、この反射光を用いて運転者を撮影することができる。
このように、光照射部13及び撮影部15の運転者側に、透過反射部17が配置されている場合でも、運転者を撮影した画像を取得することができる。
また、透過反射部17の表側の上方の表示部19にて画像を表示した場合には、その画像を示す光(即ち、可視光)は、透過反射部17の表側の表面23にて、運転者側に反射する。これにより、運転者は、透過反射部17にて表示される画像を視認することができる。
詳しくは、図3に示すように、表示部19からの実像である画像の光が、透過反射部17の表側の表面23で反射した場合には、その反射光を見た運転者は、あたかも透過反射部17の裏側の所定の位置に、その実像があるかのように認識する。つまり、運転者の視線方向の所定の位置に、実際には無い虚像を認識する。
つまり、本第1実施形態では、透過反射部17にて見ることができる画像は、透過反射部17の裏側にて形成される虚像である。
なお、透過反射部17の表面23に対する実像と虚像とがなす角度は同じθであり、透過反射部17の表面23と実像との距離と透過反射部17の表面23と虚像との距離は同じtである。
なお、本第1実施形態では、図1にてKで示す虚像の形成位置と透過反射部17との間に、光照射部13及び撮影部15が配置されている。
[1−4.効果]
上記第1実施形態では、以下の効果を得ることができる。
(1a)本第1実施形態の表示装置1では、表示部19は透過反射部17より運転者側に配置されており、表示部19で表示した画像は透過反射部17にて運転者側に反射する。従って、透過反射部17を見ている運転者は、表示部19の画像が、あたかも透過反射部17の後方、即ち運転者の位置と反対側にあるように見える。即ち、運転者の視線の先である透過反射部17の裏側に、虚像として表示部19の画像が見える。
さらに、この表示装置1では、光照射部13と撮影部15とは、透過反射部17の後方(即ち,裏側)に配置されているので、透過反射部17にて虚像によって画像を表示する際に、光照射部13及び撮影部15の存在によって、透過反射部17における画像の表示領域25が制限されにくい。
例えば、図4の上欄に並べて示すように、本開示の構成は、各種の形状の表示部19や透過反射部17や表示領域25を有する様々な形状の表示装置1に適用できる。つまり、透過反射部17の裏側に光照射部13及び撮影部15が配置されているので、表示領域25を少なくすることなく、最大限の表示領域25を確保できる。なお、上欄の右端が本第1実施形態の表示装置1であり、中央や左端の表示装置1はその変形例である。
それに対して、比較例の表示装置を図4の下欄に並べて示すが、光照射部13や撮影部15は表示領域25の手前(即ち、運転席側)に配置されているので、視認できる表示領域25が小さくなっており、好ましくない。なお、図4の上欄と下欄とでは、ほぼ同様な形状の表示装置を上下に並べて対比している。
しかも、本第1実施形態の表示装置1では、透過反射部17の周囲を切り欠いて光照射部13及び撮影部15を配置したり、透過反射部17自体に光照射部13及び撮影部15を埋め込んで配置する必要がないので、装置構成を簡易化できる。
例えば、図5の上欄に示すように、本第1実施形態では、透過反射部17の裏側に光照射部13及び撮影部15が配置されているので、透過反射部17に特別な加工を施す必要がなく、表示装置1の構成を簡易化できる。
それに対して、比較例の表示装置を図5の下欄に示すが、表示領域25を構成する部材の一部を切り欠いて光照射部13を配置したり、表示領域25を構成する部材に撮影部15を埋め込んで配置するので、構成が複雑になり好ましくない。
このように、本第1実施形態の構成によれば、表示装置1の表示の隠れが発生しにくく、しかも、表示装置1の構成を簡易化できるという効果がある。
(1b)本第1実施形態では、光照射部13から照射される光は赤外光であり、透過反射部17の表側の表面23にて反射する光は可視光である。
従って、赤外光を運転者に照射しても、運転者の運転等に殆ど影響を与えることなく、運転者を撮影できる。また、赤外光を利用して撮影することにより、周囲が暗い場合でも、好適に運転者の状態を把握できる。
なお、表示部19にて可視光にて表示された画像は、透過反射部17の表側の表面23にて反射するので、運転者によって容易に画像を認識することができる。
(1c)本第1実施形態では、虚像の形成位置と透過反射部17との間に、光照射部13及び撮影部15を配置している。このような構成の場合には、運転者が虚像を見る場合には、虚像に焦点を合わせるので、光照射部13及び撮影部15がぼやけたように見え、光照射部13及び撮影部15が見えにくくなるという利点がある。
なお、虚像の形成位置と透過反射部17との間に、光照射部13及び撮影部15の一方のみを配置してもよい。
[1−5.変形例等]
次に、第1実施形態の変形例などについて説明する。
