JP2002288242A - 設計支援システム、及び設計支援方法 - Google Patents

設計支援システム、及び設計支援方法

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JP2002288242A JP2001179402A JP2001179402A JP2002288242A JP 2002288242 A JP2002288242 A JP 2002288242A JP 2001179402 A JP2001179402 A JP 2001179402A JP 2001179402 A JP2001179402 A JP 2001179402A JP 2002288242 A JP2002288242 A JP 2002288242A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過去の設計作業の履歴データの再利用性を高
め、作業効率を向上できる設計支援システムを提供す
る。 【解決手段】 設計作業履歴データを指示により分割し
て単位作業履歴データを生成するとともに、履歴内の作
業担当者による入力作業部分を検索してその作業に対す
る設計支援情報の入力を受け付け、入力された設計支援
情報を単位作業履歴データ中に挿入して、データベース
1に蓄積する。この単位作業履歴データを再利用する作
業担当者は、設計支援装置2の表示部24に表示される
設計支援ウインドウ内で先行して再生される設計作業履
歴データ及びそれに含まれる設計支援情報を参照しつつ
設計作業を遂行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CAD(Computer
Aided Design)等の設計支援システムに係り、特に作
業効率の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のCADでは、プリミティブと呼ば
れる基本的な図形要素を組み合わせたり、プリミティブ
やその組み合わせに所定処理を行ったりして図形をモデ
リングすることが通常行われている。具体的に立方体の
一辺を曲面状に丸めた形状を作成する場合、立方体プリ
ミティブに対し、その一辺に対する丸め処理を行って図
形を作成したり、同じ図形であっても、例えば1/4円
を押し出し処理して作成したりする。
【0003】従来、CADシステムとして、プリミティ
ブの生成や配置、処理等の作業内容の履歴を作業履歴デ
ータとして記録するとともに、この作業履歴データによ
って作成される図形そのもののデータ(図形データ)を
対応付けて図13に示すようなファイルとして記録管理
するCADシステムが知られている。このようなCAD
システムでは、作業履歴データをさかのぼって、過去の
作業内容を修正することができる。例えば、ボルトやナ
ットなどの部品要素の設計作業の履歴は、そのデザイン
や構造がある程度共通化されており、またその形状も単
純なので他の製品の設計を行う際にも再利用が容易であ
る。
【0004】ところで、実際の設計現場では、1つの製
品の設計作業を、複数の設計チームで分担して並列的に
遂行することで、設計の迅速化を図ることがよく行われ
る。このような設計分担は、個々のチームの設計の結果
が他のチームの設計と齟齬を生じることのないよう慎重
に決定されるが、この相互依存の関係を完全になくすこ
とは困難である。例えば一つの車両のボデーの設計にお
いても、ボデーの外形状(意匠面とも呼ばれる)のデザ
インとボデー各部の個々の構成部品の設計とは、別のチ
ームとにより行われるが、ボデー部品の形状は、ボデー
外形状に適合しなければならないので、当該ボデー外形
状が定まらないと決定できない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のCADシステムでは、例えば車両のボデー部品の設
計などでは、そのデザインや構造が設計対象ごとに異な
り、しかもその形状が複雑で、作業履歴データが300
0〜7000ステップに上る。このため作業履歴データ
を再利用しようとしても、そこから必要な形状部分を取
り出して、各ステップの作業の意味を把握する等のオー
バーヘッドを配慮すると、再利用することは現実的でな
く、結果的に再度1から設計作業を行うこととなって作
業効率が低い。また、ある作業履歴データが、たまたま
再利用可能な程度のステップからなっていても、例えば
その作業時に描画した線分の方向や、入力した座標値な
どの情報の意味がわからないと、実際の設計に再利用す
ることは困難であった。
【0006】一方、各設計作業の履歴を記録しておく際
に、その設計作業を行った時点での意匠面を参照しなが
ら、例えば仮の意匠面を基準にして当該仮意匠面からの
オフセット量を指定して形状が表現されている場合に
は、意匠面に変更があっても当該変更後の意匠面からの
オフセット量で形状を再現することによって、変更後の
意匠面に適合した形状を容易に生成できる。しかし、仮
の意匠面と変更後の意匠面との間で参照の対象となって
いる面の数や、境界線の向き等に変更があった場合、適
合した形状が正しく生成されなくなる。
【0007】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、過去の作業履歴データの再利用性を高めて、作業効
率を向上できる設計支援システムを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、設計支援システムにおいて、形
状モデルを生成するための設計作業の履歴を、当該形状
モデルの部分ごとに分割し、単位作業履歴データとして
複数保持する保持手段と、前記保持手段に保持される複
数の単位作業履歴データのうち、選択された少なくとも
二つの単位作業履歴データを取り出す選択手段と、前記
選択された少なくとも二つの単位作業履歴データを合成
し、各々の単位作業履歴データに対応する部分形状モデ
ルを接続した合成形状モデルを生成するための設計作業
データを出力する合成手段と、を含むことを特徴として
いる。
【0009】また、上記従来例の問題点を解決するため
の本発明は、基準形状に適合した設計対象物の形状モデ
ルを生成するために、当該設計対象物の形状モデルを生
成するための作業データを出力する設計支援システムで
あって、第1基準形状を参照して行われた設計作業の履
歴のうち、所定部分ごとの形状モデルに対応する設計作
業履歴ごとに分割して得られた単位作業履歴データ、を
複数保持する保持手段と、第2基準形状のデータの指定
を受け付ける手段と、前記保持手段に保持される複数の
単位作業履歴データのうち、選択された複数の単位作業
履歴データを取り出す選択手段と、取り出された単位作
業履歴データの各々を合成するとともに、前記単位作業
履歴データに含まれる設計作業のうち、前記第1基準形
状を参照して行われたものについては、前記指定された
第2基準形状を参照しながら設計作業を再現して、第2
基準形状に適合した合成形状モデルに対応する作業デー
タを出力する手段と、を含むことを特徴としている。
【0010】ここで、前記出力される作業データに対
し、当該作業データにて生成される一体的形状モデルに
関し、少なくとも一つの技術的特性値を演算する手段を
さらに有することも好適である。
【0011】また、前記保持手段は、各単位作業履歴デ
ータに、各単位作業履歴データにより生成される部分形
状モデルが満たすべき技術的条件を関連づけて蓄積し、
前記演算された技術的特性値と、作業データの元となっ
た単位作業履歴データに関連する前記技術的条件とを比
較する手段を備え、当該比較の結果が所定の設計処理に
供されることとするのも好適である。
【0012】さらに、第3の基準形状のデータの指定を
受け付ける手段を含み、前記出力される作業データに含
まれる作業のうち、前記第2の基準形状を参照して行わ
れる作業については、前記指定された第3の基準形状を
参照しながら設計作業を再現して前記作業データを変換
し、前記第3の基準形状に適合する形状モデルに対応し
た変換作業データを出力することも好適である。
【0013】さらに、単位履歴データを生成する際に、
設計作業の履歴を分析し、作業担当者による入力作業を
抽出する手段と、抽出した前記入力作業を作業担当者に
提示して、設計支援情報の入力を受け付ける手段と、前
記設計支援情報が入力されたときに、当該設計支援情報
を再利用時に表示するべく前記設計作業の履歴中に記録
し、単位履歴データに分割する手段と、を含むことも好
適である。
【0014】上記従来例の問題点を解決するための本発
明は、設計支援システムであって、一連の設計作業履歴
を作業履歴データとして再利用のために保持し、当該作
