JP2002289785A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2002289785A JP2001091794A JP2001091794A JP2002289785A JP 2002289785 A JP2002289785 A JP 2002289785A JP 2001091794 A JP2001091794 A JP 2001091794A JP 2001091794 A JP2001091794 A JP 2001091794A JP 2002289785 A JP2002289785 A JP 2002289785A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体基板上に構成される同一の2系統の回
路の相対精度を向上する。 【解決手段】 信号処理回路を直鎖的に接続される複数
のブロックA〜Dに区分し、これらブロックを2組、互
いに並列に配列する。これら2つの列のブロックを互い
違いに接続して2つの信号処理回路を構成する。すなわ
ち、第1信号処理回路はブロックA1,B2,C1,D
2を接続し、第2信号処理回路はブロックA2,B1,
C2,D1を接続する。また、各信号処理回路を構成す
るブロック間の接続には第1Al配線と第2Al配線と
が交互に用いられる。例えば、第1信号処理回路は、ブ
ロックA1−B2間が第1Al配線30で、ブロックB
2−C1間が第2Al配線33で、ブロックC1−D2
間が第1Al配線34で接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特に同一構成の2つの回路特性の均一化に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板に構成される集積回路におい
て、同一構成の2つの回路は、従来、並行にレイアウト
されていた。図5は、従来の2系統の信号処理回路のレ
イアウトを示す模式的な平面図である。各系統の信号処
理回路は、それぞれ順次接続される複数段の回路ブロッ
ク(図においては4つの回路ブロックA,B,C,D)
として把握され得る。従来、第1系統の信号処理回路は
回路ブロックA1,B1,C1,D1からなる回路ブロ
ック列10として構成され、第2系統の信号処理回路は
回路ブロックA2,B2,C2,D2からなる回路ブロ
ック列20として構成され、両回路ブロック列10,2
0は互いに平行な直線上に配置されていた。なお、ここ
でA1及びA2、B1及びB2、C1及びC2、D1及
びD2はそれぞれ互いに同一構成の回路ブロックであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】半導体基板上に形成さ
れる同一構成の2つの回路間にて十分に精度良く同一特
性を得ることが難しいという問題があった。その原因の
一つとして、半導体基板自体の特性や製造プロセスなど
が基板面内で均一でないことが考えられる。また、それ
ら2つの回路を取り巻く周辺回路との位置関係が2つの
回路相互で異なることも特性の相違に影響し得る。例え
ば、電源回路や信号パッドが一方の回路に近く、他方の
回路に対しては遠く配置された場合、両回路間に供給さ
れる電圧や信号のレベルや信号タイミングに差異が生
じ、これが両回路の特性相違を引き起こす可能性があ
る。
【0004】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、同一基板上に形成される同一構成の2つの
回路間の特性の均一性が向上した半導体装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
は、同一構成の第1回路及び第2回路が同一半導体基板
上に集積化された半導体装置であって、それぞれ半導体
素子あるいは複数の半導体素子が組み合わされた回路ブ
ロックからなる第1要素乃至第n要素(nは2以上の自
然数)が一列に配置された第1要素列と、前記第1要素
列と同一構成を成し、前記第1要素列と並列に配置され
る第2要素列とを有し、前記第1回路及び前記第2回路
は、それぞれ前記第1要素列の要素と前記第2要素列の
要素とを交互に接続して構成され、前記第1要素列の第
k要素(kはn−1以下の自然数)と前記第2要素列の
第(k+1)要素とは第1配線層で接続され、前記第2
要素列の第k要素と前記第1要素列の第(k+1)要素
とは第2配線層で接続されるものである。
【0006】本発明によれば、互いに同一構成の第1回
路と第2回路とは、それぞれ一次元的に接続される第1
