JP2001076808A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2001076808A
JP2001076808A JP25630899A JP25630899A JP2001076808A JP 2001076808 A JP2001076808 A JP 2001076808A JP 25630899 A JP25630899 A JP 25630899A JP 25630899 A JP25630899 A JP 25630899A JP 2001076808 A JP2001076808 A JP 2001076808A
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JP
Japan
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filler
housing
cover
electric wire
terminal insertion
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JP25630899A
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Toshifumi Ichio
敏文 一尾
Koji Nemoto
浩司 根本
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電線をゴム栓に貫通させる手段を用いること
なく充填剤による防水を行う。 【解決手段】 端子挿入口16から延出した電線42
は、ハウジング10とカバー26の合わせ目に形成した
導入孔37、充填空間35の充填剤43、導出孔39を
順に通ってコネクタの外部へ引き出され、この電線42
の配索経路は充填剤43によってシールされている。導
出孔39においては、ハウジング10とカバー26との
間で電線42を液密状に挟み付けることにより充填空間
35内の充填剤43の漏出が防止される。よって、ゴム
栓を用いなくても充填剤43の漏出を防止できる。ま
た、導入孔37においても電線42が液密状態とされる
ので、充填空間35内の充填剤43が端子挿入口16へ
侵入する虞もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】特許第02713846号公報には、充
填剤を用いて防水を行うコネクタが開示されている。こ
のコネクタは、ハウジング内に端子金具を挿入するとと
もに、その端子金具に接続された電線をハウジング内の
充填空間を通してハウジング外へ導出させ、この充填空
間の電線導出口をゴム栓で塞ぎ、充填空間内に充填剤を
充填した構造になり、電線導出口からハウジング内への
浸水防止が図られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコネクタで
は、電線導出口からの充填剤の漏出を防ぐために、電線
をゴム栓に貫通させ、そのゴム栓を電線導出口に嵌合す
る手段がとられているが、かかる構造では、ゴム栓に電
線を貫通させる作業や、貫通状態で電線に沿ってゴム栓
を移動させる作業が行われる。ところが、これらの作業
の際には、貫通ゴム栓と電線の樹脂被覆との間には大き
な摩擦抵抗が生じるため、作業が煩わしく、ひいてはコ
ネクタの組付け作業性が低いという不具合がある。
【0004】本願発明は上記事情に鑑みて創案され、電
線をゴム栓に貫通させる手段を用いることなく充填剤に
よる防水構造を実現することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、キャ
ビティが形成されたハウジングと、端子挿入口から前記
キャビティ内に挿入される端子金具と、この端子金具に
接続され、前記端子挿入口から前記キャビティ外へ延出
される電線と、前記ハウジングに対し前記端子挿入口を
覆うように組み付けられるカバーとを備えてなり、前記
ハウジングに前記カバーを組み付けた状態では、前記ハ
ウジングと前記カバーとの間に、前記端子挿入口を全周
に亘って包囲し、且つ注入口によって外部へ連通された
充填空間が形成されるとともに、前記ハウジングと前記
カバーの合わせ目に、前記端子挿入口から延出した前記
電線を液密状に挟み付けつつ前記充填空間内へ導入する
導入孔と、その充填空間内に導入された電線を液密状に
挟み付けつつ外部へ導出する導出口とが形成され、前記
充填空間内には前記注入口から充填剤が充填されている
構成とした。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記注入口からの前記充填剤の注入に伴って前記充
填空間内の空気を外部へ排出可能な排気口が、前記注入
口とは別個に設けられている構成とした。請求項3の発
明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記カバ
ーがヒンジを介して前記ハウジングと一体に成形されて
いる構成とした。請求項4の発明は、請求項1乃至請求
項3のいずれかの発明において、前記充填空間と前記端
子挿入口との間に、前記導入孔に臨む受け空間が形成さ
れている構成とした。
【0007】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]端子挿入口
