JP2002289293A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2002289293A
JP2002289293A JP2001089523A JP2001089523A JP2002289293A JP 2002289293 A JP2002289293 A JP 2002289293A JP 2001089523 A JP2001089523 A JP 2001089523A JP 2001089523 A JP2001089523 A JP 2001089523A JP 2002289293 A JP2002289293 A JP 2002289293A
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Japan
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hole
sealing material
electric wire
air flow
air circulation
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JP2001089523A
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English (en)
Inventor
Takahiro Uchiyama
貴広 内山
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール材が保持部材の空気流通孔に達するの
を防ぐ。 【解決手段】 ハウジング20は、電線10を挿通する
貫通孔24を備えた隔壁21と、隔壁21からボックス
B内へ向けて突出する第1フード部22と、その反対側
に突出する第2フード部23とを備えている。第2フー
ド部23内には、電線10を保持するためのゴム栓40
が嵌着されている。第2フード部23の奥端面には、貫
通孔24に通じる空気流通溝29が形成されるととも
に、ゴム栓40には、空気流通溝29と外部とを連通さ
せる空気流通孔44が穿設されている。ゴム栓40の空
気流通溝29に臨む内端面には、空気流通孔44を取り
囲む流れ止め突部45が設けられている。第1フード部
22内にシール材28を注入する際に、溶融したシール
材28が貫通孔24を通って空気流通溝29側に浸入し
た場合でも、流れ止め突部45によりシール材28が空
気流通孔44の手前で塞き止められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シール材を注入す
るコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車に配される油圧機器
の内外を電線で連絡する場合に用いられるコネクタとし
て特開平8−50958号公報に記載されたものが知ら
れている。このものは、図4に示すように、油圧機器の
ボックス1に対して貫通状に組み付けられる合成樹脂製
のハウジング2を備え、このハウジング2には、ボック
ス1をシールするOリング3が外嵌されるとともに、ボ
ックス1の内外に配する電線4を挿通する貫通孔2aを
備えた隔壁2bと、この隔壁2bからボックス1内へ突
出する筒状の第1フード部2cと、ボックス1外へ突出
する第2フード部2dとが設けられている。組み付けに
あたっては、電線4を貫通孔2aに挿通するとともに第
2フード部2d内に電線4を保持するためのゴム栓5を
嵌着した後、第1フード部2cを上に向けた状態としつ
つ上方から溶融状態のシール材6を注入する。シール材
6が固化することで電線4周りが封止されて液密状に保
たれる。
【0003】ここで、シール材6の注入過程では、シー
ル材6の下側に空気が閉じこめられてしまい、この空気
が固化したシール材6内に気泡として残存する可能性が
ある。そこで、このものでは、ゴム栓5と第2フード部
2dの奥端面との間に貫通孔2aに繋がる空気流通溝7
を設けるとともにゴム栓5に空気流通孔8を穿設してい
る。これにより、シール材6の下側に閉じ込められる空
気について、貫通孔2a−空気流通溝7−空気流通孔8
の経路を通して外部へ逃がすことができるようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記電線4
と貫通孔2aとの間には、空気の流通は許容するものの
シール材6の漏れは規制できるような僅かなクリアラン
スが確保されている。しかしながら、このクリアランス
は、合成樹脂からなるハウジング2及び電線4の被覆を
成形する際の寸法公差に起因して必要以上に大きくなる
ことがある。その場合、シール材6の流動性によって
は、シール材6が電線4と貫通孔2aとの間のクリアラ
ンスを通って第2フード部2c側の空気流通溝7内に達
し、さらにはゴム栓5の空気流通孔8を通ってゴム栓5
の外側に漏れ出す可能性があった。そうなるとコネクタ
の外観、すなわちコネクタの商品性を損なうという結果
を招いていた。本発明は上記のような事情に基づいて完
成されたものであって、シール材が保持部材の空気流通