要素から第n要素までの複数の要素に分けられる。ここ
で、第1回路を構成する第j要素(jはn以下の自然
数)と第2回路を構成する第j要素とは基本的に互いに
同一構成の回路要素である。またこの回路要素は、複数
の回路素子から構成されるものであってもよいし、例え
ば、抵抗、コンデンサ、トランジスタ等の単一の回路素
子であってもよい。また単なる配線も、回路要素として
捉えることができる。ここで、第1回路及び第2回路を
構成する2組の第1要素乃至第n要素は、基板上に2列
に並行配置される。これらの列をここではそれぞれ第1
要素列、第2要素列と称する。各列は基本的には直線を
なし、また各列にそれぞれ含まれる第j要素は互いに対
向する位置に置かれる。従来は、第1要素列を構成する
各要素を一次元的に接続し、また第2要素列を構成する
各要素列を一次元的に接続して互いに同一構成の第1回
路及び第2回路を並列して形成していた。これに対し、
本発明では、第1回路を構成する要素は第1要素列と第
2要素列とから交互に選ばれる。同様に、第2回路を構
成する要素も、第1要素列と第2要素列とから交互に選
ばれる。つまり、例えば第1回路を構成する奇数番目の
要素を第1要素列から選んだ場合には、偶数番目の要素
は第2要素列から選ばれ、これら第1要素から第n要素
までが順に接続されて第1回路が構成される。一方、第
2回路は、第1回路に選ばれなかった第2要素列の奇数
番目の要素及び第1要素列の偶数番目の要素からなる第
1要素乃至第n要素が順に接続されて構成される。この
ように各回路を構成する要素を第1要素列及び第2要素
列から互い違いに選択することにより、第1回路を構成
する要素同士を接続する配線と第2回路を構成する要素
同士を接続する配線とが互いに交差する。そのため、要
素間を接続する配線は一般に、2つの配線層に振り分け
られるが、本発明ではその配線の振り分けについても第
1回路と第2回路との間で均一となるようにする。すな
わち、第1要素列の第k要素(kはn−1以下の自然
数)と第2要素列の第(k+1)要素との接続には第1
配線層で形成される配線を用い、第2要素列の第k要素
と第1要素列の第(k+1)要素との接続には第2配線
層で形成される配線を用いる。このように構成すること
によって、例えば、第1回路は、第1要素列の第1要
素、第1配線層の配線、第2要素列の第2要素、第2配
線層の配線、第1要素列の第3要素、…という要素及び
配線の順次接続となり、一方、第2回路は、第2要素列
の第1要素、第2配線層の配線、第1要素列の第2要
素、第1配線層の配線、第2要素列の第3要素、…とい
う要素及び配線の順次接続となる。よって、第1回路の
各要素を順次接続する配線が第1配線層及び第2配線層
を交互に用いて形成され、同様に第2回路の各要素を順
次接続する配線も第1配線層及び第2配線層を交互に用
いて形成されることとなる。
【0007】本発明の好適な態様は、前記第1要素列の
第k要素の回路構成と前記第2要素列の第k要素の回路
構成とが、前記第1要素列と前記第2要素列との中心線
に対して互いに線対称であることを特徴とする半導体装
置である。
【0008】互いに対向配置される第k要素対の配置の
仕方には、平行移動により互いの回路パターンを一致さ
せることができる形態と、両要素間の中心線に対して線
対称に折り返すことにより互いの回路パターンを一致さ
せることができるミラー配置の形態とがある。本態様は
各要素対をこのミラー配置とする場合である。ミラー配
置とすることにより、各要素からの信号線の引き出し方
向も線対称となる。例えば、一方の第k要素からの信号
線を他方の第k要素と反対側(すなわち外側)に引き出
せば、他方の第k要素からの信号線も外側に引き出され
る。両第k要素に別個に必要な信号線を外側に引き出す
ことにより、対をなす要素間の信号線配置のための所要
スペースが削減され、両要素を互いに近づけて配置する
ことができる。第1要素列と第2要素列との互いに対応
する要素の位置が近づくことにより、基板面内での位置
の違いに応じた基板特性や製造プロセスのばらつきの影
響が低減される。
【0009】また他の本発明の好適な態様は、前記第1
回路と前記第2回路とのそれぞれに共通の入力を与える
配線が、前記第1要素列と前記第2要素列との間に配置
され、前記両回路で共用されることを特徴とする半導体
装置である。
【0010】本態様によれば、ミラー配置とした場合
に、対をなす両要素に共通に必要な配線は両要素の間隙
に配置され、両要素からこの間隙側(すなわち内側)に
引き出された配線がこの共通配線に接続される。同一の