から延出した電線は、ハウジングとカバーの合わせ目に
形成した導入孔、充填空間の充填剤、導出孔を順に通っ
てコネクタの外部へ引き出され、この電線の配索経路は
充填剤によってシールされている。導出孔においては、
ハウジングとカバーとの間で電線を液密状に挟み付ける
ことにより充填空間内の充填剤の漏出が防止される。よ
って、ゴム栓を用いなくても充填剤の漏出を防止でき
る。また、導入孔においても電線が液密状態とされるの
で、充填空間内の充填剤が端子挿入口へ侵入する虞もな
い。
【0008】[請求項2の発明]排気口を注入口とは別
個に設けたので、注入口がノズルなどで塞がった状態で
あっても、充填空間内の空気を排出させることで充填剤
の注入を円滑化することができるとともに、充填剤の注
入状態を目視確認することが可能である。 [請求項3の発明]カバーをハウジングに一体形成した
ので、双方を別体部品とする場合に比べて部品点数が少
なくなり、部品管理が容易となる。
【0009】[請求項4の発明]注入した充填剤が、万
一、充填空間から導入孔の隙間を通って漏出したとして
も、その漏出した充填剤は端子挿入口に至らずに受け空
間に収容されるので、充填剤が端子挿入口からキャビテ
ィ内へ侵入することが防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態を図1乃至図9を参照して説明する。
本実施形態のコネクタは、合成樹脂製のハウジング1
0、ハウジング10に一体成形されたカバー26、ハウ
ジング10内に挿入される端子金具41、端子金具41
に接続される電線42、ハウジング10とカバー26と
の間に形成される充填空間35に充填される充填剤43
とを備えて構成されている。尚、以下の説明において、
上下の方向は、ハウジング10が、その端子挿入口16
を上向きに開口させる姿勢を基準とし、また、前後の方
向についは、キャビティ11から延出された電線42の
導出方向を後方とする。
【0011】ハウジング10内には、上下方向に貫通す
る複数室(本実施形態では4室)のキャビティ11が横
に並列して形成されている。ハウジング10のうち、下
からほぼ2/3の領域は、相手側コネクタ(図示せず)
との嵌合部12とされていて、この嵌合部12の外周に
はシール部材13が外嵌されているとともに、そのシー
ル部材13の離脱を規制するためのリテーナ14が外嵌
されている。ハウジング10の上からほぼ1/3の領域
は略方形をなす端子挿入部15となっていて、この端子
挿入部15の内部が各キャビティ11毎に仕切られ、そ
の端子挿入部15の上端が端子挿入口16となってい
る。各キャビティ11には、端子挿入口16から端子金
具41が下向きに挿入されているとともに、その端子金
具41に接続されている電線42が端子挿入口16から
キャビティ11外へ延出されている。各端子挿入口16
を構成する後壁17にはその上端縁から切欠された延出
溝18が形成されており、各電線42は、夫々、対応す
る延出溝18に嵌合されつつ後方へ延出されるようにな
っている。
【0012】端子挿入部15には、その後壁17に連な
るとともに上方へ開放された受け室19が形成されてい
る。この受け室19は、その内部に延出溝18から延出
された電線42間を仕切る仕切壁20を有するととも
に、この受け室19の後壁21の上縁には、溝底縁を延
出溝18の溝底縁と同じ高さとした導入用受け溝22が
仕切壁20で仕切られることにより各電線42毎に対応
して形成されている。この導入用受け溝22は、カバー
26の導入用押さえ突部36と協動して導入孔37を形
成する。
【0013】ハウジング10には、端子挿入部15(端
子挿入口16)を全周に亘って包囲するとともに、上方
(端子挿入口16と同じ方向)に開放された形態の充填
室23が形成されている。充填室23の周壁24のう
ち、前壁24Fは端子挿入部15の前面に対して小さい
隙間(カバー26の周壁32が嵌合し得る寸法の隙間)
を空けて対応しているが、左右両側壁24S及び後壁2
4Rは、端子挿入部15及び受け室19の外側面に対し
て比較的大きな距離を空けて対応している。この充填室
23の周壁24の高さは、延出溝18及び導入用受け溝
22の溝底面よりも少し高く、受け室19の後壁21と
同じ高さであり、端子挿入口16の開口面よりも低い高
さとされている。周壁24のうち後壁24Rの上縁に
は、導出用受け溝25が各電線42の配索経路と対応す
るように形成されている。この導出用受け溝25は、半
円形をなし、その半径は電線42の外径とほぼ同じ寸法
とされている。かかる導出用受け溝25は、カバー26
の導出用押さえ溝38と協動して導出孔39を形成す
る。
【0014】カバー26は、ハウジング10の上面後縁
における左右両端部において一対のヒンジ27によって
連結されており、ヒンジ27を曲げ変形させつつ前方へ
反転させるようにすることで、ハウジング10に対して
端子挿入口16を覆うように組み付けられる。尚、組付
け状態では、カバー26のロック片28のロック孔29
がハウジング10のロック突起30に係止することで、
組付け状態にロックされる。
【0015】さて、カバー26は、周縁部下面を充填室
23の周壁24の上端面に当接させるようにした全体と
して方形板状をなす本体部31と、この本体部31の下
面から下方へ延出する周壁32とを備えている。周壁3
2は、充填室23の周壁24に対してその内面に沿いつ
