JPS5843979Y2 - 附着異物吸引除去装置 - Google Patents
附着異物吸引除去装置Info
- Publication number
- JPS5843979Y2 JPS5843979Y2 JP1980179492U JP17949280U JPS5843979Y2 JP S5843979 Y2 JPS5843979 Y2 JP S5843979Y2 JP 1980179492 U JP1980179492 U JP 1980179492U JP 17949280 U JP17949280 U JP 17949280U JP S5843979 Y2 JPS5843979 Y2 JP S5843979Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foreign matter
- adhesion
- blower
- resistant
- forming plate
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、新規にして産業利用性多大な耐着異物吸引除
去装置に関する。
去装置に関する。
近時、食品、医薬品又はそれらの包装品を始めとする各
種製品の汚染防止についての認識が急激に深まり、これ
ら各種製品に耐着した塵芥その他の異物を効果的に除去
する装置に対する社会的要請が高まりつつあるが、従来
のこの種装置は、機構が複雑で生産コストが高く、また
異物除去を要する対象物毎にこれに対応する機構のもの
を製作する必要があり、加うるに、異物除去効果そのも
のが何れも十分でないという根本的な欠点を有する。
種製品の汚染防止についての認識が急激に深まり、これ
ら各種製品に耐着した塵芥その他の異物を効果的に除去
する装置に対する社会的要請が高まりつつあるが、従来
のこの種装置は、機構が複雑で生産コストが高く、また
異物除去を要する対象物毎にこれに対応する機構のもの
を製作する必要があり、加うるに、異物除去効果そのも
のが何れも十分でないという根本的な欠点を有する。
本考案は、かかる従来装置の欠点を新規構成により完全
に除去することを目的とする。
に除去することを目的とする。
次に、本考案の構成を1実施例を示す図面について具体
的に説明する。
的に説明する。
1は、適宜の運搬手段によって移動するところの耐着異
物除去対象物2表面に正対し、該対象物2表面との間に
一定長のクリアランスを隔有して通風路3となす通風路
形成板であって、第1図に示す如く対象物2が水平移動
する場合は、該通風路形成板1は平面状に、第2図に示
す如く対象物2が回転移動する場合は、通風路形成板1
は対象物2の回転軌跡と同心円なる円弧形に、それぞれ
形成されるものとする。
物除去対象物2表面に正対し、該対象物2表面との間に
一定長のクリアランスを隔有して通風路3となす通風路
形成板であって、第1図に示す如く対象物2が水平移動
する場合は、該通風路形成板1は平面状に、第2図に示
す如く対象物2が回転移動する場合は、通風路形成板1
は対象物2の回転軌跡と同心円なる円弧形に、それぞれ
形成されるものとする。
この場合において、通風路形成板1を、該通風路形成板
1と対象物2表面との間のクリアランス幅a調節自在に
移動可能として、以て、通風路3内の耐着異物吸引力の
調節を自在ならしめるものとする。
1と対象物2表面との間のクリアランス幅a調節自在に
移動可能として、以て、通風路3内の耐着異物吸引力の
調節を自在ならしめるものとする。
ちなみに、前記クリアランス幅aは、本考案者の実験に
よれば、普通1.0〜5mmが好適である。
よれば、普通1.0〜5mmが好適である。
次に、4は、通風路形成板1中央部に穿設せられた排気
口、5は、該排気口4に連通ずる如く配設されたサクシ
ョンチャンバーであって、排気口4の対向側にブロア一
連通口6を開設し、而して該ブロア一連通口6は可撓管
(図示を略す。
口、5は、該排気口4に連通ずる如く配設されたサクシ
ョンチャンバーであって、排気口4の対向側にブロア一
連通口6を開設し、而して該ブロア一連通口6は可撓管
(図示を略す。
)を介してブロアー7に連通ずる。
本考案装置においては、如上の新規構成よりして、第1
