JPH04211943A - 枚葉印刷機用排紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は枚葉印刷機用排紙装置
に関するものであり、さらに詳しくは両面印刷を行なう
枚葉印刷機に用いるチェーン搬送式排紙装置の改良に関
するものである。

【０００２】

【従来の技術】枚葉印刷機は一般に給紙機構、印刷ユニ
ットおよび排紙ユニットになどから構成されるが、その
一例を図１５〜図１８に示す。すなわち図１５に示すよ
うに、印刷ユニットＡにおいて１枚ずつ印刷された印刷
紙Ｓは排紙ユニットＢにより順次搬送され、紙積み位置
Ｃに積み重ねられる。この排紙ユニットＢにおいてはチ
ェーン牽引搬送機構１と搬送ガイド機構２とによって搬
送方向に延在する排紙路３が画定されている。この排紙
路３は、チェーン牽引搬送機構１によって印刷紙Ｓを牽
引搬送し搬送ガイド機構２により印刷紙Ｓを案内支持す
るように、構成されている。

【０００３】チェーン牽引搬送機構１には、スプロケッ
ト１Ｂ、１Ｃに無端状に巻回されてチェーンガイド１Ｄ
により案内支持されるチェーン１Ａが紙幅方向（通常搬
送方向に対して実質的に直交する方向である）に１対並
設されており、これらチェーン１Ａは印刷ユニットＡの
出口部から紙積位置Ｃまで延在して搬送方向に周行駆動
されている。これら１対のチェーン１Ａを連結して紙幅
方向に延在するグリッパーバーにはカムなどにより駆動
されて開閉するグリッパー（ともに図示せず）が架設さ
れており、このグリッパーが図中ｘ部において印刷紙Ｓ
の先端を把持し、ｙ部においてこの把持を解いて紙積み
を行なう。

【０００４】搬送ガイド機構２は、図１６〜図１８に示
すように、印刷ユニットＡの出口側から紙積位置Ｃに設
けられたバキュームホイール６の手前まで延在して配設
されており、その搬送ガイド面には多数のスターホイー
ル５０が設けられていて、印刷紙の移動により従動回転
する。このバキュームホイール６は紙積み位置Ｃにおけ
る印刷紙Ｓの尾端を吸引して印刷紙Ｓを減速させ、印刷
紙Ｓの紙積みを容易にするためのものである。このバキ
ュームホイール６は印刷紙Ｓの幅寸法及び裏面印刷の絵
柄に応じて移動させるものであるから、この移動にスタ
ーホイール５０を追従させる必要がある。さらに排紙路
３の搬送方向中央部にシートデカラー用スペース（印刷
による印刷紙Ｓの曲がりを吸引により平坦に戻す機器の
ためのスペース）を設ける場合もある。これらの理由か
ら搬送ガイド機構２は印刷ユニットａ側と紙積み側とで
はわかれる構造に構成されている。

【０００５】すなわち印刷ユニットＡ側においては、ス
ターホイール５０が設けられる紙幅方向に複数のスター
ホイールガイド５１をステー５２により位置固定した構
成としてある。また紙積み側においては、板ガイド５３
と支持台５４に支持されたチェーン５５にスターホイー
ル５０を回転可能に設け、チェーン５５の一端をバキュ
ームホイール６のブラケット５６に固定し他端にウェイ
ト５７を取り付けて移動可能な構成としている。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】このような従来の排紙
装置において両面印刷された印刷紙を搬送しようとする
と、印刷紙の裏面に裏汚れ、すり傷およびかき傷などが
発生するという問題がある。このような裏汚れなどは主
としてスターホイールとの接触面および／または板ガイ
ド５３のａ点とｂ点およびステー５２のｃ点において発
生するものである。すなわちスターホイールにおいては
印刷紙Ｓにより従動回転するスターホイールと印刷紙Ｓ
との相対的な滑りにより裏汚れなどが発生する。またａ
〜ｃ点においては印刷絵柄の都合上、紙幅方向に並設さ
れ複数のスターホイールのうち中央と両端のものを残し
て他を取り除くことがある。このとき印刷紙のスターホ
イールにより支持されていない部分が垂れ下がって、ス
テー５２や板ガイド５３に触れて裏汚れなどが発生する
のである。