業履歴データに基づいて形状を生成する設計支援システ
ムにおいて、前記作業履歴データを分析し、作業担当者
による入力作業を抽出する手段と、抽出した前記入力作
業を作業担当者に提示して、設計支援情報の入力を受け
付ける手段と、前記設計支援情報が入力されたときに、
当該設計支援情報を再利用時に表示するべく前記作業履
歴データ中に記録する手段と、を含むことを特徴として
いる。これにより、再利用しようとする作業者に対し
て、各作業の意味などを記述した設計支援情報を提供す
ることができるようになり、再利用性が向上し、作業効
率が向上する。
【0015】また、この設計支援システムにおいて、前
記作業履歴データを設計対象物ごとに事前に定められた
作業単位に分割して単位作業履歴データを生成する手段
をさらに含むことが好ましい。これにより、作業履歴デ
ータを所定の要素に分割して登録することができ、例え
ば側面部分のみの作業履歴データの再利用が促進され
る。
【0016】また、上記従来例の問題点を解決するため
の本発明は、設計支援システムであって、過去に為され
た設計作業の履歴が設計対象物ごとに定められた作業単
位に分割された単位作業履歴データであって、その設計
作業のうち入力作業に関連する設計支援情報を含んでな
る単位作業履歴データを蓄積する手段と、設計対象物の
指定を受けて、前記単位作業履歴を選択可能に提示する
手段と、前記選択された単位作業履歴を逐次的に再生し
て形状を生成する手段と、前記単位作業履歴の再生中に
入力作業が要求されるときに、当該入力作業に関連する
設計支援情報を提供する手段と、を含むことを特徴とし
ている。
【0017】また、この設計支援システムにおいて、前
記単位作業履歴の再生中に、再生しようとする作業履歴
が事前に設定されたガイド表示条件に合致するか否かを
判断する手段と、ガイド表示条件に合致するときに、当
該条件に関連して設定されたガイド表示を行う手段と、
を含むことが好ましい。
【0018】さらに、上記従来例の問題点を解決するた
めの本発明は、設計支援システムにおいて、過去に為さ
れた設計作業の履歴が設計対象物ごとに定められた作業
単位に分割された単位作業履歴データであって、その設
計作業のうち入力作業に関連する設計支援情報を含んで
なる単位作業履歴データを蓄積する手段と、前記単位作
業履歴データを参照し、設計作業の履歴を逐次的に再生
して得られる設計対象物の形状を表示する第1表示手段
と、前記第1表示手段での再生状況に先行しつつ設計作
業の履歴を再生し、単位作業履歴データ内に含まれる設
計支援情報を表示する第2表示手段と、を含むことを特
徴としている。
【0019】さらに、上記従来例の問題点を解決するた
めの本発明は、一連の設計作業履歴を作業履歴データと
して再利用のために保持し、当該作業履歴データに基づ
いて形状を生成する設計支援方法において、前記作業履
歴データを分析し、作業担当者による入力作業を抽出す
る工程と、抽出した前記入力作業を作業担当者に提示し
て、設計支援情報の入力を受け付ける工程と、前記設計
支援情報が入力されたときに、当該設計支援情報を再利
用時に表示するべく前記作業履歴データ中に記録する工
程と、を含むことを特徴とする。
【0020】また、上記従来例の問題点を解決するため
の本発明は、設計支援方法であって、過去に為された設
計作業の履歴が設計対象物ごとに定められた作業単位に
分割された単位作業履歴データであって、その設計作業
のうち入力作業に関連する設計支援情報を含んでなる単
位作業履歴データを蓄積する工程と、設計対象物の指定
を受けて、前記単位作業履歴を選択可能に提示する工程
と、前記選択された単位作業履歴を逐次的に再生して形
状を生成する工程と、前記単位作業履歴の再生中に入力
作業が要求されるときに、当該入力作業に関連する設計
支援情報を提供する工程と、を含むことを特徴とする。
【0021】また、この設計支援方法において、前記単
位作業履歴の再生中に、再生しようとする作業履歴が事
前に設定されたガイド表示条件に合致するか否かを判断
し、ガイド表示条件に合致するときに、当該条件に関連
して設定されたガイド表示を行う工程をさらに含むこと
が好ましい。
【0022】上記従来例の問題点を解決するための本発
明は、設計支援システムにおいて、過去に為された設計
作業の履歴が設計対象物ごとに定められた作業単位に分
割された単位作業履歴データであって、その設計作業の
うち入力作業に関連する設計支援情報を含んでなる単位
作業履歴データを蓄積する手段と、前記単位作業履歴デ
ータを参照し、設計作業の履歴を逐次的に再生して得ら
れる設計対象物の形状を表示する第1表示手段と、前記
第1表示手段での再生状況に先行しつつ設計作業の履歴
を再生し、単位作業履歴データ内に含まれる設計支援情
報を表示する第2表示手段と、を含むことを特徴として
いる。
【0023】また、上記従来例の問題点を解決するため
の本発明は、コンピュータによる設計支援方法におい
て、部分形状モデルを生成するための、一連の設計作業
履歴が、作業履歴データとしてデータベース内に複数保
持されており、プロセッサへ入力された指令により、前
記保持された複数の作業履歴データのうち、選択された
少なくとも二つの作業履歴データが取り出される工程
と、前記取り出された少なくとも二つの作業履歴データ
を合成し、各々の作業履歴データに対応する部分形状モ
デルを接続した一体形状モデルを生成するための設計作
業データを出力する工程と、を行うことを特徴としてい
る。
【0024】さらに、上記従来例の問題点を解決するた
めの本発明は、コンピュータが、プロセッサへの入力に
より、所望の基準形状に適合した設計対象物の形状モデ
ルを生成するために、当該設計対象物の形状モデルを生
成するための作業データを出力する設計支援方法であっ
て、過去に、それぞれ基準形状を参照して行われた設計
作業の履歴を、作業履歴データとしてデータベース内に
複数保持し、プロセッサへ入力された指令により、所望
の基準形状である第2基準形状のデータの指定を受け付
ける工程と、前記データベースに保持される複数の作業
履歴データのうち、選択された複数の作業履歴データが
取り出される工程と、取り出された作業履歴データの各
々を合成するとともに、前記作業履歴データに含まれる
設計作業のうち、前記過去にそれぞれの基準形状を参照
して行われたものについては、前記指定された第2基準
形状を参照しながら設計作業を再現して、第2基準形状
に適合した合成形状モデルに対応する作業データを出力
する工程と、を行うことを特徴としている。ここで合成
の対象となった各設計作業履歴は、それぞれ異なる基準
形状(それぞれ異なる第1基準形状)を参照してなされ
たものでもよい。
【0025】さらに、上記従来例の問題点を解決するた
めの本発明は、一連の設計作業履歴が作業履歴データと
して再利用のために保持されており、コンピュータがプ
ロセッサへ入力された指令により、当該作業履歴データ
に基づいて形状を生成する設計支援方法において、プロ
セッサへの入力により前記作業履歴データを分析し、作
業担当者による入力作業を抽出する工程と、抽出した前
記入力作業を作業担当者に提示して、設計支援情報の入
力を受け、前記設計支援情報が入力されたときに、当該
設計支援情報を再利用時に表示するべく前記作業履歴デ
ータ中に記録する工程と、を含むことを特徴としてい
る。
【0026】さらに、上記従来例の問題点を解決するた
めの本発明は、設計支援方法において、過去に為された
設計作業の履歴が設計対象物ごとに定められた作業単位
に分割された単位作業履歴データであって、コンピュー
タがその設計作業のうち入力作業に関連する設計支援情
報を含んでなる単位作業履歴データを蓄積する工程と、
コンピュータが設計対象物の指定を受けて、前記単位作
業履歴を選択可能に提示する工程と、前記選択された単
位作業履歴を逐次的に再生して形状を生成する工程と、
前記単位作業履歴の再生中に入力作業が要求されるとき
に、当該入力作業に関連する設計支援情報を提供する工
程と、を含むことを特徴としている。
【0027】またここで、コンピュータが前記単位作業
履歴データの再生中に、再生しようとする作業履歴が事
前に設定されたガイド表示条件に合致するか否かを判断
し、ガイド表示条件に合致するときに、当該条件に関連
して設定されたガイド表示を行う工程をさらに含むこと
も好ましい。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。本実施の形態に係る設計支援
システムは、図1に示すように、作業履歴データを蓄積
する手段としてのデータベース1と、設計支援装置2と
を含んでなる。設計支援装置2は、制御部21(プロセ
ッサ)と記憶部22と外部記憶装置23と表示部24と