(1)前記第1実施形態では、光照射部13として赤外線LEDを例に挙げ、撮影部15として赤外線カメラを例に挙げたが、赤外線ではなく可視光を採用してもよい。
例えば、光照射部13として、可視光を照射するランプを採用し、撮影部15として、通常の可視光を用いて撮影するカメラ(例えば、CCDカメラ)を採用してもよい。
(2)前記第1実施形態では、透過反射部17として、赤外光を透過し可視光を反射するコールドミラーを採用したが、他の構成を採用してもよい。
なお、コールドミラーの構成としては、図6に示すように、可視光や赤外光が透過する透光性の基板17aの表面に、赤外光を透過し可視光を反射する性質を有する材料をコーティングしたり、その性質を有する光学フィルムを貼り付けてもよい。つまり、基板17aの表面に、上述した性質を有する層17bを設けてもよい。なお、透過反射部17全体を、前記性質を有する材料で構成してもよい。
また、透過反射部17として、例えば、可視光の透過と反射が可能なハーフミラーを採用できる。この場合は、可視光を用いて撮影するランプやカメラの構成を採用する。
さらに、透過反射部17として、例えば、光を偏向方向に応じて選択的に透過可能且つ選択的に反射可能な部材を採用できる。つまり、ある偏光方向の光を透過し、他の偏光方向の光を反射する構成を採用できる。なお、各種の偏向方向の光としては、例えば、P波、S波、円偏光が挙げられる。
(3)また、図6に示すように、透過反射部17の表側や裏側の表面に、光学特性を変更可能な層18を設けてもよい。例えば、光の透過性を変更できる液晶シャッターを設けてもよい。
[1−6.文言の対応関係]
本第1実施形態と本開示との関係において、表示装置1が表示部に対応し、光照射部13が光照射部に対応し、撮影部15が撮影部に対応し、透過反射部17が透過反射部に対応し、表示部19が表示部に対応し、撮影機構27が撮影機構に対応し、擬装表示部29が擬装表示部に対応し、規制部31が規制部に対応する。
[2.第2実施形態]
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、以下では主として第1実施形態との相違点について説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
本第2実施形態では、図7〜図9に示すように、透過反射部17は、光照射部13及び撮影部15の視認を抑制する擬装表示部29を備えている。以下、具体的に説明する。
例えば、図7に示すように、透過反射部17の表側の表面23の表示領域25において、運転者から見た場合に、光照射部13及び撮影部15が見える範囲を覆うように、擬装表示部29を設ける。
具体的には、光照射部13及び撮影部15を目立たなくするように、透過反射部17に、周囲より色の明るい表示内容(即ち、コンテンツ)を表示する擬装表示部29を設ける。つまり、表示領域25において表示部19による虚像を表示する際に、擬装表示部29の範囲の虚像の色を明るくすることにより、光照射部13及び撮影部15を目立たなくする。即ち、色によって、光照射部13及び撮影部15を擬装する。
また、光照射部13として赤外線LEDを用いる場合には、赤外線LEDが赤く光るものがある。そのような場合には、図8に示すように、透過反射部17の表側の表面23の表示領域25において、運転者から見た場合に、光照射部13が見える範囲を覆うように、赤系の色のコンテンツからなる擬装表示部29を設ける。
或いは、図9に示すように、透過反射部17の表側の表面23の表示領域25において、運転者から見た場合に、光照射部13が見える範囲を覆うように、幾何学模様のコンテンツからなる擬装表示部29を設ける。
なお、上記以外に、グラデーションや多色模様のコンテンツからなる擬装表示部29を設けてもよい。
本第2実施形態は、第1実施形態と同様な効果を奏する。また、本第2実施形態では、光照射部13及び撮影部15が見えにくくなるので、運転者が表示装置1の表示を見る際の違和感が低減するという効果がある。
[3.第3実施形態]
第3実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、以下では主として第1実施形態との相違点について説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
本第3実施形態では、図10に示すように、透過反射部17の裏側に、光照射部13から照射される光の照射範囲と撮影部15の撮影範囲とを規制する規制部31を備えている。以下、具体的に説明する。
図10に示すように、透過反射部17の裏側には、光照射部13の照射範囲L1、即ち、2本の実線で挟まれた所定角の範囲L1と、撮影部15の撮影範囲L2、即ち、2本の破線で挟まれた所定角の範囲L2と、を覆うように、光の進む向き等を調節する例えばフレネルレンズ等からなる光調整部31aが設けられている。なお、ここで照射範囲L1及び撮影範囲L2を覆う範囲とは、運転者側からみた場合に、照射範囲L1及び撮影範囲L2を覆う範囲である。
