JP2002287920A - 画像形成制御ソフトウェアの配信に係る情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

画像形成制御ソフトウェアの配信に係る情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム及び記憶媒体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置に脱着可能に利用される消耗品
の消耗品情報に応じた最適な画像形成制御ソフトウェア
を画像形成装置に対して提供できる仕組みを提供する。 【解決手段】 ネットワークを介して画像形成装置15
0と相互に通信可能な画像形成装置管理装置200及び
ホストコンピュータ300から成る配信サーバを設け、
該配信サーバは、画像形成装置150に装着された消耗
品の識別情報及び稼動情報を受信する受信手段と、受信
した消耗品の情報に応じた画像形成制御ソフトウェアを
画像形成装置150に送信するソフトウェア配信手段と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子写真複
写機、電子写真プリンタ等の画像形成装置で使用される
画像形成制御ソフトウェアの配信や管理に係る情報処理
装置及び情報処理方法及びプログラム並びに記憶媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、レーザービームプリンタや複写
機といった電子写真方式による画像形成装置において最
適なソフトウェアが常にインストールされ、画像形成装
置に最善の制御が施されることが望まれる。
【0003】このような要望を踏まえ、特開平05−7
3329号公報には、装置自体が所定の使用状況に達す
ると、通信ネットワークインターフェースを介して外部
装置に最新の制御プログラムの送信要求を送り自動的に
制御プログラムの置換を行う画像形成装置が提案されて
いる。
【0004】また、特開2000−267201号公報
には、機器稼動情報等に基づいて、各部に対する必要な
バージョンのソフトウェアを組み合わせて、またプリン
ト情報により規定動作との差を求めて各動作計数の補正
量を組み合わせてそれぞれの画像形成装置に対応するバ
ージョンアップキットを作成し、該作成したソフトウェ
アをE−Mailの添付ファイルとして遠隔から画像形
成装置に対して配信する仕組みが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。即ち、何れの従来技術においても、画像形成装置
に脱着可能な形態を採用する、例えば、像担持体である
感光体や帯電手段である帯電ローラや現像剤であるトナ
ーや現像剤担持体である現像ローラ等を一体に組み込ん
だプロセスカートリッジ等の交換消耗品の特性を考慮し
た画像形成制御ソフトウェアの一元管理は実現されない
という問題点があった。
【0006】即ち、従来の技術によれば、画像形成装置
の動作回数等、画像形成装置本体そのものの稼動情報に
応じた画像形成制御ソフトウェアの更新制御は実現され
ていたが、その画像形成装置本体に脱着可能に装着され
る消耗パーツに対応する画像形成制御ソフトウェアは想
定されていなかった。例えば、プロセスカートリッジが
所定の画像形成装置に対して新たに装着されたとして
も、所定の画像形成装置本体にインストールされている
制御ソフトウェアが更新されていなければ、新たに装着
された消耗品に最適な画像形成制御ソフトウェアを実現
することはできなかった。
【0007】また、画像形成装置本体の機種が異なるに
も拘らず同種別の消耗品が利用されることがある。しか
しながら、そのような画像形成装置の種別(特性)と消
耗品の種別との組合せに応じたソフトウェア配信は従来
の技術では全く想定されていなかった。
【0008】また、画像形成装置或は該画像形成装置に
利用される各種消耗品は、稼動状況に応じて特性が変化
してくることが知られているが、その動的特性変化に関
して、生産ロットが異なることにより同一の種別(機
種)の製品であっても稼動状況に対して異なる動的特性
変化を示す場合があり、そのような生産ロットによって
異なる動的特性変化対応するような画像形成制御ソフト
ウェアを最適に適用するようなことは従来の技術では想
定されてはいなかった。
【0009】また、画像形成装置に利用される消耗品は
使用済みとなった場合に繰り返し交換されることが頻繁
に想定される。しかしながら、そのような消耗品が使用
済みとなるようなタイミングの度にユーザがソフトウェ
アの更新を意識するようなことはユーザにとって煩雑な
作業を強いることになり、消耗品の交換に際して効率良
く最適な画像形成制御ソフトウェアの更新を実行できる
ような仕組みが望まれる。
【0010】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、画像
形成装置に脱着可能に利用される消耗品の消耗品情報に
応じた最適な画像形成制御ソフトウェアを画像形成装置
に対して提供できる仕組みを提供することにある。
【0011】更に他の目的として、消耗品の生産ロット
や稼動状況によらず常に高品位な画像形成を行うことを
可能ならしめる画像形成制御ソフトウェアの配信の仕組
みを提供することにある。
【0012】更に他の目的として、画像形成装置本体に
脱着可能な消耗品パーツに対して効率良いタイミングで
最適な画像形成制御ソフトウェアを更新することができ
る仕組みを提供することにある。
【0013】更に他の目的として、画像形成装置の種別
と該画像形成装置に脱着可能な消耗品の種別に応じた最
適な画像形成制御ソフトウェアを更新することが可能な
仕組みを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明では以下の構成を有することを特徴とす
る。
【0015】即ち、画像形成制御ソフトウェアをネット
ワークを介して配信する情報処理装置であって、前記ネ
ットワークを介して通信可能とされた外部装置から画像
形成装置に脱着可能な消耗品に関する消耗品情報を受信
する受信手段と、前記消耗品情報に応じた画像形成制御
ソフトウェアを前記外部装置に前記ネットワークを介し
て配信するソフトウェア配信手段とを有することを特徴
とする。
【0016】また更なる好適な形態として、消耗品情報
に応じた複数の画像形成制御ソフトウェアを記憶する記
憶手段と、該記憶手段から前記受信手段にて受信した消
耗品情報に応じた画像形成制御ソフトウェアを検索し決
定する決定手段とを更に有し、前記ソフトウェア配信手
段は前記決定手段によって決定された画像形成制御ソフ
トウェアを前記外部装置に前記ネットワークを介して配
信することを特徴とする。
【0017】また更なる好適な形態として、前記消耗品
情報は前記消耗品の生産ロット番号を特定するための情
報を含み、前記記憶手段には前記生産ロット番号に応じ
た最適な画像形成制御ソフトウェアが記憶されており、
前記決定手段は前記消耗品情報より特定された生産ロッ
ト番号に対応した画像形成制御ソフトウェアを検索し決
定し、前記ソフトウェア配信手段は前記決定手段によっ
て決定された前記生産ロット番号に応じた画像形成制御
ソフトウェアを前記外部装置に前記ネットワークを介し
て配信することを特徴とする。
【0018】また更なる好適な形態として、前記記憶手
段は前記消耗品情報に対応した前記消耗品を構成する各
パーツの生産ロットの組合せに応じた最適な画像形成制
御ソフトウェアを記憶しており、前記決定手段は前記消
耗品情報より前記消耗品の生産ロットの組み合わせに応
じた画像形成制御ソフトウェアを検索し決定し、前記ソ
フトウェア配信手段は前記決定手段によって決定された
前記生産ロットの組み合わせに応じた画像形成制御ソフ
トウェアを前記ネットワークを介して前記外部装置に配
信することを特徴とする。
【0019】また更なる好適な形態として、前記ネット
ワークを介して前記画像形成装置、或は、前記消耗品の
稼動情報を収集する収集手段と、前記記憶手段に記憶さ
れた所定の生産ロット番号に対応する複数の画像形成制
御ソフトウェアから前記収集手段によって収集された稼
動情報に応じた画像形成制御ソフトウェアを選択する選
択手段とを更に有し、ソフトウェア配信手段は前記選択
手段によって選択された画像形成制御ソフトウェアを前
記ネットワークを介して配信することを特徴とする。
【0020】また更なる好適な形態として、前記消耗部
品には少なくとも画像形成装置によって利用される感光
体、或は、帯電ローラ、或は、トナーが含まれることを
特徴とする。
【0021】また更なる好適な形態として、前記消耗品
情報に画像形成装置によって利用される感光体の生産ロ
ット番号が含まれる場合に、前記消耗品情報が感光体の
生産ロット番号であることを認識する認識手段を更に有
し、前記ソフトウェア配信手段は前記感光体を露光する
際の光量を前記画像形成装置に制御させるための画像形
成制御ソフトウェアを前記ネットワークを介して配信す
ることを特徴とする。
【0022】また更なる好適な形態として、前記受信手
段は前記画像形成装置の種類を識別する為の画像形成装
置識別情報を更に受信し、前記決定手段は前記画像形成
装置識別情報と前記消耗品情報とから画像形成制御ソフ
トウェアを決定し、前記消耗品情報には少なくとも前記
消耗品の種別を特定する為の情報が含まれることを特徴
とする。
【0023】或は、画像形成装置に脱着可能な消耗品に
関する消耗品情報をネットワークを介して通信可能な画
像形成制御ソフトウェア配信サーバに送信する送信手段
と、前記消耗品情報に応じて前記配信サーバにて決定さ
れ送信されてくる画像形成制御ソフトウェアを前記ネッ
トワークを介して受信する受信手段とを有することを特
徴とする。
【0024】また更なる好適な形態として、前記画像形
成装置に脱着可能な消耗品の消耗品情報を認識する認識
手段と、前記認識手段によって認識された消耗品情報が
所定の記憶部に記憶されている消耗品情報と異なるか否
か判断する判断手段と、前記判断手段によって前記消耗
品情報が異なると判断された場合に、画像形成制御ソフ
トウェアの更新を促す表示をさせるよう制御する制御手
段とを更に有する。
【0025】また更なる好適な形態として、前記受信手
段によって受信した画像形成制御ソフトウェアを前記画
像形成装置にインストールする設定制御手段と、前記画
像形成装置による画像形成処理が実行中か否かを判定す
る判定手段を更に有し、前記設定制御手段は前記判定手
段の判定に基づきインストールを実行することを特徴と
する。
【0026】或は、画像形成制御ソフトウェアをネット
ワークを介して配信する第1の情報処理装置と、該第1
の情報処理装置と通信可能な第2の情報処理装置と、か
らなる画像形成制御ソフトウェア配信システムにおい
て、前記第1の情報処理装置は、前記ネットワークを介
して通信可能とされた前記第2の情報処理装置から画像
形成装置に脱着可能な消耗品に関する消耗品情報を受信
する受信手段と、前記消耗品情報に応じた画像形成制御
ソフトウェアを前記第2の処理装置に前記ネットワーク
を介して配信するソフトウェア配信手段とを有すること
を特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成については、
特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれ
らのみに限定する趣旨のものではない。
【0028】また、以下に説明する本発明に係る画像形
成制御ソフトウェアの配信システムの各実施形態の説明
は、本発明に係る配信サーバ、配信方法、配信プログラ
ム及び該プログラムを記録した記録媒体、並びに、画像
形成装置及び画像形成制御方法の各実施形態の説明も兼
ねるものである。
【0029】(第1の実施の形態)以下に、本発明の第
1の実施の形態に係る配信システムを添付図面に基づい
て説明する。
【0030】図1は本実施の形態におけるシステム全体
図の一例を示したものである。製造者側とユーザ側とは