操作部25とから基本的に構成されている。データベー
ス1と設計支援装置2は、ネットワーク等を介して接続
されている。
【0029】データベース1は、過去に設計支援装置2
で行われた設計作業の記録を設計作業履歴データとして
保持している。本実施の形態において特徴的なことは、
このデータベース1に保持されている設計作業履歴デー
タが設計対象物ごとに事前に設定された作業単位ごとに
分割されて登録されていることである。以下、この作業
単位を単位作業履歴データと呼ぶ。つまり、車両のボデ
ー部品であれば、事前に「側面」、「中骨」等の単位が
定められ、設計作業履歴データは、これらの部分のデー
タごとに分割されて、単位設計作業履歴データとしてデ
ータベース1に登録されている。
【0030】具体的にこのデータベース1には、図2に
示すように、設計対象物ごとに、過去に行われた設計作
業の履歴が単位作業履歴に分割され、各々その名称とと
もに登録されている(A)。また、この単位作業履歴の
実行結果としての形状が併せて登録されていることが好
ましい(B)。
【0031】さらに本実施の形態において特徴的なこと
は、この単位作業履歴データ中に作業担当者が設定した
設計支援情報が含まれていることである。この設計支援
情報の設定については、後に制御部21の動作とともに
説明する。
【0032】設計支援装置2の制御部21は、設計作業
に対応する処理(設計処理)と、この設計作業の内容を
編集する処理(編集処理)とを基本的に行う。これらの
各処理については後に詳しく説明する。記憶部22は、
ハードディスクなどであり、制御部21により実行され
る設計処理及び編集処理のプログラムを格納している。
外部記憶装置23は、CD−ROMやDVD等の記録媒
体からプログラムを読み出して、制御部21に出力す
る。この読み出されたプログラムは、制御部21により
記憶部22にインストールされる。表示部24は、ディ
スプレイなどであり、制御部21からの指示に従って表
示の処理を行う。操作部25は、マウスやキーボードな
どであり、作業担当者の操作内容を制御部21に出力す
る。
【0033】[制御部の処理]ここで、制御部21の設
計処理及び編集処理について具体的に説明する。制御部
21は、設計処理として、設計用のウインドウ画面(メ
インウインドウ)を表示し、従来のパラメトリックCA
Dと同様の設計作業を処理する。そして、この設計作業
の内容を作業履歴データとしてデータベース1に登録す
る。
【0034】[編集処理]制御部21は、このようにし
て登録された作業履歴データを作業担当者の指示により
分析開始し、図3に示す編集処理を開始する。制御部2
1は、処理対象となった作業履歴データを読み出して
(S1)、この作業履歴データから作業担当者の入力作
業を検索する(S2)。ここで入力作業としては、例え
ばプリミティブの指定や座標値の入力、演算指示(プリ
ミティブAとプリミティブBとの和(結合)や差(切り
抜き)、積(重合部分の取り出し)の指示、及びその順
序(AからBを差引きするか、BからAを差引きするか
の順序)等がある。
【0035】そして、入力作業が検索により見いだされ
たか否かを判断し(S3)、見いだされたときには(Y
esならば)、その時点での入力作業の内容を表示部2
4に強調表示し(S4)、作業担当者に対しコメントや
その作業の意味などの設計支援の情報の入力を求める
(S5)。そして、設計支援情報の入力があった場合、
又は入力しない旨の指示があった場合には、そのいずれ
の場合であったかを判断し(S6)、設計支援情報が入
力された場合には(入力あり)、その入力された情報を
当該入力作業に関連づけて作業履歴データ中に挿入し
(S7)、処理S2に戻って処理を続ける。また、処理
S6において、設計支援情報が入力されなかったときに
は(入力なし)、そのまま処理S2に戻って処理を続け
る。
【0036】さらに、処理S3において、検索によりそ
れ以上の入力作業が見いだされなかったときには(すべ
ての入力作業について処理S4〜S7の処理が完了した
ときには)、処理後の作業履歴データをデータベース1
に登録して処理を終了する。
【0037】ここで、処理S4における強調表示は、例
えば作業を行う前後の形状の状態を交互に表示してアニ
メーションとして表示したり、作業コマンドを表示した
りすることで行われる。この編集処理により、本発明の
入力作業を抽出し、設計支援情報の入力を受けて作業履
歴データ中に記録する手段及び手順がソフトウエア的に
実現される。
【0038】[単位作業履歴データの生成]また、制御
部21は、作業履歴データ中で指定された第1の位置か
ら第2の位置までのデータを抽出して、名称を付して保
存し、データベース1に単位作業履歴データとして登録
する処理を行う。これにより、単位作業履歴データを生
成する手段及び手順が実現される。
【0039】具体的に、L字型の部材を設計して、次に
それを分割して単位作業履歴データを生成する場合につ
いて説明する。まず、L字型を設計する際に、L字を構
成する2つの辺を別々に設計して組み合わせることがで
きる。つまり、第1の断面形状を生成し、当該生成した
第1の断面形状を引き延ばす設計操作を行って、柱状形
状(第1の辺)を作成し、これとは別に当該第1の辺に
直交するように、第2の断面形状を生成して、当該生成
した第2の断面形状を引き延ばす設計操作をして別の柱
状形状(第2の辺)を作成する。すると、第1の辺と第
2の辺とが生成されるので、次にこれらを接合してL字
を設計する。ここで、第1の断面形状と、第2の断面形
状とが異なる場合があり、この場合には、両断面形状を
内挿して、つなぎ目となる部分(つなぎ目ブロック)を
形成する。
【0040】次に、このようにして設計したL字型の設
計作業の履歴を分割して単位作業履歴データを生成す
る。この分割の単位は任意に決定できるのであるが、例
えば、第1の辺と、第2の辺と、つなぎ目ブロックとに
分割することができる。
【0041】制御部21は、作業履歴の中で、第1の断
面形状を生成する指示(第1の位置)から、それを引き
延ばして柱状形状を生成する指示(第2の位置)までの
データを単位作業履歴データとして取りだす操作を作業
担当者から受けて、当該取り出した単位作業履歴データ
に付する名称を作業担当者に問い合わせ、当該名称の入
力を受けて、この名称とともに、先に取り出した単位作
業履歴データをデータベース1に登録する。
【0042】次に、第2の断面形状を生成する指示を第
1の位置とし、これを引き延ばして第2の柱状形状を生
成する指示を第2の位置として、同様に単位作業履歴デ
ータを取りだしてデータベース1に登録する。また、本
実施の形態において特徴的なことは、当該第1の断面形
状から第2の断面形状へのつなぎ目ブロックを生成する
指示をも単位作業履歴データとしてデータベース1に登
録可能となっていることである。
【0043】ここで、第1の断面形状やその引き延ば
し、第2の断面形状やその引き延ばしの指示は、所定の
意匠面からのオフセット値等として指示されてもよい。
すなわち、別途指定された意匠面をなす面要素の座標値
を基準として、断面形状の各頂点や引き延ばし方向、引
き延ばしの量等を指定するようにしても構わない。ま
た、各指示においては、当該設計部分が所要の性能を発
揮するのに必要な寸法値などの条件(設計要件)や、当
該部分の加工技術上必要となる値の条件(生産技術要
件)等を含んで指示されてもよい。尚、内挿の際には、
作業担当者から指示された内挿パラメータに応じて内挿
処理が行われ、この内挿パラメータによってつなぎ目ブ
ロックの形状は若干異なる。
【0044】こうしてデータベース1に登録された単位
作業履歴データは、実際の設計処理の際に利用される。
【0045】[設計処理]次に、本実施の形態の設計支
援装置2の制御部21の設計処理について説明する。設
計処理の過程では、過去に行われた設計作業の内容を再
利用のために取り込む処理を支援する作業を行う。すな
わち、制御部21は、データベース1から単位作業履歴
データを読み出す指示の入力を受けて、図4に示す処理
を開始し、現在設計しようとしている設計対象物に関連
する単位作業履歴データの名称(又はそれにより得られ
る形状)を読み出して、表示部24に選択可能に提示す
る(S11)。この表示の態様は、図5(a)に示すよ
うに、その名称の一覧を示すものであってもよいし、好
ましくは図5(b)に示すように、その形状を一覧に表
示するものであってもよい。ここで、操作部25のマウ
ス操作などにより、単位作業履歴データの一つが選択さ
れると、制御部21は、その単位作業履歴データをデー
タベース1から読み出して(S12)、設計支援ウイン
ドウを表示し(S13)、単位作業履歴データを1手ず