つまり、透過反射部17の裏側の表面には、照射範囲L1や撮影範囲L2を調整する光学形状を有する光調整部31aが設けられている。なお、透過反射部17は、平板や曲板のような一定の厚みの部材でなくてもよく、光調整部31等により、裏側に凹凸が形成されていてもよい。
同様に、透過反射部17の裏側には、運転者側から見た場合に、光照射部13の照射範囲L1及び撮影部15の撮影範囲L2の周囲を囲むように、光の透過を遮断する光遮断層31bが設けられている。
つまり、光調整部31aの周囲に光遮断層31bが設けられており、この光調整部31a及び光遮断層31bにより、規制部31が構成されている。
なお、規制部31として、光調整部31a及び光遮断層31bの一方を採用してもよい。また、光照射部13及び撮影部15の一方のみに規制部31を設けてもよい。
本第3実施形態は、第1実施形態と同様な効果を奏する。また、本第3実施形態では、透過反射部17の裏側に規制部31を備えているので、必要な範囲だけ光(例えば、赤外光)を照射できるとともに、必要な範囲の撮影を行うことができる。
[4.第4実施形態]
第4実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、以下では主として第1実施形態との相違点について説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
本第4実施形態では、図11の上欄に示すように、透過反射部17の裏側に、光照射部13及び撮影部15からなる撮影機構27を複数備えるとともに、各撮影機構27を撮影対象の撮影位置及び/又は撮影の向きに応じて配置している。
例えば、図11の上欄の表示装置1においては、左側の撮影機構27は、助手席の同乗者を撮影するように、透過反射部17の左側に配置され、且つ、撮影部15の撮影の向き、従って撮影範囲は、助手席の同乗者の顔を撮影するように設定されている。なお、撮影範囲は、実線で囲まれた所定の角度(即ち、撮影画角)の範囲である。
また、図11の中央側の撮影機構27は、後部座席の同乗者を撮影するように、透過反射部17の中央側に配置され、且つ、撮影部15の撮影の向き、従って撮影範囲は、後部座席の同乗者の顔を撮影するように設定されている。
さらに、図11の右側の撮影機構27は、運転者を撮影するように、透過反射部17の右側に配置され、且つ、撮影部15の撮影の向き、従って撮影範囲は、運転者の顔を撮影するように設定されている。
本第4実施形態は、第1実施形態と同様な効果を奏する。また、本第4実施形態では、撮影対象が複数の場合に、各撮影対象の位置等に応じて、最も撮影に適した位置に各撮影機構27を配置できるという利点がある。
また、大きさや形状や性能が異なる撮影機構27を、自由に配置できるという利点もある。例えば、撮影対象に応じて、望遠用や広角用の各種のサイズのレンズ、異なる種類のカメラモジュールなどを、適宜採用できるという利点がある。
一方、図11の下欄に比較例を示すが、比較例では、撮影機構27を複数配置する場合には、画像の表示領域25の表側に複数の撮影機構27を配置する必要がある。そのため、表示領域25が制限されるという短所や、撮影機構27の配置が制限されるという短所や、撮影機構27が目立つ等の短所があり、好ましくない。
[5.第5実施形態]
第5実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、以下では主として第1実施形態との相違点について説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
本第5実施形態では、図12に示すように、透過反射部17の裏側に、光照射部13から照射される光の状態を調整する第1光学素子33と、撮影部15に入射する光の状態を調整する第2光学素子35と、を備えている。なお、光の状態としては、光の向きや集光状態等が挙げられる。
この第1光学素子33や第2光学素子35としては、ミラー、レンズ、MEMSモジュールなどが挙げられる。これにより、撮影画角や焦点や光軸方向を調整してもよい。また、第1光学素子33及び第2光学素子35の一方のみを備えていてもよい。なお、MEMSは、Micro Electro Mechanical Systemの略である。
また、本第5実施形態では、透過反射部17の裏側に、光照射部13を機械的に駆動する第1駆動部37と、撮影部15を機械的に駆動する第2駆動部39と、を備えている。
この第1駆動部37や第2駆動部39としては、モータ等のアクチュエータや、撮影時のブレを抑制する振動抑制機構などが挙げられる。なお、第1駆動部37及び第2駆動部39の一方のみを備えていてもよい。
本第5実施形態では、第1実施形態と同様な効果を奏する。また、本第5実施形態では、第1光学素子33、第2光学素子35、第1駆動部37、第2駆動部39を、透過反射部17の裏側に配置するので、その配置に制限が少ないという利点がある。