公衆回線250を介して通信可能に接続されている。公
衆回線としてはユーザ側に設置された機器と通信が可能
な所定の通信回線であれば本発明の目的は達成されるも
のであり、例えば、電話回線、デジタル回線、或は、デ
ジタル電波を利用した無線通信回線などが想定される。
また、ここでいう製造者側とは少なくとも以下の実施の
形態にて説明する画像形成制御ソフトウェアを配信する
機能を備えた情報処理装置を運営するものを指す。
【0031】製造者側にはユーザ側の複数または単体の
画像形成装置を管理する画像形成装置管理装置200及
び、ホストコンピュータ300がネットワークを介して
接続されている。本実施の形態では、画像形成装置管理
装置200及びホストコンピュータ300で配信サーバ
を構成している。無論、画像形成装置管理装置200と
ホストコンピュータ300は同一の装置であっても、本
発明の目的を達成することはできる。
【0032】また、ユーザ側では、複数の画像形成装置
150及び通信アダプタ280がネットワークを介して
通信可能に接続されている。通信アダプタ280は少な
くともネットワークを介して他の装置と通信する通信機
能を有するローカルサーバ装置であることが想定され
る。また、更なる好適な実施の形態として画像形成装置
150内にインターネットを介して他の装置と通信する
通信機能を持たせるような形態を適用することにより、
通信アダプタ280を画像形成装置150と別途設ける
必要性が無くなることが想定される。
【0033】次に、図2は、本発明の実施の形態に係る
画像形成装置の概略構成断面図である。特に画像形成機
能に関する各説明を以下行う。
【0034】この画像形成装置150内には、感光体
1、帯電ローラ2、現像装置7、クリーニング装置14
の画像形成プロセス部品が組み込まれているプロセスカ
ートリッジ43と、転写ローラ13、光学系としてレー
ザースキャナ4、ミラー6等が配設されている。
【0035】この画像形成装置150は、被帯電体(像
担持体)としての感光体1を備えている。感光体1は、
アルミニウム製の導電性基体の表面に光導電性の感光層
を積層して構成し、図示矢印a方向に回転駆動される。
【0036】また、感光体1は、回転過程において帯電
ローラ2により負極性の均一帯電を受け、次いで、ビデ
オコントローラ(不図示)から送られる画像情報の時系
列電気デジタル画像信号に対応したレーザー光5がレー
ザースキャナ4により出力され、画像形成装置本体に設
置されているミラー6を介して、表面に静電潜像が形成
される。
【0037】上記感光体1の静電潜像は、現像装置7内
の現像スリーブ10上に担持されたトナー8により反転
現像され、顕像化される。
【0038】上記トナー像は転写ローラ13の作用によ
ってシートP上に転写される。トナー像の転写を受けた
シートPは、上記感光体1から分離されて定着装置10
00へ導入され、そこでトナー像の定着を受けた後、画
像形成装置本体から排出される。
【0039】尚、トナー像転写後の感光体1上に残った
転写残りトナー8は、クリーニング装置14により除去
され、次の像形成プロセスが行われる。
【0040】プロセスカートリッジ43にはカートリッ
ジ自体のシリアル番号、並びに、感光体1、帯電ローラ
2、現像スリーブ10およびトナー8などの生産ロット
番号等の識別情報を記憶しているメモリ(記憶手段)が
搭載されているタグ2000が装着されている。また、
プロセスカートリッジ43にメモリ(記憶手段)を備え
ていないような形態に対して、先に説明した生産ロット
番号等を識別する為の識別情報を画像形成装置本体に設
けられた操作パネルより入力可能な入力手段を設けるよ
うにすれば、様々な形態に本願発明を適用することが可
能となる。
【0041】図3にプロセスカートリッジ43の構成を
示す。
【0042】プロセスカートリッジ43は図のように画
像形成装置150に着脱自在に装着される。プロセスカ
ートリッジ43にはメモリ2001が搭載されているタ
グ2000が取り付けられており、カートリッジの装着
によって画像形成装置本体に電気的に接続され、読み書
きが可能となる。
【0043】メモリ2001には、カートリッジタイプ
ID/シリアル番号、生産ロット番号等の識別情報や、
印刷枚数、トナー残量等の稼動状況を示す稼動情報など
が記憶されている。
【0044】これらの情報は、図4に示すように、プロ
セスカートリッジ43が備える各消耗部品毎に記憶して
いてもよいし、あるいはカートリッジ全体で1つの情報
を記憶していてもよい。
【0045】また、図3には示していないが、タグ20
00には、識別情報や稼動情報を表示するための表示手
段たる表示パネルを設けてもよい。
【0046】カートリッジタイプID/シリアル番号や
生産ロット番号を特定するためのID番号等の識別情報
は製造時に決定されて変更されることはないのでプロセ
スカートリッジ43の筐体に印刷するなどして記録して
も良い。総印刷枚数やトナー残量等の稼動情報は、プロ
セスカートリッジの使用に応じて変わる値であるので、
これらの値を表示するためには表示パネルが望まれる。
【0047】表示パネルとしては、その制御回路やバッ
クアップ電源とを含む小型の液晶表示パネルなどを用い
ることができる。また、例えば強誘電性液晶など電源を
遮断しても表示状態を残すことができる表示デバイスを
利用すれば、電源は機器本体から供給して、カートリッ
ジには表示パネルを取り付けるだけで済む。表示パネル
を有する場合には、トナー残量の送信タイミングに合わ
せたり、あるいは定期的に、プロセスカートリッジを利
用するデバイスによって表示を更新する。
【0048】このように、そのカートリッジタイプID
/シリアル番号といった識別情報や、トナー残量や印刷
枚数といったプロセスカートリッジの稼動状況を示す稼
動情報をカートリッジ自体に表示させることで、未使用
のプロセスカートリッジと使用されているプロセスカー
トリッジとを外観により判別することができる。
【0049】このため、例えばプロセスカートリッジを
交換する際に、使用済みのカートリッジを新たなカート
リッジであるかのごとく、オペレータ(ユーザあるいは
サービスマン)が誤認識し、使用済みのカートリッジを
装着してしまうといったことを防止できる。
【0050】図5は画像形成装置及び一般的なコンピュ
ータからなるシステムの構成を説明するブロック図であ
る。この図を用いて、まず、画像形成装置の構成の説明
をする。
【0051】画像形成装置301はCPU306、RA
M307、ROM308、HD309、システムバス3
04、通信制御部310、検知部311、カウント部3
12、印刷制御部313を有している。
【0052】CPU306は、ROM308に記憶され
た各種制御ソフトウェア或いは図示しない外部メモリに
記憶された制御ソフトウェアに基づいてシステムバス3
04に接続された各種機能ブロックを統括的に制御す
る。
【0053】HD309には各種印刷データ等が蓄積さ
れる。ROM308には上述に説明したとおり、制御ソ
フトウェア等が記憶されており、後述する画像形成装置
によって行われる処理を実行するための制御ソフトウェ
アが記憶されている。無論、HD309に該制御ソフト
ウェアが記憶されているような形態でもよい。RAM3
07はCPU306の主メモリ、ワークエリア等として
機能するものである。
【0054】通信制御部310は外部との機器、或いは
インターネット303を介して他の機器等との通信を可
能にするものである。本実施の形態では、CPU306
と通信制御部310が、ROM308またはHD309
に格納されたプログラムに従って協働し、プロセスカー
トリッジ43等の消耗品情報を画像形成装置管理装置2
00(配信サーバ)に送信する送信手段及び画像形成装
置管理装置200から制御ソフトウェアを受信するソフ
トウェア受信手段として機能する。
【0055】検知部311は、画像形成装置内の各種エ
ラー情報、印刷装置の稼動情報、画像形成装置から読み
取れる識別情報等の各種信号を検知する機能を有したも
のである。
【0056】カウント部312は、印刷装置のプリント
枚数や検知部311で検知された画像形成装置のジャム
回数等の各種稼動情報のカウントをする機能を有したも
のである。
【0057】本実施の形態では、検知部311及びカウ
ント部312で消耗品の稼動状況を管理する稼動状況管
理手段を構成している。検知部311により検知され、
またはカウント部312で集計された稼動情報はHD3
09またはプロセスカートリッジ43(図3)に設けら
れたタグ2000のメモリ2001(記憶手段)に格納
される。
【0058】また図示はしないが、表示制御部等も有し
ており、該表示制御部は画像形成装置に具備された表示
部への表示制御を行う機能を有する。
【0059】印刷制御部313は画像形成装置から出力
される記録媒体への画像形成制御を行う機能を有する制
御手段である。
【0060】図5の302はコンピュータ本体を示すも
のであるが、この図5に示されるコンピュータの構成
は、例えば、図1に示されるホストコンピュータ30
0、画像形成装置管理装置200、インターネット上に
接続された各種サーバ装置の代表的な構成を示したもの
である。
【0061】コンピュータ302はCPU316、RA
M317、ROM318、HD319、システムバス3
05、通信制御部314、表示制御部315を備えて構
成されている。各ブロックの機能は上記画像形成装置3
01の説明にて説明した通りであるので説明は省略する
が、HD319には後述する画像形成装置を制御する制
御ソフトウェア等の各種情報が記憶されており、データ
ベースとして機能するものである。
【0062】以下では、上述で説明した構成(各ブロッ
ク機能)を基に本発明の処理動作の説明を行う。
【0063】図6は上述した画像形成装置における処理
を示すフローチャートであり、各ステップの処理はRO
M、HDなどの不揮発性記憶手段に記憶された図6の処
理を実行する為の制御プログラムを装置本体に備えられ
たCPUが読み込み実行することに応じて実現されるも
のとする。
【0064】まず、ステップS601では画像形成装置
の主電源がONされたか否かのチェックが行われる。本
フローチャートでは説明を分かりやすくするために電源
がONになったことを認識し、次の処理に移行するもの
とする。
【0065】ステップS602では画像形成装置に装着
された消耗品のID番号の読込みが行われる、該ID番
号は消耗品に備えられた記憶部に記憶されたものであ
る。ここで、ID番号とは消耗品を識別するための識別
情報であり、例えば、消耗品機種、工場での生産シリア
ル番号、生産ロット番号等を想定することができる。ま
た、この消耗品のID番号は消耗品を構成する各パーツ
の生産ロット番号の組み合わせに対応させる情報として
も利用されることが想定されるが、このことについては
後述にて詳しく説明するものとする。
【0066】ステップS603では、読み込まれ、そし
て演算部に入力されたID番号が、前回に読み込んだI
D番号と同一であるか否かのチェックが行われる。前回
のID番号は、画像形成装置の書き換え可能な記憶部、
例えば、HD309等に記憶保持されている。そして、
読み込まれたID番号と、HD309等の記憶部に保持
されたID番号との比較が行われ、以前のIDと同じも
のか否かの判別がCPU306によって行われる。
【0067】ステップS604において、以前のID番
号と異なったものであった場合には、新規カートリッジ
が装着されたことが認識される。このとき、HD309
に記憶されているカートリッジに関する情報の更新等、
カートリッジの入れ替えに伴なう所定の処理がステップ
S604にて併せて実行される。
【0068】ステップS605では図5のカウント部3
12より稼動状況、即ち稼動情報の読込みが行われる。
稼動情報はカートリッジに備えられた記憶部に記憶され
たものであってもよいし、装置本体のHD309に記憶
されたものであってもよい。このように消耗品の稼動情
報を取得することで、新しい消耗品に対する稼動状況を
画像形成装置管理装置200に通知することが可能とな
る。
