JP2008155720A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

ヘッドアップディスプレイ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008155720A
JP2008155720A JP2006345097A JP2006345097A JP2008155720A JP 2008155720 A JP2008155720 A JP 2008155720A JP 2006345097 A JP2006345097 A JP 2006345097A JP 2006345097 A JP2006345097 A JP 2006345097A JP 2008155720 A JP2008155720 A JP 2008155720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eyeball position
display
head
display device
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006345097A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Ota
聡 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP2006345097A priority Critical patent/JP2008155720A/ja
Publication of JP2008155720A publication Critical patent/JP2008155720A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】利用者の視線位置に応じて表示像の結像位置を調整可能な構成を有し、より適正な表示像の位置調整を行うことが可能なヘッドアップディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】ヘッドアップディスプレイ装置は、利用者の眼球位置を検出する眼球位置検出手段と、前記眼球位置検出手段によって検出された第一の眼球位置に基づいて表示像Vの結像位置を算出する制御手段9と、制御手段9の算出結果に基づいて可視光Lの出射方向を調整する光路調整手段4aと、前記第一の眼球位置を基準眼球位置として記憶する記憶手段9aと、を備え、制御手段9は、前記第一の眼球位置を検出した時刻よりも後に前記眼球位置検出手段によって検出された第二の眼球位置が前記基準眼球位置と所定距離あるいは所定角度以上の差があると判定される場合に、前記第二の眼球位置に基づいて表示像Vの結像位置を算出し、この算出結果に基づいて光路調整手段4aを駆動させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表示手段から発せられる可視光をコンバイナ部材にて利用者に向けて反射して表示像を結像してなるヘッドアップディスプレイ装置に関し、利用者の視線位置に応じて表示像の結像位置を調整可能な構成に関する。
従来、この種のヘッドアップディスプレイ装置として、例えば下記特許文献1に記載されているものが知られている。かかるヘッドアップディスプレイ装置は、利用者を撮影する撮影装置をヘッドアップディスプレイ装置の光軸上に配置することでヘッドアップディスプレイ装置のコンバイナや反射部材を前記利用者の撮影にも用いることが可能であり、撮像に要する専用の部材を低減し、より簡素な構成で前記利用者(特に利用者の顔部)を撮影して前記利用者の視線位置(眼球位置)を算出することが可能となっている。前記利用者の視線位置の算出結果は、表示像の位置調整に利用される。
特開平08−156646号公報
しかしながら、前述した特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイ装置は、常時前記利用者の視線位置の算出とそれに応じた前記表示像の位置調整を行っているため、余分な電力を使用しているという問題点があった。また、前記利用者が一時的に姿勢を変更するといった場合であっても、前記利用者の姿勢変更に追従して前記表示像の位置が変更されてしまうため、前記利用者に煩わしさを与えるという点で改善の余地があった。
本発明は、前述した問題点に着目し、利用者の視線位置に応じて表示像の結像位置を調整可能な構成を有し、より適正な表示像の位置調整を行うことが可能であり、また、ヘッドアップディスプレイ装置の消費電力を低減することが可能なヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために、表示手段から発せられる可視光をコンバイナ部材にて利用者に向けて反射して表示像を結像してなるヘッドアップディスプレイ装置であって、利用者の眼球位置を検出する眼球位置検出手段と、前記眼球位置検出手段によって検出された第一の眼球位置に基づいて前記表示像の結像位置を算出する制御手段と、前記制御手段の算出結果に基づいて前記可視光の出射方向を調整する光路調整手段と、前記第一の眼球位置を基準眼球位置として記憶する記憶手段と、を備え、前記制御手段は、前記第一の眼球位置を検出した時刻よりも後に前記眼球位置検出手段によって検出された第二の眼球位置が前記基準眼球位置と所定距離あるいは所定角度以上の差があると判定される場合に、前記第二の眼球位置に基づいて前記表示像の結像位置を算出し、この算出結果に基づいて前記光路調整手段を駆動させることを特徴とする。