【０００７】スターホイールによる裏汚れなどに関して
従来は、スターホイールガイド５１およびスターホイー
ル付チェーン５５を汚れ発生の可能性の少ない絵柄の隙
間などにずらすことによって対応している。しかしこの
作業は調整が面倒であるばかりでなく、時間が掛かると
いう問題がある。さらに仮にこのような対策を購じたと
しても、スターホイールによる支持部分が偏ったり少な
くなったりした場合には、前記のようなａ〜ｃ点におけ
る裏汚れなどの発生までは防止できないするという問題
がある。

【０００８】この発明の目的は、絵柄や紙寸法の変更毎
にに搬送ガイド機構の位置調整を行なう煩雑さなしに、
しかも印刷紙の裏汚れなどを解消することにある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】この発明においては、印
刷ユニットからの印刷紙を牽引搬送機構と搬送ガイド機
構との間に画定された排紙路を通して紙積置に排出する
枚葉印刷機において、上記の搬送ガイド機構を搬送方向
に延在してかつ牽引搬送機構と同調して周行駆動される
搬送テープにより構成したことにある。また、この搬送
テープにより搬送される印刷紙の裏面に沿ってエアー吹
出口を設けたことを要旨とする。

【００１０】

【作用】搬送テープが牽引搬送機構と同調して駆動され
て周行し、印刷紙が牽引搬送機構により牽引されつつ搬
送テープにより案内支持されて排紙路内を移動する。エ
アー吹き出し口から排紙路内の印刷紙の裏面に沿ってエ
アーが吹き出され、このエアー流による圧力低下によっ
て印刷紙の裏面が負圧状態となり、印刷紙が搬送テープ
に密着する。これにより印刷紙と搬送ガイド面との相対
的なずれと印刷紙Ｓのばたつきがなくなる。また、搬送
テープを広幅の一枚物にすることにより前記のようなエ
アーを吹き出すことなく印刷物を安定な状態で搬送する
ことができる。

【００１１】

【実施例】図１、図２にこの発明の排紙装置の一実施例
を示す。印刷ユニットＡから排紙ユニットＢの紙積位置
Ｃまでの間には、従来の装置と同様にチェーン牽引搬送
１が延在配置されている。このチェーン牽引搬送機構１
の下方には、チェーン牽引搬送機構１の入口側から紙積
位置Ｃにおけるバキュームホイール６の手前まで所定間
隙を有した排紙路３が画定されるように、搬送方向に延
在する搬送テープ４が配設されている。この搬送テープ
４の表面はシリコン系やテフロンなどのインクの付着し
難い材質で形成するのが望ましい。また表面状態は平面
であってもよく布面としてもよい。

【００１２】図２に明らかなようにこの搬送テープ４は
、従来のスターホイールガイドおよびスターホイール付
チェーンガイドの印刷紙支持点に相当する箇所に、５列
程が並設されており、各搬送テープ４は搬送方向に離間
対設された１対のホイール７に無端状に巻回している。 これらの搬送テープ４は、専用の駆動源によるか、また
は排紙装置の他の部分からの駆動を分配されるかして、
チェーン牽引搬送機構１による印刷紙Ｓの排紙速度と同
じ速度で周行駆動されるように定されている。

【００１３】なおこの実施例では排紙路３の排紙方向中
央部にシートデカーラ用スペースＳが取ってある関係上
、搬送テープ４は搬送方向前後に２分されている。しか
しそのようなスペースを確保する必要がない場合には、
そのように分割構造とする必要はない。また２分割した
場合には、前後の搬送テープ４に別個の駆動機構を設け
るようにしてもよい。さらに図１に示すように紙積み位
置Ｃ側に駆動ホイール８を設けてチェーンまたはベルト
９により動力を伝達してもよい。

【００１４】また印刷紙Ｓの寸法変更に対応すべく、バ
キュームホイール６は従来の場合と同様に搬送方向にＬ
ＳＴだけ移動できるように設けられている。このバキュ
ームホイール６にはブラケットを介して紙積み側のアイ
ドラーホイール７−４が取り付けられている。従ってこ
の移動に対して搬送テープ４が緊張状態で追従できるよ
うに、搬送テープ４の下側走行部にはタイトナーホイー
ル１０が係合しており、このタイトナーホイール１０が
上下方向にＬ’ＳＴだけ移動できるように設定されてい
る。なお、下流側走行部の搬送テープ４には固定ガイド
ホイール１１が係合している。