つ逐次的に実行する処理を行い(S14)、実行を完了
すると処理を終了する。このように、単位作業履歴デー
タを複数蓄積したデータベース1は、いわば、単位作業
履歴データの「棚」ということができ、作業担当者は、
この「棚」から単位作業履歴データを取りだして流用し
ながら設計を行うことができるのである。
【0046】ここで、単位作業履歴データを逐次的に実
行する処理S14は、図6に示すように、読み出した単
位作業履歴データの次の1作業手順を取り出し(S2
0)、それが入力作業であるか否かを調べる(S2
1)。この入力作業としては、例えばプリミティブの指
定や座標値の入力、演算指示の指示等がある。そして、
入力作業でなければ(Noであれば)、その作業をメイ
ンウインドウ内で再生し(S22)(すなわち、形状を
生成して)、処理S20に戻って処理を続ける。
【0047】一方、処理S21で、取り出された作業手
順が入力作業であれば(Yesならば)、それに関連づ
けられた設計支援情報があるか否かを判断し(S2
3)、設計支援情報があれば(Yesならば)、この設
計支援情報を設計支援ウインドウに表示して(S2
4)、操作を待機する(S25)。そして、処理S25
において行われた操作が単位作業履歴データをそのまま
実行する指示であれば(承認指示)、処理S20に戻っ
て処理を続ける(B)。一方、処理S23において、設
計支援情報がなければ(Noならば)、処理S20で取
り出された作業手順をそのまま実行してよいか否かを作
業担当者に問い合わせる表示を行い(S26)、処理S
25に移行する。
【0048】また、処理S25において行われた操作が
単位作業履歴データとは異なる操作であるときには(別
操作)、この操作に応じてメインウインドウ内の形状に
対する操作を実行し(S27)、次の入力作業を検索し
て(つまり、今回の入力作業をスキップして)(S2
8)、処理S20に戻って、その検索された入力作業か
ら処理を続行する。尚、処理S20にて次の作業がない
場合、又は処理S28にて次の入力作業が検索できなか
ったときには、処理を終了する。
【0049】ここで、処理S24及びS26における表
示の際に、処理S20で取り出された作業手順を実行す
ると、その結果としてどのような形状となるかを示す表
示を設計支援ウインドウ内に行うことが好ましい。これ
は、次の入力作業のコマンドまでの手順を設計支援ウイ
ンドウ内で再生することにより行われる。つまり、設計
支援ウインドウ内の表示は、メインウインドウ内で行わ
れている設計の状況に先行しつつ同期しており、途中の
作業形状に再利用中の単位作業履歴データとは異なる作
業手順がなされても、次の入力作業から再度同期するよ
うになっている。尚、ここでは、単位作業履歴データと
は異なる操作が行われたときに、対応する操作をスキッ
プする(処理S28)ようにしているが、この操作をス
キップするか否かを作業担当者に問い合わせて、スキッ
プする指示があったときにのみ処理S28を実行し、そ
うでないときには、処理S23から繰り返し実行するよ
うにしてもよい。
【0050】[作業担当者の入力によらない支援情報]
ここまでの説明においては、処理S24又はS26で行
われる表示に併せて為される設計支援情報は事前に再生
中の単位作業履歴データの作成者(又は編集者)によっ
て設定されたものとしていたが、例えば線分の入力操作
や多数のステップにより一つの形状を設定する場合の入
力操作、所定形状を移動する操作等の特定の操作を表す
コマンドに対し、表示態様を表す情報を関連づけたガイ
ド表示条件を記憶部22に蓄積しておき、再生中の作業
履歴に係るコマンドがこのガイド表示条件に合致するか
否かを判断し、合致するときにこのコマンドに関連づけ
られた表示態様の情報に従って、所定のガイド表示を設
計支援ウインドウ内で行うようにすることも好ましい。
このガイド表示は例えば、図7に示すような態様で行わ
れる。つまり、線分の入力操作に対しては、その線分の
方向を示す強調表示が矢印(X)を表すことによって行
われ(図7(a))、多数のステップの入力を要する場
合には、その入力の順序を示す数字が各入力により設定
される形状の近傍に表示(Y)される(図7(b))。
さらに、図形の移動に対しては、その移動方向が矢印
(Z)により表示される(図7(c))。また再生箇所
の強調表示(図7(d))、演算の際の形状要素の入力
順序(図7(e))等も表示される。
【0051】さらに、作業履歴中に、手順をかけて生成
するのではなく、サイズのみを入力して定義される形状
(スケッチ)が含まれる場合には、当該形状の定義に使
われる座標軸の表示(図7(f))、サイズの条件(拘
束条件)の表示(図7(g))、取り込まれたスケッチ
要素の表示(図7(h))等もガイド表示として実行さ
れる。
【0052】なお、演算の際の形状要素の入力順序と
は、例えば前に入力した形状要素(先行形状要素)から
次に入力した形状要素(後続形状要素)を差引き演算し
て、新たな形状要素を作成する際に、誤って逆向きに、
つまり後続形状要素から先行形状要素を差引きして異な
る形状要素を作成してしまうことを防止するものであ
る。
【0053】このようなメインウインドウを表示する処
理により、本発明の第1表示手段が実現され、設計支援
ウインドウを表示する処理により、本発明の第2表示手
段が実現される。
【0054】[指定された意匠面を基準とする再生]
尚、制御部21による設計処理においては、単位作業履
歴データが過去の設計で使われた意匠面(元の意匠面
(本発明における第1基準形状))を基準として、例え
ば当該意匠面からのオフセット値を利用して作業履歴が
構成されていることがある。このように、基準となる形
状要素(点、線分、面など)が別の形状要素を規定する
(つまり、ここでいう別の形状要素が基準となる形状要
素のデータを参照する)ことによって、特定の意匠面に
適合させながら設計を行うことができる。なお、単位作
業履歴データは、それぞれ異なる意匠面に基づく設計作
業によって作成されていてもよい。すなわち、上記第1
基準形状は複数あってもよい。
【0055】この場合には、当該設計処理に先立って設
計内容が適合すべき意匠面の指定を受けておき、図6に
示した手順の再生(処理S22)において当該指定され
た意匠面(本発明における第2基準形状)を基準とし
て、作業履歴に含まれるオフセット値等を利用する。
【0056】ここで、意匠面は一般に複数の面の形状要
素を組み合わせて設計されており、再生する手順がどの
面(あるいはどの面グループ)を基準とするかの指定を
受けて、当該基準として指定された面形状を基準として
作業履歴を再生する。これにより、指定された意匠面に
適合する部材の設計を、過去の設計履歴に基づいて行う
ことができる。
【0057】このようにして指定意匠面に適合する部材
の設計結果については、制御部21は、有限要素法など
の方法によって強度解析などを行い、技術的特性を示す
値(技術的特性値)を演算し、その結果を作業担当者に
提示する。
【0058】[設計要件・生産技術要件の利用]また、
この技術的特性値と、作業履歴中に含まれている設計要
件及び生産技術要件との比較を行い、その結果を作業担
当者に提示することにより、作業担当者に設計内容の評
価結果を随時提供して、形状変更(設計履歴の編集)等
に伴う技術的特性値の変動を把握し、技術的特性値を適
正な値に維持しながら設計を行うことが容易になる。
【0059】[二つ以上の単位作業履歴データの合成]
作業担当者は、設計処理で取り出した2つ以上の単位作
業履歴データを合成して、一つの合成形状を生成するこ
ともできる。例えば、側面の部分を設計した作業履歴で
ある第1の単位作業履歴と、中骨の部分を設計した作業
履歴である第2の単位作業履歴とを取り出しておき、こ
れらの形状を指定した端部にて接合する指示を行う。こ
の指示は、接合する端部の形状に対し、新たに内挿パラ
メータを指定して内挿する指示であってもよいし、単位
作業履歴データとしてデータベース1に登録されている
つなぎ目ブロックを取り出して、当該つなぎ目ブロック
として含まれている内挿パラメータを利用して接合する
指示であってもよい。後者によると、過去の設計履歴を
活用でき、設計作業を簡便にできる。
【0060】このようにして生成される合成形状は、複
数の単位作業データを合成した一連の作業手順の履歴に
よって生成される。そして、この合成後の一連の作業手
順についても1手順ずつ逐次的に実行することができる
ようにしておくことが好ましい。この場合、合成により
得られた一連の作業手順から逐次、次の1作業手順を取
り出して図6に示した処理と同様の処理を実行する。す
なわち、この取り出した手順について、それが入力作業
(プリミティブの指定や座標値の入力、演算指示の指示
