JP2003118072A - 枚葉印刷機のシートガイド装置およびその制御方法 - Google Patents

枚葉印刷機のシートガイド装置およびその制御方法

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JP2003118072A
JP2003118072A JP2001315110A JP2001315110A JP2003118072A JP 2003118072 A JP2003118072 A JP 2003118072A JP 2001315110 A JP2001315110 A JP 2001315110A JP 2001315110 A JP2001315110 A JP 2001315110A JP 2003118072 A JP2003118072 A JP 2003118072A
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Minoru Yokoyama
横山  稔
Hiroyuki Yano
博之 矢野
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートガイド装置において、剛性が低い薄紙
から剛性の高い厚紙、薄紙から厚紙に至る幅広い紙質の
シートに対して、安定した搬送を実現する。 【解決手段】 枚葉印刷機において搬送するシートを案
内するシートガイド装置であって、印刷機構から印刷済
みのシート2を受け取る排紙胴10と、排紙胴10周辺
におけるシートパスに近接して配設された空気吹付け管
11と、空気吹付け管11に空気を供給する空気供給手
段6、7、8、20と、空気供給手段6、7、8、20
による空気供給量を制御する制御手段14とを備えてな
り、空気供給手段6、7、8、20によって空気吹付け
管に供給される空気圧もしくは風量は、シート2の仕様
または印刷条件に応じて、制御手段14によって制御さ
れる枚葉印刷機のシートガイド装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、枚葉印刷機の排紙
装置部において、印刷を終えた枚葉紙を下流側へ安定的
に搬送させるためのシートガイド装置に関する。また、
そのシートガイド装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図12に一般的な枚葉印刷機を示す。シ
ート状の印刷媒体(紙、フィルム等)に印刷を行う従来
の枚葉印刷機は、図12に示すように、給紙装置23、
印刷装置15、排紙装置1等を主なユニットとして構成
されている。
【0003】この枚葉印刷機において、給紙装置23
は、給紙テーブル9上へ被印刷物であるシート(枚葉
紙)2を積重させておき、このシート2を1枚ずつ順次
次工程の印刷装置15へ供給する装置である。
【0004】また、印刷装置部15は、通常、各々に
墨、藍、紅、黄色等のインキ、その他の特殊な色のイン
キを備えた複数組の印刷装置15a〜15nをシート走
行方向に沿って並設させたものである。前記給紙装置2
3から次々と供給されてくるシート2は、圧胴24、中
間胴に具備させた図示しない爪装置を介して順次下流へ
搬送され、その過程で必要なインキが順次転移される。
この印刷装置15では、インキは図示しないインキ装置
で必要量に調整され、版胴に装着している刷版へと供給
される。そして、刷版の絵柄部分に転移されたインキ
は、ゴム胴へ転写され、このゴム胴と圧胴の間で搬送さ
れているシート2へと転写されて印刷が行われるように
なっている。図12に示した印刷装置15は、表側印刷
装置15a、15cと裏側印刷装置15b、15dを交
互に配置して構成されている、表裏両面にそれぞれ二色
の印刷ができるように構成された印刷装置である。
【0005】排紙装置部1は、図12に示すように、シ
ート搬送装置部29とシート積重装置部16から構成さ
れている。所定の印刷を終えたシート2は、最終印刷装
置15dの圧胴24から、排紙胴10を巻回して走行す
るエンドレスチェン30に具備したチェングリッパ22
へと受け渡され、チェングリッパ22にて把持された状
態で排紙テーブル3上まで搬送された後、この排紙テー
ブル3上へ落下積重されるようになっている。
【0006】シート積重装置16には、図12に示すよ
うに下流側上方において紙当て18が設けられている。
エンドレスチェン30のチェングリッパ22にて把持さ
れて、搬送されて来たシート2は、紙放しカムを介し、
シート進行方向における適宜の位置とタイミングでチェ