【００１５】さらに搬送ガイド機構２においては、ホイ
ール７−１と７−２との間およびホイール７−３と１１
との間において、搬送テープ４の上下側走行部の間には
ガイド板１２が設けられており、このガイド板１２の紙
幅方向左右端部にエアー吹き出し口５が設けられている
。ガイド板１２は搬送テープ４の上側走行部に近接する
ような配置でその両端が排紙ユニットＢのサイドフレー
ム（図示せず）に固定されている。

【００１６】図２に示すように各エアー吹し口５は紙幅
方向外側かつ反搬送方向を指向して、すなわち搬送方向
に対して吹出角θをもって設けるのが望ましい。さらに
これらのエアー吹出口５は搬送方向に間隔をおいて前後
数段に亘って配置されているが、この吹出角θは搬送方
向上流側になる程小さく設定するのが望ましい。図示の
例ではガイド板１２−２の出口側（紙付側）で８０〜９
０度位、入口側で０〜３０度位、ガイド板１２−１の入
口側で０〜１０度位の範囲に設定されている。またその
垂直面内における上方吹出角は水平面に対して０〜１５
度位の範囲に設定するのが望ましい。なお、取り扱う印
刷紙の幅の変更が大きい場合には、最外側の搬送テープ
４の内側にもエアー吹出口５を配置して、片側２列又は
それ以上のエアー吹出口５を印刷紙の寸法に応じて切り
替えて使用するようにしてもよい。図７にその一例を示
す。この場合、これら片側複数列のエアー吹出口５は、
取り扱う印刷紙の予想最大紙幅Ｌ１と予想最小紙幅Ｌ２
との間の範囲に並設するのがよい。

【００１７】図３〜図６に下流側の搬送テープ４に付設
されたガイド板１２−２の一例を示す。このガイド板に
は製造時の薄板プレス加工により開口５ａとこれに連続
しする台形状の傾斜ガイド部５ｂとが形成されており、
これらが組み合わされて各エアー吹出口５を構成してい
る。このようなエアー吹出口列を薄板裏面から覆う覆板
１４によりエアーヘッダー１５が形成されており、この
エアーヘッダー１５にホースニップル１６などを介して
圧縮空気が供給される。

【００１８】ついで以上のような構成の装置の動作につ
いて順を追って説明する。 （ｉ）チェーン牽引搬送機構１は印刷速度に同調して周
行駆動され、印刷ユニットＡからおくりだされて印刷紙
Ｓはグリッパーにより補足されて排紙路３内に導かれる
。 （ｉｉ）搬送テープ４上の印刷紙には紙幅方向端部にお
いてその裏面に沿って外側方向に向かうジェットエアー
１３がエアー吹出口５から吹き付けられ、エアー流によ
る圧力低下によって印刷紙Ｓはその中央部裏面が負圧と
なりガイド板１２に吸着される。ガイド板１２上には搬
送テープ４が印刷紙Ｓに同調して走行しているから、印
刷紙Ｓは搬送テープ４に密着した状態で搬送される。 （ｉｉｉ）紙積位置Ｃにおいては、バキュームホイール
６により印刷紙Ｓの尾端が吸引拘束され、グリッパーの
解放により紙積みが行なわれる。

【００１９】なお図２に示した実施例においては、２本
以上の搬送テープ４を並設してかつこれにエアー吹出口
５を付設した構成となっている。しかし搬送中の印刷紙
と搬送テープとが速度同調しているので、実務上印刷紙
のばたつきはほとんど観察されない。そこで図８に示す
ように広幅の搬送テープ４０を用いれば、敢えてエアー
吹出口５によるエアー吹き付けによらなくとも、安定な
状態で印刷紙を搬送できる。また速度同調さえ完全であ
れば裏汚れもほとんど発生しないことが確認された。さ
らにこの場合搬送テープ４０の全長が印刷紙を補足する
グリッパーのピッチの整数倍に設定されていればなお好
都合である。搬送テープの表面に対してグリッパーバー
が常に同一場所に対応するように設定すれば、例え搬送
テープにインクが付着しても、その付着したインクによ
り印刷紙を汚すことが多少でも防止できる。

