JP2002289678A - 基板ストック装置 - Google Patents

基板ストック装置

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JP2002289678A
JP2002289678A JP2001092749A JP2001092749A JP2002289678A JP 2002289678 A JP2002289678 A JP 2002289678A JP 2001092749 A JP2001092749 A JP 2001092749A JP 2001092749 A JP2001092749 A JP 2001092749A JP 2002289678 A JP2002289678 A JP 2002289678A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人手を要さず自動的に、基板を基板進行方向
上流側の搬送ラインから搬入しストックし得ると共に基
板進行方向下流側の搬送ラインに搬出し得るようにした
基板ストック装置を提供する。 【解決手段】 基板4の搬入口と搬出口を有するケーシ
ング内に、昇降可能なリフタテーブル8を配設し、リフ
タテーブル8に、搬入口から搬入した基板4をストック
し得ると共に、ストックされていた基板4を搬出口から
搬出し得られるようにした、コンベヤを備えた複数のス
トックユニット12を多段に搭載し、前記ケーシング及
び各ストックユニット12に、各ストックユニット12
内の塵埃を排出するための排気手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板ストック装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、プラズマディスプレイに使用す
るガラス板等の基板は、加工ラインに送られて種々の加
工が行われ、製品となる。この場合基板は、加工ライン
の処理能力に対応して確実に加工ラインに供給し得るよ
う、予め所定の枚数だけストックしておく必要がある。
而して、従来においては、基板のストックには台車が使
用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、基板を
台車にストックしたり台車から加工ラインに供給する際
には、人手が必要となる。従って、台車を用いて基板を
ストックする場合には、人手を省くことができず、省力
化、省人化を図ることができない。
【0004】本発明は、斯かる実情に鑑み、基板進行方
向上流側から搬入した基板を人手を要さず自動的にスト
ックし得るようにすると共に、ストックしておいた基板
を人手を要さず自動的に基板進行方向下流側の搬送ライ
ンに搬出し得るようにした基板ストック装置を提供する
ことを目的としてなしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の基板
ストック装置は、基板4の搬入口と搬出口を有するケー
シング内に、昇降可能なリフタテーブル8を配設し、該
リフタテーブル8に、搬入口から搬入した基板4をスト
ックし得ると共にストックされていた基板4を搬出口か
ら搬出し得るようにしたコンベヤを備えた複数のストッ
クユニット12を多段に設置し、前記ケーシング及び/
又はストックユニット12に排気手段を設けたものであ
る。
【0006】本発明の請求項2の基板ストック装置にお
いては、ストックユニット12のコンベヤは、枠体13
に配置された駆動ローラユニット20及び複数の従動ロ
ーラユニット21を備え、駆動ローラユニット20は、
ケーシング側の枠体3に配置された駆動装置42により
駆動し得るようにした駆動軸22と、該駆動軸22の長
手方向へ所定の間隔で取付けられた複数の搬送ローラ2
3と、前記駆動軸22の端部側に取付けられたプーリ2
7と、前記駆動軸22の端部に取付けられ且つ前記駆動
装置42に取付けたクラッチ28に対し着脱し得るよう
にしたクラッチ44とを備え、従動ローラユニット21
は、駆動軸22と平行に配置した従動軸29と、該従動
軸29の長手方向へ所定の間隔で取付けられた複数の搬
送ローラ30と、前記従動軸29の端部側に取付けられ
たプーリ34とを備え、駆動軸22に取付けたプーリ2
7と従動軸29に取付けたプーリ34とには、駆動軸2
2の駆動により回動して、従動軸29を回動させ得るよ
う、無端状のベルト36が巻掛けてあるものである。
【0007】本発明の請求項3の基板ストック装置は、
排気手段として、ケーシングの基板4入側上部に取付け
られたヘパフィルタ51付きの送気ファン52と、ケー
シング内の基板4出側側上部に取付けられ且つ所定の隙
間Wに調整可能なスリット54a,55aを有する複数
枚の風量調整板54,55と、該風量調整板54,55
のスリット54a,55aを経て排気された空気が導入
されるよう、一端側がケーシング内に設けられている吸
気管58と、該吸気管58からの空気を排気する排気フ
ァン61とを備えている。
【0008】本発明の請求項4の基板ストック装置は、
排気手段として、一端側が閉塞され他端側が開放される
よう、駆動軸22及び従動軸29に形成された、駆動軸
22及び従動軸29の長手方向へ延びる中空孔22b,