ングリッパ22から開放されて落下する。この際、シー
ト2は、紙当て18に当接して前端が揃えられた状態
で、排紙テーブル3上へ積重するようになっている。シ
ート積重装置16の上方入口部には、真空吸引車17が
配置されている。この真空吸引車17を構成する外筒の
周速度(v2)は、シート走行速度(v1)よりも遅く
なるよう設定されている。これにより、シート2の落下
に際してシート2を吸着保持することによって走行速度
を減速させることが可能となり、紙当て18に激突する
不具合が解消される。つまり,真空吸引車17は、落下
するシート2の姿勢を制御する手段として機能してい
る。
【0007】なお、排紙テーブル3上へ所定枚数のシー
ト2が積重されると、外部へ搬出される。搬出後、空と
なった排紙テーブル3上に新しいパレットを載せ、テー
ブルを上昇させて初期位置へ戻し、仕切り板により仮支
持させておいたシート2を受け取り、シート積重装置1
6の稼働を再開する。以下、この操作が繰り返される。
【0008】枚葉印刷機は、印刷直後の転移したインキ
が完全に乾燥していない状態のシート2を搬送するた
め、シート2の汚れ、破損等のトラブルを防止するよう
に、例えば中間胴の下方や、排紙装置部1における排紙
胴10から真空吸引車17に至るシート走行経路部等
に、シートガイド装置が配置されている。両面印刷機の
場合ではシート2の表裏両面に印刷を施すため、シート
ガイド装置には高精度のガイド機能が要求される。上記
シートガイド装置としては、種々多様な形式の装置が提
案されている。
【0009】以下、本発明に関連する排紙部に用いられ
る従来のシートガイド装置について説明する。
【0010】図11は、従来の枚葉印刷機において排紙
装置に用いられるシートガイド装置を示している。図1
1には、排紙装置1におけるシート導入部である排紙胴
部10に用いられる従来のシートガイド装置の例が示さ
れている。本装置は、排紙胴10に近接するシートパス
(シート搬送部)の下方において、排紙胴10に沿って
空気吹付け管11を設けたものである。この空気吹付け
管11の外周面には、水平の軸方向に沿って複数個のエ
アノズル12が配設されている。なお、この空気吹付け
管11は、配管6、レギュレータ(減圧弁)20等を介
して空気供給源であるブロア8に接続されている。
【0011】また、図11には、排紙胴10から真空吸
引車17に至るシート走行経路の途上に用いられるシー
トガイド装置の例も示されている。このシートガイド装
置は、シート2が走行する上流側からエンドレスチェン
30の走行経路に沿って表面にノズルを形成した複数組
のエアボックス5(5a〜5d)の中間に、薄鋼板で形
成したガイドプレート19を配置し、真空吸引車17に
近接する部位に1組のエアボックス5を並設させたもの
である。ここで、上記各エアボックス5は、配管6、レ
ギュレータ(減圧弁)20等を介してブロア8に接続さ
れている。
【0012】さらに、シート走行経路の途上に用いられ
るシートガイドの他の例として、棒ガイドをエアボック
ス上に複数列設置し、走行シートを空気浮上させると共
に一定位置に支承させる方法も行なわれている。この複
数列の棒ガイドは、通常、シート幅に対応してその位置
(列幅)が調整可能に構成される。
【0013】排紙装置部1に配置される一般的なシート
ガイド装置としては、図11に示すようにシート2を浮
上支承するエアボックス5と、シートを案内または隔離
するエアシャワー形式のものが採用されている。エアボ
ックス5の上面における空気層を形成するエアノズルの
形状、配置及び空気噴出方向については、例えば特表平
11−506603号公報に開示されているように、種
々の形式がある。また、各エアボックス5の内部下端
は、配管6等を介して空気供給源であるであるブロア8
に接続されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】これら従来のシートガ
イド装置には、以下に示す問題点が存在している。 (1)近年、コート紙が頻繁に用いられるようになった
ことに代表されるように、印刷用紙が多様化し、印刷品
質にも高い品質が要求されるようになっている。その一
方、この多様化に伴って、印刷速度、紙質、紙厚、紙サ
イズ(幅、シート長)、紙の目等の印刷条件が複雑とな
っている。しかし、従来のシートガイド装置では、この
条件の違いに対してシートの搬送姿勢の変化が大きく、
安定した搬送が実現しにくくなる傾向がある。
【0015】(2)従来のシートガイド装置における排
紙胴部10においては、空気吹付け管11に所定の設定