【００２０】図１に示す実施例のにおいては搬送テープ
４に張力を与えるために上下方向に移動するタイトナー
ホイール１０を用いている。しかしこれに代えて例えば
図９に示すように、ウエイト４１をタイトナーホイール
１０に付設して、タイトナーホイール１０を搬送テープ
４０の周行方向に移動させるようにしてもよい。また図
１０に示すようにシリンダーにより移動させるようにし
てもよい。このようにシリンダー方式とすれば、シリン
ダーを作動させてなければ、搬送テープ４０をバキュー
ムホイールに対して円滑に位置調整することができる。

【００２１】搬送テープ４０の駆動機構の一例を図１１
により説明する。装置のフレームにはブラケット４２に
をかいして駆動モータ４３が架設されており、その出力
軸には減速機構を介して駆動スプロケット４５が連結さ
れている。このスプロケット４５はチェーン４６を介し
て従動スプロケット４７に作動連結されており、これと
同軸に固定された駆動ホイール７−３には搬送テープ４
０が巻回係合している。なお駆動モーター４３にはグリ
ッパーチェーンの速度を検出する検出器が接続されてお
り、これからの信号に基づいて駆動モータ４３がグリッ
パーチェーンに同調した速度で搬送テープ４０を周行駆
動する。もっともこれに代えて、グリッパーチェーンに
スプロケットを噛合い係合させて、直接駆動ホイール７
−３を回転させるように構成としてもよい。この場合に
は同調回転のために、グリッパーチェーン側のスプロケ
ットホイールと駆動ホイール７−３側のスプロケットと
の間に適宜な変速機構を設ける。

【００２２】さらに図２に示すようにエアー吹出口によ
るエアー流を用いた場合には、エアーの流れによって浮
き上がる部分と負圧によって搬送テープ４に吸着される
部分とが印刷紙に生じて全体として不安定になることが
ある。このようなトラブルを避けるために図１２に示す
実施例においては、搬送テープ４の紙幅方向両端部に沿
って吸気源に連結された吸気孔群６１が形成されている
。各吸気孔群６１は紙幅方向に並設された多数の吸気孔
列によって構成されており、これらの吸気孔列は最大紙
幅Ｌ１から最小紙幅Ｌ２の範囲に亘って形成されるのが
望ましい。また各列の吸気孔は取り扱う印刷紙の紙幅に
応じて個別に吸気作用をするように構成するのが望まし
い。

【００２３】例えば図１３に示す例においては、各吸気
孔の下側に形成された吸気室６１ａなどを個別のホース
６２により吸気源に接続してある。これらのホースには
それぞれ弁が付設されており、これらの弁を選択的に開
閉させることにより、必要な列の吸気孔にのみ吸気作用
をさせることができる。図１４の実施例では全吸気孔の
下側に適宜吸気源に接続された共通の吸気室６３が形成
されており、これをネジ軸６４と係合させている。ネジ
軸６４の回転にともない吸気室６３は紙幅方向に移動し
、必要な列の吸気孔に吸気作用をさせる。搬送テープ４
，４０において、特に広幅の搬送テープではテープが蛇
行する恐れがあるので、従来からよく知られているよう
にテープの裏面に突起物を設け、ホイールにこの突起物
に係合する凹溝を設けてテープの蛇行を防止する。なお
、テープの裏面に凹溝を設け、ホイールに突起物を設け
てもよいし、ホイールにクラウニングを付けてもよい。

【００２４】

【発明の効果】この発明によれば次のような効果を奏す
ることができる。 （ｉ）印刷紙が搬送テープに密着した状態で搬送される
ので、印刷紙と搬送ガイド面との間の相対的なずれ、印
刷紙のばたつきなどの問題が解消され、印刷紙裏面にお
ける裏汚れ、すり傷およびかき傷などの印刷障害がなく
なる。 （ｉｉ）印刷の外側方向かつ反搬送方向に向かうエアー
の作用により、印刷紙をしわのない平坦な状態でセンタ
リングすることができる。 （ｉｉｉ）搬送テープを広幅の一枚物にすることにより
、印刷紙が搬送テープの角部に接触しなくなり、裏汚れ
、すり傷、及びかき傷等の印刷障害がなくなる。 （ｉｖ）従来のような印刷紙寸法および絵柄毎にスター
ホイール周りの位置を調整することが不要となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の排紙装置の一実施例の全体構成を示
す側面図である。