29bと、該中空孔22b,29bと駆動軸22及び従
動軸29の径方向外方が連通するよう、駆動軸22及び
従動軸29の径方向へ形成された複数の吸気孔22c,
29cと、ストックユニット12の枠体13における駆
動軸22及び従動軸29の支持部材14に形成されると
共に駆動軸22及び従動軸29の中空孔22b,29b
に連通するよう形成された連通孔14a,14bと、連
通孔14a,14bを経てきた空気を吸引し得るよう枠
体13の側部に取付けた蓋板37に形成した吸引孔37
aと、該吸引孔37aに近接離反し得るよう、ケーシン
グの枠体3側に設けられた吸気ノズル63と、該吸気ノ
ズル63からの空気を吸引して排気する排気ファンを設
けたものである。
【0009】本発明においては、基板4は基板4の搬送
ラインの高さ位置で各ストックユニット12に搬入さ
れ、ストックされる。又、各ストックユニット12から
搬出する場合も基板4の搬送ラインの高さ位置で行われ
る。
【0010】基板4のストック時には、排気手段が駆動
され、ケーシング及び/又はストックユニット12内の
塵埃は空気に同伴されて外部へ排出される。
【0011】本発明においては、基板進行方向D1上流
側から搬入した基板4を人手を要さず自動的にストック
できると共に、ストックしておいた基板4を人手を要さ
ず自動的に基板進行方向D1下流側の搬送ラインに搬出
できるため、省力化、省人化を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。図1〜図16は本発明を実施する形
態の一例である。基板ストック装置は加工ラインを備え
た基板の搬送ラインの中途部に配置されている。すなわ
ち、基板ストック装置は、図1〜図4に示すごとく、支
柱1や梁2を備えて方形枠体3が形成されており、方形
枠体3には、図示してないが、基板4の搬入口と搬出口
とを備え、搬入口と搬出口以外は、遮蔽されたカバーが
取付けられ、全体で中空方形状のケーシングが形成され
ている。
【0013】ケーシング内には、図1、4に示すごとく
リフタ5が配置されている。而して、リフタ5は側面か
ら見て互に交叉するごとく枢着された、起伏自在なアー
ム6,7を備えており、アーム6,7の上端にはリフタ
テーブル8が支持されている。リフタ5は減速電動機の
ごとき駆動装置9によって、水平配置されたボールネジ
軸10を駆動することにより、ボールネジ軸10を水平
移動させ、ボールネジ軸10の先端に取付けられてアー
ム6,7により挟持されている駆動輪11を介してアー
ム6,7を起伏させ、アーム6,7の起伏によりリフタ
テーブル8を昇降させ得るようになっている。
【0014】リフタテーブル8上には、図1、4に示す
ごとく、複数のストックユニット12が積重ねられて多
段に設置されている。ストックユニット12の詳細は図
5〜図7に示されている。すなわち、ストックユニット
12を形成する枠体13は、基板進行方向D1における
左右両側に、基板進行方向D1へ延在する角鋼状の細長
い支持部材14,15を備えると共に、支持部材14,
15の前端及び後端は、フラットバー状の接続部材1
6,17により接続され、全体として額縁状に形成され
ている。接続部材16,17の長手方向中間部には、接
続部材16,17を接続するよう、支持部材14,15
と平行に角鋼状の中間支持部材18が取付けられてい
る。更に、支持部材14,15の長手方向中間部には、
左右の支持部材14,15及び中間支持部材18を接続
するように、接続部材19が取付けられている。
【0015】枠体13における支持部材14の基板進行
方向D1後端及び支持部材15の基板進行方向D1先端
における上面には、ピン14c,15cが突出されてお
り、ピン14c,15cは、ストックユニット12の組
付け時に、上側のストックユニット12における支持部
材14の基板進行方向D1後端及び支持部材15の基板
進行方向D1先端における下面に形成した孔に嵌入し
て、ストックユニット12の位置決めを行い得るように
なっている。
【0016】枠体13の基板進行方向D1先端部には、
駆動ローラユニット20が配設されており、駆動ローラ
ユニット20よりも枠体13の基板進行方向D1上流側
には、一定間隔で複数組の従動ローラユニット21が配
設されている。
【0017】駆動ローラユニット20は、図8に拡大し
て示すように、左右方向へ延在する駆動軸22を備え、
駆動軸22には、長手方向へ所定の間隔で複数の搬送ロ
ーラ23が外嵌され、固定されている。又、支持部材1
4,15の基板進行方向D1先端部に形成した中空孔1
4a,15bには軸受24,25が嵌入され、駆動軸2
2はその長手方向両端部において、軸受24,25に回
転自在に支持されている。駆動軸22の中間支持部材1
8を横切る部分には、半円筒状の凹部が形成され、該凹
部にはブッシュ状の軸受26が配設され、駆動軸22は
その長手方向中間部において、軸受26に回転自在に支
持されている。
【0018】駆動軸22の支持部材15から外方へ突出
した部分には、プーリ27が外嵌、固定され、駆動軸2
2のプーリ27取付け部よりも更に外方部には、プーリ
27と並んでクラッチ28が外嵌、固定されている。
【0019】而して駆動軸22の端部には、端部側が大