圧力の圧縮空気を供給しており、上記条件の変化に対応
して調整を行うものの、実際にはシート2の走行姿勢を
最良状態に維持することが出来ず、シート2のバタツキ
が増幅して不良紙が増加する傾向がある。
【0016】(3)走行シートを空気層上に浮上させる
機能の改善により、エアボックス5には、印刷シートの
バタツキや接触によって生じる傷や汚れを防止する効果
が生まれてきたが、真空吸引車17はシートを吸着制動
する機能を持つため、上記(1)の条件の違いが拡大す
る傾向がある。特に、シートの搬送方向の長さの変更に
対応して、真空吸引車を移動させる必要が生じたり、シ
ートの長さによっては、紙質、紙厚の変化が搬送の安定
性に大きく影響したりする。この場合は、(2)と同様
に、シートの異常挙動による不良紙発生が多発する。
【0017】この不良紙の発生は、次のような理由によ
る。すなわち、シート2の長さを変更したことに対応し
て真空吸引車及びエアボックスの位置は変える必要があ
る。しかし、これにより、エアボックスの空気吹き出し
と、シート2をスムーズに降下させる為にシート積重装
置上部に配置された下方への空気流(通常はファンまた
はエアシャワー31による)とのバランスに変化が生じ
る。これは、シート2のうち特に後端部の挙動を大きく
変化させるが、これをエアボックス5に供給する空気圧
や空気量を調整して安定化させることは難しく、不良紙
の発生が避けられない。
【0018】本発明は、従来のシートガイド装置に見ら
れる上記問題点に鑑みてなされたものであって、シート
ガイド装置において、剛性が低い薄紙から剛性の高い厚
紙に至る幅広い紙質に対して、シートの安定した走行を
実現することを目的とする。また、その結果として、人
手による調整、監視作業を軽減させるとともに、シート
に発生する傷、汚れ、折れ曲がり等の不具合を減少さ
せ、高品質の印刷物を得ることを目的とする。
【0019】本発明は、また、乱流の発生を抑制するこ
とによりシート走行を安定させると共に、空気供給量を
少なくさせるシートガイドの提供を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の提供
する別のシートガイド装置は、枚葉印刷機において搬送
するシートを案内するシートガイド装置であって、印刷
機構から印刷済みのシートを受け取る排紙胴と、排紙胴
周辺におけるシートパスに近接して配設された空気吹付
け管と、空気吹付け管に空気を供給する空気供給手段
と、空気供給手段による空気供給量を制御する制御手段
とを備えてなり、空気供給手段によって空気吹付け管に
供給される空気圧または風量は、シートの仕様または印
刷条件あるいはそれらの両方に応じて、制御手段によっ
て制御される枚葉印刷機のシートガイド装置である。こ
の構成によれば、最も安定した搬送が行いにくい排紙胴
付近において、適切に搬送状態の制御が可能となる。
【0021】さらに、この空気吹付け管は、軸方向に区
分された独立した複数チャンバを有しており、この複数
チャンバのそれぞれには空気供給手段が接続されるとと
もに、この空気供給手段による供給される空気圧または
風量が前記複数チャンバのそれぞれで独立して制御され
て供給されるように構成されている。このように構成す
ると、乱流の発生を抑制することによりシート走行が安
定し、供給される空気の量を減少させることができる。
【0022】また、本発明の提供するシートガイド装置
は、印刷後のシートのシートパスの下方に複数のエアボ
ックスが配設され、複数のエアボックスには、エアボッ
クスからその上を通るシートに向けて気流が生じるよう
に開口部がそれぞれに設けられ、エアボックスのそれぞ
れに空気を供給する空気供給手段と、空気供給手段によ
る空気供給量を制御する制御手段とを備えてなり、空気
供給手段によってエアボックスのそれぞれに供給される
空気圧または風量は、シートの仕様または印刷条件に応
じて、制御手段によってエアボックスごとに制御される
枚葉印刷機のシートガイド装置である。
【0023】この構成によれば、エアボックスが複数に
分かれていて、そのそれぞれの空気圧または風量が独立
に設定されるため、この風量の相対的な比率が固定され
ている場合よりも、紙質にあわせて、よりきめ細かい制
御が可能となる。また、髪質や印刷速度が変化した場合
であっても、エアボックスへの風圧等の制御だけで適切
な搬送が実現し、吹き出し口部分やエアボックスを取り
換えたりする必要がない。
【0024】また、これらの構成に用いる空気供給手段
にはブロアが含まれており、ブロアは制御手段からの信
号を受けてインバータ制御によって供給される空気圧ま