【0069】ステップS603で、以前のID番号と同
一と認識された場合には、そのまま消耗品の稼動情報の
読込みをカウント部312より読み込む。
【0070】ステップS606では、ステップS602
及びステップS605で読み込んだID番号(識別情
報)及び稼動情報と、該消耗品が使用される画像形成装
置自体の識別番号とを含む消耗品情報を画像形成装置管
理装置200(配信サーバー)に向けて送信し、処理を
終了する。
【0071】なお、図6の説明では、消耗品のID番号
及び、該消耗品の稼動情報、或いは、画像形成装置の識
別番号がステップS601において、主電源がONにな
った際に画像形成装置管理装置200に通知されるよう
な形態であったが、所定のインターバルタイミングで図
6のステップS602〜S606の処理を行うような形
態も図6のフローチャートでは想定される。
【0072】次に画像形成装置側から送信されてきた消
耗品情報を受信した配信サーバ側の処理を図7を用いて
説明する。尚、図7に示される各ステップの処理は、配
信サーバに設けられたCPUがROM、ハードディスク
に記憶された図7の処理を実行する為の制御用プログラ
ムを読み込み実行することに応じて実現されるものとす
る。
【0073】ステップS701では、受信した画像形成
装置の識別番号及び消耗品のID及び消耗品の稼動状況
を表す稼動情報の読込みが行われる。本発明の特徴とす
る点で、このステップS701にて受信した消耗品のI
D番号から消耗品の生産ロット番号を識別することが可
能であり、配信サーバではこのID番号に応じたソフト
ウエア或は制御値(画像形成動作に係る制御パラメー
タ)をユーザ側に配信する画像形成制御ソフトウェアと
して決定することができる。
【0074】ステップS702では、読み込まれた稼動
情報が所定量Aに達したか否かの判断が行われる。該所
定量Aの値はステップS701で読み込まれた画像形成
装置の識別番号または消耗品のIDによって決定される
ものである。例えば、消耗品のID番号が異なれば、所
定量Aの値も異なったものとなってくる。これは配信サ
ーバに消耗品のID番号毎の稼動情報に応じたソフトウ
エア或は制御値がデータベースとして保持されており、
例えば、ID番号が生産ロット番号に対応するものであ
れば、生産ロット番号と稼動情報とに応じた最適なソフ
トウエア或は制御値が決定されユーザ側に決定された画
像形成制御ソフトウェアを配信することが可能となる。
【0075】ステップS702で所定量Aを超えていな
いと判断された場合には、配信候補ソフトウェアとして
制御ソフトウェアAが決定される。
【0076】また、ステップS702で所定量Aを超え
ていると判断された場合は、ステップS704におい
て、さらに稼動情報が所定量Bを超えているか否かの判
断が行われる。
【0077】ステップS704において所定量Bを超え
ていないと判断された場合には、配信候補ソフトウェア
として制御ソフトウェアBが決定される(ステップS7
05)。一方ステップS704で所定量Bを超えている
と判断された場合には、所定量Cに対応した配信候補ソ
フトウェアとして制御ソフトウェアCがステップS70
6において決定される。
【0078】そして、画像形成装置識別番号より特定さ
れる画像形成装置に現在インストールされているソフト
ウェアが特定され、該特定されたソフトウェアと配信候
補ソフトウェアとして決定されたソフトウェアとの種類
の比較がステップS707にて行われる。ここで画像形
成装置識別番号には、その該識別番号に対応した画像形
成装置の種類、所有者、使用開始日、配信先であるネッ
トワークアドレス及び現在インストールされているソフ
トウェア等がホストコンピュータ300でデータベース
として管理されている。
【0079】ステップS707で同一であると判断され
た場合には画像形成制御ソフトウェアの配信は行われず
(ステップS709)、同一でないと判断された場合に
はステップS708において配信候補ソフトウェアとし
て決定された画像形成制御ソフトウェアの配信が行われ
る。また、更なる好適な実施の形態としてステップS7
03、705、706で決定された画像形成制御ソフト
ウェアを配信サーバ側によるステップS707の処理を
実行することなく配信するようにし、配信された画像形
成制御ソフトウェアを受信した画像形成装置が、現在イ
ンストールされているソフトウェアと配信サーバから受
信した画像制御ソフトウェアと同一か否かを判断するよ
うにし、画像形成装置にステップS707に相当する処
理を実行させることも想定される。これにより配信サー
バの負荷を分散する効果を得ることができる。
【0080】このように、配信サーバ側或は画像形成装
置側で画像形成制御ソフトウェアの更新の必要性を効率
良く判断する処理を実行することにより、例えば、ソフ
トウェアの種類が多くともユーザに煩雑な作業を強いる
ことを極力防止することができる。また、配信側にとっ
ては、実際のプロセスカートリッジの使用量若しくは使
われ方などを複数の画像形成装置において配信サーバに
て一元管理することが可能となり、カートリッジの生産
予測、在庫管理などに利用することができる。
【0081】なお、所定量A、所定量B及び所定量Cの
関係は所定量A<所定量B<所定量Cとする。また、図
7のフローチャートでは画像形成装置または、消耗品の
稼動状況を3段階で判断したが、本発明は3段階に限定
されるものでなく、消耗品の稼動状況に応じて所定の判
定処理を行い、最適な配信候補ソフトウェアを決定する
ところに特徴を有しているものである。
【0082】更に、配信候補として決定される画像形成
制御ソフトウェアは、消耗品の稼動状況のみによって決
定されるものではなく、消耗品のID番号によっても決
定されるものである。
【0083】なお、ここでいう画像形成制御ソフトウェ
アとは、画像形成装置を制御するための制御プログラム
に限られず、その制御プログラムで使用される設定値ま
たはパラメータ等のデータをも含むものである。
【0084】これら画像形成制御ソフトウェア(或は制
御値)は、消耗品の識別情報および稼動情報等と関連付
けられて図5のHD319内に設けられたデータベース
に管理されている。そのデータベースで管理している所
定のID番号に対応するデータの一例を図8に模式的に
示す。図中、A〜Iは画像形成制御ソフトウェアを示し
ている。尚、実際には配信サーバには図8に示されるよ
うなデータがID毎(例えば、生産ロット番号毎)に検
索可能な形態で記憶されている。
【0085】このように図8のような情報でデータベー
スで管理することにより消耗品の特性が生産ロット毎に
異なること、また、生産ロットが同一のものであって
も、稼動状況が異なれば特性も変わってくること、さら
に、消耗品を構成する消耗部品ごとによってもその特性
は個々に変わってくることに対応可能となる。
【0086】言い換えれば画像形成装置に配信するべき
画像形成制御ソフトウェアは、上に説明してきた生産ロ
ット、稼動状況、消耗部品それぞれの組み合わせに対応
したものがホストコンピュータ300のデータベースに
は管理されており、これによって、画像形成装置に高品
質な画像を形成できるような画像形成制御ソフトウェア
を提供することができる。
【0087】以上、本実施の形態の構成及び処理の概要
について述べたが、次に、消耗品の一例としてレーザビ
ームプリンタ等に装着されるプロセスカートリッジを例
にして詳細な説明を行う。
【0088】なお、本発明は、レーザビームプリンタ及
び、プロセスカートリッジに限定されるものではなく、
複写機、複合機、スキャナー、FAX等の画像形成装
置、及び、インクカートリッジ、ペーパーカートリッジ
等の消耗品に関しても適用できることは明白である。
【0089】(感光体特性の生産ロットによる差異)こ
こで、プロセスカートリッジを構成する一消耗部品であ
る感光体について、その生産ロットの違いが画像に及ぼ
す影響に関して説明を行うが、生産ロットが異なるとい
うことは、例えば、長期にわたって同じ消耗品の製品を
製造する場合に、全く同質の材料、環境等の条件下で同
じ製品を作成するのは困難なことであり、材料の特定の
ばらつき、製造環境の変化などが異なること等が原因と
して挙げられる。ここで、先ず感光体を例に以下説明す
る。
【0090】有機感光体のロットによって、同じ光量条
件下でも、およそ30Vのレンジでばらつきが明部電位
(以下Vlで表す)に現れる。この光量による30Vの
ばらつきは現像されることでライン幅としては、およそ
20ミクロンの違いとなって現れる。
【0091】このように同じ装置においてもプロセスカ
ートリッジが異なると濃度やラインの太さに違いが顕著
に現れて、ユーザに奇異な感じを与えていた。
【0092】感光体の感度は、たとえば設計中心の感光
体では、暗部電位−670Vに対してVl−150Vを
得る光量として0.32μJ/cm2を必要とするもの
がある。
【0093】これに対して実際に製造した場合のばらつ
きでは上限下限として2つの異なるロットAとロットB
が発生することがあり、同じ光量0.32μJ/cm2
に対してはそれぞれ−165Vと−135Vになるとい
った具合である。このばらつきの原因としては、感光体
を形成する電荷生成層の顔料の分散状態や厚み、電荷輸
送層の厚みといった要因が挙げられる。
【0094】現像その他の条件が、Vl−150Vに合
わせて設定されていると設計上のライン幅を同じに維持
するために、ロットAの感光体に対しては、0.34μ
J/cm2が必要であり、ロットBに対しては0.31
μJ/cm2が必要である。このように感光体に対して
は光量と電位の関係が、線形の関係にならないことが通
常である。また、さらには耐久をしていったときに、感
度のシフトが生じることが通常あるが、これもロットに
よって多い場合と少ない場合がある。
【0095】図9にその一例を示す。この例では、感光
体のロットAでは初期に−150Vになるように光量を
調整しても、その後1000枚目では−170Vまで、
最終的に5000枚目では−180Vまで電位がシフト
する。
【0096】この場合適正の濃度やライン幅を維持する
ためには、1000枚目では0.35μJ/cm2に、
5000枚目には0.36μJ/cm2に光量をあげる
制御が必要である。
【0097】一方のロットBでは初期−150Vに対し
て1000枚目では−155V、5000枚目でも−1
60Vに収まった。この場合には1000枚目ではあえ
て光量変更は必要ないが、5000枚目では0.32μ
J/cm2に光量を増やすとよい。
【0098】そこで、このような光量の補正処理を行わ
せるような制御ソフトウェアを画像形成装置にインスト
ールすれば、この光量を補うことができ、ユーザは良好
な画質で印刷された記録媒体を得ることができる。本実
施の形態におけるソフトウエアの一例としてこのように
光量を変更する制御をコンピュータに実行させるための
ソフトウエア或は制御パラメータが配信サーバから配信
される。
【0099】次に本実施の形態のロット違いの感光体に
よりロット違いの設定にあわせた制御ソフトウェアを自
動的にインストールすることに関しての説明を行う。
【0100】次に説明する例では感光体のロットのみが
異なるもので、他のパーツ(消耗部品)に関しては全て
同ロットである二つのカートリッジで比較した結果であ
る。
【0101】画像形成装置150はプロセスカートリッ
ジ43を装着したときに感光体のロット、本実施の形態
ではロットA又はロットBと読み取り、画像形成装置管
理装置200に送信する。画像形成装置管理装置200
はそれを判断すると、ロットA感光体用光量設定ソフト
ウェア又はロットB感光体用光量設定ソフトウェアを画
像形成装置150に配信する。画像形成装置150にお
いて、受信した光量設定ソフトウェアが自動的にインス
トールされ、適切な光量制御が実行されることとなる。
【0102】表1は本実施の形態のプロセスカートリッ
ジのロットA、ロットBのデフォルト設定での600d
pi、4ドットのライン幅と、ロットA感光体用光量設
定ソフトウェア、ロットB感光体用光量設定ソフトウェ