径の円錐形状のクラッチ孔22aが形成されていると共
に、クラッチ28のプーリ27側とは反対側の端部に
は、中心から所定の半径位置に位置するよう、複数のク
ラッチ孔28aが同心状に形成されている。
【0020】駆動軸22の軸心部には、長手方向へ延在
する中空孔22bが穿設されていると共に、中空孔22
bの軸受25取付け側端部は閉塞されており、中空孔2
2bの軸受24取付け側端部は開放されて中空孔14a
に連通している。又、駆動軸22には、長手方向へ所定
の間隔で、中空孔22bと駆動軸22の径方向外方とを
連通させるよう、複数の吸気孔22cが、駆動軸22の
径方向へ向くよう、穿設されている。
【0021】各従動ローラユニット21は、図9に拡大
して示すように、左右方向へ延在する従動軸29を備
え、従動軸29には、長手方向へ所定の間隔で複数の搬
送ローラ30が外嵌され、固定されている。又、支持部
材14,15の長手方向へ従動ローラユニット21に対
応して所定の間隔で形成した中空孔14a,15aに
は、軸受31,32が嵌入され、従動軸29はその長手
方向両端部において、軸受31,32に回転自在に支持
されている。従動軸29の中間支持部材18を横切る部
分には、半円筒状の凹部が形成され、該凹部には、ブッ
シュ状の軸受33が配置され、従動軸29はその長手方
向中間部において、軸受33に回転自在に支持されてい
る。又、従動軸29の支持部材15から外方へ突出した
部分には、プーリ34が外嵌、固定されている。
【0022】従動軸29の軸心部には、長手方向へ延在
する中空孔29bが穿設されていると共に、中空孔29
bの軸受32取付け側端部は閉塞されており、中空孔2
9bの軸受31取付け側端部は開放されて中空孔14a
に連通している。又、従動軸29には、長手方向へ所定
の間隔で、中空孔29bと従動軸29の径方向外方とを
連通させるよう、複数の吸気孔29cが穿設されてい
る。
【0023】図5、6に示すごとく、支持部材15に
は、プーリ27,34間及びプーリ34,34間に位置
するよう、アイドルローラ35がプーリ27,34と平
行に取付けられており、プーリ27,34及びアイドル
ローラ35には、無端状のタイミングベルト36が巻掛
けられて、全体として基板4を搬送し得るようにしたコ
ンベヤが形成されている。
【0024】支持部材14には、隣合う中空孔14aを
連通させるよう、図8、9においては紙面に直行する方
向、図7においては紙面と平行な方向へ延在する連通孔
14bが形成されている。中空孔14a及び連通孔14
bの外側部は図8、9に示すように、開放されており、
支持部材14の外側面には、中空孔14a及び連通孔1
4bを塞ぐよう、前後で2枚に分割したフラットバー状
の蓋板37が取付けられている。又、各蓋板37には、
何れかの中空孔14aと同心状に連通するよう、図7に
示すように吸引孔37aが、蓋板37を厚さ方向へ貫通
するよう穿設されている。
【0025】中間支持部材18の上面には、中間支持部
材18に沿い延在する蓋板38が取付けられており、中
間支持部材18に形成された凹部に取付けた軸受26,
33が脱落しないようになっている。
【0026】方形枠体3には、ストックユニット12に
搭載されて搬送ラインの高さ位置にある基板4を搬入、
搬出し得るよう、図10、11に示すごとく、駆動装置
39が設置されている。而して、駆動装置39はLMガ
イド40に沿って駆動軸22と平行な方向へ移動するベ
ース41と、ベース41に搭載されてベース41が移動
することにより図8に示すクラッチ28に対し近接離反
し得るようにした減速電動機42と、ベース41を介し
減速電動機42を駆動軸22と平行な方向へ移動させる
ための流体圧シリンダ43を備えており、減速電動機4
2の出力軸42aにはクラッチ44が設けられている。
【0027】クラッチ44は、減速電動機42の出力軸
42aに直接外嵌、固定される円筒体45と、円筒体4
5の先端に出力軸42aを包囲するごとく取付けられ
た、弾性のある円筒蛇腹状の動力伝達部46と、動力伝
達部46の先端に取付けられた円筒体47と、円筒体4
7に嵌入したクラッチ本体48とを備え、クラッチ本体
48には、クラッチ28に近接した際に、クラッチ孔2
2aに嵌入するピン49及びクラッチ孔28aに嵌入す
る複数のピン50を備えている。
【0028】方形枠体3とカバー53により構成される
ケーシングの基板進行方向D1上流側の面には、図1、
2、13に示すように、ヘパフィルタ51を有する送気
ファン52が取付けられている。又、図12〜図14に
示すように、ケーシングの基板進行方向D1下流側のカ
バー53内には、カバー53から所定の間隔を置いて、
ケーシングを基板進行方向D1上流側と下流側を仕切る
ごとく、スリット54a,55aを有する2枚の風量調
整板54,55が設けられ、スリット調整ボルト56に
よりスリット54a,55aの互いに重なる部分の隙間
Wを調整し得るようになっている。隙間Wは一旦調整さ
れればその状態が維持されるようになっている。
【0029】カバー53等と風量調整板54とにより形
成される空間57内には、基板進行方向D1に対し直交
する方向へ水平に延びる複数段の吸気管58が配設され
ており、吸気管58の空間57内に位置する部分には、