孔に達するのを防ぐことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、コネクタハウジン
グには、電線を挿通可能な貫通孔を備えた隔壁と、この
隔壁から前記電線の軸線方向に沿って前後に突出する第
1筒部と第2筒部とが備えられ、このうち第1筒部内に
は、前記電線の周りを封止するためのシール材が注入さ
れる一方、前記第2筒部内には、前記電線を保持するた
めの保持部材が第2筒部を塞ぎつつ装着されるととも
に、この保持部材と前記隔壁との間には、前記第1筒部
側から前記貫通孔を通して流入する空気を流通させるた
めの空気流通空間が形成され、さらに前記保持部材には
前記空気流通空間と外部とを連通する空気流通孔が貫通
形成されているものにおいて、前記保持部材のうち前記
空気流通空間に臨む端面には、前記第1筒部側から前記
貫通孔を通って前記空気流通空間側に浸入する前記シー
ル材を前記空気流通孔に達する手前で留める流れ止め部
が設けられている構成としたところに特徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記流れ止め部は、前記空気流通孔を取り囲
んで形成されているところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>電線を隔壁
の貫通孔に挿通した状態で第2筒部内に電線を保持する
保持部材を第2筒部を塞ぎつつ装着した後に、第1筒部
を上に向けた状態で上方から第1筒部内にシール材を注
入する。このとき、第1筒部内においてシール材の下方
に閉じ込められた空気が貫通孔と電線との隙間を通って
空気流通空間に達し、さらに保持部材に穿設された空気
流通孔を通って外部へと流出することで、シール材内に
気泡が残存するのが防がれる。ここで電線と貫通孔との
間の隙間が大きい場合には、第1筒部内に注入したシー
ル材が貫通孔を通って空気流通空間側に浸入することが
ある。その場合でも、保持部材に設けられた流れ止め部
によってシール材が空気流通孔の手前に留められること
で、シール材が空気流通孔から漏れ出す事態を防ぐこと
ができ、もってコネクタの外観を良好に保つことができ
る。
【0008】<請求項2の発明>例えば電線を複数本備
えたコネクタにおいても、空気流通孔を取り囲む流れ止
め部を1箇所設けるだけで、各貫通孔から浸入するシー
ル材を止めることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1ないし
図3によって説明する。この実施形態では、自動車に装
備されるオートマティックトランスミッションのボック
スの内外を連絡するためのコネクタについて示す。この
コネクタは、図1に示すように、電線10を貫通した状
態で固定したコネクタハウジング20(以下、単にハウ
ジング20という)を備えており、このハウジング20
をボックスBに穿設された取付孔Hに貫通した状態で取
り付けることで電線10をボックスBの内外に配索する
ようにしている。
【0010】ハウジング20は、合成樹脂製とされ、複
数本(7本)の電線10を個別に挿通するための貫通孔
24を複数穿設した隔壁21と、この隔壁21から電線
10の軸線方向に沿ってボックスB内へ突出する略円筒
状の第1フード部22と、隔壁21から電線10の軸線
方向に沿ってボックスB外(第1フード部22とは反対
側)へ突出する略円筒状の第2フード部23とを備える
とともに、図2に示すように、全体の外形が略円柱状に
形成されている。各貫通孔24は、略円形の隔壁21の
うち外周端付近において周方向に沿って等間隔に並んで
配設されている。
【0011】電線10は、図1に示すように、途中で被
覆12が切除されることで金属細線からなる芯線11が
露出されるとともに、この露出した芯線11の中央部分
には、被覆12よりも大きな径を有するジョイント端子
13がかしめ付けられている。このジョイント端子13
が貫通孔24の第1フード部22側の口縁に形成された
テーパ面25に係合することで、ハウジング20に対す
る電線10の軸線方向についての位置決めがなされてい
る。この電線10の被覆12の外径寸法に対して、貫通
孔24の内径寸法が若干大きくなるように設定されるこ
とで、電線10の外周面と貫通孔24の内周面との間に
空気の流通は許容するもののシール材28の漏れは規制
できるようなクリアランスが確保されている。また、ハ
ウジング20の外周面(隔壁21の外周面)には、Oリ
ング装着溝26が周設され、このOリング装着溝26に
ボックスBの取付孔Hの周面に密着して、取付孔Hをシ
ール可能なOリング27が嵌着されている。
【0012】第1フード部22内には、エポキシ樹脂な
どの熱溶融性樹脂からなるシール材28が充填されるこ
とで、電線10の周りが封止されている。詳しくは、シ
ール材28により電線10のうち露出した芯線11、ジ
ョイント端子13及び被覆12の端部が覆われること
で、ボックスB内のオイルが被覆12の内側(芯線11
をなす金属細線間)または被覆12の外周面を伝って外
部に漏れるのが防がれるようになっている。
【0013】第2フード部23内には、電線10を保持