アをインストールしたときのライン幅を比較した結果で
ある。
【0103】
【表1】
【0104】結果よりデフォルト設定では、ロットAの
ライン幅がロットBのライン幅と比較して10μm細
い。しかしながらそれぞれのロット用の光量を設定した
ところ、2μmの差に縮まった。
【0105】これはロットAとロットBの感光体で若干
の感度の差があり、その対策としてそれぞれのロットご
とに光量を変更した画像形成制御ソフトウェアをユーザ
の画像形成装置に自動配信、インストールを行った結果
である。
【0106】(帯電ローラ特性の生産ロットによる差
異)次に、プロセスカートリッジを構成する一消耗部品
である帯電ローラについて、その生産ロットの違いが画
像に及ぼす影響に関して説明を行う。
【0107】帯電ローラは金属の芯金の上にEPDM
(ethylene−propylene−diene
−monomer)等の低抵抗のスポンジを被覆し、そ
の上にウレタン等の高抵抗の表層を被覆しているものを
用いるのが一般的である。そして帯電のムラを防止する
ために、AC電圧を重畳されたDC電圧が印加される。
【0108】しかしながら、帯電ローラの構成からわか
るようにEPDMの中のカーボンの混ざり具合やスポン
ジの発泡状態、あるいは表層のウレタン層の厚みといっ
たものによって、抵抗値がロット(製造条件)によって
異なる。
【0109】さらにはメーカーによっても処方が異なる
こともあり、それぞれのローラメーカーに対して適性な
AC電圧の適正値が存在する。というのも、抵抗の低い
ロットのローラに対して高いVppを印加するとピーク
値において感光体ドラムの抵抗の低い部分に対してピン
ホールを開けてしまうことがあるからである。
【0110】あるいは抵抗の高いロットのローラに対し
てVppを低く設定してしまうと転写によって発生した
感光体上の帯電履歴を消すことが出来ずに画像上に黒ポ
チが発生したりする。
【0111】すなわち帯電ローラは、図10に示すよう
にI−V特性をそれぞれの処方に対して有しており適正
な電圧範囲で使用されるべきである。
【0112】表2に、C社ロットC1,D社ロットD
1,E社ロットE1のそれぞれのメーカーのロットに対
する電圧適正範囲を示す。尚、C社、D社、E社とは同
機種の製品を夫々異なる製造条件(材料の仕入れ地や
質、温度や湿度などの環境条件)で製造しているメーカ
ーを想定している。
【0113】
【表2】
【0114】これからそれぞれのメーカーのロットに対
して、ロットC1には適正範囲1.5〜2.7kV、ロ
ットD1には1.55〜2.6kV、ロットE1に対し
ては1.65〜2.5kVの範囲でVppを設定すれば
よいことがわかる。
【0115】この電圧制御についても、上記感光体の場
合と同様、プロセスカートリッジ43のメモリ2001
に記憶された帯電ローラの生産ロット情報や、消耗品の
ID番号などに基づいて配信サーバから配信されてくる
最適な制御ソフトウェア或は制御値を画像形成装置管理
装置200から受信し、画像形成装置においては配信さ
れたソフトウェア或は制御値に基づき電圧制御を行うこ
とで、ロット間のばらつきを適宜補正することが可能と
なる。
【0116】(トナー特性の生産ロットによる差異)次
に、プロセスカートリッジを構成する一消耗部品である
トナーについての説明を行う。トナーについてはトナー
の粒径の違いによって、設定を異ならせる。
【0117】具体的には、トナーの重量平均粒径の測定
は、コールターカウンターTA−II型あるいはコール
ターマルチサイザー(コールター社製)を用いる。電解
液は1級塩化ナトリウムを用いて1%NaCl水溶液を
調製する。たとえば、ISOTONR−II(コールタ
ーサイエンティフィックジャパン社製)が使用できる。
測定法としては、前記電界水溶液100〜150ml中
に分散剤として界面活性剤(好ましくはアルキルベンゼ
ンスルフォン酸塩)を0.1〜5ml加え、更に測定試
料を2〜20mg加える。試料を懸濁した電解液は超音
波分散器で約1〜3分間分散処理を行い、前記測定装置
によりアパーチャーとして100μmアパーチャーを用
いて、2μm以上のトナーの体積、個数を測定して体積
分布と個数分布とを算出する。
【0118】たとえば重量平均粒径が設計上6.5ミク
ロンのものに対して、上限のロットFと下限のロットG
とがそれぞれ7.0ミクロンと6.0ミクロンであった
とすると、上限のものに対しては体積あたりの表面積が
小さくなるためトリボが低めになる。これは濃度が出に
くくなるのでその分を現像のコントラストを大きくして
所望の濃度を維持できるようにする。
【0119】すなわち設計中心の粒径に対してはVlと
現像スリーブ電位Vdcとの差の絶対値である現像コン
トラスト|Vdc−Vl|が、300Vに設定されてい
るとすると、粒径上限に対しては、コントラストを33
0Vにする。逆に粒径が小さい場合はトリボを持ちやす
いのでその分だけ現像する力が強く働くので濃度の乗り
すぎを防ぐために、コントラストを270Vにするとい
った手法をとる。
【0120】トナーの粒径が異なる理由は、製法が粉砕
による場合にはできる粒径の大きさが異なるものを篩に
かけることで一定の大きさの範囲のものだけを選別して
使おうとするからで、トナー自体が樹脂と磁性体や顔
料、荷電制御剤等を混ぜ合わせたものであるために、均
一の粒径にすることは現実的には困難である。
【0121】また近年粉砕以外に重合法のトナーも作ら
れるようになってきているが、これでも溶液中の反応速
度をすべての場所で均一にすることが出来ないので、あ
る程度の粒径ばらつきが生じることは避けられない。
【0122】以下その具体例を示す。Vdc−Vl(V
l=−150V)が300Vになるデフォルト現像バイ
アス設定、330VになるロットF用現像バイアス設
定、270VになるロットG用現像バイアス設定とし、
それぞれのトナーのロットとそのロットに応じた現像バ
イアス設定との組み合わせでのベタ黒画像の反射濃度を
比較した。反射濃度はマクベス社製反射濃度計を用い
た。
【0123】
【表3】
【0124】上記結果より、デフォルトの現像バイアス
設定での濃度はロットFトナーでは反射濃度が1.25
となり薄めになってしまう。またロットGトナーでは
1.53となり濃度が濃くなってしまう。ただし、トナ
ーロットに合わせた現像バイアス設定で現像した場合、
濃度がいずれもほぼ1.4になり、トナーロット間で発
生していた濃度のバラツキを抑えることが可能になる。
【0125】この現像バイアス制御についても、上記感
光体の場合と同様、プロセスカートリッジ43のメモリ
2001に記憶されたトナーの生産ロット情報や、消耗
品のID番号などに基づいて配信サーバから配信されて
くる最適な制御ソフトウェア或は制御値を画像形成装置
管理装置200から受信し、画像形成装置においては配
信されたソフトウェア或は制御値に基づき電圧制御を行
うことで、ロット間のバラツキを適宜補正することが可
能となる。
【0126】(消耗部品ごとの生産ロットの組み合わせ
による制御ソフトウェアの決定)以上3つのカートリッ
ジ内にある要因に着いて述べたが、これらに対して組み
合わせを考えて制御値または制御ソフトウェアを最終的
に決定しようとするだけでその場合分けは例えば、生産
ロット条件が感光体に2通り、帯電ローラに3通り、ト
ナーに2通りとするとその組合せの数は2×3×2の1
2通りとなる。なお、この場合は説明を分かりやすくす
るために各部品毎の稼動状況は同一のカートリッジでは
同じ稼動状況とする。
【0127】上述したような組み合わせに対して決定さ
れる制御ソフトウェア又は制御値は配信サーバのホスト
コンピュータ300のデータベースに格納され管理され
ている。そして、ホストコンピュータ300は画像形成
装置管理装置200を介して、各部品のロット番号の組
合せに応じた最適な制御ソフトウェア或は制御値を画像
形成装置に設定するために所定の通信回線を介して外部
に配信処理を実行する。
【0128】図11は、配信サーバにおける配信制御ソ
フトウェアを決定する際のフローチャートを示すもので
あり、上に説明した図7のフローチャートを更に詳しく
説明するものである。尚、このフローチャートは制御値
に関しても同様のものとする。また、図11に示される
各ステップの処理は、配信サーバに設けられたCPUが
ROM、ハードディスクに記憶された制御用プログラム
を読み込み実行することに応じて実現されるものとす
る。
【0129】まず、ステップS1101では、受信した
画像形成装置の識別番号、消耗品の部品毎のID等(生
産ロット番号)の識別情報、及び消耗品の部品毎の稼動
情報の読込みが行われる。
【0130】画像形成装置の識別番号により、何処に設
置された、どのような機種、誰が所有する画像形成装置
か等の情報を配信サーバは知ることができる。即ち配信
サーバのデータベースには、予め画像形成装置のIDが
上記情報と関連付けて記憶/管理されている。この情報
はユーザ側からインターネットを介して配信サーバに対
して登録する等が考えられる。また、部品毎の識別情報
及び稼動情報の読み込みは、図6のステップS606に
おいて、画像形成装置側から画像形成装置管理装置20
0に情報が送信されることによって実現されるものであ
る。
【0131】ステップS1102において、変数nに対
して初期値1が与えられる。
【0132】ステップS1103において、nに対応す
る部品毎のID及び稼動情報が読み込まれ、ステップS
1104において、nに対応する部品の稼動状況が所定
量Aを超えたか否かの判断がなされる。この所定量の判
断に応じて最終的に配信される制御ソフトウェアを決定
するためのパラメータが決定される(ステップS110
5またはステップS1106に対応)。
【0133】ステップS1107においては全ての部品
に対する稼動情報のチェック及び配信ソフトウェアを決
定するためのパラメータが決定されたか否かの判定が行
われ、終了していなければ、ステップS1108にてn
が1プラスされ、別の部品に対して配信ソフトウェアを
決定するための制御パラメータを決定する処理を繰り返
す。
【0134】ここで、部品毎に決定されるパラメータと
は表4のA,C,F等に対応するものであり、この組み
合わせによって配信サーバから画像形成装置に配信され
る制御ソフトウェアが決定される(ステップS110
9)。
【0135】
【表4】
【0136】なお、ステップS1109の決定は配信サ
ーバ内のデータベースに記憶保持される部品毎のIDと
稼動情報によって決定されるパラメータの組み合わせに
対応した制御ソフトウェアが記録されたデータベースが
参照されることによって、配信制御ソフトウェアが決定
される。
【0137】ステップS1110においては、ステップ
S1109において決定された配信候補制御ソフトウェ
アとステップS1101で読み込まれた画像形成装置に
現在インストールされている制御ソフトウェアとの比較
が行われる。
【0138】この比較は、画像形成装置が配信サーバ側
で識別情報に対応して各種情報を記憶/管理することに
よって行われる。図11の場合は、配信サーバ側で少な
くとも、画像形成装置の識別番号に対応して、現在イン
ストールされている制御ソフトウェアをデータベースに
て記憶/管理していることによって図11のフローが実
現される。
【0139】画像形成装置にて現在インストールされて
いる制御ソフトウェアが、ステップS1109にて決定
された制御ソフトウェアと同一のものであれば、配信は
行われず(ステップS1112)、同一でないと判断さ
れた場合には、配信処理が行われる(ステップS111
1)。
【0140】それぞれのパーツのロットの組み合わせ
(若しくはシリアルナンバーに応じた)、及び使用状況
(稼動情報)に応じた細かい設定をすることが図11の
フローチャートにより可能になり、画質の微細な部分等
の、制御が困難であったもの(例えば濃度、ライン幅)
を忠実に再現することが可能となる。
【0141】また、現在オフィス等で使用されている画
像処理等の制御ソフトウェアは画像形成装置があらゆる
稼動状況の時に対応するような制御ソフトウェアであり