吸気管58に沿い複数の短管状の吸気口59が、上端部
が開放されるよう、取付けられている。
【0030】吸気管58はケーシング外へ延在し、その
端部は図4に示すごとく、縦向きに設置した排気筒60
に接続されており、排気筒60の下部には、排気ファン
61が設置されている。而して、基板4のストックユニ
ット12へのストック時には、送気ファン52を駆動す
ることにより、ケーシング内に空気を供給してケーシン
グ内の塵埃を空気に同伴させ、スリット54a,55a
により形成される隙間から空間57内へ排気し得るよう
になっており、又空間57内へ排気された空気は排気フ
ァン61により吸気口59を介して吸気管58内へ導入
され、排気ファン61によって外部へ排出し得るように
なっている。
【0031】方形枠体3の駆動装置39を設置した側と
は反対側には、基板4の搬送ラインと略同じ高さ位置と
なるよう、図3に示すごとく吸気ユニット62が配置さ
れている。吸気ユニット62の詳細は図15、16に示
されており、吸気ユニット62は、有底中空状で軸心が
従動ローラユニット21における所定の従動軸29と同
一軸線上となるよう配置された吸気ノズル63と、吸気
ノズル63を蓋板37の吸引孔37aに対し近接離反さ
せる流体圧シリンダ64と、吸気ノズル63にハーフユ
ニオン65を介して接続されたフレキシブルチューブ6
6を備えており、フレキシブルチューブ66には図示し
てないが、吸込みファンが接続されている。
【0032】而して、吸込みファンを駆動することによ
り、駆動ローラユニット20及び従動ローラユニット2
1に付着した塵埃、或は駆動ローラユニット20及び従
動ローラユニット21近傍の塵埃は、空気に同伴されて
吸気孔22c,29cから駆動軸22及び従動軸29の
中空孔22b,29b内に吸込まれ、中空孔22b,2
9bから中空孔14a、連通孔14b、吸気ノズル63
が対向配置してある中空孔14aを経て、又一部は直
接、吸気ノズル63が対向配置してある中空孔14aを
経て、蓋板37の吸引孔37aを通り吸気ノズル63に
吸込まれ、ハーフユニオン65、フレキシブルチューブ
66を経て吸込みファンにより外部へ排気され得るよう
になっている。
【0033】なお、図3中、67はケーシング内の一側
に基板進行方向D1下流側に位置するよう設けられ、送
給されてきた基板4の先端を検出したら駆動装置39の
減速電動機42に減速指令を与える減速指令センサ、6
8は減速指令センサ67よりも基板進行方向D1下流側
に設けられ、送給されてきた基板4の先端を検出したら
駆動装置39の減速電動機42に停止指令を与える停止
指令センサ、69は停止指令センサ68よりも基板進行
方向D1下流側に設けられ、停止すべき位置を越えた基
板4の先端を検出するオーバラン検出センサであり、セ
ンサ67〜69は何れも光センサである。又、70はケ
ーシング内の他側にセンサ67〜69と対向するよう設
けられ、基板4の先端を検出しない場合には、センサ6
7〜69から出射されてきた光を反射する反射ミラーで
ある。
【0034】更に、図3中、71a,71bは基板4が
オーバラン位置よりももっと前方へはみ出したことを検
出する光センサ型のはみ出し検出センサであり、はみ出
し検出センサ71a,71bは対向配置されている。
【0035】図4中、73はリフタテーブル8の高さ位
置延いてはストックユニット12のうち、何段目のスト
ックユニット12が基板4の搬送ラインにあるかを検出
するためのシリンダ型の高さ位置検出センサ、74はリ
フタテーブル8の下限位置検出センサ、75はリフタテ
ーブル8の上限位置検出センサである。
【0036】図1、3中、76は天端が基板4の搬送ラ
インと同一レベルの入側ピンチローラ、77は同じく出
側ピンチローラであり、図1、4中、78は最上部のス
トックユニット12の上方に載置され、ストックユニッ
ト12と共に昇降し得るようにした蓋、図8、9中、7
9は駆動軸22及び従動軸29の下方に位置すると共に
枠体13の下面全面を覆い得るよう配置された防塵カバ
ーである。
【0037】次に、上記図示例の作動を説明する。基板
4をストックユニット12にストックする際には、予め
送気ファン52、排気ファン61等のファン類を駆動し
ておき、各センサ類も作動させておく。而してリフタ5
の駆動装置9を駆動してボールネジ軸10を最大限に突
出させると、リフタテーブル8延いてはストックユニッ
ト12は自重で下限位置まで下降する。従って、最上段
のストックユニット12における搬送ローラ23,30
の上面は基板4の搬送ラインの高さに位置する。リフタ
テーブル8が下限位置まで下降したことは、下限位置検
出センサ74により検出される。
【0038】最上段のストックユニット12における搬
送ローラ23,30の上面が基板4の搬送ラインの高さ
に位置したら、駆動装置39の減速電動機42を駆動す
ると共に、流体圧シリンダ43を作動させて減速電動機
42を前進させる。このため、クラッチ44は最上段の
駆動ローラユニット20のクラッチ28に近接し、ピン
49はクラッチ孔22aに嵌入し、ピン50はクラッチ
孔28aに嵌入する。その結果、最上段の駆動ローラユ
ニット20の駆動軸22、プーリ27、搬送ローラ23
が回転を開始し、又同時にタイミングベルト36が回動