また、前記制御手段は、前記第二の眼球位置が前記基準眼球位置と前記所定距離もしくは前記所定角度以上差がある状態が所定時間継続される場合に、前記第二の眼球位置に基づいて前記表示像の結像位置を算出し、この算出結果に基づいて前記光路調整手段を駆動させることを特徴とする。
また、前記眼球位置検出手段は、前記利用者に向けて赤外線を照射する赤外線照射手段と、前記利用者を反射した前記赤外線を感受して前記利用者を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された画像に基づいて前記利用者の眼球位置を算出する画像処理手段と、を備えてなることを特徴とする。
また、前記コンバイナ部材は、車両のウィンドシールドからなることを特徴とする。
また、前記コンバイナ部材は、車両のダッシュボードに配設される凹面鏡からなることを特徴とする。
本発明は、表示手段から発せられる可視光をコンバイナ部材にて利用者に向けて反射して表示像を結像してなるヘッドアップディスプレイ装置に関し、利用者の視線位置に応じて表示像の結像位置を調整可能な構成を有し、より適正な表示像の位置調整を行うことが可能であり、また、ヘッドアップディスプレイ装置の消費電力を低減することが可能となる。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
以下、本発明の実施形態であるヘッドアップディスプレイ装置を添付図面に基づいて説明する。
ヘッドアップディスプレイ装置は、図1及び図2に示すように、ハウジング1と、表示手段2と、コールドミラー(ミラー部材)3と、凹面鏡(コンバイナ部材)4と、赤外線照射手段5と、第一の撮像手段6と、第2の撮像手段7と、画像処理手段8と、制御手段9と、によって主に構成されている。なお、赤外線照射手段5,第一の撮像手段6,第二の撮像手段7及び画像処理手段8によって運転者(利用者)Dの視線位置(眼球位置)を検出するための視線位置検出手段(眼球位置検出手段)が構成されている。
かかるヘッドアップディスプレイ装置は、図1に示すように、表示手段2から発せられる表示光(可視光)Lが凹面鏡4によって反射され、運転者Dに向けられることで車両前方(ウインドシールドW側)に位置するように虚像(表示像)Vが表示(結像)されるものである。また、かかるヘッドアップディスプレイ装置は、図2に示すように、赤外線照射手段5から発せられる赤外線R1がコールドミラー3を透過するとともに凹面鏡4によって反射されて運転者Dに向けられ、さらに運転者Dから反射された赤外線R2が凹面鏡4によってコールドミラー3に向けて反射されるとともにコールドミラー3を透過して第一,第二の撮像手段6,7に照射されることで運転者D(の特に顔部)が撮像されるものである。したがって、ヘッドアップディスプレイ装置の光路を利用して運転者Dの撮像を行うことができ、より簡素な構成で運転者Dを撮像することができるものである。
ハウジング1は、遮光性の合成樹脂材からなり、凹面鏡4の配設位置の上部(ウインドシールドW側)を開口する開口部1aが設けられる。
表示手段2は、ハウジング1内に配設されるものであり、可視光LED2aと、レンズアレイ2bと、配線基板2cと、放熱部材2dと、液晶表示素子2eと、を有する。
可視光LED2aは、例えばチップLEDが適用でき、レンズアレイ2b側の配線基板2c面に搭載される。また、可視光LED2aは、指向性の狭いもの(本実施の形態では20度から30度)が用いられており、レンズアレイ2bの球面に対応する位置にそれぞれ設けられる。この場合、可視光LED2aは、白色に発光するものが2つ用いられて適用される。
レンズアレイ2bは、透光性の合成樹脂材(例えば、アクリル)からなり、ハウジング1内に設けられる。レンズアレイ2bは、各可視光LED2aに対応して同様な凸形状の球面(凸部)を複数形成してなり、この球面によって可視光LED2aからの照明光を屈折させて、被照明部材となる液晶表示素子2eに対してむらのない可視光Lを照射することができる。
配線基板2cは、熱伝導性の高いアルミ基板が好適であり、レンズアレイ2bと所定間隔おいて平行になるようにハウジング1内における液晶表示素子2eの後方側に設けられる。配線基板2cは、少なくとも可視光LED2aなどの電子部品を搭載するものであり、前記電子部品に対して電源を供給するための配線を設けている。なお、前記所定間隔は、可視光LED2aの指向性やレンズアレイ2bの球面形状によって異なり、より輝度むらのないような間隔が選択される。
放熱部材2dは、熱伝導性の高い金属材料が好適であり、配線基板2cと接触しハウジング1から一部露出するように配設される。放熱部材2dは可視光LED2aの駆動で発生した熱を外部に放出する機能を有する。
液晶表示素子2eは、一対の透光性基板に液晶を封入した液晶セルの前面に表示画素に応じて設けられる赤色層,緑色層及び青色層を有するカラーフィルタが配設されてなるものである。また、液晶表示素子2eの前後面には偏光膜(偏光部材)が貼着されている。液晶表示素子2eは、ハウジング1内に設けられ、液晶表示素子2eの後方に設けられる可視光LED2aからの照明光がレンズアレイ2bを介して届く位置に設けられる。液晶表示素子2eを透過した照明光は、表示光Lとしてコールドミラー3へ出射される。液晶表示素子2eは、例えば車両に設けられる車速センサやエンジン回転センサからの出力信号に基づいて車速,エンジン回転数を計測する演算回路(図示しない)及びこの演算結果に基づいて液晶を駆動する液晶駆動回路(図示しない)によって、車両の速度,エンジン回転数の計測値を数値として表すことができる。なお、液晶表示素子2eは、本実施形態においてはTFT方式のものが適用され、フルカラー表示が可能である。