信号源、電源等から両要素に別々の配線で信号、電源を
供給した場合には、配線経路の相違に起因して両要素で
の特性差が生じ得るが、本態様ではそれが低減される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0012】[実施形態1]図1は、本発明に係る半導
体装置の主要部の模式的な平面図であり、半導体基板上
に形成された2系統の信号処理回路の模式的なレイアウ
トを示している。各系統の信号処理回路は、それぞれ順
次接続される4段の回路ブロックA,B,C,Dから構
成され、基板上に2列に配置される。すなわち、回路ブ
ロックA1,B1,C1,D1は、一直線上に並んで配
置されて第1のブロック列Pを成し、回路ブロックA
2,B2,C2,D2は、第1ブロック列に並行に直線
上に並んで配置されて第2のブロック列Qを成す。な
お、ここでA1及びA2、B1及びB2、C1及びC
2、D1及びD2はそれぞれ互いに同一構成の回路ブロ
ックであり、また互いに対向して配置される。また、A
1及びA2、B1及びB2、C1及びC2、D1及びD
2の回路パターンの相互関係は、ミラー配置の関係とす
ることもできるが、ここでは、平行移動により互いの回
路パターンが一致する平行配置の関係に構成される。本
実施形態では、各回路ブロックから回路ブロック列の側
方へ引き出される配線がないため、平行配置としても2
つの回路ブロック列の間に配線のためのスペースを確保
する必要がなく、両回路ブロック列を近接して配置する
ことができ、基板の位置に応じた特性ばらつきの影響を
抑制することができる。また、製造プロセスが基板面上
で定義される方位方向に関して等方的であることは必ず
しも保証されない。しかし、たとえ製造プロセスが異方
性を有していても、平行配置とした場合には、2つの回
路ブロックは基本的に互いに同様の影響を受ける。その
ため、製造プロセスに起因する2つの信号処理回路間の
特性の相違が抑制されることも期待される。
【0013】第1信号処理回路Xは、回路ブロックA
1,B2,C1,D2を順に接続して構成される。ま
た、第1信号処理回路Xと同等の処理を行う第2信号処
理回路Yは、回路ブロックA2,B1,C2,D1を順
に接続して構成される。このように、第1信号処理回
路、第2信号処理回路はそれぞれ第1ブロック列、第2
ブロック列の回路ブロックを交互に接続して構成され
る。そのため、回路ブロックA1−B2間を接続する配
線と、回路ブロックA2−B1間を接続する配線とは平
面配置上、互いに交差し、よって両配線は異なる配線層
に振り分けて構成される。具体的には、回路ブロックA
1−B2間は第1アルミニウム(Al)層で形成された
第1Al配線30で接続され、回路ブロックA2−B1
間は第2Al層で形成された第2Al配線31で接続さ
れる。同様に、回路ブロックB1−C2間は第1Al配
線32で接続され、回路ブロックB2−C1間は第2A
l配線33で接続される。また、回路ブロックC1−D
2間は第1Al配線34で接続され、回路ブロックC2
−D1間は第2Al配線35で接続される。
【0014】よって、第1信号処理回路における信号の
経路は順に、入力信号線40、回路ブロックA1、第1
Al配線30、回路ブロックB2、第2Al配線33、
回路ブロックC1、第1Al配線34、回路ブロックD
2、出力信号線41である。一方、第2信号処理回路に
おける信号の経路は順に、入力信号線42、回路ブロッ
クA2、第2Al配線31、回路ブロックB1、第1A
l配線32、回路ブロックC2、第2Al配線35、回
路ブロックD1、出力信号線43である。
【0015】なお、回路ブロック間の交差する配線での
信号のクロストークを低減するために、3層Al構造を
採用し、配線の交差部分に接地されたAl層を挿入する
構成とすることもできる。この構成では、配線31,3
3,35が第3Al層で形成され、第1Al配線と第3
Al配線との交差部分に、それらの中間層として第2A
l層が挿入され、この第2Al層が接地される。
【0016】回路ブロックは複数の回路素子から構成さ
れるものである場合もあるし、例えば、抵抗、コンデン
サ、トランジスタ等の単一の回路素子である場合もあ
る。また単なる配線も、回路ブロックとして捉えること
ができる。
【0017】[実施形態2]図2は、本発明に係る他の
半導体装置の主要部の模式的な平面図であり、上記第1
の実施形態と同様、半導体基板上に形成された2系統の
信号処理回路の模式的なレイアウトを示している。本実
施形態において上記第1の実施形態と同様の構成要素に
は同一の符号を付し、説明の簡略化を図る。