を開始する。
【0039】そうすると、従動ローラユニット21のプ
ーリ34がタイミングベルト36により回転を開始し、
延いては、従動軸29、搬送ローラ30が回転を開始す
る。従って、搬送ラインを送給されてきた基板4は、搬
送ラインからピンチローラ76を経て基板ストック装置
の最上段のストックユニット12に取込まれ、ストック
ユニット12内を搬送ローラ23,30により基板進行
方向D1へ送られる。
【0040】基板4が最上段のストックユニット12内
で搬送ローラ23,30により搬送されて所定位置に達
すると、基板4の進行方向先端位置が減速指令センサ6
7により検出され、その検出信号が減速電動機42に与
えられ、減速電動機42は減速され、搬送ローラ23,
30も減速されて基板4の送り速度は遅くなる。又、減
速された基板4が更に前進してその先端が停止指令セン
サ68により検出されると、停止指令が減速電動機42
にて与えられ、減速電動機42は制動を掛けられ、停止
する。このため、搬送ローラ23,30も停止して基板
4は最上段のストックユニット12内に所定の状態で停
止し、ストックされる。
【0041】基板4がストックユニット12内でオーバ
ランした場合には、オーバラン検出センサ69が基板4
のオーバランを検出し、ストックユニット12からはみ
出した場合には、はみ出し検出センサ71a,71bが
検出を行う。この場合には、次にリフタテーブル8を昇
降させようとしても、昇降できないように電気系統がイ
ンターロックされている。
【0042】減速電動機42が停止すると、図10に示
す流体圧シリンダ43によりベース41を介して減速電
動機42が駆動ローラユニット20から離反する方向へ
移動し、クラッチ44はクラッチ28から離脱する。
【0043】一方、上述のように、最上段のストックユ
ニット12に基板4を搬入する際には、図15、16に
示す流体圧シリンダ64が作動して吸気ノズル63が所
定の従動ローラユニット21側に移動し、吸気ノズル6
3の先端部は、最上段におけるストックユニット12に
おける蓋板37に設けられている吸引孔37aに嵌入す
る。このため、最上段のストックユニット12に設けら
れている駆動軸22の吸気孔22c及び従動軸29の吸
気孔29cから、塵埃を同伴した空気が中空孔22b,
29bに導入され、中空孔22b,29bや中空孔14
a、連通孔14bを通って吸気ノズル63に吸引され、
ハーフユニオン65、フレキシブルチューブ66を経て
ファンにより外部へ排気される。このため、最上段のス
トックユニット12に搬入されてストックされた基板4
は清浄に保持される。
【0044】又、送気ファン52が駆動されることによ
り、外気がケーシング内に導入され、ケーシング内の上
部にある塵埃は空気に同伴されてスリット55a,54
aの間の隙間Wから図13、14に示す空間57に排出
され、吸気口59から吸気管58に導入されて排気筒6
0を通り、排気ファン61によって外部へ排出される。
このため、ケーシング内の上部は清浄に保持され、基板
4も清浄な状態を保持することができる。
【0045】最上段のストックユニット12に基板4が
取込まれてストックされたら、リフタ5の駆動装置9が
駆動されて、ボールネジ軸10が駆動され、駆動輪11
がアーム6,7を起立させる方向へ作動するため、リフ
タテーブル8延いてはストックユニット12が上昇す
る。而して、上から2段目のストックユニット12にお
ける搬送ローラ23,30の上面が基板4の搬送ライン
の高さに位置したら、高さ位置検出センサ73から指令
が出力されてリフタ5の駆動装置9に与えられ、駆動装
置9は停止する。
【0046】第二段目のストックユニット12における
搬送ローラ23,30の上面が基板4の搬送ラインの高
さに位置したら、上述と同様、駆動装置39の減速電動
機42を駆動すると共に、流体圧シリンダ43を作動さ
せて減速電動機42を前進させる。このため、クラッチ
44は第二段目の駆動ローラユニット20のクラッチ2
8に近接し、ピン49はクラッチ孔22aに嵌入し、ピ
ン50はクラッチ孔28aに嵌入する。その結果、第二
段目の駆動ローラユニット20の駆動軸22、プーリ2
7、搬送ローラ23が回転を開始し、又同時にタイミン
グベルト36が回動を開始する。
【0047】そうすると、従動ローラユニット21のプ
ーリ34がタイミングベルト36により回転を開始し、
延いては、従動軸29、搬送ローラ30が回転を開始す
る。従って、搬送ラインを送給されてきた基板4は、搬
送ラインからピンチローラ76を経て基板ストック装置
の第二段目のストックユニット12に搬入され、ストッ
クユニット12内を搬送ローラ23,30により基板進
行方向D1へ送られる。
【0048】基板4が第二段目のストックユニット12
内で搬送ローラ23,30により搬送されて所定位置に
達すると、基板4の進行方向先端位置が減速指令センサ
67荷より検出され、その検出信号が減速電動機42に
与えられ、減速電動機42は減速され、搬送ローラ2
3,30も減速されて基板4の送り速度は遅くなる。
又、減速された基板4が更に前進してその先端が停止指
令センサ68により検出されると、停止指令が減速電動
機42にて与えられ、減速電動機42は制動を掛けら