コールドミラー3は、ガラス基板とこのガラス基板面に蒸着によって形成された反射膜とからなるものであり、可視光LED2aの光軸に対して所定角度傾いて設けられる。コールドミラー3の前記反射膜は、赤外線のみを透過し、可視光線及び紫外線を反射する特性を有している。すなわち、液晶表示素子2eを透過した表示光Lは、コールドミラー3によって凹面鏡4に向かって反射される。また、コールドミラー3を使用することによって、外部からハウジング1内から入射される赤外線R2はコールドミラー3を透過して第一,第二の撮像手段6,7に向けられる(図2参照)。
凹面鏡4は、ハウジング1内で開口部1aに対応して設けられ、液晶表示素子2e及びコールドミラー3を介して投射される表示光Lを運転者D側に反射させるものであり、運転者Dが表示光Lを視認し易いように表示光Lの光路を調整するべく図示しないモータやギア等で構成される角度調整手段4a(光路調整手段)にて角度調節可能に設けられている。角度調整手段4aにて凹面鏡4を回動させることにより表示光Lの出射方向を自由に変更させ、虚像Vの表示位置を調整することができる。また、凹面鏡4は、表示光Lを拡大して表示させるために、所定の曲率を有する反射面にて形成されている。また、凹面鏡4は、赤外線照射手段5から発せられる赤外線R1を運転者Dに向けて反射し、さらに利用者Dによって反射された赤外線R2を第一,第二の撮像手段6,7に向けて反射する(図2参照)。
赤外線照射手段5は、例えば赤外線LEDからなるものであり、前記視線位置検出手段を構成する部材である。また、赤外線照射手段5は、凹面鏡4に向けて赤外線R1を照射するため、コールドミラー3を介して凹面鏡4と対向するようにハウジング1内に配設される。
第一,第二の撮像手段6,7は、前記視線位置検出手段を構成するものであって、赤外線を感受して画像(本実施形態では運転者Dの顔部画像)を撮像するCCDカメラ等からなるものであり、コールドミラー3を介して凹面鏡4と対向するとともに赤外線照射手段5を囲むようにハウジング1内に配設される。赤外線照射手段5が第一,第二の撮像手段6,7の間に位置するように配置することによって、第一,第二の撮像手段6,7の間の距離を長くすることができ、後述する運転者Dの視線位置の検出精度を向上させることができる。
画像処理手段8は、前記視線位置検出手段を構成するものであって、ハウジング1内に配置され、第一,第二の撮像手段6,7及び制御手段9と電気的に接続されるものである。画像処理手段8は、第一,第二の撮像手段6,7よりそれぞれ異なる方向で撮像した運転者Dの顔部画像を受信し、かかる複数の顔部画像より運転者Dの視線位置を算出する。画像処理手段8は、前記顔部画像に基づいて所定のアルゴリズムを用いて視線(眼球)の移動状態を検出し、視線位置を算出することができる。画像処理手段8は、例えば、前記顔部画像に基づいて、運転者の目の特徴部分の3次元座標を算出し、この座標より算出される眼球中心座標と別に算出される黒目中心座標とを通過する線を視線として視線位置を算出する。このように複数の異なる角度からの顔部画像に基づいて運転者Dの視線位置を算出することによって、車両の前後位置についても精度良く視線位置を算出することが可能となる。画像処理手段8は、算出された運転者Dの視線位置を制御手段9に送信する。
制御手段9は、主にマイクロコンピュータからなるものである。制御手段9は、画像処理手段8より受信した運転者Dの視線位置に基づいて虚像Vが運転者Dの視線と重なるように最適な表示位置(結像位置)を算出し、この算出結果に応じて角度調整手段4aを駆動させて虚像Vを最適な表示位置に自動的に調整する表示位置調整機能を有する。また、制御手段9は、不揮発性メモリー等からなる記憶手段9aと電気的に接続されており、前記表示位置調整機能において記憶手段9aに後述する基準視線位置(基準眼球位置)を記憶させる。
次に、図3〜図5を用いて前記表示位置調整機能における制御フローについて説明する。
制御手段9は、図3に示すように、車両のイグニッションスイッチがONになったことを検出すると、赤外線照射手段5による赤外線の照射を開始させる(ステップS11)。そして、第一,第二の撮像手段6,7は、運転者Dから反射してくる赤外線R1,R2を感受して運転者Dの顔部画像を撮像する(ステップS12)。次に、画像処理手段8は、ステップS12で得た顔部画像から運転者Dの第一の視線位置を算出し、制御手段9に送信する(ステップS13)。
次に、制御手段9は図4に示すように、受信した前記第一の視線位置より虚像Vの最適な表示位置を算出する(ステップS21)。さらに、制御手段9は、算出した最適な表示位置への表示を実現可能な凹面鏡4の角度を算出する(ステップS22)。さらに、制御手段9は、凹面鏡4の配置角度をステップS21にて算出した角度に変更するべく角度調整手段4aの駆動制御を行う(ステップS23)。また、制御手段9は、このときの前記第一の視線位置を前記基準視線位置として記憶手段9aに記憶する(ステップS24)。