つほぼ緊密に嵌合されるようになっている。カバー26
の本体部31における周壁32の内側の領域は、充填室
23の周壁24に当接する周縁部よりも凹んだ(ハウジ
ング10に組み付けた状態では周縁部よりも高くなる)
凹部33となっており、組付け状態では、この凹部33
が端子挿入口16の上端縁に当接するようになってい
る。
【0016】カバー26を組み付けた状態では、充填室
23及び受け室19の上方への開口がカバー26の凹部
33及び周壁32によって密閉される。これにより、ハ
ウジング10とカバー26との間には、端子挿入部15
(端子挿入口16)の後壁17に隣接する受け空間34
が構成されるとともに、この受け空間34と端子挿入部
15(端子挿入口16)を全周に亘って包囲する形態の
充填空間35が構成される。
【0017】受け空間34の上面の開口はカバー26の
凹部33によって塞がれている。また、端子挿入口16
と受け空間34との間は、端子挿入部15の後壁17の
延出溝18によって連通されている。一方、受け空間3
4の後壁21においては、凹部33に形成した導入用押
さえ突部36が導入用受け溝22内に嵌合されることに
よって端子挿入口16と受け室19とを連通させる導入
孔37が形成される。この導入孔37においては、電線
42が大きな隙間を空けずに液密状に挟圧された状態
で、受け空間34から充填空間35へと貫通される。
【0018】カバー26の後壁32Rには、導出用受け
溝25と同じく電線42の外径寸法とほぼ同じ半径の半
円形をなす導出用押さえ溝38が、各導出用受け溝25
と対応して形成されており、この導出用受け溝25と導
出用押さえ溝38によって円形の導出孔39が形成され
ている。この導出孔39においては、電線42がほとん
ど隙間を空けずに液密状に挟圧された状態で、充填空間
35からコネクタ外へと貫通される。
【0019】また、カバー26の本体部31には、組付
け状態において充填空間35内に臨む左右一対の注入用
開口40(本発明の構成要件である注入口及び排気口)
が形成されている。この2つの注入用開口40のうち、
いずれか一方の注入用開口40は、充填剤43注入用の
ノズル(図示せず)が差し込まれて注入口として機能
し、他方の注入用開口40は、充填室23内の空気を排
出させるための排気口として機能する。
【0020】次に、実施形態の作用を説明する。コネク
タの組付けの際には、まず、カバー26を開いた状態で
キャビティ11に端子金具41を挿入するとともに、端
子挿入口16及び充填室23が上向きに開放されるよう
にハウジング10の姿勢を決める。この状態で、端子挿
入口16から延出した電線42を、延出溝18から仕切
壁20に沿わせつつ後方へ延出させるとともに、受け室
19の後壁21の導入用受け溝22及び充填室23の後
壁24Rの導出用受け溝25に載せるようにし、その状
態でカバー26をハウジング10に組み付ける。
【0021】カバー26を組み付けた状態では、カバー
26の周壁32が充填室23の周壁24の内周に沿って
嵌合され、凹部33が端子挿入口16及び受け室19の
上端の開口を塞ぎ、カバー26の導入用押さえ突部36
と導出用押さえ溝38が、ハウジング10の導入用受け
溝22と導出用受け溝25との間で各電線42を挟圧す
る。これにより、ハウジング10とカバー26との間
に、充填空間35と受け空間34が形成され、端子挿入
口16から延出した電線42が、ハウジング10とカバ
ー26の合わせ目の導入孔37を液密状に貫通して充填
空間35内へ導入されるとともに、ハウジング10とカ
バー26の合わせ目の導出孔39を液密状に貫通してコ
ネクタ外へ導出されるようにして配索される。
【0022】カバー26を組み付けたら、例えば右側の
注入用開口40に図示しないノズルを差し込んで充填剤
43を充填空間35内に注入する。注入された充填剤4
3は、充填空間35内の主に右側の部分を満たしつつ、
端子挿入部15及び受け空間34の外壁面に沿って前後
に回り込みながら充填空間35の左側の領域も満たして
いく。この間、左側の注入用開口40を目視している
と、充填空間35内における充填剤43の注入状況が判
る。そして、充填空間35内の充填剤43の液面高さが
この左側の注入用開口40に達したら、右側の注入用開
口40における充填剤43の注入を停止する。これによ
り、充填空間35内に充填剤43が隙間なく充填され
る。充填後は、充填剤43が硬化するのを待つ。
【0023】充填剤43の充填が完了した状態では、ハ
ウジング10の周壁24とカバー26の周壁32との合
わせ目に充填剤43が密着するため、ハウジング10と
カバー26との合わせ目においては、外部からの異物侵
入及び浸水が阻止されているとともに、充填空間35内
の充填剤43の漏出が阻止されている。また、充填空間
35を貫通する電線42の配索経路においては、充填空
間35と受け空間34との間の導入孔37及び充填空間
35とコネクタ外との間の導入孔37が、共に液密状に
電線42を貫通させるようになっているので、この電線
42の配索経路においても、外部からの異物侵入及び浸
水が阻止されるとともに、充填空間35内の充填剤43
の漏出が阻止されている。
【0024】尚、充填剤43の充填量が多過ぎた場合、
その余剰の充填剤43は、導入孔37と電線42との僅
かな隙間を通って充填空間35内から受け空間34へ流
出するので、充填空間35内の充填剤43が端子挿入口