れ、停止する。このため、搬送ローラ23,30も停止
して基板4は第二段目のストックユニット12内に所定
の状態で停止し、ストックされる。
【0049】基板4がストックユニット12内でオーバ
ランした場合には、オーバラン検出センサ69が基板4
のオーバランを検出し、ストックユニット12からはみ
出した場合には、はみ出し検出センサ71a,71bが
検出を行う。この場合には、次にリフタテーブル8を昇
降させようとしても、昇降できないように電気系統がイ
ンターロックしてある。
【0050】減速電動機42が停止すると、図10に示
す流体圧シリンダ43によりベース41を介して減速電
動機42が駆動ローラユニット20から離反する方向へ
移動し、クラッチ44はクラッチ28から離脱する。
【0051】一方、ストックユニット12に基板4を送
給する際には、図15、16に示す流体圧シリンダ64
が作動して吸気ノズル63が所定の従動ローラユニット
21側に移動し、吸気ノズル63の先端部は、第二段目
のストックユニット12における蓋板37に設けられて
いる吸引孔37aに嵌入する。このため、最上段のスト
ックユニット12に設けられている駆動軸22の吸気孔
22c及び従動軸29の吸気孔29cから、塵埃を同伴
した空気が中空孔22b,29bに導入され、中空孔2
2b,29bや中空孔14a、連通孔14bを通って吸
気ノズル63に吸引され、ハーフユニオン65、フレキ
シブルチューブ66を経てファンにより外部へ排気され
る。このため、最上段のストックユニット12に取込ま
れてストックされた基板4は清浄に保持される。
【0052】又、送気ファン52が駆動されることによ
り、外気がケーシング内に導入され、ケーシングの上部
にある塵埃は空気に同伴されてスリット55a,54a
の間の隙間から図13、14に示す空間57に排出さ
れ、吸気口59から吸気管58に導入されて排気筒60
を通り、排気ファン61によって外部へ排出される。こ
のため、ケーシング内の上部は清浄に保持され、基板4
も清浄な状態を保持することができる。
【0053】第二段目のストックユニット12に基板4
が取込まれてストックされたら、リフタ5の駆動装置9
が駆動されて、ボールネジ軸10が駆動され、駆動輪1
1が更にアーム6,7を起立させる方向へ作動するた
め、リフタテーブル8延いてはストックユニット12が
上昇する。而して、上から三段目のストックユニット1
2における搬送ローラ23,30の上面が基板4の搬送
ラインの高さに位置したら、高さ位置検出センサ73か
ら指令が出力されてリフタ5の駆動装置9に与えられ、
駆動装置9は停止し、以降は最上段や二段目に基板4を
取込みストックする場合と同様にして、基板4の搬入作
業が行われる。又、四段目よりも下方のストックユニッ
ト12に対しても同様に作業が行われる。
【0054】全てのストックユニット12に基板4が取
込まれストックされると、ストックユニット12は最上
方に位置する。ストックユニット12が上限位置まで上
昇したことは、上限位置検出センサ75により検出され
る。
【0055】而して、基板4が全てのストックユニット
12にストックされている間は、送気ファン52は駆動
されており、各ストックユニット12内には空気が流通
されて各ストックユニット12内の塵埃の除去が行われ
る。
【0056】各ストックユニット12にストックされて
いる基板4を搬出する場合には、リフタ5の駆動装置9
を駆動してボールネジ軸10を最大限に突出させる。そ
うすると、リフタテーブル8延いてはストックユニット
12は自重で下限位置まで下降する。従って、最上段の
ストックユニット12における搬送ローラ23,30の
上面は基板4の搬送ラインの高さに位置する。リフタテ
ーブル8が下限位置まで下降したことは、下限位置検出
センサ74により検出される。
【0057】最上段のストックユニット12における搬
送ローラ23,30の上面が基板4の搬送ラインの高さ
に位置したら、駆動装置39の減速電動機42を駆動す
ると共に、流体圧シリンダ43を作動させて減速電動機
42を前進させる。このため、クラッチ44は最上段の
駆動ローラユニット20のクラッチ28に近接し、ピン
49はクラッチ孔22aに嵌入し、ピン50はクラッチ
孔28aに嵌入する。その結果、最上段の駆動ローラユ
ニット20の駆動軸22、プーリ27、搬送ローラ23
が回転を開始し、又同時にタイミングベルト36が回動
を開始する。
【0058】そうすると、従動ローラユニット21のプ
ーリ34がタイミングベルト36により回転を開始し、
延いては、従動軸29、搬送ローラ30が回転を開始す
る。従って、最上段のストックユニット12にストック
されていた基板4は、搬送ローラ23,30により基板
進行方向D1へ搬送され、ストックユニット12からピ
ンチローラ77を介して搬送ラインへ搬出される。
【0059】最上段のストックユニット12にストック
されていた基板4が下流側に搬出されると、減速電動機
42が停止させられ、このため、搬送ローラ23,30
が停止する。又、減速電動機42が停止したら、図10
に示す流体圧シリンダ43によりベース41を介して減
速電動機42を駆動ローラユニット20から離反する方
向へ移動し、クラッチ44はクラッチ28から離脱させ
る。