等)であるか否かを調べ、入力作業でなければ、その作
業をメインウインドウ内で再生し(すなわち、形状を生
成して)、入力作業であれば、それに関連づけられた設
計支援情報があるか否かを判断して、設計支援情報があ
れば、この設計支援情報を設計支援ウインドウに表示し
て、操作を待機する。また、設計支援情報がなければ、
作業手順をそのまま実行してよいか否かを作業担当者に
問い合わせる表示を行って、操作を待機する。
【0061】ここで作業担当者は、そのまま実行する指
示(承認指示)を入力するか、異なる操作を行う(別操
作)。承認指示が入力された場合には当該作業データが
そのまま実行されて次の手順を取り出す処理に戻って処
理を続ける。
【0062】また別操作が行われたときには、当該操作
に応じてメインウインドウ内の形状に対する操作を実行
し、次の入力作業を検索して(つまり、今回の入力作業
をスキップして)、その検索された入力作業を取り出し
て処理を続ける。なお、次の作業がなくなった場合、又
は次の入力作業が検索できなかったときには、処理を終
了する。
【0063】このように本実施の形態によると、単位作
業履歴データを合成した結果として得られた一連の作業
手順の履歴についても、作業担当者に各単位履歴データ
のつなぎ目(合成点)を意識させることなく、逐次的に
手順を再生し、かつ設計支援情報の提供が行われる。
【0064】[基本動作]次に、本実施の形態の設計支
援システムの基本的動作について説明する。データベー
ス1には、過去の設計作業の履歴が各設計対象物ごと
に、単位作業履歴データとしてそれぞれ複数蓄積されて
いる。新たな製品の設計を行う作業担当者は、設計支援
装置2に対して、設計対象物とデザインの情報を入力
し、その設計対象物に関連づけられた単位作業履歴デー
タを表示部24に表示させる。ここで作業担当者が表示
された単位作業履歴データからその一つを選択する操作
を行うと、設計支援ウインドウが表示され、選択された
単位作業履歴データの再生が開始される。
【0065】作業担当者は、設計支援ウインドウ内で先
んじて再生される形状を参照し、そのまま利用する場合
には、当該再生を承認し、変更又は追加する場合には、
その作業履歴の一部に代えて、又はそれに加えて設計操
作を行う。
【0066】また、本実施の形態の設計支援装置2は、
この再生の過程で、作業担当者が入力すべき情報(プリ
ミティブの指定や座標値の入力その他の情報)があると
きに、これに対し、単位作業履歴データ内に設計支援の
情報が含まれているときには、その情報を表示する。さ
らに、事前に定められたコマンドに対応するガイド表示
がある場合には、そのガイド表示を行う。
【0067】作業担当者は、これらの設計支援情報を見
ることにより、各入力作業の意味などの情報を知ること
ができ、また、ガイド表示により作業の内容についてよ
り詳しい情報を知ることができるようになる。これによ
り、作業履歴データの再利用が促進され、設計作業の効
率が向上する。
【0068】さらに、本実施の形態では、このようにし
て得られた設計作業の履歴データに対して、それに含ま
れる入力作業を検索し、各入力作業に対して設計支援情
報の入力を求めるインタフェースを提供する。これによ
り、作業担当者が設計支援情報を入力する手間が軽減さ
れる。
【0069】[意匠面に基づく設計の動作]また、本実
施の形態の設計支援システムを用いて、意匠面に基づく
設計を行う際の動作について説明する。データベース1
には、過去の設計作業の履歴が各設計対象物ごとに、単
位作業履歴データとしてそれぞれ複数蓄積されている。
ここで蓄積されている単位作業履歴データは、過去の設
計作業で用いられた意匠面(元の意匠面)を基準として
設計されている。
【0070】新たな意匠面に適合した新たな部材の設計
を行う作業担当者は、設計支援装置2に対して、当該新
たな意匠面の情報を入力する。設計支援装置2は、以
降、この新たな意匠面を基準として作業履歴データを再
生することになる。
【0071】そして作業担当者が、設計対象物とデザイ
ンとを入力すると、その設計対象物に関連づけられた単
位作業履歴データを表示部24に表示させる。ここで作
業担当者が表示された単位作業履歴データからその一つ
を選択する操作を行うと、設計支援ウインドウが表示さ
れ、選択された単位作業履歴データの再生が開始され
る。この再生の際、元の意匠面を基準として行われた作
業は、新たに指定された意匠面を基準として再生され
る。
【0072】すなわち、選択した単位作業履歴データ
が、図8(a)に示すように、元の意匠面(D1)を基
準としたオフセット値(a1,a2…)を用いた作業に
より作られ、意匠面に沿ったプレート上に凹部形状を有
するものであるとき、この単位作業履歴データに対する
設計要件として凹部の幅Lの最小値が設定され、生産技
術要件として凹部の内壁と、意匠面に平行なプレートと
のなす角θの最小、最大値が設定されているとする。
尚、ここでは説明をわかりやすくするために、意匠面を
ある面で破断した状態を図示している。
【0073】そして図8(b)に示す意匠面(D2)が
新たに指定された場合に、当該図8(a)の単位作業履
歴データであると、この意匠面D2を基準としてオフセ
ット値(a1,a2…)が再現されて、凹部を有する形
状Fが設計される。
【0074】作業担当者は、設計支援ウインドウ内で先
んじて再生される形状Fを参照し、そのまま利用する場
合には、当該再生を承認し、変更又は追加する場合に
は、その作業履歴の一部に代えて、又はそれに加えて設
計操作を行う。
【0075】また、本実施の形態の設計支援装置2は、
この再生の過程で、作業担当者が入力すべき情報(プリ
ミティブの指定や座標値の入力その他の情報)があると
きに、これに対し、単位作業履歴データ内に設計支援の
情報が含まれているときには、その情報を表示する。さ
らに、事前に定められたコマンドに対応するガイド表示
がある場合には、そのガイド表示を行う。
【0076】また、このとき作業担当者が評価の指示を
行うと、技術的特性値が有限要素法などによって演算さ
れ、設計要件や生産技術要件と当該演算された技術的特
性値とが比較されて、その結果が作業担当者に提示され
る。
【0077】作業担当者は、これらの設計支援情報及び
技術的特性値の演算結果等を見ることにより、各入力作
業の意味などの情報を知ることができ、また、ガイド表
示により作業の内容についてより詳しい情報を知ること
ができるようになる。さらに、技術的特性値の演算結果
などにより、適切な設計が行われる。このように、作業
履歴データの再利用が促進され、設計作業の効率が向上
する。
【0078】[正式意匠への変換]ところで、すでに述
べたように、意匠面のデザインは、当該意匠面に適合し
てなされるべき部材の設計と並行して行われることがあ
る。この場合、部材設計を仮の意匠面を基準として行っ
ておき、最終決定された意匠面(本意匠面)のデザイン
が完了したときに、先に仮意匠面(本発明の第2基準形
状に相当する)を基準に行った設計履歴を、本意匠面を
基準にした設計履歴に置き換えて、本意匠面(本発明の
第3基準形状に相当する)に適合した部材を設計する。
【0079】この際、次のような技術的問題が発生する
ことがある。すなわち、(1)構成面数の変化に伴うエ
ラー、(2)境界線の向きや数の変化によるエラー、
(3)面の向きの反転に伴うエラー、(4)面の折れに
よるエラーが発生する。具体的に、(1)構成面数の変
化に伴うエラーとは、図9に示すように、仮意匠面10
2上のある面要素A,Bを基準に設計され、この面10
2に接するように条件づけされた面104がある場合、
本意匠において、この仮意匠面102に対応する意匠面
102aが3つの面要素C,D,Eからなっていると、
参照すべき基準の面がC,D,Eのどの面に相当するの
かが不明で、システム側での判断ができなくなることを
指す。
【0080】また(2)境界線の向きや数の変化による
エラーとは、面が、境界線を規定する1巡りのループに
よって表されることに由来するもので、このループが右
回りであるか左回りであるかにより、例えば仮意匠では
右回りであったループが、本意匠では左回りになってい
ると、当該境界線を基準に行われた作業の結果により生
成される形状が意図しないものとなる。さらに(3)面
の向きの反転に伴うエラーとは、ある面に対し、その
「正の方向」(例えば当該面を規定するループの向きに
右ねじを回したときに、当該ねじの進行方向を正と定め
る)に向かって指定した形状を生成する場合がある。こ
の種の作業では、面の向きが反転すると、形成される形
状が意図したものと異なることとなってしまう。
【0081】ここで、個々の面要素は、CADシステム