[6.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(6a)本開示は、車両の搭乗者を撮影する構成(即ち、撮影機構)を備えた表示装置に限らず、人がジェスチャーにて装置を操作する場合に、操作する人を撮影して認識する装置にも適用できる。また、本開示は、人の認識、監視、撮影等を行うセキュリティの用途に適用できる。
(6b)車両の搭乗者としては、運転者、助手席の搭乗者、後部座席の搭乗者が挙げられる。
(6c)擬装表示部としては、光照射部や撮影部を目立たなくできればよく、前記実施形態に限定されるものではない。
1:表示装置、13:光照射部、15:撮影部、17:透過反射部、19:表示部、27:撮影機構、29:擬装表示部、31:規制部

Claims (9)

  1. 表示装置(1)であって、
    前記表示装置を見る人の位置に対して光を照射するように構成された光照射部(13)と、
    前記光照射部から照射された光の反射光を受光するように配置され、前記反射光を利用して前記人を撮影するように構成された撮影部(15)と、
    表側と該表側の反対側の裏側との間で、前記照射された光と前記反射光とが透過可能であり、且つ、前記表側から入射した光の少なくとも一部が、前記表側の表面にて前記人の位置側に反射するように構成された透過反射部(17)と、
    画像を表示するように構成された表示部(19)と、
    を備え、
    前記透過反射部は、前記表側を前記人の位置側に向けて、前記人の位置と前記光照射部及び前記撮影部との間に配置され、
    前記表示部は、前記透過反射部の表側に配置され、自身が表示する前記画像が前記透過反射部にて反射することにより前記人が視認可能なように配置され、
    前記光照射部及び前記撮影部は、前記透過反射部の裏側に配置された、
    表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記光照射部から照射される光は赤外光であり、前記透過反射部の表側の表面にて反射する光は可視光である、
    表示装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の表示装置であって、
    前記透過反射部は、前記光照射部及び/又は前記撮影部の視認を抑制する擬装表示部(29)を備えた、
    表示装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の表示装置であって、
    前記透過反射部の表側の表面にて反射した光によって、前記透過反射部の裏側に前記表示部の虚像が形成される場合に、前記虚像の形成位置と前記透過反射部との間に、前記光照射部及び/又は前記撮影部を配置した、
    表示装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の表示装置であって、
    前記透過反射部の裏側に、前記光照射部から照射される光の照射範囲及び/又は前記撮影部の撮影範囲を規制する規制部(31)を備えた、
    表示装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の表示装置であって、
    前記透過反射部の前記裏側に、前記光照射部及び前記撮影部からなる撮影機構(27)を複数備えるとともに、前記各撮影機構を撮影対象の撮影位置及び/又は撮影の向きに応じて配置した、
    表示装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の表示装置であって、
    前記透過反射部を構成する部材として、ハーフミラー、光を波長に応じて選択的に透過可能且つ選択的に反射可能な部材、光を偏向方向に応じて選択的に透過可能且つ選択的に反射可能な部材、及び、前記表側に配置されて光学特性を変更可能な層(18)のうち、少なくとも1種を備えた、
    表示装置。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の表示装置であって、
    前記透過反射部の裏側に、前記光照射部から照射される光の状態を調整する第1光学素子(33)及び/又は前記撮影部に入射する光の状態を調整する第2光学素子(35)を備えた、
    表示装置。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の表示装置であって、
    前記透過反射部の裏側に、前記光照射部を機械的に駆動する第1駆動部(37)及び/又は前記撮影部を機械的に駆動する第2駆動部(29)を備えた、
    表示装置。
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