図5は、前記第一の視線位置から虚像Vの初期表示位置が決定された後に運転者Dの姿勢変化に応じて虚像Vの表示位置の変更する制御フローを示している。まず、制御手段9は、制御手段9内のタイマを初期化する(ステップS31)。第一,第二の撮像手段6,7は、運転者Dから反射してくる赤外線R1,R2を感受して運転者Dの顔部画像を撮像する(ステップS32)。そして、画像処理手段8は、ステップS32で得た顔部画像から前記第一の視線位置検出後の運転者Dの視線位置である第二の視線位置を算出し、制御手段9に送信する(ステップS33)。そして、制御手段9は、ステップS32及びS33によって得られる前記第二の視線位置と記憶手段9aに記憶されている前記基準視線位置とを比較する(ステップS34)。制御手段9は、ステップS34における比較結果により、前記第二の視線位置が前記基準視線位置と一致する、もしくは、予め設定される所定距離あるいは所定角度の範囲内のズレ(差)があると判定される場合、ステップS31に戻る。また、制御手段9は、ステップS34における比較結果により、前記第二の視線位置が前記基準視線位置と前記所定距離あるいは前記所定角度以上のズレ(差)があると判定される場合に、ステップS35に移行する。このとき、制御手段9は、前記タイマがすでに起動している場合はステップS37に移行し、前記タイマが未起動の場合は前記タイマを起動させる(ステップS36)。そして、制御手段9は、前記タイマによってカウントされた時間が所定時間未満である場合に、ステップS32に戻る。また、制御手段9は、前記タイマによってカウントされた時間が所定時間を超えていた場合、ステップS33において検出された前記第二の視線位置に基づいて前述のステップS21からS23の処理を実行して凹面鏡4の角度の再設定を行う。このとき、制御手段9は、前記第二の視線位置を新たな前記基準視線位置として記憶し(ステップS24)、ステップS31に戻り、新たに検出される第二の視線位置に基づいて虚像Vの表示位置を変更するか否かの判定を行う。
以上の処理を行うことによって、かかるヘッドアップディスプレイ装置は、前記基準視線位置に対してその後の視線位置(第二の視線位置)が前記所定距離あるいは前記所定角度以上変化した場合にのみ虚像Vの表示位置調節を行うために表示位置の変更による煩わしさを低減でき、より適正な表示位置調整を行うことができる。また、視線位置検出回数及び表示位置調整の回数を常時表示位置を調整する場合と比較して低減でき、ヘッドアップディスプレイ装置の消費電力を低減することができる。さらに、その状態が前記所定時間以上持続する場合にのみ虚像Vの表示位置調整を行うこととすることにより、短時間のうちに利用者Dの視線位置が前記基準位置に復帰する場合には表示位置を維持することができるため、より適正な表示位置調整を行うことができる。
なお、本発明の実施形態では、ヘッドアップディスプレイ装置のハウジング1内に前記視線検出手段が一体的に備えられる構成であったが、本発明において前記視線検出手段が車両のダッシュボード等に別体に設けられるものであってもよい。
また、本発明の実施形態では、虚像Vの表示位置の設定を車両のイグニッションがONになったときに行うものであったが、外部スイッチによる入力や音声入力などに応じて表示位置の設定を行う構成であっても良い。
図6及び図7は、本発明の他の実施形態を示す図である。前述した実施形態との相違点は、表示光L及び赤外線R1,R2を反射するコンバイナ部材が多層膜10が形成されるウインドシールドWからなる点である。かかる構成によっても本発明の効果を得ることが可能である。なお、11は表示光L及び赤外線R1をウインドシールドWに向けて反射し、また外部より入射される赤外線R2を第一,第二の撮像手段6,7に向けて反射する凹面鏡であり、虚像Vの表示位置を調整するために図示しないモータやギア等で構成される角度調整手段11a(調整手段)にて角度調節可能に設けられている。また、多層膜10は、表示光L及び赤外線R1の反射が良好に行われるように調整するべく適宜形成されるものである。
本発明の実施形態であるヘッドアップディスプレイ装置の概観図である。 同上ヘッドアップディスプレイ装置の概観図である。 同上ヘッドアップディスプレイ装置の制御方法を示すフローチャート図である。 同上ヘッドアップディスプレイ装置の制御方法を示すフローチャート図である。 同上ヘッドアップディスプレイ装置の制御方法を示すフローチャート図である。 本発明の他の実施形態であるヘッドアップディスプレイ装置の概観図である。 同上ヘッドアップディスプレイ装置の概観図である。
符号の説明
1 ハウジング
2 表示手段
3 コールドミラー
4 凹面鏡(コンバイナ部材)
5 赤外線照射手段
6 第一の撮像手段
7 第二の撮像手段
8 画像処理手段
9 制御手段
9a 記憶手段
D 運転者(利用者)
L 表示光(可視光)
R1 赤外線
R2 赤外線
V 虚像(表示像)
W ウインドシールド

Claims (5)

  1. 表示手段から発せられる可視光をコンバイナ部材にて利用者に向けて反射して表示像を結像してなるヘッドアップディスプレイ装置であって、
    利用者の眼球位置を検出する眼球位置検出手段と、
    前記眼球位置検出手段によって検出された第一の眼球位置に基づいて前記表示像の結像位置を算出する制御手段と、
    前記制御手段の算出結果に基づいて前記可視光の出射方向を調整する光路調整手段と、
    前記第一の眼球位置を基準眼球位置として記憶する記憶手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記第一の眼球位置を検出した時刻よりも後に前記眼球位置検出手段によって検出された第二の眼球位置が前記基準眼球位置と所定距離あるいは所定角度以上の差があると判定される場合に、前記第二の眼球位置に基づいて前記表示像の結像位置を算出し、この算出結果に基づいて前記光路調整手段を駆動させることを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 前記制御手段は、前記第二の眼球位置が前記基準眼球位置と前記所定距離もしくは前記所定角度以上の差がある状態が所定時間継続される場合に、前記第二の眼球位置に基づいて前記表示像の結像位置を算出し、この算出結果に基づいて前記光路調整手段を駆動させることを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  3. 前記眼球位置検出手段は、前記利用者に向けて赤外線を照射する赤外線照射手段と、