が内部的に生成するものであるので、仮意匠面と本意匠
面とで、当該意匠面の設計者の知らない間に対応する面
の向きが逆転してしまうことが起こり得る。
【0082】さらに(4)面の折れによるエラーとは、
仮意匠では滑らかに接続されていた複数の面要素が、本
意匠においては滑らかに接続されない場合に発生するエ
ラーである。具体的にある曲面に対して線を投影し、そ
の投影線により面を切断して形状を形成したとき、この
投影線を参照して別の作業を行う場合がある。このと
き、滑らかに接続されている面要素群から得られる投影
線は、一本の滑らかな曲線を描くため、これを参照して
行われた別の作業は、一本の曲線に対応するものとな
る。ところが、当該投影線に対応する面群が滑らかに接
続されなくなると、この投影線が折れ線となり、複数の
線分から構成されることとなる。従って、一本の曲線を
参照して行われた作業について、参照先の投影線を特定
することができなくなり、エラーが生じるのである。
【0083】これらの事情に鑑みて、単位作業履歴デー
タを組み合わせて設計を行う場合と同様に、設計支援情
報を表示するようにしてもよい。しかしながら、仮意匠
と本意匠との間は大きく異なるものではないので、仮意
匠に含まれる面要素と、本意匠に含まれる面要素との間
で、面グループ同士の対応付けを行うことができる。そ
こで、この対応付けを本意匠を基準として手順を再生す
る前に行う。具体的にこの対応付けは、作業担当者が仮
意匠面と本意匠面とを表示させ、両者に面グループを設
定し、それぞれIDを割り当てる。そして、対応する面
グループを指定する。これにより面グループの対応付け
が設定され、対応する面グループのIDがペアとして登
録される。また、このように対応付けが為されること
で、対応する面を規定するループの方向が変更されてい
るか否かが判断でき、さらには面の向きも判断可能であ
る。従って、このような対応付けを事前に行うことで上
記(1)〜(3)の問題が解決される。
【0084】また、対応付けされた各面グループ(仮意
匠の面グループと本意匠の面グループとの各々)に含ま
れている面要素の接続関係を調べることにより、一方が
滑らかに接続され、他方が滑らかに接続されていない場
合に、作業担当者にその旨を報知し、部材の設計作業の
編集や、意匠面の設計者に対して折れをなくすよう求め
る等の措置を行わせ、(4)のエラーの発生を除去する
ことができる。
【0085】[全体的な作業の遂行]このように、本実
施の形態に係る設計支援システム(本システム)による
と、図10に示すような設計フローが実現できる。ここ
では、車両の設計の場合について説明する。まず、作業
担当者は、あるボデー形状の意匠(第1基準形状)を基
準にして行った設計作業の履歴を任意の単位で分割して
切り出して、単位作業履歴データとしてデータベース1
に登録しておくことができる(S31)。こうして登録
された単位作業履歴データは、後の再利用のために設計
対象物ごとの単位に整理して登録され、「棚」を形成す
る(A)。また、本システムは、このように再利用のた
めに登録するにあたり、作業担当者が入力を行った手順
を見つけだし、ここで設計支援情報の入力を求め、入力
された設計支援情報を手順に含めて登録する。
【0086】この段階で、データベース1内に登録され
る単位作業履歴データは、特定の意匠や特定の接合関係
に依存しない、汎用性のある手順として登録されること
となる。このため、新たなボデーに適合した部材の設計
を行う際には、この単位作業履歴データを流用した設計
が可能となる。つまり、作業担当者は、この新たなボデ
ー形状について、ボデーのデザイン部門が仮の意匠とし
て提示した形状(第2基準形状)を基準として設定す
る。
【0087】そして、単位作業履歴データをデータベー
ス1(「棚」)から取り出して、設計作業を遂行する
(S32)。この際、実際の設計内容を反映するメイン
ウインドウMの他に、当該実際の設計内容に先行して、
単位作業履歴データの再生を行い、その結果を示す設計
支援のためのサブウインドウSが表示され(図11)、
入力された設計支援情報があればそれをこのサブウイン
ドウS内に表示する。これにより、作業担当者は、この
時点で指定すべき入力内容を知ることができ、再利用が
スムーズに行われる。ここで作業担当者は、単位作業履
歴データを利用せずに新たに設計作業を行ってもよい。
【0088】作業担当者は、こうして単位作業履歴デー
タを流用し、又は新たに設計した要素を組み合わせて、
各要素間を接合する「つなぎ目」を生成し、合成した形
状を形成するなどの操作を行って、第2基準形状に適合
した部材の設計を遂行して、仮設計原図の作業履歴デー
タを生成する。
【0089】ここで、単位作業履歴データを編集した
り、新たに設計作業を行ったりして得られた作業の履歴
のデータは、必要に応じて任意の単位に分割されて単位
作業履歴データとしてデータベース1に登録される(S
33)。このように再利用と登録とが適宜行われて、デ
ータベース1の内容が充実する。
【0090】さらに、この段階で、第2基準形状への適
合のために単位作業履歴データにより生成される形状に
基づく技術的特性値が所要の設計要件及び生産技術要件
を具備しているか否かが評価され、その結果が提示され
る(S34)。この提示を受けて、作業担当者はさらに
作業履歴データの編集を行い、所要の要件を具備するよ
うに設計を変更する。これにより、正式の意匠が仕上が
る前の段階で、部品の特性解析を行うことができ、設計
作業をスムーズに遂行できる。
【0091】そして、ボデーのデザイン部門が正式の意
匠(本意匠;第3基準形状)の設計を完了した段階で、
仮設計原図の作業履歴データが参照する基準形状(意匠
面)を置き換えて、本意匠に対する設計原図の作業履歴
データを生成する(S35)。また、この本意匠に対す
る作業履歴データの生成に先立って、仮意匠と本意匠と
の間の面グループの対応付けを行っておき、各面グルー
プの対応付けを参照しながら基準とする面、線分の向
き、面の方向等に配慮しつつ意匠の置き換えが達成され
る。また、面グループの折れがある場合には、意匠面や
作業履歴データに編集を加えることで、本意匠に適合す
る形状を生成する作業履歴データを得ることができる。
そして、こうして得られた作業履歴データが型の設計工
程など、後続の工程に利用される。
【0092】なお、ここまでの説明では、設計支援の情
報は、サブウインドウSに表示されることとしていた
が、設計支援の情報を表示するウインドウと、実際の設
計内容を反映するウインドウとは互いに独立したメイン
ウインドウとして実現されてもよい。このような実装
は、例えば一つの設計支援アプリケーション中で、それ
ぞれのウインドウを別々に管理するようにプログラムを
記述して行うことができ、また各ウインドウに対応する
個別のアプリケーションを作成し、マルチタスクOS上
で動作させることにより実装することもできる。この場
合、図12に示すように、各ウインドウをタイリングし
て(配列して)表示することもでき、実際の設計内容を
反映するウインドウを閉じて、設計支援の情報を表示す
るウインドウのみを表示させることも可能である。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、形状モデルを生成する
ための設計作業の履歴を、当該形状モデルの部分ごとに
分割し、単位作業履歴データとして複数保持し、この保
持される複数の単位作業履歴データのうち、選択された
少なくとも二つの単位作業履歴データを取り出して、合
成し、各々の単位作業履歴データに対応する部分形状モ
デルを接続した合成形状モデルを生成するための設計作
業データを出力する設計支援システムとしている。この
ように、設計作業の履歴を部分ごとに分割して保持し、
後の合成を可能としておくことで、過去の作業履歴デー
タの再利用性を向上できる。
【0094】また、本発明によれば、基準形状に適合し
た設計対象物の形状モデルを生成するために、当該設計
対象物の形状モデルを生成するための作業データを出力
する設計支援システムであって、第1基準形状を参照し
て行われた設計作業の履歴のうち、所定部分ごとの形状
モデルに対応する設計作業履歴ごとに分割して得られた
単位作業履歴データ、を複数保持し、第2基準形状のデ
ータの指定を受け付けて、保持している複数の単位作業
履歴データのうち、選択された複数の単位作業履歴デー
タを取り出して合成し、それとともに単位作業履歴デー
タに含まれる設計作業のうち、第1基準形状を参照して
行われたものについては、指定された第2基準形状を参
照しながら設計作業を再現して、第2基準形状に適合し
た合成形状モデルに対応する作業データを出力する設計
支援システムとしている。このように設計作業の履歴を