たは風量が制御されるように構成されていることによ
り、制御を段階的な制御から段階を設けずに中間の値で
の制御が可能となる。
【0025】また、本発明の提供する別のシートガイド
装置は、印刷機構から印刷済みのシートを受け取る排紙
胴と、排紙胴周辺におけるシートパスに近接して配設さ
れた空気吹付け管とをさらに備え、空気吹付け管は空気
供給手段により空気が供給され、空気供給手段によって
エアボックスのそれぞれと空気吹付け管とに供給される
空気圧または風量は、シートの仕様または印刷条件に応
じて、制御手段によって制御されるとともに、空気供給
手段にはブロアが含まれており、ブロアは制御手段から
の信号を受けてインバータ制御によって供給される空気
圧または風量が制御されるように構成されていることを
特徴とする。エアボックスの制御と空気吹付け管の制御
が共に行われると、それぞれを別個に行った制御に比べ
て、より安定した搬送が実現できる。
【0026】また、本発明の提供するこれらシートガイ
ド装置の制御は、印刷条件とシートの仕様に基づいて行
われるが、この印刷条件には少なくとも印刷速度が含ま
れており、その仕様には少なくともシート種類が含まれ
ており、この印刷条件とその仕様に基づき、供給される
空気圧または風量が制御される。この制御方法によれ
ば、最も搬送に影響を与える紙質と印刷速度に基づいて
いるために安定した搬送が容易に実現する。このとき、
紙質にあわせて最適制御された状態は、制御装置やそれ
に付属の記録媒体に適切に記録しておくことで、同じ種
類の紙を再度使用する際に、容易に最適条件が実現され
る。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を示すシート
ガイド装置を図1ないし図7に基づいて説明する。前述
の従来技術のものと共通する部品、部位については、同
一の符号を付して説明する。
【0028】本発明のシートガイド装置は、図12に示
した従来のシートガイド装置を備えた枚葉印刷機印刷機
と同様の給紙装置23、印刷装置15、シート積重装置
16、シート搬送装置29と共に用いられるシートガイ
ド装置である。給紙装置23、印刷装置15、シート積
重装置16、シート搬送装置29のそれぞれの詳細は、
上述の従来の印刷装置におけるものと同様である。
【0029】本発明のある実施形態による本発明のシー
トガイド装置の構造は、図6や図7に示す空気吹付け管
11を用いる。すなわち、空気吹付け管11を排紙胴1
0の近くでシートパス(通り道)の近くに配置してい
る。また、空気吹付け管11には、ブロア8、配管6、
レギュレータ20、電磁弁7などからなる空気供給手
段、空気吹付け管11に供給される空気圧等を、シート
仕様データDsや印刷条件(例えば印刷速度)データD
v等に応じて制御する制御手段14を備えている。
【0030】また別の実施形態による本発明のシートガ
イド装置の構造は、図6や図7に示すエアボックス5
(5a,5b、5c、5d)を用いる。すなわち、エア
ボックス5のそれぞれには、ブロア8、配管6、レギュ
レータ20、電磁弁7などからなる空気供給手段を備え
ており、エアボックス5に供給される空気圧等は、シー
ト仕様データDsや印刷条件(例えば印刷速度)データ
Dv等に応じて、制御手段14によって制御される。以
下それぞれの実施の形態を示す実施例を、図面を用いて
説明する。
【0031】[実施例1]本実施例のシートガイド装置
は、図1に示すように、シート搬送装置29に備えられ
たエンドレスチェーン30に取り付けられているチェン
グリッパ22に把持されて搬送されるシート2の下方に
配置される、シートガイド装置である。図1および図2
に示されているように、空気吹付け管11(エアシャワ
ー)を排紙胴10周辺のシートパスに近接して、該排紙
胴10の軸方向に伸長するように配置したものである。
図2のように、空気吹付け管11の軸方向に並んだ複数
個のエアノズル12が、空気吹付け管11の表面に配設
されている。このエアノズル12から空気を吹き出させ
るため、空気吹付け管11は、配管6、レギュレータ2
0、電磁弁7を介して空気供給源であるブロア8に接続
されている。この図2に示す空気吹付け管11の内部に
は仕切りなどは無く、単一の空気供給口32から空気が
供給される。また、図3に示す空気吹付け管11の構造
のように、空気吹き付け管11のノズルを複数組に分割
するために、空気吹付け管11を独立した区分である複
数チャンバ13a〜13nを有するように作製し、搬送
するシート2の横幅に対応して必要部分のみを機能させ