【0018】本実施形態では、上記第1の実施形態と相
違して、回路ブロックは、それらを順次接続する配線3
0〜35のほかに、電源ラインや他の信号線に接続され
る。これに対応して、互いに対向配置されるA1及びA
2、B1及びB2、C1及びC2、D1及びD2の回路
パターンの相互関係はミラー配置の関係とされる。
【0019】ミラー配置とすることにより、各回路ブロ
ックから電源ラインへの配線や他の信号線の引き出し方
向が、第1ブロック列Pと第2ブロック列Qとの中心線
に対し線対称となる。すなわち、図2に示すように、途
中の回路ブロックB1,B2にそれぞれ設けられる個別
の信号線50,51を両方とも2つのブロック列P,Q
の外側へ引き出すように構成することができる。2つの
対向する回路ブロックを平行配置とした場合には、信号
線50,51のいずれかを2つのブロック列P,Qの間
に配置するためのスペースが必要とされる。これに対
し、2つの対向する回路ブロックをミラー配置として、
信号線50,51の双方を外側に引き出すことにより、
ブロック列P,Q間に必要なスペースを少なくすること
ができ、両ブロック列P,Qを互いに近づけて配置する
ことができる。これにより、基板特性や製造プロセスの
基板面内での位置の違いに応じたばらつきの影響が低減
される。
【0020】また、両ブロック列P,Qで共通に使用さ
れる電源を供給するために、両ブロック列の間に電源ラ
イン54が配置される。例えば、配線30,32,34
は第1Al層、配線31,33,35は第3Al層で構
成し、電源ライン54は互いに交差する配線30,3
2,34と配線31,33,35との中間層である第2
Al層で構成される。両ブロック列の回路ブロックは、
ブロック列の内側に向けて引き出される配線56によっ
て、この共通の電源ライン54に接続される。
【0021】[実施形態3]上記第1及び第2の実施形
態の信号処理回路においては、信号の流れに対して各回
路ブロックが直列接続されたが、各回路ブロックは並列
接続であってもよい。本実施形態は、回路ブロックが並
列接続される場合の一例を説明するものである。図3
は、各回路ブロックがコンデンサであり、2つのコンデ
ンサの並列接続が2系統構成される回路の模式的な平面
図である。
【0022】図において略正方形の蓄積部70,72,
74,76はそれぞれ、例えば第1Al層、第2Al
層、第3Al層、第4Al層で形成された電極が積層さ
れて構成されたコンデンサである。ここで、第2Al層
の電極と第4Al層の電極とが電気的に接続され、これ
らがコンデンサの一方電極を構成し、また第1Al層の
電極と第3Al層の電極とが電気的に接続され、これら
がコンデンサの他方電極を構成する。
【0023】例えば、蓄積部70と蓄積部72とは第1
Al層に形成される第1Al配線80,81を用いて接
続され、蓄積部74と蓄積部76とは第3Al層に形成
される第3Al配線82,83を用いて接続される。具
体的には、第1Al配線80が蓄積部70の一方電極と
蓄積部72の一方電極とにコンタクトしてそれら両電極
を接続し、第1Al配線81が蓄積部70の他方電極と
蓄積部72の他方電極とにコンタクトしてそれら両電極
を接続する。また、第3Al配線82が蓄積部74の一
方電極と蓄積部76の一方電極とにコンタクトしてそれ
ら両電極を接続し、第3Al配線83が蓄積部74の他
方電極と蓄積部74の他方電極とにコンタクトしてそれ
ら両電極を接続する。この構成により、蓄積部70,7
2からなるコンデンサの並列接続と、蓄積部74,76
からなるコンデンサの並列接続とが構成される。
【0024】なお、蓄積部70〜76相互間のスペース
及び第1Al配線80,81と第3Al配線82,83
の中間層には第2Al層で形成されるシールド電極86
が設けられ、2系統のコンデンサの並列接続体の間での
クロストークを抑制している。
【0025】また、ここでは説明を簡単とするために、
蓄積部を2段2列とした場合の、対角方向の2つの蓄積
部を並列接続する構成を例示したが、蓄積部を3段以上
並べた場合には、上記第1の実施形態と同様に、第1列
の蓄積部と第2列の蓄積部とを互い違いに選択してそれ
らを接続し、コンデンサの多段並列接続体が構成され
る。その際、蓄積部間を接続する配線の仕方も上記第1
の実施形態と同様であり、例えば、あるコンデンサの並
列接続体は第1Al配線と第3Al配線とを交互に用い
て順に蓄積部が接続される。
【0026】[実施形態4]本実施形態は、回路ブロッ
クが並列接続される場合の他の例を説明するものであ
る。図4は、各回路ブロックがMOSトランジスタであ