【図２】その要部を示す平面図である。

【図３】該装置に使用されるガイド板の一実施例の平面
図である。

【図４】図３中線ＩＶ−ＩＶに沿って取った断面図であ
る。

【図５】図３中線Ｖ−Ｖに沿って取った断面図である。

【図６】前記ガイド板に形成されたエアー吹出口の一例
を示す平面図である。

【図７】エアー吹出口配置の他の例を示す平面図である
。

【図８】要部の他の例を示す平面図である

【図９】この
発明の装置の他の実施例を示す側面図である。

【図１０】この発明の装置の他の実施例を示す側面図で
ある。

【図１１】搬送テープの駆動機構の一例を示す側面図で
ある。

【図１２】搬送テープの他の例を示す平面図である。

【図１３】図１２の搬送テープの吸気構造の一例を示す
断面側面図である。

【図１４】図１２の搬送テープの吸気構造の他の例を示
す断面側面図である。

【図１５】従来の排紙装置を示す概略図である。

【図１６】図１５の拡大図である。

【図１７】図１６の部分的平面図である。

【図１８】スターホイールを示す概略図図である。

【符号の説明】

Ａ　　印刷ユニット Ｂ　　排紙ユニット Ｃ　　紙積位置 Ｓ　　印刷紙 １　　チェーン牽引搬送機構 ２　　搬送ガイド機構 ３　　排紙路 ４　　搬送テープ ５　　エアー吹出口 ６　　バキュームホイール １２　　ガイド板 １５　　エアーヘッダー θ　　吹出角 ４０　　搬送テープ ６１　　吸気孔群

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　印刷ユニットからの印刷紙を、牽引搬
   送機構（１）と搬送ガイド機構（２）との間に画定され
   た排紙路（３）を通して紙積位置に排出する枚葉印刷機
   において、上記の搬送ガイド機構（２）が搬送方向に延
   在してかつ牽引搬送機構（１）と同調して周行駆動され
   る２本以上の並設された搬送テープ（４）により構成さ
   れ、この搬送テープ（４）により搬送される印刷紙の裏
   面に沿ってエアー吹出口（５）が設けられていることを
   特徴とする枚葉印刷機用排紙装置。
2. 【請求項２】　　前記の各エアー吹出口（５）が紙の幅
   方向端部かつ反搬送方向に対して吹出角θで設けられて
   いることを特徴とする請求項１に記載の装置。
3. 【請求項３】　　前記のエアー吹出口（５）が搬送方向
   に間隔をおいて前後数段に亘ってかつ搬送方向少なくと
   も片側１列に配置されており、その吹出角（θ）が搬送
   方向上流側になる程小さく設定されていることを特徴と
   する請求項１又はに記載する装置。
4. 【請求項４】　　前記の吹出角θが搬送方向上流側にお
   いて０〜１５度、下流側において８０〜９０度の範囲に
   設定されていることを特徴とする請求項３に記載の装置
   。
5. 【請求項５】　　前記のエアー吹出口（５）が搬送方向
   片側２列に配置されていることを特徴とする請求項３に
   記載の装置。
6. 【請求項６】　　印刷ユニットからの印刷紙を牽引搬送
   機構（１）と搬送ガイド機構（２）との間に画定された
   排紙路（３）を通して紙積位置に排出する枚葉印刷機に
   おいて、上記の搬送ガイド機構（２）が搬送方向に延在
   してかつ牽引搬送機構（１）と同調して周行駆動される
   １本の広幅搬送テープ（４０）により構成されているこ
   とを特徴とする枚葉印刷機用排紙装置。
7. 【請求項７】　　前記の搬送テープ（４，４０）の全長
   が印刷紙を補足するグリッパーのピッチの整数倍に設定
   されていることを特徴とする請求項１又は６に記載の装
   置。
8. 【請求項８】　　搬送テープ（４）の少なくとも片側端
   部に沿って搬送方向延在してに吸気孔群（６１）が形成
   されていることを特徴とする請求項６に記載の装置。
9. 【請求項９】　　前記の吸気孔群が紙幅方向に並設され
   た吸気孔列により構成され、これらの吸気孔列が個別に
   吸気作用を行なうように設定されていることを特徴とす
   る請求項８に記載の装置。