するためのゴム栓40が嵌着されている。このゴム栓4
0は、図2に示すように、略円板状に形成されるととも
に、その外周端付近に電線10を挿通するための挿通孔
41が板厚方向に貫通して複数設けられ、これら挿通孔
41は、ハウジング20の各貫通孔24に対応した位置
に周方向に沿って並んで配されている。挿通孔41内に
は、図1に示すように、電線10の外周面に密着する内
周リップ42が前後に2条膨出して形成されている。ま
た、ゴム栓40の外周面には、第2フード部23の内周
面に密着して第2フード部23を塞ぐための外周リップ
43が3条膨出して設けられている。
【0014】ゴム栓40の内端面に対向する隔壁21の
端面(第2フード部23の奥端面)には、図2に示すよ
うに、略円形の空気流通溝29が凹んで形成されてい
る。この空気流通溝29は、隔壁21の端面のうち各貫
通孔24の孔縁部分を切り欠くとともに各貫通孔24よ
りも外側に環状の支持部30を残して形成されている。
この支持部30がゴム栓40の内端面に当接すること
で、図1に示すように、ゴム栓40を第2フード部23
の奥端面から空気流通溝29の深さ分離れた位置に支持
できる。これにより、空気流通溝29が各貫通孔24に
通じる空きスペースとして確保され、各貫通孔24から
の空気の流通が可能とされる。その一方、ゴム栓40の
中央位置には、空気流通孔44が板厚方向に貫通して形
成されており、この空気流通孔44を介して空気流通溝
29と外部とが連通される。従って、各貫通孔24から
空気流通溝29に流れ込む空気について空気流通孔44
を通して外部へ流出させることができる。
【0015】さて、ゴム栓40の内端面(空気流通溝2
9に臨む端面)には、空気流通孔44を取り囲む流れ止
め突部45が第2フード部23の奥端面へ向けて突出し
て設けられている。この流れ止め突部45は、一定の厚
みを持つ円筒状に形成されるとともに、その内周面が空
気流通孔44の内周面と面一状に形成されている。流れ
止め突部45は、その突出寸法が空気流通溝29の深さ
寸法よりも僅かに小さく設定されることで、流れ止め突
部45の突出端面と第2フード部23の奥端面との間に
空気の流通を許容する所定の隙間が確保されている。
【0016】そして、第1フード部22内にシール材2
8を注入する際に、仮に貫通孔24からシール材28が
漏れ出した場合でも、流れ止め突部45によりゴム栓4
0の内端面上を流れるシール材28を塞き止めて、空気
流通孔44に達する手前位置に留めることができる。言
い換えると、ゴム栓40の内端面において流れ止め突部
45と支持部30とに囲まれた略ドーナツ型の領域が各
貫通孔24から流入したシール材28を貯留する溜め池
として機能するようになっている。
【0017】本実施形態は以上のような構造であり、続
いてその製造工程及び組み付けについて説明する。ま
ず、ハウジング20の第1フード部22側から各貫通孔
24内に、露出した芯線11にジョイント端子13を圧
着した状態の電線10を挿通する。各電線10は、ジョ
イント端子13が貫通孔24のテーパ面25に係合する
ことでハウジング20に対する軸線方向の位置決めがな
される。その一方で、第2フード部23内にゴム栓40
を嵌着しておく。挿通孔41内に挿通される電線10
は、その外周面に内周リップ42が密着することで保持
される。
【0018】全ての電線10を貫通孔24及び挿通孔4
1に挿通した後、図3に示すように、第1フード部22
を上に向けた状態としつつ上方から第1フード部22内
に溶融状態としたシール材28を注入する。このシール
材28により電線10のうち露出した芯線11、ジョイ
ント端子13及び被覆12の端部が取り囲まれる。この
過程で、シール材28の下側に閉じ込められる空気は、
貫通孔24と電線10との間のクリアランスを通って下
側の空気流通溝29側に流れ、さらにはゴム栓40の空
気流通孔44を通って外部へと流出されるから、シール
材28内に空気が気泡として残存することが防がれてい
る。このシール材28が固化すると、電線10の内側と
外周面とが共に封止される。
【0019】ここで、ハウジング20の貫通孔24と電
線10との間のクリアランスは、合成樹脂材からなるハ
ウジング20及び電線10の被覆12を成形する時に生
じる寸法公差によっては、必要以上に大きくなってしま
うことがある。そうなると、図3の矢線に示すように、
溶融状態のシール材28が貫通孔24と電線10との間
を通って第2フード部23側へ漏れてしまう。このシー
ル材28の漏れは、特にシール材28の流動性が高い場
合に起こり易くなる。各貫通孔24を通って空気流通溝
29内に浸入したシール材28は、ゴム栓40の内端面
に落下してその上を流れることになる。ところが、空気
流通孔44の周りには流れ止め突部45が設けられてい
るから、ゴム栓40の内端面上を流れるシール材28
は、空気流通孔44に達する手前で塞き止められて、空
気流通孔44内へ浸入するのが阻止される。従って、シ
ール材28が空気流通孔44を通って外部(ゴム栓40
の外端面側)へ漏れ出すことが防がれる。また、ゴム栓
40の内端面が支持部30に当接するとともに外周リッ