り、4つの等価なトランジスタを並列接続して実質的に
大きなゲート幅を有するトランジスタを2つ構成する回
路例の模式的な平面図である。第1列のトランジスタ9
0〜93と第2列のトランジスタ100〜103とは、
それぞれが互いにミラー配置の関係に構成される。互い
にミラー配置された第1列のトランジスタと第2列のト
ランジスタとを互い違いに選択して並列接続することに
より、製造プロセスの異方性の影響が相殺され、2つの
並列接続トランジスタの相対精度を確保することができ
る。図4には、第1並列接続トランジスタを構成するト
ランジスタ90,101,92,103のゲートが第1
Al配線30、第2Al配線33、第1Al配線34で
接続されて共通ゲートとして構成され、一方、第2並列
接続トランジスタを構成するトランジスタ100,9
1,102,93のゲートが第2Al配線31、第1A
l配線32、第2Al配線35で接続されて共通ゲート
として構成されている様子が示されている。
【0027】
【発明の効果】本発明の半導体装置によれば、同一の半
導体基板上に形成される2つの同一回路の相対精度が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の
半導体基板上に形成された2系統の信号処理回路の模式
的なレイアウトを示す平面図である。
【図2】 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の
半導体基板上に形成された2系統の信号処理回路の模式
的なレイアウトを示す平面図である。
【図3】 本発明の第3の実施形態である、コンデンサ
の並列接続が2系統構成される回路の模式的な平面図で
ある。
【図4】 本発明の第4の実施形態である、MOSトラ
ンジスタの並列接続が2系統構成される回路の模式的な
平面図である。
【図5】 従来の2系統の信号処理回路のレイアウトを
示す模式的な平面図である。
【符号の説明】
30,32,34,80,81 第1Al配線、31,
33,35,82,83 第2Al配線、50,51
信号線、54 電源ライン、70,72,74,76
蓄積部、86 シールド電極、90,91,92,9
3,100,101,102,103 トランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F038 AC04 AC05 AV06 BH10 BH20 CA02 CA06 CD02 CD05 EZ20 5F064 CC09 CC22 CC23 DD16 EE16 EE26 EE46 EE52

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一構成の第1回路及び第2回路が同一
    半導体基板上に集積化された半導体装置であって、 それぞれ半導体素子あるいは複数の半導体素子が組み合
    わされた回路ブロックからなる第1要素乃至第n要素
    (nは2以上の自然数)が一列に配置された第1要素列
    と、 前記第1要素列と同一構成を成し、前記第1要素列と並
    列に配置される第2要素列と、 を有し、 前記第1回路及び前記第2回路は、それぞれ前記第1要
    素列の要素と前記第2要素列の要素とを交互に接続して
    構成され、 前記第1要素列の第k要素(kはn−1以下の自然数)
    と前記第2要素列の第(k+1)要素とは第1配線層で
    接続され、 前記第2要素列の第k要素と前記第1要素列の第(k+
    1)要素とは第2配線層で接続されること、 を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、 前記第1要素列の第k要素の回路構成と前記第2要素列
    の第k要素の回路構成とは、前記第1要素列と前記第2
    要素列との中心線に対して互いに線対称であること、 を特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体装置において、 前記第1回路と前記第2回路とのそれぞれに共通の入力
    を与える配線は、前記第1要素列と前記第2要素列との
    間に配置され、前記両回路で共用されること、を特徴と
    する半導体装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2004051741A1 (ja) * 2002-12-03 2006-04-06 三洋電機株式会社 回路レイアウト構造
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