【0060】最上段のストックユニット12にストック
されていた基板4が搬出されたら、リフタ5の駆動装置
9が駆動されて、ボールネジ軸10が駆動され、駆動輪
11がアーム6,7を起立させる方向へ作動するため、
リフタテーブル8延いてはストックユニット12が上昇
する。而して、上から2段目のストックユニット12に
おける搬送ローラ23,30の上面が基板4の搬送ライ
ンの高さに位置したら、高さ位置検出センサ73から指
令が出力されてリフタ5の駆動装置9に与えられ、駆動
装置9は停止する。
【0061】第二段目のストックユニット12における
搬送ローラ23,30の上面が基板4の搬送ラインの高
さに位置したら、駆動装置39の減速電動機42を駆動
すると共に、流体圧シリンダ43を作動させて減速電動
機42を前進させる。このため、クラッチ44は第二段
目の駆動ローラユニット20のクラッチ28に近接し、
ピン49はクラッチ孔22aに嵌入し、ピン50はクラ
ッチ孔28aに嵌入する。その結果、第二段目の駆動ロ
ーラユニット20の駆動軸22、プーリ27、搬送ロー
ラ23が回転を開始し、又同時にタイミングベルト36
が回動を開始する。
【0062】そうすると、上記した場合と同様、従動ロ
ーラユニット21のプーリ34がタイミングベルト36
により回転を開始し、延いては、従動軸29、搬送ロー
ラ30が回転を開始する。従って、第二段目のストック
ユニット12にストックされていた基板4は搬送ローラ
23,30により基板進行方向D1へ送られて、ストッ
クユニット12から搬送ラインへ搬出される。
【0063】而して、第二段目のストックユニット12
から基板4が搬送ラインへ搬出されると、減速電動機4
2が停止させられ、このため、搬送ローラ23,30が
停止する。又、減速電動機42が停止したら、図10に
示す流体圧シリンダ43によりベース41を介して減速
電動機42を駆動ローラユニット20から離反する方向
へ移動し、クラッチ44はクラッチ28から離脱させ
る。
【0064】第二段目のストックユニット12から基板
4が搬送ラインに搬出されたら、又リフタ5の駆動装置
9が駆動され、リフタテーブル8が所定量上昇すること
により、ストックユニット12が上昇し、第三段目のス
トックユニット12における搬送ローラ23,30の上
面が搬送ラインの高さに位置する。そこで前記したとこ
ろと同様にして、第三段目のストックユニット12の駆
動ローラユニット20及び従動ローラユニット21を駆
動し、上述したと同様にして基板4を第三段目のストッ
クユニット12から搬送ラインへ搬出する。又第四段目
よりも下方のストックユニット12においても、基板4
は上述した手順でストックユニット12から搬送ライン
へ搬出される。
【0065】本発明の図示例によれば、基板4のいわゆ
る先入れ先出しを行うことができるが、先入れ先出しを
行わなくとも実施は可能である。又、本発明の図示例で
は、搬送ラインの基板進行方向D1上流側から搬入した
基板4を人手を要さず自動的にストックできると共に、
ストックしておいた基板4を人手を要さず自動的に基板
進行方向D1下流側の搬送ラインに搬出できるため、省
力化、省人化を図ることができる。
【0066】なお、本発明の基板ストック装置は、上述
の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは
勿論である。
【0067】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項1
〜4記載の基板ストック装置によれば、搬送ラインの基
板進行方向D1上流側から搬入した基板4を人手を要さ
ず自動的にストックできると共に、ストックしておいた
基板4を人手を要さず自動的に基板進行方向D1下流側
の搬送ラインに搬出できるため、省力化、省人化を図る
ことができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板ストック装置の実施の形態の一例
を示す側面図である。
【図2】図1のII−II方向矢視図である。
【図3】図1のIII−III方向矢視図である。
【図4】図1のIV−IV方向矢視図である。
【図5】本発明の基板ストック装置に適用するストック
ユニットにおける枠体の平面図である。
【図6】図5のVI−VI方向矢視図である。
【図7】図5のVII−VII方向矢視図である。
【図8】本発明の基板ストック装置に適用するストック
ユニットにおける駆動ローラユニットの正面図である。
【図9】本発明の基板ストック装置に適用するストック
ユニットにおける従動ローラユニットの正面図である。
【図10】本発明の基板ストック装置に適用するストッ
クユニットにおける駆動ローラユニットの駆動装置の平
面図である。
【図11】図10のXI−XI方向矢視図である。
【図12】本発明の基板ストック装置に適用する風量調
整板及び排気用のスリット並びに吸気管の正面図であ
る。
【図13】図12のXIII−XIII方向矢視図であ
る。
【図14】図12のXIV−XIV方向矢視図である。
【図15】本発明の基板ストック装置に適用する吸気ユ
ニットの平面図である。
【図16】図15のXVI−XVI方向矢視図である。
【符号の説明】