る方法も採用できる。このとき、各チャンバ13aから
13nには、それぞれ空気供給口32a〜32nが設け
られており、各チャンバへ供給される空気の量を個別あ
るいは他のチャンバと関連付けて調整できるようになっ
ている。空気吹付け管のノズル12が分割されているか
いないかにかかわらず、空気供給口32へ供給される空
気の量や空気圧は、レギュレータ20、電磁弁7、ブロ
ア8を制御することによって制御装置14によって制御
されていることができる。
【0032】図1において、制御装置(コンピュータ)
14は、シートの仕様に関する、例えば紙質、紙厚、紙
サイズ、紙の目等のデータの入力Dsや、印刷機駆動部
からの印刷速度信号Dvを受ける。制御装置14は、こ
のデータや信号に基づいて、空気吹付け管11によっ
て、あるいは、空気吹付け管11に設けた複数チャンバ
のそれぞれによって吹き出される空気の空気圧を制御す
る制御出力Doutを供給するように、上記ブロア8の
回転数をインバータ制御し適宜に切り替えて作動させる
よう機能したり、電磁弁7の開閉、レギュレータ20の
設定の切り換えなどを行うことができる。
【0033】図5に、本発明の実施の形態に属する別の
構造例を示した。この構造例は、排紙胴10の下方のシ
ートパスに近接して上下に複数組(図示では3組)の空
気吹き付け管11a〜11cを配置させたものであり、
各空気吹付け管11a〜11cの空気圧は、各々独立し
て変更調整が出来るよう構成されている。制御装置14
によって、この変更調整は、シートの仕様や印刷条件に
応じて変更できるものであってもよい。このとき、全体
の空気圧制御は、上記した1組の場合と同様、印刷速度
に対応したブロア8の回転数制御によって行うようにな
っていてもよいし、また、電磁弁7やレギュレータ20
によって制御されることができる。
【0034】以下、図1ないし図5をもとに、本実施例
によるシートガイド装置によるシート2の搬送の機能
と、それによる効果について説明する。
【0035】先ず、空気供給源であるブロア8を作動さ
せ空気吹付け管11内部の空気圧を上昇させて、空気吹
付け管11に配設したエアノズル12から、空気を吐出
させる。続いて印刷装置15を駆動して印刷を開始する
と、シート2が空気吹付け管11の上方を走行する。シ
ート2は空気吹付け管11のエアノズル12から吹き出
す空気流によって案内、支承され、搬送される。
【0036】また、空気吹付け管11には、シート2の
仕様(紙質、紙厚、紙サイズ、紙の目等々)と印刷速度
とに応じて最適に設定された圧力の圧縮空気が、ブロア
8から供給される。つまり、シートの仕様についてのデ
ータと印刷速度信号とが制御装置14に入力され、空気
供給源であるブロア8の回転数制御信号等が出力され
る。これによって、空気吹付け管11には印刷速度が低
速の場合と高速の場合で空気圧の異なる圧縮空気が供給
されて、それに応じてエアノズル12から吹き出される
ことになる。
【0037】圧縮空気圧の制御は、図4において破線で
示すように所定の印刷速度を境として二段階に圧力を切
り替えたり、一点鎖線に示すように複数の印刷速度値を
境として多段階に圧力を切り替えたり、或いは、実線に
示すように印刷速度に連動して連続的に圧力を変更させ
る等、種々の方法を採用することができる。これらは、
実際の運転状況にあわせ変更や修正が出来るようになっ
ている。ここでの印刷速度とは、シートガイド装置によ
って搬送される印刷後のシートの線速度、つまりシート
走行速度である。これは、単位時間あたりの印刷処理枚
数とチェングリッパの間隔から一意に決まり、印刷のイ
ンク種類、要求品質、紙質、設置箇所の湿度などに応じ
て設定される。さらに、この印刷処理枚数は、印刷が試
印刷段階であるか、あるいは、本印刷段階であるかとい
った枚葉印刷機全体の運転状況に応じても設定される。
このため、様々な速度でシートガイドの運転が可能であ
ることは、実際の運転状況に応じた柔軟な搬送が可能と
なるという利点がある。
【0038】図4に示した印刷速度ごとの空気圧の値
は、シートの搬送状況に応じて設定される。つまり、大
きくシートがバタつく部分では空気圧を上げたり空気量
を増やすことにより、バタツキが抑制されるという傾向
があり、また、細かくシートがバタつく部分では、空気
圧を下げたり空気量を減らすことにより、バタツキが抑
制されるという傾向がある。
【0039】この状況は、紙質、紙厚、紙サイズ(幅、
シート長)、紙の目等に依存するため、印刷機の運転者
がこれらに応じて定めたり、その条件を制御装置14に
含まれている図示しない記録媒体にデータベースとして