記憶部の記憶に要する容量が多くなるという欠点があっ
た。また、マルチに制御ソフトウェアが作成されている
ため、多少細かい制御は犠牲にしている欠点もあった。
しかしながら、図11に示すようなフローチャートによ
り画像形成装置のより詳細な状態に対応するような制御
ソフトウェアをなるべく小さなプログラム容量で実現す
ることができ、送信時等の負荷がかからない等の効果を
挙げることができる。また、制御プログラムを細かく分
割してあるため、画像形成装置のより詳細な制御をする
ことが可能となる。
【0142】以上述べたように、本実施の形態によれ
ば、カートリッジのメモリに記憶された消耗品の識別情
報、稼動情報等に基づいて最適な画像形成制御ソフトウ
ェアをダウンロードすることが可能となる。
【0143】カートリッジの製造時にメモリ内に記憶さ
せず、使用時に画像形成装置本体にダウンロードさせる
理由は、カートリッジのメモリ容量を節約してコストを
抑えること、カートリッジの稼動状況に応じた画像形成
制御ソフトウェアの更新を可能とすること、画像形成装
置本体側のHD又はメモリに記憶されている本体プログ
ラムと前述したカートリッジ側の複数の制御因子との組
み合わせで適正な値に制御させることも必要になるから
である。
【0144】また、製造する側がいちいちカートリッジ
についたメモリにデータを書き込んでいると製造時間が
かかるので経済性からみても、ダウンロードした方が安
価である。
【0145】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態を図12〜図14を参照して説明する。
【0146】本実施の形態では、第1の実施の形態にお
いて説明してきたID番号に関して、具体的にどのよう
に工程で決定されるの一例を説明する。ここで、説明す
るものとしては、カートリッジの識別番号、消耗部品毎
の識別情報等をカートリッジの製造工程において設定
し、画像形成制御ソフトウェアの配信に利用するもので
ある。
【0147】消耗部品の生産ロットによる特性のばらつ
きの問題として、上記第1の実施の形態で説明したもの
の他にも以下に述べるようなものがある。
【0148】プロセスカートリッジを構成する一消耗部
品である現像ブレードについては、生産ロットによって
その厚みにばらつきが生じることがある。現像ブレード
の厚みが厚いと現像スリーブに対してトナーを押し付け
る力が強くなるので、電荷が良く付与されるので濃度が
あがりやすい。
【0149】たとえば、現像ブレードの厚みが標準で
1.5mmであったとした場合に、厚みの公差が±0.
1mmあったとすると押し付け圧は、厚みの3乗で変わ
るので、上限と下限では、中心値を100%としたとき
に121%と81%の押し圧になる。この違いが濃度差
におよそ0.1の幅で反映してくる。
【0150】或は別の消耗部品である現像スリーブのコ
ートの違いによって、表面の粗さが異なることがある
が、これによっても表面粗さが大きいと現像スリーブ上
のトナーの層厚がことなり濃度が変化するといったロッ
ト変動もある。これも標準的なコートの10点平均粗さ
Rzが1.6mmであったときに上限で1.7mm、下
限で1.5mmの範囲でばらつく。これに対して濃度は
それぞれ、標準に対して+0.05から−0.05の範
囲で変動する。
【0151】このように、現像手段ひとつをとっても画
像品質を変化させる要因には様々な要因が絡んでくる。
さらに上記第1の実施の形態で述べたように、感光体、
帯電ローラ、トナー等も考慮するとなると、プロセスカ
ートリッジを組み立てる工程において全ての必要な制御
情報をカートリッジに組み込むことは時間的に困難であ
る。特に感光体の経時変化といったものは、感光体の完
成後に時間をかけて評価してから決まるもので、出荷時
にカートリッジに書き込むことは困難である。
【0152】そこで本実施の形態では、プロセスカート
リッジの組み立て工程において、カートリッジに設けら
れた記憶手段たるメモリに、各消耗部品のID(識別情
報)を記憶させると共に、その情報をホストコンピュー
タに登録することによって、カートリッジ組み立て時で
はなく使用時に消耗部品の組み合わせに応じた最適な画
像形成制御ソフトウェアを画像形成装置にインストール
することを可能としている。
【0153】即ち、図12で示すように、カートリッジ
を組み立てる際の最初にカートリッジのID(識別番
号)をメモリの中に記憶させて、そのIDに対応してど
のような感光体、帯電ローラ、トナーその他のものが組
み込まれたかを、一括してホストコンピュータ1200
側に蓄積する。
【0154】これは、第1の実施の形態の表4における
カートリッジのNo.のようなもので、1番のカートリ
ッジであれば感光体はAであり、帯電ローラはC、トナ
ーはFといった組み合わせになっていることを、IDN
o.と一緒にホストコンピュータでハードディスクなど
の書換え可能な不揮発性記憶手段に記憶させ管理してい
る。
【0155】図12を参照して、カートリッジの組み立
てフローを順に説明する。
【0156】まず、カートリッジ枠体にメモリが装着さ
れ(ステップS1201)、この枠体に対してカートリ
ッジの識別番号であるID番号が記憶させられる(ステ
ップS1202)。さらにこのIDNo.はホストコン
ピュータ1200のデータベースに検索可能な形態で該
IDNo.がハードディスク等の不揮発性記憶手段に登
録される(ステップS1203)。
【0157】ついで、ステップS1204においてカー
トリッジ枠体に感光体が装着される。このときカートリ
ッジ枠体のメモリからIDNo.の読み取りが行われ、
感光体のロットNo.とともにホストコンピュータ12
00のデータベースに登録される(ステップS120
5)。尚、ここでいうロットNo.とは生産ロットN
o.のことをいう。
【0158】ステップS1206ではカートリッジ枠体
に帯電ローラが装着される。このときもカートリッジ枠
体のメモリからIDNo.の読み取りが行われ、帯電ロ
ーラのロットNo.とともにホストコンピュータ120
0のデータベースに登録が行われる(ステップS120
7)。
【0159】ステップS1208はトナーの充填工程で
あって、ここでもカートリッジのIDNo.とトナーの
ロットNo.がホストコンピュータ1200のデータベ
ースに登録される(ステップS1209)。
【0160】かくして順次工程で必要な部品のロットN
o.をカートリッジのIDNo.とともに記憶していき
カートリッジとして完成する。即ち、ホストコンピュー
タ1200(図1のホストコンピュータ300に相当)
では、IDNo.が指定されることにより、そのIDN
o.に対応した各部品毎のロットNo.を特定する機能
を有しており、例えば、ネットワークを介して通信可能
にされた情報処理装置或は画像形成装置からIDNo.
を通知されたことに応じて、ホストコンピュータ120
0は通知されたIDNo.に対応する部品毎のロットN
o.を特定可能とする。
【0161】例えば、図12を利用して説明したIDN
o.をユーザ側から送信する消耗品のID番号として該
当させることができる。
【0162】このような工程を実行することにより、わ
ざわざ部品を組み込む毎に制御データを消耗品としての
カートリッジのメモリに記憶させるよりも効率が向上す
る。また部品のロットをすべてまとめて組み立ての最後
にてカートリッジのメモリに制御のデータをいれる方法
もありうるが、通常メモリに記録する方が読みだす作業
より時間を要するので、本実施の形態のようにIDとロ
ットデータを外部(ホストコンピュータ1200)に蓄
積していく方が、カートリッジ製造の作業効率が向上す
ることが可能となる。さらに上にも既に説明してきたよ
うに、消耗部品の組み合わせに対して、稼動状況を考慮
した設定値または制御ソフトウェアを配信するような形
態も本実施の形態では想定できる。
【0163】また、図12では、カートリッジに設けら
れたメモリにIDNo.を記憶させるような形態を説明
してきたが、カートリッジにメモリを有しないような形
態に対応して、S1203で記憶されたIDNo.を、
カートリッジ本体、或は、カートリッジが梱包される箱
に記録させるようにすることも想定される。無論この場
合、記録されるIDNo.には、該IDNo.に対応し
た各消耗品のIDNo.がホストコンピュータ1200
にて管理されるものとする。このような形態を想定する
ことにより、例えば、ユーザ側において画像形成装置本
体の操作パネルから消耗品のID番号を入力し、ホスト
コンピュータ1200(配信サーバ)に消耗品のID番
号に応じた画像形成制御ソフトウェア要求することが実
現される。
【0164】図13はカートリッジ組み立て工程におい
てホストコンピュータ1200に登録されたデータを利
用して、ユーザ先に設置された画像形成装置のカートリ
ッジに画像形成制御ソフトウェアを送信するシステムの
全体構成を示した図である。
【0165】組み立て工程からのデータは、画像形成制
御ソフトウェアを記憶するデータベースを管理するホス
トコンピュータ300(図12のホストコンピュータ1
200に相当)に取り込まれて、記憶ユニットに格納さ
れる。
【0166】本実施の形態では、ユーザ側に設置された
画像形成装置本体にプロセスカートリッジが装着される
ことに応じて、インターネット等の通信回線を介してカ
ートリッジのID、消耗部品の生産ロット番号等の識別
情報及びそれらの稼動情報が画像形成装置管理装置20
0に送信される。
【0167】画像形成装置管理装置200では、受信し
た上記情報に基づき、ホストコンピュータ300のデー
タベースから最適な画像形成制御ソフトウェアを取得
し、その画像形成制御ソフトウェアを画像形成装置或は
画像形成装置と通信可能にされた情報処理装置(例えば
図13のパーソナルコンピュータ)に送信する。
【0168】画像形成装置は、受信した画像形成制御ソ
フトウェアを本体のHD又はメモリに記憶し、画像形成
の制御に使用する。
【0169】なお、画像形成装置からの管理サーバへの
IDの送信処理は、第1の実施の形態の図6に記載した
フローと同様の仕組みであるので、説明は省略する。
【0170】(第3の実施の形態)第3の実施の形態に
おいては、第1の実施の形態、第2の実施の形態を踏ま
えて更なる詳細なユーザ側および配信サーバ側の制御に
ついて説明を行う。
【0171】図14は第1の実施の形態の図6にて説明
した、ユーザ側に設置された配信サーバと通信可能とさ
れた外部装置による制御処理を示す。ここで、配信サー
バと通信可能とされた外部装置としては、画像形成装置
本体、画像形成装置本体が接続された情報処理装置が想
定される。無論図6においては同様のことが想定され
る。尚、図14の各ステップの処理はROM、ハードデ
ィスクなどの不揮発性記憶手段に記憶された図14の処
理を実行する為の制御プログラムをCPUが読み込み実
行することに応じて実現されるものとする。
【0172】まず、ステップS1401で処理を開始す
る。ここで、処理の開始としては、画像形成装置に電源
がOFFからONに挿入された際、或は、画像形成装置
或は前記情報処理装置に設けられた操作部を介して画像
形成制御ソフトウェアの更新指示入力が装置本体によっ
て認識された場合、或は、プロセスカートリッジが画像
形成装置に対して取り替えられた場合、或は、予め予約
された所定のタイミングなどが想定される。
【0173】そして、ステップS1402においては、
消耗品のID番号の読み込みが実行される。例えばプロ
セスカートリッジに書換え可能な不揮発性メモリ(図3
の2000)が設けられているような場合には該メモリ
から消耗品のID番号が読込まれる。また、画像形成装
置或は情報処理装置の操作部から消耗品のID番号の入
力指示があった場合には該入力指示に応じた信号を処理
の主体となる装置が読込むことになる。
【0174】そして、ステップS1403では、ステッ
プS1402にて読み込まれた消耗品のID番号が以前
のID番号と同じか否かの判定処理が実行される。以前
のID番号は、画像形成装置の書き換え可能な記憶部、