部分ごとに分割して保持し、後の合成を可能としておく
ことで、過去の作業履歴データの再利用性を向上でき
る。
【0095】また、本発明によれば、一連の設計作業履
歴を作業履歴データとして再利用のために保持し、当該
作業履歴データに基づいて形状を生成する設計支援シス
テムが、作業履歴データを分析し、作業担当者による入
力作業を抽出し、この抽出した入力作業を作業担当者に
提示して、設計支援情報の入力を受け付けて、設計支援
情報が入力されると、これを再利用時に表示するべく作
業履歴データ中に記録するので、作業履歴データの再利
用が促進され、設計作業の効率が向上する。
【0096】また、この作業履歴データが設計対象物ご
とに事前に定められた作業単位に分割され、単位作業履
歴データとしてそれぞれ蓄積されることで、再利用性を
さらに高めることができる。
【0097】さらに本発明によれば、過去に為された設
計作業の履歴が設計対象物ごとに定められた作業単位に
分割された単位作業履歴データであって、その設計作業
のうち入力作業に関連する設計支援情報を含んでなる単
位作業履歴データを蓄積し、設計対象物の指定を受け
て、単位作業履歴を選択可能に提示し、選択された単位
作業履歴を逐次的に再生して形状を生成し、この単位作
業履歴の再生中に入力作業が要求されるときに、当該入
力作業に関連する設計支援情報を提供する設計支援シス
テムとしているので、各入力作業の意味や内容の理解が
設計支援情報により容易になり、作業履歴データの再利
用が促進され、設計作業の効率が向上する。
【0098】またここで、単位作業履歴の再生中に、再
生しようとする作業履歴が事前に設定されたガイド表示
条件に合致するか否かを判断し、このガイド表示条件に
合致するときに、当該条件に関連して設定されたガイド
表示を行うことで、さらに詳細な情報が提供されて作業
履歴データの理解が容易になり、設計作業の効率がより
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る設計支援システム
の構成ブロック図である。
【図2】 データベース1に蓄積されている作業履歴デ
ータの一例を表す説明図である。
【図3】 編集処理の一例を示すフローチャート図であ
る。
【図4】 設計処理の一例を示すフローチャート図であ
る。
【図5】 選択画面の例を表す説明図である。
【図6】 設計処理の一部分を例示するフローチャート
図である。
【図7】 ガイド表示の例を示す説明図である。
【図8】 意匠面と作業履歴データとの関係を表す説明
図である。
【図9】 意匠置き換え時のエラー発生の状況の一例を
表す説明図である。
【図10】 本実施の形態の設計支援システムによる設
計フローを表す流れ図である。
【図11】 画面表示の一例を表す説明図である。
【図12】 画面表示の一例を表す説明図である。
【図13】 設計データのファイルの内容の一例を表す
説明図である。
【符号の説明】
1 データベース、2 設計支援装置、21 制御部、
22 記憶部、23外部記憶装置、24 表示部、25
操作部。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 形状モデルを生成するための設計作業の
    履歴を、当該形状モデルの部分ごとに分割し、単位作業
    履歴データとして複数保持する保持手段と、 前記保持手段に保持される複数の単位作業履歴データの
    うち、選択された少なくとも二つの単位作業履歴データ
    を取り出す選択手段と、 前記選択された少なくとも二つの単位作業履歴データを
    合成し、各々の単位作業履歴データに対応する部分形状
    モデルを接続した合成形状モデルを生成するための設計
    作業データを出力する合成手段と、 を含むことを特徴とする設計支援システム。
  2. 【請求項2】 基準形状に適合した設計対象物の形状モ
    デルを生成するために、当該設計対象物の形状モデルを
    生成するための作業データを出力する設計支援システム
    であって、 第1基準形状を参照して行われた設計作業の履歴のう
    ち、所定部分ごとの形状モデルに対応する設計作業履歴
    ごとに分割して得られた単位作業履歴データ、を複数保
    持する保持手段と、 第2基準形状のデータの指定を受け付ける手段と、 前記保持手段に保持される複数の単位作業履歴データの
    うち、選択された複数の単位作業履歴データを取り出す
    選択手段と、 取り出された単位作業履歴データの各々を合成するとと
    もに、前記単位作業履歴データに含まれる設計作業のう
    ち、前記第1基準形状を参照して行われたものについて
    は、前記指定された第2基準形状を参照しながら設計作
    業を再現して、第2基準形状に適合した合成形状モデル
    に対応する作業データを出力する手段と、 を含むことを特徴とする設計支援システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の設計支援システムにおい
    て、 前記出力される作業データに対し、当該作業データにて
    生成される合成形状モデルに関し、少なくとも一つの技
    術的特性値を演算する手段をさらに有することを特徴と
    する設計支援システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の設計支援システムにお
    いて、 前記保持手段は、各単位作業履歴データに、各単位作業
    履歴データにより生成される部分形状モデルが満たすべ
    き技術的条件を関連づけて蓄積し、 前記演算された技術的特性値と、作業データの元となっ
    た単位作業履歴データに関連する前記技術的条件とを比
    較する手段を備え、 当該比較の結果が所定の設計処理に供されることを特徴
    とする設計支援システム。
  5. 【請求項5】 請求項2から4のいずれかに記載の設計
    支援システムにおいて、 さらに、第3の基準形状のデータの指定を受け付ける手
    段を含み、 前記出力される作業データに含まれる作業のうち、前記
    第2の基準形状を参照して行われる作業については、前
    記指定された第3の基準形状を参照しながら設計作業を
    再現して前記作業データを変換し、前記第3の基準形状
    に適合する形状モデルに対応した変換作業データを出力
    することを特徴とする設計支援システム。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の設計
    支援システムにおいて、さらに、 単位履歴データを生成する際に、 設計作業の履歴を分析し、作業担当者による入力作業を
    抽出する手段と、 抽出した前記入力作業を作業担当者に提示して、設計支
    援情報の入力を受け付ける手段と、 前記設計支援情報が入力されたときに、当該設計支援情
    報を再利用時に表示するべく前記設計作業の履歴中に記
    録し、単位履歴データに分割する手段と、 を含むことを特徴とする設計支援システム。
  7. 【請求項7】 一連の設計作業履歴を作業履歴データと
    して再利用のために保持し、当該作業履歴データに基づ
    いて形状を生成する設計支援システムにおいて、 前記作業履歴データを分析し、作業担当者による入力作
    業を抽出する手段と、抽出した前記入力作業を作業担当
    者に提示して、設計支援情報の入力を受け付ける手段
    と、 前記設計支援情報が入力されたときに、当該設計支援情
    報を再利用時に表示するべく前記作業履歴データ中に記
    録する手段と、 を含むことを特徴とする設計支援システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の設計支援システムにお
    いて、 前記作業履歴データを設計対象物ごとに事前に定められ
    た作業単位に分割して単位作業履歴データを生成する手
    段をさらに含むことを特徴とする設計支援システム。
  9. 【請求項9】 過去に為された設計作業の履歴が設計対
    象物ごとに定められた作業単位に分割された単位作業履
    歴データであって、その設計作業のうち入力作業に関連
    する設計支援情報を含んでなる単位作業履歴データを蓄
    積する手段と、 設計対象物の指定を受けて、前記単位作業履歴を選択可
    能に提示する手段と、 前記選択された単位作業履歴を逐次的に再生して形状を
    生成する手段と、 前記単位作業履歴の再生中に入力作業が要求されるとき
    に、当該入力作業に関連する設計支援情報を提供する手