図に示す如く、ブロアー7の作動により第1図上方向に
対する送風作用が行われれば、サクションチャンバー5
内の空気は排気作用によって矢示方向に流動し、之に伴
って、対象物2表面上に画設された狭隘な通風路3内に
おいて排気口4方向への強力且つ急激な空気流動が始ま
り、而して該空気流動が、対象物2表面附着異物を剥離
して、排気口4を介して矢示方向へ吸引除去する力とし
て有効に作用し、而して対象物2の矢示方向への移動に
伴って、■個の対象物2の全表面或は複数個の対象物2
の表面の耐着異物吸引除去が、円滑且つ継続的に行われ
ることとなる。
図に示す如く、ブロアー7の作動により第1図上方向に
対する送風作用が行われれば、サクションチャンバー5
内の空気は排気作用によって矢示方向に流動し、之に伴
って、対象物2表面上に画設された狭隘な通風路3内に
おいて排気口4方向への強力且つ急激な空気流動が始ま
り、而して該空気流動が、対象物2表面附着異物を剥離
して、排気口4を介して矢示方向へ吸引除去する力とし
て有効に作用し、而して対象物2の矢示方向への移動に
伴って、■個の対象物2の全表面或は複数個の対象物2
の表面の耐着異物吸引除去が、円滑且つ継続的に行われ
ることとなる。
従って、第3図に示す如く、本考案装置8とブロアー7
との間の適所に除塵器9を配設すれば、前述の如くして
対象物2から剥離されてサクションチャンバー5に吸引
・運搬される耐着異物は、几て該除塵器9に導入され、
除去されることとなる。
との間の適所に除塵器9を配設すれば、前述の如くして
対象物2から剥離されてサクションチャンバー5に吸引
・運搬される耐着異物は、几て該除塵器9に導入され、
除去されることとなる。
次に、10は、本考案装置の要部のlをなすプレチャン
バ−であって、1端部にブロア一連通口11を開設し、
可撓管(図示を略す。
バ−であって、1端部にブロア一連通口11を開設し、
可撓管(図示を略す。
)を介して前記ブロアー7に連通し、以て、吸気側にお
いて耐着異物を吸引するブロア一連通口時に送気側を構
威し、該ブロアー7により圧送される空気流を収容する
ものとする。
いて耐着異物を吸引するブロア一連通口時に送気側を構
威し、該ブロアー7により圧送される空気流を収容する
ものとする。
12は、前記プレチャンバ−10のブロア一連通口11
の対向側l端部に配設せられる空気ノズルであって、第
1図に示す如く、通風路形成板1を介して通風路3内に
開口し、而して、通風路3内空気進行方向に向って斜設
されて、ブロアーの作動によるところの通風路3内にお
ける空気流動と同期して、該通風路3に傾斜状に流入す
る空気噴流を形成するものである。
の対向側l端部に配設せられる空気ノズルであって、第
1図に示す如く、通風路形成板1を介して通風路3内に
開口し、而して、通風路3内空気進行方向に向って斜設
されて、ブロアーの作動によるところの通風路3内にお
ける空気流動と同期して、該通風路3に傾斜状に流入す
る空気噴流を形成するものである。
従って、第1図に示す如く、ブロアー7の作動によりプ
レチャンバ−10に圧送される空気流は、空気ノズル1
2を介して通風路3内に傾斜して流入する空気噴流を形
成し、激しい勢で以て対象物2表面に衝接し、当該対象
物2表面の耐着異物を極めて効果的に剥離することによ
り、本考案装置における耐着異物吸引除去効果を飛躍的
に向上させることとなる。
レチャンバ−10に圧送される空気流は、空気ノズル1
2を介して通風路3内に傾斜して流入する空気噴流を形
成し、激しい勢で以て対象物2表面に衝接し、当該対象
物2表面の耐着異物を極めて効果的に剥離することによ
り、本考案装置における耐着異物吸引除去効果を飛躍的
に向上させることとなる。
なお、如上の空気流による耐着異物の剥離・吸弓作用を
円滑且つ継続的に行わせるためには、プレチャンバ−1
0とサクションチャンバー5の空気圧をアジャストする
必要のあること、云うまでもない。
円滑且つ継続的に行わせるためには、プレチャンバ−1
0とサクションチャンバー5の空気圧をアジャストする
必要のあること、云うまでもない。
本考案装置においては、普通のシート状物等を対象物2
とするときは、第1図に示す如く水平移動せしめ、之に
対応する平面状の通風路形成板1を配設すれば良いが、