プ43が第2フード部23の内周面に密着し、挿通孔4
1の内周リップ42が電線10の外周面に密着している
から、シール材28が第2フード部23とゴム栓40と
の間、電線10と挿通孔41との間を通って外部へ漏れ
るのが防がれている。これによりコネクタの外観が良好
に保たれる。
【0020】このようにして製造したコネクタをボック
スBの外側から取付孔H内に第1フード部22を先行さ
せつつ嵌合させる。組み付け状態では、図1に示すよう
に、Oリング27が取付孔Hの内周面に密着して取付孔
Hがシールされるとともに、シール材28によって電線
10の内側及び外周面が封止されているから、ボックス
B内のオイルが外部に漏れ出すことが防がれる。
【0021】以上説明したように本実施形態によれば、
空気流通溝29に臨むゴム栓40の内端面に流れ止め突
部45を設けるようにすることで、貫通孔24から漏れ
たシール材28が空気流通孔44に達する手前で塞き止
めることができ、シール材28が空気流通孔44を通っ
て外部へ漏れ出す事態を防ぐことができるから、コネク
タの外観、すなわちコネクタの商品性を良好に保つこと
ができる。しかも、この流れ止め突部45は、空気流通
孔44の周りを取り囲む円筒状に形成されているから、
一箇所の流れ止め突部45で複数(7つ)の貫通孔24
から流入するシール材28を塞き止めることができ、配
置効率が良好となる。
【0022】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記した実施形態では、流れ止め突部を一定の厚
みを持つ円筒形状とし、第2フード部の奥端面との間に
所定の隙間を確保する形態のものを示したが、例えば流
れ止め突部について先端を第2フード部の奥端面に当接
させる一方、先端側にかけて薄肉状に形成することで、
液体(シール材)は塞き止め、空気の流通は許容する弁
として機能させるようにした形態のものも本発明に含ま
れる。
【0023】(2)上記した実施形態では、流れ止め突
部をゴム栓の内端面から突出させる形態のものを示した
が、例えばゴム栓の内端面に空気流通孔を取り囲む環状
の堀部を凹み形成して流れ止め部としてもよい。 (3)上記した実施形態では、流れ止め突部を空気流通
孔を取り囲むように設けた場合を示したが、ゴム栓にお
ける挿通孔付近に設けるようにしてもよい。 (4)上記した実施形態では、7本の電線を備えるコネ
クタについて示したが、7本以外の本数の電線を備える
コネクタについても本発明を適用することができる。 (5)上記した実施形態では、シール材を充填した第1
フード部をボックス内に向けて使用する場合を示した
が、コネクタの取付向きを逆にして第1フード部をボッ
クスの外側に向け、第2フード部を内側に向けるように
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコネクタをボックス
に取り付けた状態を示す側断面図
【図2】ハウジングとゴム栓の斜視図
【図3】シール材を注入する作業を説明する拡大図
【図4】従来例の側断面図
【符号の説明】
10…電線 20…ハウジング(コネクタハウジング) 21…隔壁 22…第1フード部(第1筒部) 23…第2フード部(第2筒部) 24…貫通孔 28…シール材 29…空気流通溝(空気流通空間) 40…ゴム栓(保持部材) 44…空気流通孔 45…流れ止め突部(流れ止め部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングには、電線を挿通可
    能な貫通孔を備えた隔壁と、この隔壁から前記電線の軸
    線方向に沿って前後に突出する第1筒部と第2筒部とが
    備えられ、このうち第1筒部内には、前記電線の周りを
    封止するためのシール材が注入される一方、前記第2筒
    部内には、前記電線を保持するための保持部材が第2筒
    部を塞ぎつつ装着されるとともに、この保持部材と前記
    隔壁との間には、前記第1筒部側から前記貫通孔を通し
    て流入する空気を流通させるための空気流通空間が形成
    され、さらに前記保持部材には前記空気流通空間と外部
    とを連通する空気流通孔が貫通形成されているものにお
    いて、 前記保持部材のうち前記空気流通空間に臨む端面には、
    前記第1筒部側から前記貫通孔を通って前記空気流通空
    間側に浸入する前記シール材を前記空気流通孔に達する
    手前で留める流れ止め部が設けられていることを特徴と
    するコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記流れ止め部は、前記空気流通孔を取
    り囲んで形成されていることを特徴とする請求項1記載
    のコネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014010741A1 (ja) * 2012-07-12 2014-01-16 古河電気工業株式会社 コネクタ及びコネクタの接続構造

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