    前記利用者を反射した前記赤外線を感受して前記利用者を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された画像に基づいて前記利用者の眼球位置を算出する画像処理手段と、を備えてなることを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  4. 前記コンバイナ部材は、車両のウィンドシールドからなることを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  5. 前記コンバイナ部材は、車両のダッシュボードに配設される凹面鏡からなることを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
JP2006345097A 2006-12-22 2006-12-22 ヘッドアップディスプレイ装置 Pending JP2008155720A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006345097A JP2008155720A (ja) 2006-12-22 2006-12-22 ヘッドアップディスプレイ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006345097A JP2008155720A (ja) 2006-12-22 2006-12-22 ヘッドアップディスプレイ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008155720A true JP2008155720A (ja) 2008-07-10

Family

ID=39657135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006345097A Pending JP2008155720A (ja) 2006-12-22 2006-12-22 ヘッドアップディスプレイ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008155720A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010061272A1 (en) * 2008-11-25 2010-06-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle display device and display method
EP2351668A2 (en) * 2008-09-12 2011-08-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Image irradiation system and image irradiation method
JP2011152883A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Toyota Motor Corp 撮像装置
WO2011111201A1 (ja) 2010-03-11 2011-09-15 トヨタ自動車株式会社 画像位置調整装置
WO2013058123A1 (ja) * 2011-10-20 2013-04-25 日本精機株式会社 車両用ヘッドアップディスプレイ装置
US9325983B2 (en) 2010-09-07 2016-04-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Image processing apparatus and method using tracking of gaze of user
DE202015104499U1 (de) 2015-06-08 2016-09-09 Denso Corporation Head-Up Display mit situationsbasierter Anpassung der Darstellung von virtuellen Bildinhalten
DE102015116160A1 (de) 2015-09-24 2017-03-30 Denso Corporation Head-Up Display mit situationsbasierter Anpassung der Darstellung von virtuellen Bildinhalten
WO2017090319A1 (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 株式会社デンソー 視線方向検出装置、及び視線方向検出システム
JP2017215816A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 株式会社リコー 情報表示装置、情報表示システム、情報表示方法及びプログラム
US10146058B2 (en) 2013-11-13 2018-12-04 Denso Corporation Visual line direction sensing device