例えば印刷紙21等を対象物2とするときは、側面説明
図たる第2図に明かな如く、印刷工程のローラー13に
て回動せしめる構成とすると共に、通風路形成板1は、
印刷紙21の回転軌跡と同心円なる円弧形に形成して、
以て両円弧面間に通風路3を画設すれば良い。
とするときは、第1図に示す如く水平移動せしめ、之に
対応する平面状の通風路形成板1を配設すれば良いが、
例えば印刷紙21等を対象物2とするときは、側面説明
図たる第2図に明かな如く、印刷工程のローラー13に
て回動せしめる構成とすると共に、通風路形成板1は、
印刷紙21の回転軌跡と同心円なる円弧形に形成して、
以て両円弧面間に通風路3を画設すれば良い。
而して、この場合における通風路形成板1と対象物2表
面との間のクリアランス幅aの調節機構を第2図につい
て例示すれば、アジャストポル) 14.14により上
下調節自在となした1対のスラストベアリング15.1
5を本考案装置8両側面毎にそれぞれ配設し、印刷紙2
1を捲回して回転せしめるローラー13を前記スラスト
ベアリング15.15に軸架する構成により、クリアラ
ンス幅aの調節が自在に行われるものである。
面との間のクリアランス幅aの調節機構を第2図につい
て例示すれば、アジャストポル) 14.14により上
下調節自在となした1対のスラストベアリング15.1
5を本考案装置8両側面毎にそれぞれ配設し、印刷紙2
1を捲回して回転せしめるローラー13を前記スラスト
ベアリング15.15に軸架する構成により、クリアラ
ンス幅aの調節が自在に行われるものである。
本考案装置の効果は、次の通りである。
(a)本考案装置においては、耐着異物除去を要する対
象物2表面を1側面とするクリアランスを通風路3とし
て、該通風路3及び通風路3に連通ずるサクションチャ
ンバー5を介して行われる強力且つ急激な吸気作用によ
る耐着物剥離・吸引効果と、プレチャンバ−10,空気
ノズル12を介して行われる強力且つ急激な送気作用に
よる耐着異物剥離効果との両効果が、第3図に示す如き
ブロアー7を中心とする本考案装置8の各構成要件の系
統的配列により、該ブロアー7の作動と共に同期して顕
現し、換言すれば、ブロアー7の作動による空気流動が
耐着異物剥離作用と耐着吸引除去作用とを循環的・継続
的に招来せしめ、依て以て極めて顕著な相乗効果を挙げ
ることができる。
象物2表面を1側面とするクリアランスを通風路3とし
て、該通風路3及び通風路3に連通ずるサクションチャ
ンバー5を介して行われる強力且つ急激な吸気作用によ
る耐着物剥離・吸引効果と、プレチャンバ−10,空気
ノズル12を介して行われる強力且つ急激な送気作用に
よる耐着異物剥離効果との両効果が、第3図に示す如き
ブロアー7を中心とする本考案装置8の各構成要件の系
統的配列により、該ブロアー7の作動と共に同期して顕
現し、換言すれば、ブロアー7の作動による空気流動が
耐着異物剥離作用と耐着吸引除去作用とを循環的・継続
的に招来せしめ、依て以て極めて顕著な相乗効果を挙げ
ることができる。
(b)ブロアー7を中心とする極めてコンパクトな構成
とすることができ、特に、第3図に示す如く、該ブロア
ー7を中心とする系統的配列中に除塵器9及びダンパー
16を組込めば、愈々有機的且つ効果的な構成となし得
て、生産コストのコストダウン、取扱いの簡便化、配置
スペースの狭小化及び輸送上の利便等に資するところ多
大である。
とすることができ、特に、第3図に示す如く、該ブロア
ー7を中心とする系統的配列中に除塵器9及びダンパー
16を組込めば、愈々有機的且つ効果的な構成となし得
て、生産コストのコストダウン、取扱いの簡便化、配置
スペースの狭小化及び輸送上の利便等に資するところ多
大である。
(C)通風路3のクリアランス幅aの調節自在な構成よ
りして、吸引力の調節か1在であり、ブロアー7の送気
力調節可能なこと及びダンパー16による調節可能なこ
とと相まって対象物2及び耐着異物の種類、形状、性質
等に即応した実施をすることができる。
りして、吸引力の調節か1在であり、ブロアー7の送気
力調節可能なこと及びダンパー16による調節可能なこ
とと相まって対象物2及び耐着異物の種類、形状、性質
等に即応した実施をすることができる。
第1図は、本考案装置の基本的構成を示す説明図、第2