3 方形枠体 (枠体) 4 基板 8 リフタテーブル 12 ストックユニット 13 枠体 14 支持部材 14a 中空孔(連通孔) 14b 連通孔 20 駆動ローラユニット 21 従動ローラユニット 22 駆動軸 22a クラッチ孔 22b 中空孔 22c 吸気孔 23 搬送ローラ 27 プーリ 28 クラッチ 29 従動軸 29b 中空孔 29c 吸気孔 30 搬送ローラ 34 プーリ 36 タイミングベルト(ベルト) 37 蓋板 37a 吸引孔 42 減速電動機( 駆動装置) 44 クラッチ 51 ヘパフィルタ 52 送気ファン 54 風量調整板 54a スリット 55 風量調整板 55a スリット 57 空間 58 吸気管 61 排気ファン 63 吸気ノズル W 隙間
フロントページの続き Fターム(参考) 3F022 AA08 BB08 CC02 FF14 FF26 JJ16 MM03 NN01 NN05 NN26 NN57 QQ11 5F031 CA05 DA17 FA02 GA53 JA01 JA02 JA06 JA22 LA12 LA13 LA16 NA07 NA14 NA15 PA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板(4)の搬入口と搬出口を有するケ
    ーシング内に、昇降可能なリフタテーブル(8)を配設
    し、該リフタテーブル(8)に、搬入口から搬入した基
    板(4)をストックし得ると共にストックされていた基
    板(4)を搬出口から搬出し得るようにしたコンベヤを
    備えた複数のストックユニット(12)を多段に設置
    し、前記ケーシング及び/又はストックユニット(1
    2)に排気手段を設けたことを特徴とする基板ストック
    装置。
  2. 【請求項2】 ストックユニット(12)のコンベヤ
    は、枠体(13)に配置された駆動ローラユニット(2
    0)及び複数の従動ローラユニット(21)を備え、 駆動ローラユニット(20)は、 ケーシング側の枠体(3)に配置された駆動装置(4
    2)により駆動し得るようにした駆動軸(22)と、該
    駆動軸(22)の長手方向へ所定の間隔で取付けられた
    複数の搬送ローラ(23)と、前記駆動軸(22)の端
    部側に取付けられたプーリ(27)と、前記駆動軸(2
    2)の端部に取付けられ且つ前記駆動装置(42)に取
    付けたクラッチ(28)に対し着脱し得るようにしたク
    ラッチ(44)とを備え、 従動ローラユニット(21)は、 駆動軸(22)と平行に配置した従動軸(29)と、該
    従動軸(29)の長手方向へ所定の間隔で取付けられた
    複数の搬送ローラ(30)と、前記従動軸(29)の端
    部側に取付けられたプーリ(34)とを備え、 駆動軸(22)に取付けたプーリ(27)と従動軸(2
    9)に取付けたプーリ(34)とには、駆動軸(22)
    の駆動により回動して、従動軸(29)を回動させ得る
    よう、無端状のベルト(36)が巻掛けてある請求項1
    に記載の基板ストック装置。
  3. 【請求項3】 排気手段として、ケーシングの基板
    (4)入側上部に取付けられたヘパフィルタ(51)付
    きの送気ファン(52)と、ケーシング内の基板(4)
    出側側上部に取付けられ且つ所定の隙間(W)に調整可
    能なスリット(54a)(55a)を有する複数枚の風
    量調整板(54)(55)と、該風量調整板(54)
    (55)のスリット(54a)(55a)を経て排気さ
    れた空気が導入されるよう、一端側がケーシング内に設
    けられた吸気管(58)と、該吸気管(58)からの空
    気を排気する排気ファン(61)とを備えた請求項1又
    は2に記載の基板ストック装置。
  4. 【請求項4】 排気手段として、一端側が閉塞され他端
    側が開放されるよう、駆動軸(22)及び従動軸(2
    9)に形成された、駆動軸(22)及び従動軸(29)
    の長手方向へ延びる中空孔(22b)(29b)と、該
    中空孔(22b)(29b)と駆動軸(22)及び従動
    軸(29)の径方向外方が連通するよう、駆動軸(2
    2)及び従動軸(29)の径方向へ形成された複数の吸
    気孔(22c)(29c)と、ストックユニット(1
    2)の枠体(13)における駆動軸(22)及び従動軸
    (29)の支持部材(14)に形成されると共に駆動軸
    (22)及び従動軸(29)の中空孔(22b)(29
    b)に連通するよう形成された連通孔(14a)(14
    b)と、該連通孔(14a)(14b)を経てきた空気
    を吸引し得るよう枠体(13)の側部に取付けた蓋板
    (37)に形成した吸引孔(37a)と、該吸引孔(3
    7a)に近接離反し得るよう、ケーシングの枠体(3)
    側に設けられた吸気ノズル(63)と、該吸気ノズル
    (63)からの空気を吸引して排気する排気ファンを設
    けた請求項1、2又は3に記載の基板ストック装置。
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