例えば、HD309等に記憶保持されている。また、情
報処理装置(例えば、図13のパーソナルコンピュー
タ)によってステップS1403の処理が実行されるよ
うな場合には、該情報処理装置のHDに記憶された消耗
品のID番号に基づいて判定処理が実行される。
【0175】そして、ステップS1403において、Y
esと判断されれば所定の記憶部に記憶された画像形成
装置の稼動情報を読込む処理を実行する。なお、情報処
理装置がステップS1404の処理を実行する場合とし
ては、通信回線を介して画像形成装置の記憶部に記憶さ
れた稼動情報を通信回線を介して取得する処理が想定さ
れる。
【0176】そして、ステップS1405の処理におい
ては、画像形成装置を識別する為の識別情報とステップ
S1402、S1404で読込んだ消耗品のID番号と
を配信サーバへネットワークを介して通知する。なお、
この時、配信サーバの通知先アドレスは予め画像形成装
置或は情報処理装置に記憶されていることなどが想定さ
れる。また、画像形成装置を識別する為の識別情報も稼
動情報と同様の仕組みで取得されるものとする。
【0177】一方、ステップS1403において、No
と判断されれば、ステップS1406において、新規カ
ートリッジが装着されたと認識し、ステップS1407
において、図15に示されるようなメッセージを表示さ
せる制御を実行する。
【0178】そして、ステップS1408において、Y
esと判断されれば処理をステップS1409へ、No
と判断されれば処理をステップS1411へ移行する。
なお、ステップS1408におけるYes/Noの判断
は、図15に示される指示ボタン1502或は1503
の指示押下信号の認識に基づくものとする。このよう
に、図15のようなメッセージ1501を表示させるこ
とにより、画像形成装置に脱着可能な消耗品の消耗品情
報の変更を認識することが可能となり、その認識に応じ
て効率よいタイミングで画像形成制御ソフトウェアの更
新を促す表示をさせるよう制御が実現される。例えば、
至急の印刷出力が要求されるような場合には、画像形成
制御ソフトウェアの配信を後ほど実行することが可能と
なる。また、図15の1503は任意のタイミングで画
像形成制御ソフトウェアの更新を指示するための指示ボ
タンであり、該ボタンの指示が装置により画像形成装置
或は情報処理装置により認識されると、図6、或は、図
14のフローチャートが実行され、ユーザに都合の良い
タイミングで画像形成制御ソフトウェアの更新をさせる
ことが可能となる。
【0179】ステップS1409では、画像形成装置が
稼動中か否かの判断が行われる。ここで、いう稼動中と
は画像形成装置を駆動させ印刷処理を実行するべく印刷
予約が既に存在することを装置が認識していることに対
応する。
【0180】そして、ステップS1409において、印
刷処理すべく印刷データの処理が終了したと判断されれ
ば処理をステップS1410に移行させる。ここで、ス
テップS1409においてNoと判断されるような場合
には、画像形成装置が印刷ジョブの区切りを認識するこ
と、或は、予約ジョブが全て完了したことを画像形成装
置が認識することに対応する。また、別の形態として更
新すべく画像形成制御ソフトウェアの受信を行った後
(ステップS1404、S1405の処理を実行し配信
サーバから画像形成制御ソフトウェアを受信した後)、
印刷処理が実行中か否かを判定し(ステップS140
9)、実行中でないと判断された場合に画像形成制御ソ
フトウェアの更新処理を実行させるよう制御することも
想定され、より一層の適切なタイミングのソフトウェア
の更新処理が実現される。
【0181】ステップS1410においては、画像形成
制御ソフトウェア更新設定処理を実行する。ここでの更
新処理設定とは画像形成制御ソフトウェアを通信回線を
介して外部から取得しダウンロード中であるフラグをO
Nに設定し(終了すればOFFに設定する。)、該フラ
グを監視することにより、該フラグがONの間は画像形
成動作の割込みや所定の処理の実行を待機させる制御を
指す。
【0182】一方、ステップS1408にてNoと判断
されれば、例えば、プロセスカートリッジが新たに交換
される前に利用していた画像制御ソフトウェアを代替制
御プログラムとして一旦画像形成処理に利用するよう設
定する処理を実行する。また、ここで、設定される以前
の画像形成制御ソフトウェアとしては、以前に使用され
ていた消耗品(カートリッジ)が新品時に利用されてい
た画像制御ソフトウェアを指す。尚、該処理は第1、第
2の実施の形態で説明してきた図6、7、11の処理に
応じて画像形成制御ソフトウェアが更新される場合に、
更新前の画像制御ソフトウェアが所定の記憶部に記憶保
存されることにより実現される。
【0183】そして、ステップS1412においては所
定時間(例えば、印刷動作が行われないような状態が一
定時間経過するまでの時間)待機する処理を実行し、ス
テップS1413において、ステップS1409と同様
の処理を実行し、Noと判断されれば、処理をステップ
S1410に移行させる。また、ステップS1413に
おいてYesと判断されれば、ステップS1412の処
理を繰り返す或はジョブの区切りを認識するまで待機し
ステップS1410の処理へ移行するようにする。
【0184】次に図16のフローチャートの説明を行
う。図16のフローチャートの処理は、第1の実施の形
態、第2の実施の形態にて説明してきた図7及び図11
を更に詳細に説明した配信サーバの制御処理に対応する
ものである。尚、図16に示される各ステップの処理
は、配信サーバに設けられたCPUがROM、ハードデ
ィスクに記憶された制御用プログラムを読み込み実行す
ることに応じて実現されるものとする。
【0185】まずステップS1601において処理を開
始する。この処理は図6、図14に説明してきたユーザ
側の処理に対応して配信サーバが起動することを示す。
【0186】そして、ステップS1602においては、
画像形成装置の識別番号、消耗品のID番号、稼動情報
の読み込みが実行される。該ステップS1602は、例
えば、ネットワークを介して送信されてくる画像形成装
置の識別番号、消耗品のID番号、稼動情報受信に対応
して実行される処理に相当する。
【0187】そして、ステップS1603においては、
画像形成装置の識別番号と消耗品のID番号とに応じて
最適な画像形成制御ソフトウェアがステップS1602
において読込まれた情報に応じて配信サーバにより検索
され決定される。このステップS1603における画像
形成制御ソフトウェアの検索及び決定に際して配信サー
バによって参照されるテーブルの一例を図17に示す。
更に詳細にはステップS1603においては、ステップ
S1602において受信した情報に応じて先ず、例えば
図17の1701と1702の組み合わせが特定され
る。また、この図17のようなデータベースを配信サー
バに備えることにより、同種類或は同生産ロットの消耗
品を使用するような異なる種別の画像形成装置に対して
も夫々に対応した適切な画像形成制御ソフトウェアを配
信することが可能となる。尚、異なる種別の画像形成装
置としては、例えば同種類の消耗品を利用し、印刷速度
が異なる画像形成装置などが想定される。即ち、本実施
の形態の配信サーバによれば消耗品情報が同じであって
も、画像形成装置の種別が異なれば、異なる適切な画像
制御ソフトウェアを配信することが可能となる。
【0188】この図17は配信サーバに設けられた所定
の不揮発性記憶手段に記憶された情報に対応する。無論
図17によって決定された所定の画像形成制御ソフトウ
ェアの実体は配信サーバによって利用可能な所定の記憶
部にて管理されているものとする。
【0189】そして、ステップS1604においては、
ステップS1603において特定された画像形成装置の
識別番号と消耗品のID番号とから特定される画像形成
制御ソフトウェアから更に稼動情報に応じたソフトウェ
アの組合せが特定される。具体的には例えば、図17の
稼動状況(消耗品に対する印刷枚数)に対応する画像形
成制御ソフトウェアが決定される。尚、ステップS16
04の詳細ついては、図11のフローチャートにて説明
した処理と同様とするので、ここでは詳細な説明は省略
する。
【0190】ステップS1605においては、現在対象
となる画像形成装置に利用されている画像形成制御ソフ
トウェアとステップS1604にて決定された画像形成
制御ソフトウェアが同じか否かの判断処理を実行する。
該判断はステップS1602に現在画像形成装置に利用
されているソフトウェアの識別情報を含ませるか、或
は、画像形成装置に予め設定された画像形成制御ソフト
ウェアを配信サーバのほうで管理することによって実現
される。
【0191】そして、ステップS1605の判断処理に
応じてステップS1606或はステップS1607の処
理が実行される。
【0192】このように図16のフローチャートの処理
が実現されることによりユーザ側の画像形成装置或は情
報処理装置から送信されてくる画像形成装置の種別を示
す識別情報と、消耗品の生産ロット番号や種別を識別す
る為の消耗品のID番号と、に応じた画像形成制御ソフ
トウェアを配信サーバにて決定することが可能となる。
更に、画像形成装置の識別情報と消耗品のID番号と画
像形成装置の本体の稼動情報とに応じた画像形成制御ソ
フトウェアを効率良く配信することも図16のフローチ
ャートにより実現される。
【0193】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像形成装置に脱着可能に利用される消耗品の消耗品情
報に応じた最適な画像形成制御ソフトウェアを画像形成
装置に対して提供できることが実現された。
【0194】更に、消耗品の生産ロットや稼動状況によ
らず常に高品位な画像形成を行うことを可能ならしめる
画像形成制御ソフトウェアの配信の仕組みを提供するこ
とが実現された。
【0195】更に、画像形成装置本体に脱着可能な消耗
品パーツに対して効率良いタイミングで最適な画像形成
制御ソフトウェアを更新することができる仕組みを提供
することが実現された。
【0196】更に、画像形成装置の種別と該画像形成装
置に脱着可能な消耗品の種別に応じた最適な画像形成制
御ソフトウェアを更新することが可能な仕組みを提供す
ることが実現された
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る配信システム
の全体構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の概略構成断面図である。
【図3】画像形成装置に装着されるプロセスカートリッ
ジの概略構成図である。
【図4】プロセスカートリッジのメモリの記憶内容を示
す説明図である。
【図5】配信システムを構成する画像形成装置及びコン
ピュータの概略構成を示すブロック図である。
【図6】画像形成装置における処理を示すフローチャー
トである。
【図7】配信サーバにおける処理を示すフローチャート
である。
【図8】配信サーバのデータベースで管理しているデー
タの一例を示す説明図である。
【図9】感光体特性の生産ロットによる差異を示すグラ
フである。
【図10】帯電ローラ特性の生産ロットによる差異を示
すグラフである。
【図11】配信サーバにおける処理を示すフローチャー
トである。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係るカートリッ
ジの組み立てフローを示す図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係る配信システ
ムの全体構成図である。
【図14】配信サーバにおける処理を示すフローチャー
トである。
【図15】画像形成制御ソフトウェアの更新を促す表示
様子例である。
【図16】配信サーバによる、画像形成装置の識別情報
と消耗品の消耗品情報と画像形成装置とに応じた画像形
成制御ソフトウェアの処理を示すフローチャートであ
る。
【図17】配信サーバにて管理されるデータベースの一
例を示す図である。