図は、本考案の1実施例におけるクリアランス幅調節機
構を示す側面説明図、第3図は、本考案の全体的構成を
示すブロック図である。 図面中、1は通風形成板、2は耐着異物除去対象物、3
は通風路、4は排気口、5はサクションチャンバー、7
はブロアー、8は本考案装置、10はプレチャンバ−1
12は空気ノズル、aはクリアランス幅である。
図は、本考案の1実施例におけるクリアランス幅調節機
構を示す側面説明図、第3図は、本考案の全体的構成を
示すブロック図である。 図面中、1は通風形成板、2は耐着異物除去対象物、3
は通風路、4は排気口、5はサクションチャンバー、7
はブロアー、8は本考案装置、10はプレチャンバ−1
12は空気ノズル、aはクリアランス幅である。
Claims (1)
- 適宜の運搬手段によって移動するところの耐着異物除去
対象物2表面に正対し、該対象物2表面との間に一定長
のクリアランスを隔有して通風路3となす通風路形成板
1を、対象物2表面に対するクリアランス幅a調節自在
に配設し、該通風路形成板1中央部に排気口4を穿設し
て、ブロアー7に吸気せられて耐着異物を吸引運搬する
サクションチャンバー5に連通せしめると共に、該ブロ
アー7の作動により圧送される空気流をプレチャンバ−
10に収容して、該プレチャンバ−10一端部に、耐着
異物を剥離せしめる空気噴流を対象物2表面に衝接せし
める如くした空気ノズル12を、通風路3内空気進行方
向に向って斜設して成る、耐着異物吸引除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980179492U JPS5843979Y2 (ja) | 1980-12-12 | 1980-12-12 | 附着異物吸引除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980179492U JPS5843979Y2 (ja) | 1980-12-12 | 1980-12-12 | 附着異物吸引除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57103187U JPS57103187U (ja) | 1982-06-25 |
JPS5843979Y2 true JPS5843979Y2 (ja) | 1983-10-05 |
Family
ID=29975236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980179492U Expired JPS5843979Y2 (ja) | 1980-12-12 | 1980-12-12 | 附着異物吸引除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5843979Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4860764B2 (ja) * | 2008-02-27 | 2012-01-25 | 株式会社リコー | 洗浄装置及び洗浄方法 |
JP4531841B2 (ja) * | 2008-02-27 | 2010-08-25 | 株式会社リコー | 洗浄装置及び洗浄方法 |
JP5061053B2 (ja) * | 2008-07-16 | 2012-10-31 | 株式会社リコー | 乾式洗浄装置と乾式洗浄方法とこれにより洗浄された洗浄物及び再生装置の製造方法 |
CN105057278B (zh) * | 2015-08-06 | 2017-03-22 | 青岛金叶精密机械有限公司 | 卷材表面吹吸尘装置 |
JP6781944B2 (ja) * | 2016-03-15 | 2020-11-11 | 大日本印刷株式会社 | 異物除去装置 |
-
1980
- 1980-12-12 JP JP1980179492U patent/JPS5843979Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57103187U (ja) | 1982-06-25 |
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