保存しておいて再利用することが可能である。あるい
は、代表的な条件に対して予めデータベースとして制御
装置14に備えておき、そこから選択する様にすること
も可能である。
【0040】以上のように構成する本発明の実施の形態
によれば、次のような効果が得られる。 (1)エアノズル12から吹き出させる圧縮空気の圧
力、噴出量等をシートの仕様、印刷速度に対応した最適
値に設定することができる為、従来不安定であったシー
ト2の走行姿勢制御についても対応が可能となる。つま
り、剛性が低い薄紙から剛性の高い厚紙までの幅広い領
域にわたりシート2の安定した走行が可能となる。 (2)上記(1)により、人手による調整、監視作業が
少なくなると共に、シート2の印刷面の汚れ、擦り傷等
による不良紙が減少し、印刷品質の向上が図れる。
【0041】また、図5に示した排紙胴10の周辺に複
数組の空気吹付け管11a〜11cを配設する場合や、
図3に示した応用構造例を用いる場合では、次のような
効果が得られる。 (3)薄紙から厚紙に至る種々多様なシート2に対し、
更に高い精度でシート2の走行姿勢をコントロールする
ことが可能となる。 (4)空気吹付け管11の形状として軸方向で複数組に
仕切った形式のものを採用すれば、シート2の横幅に対
応した必要部分のみに吹き出し空気を作用させることが
可能となり、シートの無い個所への空気吹き出しによる
空気流の乱れすなはち乱流発生を解消出来る為さらにシ
ート走行が安定すると共に、供給される空気量を少なく
することが出来る。
【0042】[実施例2]本発明シートガイド装置の別
の実施例を、図6〜図10に基づいて説明する。本実施
例のシートガイド装置も、基本構成、配管、及び空気制
御装置等一連の構造は、実施例1に示すものと同様であ
る。
【0043】本実施例に示すシートガイド装置は、シー
ト積重装置16の上方に設備した真空吸引車17のシー
トの流れにおける上流側の近傍において、シート走行方
向に沿って、複数組あるいは複数に仕切られたエアボッ
クス5を備えている。そして、エアボックス5のそれぞ
れに、配管6、レギュレータ(減圧弁)20が配設され
ると共に、空気供給源であるブロア8に接続されてい
る。エアボックス5のそれぞれには、搬送されるシート
2に向いた上面に開口部が設けられて、シート2とその
上面との間に、シート2を支承するための空気流が形成
されている。
【0044】図6は、シートの流れの上流の排紙胴10
側に2組のエアボックス5a、5bと 真空吸引車17
側に近接して2組のエアボックス5c、5dを配設した
例である。また、図7は、上流の排紙胴10側に1組の
エアボックス5aと真空吸引車17側に3組のエアボッ
クス5b、5c、5dを配設した例である。
【0045】ここで、走行するシート2の長さに対応し
て位置を変更する真空吸引車17及びエアボックス5の
移動を許容させる手段として、上流の排紙胴10側に設
けたエアボックス5と真空吸引車17側に設けたエアボ
ックス5の中間に薄板にて形成したガイドプレート19
を配設している。このガイドプレート19は一側端を真
空吸引車17側に設けたエアボックス5(図6の5b)
の上流端に固定されると共に、反対側の先端はガイドロ
ーラ21を巻回して下方に垂下した状態となるように組
み込まれている。このような構造により、前記エアボッ
クス5(図6の5c、5d)の移動に伴うガイドプレー
ト19の水平部分の長さ(シート走行部長さ)を任意に
増減できる。
【0046】このガイドプレート19は、シート2の搬
送において比較的影響の少ない安定走行個所に対応して
配置させている。
【0047】さらに図6および図7に基いて、本実施例
によるシートガイド装置によるシート2の搬送の機能
と、それによる効果について説明する。シート(印刷
紙)2を搬送する際に、初期設定として、シート2の長
さに対応した所定の位置に真空吸引車17、エアボック
ス5を移動し設定する。次に、空気供給源であるブロア
8を作動させ、エアボックス5内部の空気圧を上昇さ
せ、こうして形成された圧縮空気を、エアボックス5に
形成したノズルから吹き出させる。続いて印刷機を稼動
させ、シート2を搬送させる。
【0048】ここで、ブロア8、電磁弁7、レギュレー
タ20は、実施例1と同様に、制御装置14によって制
御されていることができる。つまり、シートの仕様や印
刷速度によって、エアボックス5へ供給する空気量や空
気圧を制御することができる。また、図4に示すよう
に、印刷速度ごとの空気圧の値を設定し、これをシート
の仕様に応じて切り換えたりすることも可能である。