FR3073054A1 (fr) * 2018-03-20 2019-05-03 Continental Automotive France Systeme optique a affichage tete-haute et camera integree
WO2020158034A1 (ja) * 2019-02-01 2020-08-06 株式会社Jvcケンウッド 表示装置および表示装置の設置方法
JP2020204659A (ja) * 2019-06-14 2020-12-24 怡利電子工業股▲ふん▼有限公司 ターゲット反射型拡散シートヘッドアップディスプレイ装置
US11280999B2 (en) 2018-07-23 2022-03-22 Maxell, Ltd. Head-up display
WO2023112908A1 (ja) * 2021-12-14 2023-06-22 日本精機株式会社 表示装置

Cited By (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2351668A4 (en) * 2008-09-12 2013-03-13 Toshiba Kk IMAGE RADIATION SYSTEM AND IMAGE RADIATION PROCESS
EP2351668A2 (en) * 2008-09-12 2011-08-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Image irradiation system and image irradiation method
JP2010128000A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Toyota Motor Corp 車両用表示装置
JP4702437B2 (ja) * 2008-11-25 2011-06-15 トヨタ自動車株式会社 車両用表示装置
WO2010061272A1 (en) * 2008-11-25 2010-06-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle display device and display method
DE112009003557B4 (de) * 2008-11-25 2019-11-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fahrzeug-Anzeigevorrichtung undAnzeigeverfahren
US8653961B2 (en) 2008-11-25 2014-02-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle display device and display method
JP2011152883A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Toyota Motor Corp 撮像装置
US20130044138A1 (en) * 2010-03-11 2013-02-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Image position adjustment device
JPWO2011111201A1 (ja) * 2010-03-11 2013-06-27 トヨタ自動車株式会社 画像位置調整装置
JP5267727B2 (ja) * 2010-03-11 2013-08-21 トヨタ自動車株式会社 画像位置調整装置
CN102791509A (zh) * 2010-03-11 2012-11-21 丰田自动车株式会社 图像位置调节装置
US8878843B2 (en) 2010-03-11 2014-11-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Image position adjustment device
WO2011111201A1 (ja) 2010-03-11 2011-09-15 トヨタ自動車株式会社 画像位置調整装置
EP2546087A4 (en) * 2010-03-11 2018-01-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Image position adjustment device
US9325983B2 (en) 2010-09-07 2016-04-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Image processing apparatus and method using tracking of gaze of user
US9781410B2 (en) 2010-09-07 2017-10-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Image processing apparatus and method using tracking of gaze of user
WO2013058123A1 (ja) * 2011-10-20 2013-04-25 日本精機株式会社 車両用ヘッドアップディスプレイ装置
JP2013086691A (ja) * 2011-10-20 2013-05-13 Nippon Seiki Co Ltd 車両用ヘッドアップディスプレイ装置