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電ローラ 7 現像装置 8 トナー 10 現像スリーブ 43 プロセスカートリッジ 150 画像形成装置 200 画像形成装置管理装置 2000 タグ 2001 メモリ 300 ホストコンピュータ 301 画像形成装置 302 コンピュータ 306 CPU 307 RAM 308 ROM 309 HD 310 通信制御部 311 検知部 312 カウント部 313 印刷制御部 314 通信制御部 315 表示制御部 316 CPU 317 RAM 318 ROM 319 HD 1501 メッセージ表示部 1502,1502,1503 指示ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 107 H04N 1/00 107Z (72)発明者 川本 謙吾 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AQ06 HH03 HJ08 HK04 HN02 HN05 HN15 2H027 DA44 DA45 EA02 EC19 EJ08 HB05 ZA07 5B021 AA19 BB04 BB10 CC05 NN00 5C062 AA05 AA29 AA30 AA34 AB22 AB38 AB42 AC10 AC21 AC22 AC35 AD05 AF00 BA00

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成制御ソフトウェアをネットワー
    クを介して配信する情報処理装置であって、 前記ネットワークを介して通信可能とされた外部装置か
    ら画像形成装置に脱着可能な消耗品に関する消耗品情報
    を受信する受信手段と、 前記消耗品情報に応じた画像形成制御ソフトウェアを前
    記外部装置に前記ネットワークを介して配信するソフト
    ウェア配信手段と、 を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 消耗品情報に応じた複数の画像形成制御
    ソフトウェアを記憶する記憶手段と、 該記憶手段から前記受信手段にて受信した消耗品情報に
    応じた画像形成制御ソフトウェアを検索し決定する決定
    手段とを更に有し、 前記ソフトウェア配信手段は前記決定手段によって決定
    された画像形成制御ソフトウェアを前記外部装置に前記
    ネットワークを介して配信することを特徴とする請求項
    1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記消耗品情報は前記消耗品の生産ロッ
    ト番号を特定するための情報を含み、前記記憶手段には
    前記生産ロット番号に応じた最適な画像形成制御ソフト
    ウェアが記憶されており、前記決定手段は前記消耗品情
    報より特定された生産ロット番号に対応した画像形成制
    御ソフトウェアを検索し決定し、前記ソフトウェア配信
    手段は前記決定手段によって決定された前記生産ロット
    番号に応じた画像形成制御ソフトウェアを前記外部装置
    に前記ネットワークを介して配信することを特徴とする
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は前記消耗品情報に対応し
    た前記消耗品を構成する各パーツの生産ロットの組合せ
    に応じた最適な画像形成制御ソフトウェアを記憶してお
    り、前記決定手段は前記消耗品情報より前記消耗品の生
    産ロットの組み合わせに応じた画像形成制御ソフトウェ
    アを検索し決定し、前記ソフトウェア配信手段は前記決
    定手段によって決定された前記生産ロットの組み合わせ
    に応じた画像形成制御ソフトウェアを前記ネットワーク
    を介して前記外部装置に配信することを特徴とする請求
    項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ネットワークを介して前記画像形成
    装置、或は、前記消耗品の稼動情報を収集する収集手段
    と、 前記記憶手段に記憶された所定の生産ロット番号に対応
    する複数の画像形成制御ソフトウェアから前記収集手段
    によって収集された稼動情報に応じた画像形成制御ソフ
    トウェアを選択する選択手段とを更に有し、 前記ソフトウェア配信手段は前記選択手段によって選択
    された画像形成制御ソフトウェアを前記ネットワークを
    介して配信することを特徴とする請求項2,3または4
    に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記消耗品には少なくとも画像形成装置
    によって利用される感光体、或は、帯電ローラ、或は、
    トナーが含まれることを特徴とする請求項2〜5のうち
    いずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記消耗品情報に画像形成装置によって
    利用される感光体の生産ロット番号が含まれる場合に、
    前記消耗品情報が感光体の生産ロット番号であることを
    認識する認識手段を更に有し、 前記ソフトウェア配信手段は前記感光体を露光する際の
    光量を前記画像形成装置に制御させるための画像形成制
    御ソフトウェアを前記ネットワークを介して配信するこ
    とを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記受信手段は前記画像形成装置の種類
    を識別する為の画像形成装置識別情報を更に受信し、前
    記決定手段は前記画像形成装置識別情報と前記消耗品情
    報とから画像形成制御ソフトウェアを決定し、前記消耗
    品情報には少なくとも前記消耗品の種別を特定する為の
    情報が含まれることを特徴とする請求項2〜7のうちい
    ずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 画像形成装置に脱着可能な消耗品に関す
    る消耗品情報をネットワークを介して通信可能な画像形
    成制御ソフトウェア配信サーバに送信する送信手段と、 前記消耗品情報に応じて前記配信サーバにて決定され送
    信されてくる画像形成制御ソフトウェアを前記ネットワ
    ークを介して受信する受信手段とを有することを特徴と
    する情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記画像形成装置に脱着可能な消耗品
    の消耗品情報を認識する認識手段と、 前記認識手段によって認識された消耗品情報が所定の記
    憶部に記憶されている消耗品情報と異なるか否か判断す
    る判断手段と、 前記判断手段によって前記消耗品情報が異なると判断さ
    れた場合に、画像形成制御ソフトウェアの更新を促す表
    示をさせるよう制御する制御手段とを更に有することを
    特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記受信手段によって受信した画像形
    成制御ソフトウェアを前記画像形成装置にインストール
    する設定制御手段と、 前記画像形成装置による画像形成処理が実行中か否かを
    判定する判定手段とを更に有し、 前記設定制御手段は前記判定手段の判定に基づきインス
    トールを実行することを特徴とする請求項9または10
    に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 画像形成制御ソフトウェアをネットワ
    ークを介して配信する第1の情報処理装置と、該第1の
    情報処理装置と通信可能な第2の情報処理装置と、から
    なる画像形成制御ソフトウェア配信システムにおいて、 前記第1の情報処理装置は、 前記ネットワークを介して通信可能とされた前記第2の
    情報処理装置から画像形成装置に脱着可能な消耗品に関
    する消耗品情報を受信する受信手段と、 前記消耗品情報に応じた画像形成制御ソフトウェアを前
    記第2の処理装置に前記ネットワークを介して配信する
    ソフトウェア配信手段と、 を有することを特徴とする画像形成制御ソフトウェア配
    信システム。
  13. 【請求項13】 画像形成制御ソフトウェアをネットワ
    ークを介して配信する情報処理方法であって、 前記ネットワークを介して通信可能とされた外部装置か
    ら画像形成装置に脱着可能な消耗品に関する消耗品情報
    を受信する受信ステップと、 前記消耗品情報に応じた画像形成制御ソフトウェアを前
    記外部装置に前記ネットワークを介して配信するソフト
    ウェア配信ステップと、 を有することを特徴とする情報処理方法。
  14. 【請求項14】 消耗品情報に応じた複数の画像形成制
    御ソフトウェアを記憶する記憶手段から前記受信ステッ
    プにて受信した消耗品情報に応じた画像形成制御ソフト
    ウェアを検索し決定する決定ステップを更に有し、 前記ソフトウェア配信ステップでは前記決定ステップに
    よって決定された画像形成制御ソフトウェアを前記外部
    装置に前記ネットワークを介して配信することを特徴と
    する請求項13に記載の情報処理方法。
  15. 【請求項15】 前記消耗品情報は前記消耗品の生産ロ
    ット番号を特定するための情報を含み、前記記憶手段に
    は前記生産ロット番号に応じた最適な画像形成制御ソフ
    トウェアが記憶されており、 前記決定ステップでは前記消耗品情報より特定された生
    産ロット番号に対応した画像形成制御ソフトウェアを検
    索し決定し、前記ソフトウェア配信ステップでは前記決
    定ステップによって決定された前記生産ロット番号に応
    じた画像形成制御ソフトウェアを前記外部装置に前記ネ
    ットワークを介して配信することを特徴とする請求項1
    4に記載の情報処理方法。
  16. 【請求項16】 前記記憶手段には前記消耗品情報に対
    応した前記消耗品を構成する各パーツの生産ロットの組
    合せに応じた最適な画像形成制御ソフトウェアが記憶さ
    れており、 前記決定ステップでは前記消耗品情報より前記消耗品の
    生産ロットの組み合わせに応じた画像形成制御ソフトウ
    ェアを検索し決定し、前記ソフトウェア配信ステップで
    は前記決定ステップによって決定された前記生産ロット
    の組み合わせに応じた画像形成制御ソフトウェアを前記
    ネットワークを介して前記外部装置に配信することを特
    徴とする請求項14または15に記載の情報処理方法。
  17. 【請求項17】 前記ネットワークを介して前記画像形
    成装置、或は、前記消耗品の稼動情報を収集する収集ス
    テップと、 前記記憶手段に記憶された所定の生産ロット番号に対応
    する複数の画像形成制御ソフトウェアから前記収集ステ
    ップにおいて収集された稼動情報に応じた画像形成制御
    ソフトウェアを選択する選択ステップとを更に有し、 前記ソフトウェア配信ステップでは前記選択ステップに
    おいて選択された前記所定の画像形成制御ソフトウェア
    を前記ネットワークを介して配信することを特徴とする
    請求項14,15または16に記載の情報処理方法。
  18. 【請求項18】 前記消耗品には少なくとも画像形成装
    置によって利用される感光体、或は、帯電ローラ、或
    は、トナーが含まれることを特徴とする請求項14〜1
    7のうちいずれか1項に記載の情報処理方法。
  19. 【請求項19】 前記消耗品情報に画像形成装置によっ
    て利用される感光体の生産ロット番号が含まれる場合
    に、前記消耗品情報が感光体の生産ロット番号であるこ