    段と、 を含むことを特徴とする設計支援システム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の設計支援システムに
    おいて、さらに、 前記単位作業履歴の再生中に、再生しようとする作業履
    歴が事前に設定されたガイド表示条件に合致するか否か
    を判断する手段と、 ガイド表示条件に合致するときに、当該条件に関連して
    設定されたガイド表示を行う手段と、 を含むことを特徴とする設計支援システム。
  11. 【請求項11】 過去に為された設計作業の履歴が設計
    対象物ごとに定められた作業単位に分割された単位作業
    履歴データであって、その設計作業のうち入力作業に関
    連する設計支援情報を含んでなる単位作業履歴データを
    蓄積する手段と、 前記単位作業履歴データを参照し、設計作業の履歴を逐
    次的に再生して得られる設計対象物の形状を表示する第
    1表示手段と、 前記第1表示手段での再生状況に先行しつつ設計作業の
    履歴を再生し、単位作業履歴データ内に含まれる設計支
    援情報を表示する第2表示手段と、 を含むことを特徴とする設計支援システム。
  12. 【請求項12】 部分形状モデルを生成するための、一
    連の設計作業履歴が、作業履歴データとしてデータベー
    ス内に複数保持されており、 プロセッサへ入力された指令により、 前記保持された複数の作業履歴データのうち、選択され
    た少なくとも二つの作業履歴データが取り出される工程
    と、 前記取り出された少なくとも二つの作業履歴データを合
    成し、各々の作業履歴データに対応する部分形状モデル
    を接続した一体形状モデルを生成するための設計作業デ
    ータを出力する工程と、 を行うことを特徴とするコンピュータによる設計支援方
    法。
  13. 【請求項13】 コンピュータが、プロセッサへの入力
    により、所望の基準形状に適合した設計対象物の形状モ
    デルを生成するために、当該設計対象物の形状モデルを
    生成するための作業データを出力する設計支援方法であ
    って、 過去に、それぞれ基準形状を参照して行われた設計作業
    の履歴を、作業履歴データとしてデータベース内に複数
    保持し、 プロセッサへ入力された指令により、 所望の基準形状である第2基準形状のデータの指定を受
    け付ける工程と、 前記データベースに保持される複数の作業履歴データの
    うち、選択された複数の作業履歴データが取り出される
    工程と、 取り出された作業履歴データの各々を合成するととも
    に、前記作業履歴データに含まれる設計作業のうち、前
    記過去にそれぞれの基準形状を参照して行われたものに
    ついては、前記指定された第2基準形状を参照しながら
    設計作業を再現して、第2基準形状に適合した合成形状
    モデルに対応する作業データを出力する工程と、 を行うことを特徴とする設計支援方法。
  14. 【請求項14】 一連の設計作業履歴が作業履歴データ
    として再利用のために保持されており、コンピュータが
    プロセッサへ入力される指令により当該作業履歴データ
    に基づいて形状を生成する設計支援方法において、 プロセッサへの入力により前記作業履歴データを分析
    し、作業担当者による入力作業を抽出する工程と、 抽出した前記入力作業を作業担当者に提示して、設計支
    援情報の入力を受け、前記設計支援情報が入力されたと
    きに、当該設計支援情報を再利用時に表示するべく前記
    作業履歴データ中に記録する工程と、 を含むことを特徴とする設計支援方法。
  15. 【請求項15】 過去に為された設計作業の履歴が設計
    対象物ごとに定められた作業単位に分割された単位作業
    履歴データであって、コンピュータがその設計作業のう
    ち入力作業に関連する設計支援情報を含んでなる単位作
    業履歴データを蓄積する工程と、 コンピュータが設計対象物の指定を受けて、前記単位作
    業履歴を選択可能に提示する工程と、 前記選択された単位作業履歴を逐次的に再生して形状を
    生成する工程と、 前記単位作業履歴の再生中に入力作業が要求されるとき
    に、当該入力作業に関連する設計支援情報を提供する工
    程と、 を含むことを特徴とする設計支援方法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の設計支援方法にお
    いて、 コンピュータが前記単位作業履歴データの再生中に、再
    生しようとする作業履歴が事前に設定されたガイド表示
    条件に合致するか否かを判断し、ガイド表示条件に合致
    するときに、当該条件に関連して設定されたガイド表示
    を行う工程をさらに含むことを特徴とする設計支援方
    法。
  17. 【請求項17】 コンピュータに、 部分形状モデルを生成するための、一連の設計作業履歴
    を、作業履歴データとして複数保持する手順と、 前記保持された複数の作業履歴データのうち、選択され
    た少なくとも二つの作業履歴データを取り出す手順と、 前記取り出された少なくとも二つの作業履歴データを合
    成し、各々の作業履歴データに対応する部分形状モデル
    を接続した一体形状モデルを生成するための設計作業デ
    ータを出力する手順と、 を実行させることを特徴とする設計支援プログラム。
  18. 【請求項18】 コンピュータに、 所望の基準形状に適合した設計対象物の形状モデルを生
    成するために、当該設計対象物の形状モデルを生成する
    ための作業データを出力させる設計支援プログラムであ
    って、 第1基準形状を参照して行われた設計作業の履歴を、作
    業履歴データとして複数保持する手順と、 所望の基準形状である第2基準形状のデータの指定を受
    け付ける工程と、 前記保持された複数の作業履歴データのうち、選択され
    た複数の作業履歴データを取り出す手順と、 取り出された作業履歴データの各々を合成するととも
    に、前記作業履歴データに含まれる設計作業のうち、前
    記第1基準形状を参照して行われたものについては、前
    記指定された第2基準形状を参照しながら設計作業を再
    現して、第2基準形状に適合した一体的形状モデルに対
    応する作業データを出力する手順と、 をコンピュータに実行させることを特徴とする設計支援
    プログラム。
  19. 【請求項19】 コンピュータに、 一連の設計作業履歴を作業履歴データとして再利用のた
    めに保持する手順と、 前記作業履歴データを分析し、作業担当者による入力作
    業を抽出する手順と、 抽出した前記入力作業を作業担当者に提示して、設計支
    援情報の入力を受け付ける手順と、 前記設計支援情報が入力されたときに、当該設計支援情
    報を再利用時に表示するべく前記作業履歴データ中に記
    録する手順と、 を実行させることを特徴とする設計支援プログラム。
  20. 【請求項20】 コンピュータに、 過去に為された設計作業の履歴が設計対象物ごとに定め
    られた作業単位に分割された単位作業履歴データであっ
    て、その設計作業のうち入力作業に関連する設計支援情
    報を含んでなる単位作業履歴データを蓄積する手順と、 設計対象物の指定を受けて、前記単位作業履歴を選択可
    能に提示する手順と、 前記選択された単位作業履歴を逐次的に再生して形状を
    生成する手順と、 前記単位作業履歴の再生中に入力作業が要求されるとき
    に、当該入力作業に関連する設計支援情報を提供する手
    順と、 を実現させることを特徴とする設計支援プログラム。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の設計支援プログラ
    ムにおいて、 前記単位作業履歴の再生中に、再生しようとする作業履
    歴が事前に設定されたガイド表示条件に合致するか否か
    を判断し、ガイド表示条件に合致するときに、当該条件
    に関連して設定されたガイド表示を行う手順をさらに含
    むことを特徴とする設計支援プログラム。
  22. 【請求項22】 請求項17から21のいずれかに記載
    の設計支援プログラムを格納したことを特徴とするコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
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