US10146058B2 (en) 2013-11-13 2018-12-04 Denso Corporation Visual line direction sensing device
DE102015109027A1 (de) 2015-06-08 2016-12-08 Denso Corporation Head-Up Display mit situationsbasierter Anpassung der Darstellung von virtuellen Bildinhalten
DE202015104499U1 (de) 2015-06-08 2016-09-09 Denso Corporation Head-Up Display mit situationsbasierter Anpassung der Darstellung von virtuellen Bildinhalten
DE102015116160A1 (de) 2015-09-24 2017-03-30 Denso Corporation Head-Up Display mit situationsbasierter Anpassung der Darstellung von virtuellen Bildinhalten
DE102015116160B4 (de) 2015-09-24 2022-10-13 Denso Corporation Head-Up Display mit situationsbasierter Anpassung der Darstellung von virtuellen Bildinhalten
JP2017097759A (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 株式会社デンソー 視線方向検出装置、及び視線方向検出システム
WO2017090319A1 (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 株式会社デンソー 視線方向検出装置、及び視線方向検出システム
JP2017215816A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 株式会社リコー 情報表示装置、情報表示システム、情報表示方法及びプログラム
FR3073054A1 (fr) * 2018-03-20 2019-05-03 Continental Automotive France Systeme optique a affichage tete-haute et camera integree
US11280999B2 (en) 2018-07-23 2022-03-22 Maxell, Ltd. Head-up display
WO2020158034A1 (ja) * 2019-02-01 2020-08-06 株式会社Jvcケンウッド 表示装置および表示装置の設置方法
JP2020204659A (ja) * 2019-06-14 2020-12-24 怡利電子工業股▲ふん▼有限公司 ターゲット反射型拡散シートヘッドアップディスプレイ装置
WO2023112908A1 (ja) * 2021-12-14 2023-06-22 日本精機株式会社 表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008155720A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
EP2093094B1 (en) Head-up display device
JP5145710B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP5955153B2 (ja) 表示装置
JP4973921B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
CN101401024B (zh) 包括高强度显示器的车辆后视组件
US10922568B2 (en) Driver monitoring apparatus and method for controlling illuminator thereof
WO2015014100A1 (zh) 光学成像装置
WO2018171211A1 (zh) 车载系统和交通工具
JP2005331624A (ja) 車両用ヘッドアップディスプレイ装置
US11163162B2 (en) Light control shade for transmissive display apparatus
JP2007086387A (ja) 車両用表示装置
US20220197582A1 (en) Display device
WO2020013160A1 (ja) 表示装置及びヘッドアップディスプレイ装置
JP5532683B2 (ja) 液晶表示装置
JP6172512B2 (ja) 死角補助装置
JP2005338325A (ja) 表示装置
JP2008268680A (ja) 表示装置
JP5590412B2 (ja) 投光システム及び顔撮影システム
JP2007114743A (ja) 表示装置
JP7230750B2 (ja) 表示装置
JP2011112754A (ja) 表示装置
JP2020055474A (ja) 車両用表示装置
JP2004228887A (ja) 車両用表示装置
JP2024007661A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置