    とを認識する認識ステップを更に有し、 前記ソフトウェア配信ステップでは前記感光体を露光す
    る際の光量を前記画像形成装置に制御させるための画像
    形成制御ソフトウェアを前記ネットワークを介して配信
    することを特徴とする請求項18に記載の情報処理方
    法。
  20. 【請求項20】 前記受信ステップは前記画像形成装置
    の種類を識別する為の画像形成装置識別情報を更に受信
    するステップを含み、前記決定ステップでは前記画像形
    成装置識別情報と前記消耗品情報とから画像形成制御ソ
    フトウェアを決定し、前記消耗品情報には少なくとも前
    記消耗品の種別を特定する為の情報が含まれることを特
    徴とする請求項14〜19のうちいずれか1項に記載の
    情報処理方法。
  21. 【請求項21】 画像形成装置に脱着可能な消耗品に関
    する消耗品情報をネットワークを介して通信可能な画像
    形成制御ソフトウェア配信サーバに送信する送信ステッ
    プと、 前記消耗品情報に応じて前記配信サーバにて決定され送
    信されてくる画像形成制御ソフトウェアを前記ネットワ
    ークを介して受信する受信ステップとを有することを特
    徴とする情報処理方法。
  22. 【請求項22】 前記画像形成装置に脱着可能な消耗品
    の消耗品情報を認識する認識ステップと、 前記認識ステップによって認識された消耗品情報が所定
    の記憶部に記憶されている消耗品情報と異なるか否か判
    断する判断ステップと、 前記判断ステップによって前記消耗品情報が異なると判
    断された場合に、画像形成制御ソフトウェアの更新を促
    す表示をさせるよう制御する制御ステップとを更に有す
    ることを特徴とする請求項21に記載の情報処理方法。
  23. 【請求項23】 前記受信ステップによって受信した画
    像形成制御ソフトウェアを前記画像形成装置にインスト
    ールする設定制御ステップと、 前記画像形成装置による画像形成処理が実行中か否かを
    判定する判定ステップとを更に有し、 前記設定制御ステップでは前記判定ステップの判定に基
    づきインストールを実行することを特徴とする請求項2
    1または22に記載の情報処理方法。
  24. 【請求項24】 画像形成制御ソフトウェアをネットワ
    ークを介して配信する第1の情報処理装置と、該第1の
    情報処理装置と通信可能な第2の情報処理装置と、から
    なる画像形成制御ソフトウェア配信システムによる情報
    処理方法において、 前記第1の情報処理装置が、前記ネットワークを介して
    通信可能とされた前記第2の情報処理装置から画像形成
    装置に脱着可能な消耗品に関する消耗品情報を受信する
    受信ステップと、 前記第1の情報処理装置が、前記消耗品情報に応じた画
    像形成制御ソフトウェアを前記第2の処理装置に前記ネ
    ットワークを介して配信するソフトウェア配信ステップ
    と、 を有することを特徴とする情報処理方法。
  25. 【請求項25】 情報処理装置に画像形成制御ソフトウ
    ェアをネットワークを介して配信する処理を実行させる
    プログラムであって、 情報処理装置に、 前記ネットワークを介して通信可能とされた外部装置か
    ら画像形成装置に脱着可能な消耗品に関する消耗品情報
    を受信する受信ステップと、 前記消耗品情報に応じた画像形成制御ソフトウェアを前
    記外部装置に前記ネットワークを介して配信するソフト
    ウェア配信ステップと、 を実行させることを特徴とするプログラム。
  26. 【請求項26】 消耗品情報に応じた複数の画像形成制
    御ソフトウェアを記憶する記憶手段から前記受信ステッ
    プにて受信した消耗品情報に応じた画像形成制御ソフト
    ウェアを検索し決定する決定ステップを更に実行させ、 前記ソフトウェア配信ステップでは前記決定ステップに
    よって決定された画像形成制御ソフトウェアを前記外部
    装置に前記ネットワークを介して配信する処理を実行さ
    せることを特徴とする請求項25に記載のプログラム。
  27. 【請求項27】 前記消耗品情報は前記消耗品の生産ロ
    ット番号を特定するための情報を含み、前記記憶手段に
    は前記生産ロット番号に応じた最適な画像形成制御ソフ
    トウェアが記憶されており、 前記決定ステップでは前記消耗品情報より特定された生
    産ロット番号に対応した画像形成制御ソフトウェアを検
    索し決定する処理を実行させ、前記ソフトウェア配信ス
    テップでは前記決定ステップによって決定された前記生
    産ロット番号に応じた画像形成制御ソフトウェアを前記
    外部装置に前記ネットワークを介して配信する処理を実
    行させることを特徴とする請求項26に記載のプログラ
    ム。
  28. 【請求項28】 前記記憶手段には前記消耗品情報に対
    応した前記消耗品を構成する各パーツの生産ロットの組
    合せに応じた最適な画像形成制御ソフトウェアが記憶さ
    れており、 前記決定ステップでは前記消耗品情報より前記消耗品の
    生産ロットの組み合わせに応じた画像形成制御ソフトウ
    ェアを検索し決定させ、前記ソフトウェア配信ステップ
    では前記決定ステップによって決定された前記生産ロッ
    トの組み合わせに応じた画像形成制御ソフトウェアを前
    記ネットワークを介して前記外部装置に配信する処理を
    実行させることを特徴とする請求項26または27に記
    載のプログラム。
  29. 【請求項29】 前記ネットワークを介して前記画像形
    成装置、或は、前記消耗品の稼動情報を収集する収集ス
    テップと、 前記記憶手段に記憶された所定の生産ロット番号に対応
    する複数の画像形成制御ソフトウェアから前記収集ステ
    ップにおいて収集された稼動情報に応じた画像形成制御
    ソフトウェアを選択する選択ステップとを更に実行さ
    せ、 前記ソフトウェア配信ステップでは前記選択ステップに
    おいて選択された前記所定の画像形成制御ソフトウェア
    を前記ネットワークを介して配信する処理を実行させる
    ことを特徴とする請求項26,27または28に記載の
    プログラム。
  30. 【請求項30】 前記消耗品には少なくとも画像形成装
    置によって利用される感光体、或は、帯電ローラ、或
    は、トナーが含まれることを特徴とする請求項26〜2
    9のうちいずれか1項に記載の情報処理方法。
  31. 【請求項31】 前記消耗品情報に画像形成装置によっ
    て利用される感光体の生産ロット番号が含まれる場合
    に、前記消耗品情報が感光体の生産ロット番号であるこ
    とを認識する認識ステップを更に実行させ、 前記ソフトウェア配信ステップでは前記感光体を露光す
    る際の光量を前記画像形成装置に制御させるためのソフ
    トウェアを前記ネットワークを介して配信する処理を実
    行させることを特徴とする請求項30に記載のプログラ
    ム。
  32. 【請求項32】 前記受信ステップは前記画像形成装置
    の種類を識別する為の画像形成装置識別情報を更に受信
    するステップを含み、前記決定ステップでは前記画像形
    成装置識別情報と前記消耗品情報とから画像形成制御ソ
    フトウェアを決定する処理を実行させ、前記消耗品情報
    には少なくとも前記消耗品の種別を特定する為の情報が
    含まれることを特徴とする請求項26〜31のうちいず
    れか1項に記載のプログラム。
  33. 【請求項33】 画像形成装置に脱着可能な消耗品に関
    する消耗品情報をネットワークを介して通信可能な画像
    形成制御ソフトウェア配信サーバに送信する送信ステッ
    プと、 前記消耗品情報に応じて前記配信サーバにて決定され送
    信されてくる画像形成制御ソフトウェアを前記ネットワ
    ークを介して受信する受信ステップとを情報処理装置に
    実行させる為のプログラム。
  34. 【請求項34】 前記画像形成装置に脱着可能な消耗品
    の消耗品情報を認識する認識ステップと、 前記認識ステップによって認識された消耗品情報が所定
    の記憶部に記憶されている消耗品情報と異なるか否か判
    断する判断ステップと、 前記判断ステップによって前記消耗品情報が異なると判
    断された場合に、画像形成制御ソフトウェアの更新を促
    す表示をさせるよう制御する制御ステップとを更に情報
    処理装置に実行させる為の請求項33に記載のプログラ
    ム。
  35. 【請求項35】 前記受信ステップによって受信した画
    像形成制御ソフトウェアを前記画像形成装置にインスト
    ールする設定制御ステップと、 前記画像形成装置による画像形成処理が実行中か否かを
    判定する判定ステップとを更に実行させ、 前記設定制御ステップでは前記判定ステップの判定に基
    づきインストールを実行する処理を実行させることを特
    徴とする請求項33または34に記載のプログラム。
  36. 【請求項36】 ネットワークを介して通信可能な第1
    の情報処理装置と第2の情報処理装置に、画像形成制御
    ソフトウェアをネットワークを介して配信する処理を実
    行させるプログラムであって、 前記第1の情報処理装置に、 前記ネットワークを介して通信可能とされた前記第2の
    情報処理装置から画像形成装置に脱着可能な消耗品に関
    する消耗品情報を受信する受信ステップと、 前記消耗品情報に応じた画像形成制御ソフトウェアを前
    記第2の処理装置に前記ネットワークを介して配信する
    ソフトウェア配信ステップと、 を実行させることを特徴とするプログラム。
  37. 【請求項37】 情報処理装置に画像形成制御ソフトウ
    ェアをネットワークを介して配信する処理を実行させる
    プログラムコードをコンピュータ可読の形態で記憶する
    記憶媒体であって、 前記プログラムコードは、情報処理装置に、 前記ネットワークを介して通信可能とされた外部装置か
    ら画像形成装置に脱着可能な消耗品に関する消耗品情報
    を受信する受信ステップと、前記消耗品情報に応じた画
    像形成制御ソフトウェアを前記外部装置に前記ネットワ
    ークを介して配信するソフトウェア配信ステップと、 を実行させることを特徴とする記憶媒体。
  38. 【請求項38】 画像形成装置に脱着可能な消耗品に関
    する消耗品情報をネットワークを介して通信可能な画像
    形成制御ソフトウェア配信サーバに送信する送信ステッ
    プと、 前記消耗品情報に応じて前記配信サーバにて決定され送
    信されてくる画像形成制御ソフトウェアを前記ネットワ
    ークを介して受信する受信ステップとを情報処理装置に
    実行させる為のプログラムコードをコンピュータ可読の
    形態で記憶する記憶媒体。
  39. 【請求項39】 ネットワークを介して通信可能な第1
    の情報処理装置と第2の情報処理装置に、画像形成制御
    ソフトウェアをネットワークを介して配信する処理を実
    行させる為のプログラムコードをコンピュータ可読の形
    態で記憶した記憶媒体であって、 前記プログラムは、前記第1の情報処理装置に、 前記ネットワークを介して通信可能とされた前記第2の
    情報処理装置から画像形成装置に脱着可能な消耗品に関
    する消耗品情報を受信する受信ステップと、 前記消耗品情報に応じた画像形成制御ソフトウェアを前
    記第2の処理装置に前記ネットワークを介して配信する
    ソフトウェア配信ステップと、 を実行させることを特徴とする記憶媒体。
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