【0049】この空気による作用を、図8から図10を
用いて説明する。図8には、エンドレスチェン30に備
えられたチェングリッパ22によって把持されているシ
ート2が、図の右側から左側に向かって搬送されている
様子である。シート2の下方には、エアボックス5が配
置されていて、その上面に設けられた開口部33から空
気が吹き出している様子を示している。
【0050】開口部33の配置は向きを適切に設定する
と、空気がほぼあらゆるところから吹き出しているため
に、シート2はエアボックス5の上面に接触しなくな
る。また、この開口部から吹き出す空気流は、シート2
の面に沿って進むため、流速の速い空気流の周りで気圧
が低下するベルヌーイの定理によるシート2の上面と下
面の圧力差によって、エアボックス5に向かう方向の力
が生じる。従って、エアボックス5から大きく上方に離
れることもない。以上のようにして、エアボックス5に
接触せず、かつ、エアボックス5から大きく上方にばた
ついたりすることもない、安定したシート2の搬送が実
現する。
【0051】開口部33は、図9に示すように、シート
2の搬送とは逆向きに向かって、シート2に向いて吹き
付けるようにすることができる。また別のエアボックス
5の開口部33の設計としては、図10に示すような、
局所的に渦を巻くような空気流を作ることなども好適で
ある。
【0052】本実施例では、真空吸引車17側に近接す
るエアボックス5をシート2走行方向において複数組に
分割し、シートの仕様、印刷速度等の条件変化を考慮
し、空気吹き出しをそれぞれ独立的に調整可能としたも
ので、最も複雑で重要な位置におけるシート2走行姿勢
(浮上状態)を安定させることが可能となる。なお、空
気量制御は、手動制御も可能である。
【0053】以上に示したように構成した実施の形態に
よれば、次のような効果が得られる。 (1)シート2の条件変化に対応して、走行姿勢を制御
(規制)することが可能となる。 (2)シート2に発生する傷、汚れ、折れ曲がり等の不
具合が減少し、高品質の印刷物を得ることが可能とな
る。
【0054】また、実施例1で説明した構成と本実施例
で説明した構成を共に用いることにより、シート搬送装
置の各部でのシートの搬送がより円滑になり、印刷品質
面が改善されると共に装置の自動化が図れる。この際
に、制御装置は少なくとも一つ用いて制御可能なことは
言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】本発明のシートガイド装置やその制御方
法によれば、従来不安定であった剛性が低い薄紙から剛
性の高い厚紙、薄紙から厚紙に至る幅広い紙質に対し
て、シートの安定した走行が可能となる。人手による調
整、監視作業が少なくなる。この結果、シート2に発生
する傷、汚れ、折れ曲がり等の不具合が減少し、高品質
の印刷物を得ることが可能となる。
【0056】また、空気吹付け管の形状として軸方向で
複数組に仕切った形式のものを採用すれば、乱流発生は
解消され、シート走行が安定すると共に、空気供給量を
少なくすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、枚葉印刷機の排紙装置部入口に設備さ
せた本発明実施例1に係るシートガイド装置の構成を示
す構造図である。
【図2】図2は、本発明の実施例1に示したシートガイ
ド装置における空気吹付け管の構造を示す詳細図であ
る。
【図3】図3は、本発明の実施例1に示したシートガイ
ド装置における空気吹付け管の構造の別の構造を示す詳
細図である。
【図4】図4は吹付け管部に供給する圧縮空気圧の制御
動作説明図である。
【図5】図5は、本発明実施例1に係るシートガイド装
置の別の構成を示す構造図である。
【図6】図6は、本発明に係るシートガイド装置実施例
2の構成、機能を示す説明図である。
【図7】図7は、本発明に係るシートガイド装置実施例
2の構成、機能を示す説明図である。
【図8】図8は、本発明の実施例2に示すシートガイド
装置実施例において、エアボックス上方を搬送されるシ
ートに空気流が作用する様子を示す説明図である。
【図9】図9は、本発明の実施例2に示すシートガイド
装置実施例において、エアボックスの上面に配置した開
口部の配置、構成の例を示す平面図である。
【図10】図10は、本発明の実施例2に示すシートガ
イド装置実施例において、エアボックスの上面に配置し
た開口部の配置、構成の例を示す平面図である。
【図11】図11は、従来のシートガイド装置の構成と
機能を示す説明図である。
【図12】図12は、従来のシートガイド装置を備えた