16へ侵入する虞はない。上述のように本実施形態によ
れば、電線42がコネクタ外へ引き出される導出孔39
では、ハウジング10とカバー26との間で電線42を
液密状に挟み付けることによって充填空間35内の充填
剤43の漏出を規制しているので、ゴム栓を用いなくて
も充填剤43の漏出を防止することができる。これによ
り、電線42をゴム栓に貫通させるという煩わしい作業
が不要であり、組付けの作業性に優れている。
【0025】また、注入用開口40を2つ設け、その一
方を充填剤43の充填のために使用し、他方を排気用と
して使用するようにした。これにより、注入側の注入用
開口40がノズルなどで塞がった状態であっても、充填
空間35内の空気を排出して充填剤43の充填動作を円
滑化することができる。また、排気側の注入用開口40
からは、充填剤43の充填状態を目視できるので、充填
剤43の充填量を容易に把握して確実に調整することが
できる。
【0026】カバー26をハウジング10に一体形成し
たので、双方を別体部品とする場合に比べて部品点数が
少なくなり、部品管理が容易となる。注入した充填剤4
3が、万一、充填空間35から導入孔37の隙間を通っ
て漏出したとしても、その漏出した充填剤43は直接端
子挿入口16に至らずに受け空間34に収容されるの
で、充填剤43がキャビティ11内へ侵入することが防
止される。 [他の実施形態]本発明は上記記述及び図面によって説
明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次の
ような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さら
に、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更し
て実施することができる。
【0027】(1)上記実施形態ではカバーをハウジン
グと一体に成形したが、本発明によれば、カバーをハウ
ジングとは別体部品として成形してもよい。 (2)上記実施形態では注入口と排気口をハウジングに
形成したが、本発明によれば、注入口と排気口の双方又
は一方をカバーに形成してもよい。 (3)上記実施形態では排気口を注入口とは別に開口さ
せたが、本発明によれば、注入口と排気口とを共通の開
口としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の分解状態を示す斜視図
【図2】組付け状態を示す斜視図
【図3】カバーを開いた状態のハウジングの底面図
【図4】カバーを開いた状態のハウジングの平面図
【図5】充填剤を充填する前の状態を示す断面図
【図6】組付け状態を示す平面図
【図7】組付け状態を示す断面図
【図8】図6のA−A線断面図
【図9】図4のB−B線断面図
【符号の説明】
10…ハウジング 11…キャビティ 16…端子挿入口 26…カバー 27…ヒンジ 34…受け空間 35…充填空間 37…導入孔 39…導出孔 40…注入用開口(注入口、排気口) 41…端子金具 42…電線 43…充填剤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビティが形成されたハウジングと、 端子挿入口から前記キャビティ内に挿入される端子金具
    と、 この端子金具に接続され、前記端子挿入口から前記キャ
    ビティ外へ延出される電線と、 前記ハウジングに対し前記端子挿入口を覆うように組み
    付けられるカバーとを備えてなり、 前記ハウジングに前記カバーを組み付けた状態では、 前記ハウジングと前記カバーとの間に、前記端子挿入口
    を全周に亘って包囲し、且つ注入口によって外部へ連通
    された充填空間が形成されるとともに、 前記ハウジングと前記カバーの合わせ目に、前記端子挿
    入口から延出した前記電線を液密状に挟み付けつつ前記
    充填空間内へ導入する導入孔と、その充填空間内に導入
    された電線を液密状に挟み付けつつ外部へ導出する導出
    口とが形成され、 前記充填空間内には前記注入口から充填剤が充填されて
    いることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記注入口からの前記充填剤の注入に伴
    って前記充填空間内の空気を外部へ排出可能な排気口
    が、前記注入口とは別個に設けられていることを特徴と
    する請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記カバーがヒンジを介して前記ハウジ
    ングと一体に成形されていることを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記充填空間と前記端子挿入口との間
    に、前記導入孔に臨む受け空間が形成されていることを
    特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のコ
    ネクタ。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7238036B2 (en) 2005-08-31 2007-07-03 Yazaki Corporation Connector
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