枚葉印刷機の構成と機能を示す説明図である。
【符号の説明】
1 排紙装置 2 シート 3 排紙テーブル 5 エアボックス 6 配管 7 電磁弁 8 ブロア 9 給紙テーブル 10 排紙胴 11 空気吹付け管 12 エアノズル 13 チャンバ 14 制御装置 15 印刷装置 16 シート積重装置 17 真空吸引車 18 紙当て 19 ガイドプレート 20 レギュレータ(減圧弁) 21 ガイドローラ 22 チェングリッパ 23 給紙装置 24 圧胴 29 シート搬送装置 30 エンドレスチェン 31 ファンまたはエアシャワー 32 空気供給口 33 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C020 AA13 AA14 2C250 EA36 3F049 AA01 FA04 LA06 LB03 3F101 FC03 3F106 AA14 LA06 LB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枚葉印刷機において搬送するシートを案
    内するシートガイド装置であって、 印刷機構から印刷済みのシートを受け取る排紙胴と、 前記排紙胴周辺におけるシートパスに近接して配設され
    た空気吹付け管と、 前記空気吹付け管に空気を供給する空気供給手段と、 前記空気供給手段による空気供給量を制御する制御手段
    とを備えてなり、 前記空気供給手段によって前記空気吹付け管に供給され
    る空気圧もしくは風量は、前記シートの仕様または印刷
    条件あるいはそれらの両方に応じて、前記制御手段によ
    って制御される枚葉印刷機のシートガイド装置。
  2. 【請求項2】 前記空気吹付け管は、その軸方向に区分
    された独立した複数チャンバを有しており、前記複数チ
    ャンバのそれぞれに空気供給手段が接続されるととも
    に、前記空気供給手段による供給される空気圧もしくは
    風量が前記複数チャンバのそれぞれについて独立して制
    御されて供給されるように構成されてなる請求項1に記
    載のシートガイド装置。
  3. 【請求項3】 枚葉印刷機において搬送するシートを案
    内するシートガイド装置であって、 印刷後の前記シートのシートパスの下方に複数のエアボ
    ックスが配設され、 前記複数のエアボックスには、エアボックスからその上
    を通るシートに向けて気流が生じるように開口部がそれ
    ぞれに設けられ、 前記エアボックスのそれぞれに空気を供給する空気供給
    手段と、 前記空気供給手段による空気供給量を制御する制御手段
    とを備えてなり、 前記空気供給手段によって前記エアボックスのそれぞれ
    に供給される空気圧または風量は、前記シートの仕様ま
    たは印刷条件に応じて、前記制御手段によって前記エア
    ボックスごとに制御される枚葉印刷機のシートガイド装
    置。
  4. 【請求項4】 前記空気供給手段にはブロアが含まれて
    おり、前記ブロアは前記制御手段からの信号を受けてイ
    ンバータ制御によって供給される空気圧または風量が制
    御されるように構成されている請求項1から3のいずれ
    かに記載のシートガイド装置。
  5. 【請求項5】 印刷機構から印刷済みのシートを受け取
    る排紙胴と、 前記排紙胴周辺においてシートパスに近接して配設され
    た空気吹付け管とをさらに備え、 前記空気吹付け管には前記空気供給手段により空気が供
    給され、 前記空気供給手段によって前記エアボックスのそれぞれ
    と前記空気吹付け管とに供給される空気圧または風量
    は、前記シートの仕様または印刷条件に応じて、前記制
    御手段によって制御されるとともに、 前記空気供給手段にはブロアが含まれており、前記ブロ
    アは前記制御手段からの信号を受けてインバータ制御に
    よって供給される空気圧または風量が制御されるように
    構成されていることを特徴とする請求項3に記載のシー
    トガイド装置。
  6. 【請求項6】 前記印刷条件には少なくとも印刷速度が
    含まれており、 前記仕様には少なくともシート種類が含まれており、 前記印刷条件および前記仕様に基づき、供給される空気
    圧または風量が制御されることを特徴とする請求項1か
    ら5のいずれかに記載のシートガイド装置の制御方法。
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